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JP5233608B2 - 画像形成装置、画像データ転送方法、及びプログラム - Google Patents
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JP5233608B2 - 画像形成装置、画像データ転送方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像データ転送方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像データ転送方法、及びプログラムの分野に関する。
現在のデジタル複合機(MFP:Multi-Function Peripheral)は、CPU(Central Processing Unit)の性能向上、メモリの大容量化、通信技術の高速化及びデジタル画像技術の高度化等、MFP(以下、画像形成装置という)に関連する技術の進化に伴い、単にデジタル複写機としての機能だけでなく、ファクシミリ、プリンタ及びスキャナ機能等の様々な機能を搭載し、利用者の環境において様々な場面で利用されている。
このような画像形成装置において、原稿を印刷する場合、画像データのサイズが大きく画像形成装置の搭載メモリ(主記憶上のメモリ等)に収まらないことがある。そこで、画像を分割し、蓄積用領域(HDDやSD/外部ストレージ等)を利用することで、原稿の印刷を可能とする方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、画像データを所定のサイズ毎に分割して入力用メモリへ作像し、その画像データを圧縮して、蓄積用メモリに退避し、印刷時には、蓄積用メモリから出力用メモリに伸張しながら、画像を出力する。
特開2006−129279号公報
しかしながら、従来の原稿を印刷する方法においては、印刷時、蓄積用メモリから出力用メモリに伸張し、プリントエンジンに画像データを出力するので、有限である出力用メモリの制約を受けるという問題がある。即ち、出力用メモリには伸張された画像データが展開されるので、画像データ容量が大きい場合、処理速度向上やメモリの利用効率の観点から必ずしも最適とはいえなかった。
そこで本発明では上記のような問題に鑑みて、出力すべき画像データを符号のままハンドリングして印刷処理効率を向上させる画像形成装置、画像データ転送方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、画像データが圧縮された圧縮データを記憶する記憶手段を有する画像形成装置であって、前記画像データを出力するとき、前記記憶手段に記憶された圧縮データを出力用画像メモリへ転送制御する転送制御手段と、前記転送制御手段より転送された出力すべき圧縮データを展開する出力用画像メモリと、前記出力用画像メモリに展開された圧縮データを伸張する伸張手段とを有し、前記転送制御手段は、前記出力用画像メモリの展開領域容量と、前記記憶手段に記憶された出力すべき圧縮データの容量とに基づいて、前記出力用画像メモリへ転送する圧縮データを決定し、出力すべき圧縮データは、前記伸張手段により伸張されプリントエンジンに出力されることを特徴とする。
また上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置において、前記転送制御手段は、前記記憶手段に記憶された出力すべき圧縮データが前記出力用画像メモリの展開領域容量より大きいときは、当該圧縮データの圧縮符号を複数回に分けて前記出力用画像メモリへ転送し、当該転送開始前に、全転送回数、回数毎の転送すべき圧縮符号、及び当該圧縮符号を展開すべき前記出力用画像メモリのアドレスを決定することを特徴とする。
また上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置において、複数の前記出力用画像メモリと、複数の前記出力用画像メモリに展開された圧縮データの出力処理の進捗を管理する進捗管理手段とを有し、前記転送制御手段は、前記進捗管理手段に管理される前記圧縮データの出力処理の進捗に応じて、複数の前記出力用画像メモリへ転送制御することを特徴とする。
また上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置において、前記転送制御手段は、さらに転送時間に応じて、複数の前記出力用画像メモリへ転送制御することを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、出力すべき画像データを符号のままハンドリングして印刷処理効率を向上させる画像形成装置、画像データ転送方法、及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を各実施形態において図面を用いて説明する。以下、画像形成装置(融合機)1に本発明を適用した実施形態を示す。
<システム構成>
(全体構成)
図1は、本発明による融合機の一実施形態の構成図を示す。融合機1は、ソフトウェア群2と、融合機起動部3と、ハードウェア資源4とを含むように構成される。
融合機起動部3は融合機1の電源投入時に最初に実行され、アプリケーション層5およびプラットフォーム6を起動する。例えば融合機起動部3は、アプリケーション層5およびプラットフォーム6のプログラムを、外部記憶手段に対応するハードディスク装置(以下、HDDという)などから読み出し、読み出した各プログラムをメモリ領域に転送して起動する。
ハードウェア資源4は、白黒レーザプリンタ(B&W LP)11と、カラーレーザプリンタ(Color LP)12と、スキャナやファクシミリなどのハードウェアリソース13とを含む。
また、ソフトウェア群2は、UNIX(登録商標)などのオペレーティングシステム(以下、OSという)上に起動されているアプリケーション層5とプラットフォーム6とを含む。アプリケーション層5は、プリンタ、コピー、ファックスおよびスキャナなどの画像形成にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うプログラムを含む。
アプリケーション層5は、プリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ21と、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ22と、ファックス用アプリケーションであるファックスアプリ23と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ24とを含む。
また、プラットフォーム6は、アプリケーション層5からの処理要求を解釈してハードウェア資源4の獲得要求を発生するコントロールサービス層9と、1つ以上のハードウェア資源4の管理を行ってコントロールサービス層9からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMという)39と、SRM39からの獲得要求に応じてハードウェア資源4の管理を行うハンドラ層10とを含む。
コントロールサービス層9は、ネットワークコントロールサービス(以下、NCSという)31、デリバリーコントロールサービス(以下、DCSという)32、オペレーションパネルコントロールサービス(以下、OCSという)33、ファックスコントロールサービス(以下、FCSという)34、エンジンコントロールサービス(以下、ECSという)35、メモリコントロールサービス(以下、MCSという)36、ユーザインフォメーションコントロールサービス(以下、UCSという)37、システムコントロールサービス(以下、SCSという)38など、一つ以上のサービスモジュールを含むように構成されている。
なお、プラットフォーム6は予め定義されている関数により、アプリケーション層5からの処理要求を受信可能とするAPI53を有するように構成されている。OSは、アプリケーション層5およびプラットフォーム6の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
NCS31のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するものであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
例えばNCS31は、ネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をhttpd(HyperText Transfer Protocol Daemon)により、HTTP(HyperText Transfer Protocol)で制御する。
DCS32のプロセスは、蓄積文書の配信などの制御を行う。OCS33のプロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。FCS34のプロセスは、アプリケーション層5からPSTNまたはISDN網を利用したファックス送受信、バックアップ用のメモリで管理されている各種ファックスデータの登録/引用、ファックス読み取り、ファックス受信印刷などを行うためのAPIを提供する。
ECS35のプロセスは、白黒レーザプリンタ11、カラーレーザプリンタ12、ハードウェアリソース13などのエンジン部の制御を行う。MCS36のプロセスは、メモリの取得および開放、HDDの利用などのメモリ制御を行う。UCS37は、ユーザ情報の管理を行うものである。
SCS38のプロセスは、アプリケーション管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、ハードウェア資源管理、割り込みアプリケーション制御などの処理を行う。
SRM39のプロセスは、SCS38と共にシステムの制御およびハードウェア資源4の管理を行うものである。例えばSRM39のプロセスは、白黒レーザプリンタ11やカラーレーザプリンタ12などのハードウェア資源4を利用する上位層からの獲得要求に従って調停を行い、実行制御する。
具体的に、SRM39のプロセスは獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能であるか(他の獲得要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM39のプロセスは上位層からの獲得要求に対してハードウェア資源4を利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)を直接実施している。
また、ハンドラ層10は後述するファックスコントロールユニット(以下、FCUという)の管理を行うファックスコントロールユニットハンドラ(以下、FCUHという)40と、プロセスに対するメモリの割り振り及びプロセスに割り振ったメモリの管理を行うイメージメモリハンドラ(以下、IMHという)41とを含む。SRM39およびFCUH40は、予め定義されている関数によりハードウェア資源4に対する処理要求を送信可能とするエンジンI/F54を利用して、ハードウェア資源4に対する処理要求を行う。
融合機1は、各アプリケーションで共通的に必要な処理をプラットフォーム6で一元的に処理することができる。
(ハードウェア)
図2は、本発明による融合機の一実施形態のハードウェア構成図を示す。融合機1は、コントローラ60と、オペレーションパネル70と、FCU80と、MLC110と、エンジン部120とを含む。
また、コントローラ60は、CPU61と、システムメモリ(MEM−P)62と、ノースブリッジ(以下、NBという)63と、サウスブリッジ(以下、SBという)64と、ASIC66と、ローカルメモリ(MEM−C)67と、MAC69と、HDD68とを含む。
オペレーションパネル70は、コントローラ60のASIC66に接続されている。また、エンジン部(スキャナ/プロッタエンジンを含む)120は、コントローラ60のASIC66にPCIバスで接続されている。
コントローラ60は、ASIC66にローカルメモリ67、HDD68などが接続されると共に、CPU61とASIC66とがCPUチップセットのNB63を介して接続されている。このように、NB63を介してCPU61とASIC66とを接続すれば、CPU61のインタフェースが公開されていない場合に対応できる。
なお、ASIC66とNB63とはPCIバスを介して接続されているのでなく、AGP(Accelerated Graphics Port)65を介して接続されている。このように、図1のアプリケーション層5やプラットフォーム6を形成する一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC66とNB63とを低速のPCIバスでなくAGP65を介して接続し、パフォーマンスの低下を防いでいる。
CPU61は、融合機1の全体制御を行うものである。CPU61は、NCS31、DCS32、OCS33、FCS34、ECS35、MCS36、UCS37、SCS38、SRM39、FCUH40およびIMH41をOS上にそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、アプリケーション層5を形成するプリンタアプリ21、コピーアプリ22、ファックスアプリ23、スキャナアプリ24を起動して実行させる。
NB63は、CPU61、システムメモリ62、SB64およびASIC66を接続するためのブリッジである。システムメモリ62は、融合機1の描画用メモリなどとして用いるメモリである。SB64は、NB63とROM、PCIバス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。また、ローカルメモリ(MEM−C)67はコピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるメモリである。
MAC69は周辺デバイスの1つでイーサーネット通信を制御する。
<動作>
(全体動作)
図3は、画像データ入出力時のデータフローを説明する図である。まず全体的なデータフローを説明した上で各処理ステップについて詳細に説明を行う。
ステップS301において、入力された画像データは、MAC69、NB63、CPU61を経由してMEM−P62に作像される。書き込みには本体の作像やスキャナからの画像書き込みに対し処理速度の差を吸収できるようMEM−P62に一旦記憶され処理される。なお、MEM−P62は描画用メモリ(入力用画像メモリ)として、またMEM−C67はコピー用画像バッファ(出力用画像メモリ)、符号バッファとして用いられるメモリである。
ステップS302で、作像された画像データは、ASIC66により圧縮され、圧縮された圧縮データがMEM−P62に格納される。ここで画像圧縮する理由は画像圧縮を行う事で限られた画像メモリを有効に利用できるからである。MEM−P62の画像はCPU61からアクセス可能な構成となっている。このためMEM−P62の内容を加工することが可能であり、例えば、画像の圧縮処理、間引き処理、切り出し処理等が行える。加工には、メモリコントローラ60のレジスタにデータを書き込む事でMEM−P62の処理を行う事ができる。加工された画像は再度MEM−P62に保持される。
ステップS303で、MEM−P62に格納された圧縮データは、蓄積領域であるHDD68に転送され格納される。このようにMEM−P62は、多くの画像データを収納するためハードディスクを別に設けることもある。ハードディスクを用いる事により、外部電源が不用で永久的に画像を保持でき、またハードディスクに蓄積された画像データ(圧縮データ)はリモートメンテナンスの為の情報収集等に利用されることもある。
再び図3に戻りステップS304で、出力時、HDD68に格納された圧縮データは、MEM−C67に転送され格納される。
ステップS305で、MEM−C67に格納された圧縮データは、ASIC66を経由し圧縮データから画像データに伸張した後で(プリント)エンジン120に出力される。
このように本発明に係る画像形成装置1は、圧縮データを蓄積領域から出力用画像メモリに転送する際に伸張せずに、出力用画像メモリからプリントエンジンに出力する際に伸張を行う。印刷処理にあたって、画像データを符号のままハンドリングすることにより、処理すべきデータ量は少なく済むので限られた出力用画像メモリ容量を効率的に利用できる。即ち、画像が符号のままなのでデータ量が少なく、規定時間内に多くの画像の範囲を出力用画像メモリに用意でき、またリソースを取得する回数を減らすことができる。
また、処理すべきデータ量が少ないとシステムリソースの消費を削減できひいては他の動作に対するリソースのバッティングの影響を少なくしシステムとしてのパフォーマンスを向上させることができる。また、他に必要とされるリソースのバッティングや占有時間を短縮でき、MA動作(マルチアプリ動作)時においても他の処理への影響を軽減できるという効果も期待できる。
(圧縮伸張動作)
図4は、ASIC66を説明する図である。前述のステップS302及びステップS305において、画像データの圧縮及び圧縮データの伸張はASIC66により行なわれる。
ASIC66は、画像データの圧縮、圧縮データの伸張に使用する「圧縮・伸張器」、圧縮データの伸張に使用可能な「印刷用伸張器」、エンジンに画像データを転送するための出力口として使用する「画像出力器」を含んで構成される。ASIC66には、印刷用伸張器が4個、圧縮・伸張器が2個搭載されている。4個ある印刷用伸張器は、圧縮データを出力用画像メモリからエンジン120に出力する際に利用し、一方、2個ある圧縮・伸張器は、圧縮データを蓄積領域からメモリに転送する際に利用する。CMYK4色を同時に走らせるためには、2個しかない圧縮・伸張器を使用するのではなく、4個ある印刷用伸張器を使用する必要があるからである。
(各動作詳細)
次に、前述の各動作(ステップ)毎に詳細に説明を行う。
図5は、ステップS302、S303に関して、画像データを圧縮し蓄積領域(HDD68)に格納するまでを説明する図である。作像された画像データはMEM−P62に展開され、所定のサイズ毎にASIC66の圧縮・伸張器により圧縮される。圧縮データはMEM-P62に展開され、HDD68に転送、格納される様子が示されている。
図6は、ステップS304に関して、蓄積領域(HDD68)に格納された圧縮データが出力用画像メモリ(MEM−C67)に展開されるまでを説明する図である。例えば、カラー原稿で長尺であると膨大なデータ量になるので(例えば、原稿のサイズが914.4 mm×15000mmの場合2.4ギガバイト)、圧縮した場合でもメモリ上に乗り切らない場合がある。そのため圧縮データ(符号)を特定サイズ毎にメモリ上に分けて持ってくる必要がある。圧縮データは、MEM−C67の空きエリアや読み取りが完了したエリアに順次転送(展開)される。なお、この転送すべき圧縮データ(容量)は、MEM−C67のエリアが空いたタイミングで空きエリアサイズから次の圧縮データ(符号)を転送できるかどうかの判断を行なうことも可能である。しかしながら本発明に係る画像形成装置1においては、予め圧縮データのサイズが分かっているので転送時の最初の設定で転送すべき圧縮データの決定を行なう構成とする。これにより、例えば印刷動作中に次の圧縮データを持ってくるかどうかの判断を行なう必要がなくなり、処理中の負担を軽減できる。具体的には、その際転送する圧縮データの数が空きエリアのサイズと圧縮データのサイズとから算出される。圧縮データ(符合)は可変長のサイズであるのでその数を計算する必要があるからである。これについて以下説明する。
図7は、出力用画像メモリへ転送すべき圧縮データの転送数を求めるフローチャートである。これにより、出力用画像メモリ(MEM−C67)へ転送すべき圧縮データが決定され、出力用画像メモリへの転送制御が行なわれる(転送制御手段)。このフローチャートは、圧縮データをHDD68からMEM−C67に転送される際にIMH41により実行される。IMH41はプロセスに対するメモリの割り振り及びプロセスに割り振ったメモリの管理を行うイメージメモリハンドラである。この点、また後述する。
ステップS701において、出力用画像メモリ(MEM−C67)に転送する圧縮データの「転送数」を変数aとして、これを「0」に初期化する。
ステップS702で、出力用画像メモリ(MEM−C67)に転送可能な圧縮データの「転送データサイズ」を変数bとして、これを「0」に初期化する。
ステップS703で、「展開エリアサイズ」を定数cとして、これを取得する。「展開エリアサイズ」は、出力用画像メモリ(MEM−C67)における展開可能な展開領域容量である。なお、展開エリアのサイズは事前に固定で設定されておりこれを取得する。
ステップS704で、圧縮データ全体からまず(最初の)1の符号の「圧縮データサイズ」をxとして、これを取得する。なお、「圧縮データサイズ」は画像データを圧縮したときにASIC66の圧縮・伸張器からサイズは取得され、そして、HDD68に圧縮データを蓄積する際にサイズもHDD68にファイルシステム情報として登録される。従って、圧縮データのサイズを取得する場合そのファイルシステム情報として登録されたサイズを使用すればよい。
ステップS705で、「転送データサイズ」に前ステップ取得の「圧縮データ」を加算する(b+x)。
ステップS706で、「展開エリアサイズ」は「転送データサイズ」より大きいか否かを判定する(c>b?)。この判定処理はいくつの圧縮データを1度に転送可能であるかを判定するもので、「転送データサイズ」が「展開エリアサイズ」を超えない限りさらなる圧縮データを追加して転送可能であるので、この場合ステップS707に進む。
ステップS707に進むと、「転送数」に1加算する(a+1)。
再びステップS704に戻り、次なる1の符号の「圧縮データサイズ」をxとして、これを取得する。そしてステップS705で、「転送データサイズ」に前ステップ取得の「圧縮データ」を加算する(b+x)し、再度ステップS706で、「展開エリアサイズ」は「転送データサイズ」より大きいか否かを判定する。ここで、「転送データサイズ」が「展開エリアサイズ」を超える場合は、これ以上圧縮データを追加できないので、この場合ステップS708に進む。
ステップS708で、「転送数」に1減算する(a―1)。超えた圧縮データ分を取消すためである。
ステップS709で、「転送数」は「0」より大きいか否か判定する(a>0?)。転送数がない場合転送できないからである。
ステップS710で、「転送数」分の圧縮データを転送回数と対応付ける。例えば、「転送数」(a=3)の場合、1回目に出力用画像メモリ(MEM−C67)に転送可能な圧縮データの転送数は「3」とする。
ステップS711で、圧縮データの残(未処理)はあるかどうかの判定を行なう。ある場合には再度ステップS701に戻り処理を繰り返す。なお、ステップS703は既に取得済みであるので省略できる。そして再びステップS710に進んだ場合、例えば、「転送数」(a=4)の場合、2回目に出力用画像メモリ(MEM−C67)に転送可能な圧縮データの転送数は「4」とする。
図8は、転送する圧縮データが決定された様子を示す図である。この例では、圧縮データは11符合を有し、前述のフローチャート、1回目で転送数3、2回目で転送数3、3回目で転送数3、4回目で転送数2として、転送回数とそのときの符号の転送数が決定されたことが示されている。また図9は、符号が順次処理される様子を示す図の一例である。HDD68に格納された圧縮データ(符号)は各符号のサイズが確定しているため、読み出す回数毎に同一メモリ(出力用画像メモリ)に展開する場所(アドレス)を事前に設定することができるようになる。なお、ここは符号順から転送数と表現したが、符号順からの転送数から、転送回数と対応する符号番号(符号を識別するもの)を特定することもできる。
以上、このようにして本発明に係る画像形成装置1においては、転送時の最初の設定で転送すべき圧縮データの決定を行なう。
そして、1回目の圧縮データの転送を行い、次の2回目の転送を行なうタイミングは、色々に設定可能であるが一例として、1回目の圧縮データがASIC66の印刷用伸張器に送られて展開エリアが空いたタイミングである。圧縮データを展開エリアに転送する毎に展開エリアサイズ(定数c)から転送したデータのサイズを減算しておき、圧縮データをASIC66の画像出力器から1つ出力し終わる度にIMH41になされる割込通知が発生した時に、出力済みの圧縮データのサイズも通知されるため、定数cからそのサイズを加算する。2回目以降はその増減した定数c値を転送を行なうタイミングに使用すればよい。
図10は、圧縮データの読み出しからプリントエンジンに出力までを説明する図である。「開始」の位置から圧縮データの集合の読み取りを開始し、矢印方向に圧縮データを読み出す。読み出した圧縮データは、ASIC66の印刷用伸張器(圧縮・伸張器)を使用して伸張された後、画像出力器に出力される。圧縮データの集合の最後まで読み出しが完了した時は、圧縮データ補充された後、再度「開始」から読み取りを開始する。
(処理の進捗管理)
図11は、IMHの出力処理の進捗管理を説明する図である。前述したように、IMH41はプロセスに対するメモリの割り振り及びプロセスに割り振ったメモリの管理を行うイメージメモリハンドラである。ASIC66は、圧縮データをASIC66の画像出力器から1つ出力し終わる度にIMH41に割込通知するので、IMH41はこれを受けて蓄積領域(HDD68)から出力用画像メモリ(MEM−C67)への転送制御を行なう。この転送制御において転送(補充)タイミングが問題となるが、例えば、1回目の圧縮データの転送を行った後、次の2回目の転送を行なうタイミングは1回目の圧縮データがASIC66の印刷用伸張器に送られて展開エリアが空いたタイミングである。前述したように、圧縮データを展開エリアに展開する毎に展開エリアサイズ(定数c)から展開したデータのサイズを減算しておき、圧縮データをASIC66画像出力器から1つ出力し終わる度にIMH41になされる割込通知が発生した時に、出力済みの圧縮データのサイズも通知されるため、定数cからそのサイズを加算する。2回目以降はその増減した定数c値を転送を行なうタイミングに使用すればよい。
図12は、IMHの出力処理の進捗管理(変形例1)を説明する図である。図に示されるように、出力用画像メモリ(MEM−C67)は2つ用意されており、処理中にもう一方のメモリに補充を行なうようにすることで処理をより高速、効率的に行うことができる。
図13は、IMHの出力処理の進捗管理(変形例2)を説明する図である。図に示されるように、IMH41は処理時間に応じて蓄積領域(HDD68)から出力用画像メモリ(MEM−C67)への転送制御を行なうこともできる。具体的には、例えば符号の処理速度を50MB/sec、HDD68の転送速度を100MB/secとした場合、HDD68の転送速度を50MB/sec分の余裕があるのでその分を他の処理に割り振りができる。また、図13の場合(複数の出力用画像メモリを有する構成)において、転送時間に応じて複数の出力用画像メモリに対して転送(補充)タイミングを決定するとよい。
このように本発明に係る画像形成装置1は、圧縮データを蓄積領域から出力用画像メモリに転送する際に伸張せずに、出力用画像メモリからプリントエンジンに出力する際に伸張を行う。印刷処理にあたって、画像データを符号のままハンドリングすることにより、処理すべきデータ量は少なく済むので限られた出力用画像メモリ容量を効率的に利用できる。即ち、画像が符号のままなのでデータ量が少なく、規定時間内に多くの画像の範囲を出力用画像メモリに用意でき、またリソースを取得する回数を減らすことができる。
従って、出力すべき画像データを符号のままハンドリングして印刷処理効率を向上させる画像形成装置、画像データ転送方法、及びプログラムを提供することが可能となる。なお、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明による融合機の一実施形態の構成図を示す。 本発明による融合機の一実施形態のハードウェア構成図を示す。 画像データ入出力時のデータフローを説明する図である。 ASIC66を説明する図である。 画像データを圧縮し蓄積領域に格納するまでを説明する図である。 蓄積領域に格納された圧縮データが出力用画像メモリに展開されるまでを説明する図である。 出力用画像メモリへ転送すべき圧縮データの転送数を求めるフローチャートである。 転送する圧縮データが決定された様子を示す図である。 符号が順次処理される様子を示す図の一例である。 I圧縮データの読み出しからプリントエンジンに出力までを説明する図である。 IMHの出力処理の進捗管理を説明する図である。 IMHの出力処理の進捗管理(変形例1)を説明する図である。 IMHの出力処理の進捗管理(変形例2)を説明する図である。
符号の説明
1 画像形成装置
41 IMH
62 MEM−P
66 ASIC
67 MEM−C
68 HDD
120 エンジン

Claims (7)

  1. 画像データが圧縮された圧縮データを記憶した記憶手段と、
    力すべき前記圧縮データを展開する出力用画像メモリと、
    画像データを出力するプリントエンジンと、
    前記出力用画像メモリの展開領域容量と、前記記憶手段に記憶された出力すべき圧縮データの容量とに基づいて、前記記憶手段に記憶された圧縮データを出力用画像メモリへ転送制御する転送制御手段と、
    前記出力用画像メモリに展開された圧縮データが前記プリントエンジンに転送されるとき、該圧縮データを伸張する伸張手段とを有し、
    前記プリントエンジンは、前記伸張手段により伸張された画像データを出力すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記転送制御手段は、前記記憶手段に記憶された出力すべき圧縮データが前記出力用画像メモリの展開領域容量より大きいときは、当該圧縮データの圧縮符号を複数回に分けて前記出力用画像メモリへ転送し、当該転送開始前に、全転送回数、回数毎の転送すべき圧縮符号、及び当該圧縮符号を展開すべき前記出力用画像メモリのアドレスを決定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数の前記出力用画像メモリと、
    複数の前記出力用画像メモリに展開された圧縮データの出力処理の進捗を管理する進捗管理手段とを有し、
    前記転送制御手段は、前記進捗管理手段に管理される前記圧縮データの出力処理の進捗に応じて、複数の前記出力用画像メモリへ転送制御すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記転送制御手段は、さらに転送時間に応じて、複数の前記出力用画像メモリへ転送制御すること、
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置における画像データ転送方法であって、
    画像データが圧縮された圧縮データを記憶した記憶手段から、出力用画像メモリに対して出力すべき前記圧縮データを取得する手順と、
    前記出力用画像メモリの展開領域容量と、前記記憶手段に記憶された出力すべき圧縮データの容量とに基づいて、出力すべき前記圧縮データを出力用画像メモリへ転送制御する手順と、
    前記出力用画像メモリに、出力すべき前記圧縮データを展開する手順と、
    前記出力用画像メモリに展開された圧縮データがプリントエンジンに転送されるとき、該圧縮データを伸張する手順と、
    前記伸張する手順により伸張された画像データを、前記プリントエンジンに転送する手順と、
    を有することを特徴とする画像データ転送方法。
  6. 前記転送制御する手順は、前記記憶手段に記憶された出力すべき圧縮データが前記出力用画像メモリの展開領域容量より大きいときは、当該圧縮データの圧縮符号を複数回に分けて前記出力用画像メモリへ転送し、当該転送開始前に、全転送回数、回数毎の転送すべき圧縮符号、及び当該圧縮符号を展開すべき前記出力用画像メモリのアドレスを決定すること、
    を特徴とする請求項5に記載の画像データ転送方法。
  7. 請求項5又は6に記載の画像データ転送方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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