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JP5246061B2 - Rfidリーダライタ携帯端末 - Google Patents
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JP5246061B2 - Rfidリーダライタ携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、RFIDタグと無線通信して読み出し書き込みを行うRFIDリーダライタ携帯端末に関するものである。
RFID(Radio Frequency IDentification)システムは、IDや情報のデータを登録するRFIDタグと、RFIDタグを認識・制御するRFIDリーダライタ携帯端末とから構成される。電池を内蔵しないRFIDタグ(パッシブタグ)は、内蔵アンテナとICチップとを供え、RFIDリーダライタ携帯端末のアンテナから出力された電波や磁界を介して電力や通信データを内蔵アンテナで受け、ICチップにデータを登録(エンコード)し、またICチップからのデータをRFIDリーダライタ携帯端末へ返送する。
特許文献1には、送受コンバイナを用いることで給電線の数を減らした空中線系の共用装置が開示されている。
特開平8−46541号公報
近年、遠距離のRFIDタグとの通信を可能にすることがRFIDリーダライタ装置に求められている。遠距離のRFIDタグと通信を行うためには、RFIDリーダライタ装置の送信出力を高める必要があるが、RFIDシステムで用いられる通信周波数は非常に高く、送信出力を高めるとパワーアンプ(高周波回路)での発熱量が増大し、携帯型では使用者に熱を伝えないようにすることが難しい。
また、遠距離のRFIDタグとの通信を可能にするためには、アンテナをRFIDリーダライタ携帯端末の何処に設けるかが問題となる。即ち、筐体内にアンテナを収容すると、アンテナからの電波が筐体、筐体内使用部品で減衰することになる。また、使用者に近い位置にアンテナを配置すると、アンテナ特性が使用者により影響を受けることになる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、遠距離のRFIDタグへのリード・ライトが可能であると共に、高周波回路からの発熱に対応し得るRFIDリーダライタ携帯端末を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、RFIDリード・ライト機能を備えるRFIDリーダライタ携帯端末10であって、
アンテナ90と高周波回路80とをユニット化したアンテナユニット70を、筐体14の外側に配置し、前記高周波回路80と筐体内の電力回路56とを高周波ケーブル62o、62iで接続し、
前記電力回路56は、前記高周波回路を動作させるための直流電力と、RFIDリード・ライト用の高周波信号と、前記高周波回路を制御するための制御用低周波信号とを前記高周波回路80へ供給し、
前記高周波回路80は、前記直流電力と、前記高周波信号と、前記制御用低周波信号とを分離し、該制御用低周波信号に基づき制御を行い、前記直流電力を用いて前記高周波信号を増幅して前記アンテナ90側へ出力し、
前記筐体は矩形形状に形成され、前記アンテナは、矩形形状の前記筐体の長手方向側の端部に位置するように前記アンテナユニットに配置され、操作者により把持される把持部は、前記筐体の長手方向の前記端部の反対側に設けられ、
前記高周波回路が、前記筐体の上面側に位置するように前記アンテナユニットに配置されていることを技術的特徴とする。
請求項1のRFIDリーダライタ携帯端末は、アンテナと高周波回路とをユニット化したアンテナユニットを、筐体の外側に配置してあるため、遠距離のRFIDタグへのリード・ライトを行うために高出力の電波を高周波回路で発生させても、熱が筐体内部で発生せず、筐体外部に取り付けられる高周波回路で発生した熱を外気側へ逃がし易い。これにより、高周波回路からの発熱に対応することができる。また、電力回路から高周波回路を動作させるための直流電力と、RFIDリード・ライト用の高周波信号と、高周波回路を制御するための制御用低周波信号とを1本の送信用高周波ケーブルを介して高周波回路へ供給し、高周波回路は、直流電力と、高周波信号と、制御用低周波信号とを分離し、該制御用低周波信号に基づき制御を行い、直流電力を用いて高周波信号を増幅してアンテナ側へ出力する。即ち、電力回路と高周波回路とが1本の送信用高周波ケーブル及び1本の受信用高周波ケーブルで接続可能であり、アンテナユニットと筐体内に設けられる電力回路との電気的接続箇所を2カ所(高周波ケーブルのコネクタ等)にできるので、アンテナユニットを筐体に簡単に取り付けることができる。
請求項のRFIDリーダライタ携帯端末で、アンテナユニットは、矩形形状の筐体の長手方向側の端部に取り付けられ、操作者により把持される把持部は、該端部の反対側に設けられる。このため、アンテナユニットから操作者が把持する把持部が離れ、アンテナユニットの高周波回路で発生した熱が、把持部まで伝わり難い。また、アンテナユニットから操作者が把持する把持部が離れているため、操作者(人体、手)による影響を受け難く、アンテナの特性を安定させることができる。
請求項3のRFIDリーダライタ携帯端末は、高周波回路が、直流電力を分離するための低周波通過フィルターと、高周波信号を分離するための高周波通過フィルターと、制御用低周波信号を分離するための帯域通過フィルタとを備える。このため、高周波回路は、電力回路の出力から直流電力と、高周波信号と、制御用低周波信号とを分離することができる。
請求項4のRFIDリーダライタ携帯端末は、高周波回路が、高出力の電波を出力するための高消費電力モードと、低出力の電波を出力するための低消費電力モードとを制御用低周波信号に基づき切り換える。高消費電力モードで高出力の電波を出力して遠距離のRFIDタグへのリード・ライトが可能であると共に、近距離のRFIDタグへのリード・ライトの際には低消費電力モード用いて電力の消費を押さえ、電池による駆動時間を延ばすことができる。
請求項5のRFIDリーダライタ携帯端末は、アンテナユニットが筐体に着脱可能に取り付けられ、高周波ケーブルとアンテナユニットとが、高周波ケーブルから着脱可能なアンテナユニットのコネクタを介して接続されている。即ち、電気的接続箇所が送信用及び受信用の2カ所であるため、アンテナユニットを筐体から容易に着脱可能できるように構成でき、操作者が誤ってRFIDリーダライタ携帯端末を落下させた際にも、アンテナユニットを筐体から容易に外れるようにすることで、アンテナユニットの故障の蓋然性を低下させることができる。
図1(A)は本発明の実施形態に係る情報コード読取装置の平面図であり、図1(B)は側面図である。 図2(A)はアンテナユニットを外した実施形態に係る情報コード読取装置の平面図であり、図2(B)は側面図である。 図3(A)はアンテナユニットの底面図であり、図3(B)は側面図であり、図3(C)はアンテナユニット内の高周波回路のブロック図であり、図3(D)は、DC/制御信号/RF信号分離回路のブロック図である。 情報コード読取装置の電気的構成を示すブロック図である。 DC/制御信号/RF信号結合回路のブロック図である。 情報コード読取装置のリード・ライト動作を示すステップ図である。 制御信号生成回路での動作切り換えを示すフローチャートである。 DC/制御信号/RF信号結合回路からの信号の波形図であり、図8(A)は、高消費電力モードのときの波形を示し、図8(B)は、低消費電力モードのときの波形を示す。
以下、本発明のRFIDリーダライタ携帯端末を情報コード読取装置に適用した実施形態について図を参照して説明する。
実施形態の情報コード読取装置10は、使用者が手で持って操作するハンディータイプであって、商品に付けられたバーコード、二次元コード等の光学情報を読み取りと共に、RFIDタグとの無線通信を行い得るものである。
図1(A)は情報コード読取装置10の平面図であり、図1(B)は側面図である。図2(A)はアンテナユニット70を外した情報コード読取装置10の平面図であり、図2(B)は側面図である。実施形態の情報コード読取装置10では、情報コード読取装置の筐体14の外側に、アンテナと高周波回路とをユニット化したアンテナユニット70を取り付けて成る。
情報コード読取装置10は握り部を兼用する操作部12、液晶表示装置46などを備えている。操作部12には、例えば複数のキースイッチ41が設けられ、これらキースイッチ41により、動作内容を指示するようになっている。この操作部12には、キースイッチ41に加えて、読み取り開始を指示するためのトリガースイッチ42が設けられている。情報コード読取装置10の筐体14の前端に形成された略矩形の開口部(読取口)16には後述する光学系ユニットが配置されている。筐体14内には後述する電力回路、制御回路等を実装しているプリント基板20が収容されている。
図3(A)はアンテナユニット70の底面図であり、図3(B)は側面図である。アンテナユニット70には、アンテナ部90とパワーアンプを構成する高周波回路80とが収容されている。図1(B)に示すようにプリント基板20から、直流電力、RF信号、及び、高周波回路の制御信号が、1本の送信用の同軸ケーブル(高周波ケーブル)62oを介して、アンテナユニット70の高周波回路80へ供給される。アンテナユニット70からは受信用の同軸ケーブル62iを介してプリント基板20へ受信電波が供給される。この同軸ケーブル62o、62iには、両端に雄コネクタ60o、60i、64o、64iが設けられ、雄コネクタ60o、60iが、プリント基板20側の雌コネクタ58o、58iに接続され、雄コネクタ64o、64iが、アンテナユニット70側の雌コネクタ72o、72iに接続される。雄コネクタ64o、64iは筐体14に固定されている。
アンテナユニット70の筐体14への取り付けは、図2中に示す筐体14の上面14Uに設けられたカギ状の係合片18を、図3(B)中に示すアンテナユニットのカギ状の係合片74に係合させることにより行う。係合片74は、係合片18を導入するための導入孔74a内に設けられている。アンテナユニット70は、アンテナ部90の裏面側が、筐体14の前端面14Fに当接した状態で、アンテナユニット70を筐体の上面14U側へ押し下げることで、アンテナユニットのカギ状の係合片74が、筐体14の係合片18と係合し、アンテナユニット70の雌コネクタ72o、72iが、同軸ケーブル62o、62iの雄コネクタ64o、64iに係合し、アンテナユニット70の筐体14への取り付けが完了する。アンテナユニット70は、筐体の上面14U、前端面14F、上面14Uと前端面14Fとの面取り面14Cとそれぞれ当接するように、下面70U、裏端面70F、面取り面70Cが設けられたL字形状に形成されている。
実施形態では、電気的な接続を2つの送信用の雌コネクタ72o、受信用の雌コネクタ72iで行うため、アンテナユニット70の取り付けが容易である。また、該雌コネクタ72o、72iに近接して設けた係合片74によってのみ係合させ、雌コネクタとの反対側の端部(アンテナ部)側には取り付け機構を設けていない。
情報コード読取装置10は、アンテナユニット70が筐体14に着脱可能に取り付けられ、同軸ケーブル62o、62iとアンテナユニット70とが、同軸ケーブル62o、62iの雄コネクタ64o、64iから着脱可能なアンテナユニット70の雌コネクタ72o、72iを介して接続されている。即ち、電気的接続箇所が2カ所であるため、アンテナユニット70を筐体14から容易に着脱可能できるように構成でき、操作者が誤って情報コード読取装置10を落下させた際にも、アンテナユニット70を筐体14から容易に外れるようにすることで、アンテナユニット70の故障の蓋然性を低下させることができる。
実施形態の情報コード読取装置10は、アンテナ部90と高周波回路80とをユニット化したアンテナユニット70を、筐体14の外側に配置してあるため、遠距離のRFIDタグへのリード・ライトを行うために高出力の電波を高周波回路80で発生させても、熱が筐体内部で発生せず、筐体外部に取り付けられる高周波回路80で発生した熱を外気側へ逃がし易い。これにより、高周波回路80からの発熱に対応することができる。
実施形態の情報コード読取装置10で、アンテナユニット70は、矩形形状の筐体14の長手方向側の前端面14Fに取り付けられ、操作者により把持される操作部(把持部)12は、該前端面14Fの反対側に設けられる。このため、アンテナユニット70から操作者が把持する操作部12が離れ、アンテナユニット70の高周波回路80で発生した熱が、操作部12まで伝わり難い。また、アンテナユニット70から操作者が把持する操作部12が離れているため、操作者(人体、手)による影響を受け難く、アンテナの特性を安定させることができる。更に、アンテナユニット70を筐体14の外部に置くことで、筐体14の影響を受けにくくすることができる。
引き続き、情報コード読取装置10の電気的構成について、図4のブロック図を参照して説明する。
情報コード読取装置10は、バーコード、二次元コード等の光学情報の読み取りと、RFIDタグの情報を無線通信で読み取り書き込みが可能なように構成されている。情報コード読取装置10には、発光ダイオード21、集光レンズ24、受光センサ23、結像レンズ27等の光学系と、送信部52、受信部54、DC/制御信号/RF信号結合回路(電力回路)56からなる無線系と、メモリ35、制御回路40、キースイッチ41、トリガースイッチ42、液晶表示装置46等のマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)系とを備える。
まず、光学系から説明する。発光ダイオード21は、照明光Lfを照射可能な光照射器として機能するもので、拡散レンズと凸レンズとを組み合わせた集光レンズ24により集光させる。受光センサ23は、読取対象物RやバーコードBに照射されて反射した反射光Lrを結像レンズ27を介して受光可能に構成されるイメージセンサから成る。結像レンズ27は、外部から入射する入射光を集光して受光センサ23の受光面23aに像を結像可能な結像光学系として機能する。
次に、マイコン系の構成概要を説明する。マイコン系は、増幅回路31、A/D変換回路33、メモリ35、アドレス発生回路36、同期信号発生回路38、制御回路40、キースイッチ41、トリガースイッチ42、LED43、ブザー44、液晶表示装置46、通信部48等から構成されている。増幅回路31、A/D変換回路33、メモリ35、アドレス発生回路36、同期信号発生回路38、制御回路40は、プリント基板20に実装されている。このマイコン系は、その名の通り、マイコン(情報処理装置)として機能し得る制御回路40およびメモリ35を中心に構成されるもので、前述した光学系によって撮像された画像信号をハードウェア的およびソフトウェア的に信号処理し得るものである。また制御回路40は、当該情報コード読取装置10の全体システムに関する制御も行っている。
光学系の受光センサ23から出力される画像信号(アナログ信号)は、増幅回路31に入力されることで所定ゲインで増幅された後、A/D変換回路33に入力されると、アナログ信号からディジタル信号に変換される。そして、ディジタル化された画像信号、つまり画像データは、メモリ35に入力されて蓄積される。なお、同期信号発生回路38は、受光センサ23およびアドレス発生回路36に対する同期信号を発生可能に構成されており、またアドレス発生回路36は、この同期信号発生回路38から供給される同期信号に基づいて、メモリ35に格納される画像データの格納アドレスを発生可能に構成されている。
制御回路40は、情報コード読取装置10全体を制御可能なマイコンで、CPU、システムバス、入出力インタフェース等からなるもので、メモリ35とともに情報処理装置を構成し得るもので情報処理機能を有する。この制御回路40には、内蔵された入出力インタフェースを介して種々の入出力装置(周辺装置)と接続可能に構成されており、本実施形態の場合、キースイッチ41、トリガースイッチ42、LED43、ブザー44、液晶表示装置46、通信部48等が接続されている。制御回路40は、二次元コードを読み取った結果を、通信部48を介して端末管理装置(図示せず)側へ出力するよう構成されている。
プリント基板20に実装された送信部52、受信部54、DC/制御信号/RF信号結合回路56からなる無線系50は、例えばRFIDタグとの間で電波による無線通信を行って電力の供給及びデータの読み取りを行うためのものである。ここでは、データの読み取りだけでなく、RFIDタグに対するデータの書き込みも行う。
DC/制御信号/RF信号結合回路56の構成を図5に示す。
DC/制御信号/RF信号結合回路56は、DCライン59からの直流電力、送信部52からのRF信号、及び、制御回路からの高周波回路用の制御信号を結合させ、アンテナユニットへの接続用の送信用雌コネクタ58o側へ出力する。制御回路40からの制御信号は、オペアンプ56A、カップリングコンデンサC2を介してトランジスタ56Cに供給される。カップリングコンデンサC2は、制御信号(1MHz以下)を通過させる容量値に設定されている。トランジスタ56Cは、DCライン59から供給される直流電力で、制御信号を電流ブースする。トランジスタ56Cからの信号は、DC〜低周波信号(1MHz以下)を通過させるチョークコイル56Dを介して雌コネクタ58o側へ出力される。また、送信部52からのRF信号は、RF信号(953MHz帯)を通過させる容量値に設定されたカップリングコンデンサ56Eを介して、雌コネクタ58o側へ出力される。一方、受信用雌コネクタ58iは、受信部54への接続されている。
雌コネクタ58oに接続された1本の同軸ケーブル62oを介して、上述したDCライン59からの直流電力、送信部52からのRF信号、及び、制御回路からの高周波回路用の制御信号がアンテナユニット70側へ送られる。
図3(C)は、高周波回路80の構成を示すブロック図である。上述した同軸ケーブル62o(雄コネクタ72o)を介して送られた、直流電力、RF信号、高周波回路用の制御信号は、DC/制御信号/RF信号分離回路82で分離される。図3(D)は、DC/制御信号/RF信号分離回路82の構成を示すブロック図である。ローパスフィルタ82Cで分離された直流分は、DC平滑化回路89で直流に整流され平滑化された後、昇圧されてパワーアンプ86の電源電圧として供給される。ハイパスフィルタ82Bで分離された高周波数分(953MHz帯のRF信号)は、パワーアンプ86へ供給される。バンドパスフィルタ82Aで帯域分離された制御信号(1MHz以下)は、制御信号生成回路84へ供給される。制御信号生成回路84は、パワーアンプ86のオン・オフの切り換え、及び、パワーアンプ86の動作モード(高出力の電波を出力するための高消費電力モード、低出力の電波を出力するための低消費電力モード)の切り換えを行う。即ち、パワーアンプ86は、遠くのRFIDタグと通信を行うため高出力の電波を出力する際には、終段トランジスタのバイアスを最大出力の得られる点に設定する高消費電力モードで動作し、近くのRFIDタグと通信を行うため低出力の電波を出力する際には、終段トランジスタのバイアスを出力高率の良い点に設定する低消費電力モードで動作することで、消費電力を抑制する。パワーアンプ86からの出力は、サーキュレータ88を介してアンテナ部90に接続された同軸ケーブル92へ送られる。受信電波は、サーキュレータ88を介して分離され、受信用雌コネクタ72i側へ接続される。
引き続き、情報コード読取装置10によるRFIDタグのリード・ライト動作について説明する。図6は、情報コード読取装置10のリード・ライト動作を示すステップ図である。図7は制御信号生成回路84での動作を示すフローチャートである。図8はDC/制御信号/RF信号結合回路56からの信号の波形図であり、図8(A)は高消費電力モードのときの波形を示し、図8(B)は低消費電力モードのときの波形を示す。
まず、DCパワーの供給を開始する(図6:S12)。これにより、図8(A)で示すようにDC/制御信号/RF信号結合回路56からDC成分が出力される。次に、制御回路40から出力される制御信号を送付する(図6:S14)。図8(A)で示すようにDC/制御信号/RF信号結合回路56からのDC成分に、制御信号である正弦波が重畳される。ここで、正弦波によりパワーアンプ86がオンする(図6:S16)。即ち、制御信号生成回路84は、正弦波の検出によりパワーアンプ86のオンが指示されたと判断し(図7:S42;Yes)、パワーアンプ86をオンさせる(図7:S44)。更に、制御信号生成回路84は、正弦波の周期が相対的に長いため、高出力モードが指示されたと判断し(図7:S46;Yes)、パワーアンプ86に高消費電力モードでの動作を指示する(図7:S50)。
情報コード読取装置10は、RFIDタグとの送受信を開始する(図6:S18)。送信部52からRF信号が出力され、図8(A)で示すようにDC/制御信号/RF信号結合回路56からDC成分に重畳した正弦波に更にFR信号が重畳し出力される。これにより、RFIDタグとの通信を行う(図6:S20)。即ち、制御回路40は、アンテナ部90を介して電波を送出するとともに、アンテナ部90が受け取った受信信号を、受信部54を介して復調してデータとして抽出する。これにより、RFIDタグに対して、電波により電力供給が行われると共に、データの無線通信(リード・ライト)が行われる。
リード・ライトが完了し、RFIDタグとの送受信信号を終了する際には(図6:S22)、RF信号の送信を停止し、パワーアンプ86のオフ信号を送信し(図6:S24)、パワーアンプ86の動作をオフする(図6:S26)。即ち、DC成分への正弦波の重畳を停止させる。制御信号生成回路84は、正弦波の重畳停止によりパワーアンプ86のオフが指示されたと判断し(図7:S52;Yes)、パワーアンプ86がオフする(図7:S54)。その後、DC成分の出力を停止させ(図6:S28)、処理を終了する。
ここで、図8(B)に示す低消費電力モードが指示される場合について説明する。
まず、DCパワーの供給を開始する(図6:S12)。これにより、図8(B)で示すようにDC/制御信号/RF信号結合回路56からDC成分が出力される。次に、制御回路40から出力される制御信号を送付する(図6:S14)。図8(B)で示すようにDC/制御信号/RF信号結合回路56からのDC成分に、制御信号である正弦波が重畳される。ここで、正弦波によりパワーアンプ86がオンする(図6:S16)。即ち、制御信号生成回路84は、正弦波の検出によりパワーアンプ86のオンが指示されたと判断し(図7:S42;Yes)、パワーアンプ86をオンさせる(図7:S44)。更に、制御信号生成回路84は、正弦波の周期が相対的に短いため、低出力モードが指示されたと判断し(図7:S46;No)、パワーアンプ86に低消費電力モードでの動作を指示する(図7:S48)。以降の処理は、上述した高消費電力モードと同じであるため、説明を省略する。
実施形態の情報コード読取装置10は、DC/制御信号/RF信号結合回路56からパワーアンプ86を動作させるための直流電力と、RFIDリード・ライト用の高周波信号(RF信号)と、パワーアンプ86を制御するための低周波の制御用信号とを1本の同軸ケーブル62oを介して高周波回路80へ供給し、高周波回路80は、直流電力と、高周波信号と、低周波の制御用信号とを分離し、該低周波の制御用信号に基づき制御を行い、直流電力を用いて高周波信号を増幅してアンテナ部90側へ出力する。即ち、DC/制御信号/RF信号結合回路56と高周波回路80とが1本の同軸ケーブル62oで接続可能であり、アンテナユニット70と筐体14内に設けられるDC/制御信号/RF信号結合回路56との電気的接続箇所を2カ所(送信用コネクタ64o、受信用コネクタ62i)にできるので、アンテナユニット70を筐体14に簡単に取り付けることができる。
実施形態の情報コード読取装置10は、高周波回路80が、直流電力を分離するための低周波通過フィルター82Cと、高周波信号を分離するための高周波通過フィルター82Aと、低周波の制御用信号を分離するための帯域通過フィルタ82Bとを備える。このため、高周波回路80は、DC/制御信号/RF信号結合回路56からの出力から直流電力と、高周波信号と、低周波の制御用信号とを分離することができる。
実施形態の情報コード読取装置10は、高周波回路80のパワーアンプ86が、高出力の電波を出力するための高消費電力モードと、低出力の電波を出力するための低消費電力モードとを低周波の制御用信号に基づき切り換える。高消費電力モードで高出力の電波を出力して遠距離のRFIDタグへのリード・ライトが可能であると共に、近距離のRFIDタグへのリード・ライトの際には低消費電力モード用いて電力の消費を押さえ、電池による駆動時間を延ばすことができる。
10 情報コード読取装置
14 筐体
40 制御回路
52 送信部
54 受信部
56 DC/制御信号/RF信号結合回路(電力回路)
62o、62i 同軸ケーブル(高周波ケーブル)
70 アンテナユニット
72o、72i 雌コネクタ
80 高周波回路
82 DC/制御信号/RF信号分離回路
82A ローパスフィルタ
82B ハイパスフィルタ
82C バンドパスフィルタ
86 パワーアンプ
90 アンテナ部

Claims (5)

  1. RFIDリード・ライト機能を備えるRFIDリーダライタ携帯端末であって、
    アンテナと高周波回路とをユニット化したアンテナユニットを、筐体の外側に配置し、前記高周波回路と筐体内の電力回路とを高周波ケーブルで接続し、
    前記電力回路は、前記高周波回路を動作させるための直流電力と、RFIDリード・ライト用の高周波信号と、前記高周波回路を制御するための制御用低周波信号とを前記高周波回路へ供給し、
    前記高周波回路は、前記直流電力と、前記高周波信号と、前記制御用低周波信号とを分離し、該制御用低周波信号に基づき制御を行い、前記直流電力を用いて前記高周波信号を増幅して前記アンテナ側へ出力し、
    前記筐体は矩形形状に形成され、前記アンテナは、矩形形状の前記筐体の長手方向側の端部に位置するように前記アンテナユニットに配置され、操作者により把持される把持部は、前記筐体の長手方向の前記端部の反対側に設けられ、
    前記高周波回路が、前記筐体の上面側に位置するように前記アンテナユニットに配置されていることを特徴とするRFIDリーダライタ携帯端末。
  2. 前記アンテナユニットは、筐体の上面と、前端面とにそれぞれ当接するように、下面、裏端面が設けられたL字形状に形成され、
    前記下面上に前記高周波回路が配置され、
    前記裏端面側に前記アンテナが配置されていることを特徴とする請求項1のRFIDリーダライタ携帯端末。
  3. 前記高周波回路は、
    前記直流電力を分離するための低周波通過フィルターと、
    前記高周波信号を分離するための高周波通過フィルターと、
    前記制御用低周波信号を分離するための帯域通過フィルタと、を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2のRFIDリーダライタ携帯端末。
  4. 前記高周波回路は、高出力の電波を出力するための高消費電力モードと、低出力の電波を出力するための低消費電力モードとを、前記制御用低周波信号に基づき切り換えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1のRFIDリーダライタ携帯端末。
  5. 前記アンテナユニットは、前記筐体に着脱可能に取り付けられ、前記高周波ケーブルと、前記アンテナユニットとは、前記高周波ケーブルから着脱可能なアンテナユニットのコネクタを介して接続されていることを特徴とする請求項のRFIDリーダライタ携帯端末。
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