JP5248064B2 - 全芳香族ポリアミド繊維布帛 - Google Patents
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Description
このような欠点を除くために、従来、種々の捺染方法が提案されている。
例えば、特許文献1(特開平1−139814号公報)には、全芳香族ポリアミド繊維に耐熱性のある顔料を練り込むことにより、発色性、耐熱性、高温時の形態安定性や耐光性が向上することを示しているが、長時間の屋外曝露下においては、変退色するという問題点があった。
また、特許文献2(米国特許第6451070号明細書)においては、顔料およびバインダーを含む糊を使用してアラミド繊維製布帛に捺染を施す方法が記載されている。これは、従来、他の繊維へ適用していた方法をすぐに応用できるものであり、比較的濃色で鮮明な柄を得ることができ、堅牢度面でも良好な耐光堅牢度を得ることができる方法である。しかしながら、淡色領域での耐光性には問題があった。
しかしながら、この方法では、捺染糊に大量の溶媒を含むため環境に悪影響を与えるだけでなく、染料の繊維内部への到達には限界があり、そのため十分な耐光堅牢度を得ることができないという欠点がある。また建染染料では堅牢度は良好であるが十分な濃度を得ることができないという欠点もある。
さらに、特許文献4(特開2007−16346号公報)においては、アラミド繊維製布帛に一種または二種以上の染料を含む糊を捺染後乾燥し、これにレーザー照射後、ソーピングし、染料を繊維内の奥深くまで移行させ、高耐光堅牢度、高濃度固着性のある捺染物が得られるとしているが、染色において耐光性は十分に解消できず、また淡色域での耐光性に関しては触れられていなかった。
ここで、本発明の全芳香族ポリアミド繊維布帛では、顔料と紫外線遮蔽剤が併用してプリント捺染されている部分が布帛に一部であってもよい。
全芳香族ポリアミド繊維布帛は、その明度L*が30.0以上であり、かつフェードメーターにて63℃、20時間光を照射した際の耐光堅牢度が4級以上であることが好ましい。
さらに、上記紫外線遮蔽剤の付着量は、好ましくは1.0〜30.0重量%である。
さらに、上記紫外線遮蔽剤は、一次粒子径が0.1〜3.0μmの範囲の、酸化チタン、二酸化ケイ素、酸化亜鉛、塩基性炭酸亜鉛、白鉛、塩基性硫酸亜鉛、硫酸鉛、硫化亜鉛、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化タングステン、酸化スズ、酸化アンチモン、および硫酸バリウムからなる群から選ばれた少なくとも1種が好ましい。
さらに、本発明に使用される上記布帛は、他の繊維を60.0重量%以下含む布帛であって、かつJIS L 1096 E法に規定される限界酸素指数(LOI)が26.0以上であることが好ましい。
ここで、上記他の繊維としては、難燃レーヨン、難燃加工綿、難燃ウール、難燃ポリエステル繊維、難燃ビニロン繊維、難燃アクリル繊維、およびノボラック繊維からなる群から選ばれた少なくとも1種が挙げられる。
以上の本発明の全芳香族ポリアミド繊維布帛は、好ましくはフェードメーターにて63℃、40時間光照射後の強度保持率が70.0%以上ある。
また、本発明の全芳香族ポリアミド繊維布帛は、プリント捺染において、リン系および/またはハロゲン系防炎剤が併用されていてもよい。
次に、本発明は、以上の全芳香族ポリアミド繊維布帛を少なくとも一部に用いた難燃作業服に関する。
次に、本発明は、以上の全芳香族ポリアミド繊維布帛を少なくとも一部に用いた難燃防護服に関する。
なお、布帛の組織についても特に限定を加えるものではなく、平織の他、綾織、朱子織等、公知の組織でも良い。しかし、用途に応じて通気性や柔軟性が要求される場合、3/1や3/2、2/2の綾織、経二重ツイル、経三重ツイル構造などが好ましく採用される。
布帛を構成する繊維材料は、短繊維紡績糸条、長繊維糸条、スプリットヤーン、テープヤーンなどのいずれの形状であってもよい。
さらに、布帛を構成する全芳香族ポリアミド繊維の単繊維繊度は、0.1〜10dtexの範囲にあることが好ましい。
−NHAr1−NHCO−Ar2−CO− ………(1)
メタ型全芳香族ポリアミド繊維の具体例は、デュポン(株)製の「ノーメックス」、帝人(株)製の「コーネックス」が挙げられる。
これらの顔料 の中では、300℃、15分の熱履歴で変色しないものが特に好ましく、スレン系、フタロシアニン系、キナクリドン系、ジオキサジン系、イソインドリノン系顔料が好ましく用いられる。
なお、顔料の布帛への付着量は、通常、0.05〜30.0重量%、好ましくは0.1〜20.0重量%である。
なお、以後、当特許において用いる布帛への付着量は、単位面積当たりに付着した捺染糊の固形分重量に対する重量%とする。
また、プリント捺染において、顔料とともに併用される紫外線遮蔽剤は、得られるプリント捺染布帛の耐光堅牢度を高めることができる。
上記紫外線遮蔽剤としては、酸化チタン、二酸化ケイ素、酸化亜鉛、塩基性炭酸亜鉛や白鉛、塩基性硫酸亜鉛、硫酸鉛、硫化亜鉛、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化タングステン、酸化スズ、酸化アンチモン、硫酸バリウムが挙げられる。
これらの紫外線遮蔽剤の一次粒子径は、0.1〜3.0μmの範囲、好ましくは0.2〜1.0μmの範囲が良い。一次粒子径が0.1μm未満では表面エネルギーが高いため、凝集を起こしやすく、一方3.0μmを超える場合は、透明性が十分ではない問題がある。
紫外線遮蔽剤の布帛への付着量は、通常、1.0〜30.0重量%、好ましくは2.0〜20.0重量%程度である。付着量が1.0重量%未満であると耐光堅牢度の改善はほとんど見られず、一方30.0重量%を超えると粒子を固着するためのバインダー使用量が多くなり、布帛の柔軟性や通気性に問題が生じる。
ここで、バインダーとしては、特に限定されないが、ポリウレタン系重合体、ポリアクリル系重合体、ポリアミド系重合体、ポリエステル系重合体、ポリエチレン系重合体、ポリプロピレン系重合体、ポリ塩化ビニル系重合体、ポリ塩化ビニリデン系重合体、ポリフッ素系重合体、あるいはシリコーン系重合体などの水系エマルジョン、さらにあるいは上記各重合体のプレポリマーの水系エマルジョンと架橋剤の組合せを用いればよい。特に、柔軟性、洗濯耐久性、耐加水分解性、コストなどの点からポリウレタン系重合体、ポリアクリル系重合体、ポリアミド系重合体、ポリエステル系重合体からなる群から選ばれる一種または二種以上の水系エマルジョンの組合せで用いるものがより好ましい。
なお、上記架橋剤としては、アクリル酸、メタクリル酸、ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシアルキルメタクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、メチロールアクリルアミド、ビニルエチレン尿素、アクロレイン、ケテンダイマー、ビニルイソシアネート、ジビニルスルホン等の官能基を有する反応性化合物などが用いられる。
バインダー(必要に応じて用いられる架橋剤を含む)の付着量は、通常、10〜70重量%、好ましくは20〜60重量%である。
なお、捺染糊の割合は、顔料が0.05〜30.0重量%、好ましくは0.1〜20.0重量%、紫外線遮蔽剤が1.0〜30.0重量%、好ましくは2.0〜20.0重量%、バインダー(固形分換算、架橋剤を含む)が10〜70.0重量%、好ましくは20.0〜60.0重量%(ただし、顔料+紫外線遮蔽剤+バインダー(架橋剤を含む)=100重量%)である。
リン系防炎剤としては、リン酸エステル、ホスホン酸エステル、およびホスファゼンオリゴマーなどが好適に例示される。
さらに、リン酸エステルとしては、下記式(I)で示される化合物が好適である。
かかる有機ハロゲン系防炎剤 としては、ハロゲン化カーボネートオリゴマー、ハロゲン化エポキシ化合物、ハロゲン化ポリスチレン、ハロゲン化トリアジン化合物、ハロゲン化ジフェニルアルカン系化合物、ハロゲン化インダン系化合物、およびハロゲン化芳香族フタルイミド系化合物などが挙げられ、中でもポリカーボネートとの相溶性に優れ、その耐熱性および熱安定性が良好であることからハロゲン化カーボネートオリゴマー、ハロゲン化エポキシ化合物が好ましい。
なお、上記防炎剤中には、酸化チタン、二酸化ケイ素、酸化亜鉛、塩基性炭酸亜鉛や白鉛、塩基性硫酸亜鉛、硫酸鉛、硫化亜鉛、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化タングステン、酸化スズ、硫酸バリウム、三酸化アンチモン、水酸化アルミニウムなどの無機系防炎剤を5.0重量%以下程度、配合することもできる。
プリント捺染後、120〜150℃で2〜5分間乾燥したのち、150〜170℃で2〜5分、熱処理すればよい。
ここで、明度L*は、JIS Z 8729によって定義され、マクベス社(株)製、カラー測定装置「Machbeth COLOR-EYE」を用い、2度視野とし、D65光源を使用して測定された値である。明度L*が30.0未満では、濃色であるため、耐光変色が少ない。
ここで、上記耐光堅牢度は、具体的にはJIS L 0842法に準じて測定された値である。
この耐光堅牢度が4級未満では、変退色が大きくなり好ましくない。
耐光堅牢度を4.0以上にするには、顔料と紫外線遮蔽剤を併用すればよい。
上記強度保持率は、例えばJIS L 0842法に準じて光を照射し、その後サンプルをJIS L 1096 A法に準じて測定された値である。
上記強度保持率を70.0%以上にするには、サンプルが光によるダメージを受けにくくすれば良く、例えば顔料と紫外線遮蔽剤を併用すればよい。
(1)一次粒子径
紫外線遮蔽剤を電子顕微鏡を用いて、その径が測定できる程度の倍率で観察し、その画像を写真に撮影することにより記録した。撮影した写真上で、紫外線遮蔽剤の径を測定し、倍率で除することによりその径を求めた。ひとつの粒子の径は、5〜8箇所の測定の平均値とし、同様の作業を100前後の粒子に対して行い、それらの平均を取ることにより一次粒子径を求めた。
(2)高温耐光試験
JIS L 0842法に準拠しフェードオメーターにて63℃、20時間、40時間光照射後、耐光性を評価した。評価は、直射日光を避け、北空昼光(日の出3時間後から日没3時間前までの北空昼光で、周辺の建物・部屋の内装などの環境色の影響を受けていない光であること)、またはJIS
Z8720に既定する常用光源D65を用い、660lxまたは、それ以上の明るさ(約1,000lxが最も望ましい)の下で行った。
光線は約45°の角度で表面に当て、観察する方向は試験片およびグレースケールの表面に対してほぼ直角になるようにした。その際の判定には耐光堅牢度判定用ブルースケールを用いて行った。
(3)明度L*
マクベス社(株)製、カラー測定装置「Machbeth COLOR-EYE」を用い、2度視野とし、D65光源を使用してL*を測定した。
(4)織物引張強力
JIS L 1096 A法に準じて測定した。
(5)強度保持率
上記(2)に記載の方法で、耐光試験を行う前のサンプル、40時間光照射したサンプルの強度を測定し、それぞれS0、S40とする。強度保持率は、以下のように求めた。
強度保持率(%)=(S40/S0)×100
(6)LOI値
JIS L 1096 E法に基づき、50mm以上燃え続けるのに必要な酸素濃度とした。
メタ型アラミド繊維(1.7dtex カット長51mm 帝人テクノプロダクツ製、商標名:コーネックス)とパラ型アラミド繊維(1.7dtex カット長51mm 帝人テクノプロダクツ製、商標名:テクノーラ)、また難燃レーヨン(2.2dtex カット長51mm レンチング社製)の混率が30:20:50よりなる重量割合で混合した耐熱繊維からなる紡績糸(40/2)(英国式番手)を用いて2/1ツイルに織成した織物(目付け200g/m2、LOI値=28.6)を作成し、公知の方法で精練処理し、布帛表面にある糊剤、油剤を除去した。
マクベス測定機にて測定した際、L*が43.9にプリント捺染する際、捺染用顔料として、リューダイ W イエロー FF3R(大日本インキ化学工業(株)製) 2.2部、リューダイ W ブラウン FFR(大日本インキ化学工業(株)製) 0.5部、リューダイ W ブリリアント
ルビン FF2B(大日本インキ化学工業(株)製) 0.2部、ハイビック ブルー
FBG(御国色素(株)製) 0.5部と、30%の二酸化チタン(一次粒子径=0.2μm)と、アクリル系樹脂、水、エチレングリコール、ミネラルスピリットを界面活性剤により乳化分散させた紫外線遮蔽剤15部、およびウレタン系樹脂、ミネラルスピリット、水を界面活性剤により乳化分散させた顔料捺染用糊剤(固形分濃度 13%) 60部、ハロゲン系芳香族化合物と三酸化アンチモンからなる難燃剤(日華化学(株)製、ネオステッカー FRC−105) 10部、市販のバインダー用架橋剤(明成化学工業社製、SU−125F) 2部を含む捺染糊(全固形分濃度=29%、粘度=8,000cPs)を用いて、ロータリー捺染機(一金工業社製)を用いて印捺を行った後、150℃で2分間、乾燥し、160℃で3分間、熱処理を行うことによりプリント捺染を行った。なお、捺染面積は、30%であった。
この際、顔料の付着量は3.5%、二酸化チタン(紫外線遮蔽剤)の付着量は16.0%、難燃剤の付着量は24.5%、バインダーの付着量(固形分換算、架橋剤を含む)は27.7%であった。
このとき耐光堅牢度は、4−5級であり、強度保持率は78.2%と共に良好であった。
実施例1と同様の方法で、紫外線遮蔽剤を併用せずに同色に顔料を用いて捺染プリントを行った。
このときの耐光堅牢度は、3−4級となり、強度保持率は61.7%となり、耐光堅牢度、強度保持率共に満足するものではなかった。
実施例1と同様の方法で、L*が43.7となるよう浸染用染料として、インダンスレン
ブルー CLF(DyStar Ltd製) 0.6部、インダンスレン レッド FFB(DyStar Ltd製) 0.15部、ミケスレン ゴールド オレンジ G(DyStar Ltd製) 0.74部、インダンスレン
イエロー F3GC(DyStar
Ltd製) 0.27部と、市販のマイグレーション防止剤(アルギン酸ソーダ水溶液) 15部を含む染色液(固形分濃度=2.5%)を、ローラードライヤー(京都機械社製)にて布帛に付与し、乾燥を行った後、パッドスチーマ(山東鉄工所製)にて、ハイドロサイルファイト 25 g/lと苛性ソーダ 50 g/lを含む水溶液を付与し、飽和蒸気にて蒸熱処理することにより染料を固着、発色させた。その後、水洗および湯洗により余分な染料およびマイグレーション防止剤を洗い流すことにより均一色に染色を行った。
このときの耐光堅牢度は、3級となり、強度保持率は55.5%となり、耐光堅牢度、強度保持率共に満足するものではなかった。
実施例1において同様の方法でL*が33.0となるよう、捺染用顔料として、リューダイ W イエロー FF3R(大日本インキ化学工業(株)製) 8部、リューダイ W レッド FB CONC(大日本インキ化学工業(株)製) 0.15部、ハイビック ブルー
FBG(御国色素(株)製) 0.85部と、30%の二酸化チタン(一次粒子径=0.2μm)と、アクリル系樹脂、水、エチレングリコール、ミネラルスピリットを界面活性剤により乳化分散させた紫外線遮蔽剤3部、およびウレタン系樹脂、ミネラルスピリット、水を界面活性剤により乳化分散させた顔料捺染用糊剤(固形分濃度 13%) 70部、ハロゲン系芳香族化合物と三酸化アンチモンからなる難燃剤(日華化学(株)社製、ネオステッカー FRC−105) 10部、市販のバインダー用架橋剤(明成化学工業社製、SU−125F) 5部を含む、捺染糊(全固形分濃度=22.0%、粘度=9,000cPs)を用いて、ロータリー捺染機(一金工業社製)にて印捺を行った後、150℃で2分間、乾燥し、160℃で3分間、熱処理を行うことによりプリント捺染を行った。なお、捺染面積は、40%であった。
この際、顔料の付着量は12.3%、二酸化チタン(紫外線遮蔽剤)の付着量は4.5%、難燃剤の付着量は32.3%、バインダーの付着量(固形分換算、架橋剤を含む)は43.7%であった。
耐光堅牢度は5級、強度保持率は75.3%となり、耐光堅牢度、強度保持率共に良好であった。
実施例1と同様の方法で、L*が28.5に捺染用顔料として、リューダイ W イエロー FF3R(大日本インキ化学工業(株)製) 13部、リューダイ W レッド
FFGR(大日本インキ化学工業(株)製) 2.6部、ハイビック ブルー
3RU(大日本インキ化学工業(株)製) 0.7部、リューダイ W ブラック RC(大日本インキ化学工業(株)製) 0.2部と、ウレタン系樹脂、ミネラルスピリット、水を界面活性剤により乳化分散させた顔料捺染用糊剤(固形分濃度 13%) 76部、市販のバインダー用架橋剤(明成化学工業社製、SU−125F)6部を含む、捺染糊(全固形分濃度=15.4%、粘度=8,000cPs)を用いて、ロータリー捺染機(一金工業社製)にて印捺を行った後150℃で2分間、乾燥し、160℃で3分間、熱処理を行うことによりプリント捺染を行った。なお、捺染面積は、20%であった。
この際、顔料の付着量は32.0%、バインダーの付着量(固形分換算、架橋剤を含む)は68.0%であった。
耐光堅牢度は5級となり、強度保持率は72.1%と明度L*が30.0未満の領域では、二酸化チタンを顔料と併用せずとも、共に良好であった。
Claims (11)
- プリント捺染により着色された全芳香族ポリアミド繊維よりなる布帛であって、該プリント捺染が顔料と紫外線遮蔽剤とを併用してなされており、かつ顔料の布帛への付着量が0.05〜30.0重量%、また紫外線遮蔽剤は一次粒子径が0.1〜3.0μmの範囲の、酸化チタン、二酸化ケイ素、酸化亜鉛、塩基性炭酸亜鉛、白鉛、塩基性硫酸亜鉛、硫酸鉛、硫化亜鉛、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化タングステン、酸化スズ、酸化アンチモン、および硫酸バリウムからなる群から選ばれた少なくとも1種であり、しかも当該紫外線遮蔽剤の布帛への付着量が1.0〜30.0重量%であることを特徴とする全芳香族ポリアミド繊維布帛。
- 顔料と紫外線遮蔽剤が併用してプリント捺染されている部分が布帛に一部ある請求項1記載の全芳香族ポリアミド繊維布帛。
- 全芳香族ポリアミド繊維布帛の明度L*が30.0以上であり、かつフェードメーターにて63℃、20時間光を照射した際の耐光堅牢度が4級以上である請求項1または2に記載の全芳香族ポリアミド繊維布帛。
- プリント捺染に用いられる捺染糊の割合が、固形分換算で、顔料が0.05〜30.0重量%、紫外線遮蔽剤が1.0〜30.0重量%、バインダーが10〜70.0重量%(ただし、顔料+紫外線遮蔽剤+バインダー=100重量%)であり、かつ捺染糊の布帛への付着量が乾燥後の固形分換算で7〜80g/m 2 である、請求項1〜3いずれかに記載の全芳香族ポリアミド繊維布帛。
- 布帛の目付量が、180〜350g/m 2 である、請求項1〜4いずれかに記載の全芳香族ポリアミド繊維布帛。
- 布帛が他の繊維を60.0重量%以下含む布帛であって、かつJIS L 1096 E法に規定される限界酸素指数(LOI)が26.0以上である請求項1〜5のいずれかに記載の全芳香族ポリアミド繊維布帛。
- 他の繊維が難燃レーヨン、難燃加工綿、難燃ウール、難燃ポリエステル繊維、難燃ビニロン繊維、難燃アクリル繊維、およびノボラック繊維からなる群から選ばれた少なくとも1種の繊維である請求項1〜6のいずれかに記載の全芳香族ポリアミド繊維布帛。
- フェードメーターにて63℃、40時間光照射後の強度保持率が70.0%以上ある請求項1〜7のいずれかに記載の全芳香族ポリアミド繊維布帛。
- プリント捺染において、リン系および/またはハロゲン系防炎剤が併用されている請求項1〜8のいずれかに記載の全芳香族ポリアミド繊維布帛。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の全芳香族ポリアミド繊維布帛を少なくとも一部に用いた難燃作業服。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の全芳香族ポリアミド繊維布帛を少なくとも一部に用いた難燃防護服。
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