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JP5244582B2 - 複合機 - Google Patents
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JP5244582B2 - 複合機 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やFAX装置など複数の機能をあわせもったものとして実現される複合機に関し、特にユニバーサルモードを有するものに関する。
前記複合機などのような煩雑な機能操作が行われる画像形成装置は、特にコンビニなどに設置され、不特定の使用者が使用する場合には、通常の高機能性を損なうことなく、あらゆる使用者が容易に操作可能であることが望まれる。そこで、近年、ユニバーサルモードを搭載した機器が登場している。このユニバーサルモードとは、入力操作装置から使用者が機能条件項目設定を行うにあたって、標準モードが、健常者および青壮年層などの煩雑な操作に適応することができる使用者を対象とし、総ての機能条件項目設定が可能であるのに対して、身体不自由な人および若年者や高齢者などの前記煩雑な操作に適応することができない(操作に不慣れな)使用者を対象とし、多くの場合、一部の機能条件項目に絞られるものの、大きな表示など高い認識性で設定を容易に行うことができるモードである。
たとえば特許文献1には、表示を拡大して、シフトキーのスクロール指示によって画面全体を確認できるようにした画像形成装置が提案されている。
特開平6−59647号公報
上述の従来技術は、ユニバーサルモードの基本的な従来技術で、拡大画面指定キーを操作すると拡大表示が行われ、もう1度操作すると通常表示へ復帰する。一方、前記複合機など、多くの機能条件項目が設定可能な画像形成装置においては、総ての機能条件項目をユニバーサルモードで設定できるとは限らなかった。あまり使用されない機能条件項目までユニバーサルモードで設定できるようにすると、階層が多くなり、かえって設定が煩雑になったり、メーカ側でのユーザインタフェイスの開発負担が増加したりしてしまう。
したがって、ユニバーサルモードで設定可能な項目は一部の機能条件項目に限られることが多く、そのユニバーサルモードで設定可能な項目と、標準モードでしか設定できない項目とを連続して設置する場合、上述の従来技術では、モード切換えが煩雑になるという問題がある。
本発明の目的は、ユニバーサルモードを実現するにあたって、入力操作を容易にすることができる複合機を提供することである。
本発明に係る複合機は、少なくとも複写機能を含む複数の機能を備えており、当該複合機は入力操作手段および制御手段を備え、総ての機能条件項目設定を行うことができる標準モードと、一部の機能条件項目設定を高い認識性で行うことができるユニバーサルモードとで、前記制御手段は前記入力操作手段における入力手法を切換えて使用可能であり、前記標準モードから前記ユニバーサルモードに切換えるユニバーサルモード切換えキーと、機能条件項目設定を行うために複数の機能のうち一の機能を選択する機能選択キーと、当該選択された機能の設定に関する情報を表示する表示手段をさらに備え、前記制御手段は、前記ユニバーサルモード切換えキーが押下された場合、ユニバーサルモードに対応している機能の機能選択キーを前記表示手段に表示させるものである。
本発明に係る複合機によれば、総ての機能条件項目設定を行うことができる標準モードと、一部の機能条件設定を高い認識性で行うことができるユニバーサルモードとで、入力手法を切換えて使用可能であり、ユニバーサルモード切換えキーが押下された場合、ユニバーサルモードに対応している機能の機能選択キーを前記表示手段に表示させる。従って、ユニバーサルモードを利用しようと思ったときにユニバーサルモードに対応する機能が一目でわかり、入力操作を容易にすることができる。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置である複合機1の機械的構成を示す縦断面図である。複合機とは、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、およびスキャナ機能等、画像形成に関する複数の機能を兼ね備えた画像形成装置を意味する。
この複合機1は、大略的に、使用者が種々の操作指令等を入力するための操作部100と、本体部200と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上方に配設された原稿給送部600とを備えて構成される。
前記本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の現像装置207Y,207M,207C,207K、定着ローラ208、排出口209、および排出トレイ210を備える。
前記感光体ドラム205は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。
露光装置206は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム205に各色別に静電潜像を形成する。
現像装置207Y,207M,207C,207Kは、各色の現像剤を感光体ドラム205に供給して各色別のトナー画像を形成する。中間転写体ローラ204は、感光体ドラム205から各色のトナー像を転写され、中間転写体ローラ204上にカラーのトナー像が形成される。
一方、給紙ローラ202は、記録紙が収納された給紙カセット201から記録紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された記録紙に中間転写体ローラ204上のトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して記録紙に定着させる。
その後、記録紙は、本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、記録紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
用紙後処理部300は、搬入口301、記録紙搬送部302、仕分け部303、処理部304、搬出口305およびスタックトレイ306等を備える。この用紙後処理部300には、印刷後に、ステープルやパンチなどの後処理が必要となった記録紙が、前記本体部200の排出口209から搬入口301に搬入され、記録紙搬送部302から仕分け部303に順次搬送され、適宜仕分けや先端揃えが行われた後、処理部304において前記ステープルやパンチなどの処理が行われ、搬出口303からスタックトレイ304へ排出される。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された記録紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
前記原稿給送部600は、原稿載置部601、原稿排出部602、給紙ローラ603および原稿搬送部604等を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501等を備える。
給紙ローラ603は、原稿載置部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部604は、繰り出された原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部602に排出される。
図2は、前記操作部100の正面図である。この操作部100には、タッチパネル装置P、各種のスイッチS0〜S4;S11〜S21、置数キー群KおよびインジケータL1〜L5が設けられている。
タッチパネル装置Pは、入力操作手段であり、表示手段も兼ねている。表示領域を有する液晶パネル上に、入力部を構成するタッチパネルを搭載して構成され、前記液晶パネルはフルカラー表示可能であり、その液晶パネル上に区画表示されたソフトキーに使用者が触れることで、そのキー操作が行われたものと認識するものである。
前記置数キー群Kは、集約して一群として配列されている0〜9の数値キーK0〜K9に、♯および*の記号キーK10,K11を含んで構成されている。この置数キー群Kは、本実施の形態では、数値キーK0〜K9だけに限らず、前記♯および*の記号キーK10,K11以外のキーも適宜含めて構成されればよいが、他のスイッチS0〜S4;S11〜S21とは異なり、前記数値キーK0〜K9と集約して一群として配列されているものとする。
残余のスイッチS0〜S4;S11〜S21において、代表的に、スイッチS0は副電源スイッチであり、コピー動作やスキャナ読込みなどを可能とする電源スイッチであり、これ以外に前記本体部200に図示しない主電源スイッチが設けられており、その主電源スイッチが投入されていると、この副電源スイッチS0が投入されていなくても、ファクシミリ受信やプリンタデータの受信は可能となる。スイッチS1は前記コピー動作やスキャナ読込みなどを開始させるスタートスイッチであり、スイッチS2は前記コピー動作やスキャナ読込みなどを停止させるストップスイッチであり、スイッチS3は入力操作を取り消すクリアスイッチであり、スイッチS4はタッチパネル装置Pを初期状態にリセットするリセットスイッチである。
その中で注目すべきは、本実施の形態では、ユニバーサルモードへ切換えるスイッチS21が設けられていることである(ユニバーサルモード切換えキー)。このスイッチS21の切換えによる本実施の形態のユニバーサルモードの説明については、後に詳細に行う。また、スイッチS15〜S20は機能選択キーである。
また、インジケータL1〜L5は、発光ダイオードなどから成り、点灯/消灯或いは点滅状態で該複合機1の状態を示すものである。たとえば、インジケータL1はプリンタ連動モードで印刷中に点灯し、インジケータL2はファクシミリ送信中に点灯し、インジケータL3はファクシミリ受信中に点灯し、インジケータL4はファクシミリ送信待ちや未印刷などのデータが格納されているときには点灯し、インジケータL5は該複合機のどこかで異常が発生すると点灯或いは点滅する。
図3は、上述のように構成される複合機1の電気的構成を示すブロック図である。この複合機1は、大略的に、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、データメモリ36、制御部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、ネットワークI/F部71、パラレルI/F部72、シリアルI/F部73およびHDD74を備えて構成される。
前記スキャナ部11、画像処理部21、データメモリ36、制御部41、操作パネル部51、およびネットワークI/F部71は、図1に示す操作部100、原稿読み取り部500、および原稿給送部600に相当し、これら各部によって、取り込んだ画像データを予め指定されたIPアドレスへ送信するネットワークスキャナ機能が実現される。また、前記スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、データメモリ36、制御部41、操作パネル部51、およびファクシミリ通信部61は、図1に示す本体部200、操作部100、原稿読み取り部500、および原稿給送部600に相当し、これらの各部によって、ファクシミリ機能が実現される。
さらにまた、前記画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ネットワークI/F部71、およびパラレルI/F部72は、図1に示す本体部200および操作部100に相当し、これらの各部によって、プリンタ機能が実現される。また、前記スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、および操作パネル部51は、図1に示す本体部200、用紙後処理部300、操作部100、原稿読み取り部500、および原稿給送部600に相当し、これらの各部によって、コピー機能が実現される。
操作パネル部51は、後述するように使用者がコピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能およびスキャナ機能等に関する操作を行うために使用され、使用者による操作指令(コマンド)等を制御部41に与えるものである。操作パネル部51は、前記タッチパネル装置PおよびインジケータL1〜L5等を有する表示部52と、スタートスイッチS1や置数キー群K等を有する操作キー部53とを含む。
スキャナ部11は、原稿の画像を光学的に取得して画像データを生成するものである。スキャナ部11は、露光ランプ12およびCCD(電荷結合素子)13を含んでいる。スキャナ部11は、露光ランプ12によって原稿を照射し、その反射光をCCD13で受光することで、原稿画像を読取り、読取った画像に対応する画像データを画像処理部21へ出力する。スキャナ部11は、モノクロ原稿だけでなく、カラー原稿や写真原稿の読取りが可能となっていてもよい。
画像処理部21は、画像データに対する各種画像処理を行うものである。たとえば、画像処理部21は、スキャナ部11で読取られるなどして得られた画像データに対して、レベル補正、γ補正等の所定の補正処理、画像データの圧縮または伸張処理、拡大または縮小処理等の種々の画像処理(加工処理)を行う。画像処理部21は、画像メモリ22を含み、処理された画像データ等をこの画像メモリ22に記憶したり、プリンタ部31、ファクシミリ通信部61、またはネットワークI/F部71等へ出力する。
プリンタ部31は、スキャナ部11によって読取られた原稿の画像データ、ネットワークI/F部71を介して外部のパーソナルコンピュータ等から受信した画像データ、およびファクシミリ通信部61によって外部のファクシミリ装置から受信したファクスデータ等の画像データに対する画像を所定の記録紙に印刷するものである。プリンタ部31は、給紙カセットおよび給紙ローラ等を有する用紙搬送部32、中間転写体ローラ、感光体ドラム、露光装置、および現像装置等を有する画像形成部33、転写ローラ等を有する転写部34、ならびに定着ローラ等を有する定着部35を含む。
具体的には、用紙搬送部32は記録紙を画像形成部33へ搬送し、画像形成部33は上記画像データに対応するトナー像を形成し、転写部34はトナー像を記録紙に転写し、定着部35はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
データメモリ36は、ファクシミリ通信を行う時の短縮釦登録の相手先名称やファクシミリ番号を予め記憶している記憶手段であり、またネットワークスキャナとして使用される際の送信相手先のIPアドレスなども予め記憶している。これらの記憶内容は、操作パネル部51への入力操作によって、制御部41によって適宜書替えが可能となっている。
制御部41は、図示しないCPU(Central Processing Unit;中央演算処理部)に、そのCPUの動作を規定するプログラムを格納するRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、ならびに一時的にデータを保管するRAMや不揮発性の記憶部などの周辺装置を有している。これによって、制御部41は、操作パネル部51等で受け付けられた指示情報や、複合機1の各所に設けられているセンサからの検出信号に応じて、該複合機1全体の制御を行う。より具体的には、制御部41は、スキャナコントローラ42、ファクシミリコントローラ43、プリンタコントローラ44、コピーコントローラ45、および入力コントローラ46として機能する。
前記プログラムは、ROM或いはCD−ROM等の記録媒体を通じて供給することも、ネットワークI/F部71に接続されるネットワーク等の伝送媒体を通じて供給することも可能である。伝送媒体は、有線の伝送媒体に限らず無線の伝送媒体であってもよい。また、伝送媒体には、通信線路のみでなく、通信線路を中継する中継装置、たとえばルータ等の通信リンクをも含む。
プログラムがROMを通じて供給される場合には、当該プログラムが記録されたROMを制御部41に搭載することによって、CPUによる実行に供することができる。プログラムがCD−ROMを通じて供給される場合には、CD−ROM読取り装置を、たとえばパラレルI/F部72へ接続し、当該プログラムをRAMへ転送することによって、CPUによる実行に供することができる。また、プログラムが伝送媒体を通じて供給される場合には、ネットワークI/F部71を通じて受信したプログラムをRAMへ転送することによって、CPUによる実行に供することができる。
スキャナコントローラ42は、スキャナ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。ファクシミリコントローラ43は、ファクシミリ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。プリンタコントローラ44は、プリンタ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。コピーコントローラ45は、コピー機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示せず)、変復調部(図示せず)およびNCU(Network Control Unit)(図示せず)を含み、スキャナ部11によって読取られた原稿の画像データを電話回線やインターネット回線を介して他のファクシミリ装置へ送信したり、他のファクシミリ装置から送信されてきた画像データを受信するものである。前記符号化/復号化部は、送信する画像データを圧縮・符号化し、受信した画像データを伸長・復号化するものであり、変復調部は、圧縮・符号化された画像データを音声信号に変調したり、受信した信号(音声信号)を画像データに復調するものである。また、NCUは、送受信先となるファクシミリ装置との電話回線による接続を制御するものである。
ネットワークI/F部71は、ネットワークインタフェース(たとえば10/100Base-TX)等を用い、ネットワークを介して接続されたユーザ側サーバとの間での種々のデータの送受信を制御するものである。
また、ネットワークにパーソナルコンピュータ等の図示しない1または複数の端末装置が接続されている場合に、ネットワークI/F部71はこれらの端末装置との間での種々のデータの送受信を制御する。
たとえば、ネットワークI/F部71は、スキャナ部11によって読取られた原稿画像データを端末装置へ送信したり、プリンタ部31で印刷するために端末装置から送られた画像データを受信したりする。
パラレルI/F部72は、高速双方向パラレルインターフェイス(たとえばIEEE1284準拠)等を用い、複数の信号線を用いて複数ビット単位でデータを送信するパラレル伝送によって、外部機器等から印刷データ等を受信等するものである。
シリアルI/F部73は、シリアルインターフェイス(たとえばRS−232C)等を用い、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送によって、外部機器等から種々のデータ等を受信等するものである。
HDD74は、オプションで増設される着脱可能な記憶媒体であり、スキャナ部11によって読取られた画像データやネットワークを介して送信されてきた画像データ、あるいは当該画像データに設定されている出力形式等を記憶するものである。このHDD74を増設することで、印字出力に連動せずに原稿を読込んだり、大量の原稿を連続して読込んだりすることができるようになる。このHDD74に記憶されている画像データは、該複合機1で使用されるだけでなく、ネットワークI/F部71を介して、端末装置によって確認されたり、端末装置の所定のフォルダへ転送されることによって、該端末装置での使用に供されたりする。
なお、複合機1では、上述の各機能を組み合わせて種々の機能が実現される。
たとえば、スキャナ機能として、PC送信機能、E−mail送信機能、FAX送信機能等が実現されてもよい。ここで、PC送信機能とは、原稿から読取った画像データをネットワークを介して任意の端末装置等へ直接送信する機能である。E−mail送信機能とは、原稿から読取った画像データを電子メールの添付ファイルとして、ネットワークを介して、たとえば図略のSMTPサーバへ直接送信し、さらにこのSMTPサーバからネットワークを介して任意の外部端末装置等へ当該電子メールを送信することによって、原稿から読取った画像データを電子メールの添付ファイルとして送信する機能である。
FAX送信機能とは、原稿から読取った画像データを、電話回線等を介して任意のファクシミリ装置等へ直接送信する機能である。
以下に、前記操作部100を用いた制御部41の入力コントローラ46による本発明の実施の一形態に係る複合機の入力手法(形態)について詳述する。本実施の形態では、その入力手法(形態)には、健常者および青壮年層などの煩雑な操作に適応することができる使用者に向けた標準モードと、身体不自由な人および若年者や高齢者などの前記煩雑な操作に適応することができない使用者に向けたユニバーサルモードとの2つのモードが設定されており、それらのモードを切換えて入力操作が行われる。制御手段である前記制御部41の入力コントローラ46、入力操作手段および表示手段であるタッチパネル装置P、ユニバーサルモード切換えキーであるスイッチS21、および機能選択キーであるスイッチS15〜S20によって、本発明に係る入力操作装置が構成される。本実施の形態では、ファクシミリ送信動作と、上述のコピー動作とには、多くの使用者の利用が見込まれ、また簡単な機能条件項目のみでの使用が可能であるので、ユニバーサルモードが設定されている。これに対して、複雑な操作を要する他の動作には、ユニバーサルモードでサポートされていない。
前記標準モードの待機画面では、フルカラーで、図4で示すように、先ず表示領域A1に、参照符号H0で示す該複合機1の外観図に、参照符号B0で示す各種のソフトウェアキー等が表示されるとともに、表示領域A2にはガイダンス表示が行われ、表示領域A3にはステータス情報が表示される。
図4の例では、外観図H0には、前記本体部200に、オプション装備の複数の給紙カセット201、用紙後処理部300、原稿読み取り部500および原稿給送部600が取付けられていることが示されている。
また、ソフトウェアキーB0には、複写機としての基本機能が割当てられている。
さらにまた、ガイダンス表示は、複写機として異常が発生しておらず、コピー動作が可能であり、設定部数には初期値の1が設定されていることが示されている。ステータス情報には、ファクシミリ送信中であることが表示されている。
本実施の形態は、ユニバーサルモードおよびモードの切換わりに関して特徴を有し、以下に詳述するが、標準モードの画面は従来通りであり、以降の説明でも、上記と同様に一例を簡単に述べる。
この状態で、前記置数キー群Kの数値キーK0〜K9から数値が入力されると、コピー部数が設定されて前記ガイダンス表示が変化するとともに、原稿がセットされ、スタートスイッチS1が操作されると、設定部数だけ、コピー動作が行われる。また、図4の状態から、各種のソフトウェアキーB0が操作されると、表示領域A1は、対応する各項目の次の階層での詳細な項目設定画面に切換わる。
このような入力受付の動作は、前記タッチパネル装置Pに設定されたソフトウェアキーや、スイッチS0〜S4;S11〜S21または置数キー群Kからの操作を、制御部41内の入力コントローラ46が認識することで実現される。その入力に応じて、制御部41内の各種のアプリケーションのコントローラ41〜45が動作を行い、また入力コントローラ46がデータメモリ36に格納された画像データを読出し、次の項目設定画面の表示を行うなど、タッチパネル装置PやインジケータL1〜L5等の表示制御を行う。
以下の本実施の形態に係る項目設定の画面も同様に、タッチパネル装置Pに設定されたソフトウェアキーや、スイッチS0〜S4;S11〜S21または置数キー群Kからの操作を、制御部41内の入力コントローラ46が認識し、データメモリ36に格納された画像データを読出すことで変更され、このようなハードウェア構成の説明については省略する。
図4に示すようにコピー機能を選択して標準モードで使用している状態において、図2に示すユニバーサルモード切換えキーS21が押下された場合には図8に示すような画面がタッチパネルP(表示手段)に表示される。本実施の形態においてはコピー機能と送信機能のみがユニバーサルモードに対応しているため、「ユニバーサルモードはコピー機能と送信機能にのみ使用できます。」というメッセージとともに、コピー機能選択キーB5A、送信機能選択キーB5Bが表示される。ここで、コピー機能選択キーB5Aが操作された場合には、図5から図7に示すようなユニバーサルモードに移行することとなる。同様に、送信機能選択キーB5Bが押下された場合には図示しない送信機能のユニバーサルモードに移行し、キャンセルキーB5Cが押下された場合には図4に示す画面に戻る。
コピー機能選択キーB5Aが押下され、コピー機能のユニバーサルモードに切換わると、先ず部数設定のみが優先して行われるように、参照符号H10で示す設定部数の画面が表示され、前記置数キー群Kの数値キーK0〜K9からの入力を許容する。数値が入力されると、コピー部数が設定されて前記設定部数の画面H10が変化するとともに、原稿がセットされ、スタートスイッチS1が操作されると、設定部数だけ、コピー動作が行われる。
また、このユニバーサルモードの最初の画面では、前記設定部数の拡大表示H10とともに、他の項目を設定するためのソフトウェアキーB10が表示される。そして、このソフトウェアキーB1を操作すると、図6で示すような他の項目の入力画面となる。
この図6で示す項目設定の画面において、部数設定のソフトウェアキーB20が操作されると、前述の図5で示す部数設定の画面に戻り、ソフトウェアキーB21〜B26が操作されると、それぞれ対応する項目設定の画面に移る。また、この図6で示す項目設定の画面において、リセットのスイッチS4が操作されても、図5で示す部数設定の画面に戻る。
ここで、設定できる機能条件項目としては、ソフトウェアキーB21に対応する用紙の選択と、ソフトウェアキーB22に対応する縮小/拡大の選択と、ソフトウェアキーB23に対応するステープル/パンチの選択と、ソフトウェアキーB24に対応するコピー濃度の選択と、ソフトウェアキーB25に対応する両面/分割の選択と、ソフトウェアキーB26に対応する集約の選択と、この図6では表れていないソート/仕分けの選択と、原稿の画質の選択と、原稿サイズの選択との9種目である。ユニバーサルモードでは、一部の機能設定しか変更できないが、主要なキーしか表示されないため不要な情報を排除することができ、操作に不慣れなユーザにとって使い勝手のよいものとなる。また、標準モードよりも少ないステップ数でコピーが実行できたり、キー自体や文字が大きく表示できたり、操作するユーザにとって標準モードに比べ認識性が高くなるという特徴を持つ。
図6では、縮小/拡大が選択されて、次の階層のその縮小/拡大の項目設定画面に移る直前の状態を示している。図6の項目選択画面では、ソフトウェアキーを大きくするために、上述のようにソート/仕分けの選択と、原稿の画質の選択と、原稿サイズの選択との3つのソフトウェアキーは表示されておらず、代りに下矢印の画面切換えのソフトウェアキーB27が表示されており、このソフトウェアキーB27が操作されると、それらのソフトウェアキーが表示され、また上矢印の画面切換えのソフトウェアキーが表示されることになり、その画面切換えのソフトウェアキーが操作されると、この図6で示す項目選択画面に戻る。
前記図6で示す項目選択画面において、たとえばソフトウェアキーB21が操作されると、頁を捲ってゆくように次の階層の項目選択画面に移り、図7で示すような用紙選択の画面となる。
図7に示す用紙選択の画面においては、ソフトウェアキーB30〜B36が表示されるとともに、ソフトウェアキーB3A,B3Bが表示される。ソフトウェアキーB30を操作することで用紙は自動選択となり、ソフトウェアキーB31〜B36を操作することで各サイズの用紙に手動選択となり、ソフトウェアキーB3Aを操作することで選択決定となって自動的に1つ前の階層(図6で示す機能選択画面)に戻り、ソフトウェアキーB3Bを操作することで各ソフトウェアキーB30〜B36による設定が取消しとなる。図7では、自動選択が選択された状態を示している。
上述の実施形態ではユニバーサルモード対応しているコピー機能が選択されている際にユニバーサルモード切換えキーが押下された場合に機能選択キーが表示される場合について説明したが、それと異なり、ユニバーサルモードに対応していない機能が選択されている状態でユニバーサルモード切換えキーが押下された時にのみ、機能選択キーを表示させるようにしてもよい。
たとえば、上述したようにコピー機能と送信機能のみがユニバーサルモードに対応していることを前提として、図2の文書ボックス機能選択キーS20が押下されることにより文書ボックス機能が選択され、タッチパネルPに文書ボックス機能に関する画面が表示されている。この状態において、ユニバーサルモード切換えキーS21が押下された場合には図9に示すような画面がタッチパネルP(表示手段)に表示される。本実施形態では、「本機能はユニバーサルモードには対応していません。ユニバーサルモードはコピー機能と送信機能にのみ使用できます。」というメッセージとともに、コピー機能選択キーB5A、送信機能選択キーB5Bが表示される。各キーB5A、B5B、B5Cを押下した場合の動作は図8と同様である。ここで、本実施の形態ではコピー機能または送信機能が選択されており、コピー機能の標準モード画面(図4)や送信機能の標準モード画面が表示されている状態でユニバーサルモード切換えキーS21が押下された場合には、図9のような画面を表示することなく、それぞれの機能のユニバーサルモード画面に移行する。
本発明によれば、ユーザはユニバーサルモードを利用しようとしたときに一目でユニバーサルモードに対応している機能がわかるので、現在選択されている機能がユニバーサルモードに対応しているかどうか特別に意識することなく操作することができる。よって、本願発明によって入力操作を容易にすることができる画像形成装置を実現することができる。

本発明の実施の一形態の画像形成装置である複合機の機械的構成を示す縦断面図である。 前記複合機における操作部の正面図である。 前記複合機の電気的構成を示すブロック図である。 標準モードの待機画面(通常の待機画面)を示す図である。 コピー動作におけるユニバーサルモードでの初期画面である部数設定の画面を示す図である。 前記コピー動作におけるユニバーサルモードでの機能設定画面の一例を示す図である。 前記コピー動作におけるユニバーサルモードでの機能設定画面の他の例を示す図である。 ユニバーサルモードに対応する機能選択の画面の一例を示す図である。 ユニバーサルモードに対応する機能選択の画面の一例を示す図である。
符号の説明

1 複合機
11 スキャナ部
21 画像処理部
31 プリンタ部
36 データメモリ
41 制御部
42 スキャナコントローラ
43 ファクシミリコントローラ
44 プリンタコントローラ
45 コピーコントローラ
46 入力コントローラ
51 操作パネル部
52 表示部
53 操作キー部
61 ファクシミリ通信部
71 ネットワークI/F部
72 パラレルI/F部
73 シリアルI/F部
74 HDD
100 操作部
200 本体部
300 用紙後処理部
500 原稿読み取り部
600 原稿給送部
A1〜A3 表示領域
K 置数キー群
K0〜K9 数値キー
K10,K11 記号キー
L1〜L5 インジケータ
P タッチパネル装置
S0〜S4 スイッチ
S15〜S20 機能選択キー
S21 ユニバーサルモード切換えキー
B5A、B5B ユニバーサルモードに対応する機能選択キー



























Claims (2)

  1. 少なくとも複写機能を含む複数の機能を備えた複合機であって、当該複合機は入力操作手段および制御手段を備え、総ての機能件項目設定を行うことができる標準モードと、一部の機能件項目設定を高い認識性で行うことができるユニバーサルモードとで、前記制御手段は前記入力操作手段における入力手法を切換えて使用可能であり、前記標準モードから前記ユニバーサルモードに切換えるユニバーサルモード切換えキーと、機能条件項目設定を行うために複数の機能のうち一の機能を選択する機能選択キーと、当該選択された機能の設定に関する情報を表示する表示手段をさらに備え、前記制御手段は、前記標準モードにおいて、前記複数の機能のうちの一つの機能が選択された状態で、前記ユニバーサルモード切換えキーが押下された時、前記選択されている機能がユニバーサルモードに対応していなかったとき、ユニバーサルモードに対応している機能の機能選択キーを前記表示手段に表示させるものである複合機。
  2. 前記制御手段は、前記ユニバーサルモード切換えキーが押下された時、前記選択されている機能がユニバーサルモードに対応していない旨をあわせて表示するものである請求項1記載の複合機。
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