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JP5238582B2 - 回路遮断器 - Google Patents
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JP5238582B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、過電流を遮断して電路を保護する回路遮断器に係り、特に、引外し部をサイリスタなどを用いた駆動回路により駆動する電子式の回路遮断器の制御技術に関する。
従来、電子式の回路遮断器においては、電路に過電流が流れたとき、該電路の接点部を開状態にして該過電流を遮断するために引外し部を駆動するまでの待ち時間(以下、動作時間という)を、該過電流の2乗に反比例する時間値として求めている。すなわち、該電路の定格電流の200%の過電流に対する基準動作時間を予め設定し、これに、流れた過電流の該電路の定格電流の200%の過電流に対する比の2乗を乗じた時間を動作時間としている。従来の電子式の回路遮断器の動作時間特性の一例を図5の特性曲線Bとして示す。特性曲線Bにおいては、電路の定格電流の200%の過電流に対する基準動作時間を1min(分)とし、定格電流の1000%未満の過電流領域の全域で、該基準動作時間に対し、過電流の2乗に反比例する時間値を、長限時動作(過電流が流れたとき、これを直ぐには遮断せずに、待ち時間をおいてから遮断する動作)の動作時間(長限時動作時間)として設定している。
上記従来の回路遮断器における動作時間特性の場合は、設定される動作時間が短いために、例えば、負荷充電時の一時的な過負荷状態となる場合にも、設定された短い動作時間後に引外し部が駆動され、接点部が開状態とされ、充電電流が遮断されてしまい、十分な充電を行えないことになる。また、過電流がいずれの値の場合も、過電流の2乗に反比例する動作時間値とされるため、過電流値が変化すると、そのつど、それに対応する動作時間を演算して設定する必要があり、それに対応して引外し部の駆動を制御する制御系の動作も不安定になり易い。回路遮断器としては、保護すべき電路の耐熱性能の点から、JIS規格において、電路に定格電流の125%、200%の過電流が流れた場合の動作時間が規定されているが、上記従来の回路遮断器においては、かかる、定格電流の125%、200%の各過電流が流れた場合の動作時間は短く、引外し部が該過電流通電後短時間のうちに作動を開始して、電路の電流が遮断されてしまうし、また、過電流の値が、何らかの要因で定格電流の125%、200%の点から少しの変動が生じても、そのつど、動作時間が演算・設定され、該設定の結果に従って引外し部が駆動されることになり、該引外し部の駆動を制御する制御系の動作も不安定になり易い。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、電子式の回路遮断器において、電路の耐熱性能の点から安全性が許容される範囲で長い動作時間(長限時動作時間)を確保し、引外し部の駆動制御の安定性を一層高められるようにするとともに、特に定格電流の125%、200%の点において、過電流の値が変動しても、そのつど、該変動値に対応した動作時間の演算・設定や引外し部の駆動制御を行わないで済むようにすることである。
本発明の目的は、かかる課題点を解決し、安定な動作で確実に過電流や短絡電流を遮断することができる電子式の回路遮断器を提供することにある。
上記課題点を解決するために、本発明では、回路遮断器として、検出された電路の電流情報に基づき、該電路の電流のレベルを判定し、該判定結果に基づき、駆動回路に対して引外し部を駆動させるための制御信号を出力する制御回路を備える。
上記制御回路としては、上記判定の結果、電路の電流のレベルが、予め設定された基準値以上の基準範囲内にある過電流レベルとされる場合に、該基準範囲に対応して予め設定され該基準範囲にわたって時間値を一定とされた時間を、引外し部が駆動されるまでの時間(長限時動作時間)として設定し、該時間が満了した時、該引外し部を駆動させるための制御信号を出力し、上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、該電路の定格電流の120%以上、190%未満の範囲にある過電流レベルとされる場合には、該範囲にわたって時間値が一定の第1の時間を、駆動回路が上記引外し部を駆動するまでの時間(長限時動作時間)として設定し、該第1の時間が満了した時、上記駆動回路に対して、上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力し、上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、該電路の定格電流の190%以上、210%未満の範囲にある過電流レベルとされる場合には、該範囲にわたって時間値が一定で上記第1の時間よりも短い第2の時間を、上記駆動回路が上記引外し部を駆動するまでの時間(長限時動作時間)として設定し、該第2の時間が満了した時、上記駆動回路に対して、上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力し、上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、該電路の定格電流の210%以上、1000%未満の範囲にある過電流レベルとされる場合には、該範囲にわたって時間値が該電流レベルの2乗に反比例し上記第2の時間よりも短い第3の時間を、上記駆動回路が上記引外し部を駆動するまでの時間として設定し、該第3の時間が満了した時、上記駆動回路に対し上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力し、また、上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、該電路の定格電流の1000%以上である場合には、上記駆動回路に対し上記引外し部を瞬時に駆動させるための制御信号を出力する構成とする。
また、上記制御回路としては、検出された電路の電流情報に基づく信号をA/D変換するA/D変換部と、該A/D変換された信号の実効値を演算する実効値演算部と、該演算された実効値のレベルに基づいて上記電路の電流のレベルを判定するレベル判定部と、該判定の結果、上記電路の電流のレベルが、予め設定された基準値以上の第1の基準範囲内にある過電流レベルとされる場合に、該第1の基準範囲に対応して予め設定され該第1の基準範囲にわたって時間値が一定の時間を、駆動回路が引外し部を駆動するまでの時間として設定し、該設定された時間が満了した時、上記駆動回路に対し上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力し、また、該判定の結果、上記電路の電流のレベルが、予め設定された上記第1の基準範囲を超える第2の基準範囲内にある過電流レベルとされる場合には、該第2の基準範囲にわたって時間値が該電流レベルの2乗に反比例し上記一定時間よりも短い時間を、上記駆動回路が上記引外し部を駆動するまでの時間として演算・設定し、該演算・設定された時間が満了した時、上記駆動回路に対し上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力する長限時動作制御回路と、上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、上記第2の基準範囲を超える場合には、上記駆動回路に対し上記引外し部を瞬時に駆動させるための制御信号を出力する瞬時動作制御回路と、上記長限時動作制御回路によって設定された時間がセットされ、該時間を該時間が満了する時までカウントするカウンタと、上記レベル判定部における上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、予め設定された基準値未満の場合に、上記電流検出部による電路電流の検出、上記A/D変換部によるA/D変換、上記実効値演算部による実効値演算及び上記レベル判定部による電流レベルの判定をリスタートさせるための制御信号を形成し出力するリスタート信号出力部とを備えた構成とする。
本発明によれば、電子式の回路遮断器において、電路の過電流や短絡電流を安定した動作で確実に遮断することができる。
本発明の実施例としての電子式の回路遮断器の構成を示す図である。 図1の回路遮断器のブロック構成図である。 図1の回路遮断器における制御回路の構成を示す図である。 図1の回路遮断器の動作フロー図である。 図3の制御回路が引外し動作の制御時に設定する動作時間値を示す図である。
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例としての電子式の回路遮断器の構成を示す図、図2は、図1の回路遮断器のブロック構成図、図3は、図1の回路遮断器における制御回路の構成を示す図、図4は、図1の回路遮断器の動作フロー図、図5は、図3の制御回路が設定する動作時間値の図である。
図1において、1は、本発明の実施例としての電子式の回路遮断器、10aは、回路遮断器1内の電路(以下、内部電路という)、10bは、内部電路10aに接続される回路遮断器1の外部の電路(以下、外部電路という。また、以下の説明中で、内部電路10aと外部電路10bとをまとめて単に電路(符号10)ということにする)、11は、内部電路10aに接続され、可動接点と固定接点との間の接触、非接触によって該内部電路10aを閉状態、開状態にする接点部、11aは、接点部11を構成する固定接点、11bは、接点部11を構成する可動接点、12は、例えば4節リンク機構等を備えて構成され、上記可動接点11bを支点24周りに回動変位させ、該可動接点11bを固定接点11aに対し接触状態または非接触状態にする開閉機構部、15は、内部電路10aに通電される電流を検出する電流検出部としての変流器(CT)、13は、電磁石(図示なし)と可動部材(図示なし)を有して構成され、該電磁石に通電されることにより可動部材が例えばX軸方向に移動変位し、可動部材の該移動変位により上記開閉機構部12を、上記接点部11の可動接点11bが固定接点11aに対して接触状態から非接触状態に変化するように作動させる引外し部、14は、引外し部13の上記電磁石への通電を行い、上記可動部材を移動変位させるように該引外し部13を駆動する駆動回路、16は、変流器15の検出出力信号を信号処理する信号処理回路、17は、LSIで構成され、信号処理回路16からの出力信号に基づき、上記駆動回路14が上記引外し部13を駆動するまでの時間を設定するとともに、該設定した時間が満了(経過)した時、該駆動回路14に対して引外し部13を駆動させるための制御信号(引外し制御信号)を出力する制御回路、23は、開閉機構部12内のフック、24は、可動接点11bの回動支点、25はハンドル、26は、可動接点11bが固定接点11aに対し接触状態から非接触状態になるときに該固定接点11aとの間に発生するアークを抑える消弧部、27はケースである。開閉機構部12は、上記フック23が、上記引外し部13の上記可動部材の例えばX軸方向の移動変位により押されることで作動が開始されるようになっている。
以下、説明中で用いる図1の構成における構成要素には、図1の場合と同じ符号を付して用いる。
図2は、図1の回路遮断器1のブロック構成図である。
図2において、15a、15b、15cはそれぞれ、変流器15を構成する電流検出コイル、141は、駆動回路14内においてサイリスタ等で構成され、上記引外し部13の電磁石への通電を制御するトリガ部、142は電源回路、161は、信号処理回路16内において、変流器15から出力された信号を整流する整流回路、162は、信号処理回路16内において、整流回路161から出力された信号電流を電圧変換する電圧変換回路、163は、信号処理回路16内において、電圧変換回路162から出力された電圧信号を増幅する信号増幅回路である。電源回路142は、整流回路161からの出力に基づいて、トリガ部141や電圧変換回路162などに供給される電力を生成する。
制御回路17は、変流器15が検出した電路10(内部電路10a)の通電電流の情報(電流情報)に基づき、該電路10(内部電路10a)の通電電流のレベルを判定し、該判定の結果、該電流のレベルが基準値以上の場合に、引外し部13が作動するまでの時間を該電流レベルに対応した時間値に設定する。すなわち、制御回路17は、信号処理回路16の信号増幅回路163から出力される信号に基づき、電路10(内部電路10a)の通電電流のレベルを判定し、該判定の結果、該電路10の電流のレベルが、予め設定された基準値以上の第1の基準範囲内にある過電流レベルとされる場合には、該第1の基準範囲に対応して予め設定された時間であって該第1の基準範囲にわたって時間値が一定とされた時間を、駆動回路14のトリガ部141が引外し部13を駆動するまでの時間(長限時動作時間)として設定し、該時間が満了した時、上記トリガ部141に対し上記引外し部13を駆動させるすなわち可動部材に上記移動変位を生じさせるための制御信号を出力し、また、上記判定の結果、上記電路10の電流のレベルが、予め設定された過電流レベルであって上記第1の基準範囲を超える第2の基準範囲内にある過電流レベルとされる場合には、該第2の基準範囲にわたって時間値が該電流レベルの2乗に反比例し上記一定時間よりも短い時間を、上記駆動回路14のトリガ部141が、上記引外し部13を駆動するまでの時間(長限時動作時間)として演算・設定し、該演算・設定された時間が満了した時、上記トリガ部141に対し、上記引外し部13を駆動させるための制御信号を出力する。また、上記判定の結果、上記電路10の電流のレベルが、短絡電流レベルを含み上記第2の基準範囲を超えるレベルである場合には、上記トリガ部141に対し、上記引外し部13を瞬時に駆動させる瞬時動作のための制御信号を出力する。
具体的には、制御回路17においては、(1)上記判定の結果、上記電路10の電流のレベルが、該電路10の定格電流の120%以上、190%未満の範囲(=第1の基準範囲)にある過電流レベルとされる場合には、予め該制御回路17内に設定され該範囲にわたって時間値が一定の時間120min(=第1の時間)を、上記駆動回路が上記引外し部を駆動するまでの時間(長限時動作時間)として設定し、該第1の時間120minが満了(経過)した時、駆動回路14に対し、引外し部13を駆動させるための制御信号を出力し、(2)上記判定の結果、電路10の電流のレベルが、該電路の定格電流の190%以上、210%未満の範囲(=第1の基準範囲)にある過電流レベルとされる場合には、予め該制御回路17内に設定され該範囲にわたって時間値が一定で上記第1の時間よりも短い6min(=第2の時間)を、駆動回路14が引外し部13を駆動するまでの時間(長限時動作時間)として設定し、該第2の時間6minが満了((経過)した時、駆動回路14に対し、引外し部13を駆動させるための制御信号を出力し、また、(3)上記判定の結果、電路10の電流のレベルが、該電路10の定格電流の210%以上、1000%未満の範囲(=第2の基準範囲)にある過電流レベルとされる場合には、該範囲にわたって時間値が該電流レベルの2乗に反比例し上記第2の時間6minよりも短い時間(=第3の時間)を演算し、これ(第3の時間)を、駆動回路14が引外し部13を駆動するまでの時間(長限時動作時間)として設定し、該第3の時間が満了した時、駆動回路14に対し、引外し部13を駆動させるための制御信号を出力し、また、さらに、(4)上記判定の結果、電路10の電流のレベルが、該電路10の定格電流の1000%以上である場合には、駆動回路14に対し、引外し部13を瞬時に駆動させるための制御信号を出力する。制御回路17は、上記(3)の場合、上記第2の基準範囲内においては、電流レベルが電路の定格電流の400%のとき、上記第3の時間(=長限時動作時間)として、1min以上、2min未満の時間値を演算・設定するようになっている。
上記設定された上記第1の時間、上記第2の時間または上記第3の時間は、それぞれが、制御回路17内のカウンタ(図示なし)にセットされ、満了(経過)する時まで、該カウンタによりカウントされる。
以下、説明中において図2の構成における構成要素を用いる場合には、図2の場合と同じ符号を付して用いる。
図3は、制御回路17の構成を示す図である。
図3において、171は、変流器15によって検出された電路10の電流情報を信号処理回路16で信号処理して得られる信号をA/D変換するA/D変換部、172は、A/D変換部171でA/D変換された信号の実効値を演算によって求める実効値演算部、173は、実効値演算部172で演算された信号の実効値のレベルに基づいて、電路10を流れる電流のレベルを判定するレベル判定部、174は、レベル判定部173における電流レベル判定結果に基づき、動作時間のフラグをセットするフラグセット部、175は、上記(1)、(2)、(3)の場合に、それぞれ、上記第1の時間、上記第2の時間、上記第3の時間を長限時動作時間として設定または演算・設定し、該長限時動作時間が満了した時、引外し部13を駆動回路14に駆動させるための制御信号を出力する長限時動作制御回路、1751は、長限時動作制御回路175内にあって、上記(1)の場合に、上記第1の時間120minを長限時動作時間として設定し、該120minが満了(経過)した時、引外し部13を駆動させるための制御信号を駆動回路14に出力する長限時125%動作制御回路、1751aは、該長限時125%動作制御回路1751内にあって、上記フラグセット部174によりセットされたフラグを、前回にセットされたフラグと比較する比較部、1751bは、同じく該長限時125%動作制御回路1751内にあって、上記レベル判定部173による電流レベルの判定結果に基づいて、第1の時間120minを長限時動作時間として設定する動作時間設定部、1751cは、同じく該長限時125%動作制御回路1751内にあって、該第1の時間120minが満了(経過)した時、引外し部13を駆動させるための制御信号(引外し制御信号)を形成し駆動回路14に出力する引外し制御信号出力部、1752は、長限時動作制御回路175内にあって、上記(2)の場合に、上記第2の時間6minを長限時動作時間として設定し、該6minが満了(経過)した時、引外し部13を駆動させるための制御信号を駆動回路14に出力する長限時200%動作制御回路、1752aは、該長限時200%動作制御回路1752内にあって、上記フラグセット部174によりセットされたフラグを、前回にセットされたフラグと比較する比較部、1752bは、同じく該長限時200%動作制御回路1752内にあって、上記レベル判定部173による電流レベルの判定結果に基づいて、第2の時間6minを長限時動作時間として設定する動作時間設定部、1752cは、同じく該長限時200%動作制御回路1752内にあって、該第2の時間6minが満了(経過)した時、引外し部13を駆動させるための制御信号(引外し制御信号)を形成し駆動回路14に出力する引外し制御信号出力部、1753は、長限時動作制御回路175内にあって、上記(3)の場合に、上記第3の時間を長限時動作時間として設定し、該第3の時間が満了(経過)した時、引外し部13を駆動させるための制御信号を駆動回路14に出力する長限時210%以上動作制御回路、1753aは、該長限時210%以上動作制御回路1753内にあって、上記フラグセット部174によりセットされたフラグを、前回にセットされたフラグと比較する比較部、1753bは、同じく該長限時210%以上動作制御回路1753内にあって、上記レベル判定部173による電流レベルの判定結果に基づいて、第3の時間を演算し、該演算した時間を長限時動作時間として設定する動作時間演算・設定部、1753cは、同じく該長限時210%以上動作制御回路1753内にあって、該第3の時間が満了(経過)した時、引外し部13を駆動させるための制御信号(引外し制御信号)を形成し駆動回路14に出力する引外し制御信号出力部、176は、上記(4)の場合に、引外し部13を瞬時に駆動させるための制御信号を駆動回路14に向けて出力する瞬時動作制御回路、1761cは、瞬時動作制御回路176内にあって、引外し部13を瞬時に駆動させるための制御信号(引外し制御信号)を形成し駆動回路14に向けて出力する引外し制御信号出力部である。
また、178は、上記長限時動作制御回路175によって設定された時間(長限時動作時間)がセットされ、該時間を該時間が満了する時までカウントするカウンタ、177は、上記レベル判定部173における上記判定の結果、上記電路10の電流のレベルが、予め設定された基準値未満の場合に、上記変流器15による電路電流の検出、上記A/D変換部171によるA/D変換、上記実効値演算部172による実効値演算及び上記レベル判定部173による電流レベルの判定をリスタートさせるための制御信号を形成し出力するリスタート信号出力部、Pは、A/D変換部171への入力端子、Qは、長限時動作制御回路175からの出力信号すなわち長限時動作時間が満了した時に引外し部13を駆動させるための制御信号を長限時動作制御回路175から駆動回路14のトリガ部141に出力するための出力端子、Qは、瞬時動作制御回路176からの出力信号すなわち引外し部13を瞬時に駆動させるための制御信号を瞬時動作制御回路176から駆動回路14のトリガ部141に出力するための出力端子、Qは、リスタート信号出力部177からのリスタート信号を制御回路17の外部に出力するための出力端子である。
以下、説明中において用いる図3の構成における構成要素には、図3の場合と同じ符号を付して用いる。
図4は、図1の回路遮断器1の動作フロー図である。
図4において、
(1)制御回路17が引外し部13を制御する制御動作を開始する(ステップS401)。
(2)制御回路17が、各種の設定状態の読み込みや制御に必要な係数のセットを行う(ステップS402)。
(3)制御回路17が、信号処理回路16から入力された信号をA/D変換部171においてA/D変換するとともに、A/D変換された信号の実効値を実効値演算部172において演算によって求める(ステップS403)。
(4)制御回路17が、レベル判定部173において、電路10に流れる電流のレベルを判定する。該判定では、該電流のレベルが瞬時動作制御されて瞬時に遮断されるべきレベル領域にあるか否かすなわち該電流が該電路10の定格電流の1000%以上であるか否かを判定する(ステップS404)。
(5)上記ステップS404における判定の結果、電流のレベルが瞬時動作制御されるべきレベル領域にある場合は、制御回路17は、瞬時動作制御回路176の引外し制御信号出力部1761cにおいて、引外し部13を瞬時に駆動させるための制御信号(引外し制御信号)を形成し駆動回路14に向けて出力する。駆動回路14のトリガ部141は引外し部13の電磁石に通電して可動部材を移動変位させる。該可動部材は、移動変位して開閉機構部12を作動させ、可動接点11bが固定接点11aに対し非接触状態となるようにする(ステップS405)。可動接点11bが固定接点11aに対し非接触状態となったとき、制御回路17は、引外し部13を制御する制御動作を終了する(ステップS418)。
(6)上記ステップS404における判定の結果、電路10に流れる電流のレベルが瞬時動作制御されるべきレベル領域にない場合は、制御回路17は、レベル判定部173において、該電流のレベルが長限時動作制御されるべきレベル領域にあるか否かすなわち該電流が該電路10の定格電流の120%以上、1000%未満の範囲の値であるか否かを判定する(ステップS406)。
(7)上記ステップS406における判定の結果、電路10に流れる電流のレベルが長限時動作制御されるべきレベル領域にない場合は、制御回路17は、フラグセット部174において、「長限時動作すべき過電流は流れていない(動作過電流無通電)」のフラグをセットし(ステップS407)、リスタート信号出力部177からリスタート信号を出力する(ステップS408)。
(8)上記ステップS406における判定の結果、電路10に流れる電流のレベルが長限時動作制御されるべきレベル領域にある場合は、制御回路17は、レベル判定部173において、該電流レベルが、電路10の定格電流の120%以上、190%未満の範囲(=第1の基準範囲)にある過電流レベルか否かを判定する(ステップS409)。
(9)上記ステップS409における判定の結果、電路10に流れる電流のレベルが、該電路10の定格電流の120%以上、190%未満の範囲(=第1の基準範囲)にある過電流レベルである場合は、制御回路17は、フラグセット部174において、「長限時125%」というフラグをセットし(ステップS410)、その後、長限時動作制御回路175の長限時125%動作制御回路1751による長限時125%動作制御を行う(ステップS411)。該長限時125%動作制御のルーチンにおいては、先ず比較部1751aにおいて、前回のフラグとの比較を行い、前回のフラグが「動作過電流無通電」である場合は、動作時間設定部1751bにおいて、120min(=第1の時間)を長限時動作時間として設定し、これをカウンタ178にセットする。前回のフラグが「長限時125%」であった場合は、制御回路17は、カウンタ178のカウント値から「1」を減算し、カウント値がゼロか否かをチェックする。カウント値がゼロの場合は、この定格電流の120%以上、190%未満の範囲(=第1の基準範囲)にある過電流が電路10に120min間通電されたことになるので、制御回路17は、引外し制御信号出力部1751cにおいて、引外し部13を駆動させるための制御信号(引外し制御信号)を形成し駆動回路14に出力する。該制御信号(引外し制御信号)が駆動回路14に入力されると、駆動回路14は引外し部13の電磁石に通電して可動部材を移動変位させる。該可動部材が移動変位することで開閉機構部12が駆動され、接点部11の可動接点11bが、支点24周りに回動変位され、固定接点11aに対して非接続状態とされて、電路10をオフ状態にし、この定格電流の120%以上、190%未満の範囲(=第1の基準範囲)にある過電流を遮断する。該過電流が継続する場合には、制御回路17は、カウンタ178のカウント値がゼロになるまで上記と同様の処理を行う。可動接点11bが固定接点11aに対し非接触状態となったとき、制御回路17は、引外し部13を制御する制御動作を終了する(ステップS418)。
(10)上記ステップS409における判定の結果、電路10に流れる電流のレベルが、該電路10の定格電流の120%以上、190%未満の範囲(=第1の基準範囲)の過電流レベルでない場合は、制御回路17は、レベル判定部173において、該電流レベルが、電路10の定格電流の190%以上、210%未満の範囲(=第1の基準範囲)にある過電流レベルか否かを判定する(ステップS412)。
(11)上記ステップS412における判定の結果、電路10に流れる電流のレベルが、該電路10の定格電流の190%以上、210%未満の範囲(=第1の基準範囲)にある過電流レベルである場合は、制御回路17は、フラグセット部174において、「長限時200%」というフラグをセットし(ステップS413)、長限時動作制御回路175の長限時200%動作制御回路1752による長限時200%動作制御を行う(ステップS414)。該長限時200%動作制御のルーチンにおいては、先ず比較部1752aにおいて、前回のフラグとの比較を行い、前回のフラグが「動作過電流無通電」である場合は、動作時間設定部1752bにおいて、6min(=第2の時間)を長限時動作時間として設定し、これをカウンタ178にセットする。前回のフラグが「長限時200%」であった場合は、制御回路17は、カウンタ178のカウント値から「1」を減算し、カウント値がゼロか否かをチェックする。カウント値がゼロの場合は、この定格電流の190%以上、210%未満の範囲(=第1の基準範囲)にある過電流が電路10に6min間通電されたことになるので、制御回路17は、引外し制御信号出力部1752cにおいて、引外し部13を駆動させるための制御信号(引外し制御信号)を形成し駆動回路14に出力する。該制御信号(引外し制御信号)が駆動回路14に入力されると、駆動回路14は引外し部13の電磁石に通電して可動部材を移動変位させる。該可動部材が移動変位することで開閉機構部12が駆動され、接点部11の可動接点11bが、支点24周りに回動変位され、固定接点11aに対して非接続状態とされて、電路10をオフ状態にし、この定格電流の190%以上、210%未満の範囲(=第1の基準範囲)にある過電流を遮断する。該過電流が継続する場合には、制御回路17は、カウンタ178のカウント値がゼロになるまで上記と同様の処理を行う。可動接点11bが固定接点11aに対し非接触状態となったとき、制御回路17は、引外し部13を制御する制御動作を終了する(ステップS418)。
(12)上記ステップS412における判定の結果、電路10に流れる電流のレベルが、該電路10の定格電流の190%以上、210%未満の範囲(=第1の基準範囲)にある過電流レベルでない場合は、制御回路17は、レベル判定部173において、該電流レベルは、電路10の定格電流の210%以上、1000%未満の範囲(=第2の基準範囲)にある過電流レベルであると判定し(ステップS415)、フラグセット部174において、「長限時210%以上」というフラグをセットし(ステップS416)、長限時動作制御回路175の長限時210%以上動作制御回路1753による長限時210%以上動作制御を行う(ステップS417)。該長限時210%動作制御のルーチンにおいては、先ず比較部1753aにおいて、前回のフラグとの比較を行い、前回のフラグが「動作過電流無通電」である場合は、動作時間演算・設定部1753bにおいて、電流レベルの2乗に反比例し上記第2の時間6minよりも短い時間(=第3の時間)を演算し、これ(第3の時間)を、駆動回路14が引外し部13を駆動するまでの時間(長限時動作時間)として設定し、これをカウンタ178にセットする。前回のフラグが「長限時210%以上」であった場合は、制御回路17は、カウンタ178のカウント値から「1」を減算し、カウント値がゼロか否かをチェックする。カウント値がゼロの場合は、電路10の定格電流の210%以上、1000%未満の範囲(=第2の基準範囲)にある過電流が電路10に該過電流の電流レベルの2乗に反比例した時間通電されたことになるので、制御回路17は、引外し制御信号出力部1753cにおいて、引外し部13を駆動させるための制御信号(引外し制御信号)を形成し駆動回路14に出力する。該制御信号(引外し制御信号)が駆動回路14に入力されると、駆動回路14は引外し部13の電磁石に通電して可動部材を移動変位させる。該可動部材が移動変位することで開閉機構部12が駆動され、接点部11の可動接点11bが、支点24周りに回動変位され、固定接点11aに対して非接続状態とされて、電路10をオフし、この第2の基準範囲の過電流を遮断する。該過電流が継続する場合には、制御回路17は、カウンタ178のカウント値がゼロになるまで上記と同様の処理を行う。可動接点11bが固定接点11aに対し非接触状態となったとき、制御回路17は、引外し部13を制御する制御動作を終了する(ステップS418)。
図5は、図3の制御回路17が長限時動作制御及び瞬時動作制御を行う場合の動作時間値を示す特性図である。
図5の特性において、横軸は、電路10に流れる電流In(%)(電路10の定格電流に対する百分率値)、縦軸は動作時間tである。特性のイは、電流Inが120%未満(In<120%)の領域、ロは、電流Inが、120%以上、190%未満(120%≦In<190%)の領域(第1の基準範囲)、ハは、電流Inが、190%以上、210%未満(190%≦In<210%)の領域(第1の基準範囲)、ニは、電流Inが、210%以上、1000%未満(210%≦In<1000%)の領域(第2の基準範囲)、ホは、電流Inが、1000%以上(1000%<In)の領域である。Aは、本発明の回路遮断器1における特性曲線であり、Bは、従来の回路遮断器における特性曲線である。特性曲線Aにおいて、領域ロ内では、動作時間tは120min一定、領域ハ内では、動作時間tは6min一定、領域ニ内では、動作時間tは電流Inの2乗に反比例した値であって、かつ、In=400%のとき、1min以上、2min未満となる値、また、領域ホ内では、動作時間tは0.05s以下である。制御回路17は、特性曲線Aに沿った動作時間tの制御を行う。すなわち、レベル判定部173が判定した電流レベルが領域ロ内にあるときは、長限時125%動作制御回路1751内の動作時間設定部1751bが、動作時間t=120min一定を長限時動作時間として設定し、レベル判定部173が判定した電流レベルが領域ハ内にあるときは、長限時200%動作制御回路1752内の動作時間設定部1752bが、動作時間t=6min一定を長限時動作時間として設定し、レベル判定部173が判定した電流レベルが領域ニ内にあるときは、長限時210%以上動作制御回路1753内の動作時間演算・設定部1753bが、電流Inの2乗に反比例する時間であって6minよりも短い動作時間tを、長限時動作時間として演算して設定し、また、レベル判定部173が判定した電流レベルが領域ホ内にあるときは、瞬時動作制御回路176の引外し制御信号出力部1761cにおいて、引外し部13を瞬時に駆動させるための制御信号(引外し制御信号)を形成し駆動回路14に向けて出力する。
上記説明した本発明の実施例としての回路遮断器1によれば、長い動作時間を確保することができ、引外し部13の駆動の安定性を高めることができる。特に、定格電流の125%、200%の点において、過電流の値が変動しても、そのつど、該変動値に対応した動作時間の演算・設定や引外し部の駆動制御を行わないで済み、電路の過電流や短絡電流を安定な動作で確実に遮断することができる。
本発明は、電子式の回路遮断器に適用した場合に好適である。さらに、回路遮断器に限らず、電路の電流値を管理する機器や手段にも利用することができる。
1…回路遮断器、
10、10a、10b…電路、
11…接点部、
11a…固定接点、
11b…可動接点、
12…開閉機構部、
13…引外し部、
14…駆動回路、
141…トリガ部、
142…電源回路、
15…変流器、
15a、15b、15c…電流検出コイル、
16…信号処理回路、
161…整流回路、
162…電圧変換回路、
163…信号増幅回路、
17…制御回路、
171…A/D変換部、
172…実効値演算部、
173…レベル判定部、
174…フラグセット部、
175…長限時動作制御回路、
1751…長限時125%動作制御回路、
1751a、1752a、1753a…比較部、
1751b、1752b…動作時間設定部、
1751c、1752c、1753c、1761c…引外し制御信号出力部、
1752…長限時200%動作制御回路、
1753…長限時210%以上動作制御回路、
1753b…動作時間演算・設定部、
176…瞬時動作制御回路、
177…カウンタ、
178…リスタート信号出力部、
23…フック、
24…回動支点、
25…ハンドル、
26…消弧部、
27…ケース、
…入力端子、
、Q、Q…出力端子。

Claims (5)

  1. 電路に接続され該電路の過電流を遮断する回路遮断器であって、
    上記電路に接続され、可動接点と固定接点との間の接触、非接触によって該電路を閉状態、開状態にする接点部と、
    上記可動接点を支点周りに回動変位させ、該可動接点を固定接点に対し接触状態または非接触状態にする開閉機構部と、
    上記電路の電流情報を検出する電流検出部と、
    電磁石の通電により可動部材を移動変位させ、上記開閉機構部を、上記接点部の可動接点が固定接点に対し非接触状態となるように作動させる引外し部と、
    上記引外し部の上記電磁石への通電を行い、上記可動部材を移動変位させるように該引外し部を駆動する駆動回路と、
    上記電流検出部が検出した電流情報に基づき、上記電路の電流のレベルを判定し、該判定の結果、該電流レベルが、予め設定された基準値以上の基準範囲内にある過電流レベルとされる場合に、該基準範囲に対応して予め設定されている一定時間を、上記駆動回路が上記引外し部を駆動するまでの時間として設定し、該時間が満了した時、上記駆動回路に対し上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力する制御回路と、
    を備えて成り、
    上記制御回路が、
    上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、該電路の定格電流の120%以上、190%未満の範囲にある過電流レベルとされる場合には、該範囲にわたって時間値が一定の第1の時間を、上記駆動回路が上記引外し部を駆動するまでの時間として設定し、該第1の時間が満了した時、上記駆動回路に対し上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力し、上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、該電路の定格電流の190%以上、210%未満の範囲にある過電流レベルとされる場合には、該範囲にわたって時間値が一定で上記第1の時間よりも短い第2の時間を、上記駆動回路が上記引外し部を駆動するまでの時間として設定し、該第2の時間が満了した時、上記駆動回路に対し上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力し、上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、該電路の定格電流の210%以上、1000%未満の範囲にある過電流レベルとされる場合には、該範囲にわたって時間値が該電流レベルの2乗に反比例し上記第2の時間よりも短い第3の時間を、上記駆動回路が上記引外し部を駆動するまでの時間として設定し、該第3の時間が満了した時、上記駆動回路に対し上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力し、また、上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、該電路の定格電流の1000%以上である場合には、上記駆動回路に対し上記引外し部を瞬時に駆動させるための制御信号を出力する構成であることを特徴とする回路遮断器。
  2. 上記制御回路は、上記第1の時間、上記第2の時間または上記第3の時間を、満了する時までカウントするカウンタを備えた構成である請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 上記制御回路は、上記第1の時間を120min、上記第2の時間を6minに設定する構成である請求項1または請求項2に記載の回路遮断器。
  4. 上記制御回路は、上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、該電路の定格電流の400%であるとき、上記第3の時間を、1min以上、2min未満の時間値に設定する構成である請求項1から3のいずれかに記載の回路遮断器。
  5. 電路に接続され該電路の過電流を遮断する回路遮断器であって、
    上記電路に接続され、可動接点と固定接点との間の接触、非接触によって該電路を閉状態、開状態にする接点部と、
    上記可動接点を支点周りに回動変位させ、該可動接点を固定接点に対し接触状態または非接触状態にする開閉機構部と、
    上記電路の電流を検出する電流検出部と、
    電磁石の通電により可動部材を移動変位させ、上記開閉機構部を、上記接点部の可動接点が固定接点に対し非接触状態となるように作動させる引外し部と、
    上記引外し部の上記電磁石への通電を行い、上記可動部材を移動変位させるように該引外し部を駆動する駆動回路と、
    上記電流検出部が検出した電流情報に基づき、上記電路の電流のレベルを判定し、該判定結果に基づき、上記駆動回路に対し上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力する制御回路と、
    を備えて成り、
    上記制御回路が、
    上記電流検出部が検出した電流情報に基づく信号をA/D変換するA/D変換部と、
    上記A/D変換された信号の実効値を演算する実効値演算部と、
    上記演算された実効値のレベルに基づいて上記電路の電流のレベルを判定するレベル判定部と、
    上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、予め設定された基準値以上の第1の基準範囲内にある過電流レベルとされる場合に、該第1の基準範囲に対応して予め設定され該第1の基準範囲にわたって時間値が一定の時間を、上記駆動回路が上記引外し部を駆動するまでの時間として設定し、該設定された時間が満了した時、上記駆動回路に対し上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力し、また、該判定の結果、上記電路の電流のレベルが、予め設定された上記第1の基準範囲を超える第2の基準範囲内にある過電流レベルとされる場合には、該第2の基準範囲にわたって時間値が該電流レベルの2乗に反比例し上記一定時間よりも短い時間を、上記駆動回路が上記引外し部を駆動するまでの時間として演算・設定し、該演算・設定された時間が満了した時、上記駆動回路に対し上記引外し部を駆動させるための制御信号を出力する長限時動作制御回路と、
    上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、上記第2の基準範囲を超える場合には、上記駆動回路に対し上記引外し部を瞬時に駆動させるための制御信号を出力する瞬時動作制御回路と、
    上記長限時動作制御回路によって設定された時間がセットされ、該時間を該時間が満了する時までカウントするカウンタと、
    上記レベル判定部における上記判定の結果、上記電路の電流のレベルが、予め設定された基準値未満の場合に、上記電流検出部による電路電流の検出、上記A/D変換部によるA/D変換、上記実効値演算部による実効値演算及び上記レベル判定部による電流レベルの判定をリスタートさせるための制御信号を形成し出力するリスタート信号出力部と、
    を備えた構成であることを特徴とする回路遮断器。
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