JP5246124B2 - トレイ搬送装置及び画像記録装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係る画像記録装置の一例としての複合機1の外観を示す斜視図である。複合機1は、下部に配設されたプリンタ部2と、その上部に配設されたスキャナ部3と、スキャナ部3の上部に設けられた原稿カバー7と、装置上面の前方側に配置された操作パネル9となどを一体的に備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)であり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能及びファクシミリ機能などを有する。なお、本実施形態においては、矢印13で示される方向が複合機1の幅方向(左右方向)であり、矢印14で示される方向が複合機1の高さ方向(上下方向)であり、矢印12で示される方向が複合機1の奥行き方向(前後方向)である。なお、本発明を実現するうえで、スキャナ機能やファクシミリ機能などは任意の機能であり、例えば、本発明に係る画像記録装置が、プリンタ機能のみを有するプリンタとして実施されてもよい。
以下、図1から図4を参照しながら、プリンタ部2の構成について詳細に説明する。図1に示されるように、プリンタ部2の正面側には開口4が形成されている。この開口4を通じて、給紙トレイ20及び排紙トレイ21が複合機1に装着される。なお、図1では、給紙トレイ20及び排紙トレイ21が省略されている。給紙トレイ20には、A4サイズやB5サイズ等の所望のサイズの記録用紙が収容される。図2に示されるように、給紙トレイ20が複合機1に装着されることにより、給紙トレイ20に収容された記録用紙が、該記録用紙の長手方向が複合機1の奥行き方向12となるようにセットされる。また、排紙トレイ21は、給紙トレイ20に支持されて、給紙トレイ20の上方に配置される。給紙トレイ20と排紙トレイ21とは、上下二段となって複合機1に装着される。
画像記録部24は、記録ヘッド30を搭載して主走査方向(図2の紙面に垂直な方向)へ往復移動するキャリッジ31を備えている。記録ヘッド30には、インクタンク32(図3参照)からインクチューブ33を通じてシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の各色インクが供給される。記録ヘッド30は、その下面に設けられたノズルから、各インクを微小なインク滴として吐出する。キャリッジ31が主走査方向へ往復動することにより、記録ヘッド30が記録用紙に対して走査され、プラテン34上を搬送される記録用紙に画像が記録される。
図5及び図6に示されるように、搬送装置54は、駆動ローラ47と、ピンチローラ48と、バネ61と、ピンチローラホルダ62などが一体にユニット化されて構成されている。なお、個々のピンチローラ48は、図5に示されるように1つのローラよりなる構成でも、図6(図6ではピンチローラホルダ62が省略されている。)に示されるように複数の短いローラ(図6では2個)よりなる構成であってもよい。メディア駆動ローラ47及びピンチローラ48は、給紙トレイ20から給紙された記録用紙を挟持して、その下流側のプラテン34上へ送る。
上述したように、複合機1は、CD−ROMやDVD−ROMメディアなどの記録メディアの盤面上に画像を記録する機能を有する。記録メディアの盤面上に画像が記録される場合、記録メディアはメディアトレイ71(本発明のトレイの一例)に載置される。
以上説明したとおり、メディアトレイ71においては、凸部74の先端面74aが駆動ローラ47側を向いている。そして、凸部74の先端面74aが回転する駆動ローラ47と当接することによって、メディアトレイ71は駆動ローラ47及びピンチローラ48による挟持位置へ案内される。したがって、メディアトレイ71が搬送路23を搬送される高さは、凸部74の先端74bが駆動ローラ47と当接する高さであることが好ましい。例えば、メディアトレイ71が搬送路23を搬送される高さが、凸部74の先端74aとピンチローラ48とが当接する高さであると、メディアトレイ71が搬送路23を搬送される高さは好ましい高さより低いということである。
以下の説明において、図9(A)は図8のX−X断面を示しており、図9(B)、(C)は図8のY−Y断面を示している。図9(A)に示されるように、メディアトレイ71が第1向きに搬送され、凸部74の先端74bが駆動ローラ47に当接すると、凸部74の先端面74aは、駆動ローラ47の外周に沿って第1向きに案内される。図9(B)に示されるように、メディアトレイ71が第1向きに案内されると、次に凹部73の先端73bがピンチローラ48に当接する。ピンチローラ48は、凹部73の先端面73aによって、駆動ローラ47と離間する向きに押される。その結果、図9(C)に示されるように、先端部72は、駆動ローラ47及びピンチローラ48に挟持される。駆動ローラ47及びピンチローラ48による挟持位置に対応しない位置に設けられた凸部74が、複合機1に先行して挿入されることにより、メディアトレイ71の位置が安定する。これにより、メディアトレイ71が複合機1に適切に挿入される。
上述の実施形態では、凸部74が凹部73の先端から突出している長さの分だけ、メディアトレイ71の厚みが第2向きに向かって次第に大きくなっている場合について説明した。つまり、図7(B)に示されるように、凸部74の第1向きの長さと、凸部74の先端面74aが所定の角度θ2の勾配を形成している範囲の第2向きの長さとが、共に長さ「L」である場合について説明した。しかし、凸部74の第1向きの長さが、凸部74の先端面74aが勾配を形成している範囲の第2向きの長さよりも長くてもよい。凸部74の第1向きの長さが、凸部74の先端面74aが勾配を形成している範囲の第2向きの長さよりも長い場合であっても、凹部73の先端73bは、凸部74によって、駆動ローラ47及びピンチローラ48による挟持位置に案内されることができる。
凸部74は、先端面74aにおけるメディアトレイ71の上面71a及び下面71bとの各隅が曲面であってもよい。例えば、図9(D)及び図10(A)に示されるように、先端面74aが、先端74bの近傍においては急勾配で、先端74bから離れてメディアトレイ71の上面71aに近づくにしたがって緩勾配となる曲面であってもよい。ここで、図9(D)は図8のX−X断面を示している。このような構成においては、凸部74の先端面74aが角張っていない。そのため、搬送されるメディアトレイ71の凸部74の先端面74aと駆動ローラ47の外周とが当接する際に、凸部74の先端面74aが駆動ローラ47に突き当たることによるメディアトレイ71の移動の阻害が防止される。
凸部74の幅方向13の長さは、先端74bから第2向きに向かって次第に長くなるものであってもよい。例えば、図10(C)に示されるように、凸部74の幅方向13の長さは、先端74bから第2向きに向かってテーパ状に拡大されていてもよい。詳細には、凸部74の幅方向13の長さは、先端74bから第2向きに向かって離れる程に長くなっている。凸部74の幅方向13の長さが短ければ、凸部74と駆動ローラ47の当接は容易である。また、ピンチローラ48が幅方向13に複数配置されている場合には、各ピンチローラ48同士の間に挿入し易い。凸部74の幅方向13の長さが長ければ、メディアトレイ71の位置が安定する。したがって、上述の構成では、凸部74と駆動ローラ47の当接前には凸部74と駆動ローラ47の当接が優先でき、凸部74と駆動ローラ47の当接後にはメディアトレイ71の位置の安定が優先できる。なお、実施例の変形例3は、上述した実施例の変形例2に適用されてもよい。つまり、凸部74の幅方向13の長さが、先端74bから第2向きに向かって次第に長くなり、且つ、先端面74aにおけるメディアトレイ71の上面71a及び下面71bとの各隅が曲面であってもよい。
凸部74は、先端74bに第1向きと直交しかつメディアトレイ71の上面71a又は下面71bに沿った方向を軸方向として回転するコロ(本発明のコロの一例)を有するものであってもよい。例えば、図9(E)及び図10(B)に示されるように、凸部74の先端74bの幅方向13の中央部が凹んでおり、凹んだ部分に幅方向13に延びる軸(不図示)が設けられている。そして、コロ79は、先端面74aから露出するようにして、当該軸を中心として回転自在に設けられている。ここで、図9(E)は図8のX−X断面を示している。
上述の実施形態では、複合機1において、駆動ローラ47がピンチローラ48の上方に設けられており、拍車ローラ50が駆動ローラ49の上方に設けられている場合について説明した。しかし、ピンチローラ48が駆動ローラ47の上方に設けられていてもよいし、駆動ローラ49が拍車ローラ50の上方に設けられていてもよい。この場合、凹部73及び凸部74の先端面73a、74aの向きが上述の実施形態と逆となることは言うまでもない。つまり、凹部73の先端面73aが斜め上方を向き、凸部74の先端面74aが斜め下方を向くことになる。
上述の実施形態では、トレイ搬送装置としての搬送装置54が画像記録装置としての複合機1に搭載された場合について説明したが、搬送装置54が搭載されるのは、薄板形状のトレイをローラ対で挟持して搬送する装置であるならば、複合機1などの画像記録装置に限らない。このような装置としては、例えば、鉄板を搬送する装置や、プリント基板を搬送する装置などがある。
2・・・プリンタ部
24・・・画像記録部
47・・・駆動ローラ
48・・・ピンチローラ
54・・・搬送装置
71・・・メディアトレイ
72・・・先端部
73・・・凹部
74・・・凸部
Claims (8)
- 駆動源より駆動伝達されて回転する第1ローラと、
上記第1ローラに接離可能であり、かつ当該第1ローラに接するように付勢され、上記第1ローラよりも幅方向の長さが短い第2ローラと、
上記第1ローラ及び上記第2ローラに挟持されて上記幅方向と直交する第1向きに搬送されるトレイと、を具備し、
上記トレイは、搬送される第1向きの先端部における上記第2ローラに対応しない位置に第1向きへ突出する凸部が設けられ、
上記凸部以外の上記先端部は、その先端面が上記第2ローラ側へ向いており、かつ厚みが先端から第1向きとは逆向きの第2向きに向かって次第に大きくなるものであるトレイ搬送装置。 - 上記凸部は、その先端面が上記第1ローラ側へ向いており、かつ厚みが先端から第2向きに向かって次第に大きくなるものである請求項1に記載のトレイ搬送装置。
- 上記凸部の第1向きの長さは、厚みが第2向きに向かって次第に大きくなる範囲より長い請求項2に記載のトレイ搬送装置。
- 上記凸部は、その先端面における上記トレイの表裏面との各隅が曲面である請求項1に記載のトレイ搬送装置。
- 上記凸部の幅方向の長さは、先端から第2向きに向かって次第に長くなるものである請求項1から4のいずれかに記載のトレイ搬送装置。
- 上記凸部は、その先端に上記第1向きと直交しかつ上記トレイの表面又は裏面に沿った方向を軸方向として回転するコロを有するものである請求項1に記載のトレイ搬送装置。
- 上記第1ローラより上記第1向きの上流側に設けられており、上記トレイの凸部が少なくとも上記第1ローラ及び上記第2ローラによる挟持位置より上記第1ローラ側へ向くように上記トレイを案内するガイド部材を、更に具備したものである請求項2から6のいずれかに記載のトレイ搬送装置。
- 請求項1から7のいずれかに記載のトレイ搬送装置と、
上記トレイに載置された薄板形状の被記録媒体に対して画像を記録する画像記録部と、を具備する画像記録装置。
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