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JP5254631B2 - 緩衝仕切付包装箱 - Google Patents
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JP5254631B2 - 緩衝仕切付包装箱 - Google Patents

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Description

この発明は、包装箱の箱体形成片と一体的に包装箱の内部空間を仕切り、収容物を緩衝的に保護する仕切が設けられている緩衝仕切付包装箱に関する。
従来、ガラス製の収容物等、衝撃で破損しやすいものは、破損を防ぐために緩衝性のある包装箱に収容して運搬や保管を行っている。緩衝性のある包装箱は、例えば特許文献1に開示されている包装箱がある。この包装箱は、4つの外側壁の上部を内側に折り返して2重壁としたトレイ状段ボール製外箱と、外箱に内通される緩衝仕切りとを備え、この緩衝仕切りが、外箱の底壁に、底部を当接させ、底部の両端部から立ち上がる2つの傾斜部分の各先端を、外箱の対向する内側壁に当接させると共に、前記2つの傾斜部分の対向する位置に切欠きが設けられている。
実開平6−51126号公報
上記従来の技術の場合、緩衝仕切と外箱が一組として設けられ、緩衝仕切専用の外箱が必要であった。一方、専用の外箱ではなく、いろいろな包装箱に入れて使用する緩衝用仕切りもある。例えば包装箱の内部空間に三角形状に突出する緩衝支持部を設け、緩衝支持部の頂点に収容物を保持する透孔が設けられた緩衝用仕切りがある。しかしこのような三角形状に突出する緩衝支持部は、角度が一定にならず、外箱の内側で位置も不安定であり、確実に収容物を保持することができなかった。また、組み立て時に作業者の折込作業による仕切りの容器保持位置にばらつきが生じ、作業効率も良くないものであった。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、包装箱の所定位置に安定して設置され、高い緩衝機能を有する仕切りを備えた緩衝仕切付包装箱を提供することを目的とする。
本発明は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、この箱体形成片には、互いに平行に連接された側面と、前記側面を筒状に組み立てた状態で一方の端部を閉鎖する底部と、前記側面の前記底部と反対側の側縁部に連接された折返部と、前記折返部の前記側面と反対側の側縁部に連接され前記包装箱の内部空間に突出する緩衝支持部と、前記緩衝支持部に連接され前記底部に重ねられる第一底面と、前記第一底面に重ねて設けられ前記箱体形成片で組み立てられた包装箱の底部に幅方向に隙間無く嵌合される第二底面が設けられている緩衝仕切付包装箱である。
また、前記緩衝支持部は、互いに平行な3本の折罫線が設けられ、前記折罫線を折り曲げて前記包装箱の内部空間に2つの傾斜面で三角形に形成され、頂点となる折罫線には前記包装箱の収容物が嵌合される透孔が設けられている。
また、前記第一底面の、前記緩衝支持部と反対側の側縁部には前記包装箱の内側面に沿う緩衝折曲部が設けられ、前記緩衝折曲部は互いに平行の2本の折罫線が設けられ、前記折罫線を折り曲げて前記包装箱の内部空間に傾斜して突出する傾斜面と、前記包装箱の内側面に沿う垂直面で直角三角形状に形成され、前記傾斜面には前記包装箱の収容物が嵌合される透孔と、前記透孔の内側部が一部を連結されて設けられた緩衝片が設けられている。
また、前記第二底面は、前記第一底面の前記緩衝支持部との連接方向に交差する端部に連接して設けられ、前記第二底面には前記第一底面から前記緩衝支持部側へ突出する突出部が設けられ、前記第二底面は前記第一底面に折り返されて糊付けされ前記突出部は前記第一底面の前記緩衝支持部側に突出し、前記包装箱の底部の両端部に当接して位置決めされる。
また本発明は、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた仕切り形成片を有し、この仕切り形成片には、包装箱の底部に重ねられる第一底面と、前記第一底面に連接され前記包装箱の内部空間に突出する緩衝支持部と、前記第一底面の、前記緩衝支持部と反対側の側縁部に設けられ前記包装箱の内側面に沿う緩衝折曲部と、前記第一底面に重ねて設けられ前記包装箱の底部に嵌合される第二底面と、前記緩衝支持部と前記緩衝折曲部に各々連接され前記緩衝支持部または前記緩衝折曲部の突出方向と交差して前記包装箱の底部に沿って折り返されて前記第一底面と面一に連続して並べられる第三底面が設けられ、前記第一底面と前記第三底面を面一に連続して並べた状態で、前記包装箱の底部にがたつき無く嵌合される形状となる仕切りを備えた緩衝仕切付包装箱である。
本発明の緩衝仕切付包装箱は、緩衝仕切りが包装箱の所定位置に安定して設置され、高い緩衝機能を有するものである。特に、包装箱と一体に緩衝仕切りが設けられていることにより、部材管理も容易になり、組み立て作業も効率化することができる。また、収容物を保持する緩衝支持部は位置が固定され、収容物が外れることを防ぎ、確実に保護することができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の第一実施形態の緩衝仕切付包装箱10を示すもので、この実施形態の緩衝仕切付包装箱10は、包装箱の内側に仕切りが一体に形成されて、収容物を緩衝的に保持するものである。
この実施形態の緩衝仕切付包装箱10は、紙製等の一枚のブランクシートを打ち抜いて形成された箱体形成片12を組み立てて設けられている。図2は箱体形成片12を表面から見た展開図であり、箱体形成片12は、側面14,16,18,20が、互いに平行に連接して形成されている。側面14,16,18,20は、連接している幅方向は同じ長さであり、連接方向の長さは側面14,18が長くて互いにほぼ等しく、側面16,20は短くて互いにほぼ等しい。さらに側面14の側縁部には、緩衝仕切付包装箱10の組立状態で側面20の裏面に糊付けされる糊付片22が設けられている。そして、糊付片22、側面14,16,18,20は、各々折罫線24,26,28,30で区切られている。
側面14において、側面同士の連接方向に対して直角方向の一端部には、上蓋片32が折罫線34で区切られて設けられている。上蓋片32の折罫線34の反対側の端部には、さらに差込片36が折罫線38で区切られて設けられている。側面14の、折罫線34と反対側の端部には、底部を形成する第一底蓋片40が折罫線42で区切られて設けられている。第一底蓋片40は、折罫線42を下底とする台形状に形成され、折罫線42から折罫線42に対して平行な上底である端部40aまでの長さは、緩衝仕切付包装箱10の組立状態で底部の中心線付近に位置する長さ、つまり側面16,20の約半分の幅に設けられている。第一底蓋片40の、側面16に隣接する傾斜した側縁部には、略三角形の底部糊付片44が折罫線46で区切られて設けられている。第一底蓋片40の端部40aには、底部糊付片44の反対側に差込片48が形成され、端部40aよりも外側に所定幅突出して設けられている。
側面16の、側面14の折罫線34に隣接する端部には、矩形の上フラップ50が折罫線52で区切られて設けられている。側面16の、折罫線52と反対側の端部には、底部を構成する台形状の底フラップ54が、折罫線56で区切られて設けられている。
側面18の、側面16の折罫線52に隣接する端部には、折返部58が折罫線60で区切られて設けられている。折返部58は、側面18とほぼ同じ大きさに形成されている。折返部58の折罫線60と反対の端部には、補助底面62が折罫線64で区切られて設けられている。補助底面62は、折返部58と連接している幅方向はほぼ同じ幅に形成され、連接方向の長さは側面18よりも短く形成されている。補助底面62の折罫線64と反対側の端部には、緩衝支持部66が折罫線68で区切られて設けられている。緩衝支持部66は、側面18よりも連接方向が少し短い矩形であり、連接方向の中間に、折罫線68に対して平行な折罫線70が設けられている。折罫線70の途中には、6個の透孔72が等間隔に設けられている。透孔72は、折罫線70に交差する方向に長い楕円形状である。
緩衝支持部66の、折罫線68と反対側の側縁部には、第一底面74が折罫線76で区切られて設けられている。第一底面74は、緩衝支持部66と連接している幅方向は同じ幅に形成され、連接方向の長さは側面18よりも少し長く形成されている。第一底面74の、折罫線76と反対側の側縁部には、緩衝折曲部78が折罫線80で区切られて設けられている。緩衝折曲部78は、第一底面74と連接している幅方向は同じ幅に形成され、連接方向の長さは側面18よりも長く形成されている。緩衝折曲部78の連接方向の中心よりも折罫線80から少し離れた位置に、折罫線80に対して平行な折罫線82が設けられている。緩衝折曲部78の、折罫線80と折罫線82の間は傾斜面78aとなり、折罫線82と端部の間は垂直面78bとなる。傾斜面78aには、6個の切断線83が等間隔に設けられ、切断線83は折罫線82に交差する方向に長いU字形で折罫線82に開口している。切断線83の内側の部分は、緩衝折曲部78の垂直面78bに連続する片持ち状の緩衝片85となる。傾斜面78aから緩衝片85を離すと、切断線83の内側に透孔84が形成される。
なお、各折罫線64,68,76,80,82には、折り曲げを容易にする破断線が各々設けられている。
第一底面74の折罫線76,80に対して直交する一方の端部には、第二底面86が折罫線88で区切られて設けられている。折罫線88には、折り曲げを容易にする破断線が設けられている。第二底面86は第一底面74の折罫線76,80の外側に達する長い矩形に形成され、第二底面86の両端部分は、第一底面74の折罫線76,80の側方に突出して緩衝支持部66、緩衝折曲部78に隣接する突起部86aとなる。突起部86aと緩衝支持部66、緩衝折曲部78は、切断線90で区切られている。第二底面86の、折罫線88と反対側の端部は糊付部92が設けられ、糊付部92は第二底面86の端部から側方へ台形状に突出して設けられている。第二底面86の折罫線88に対して平行な長さは、緩衝仕切付包装箱10を組み立てたときの箱体の底部に隙間無く嵌合されるもので、側面16,20の折罫線52に対して平行な長さとほぼ等しい。
第一底面74の、折罫線88と反対側の端部には、第二底面86と同形の第二底面94が折罫線96で区切られて設けられている。第二底面94の両端部分は突起部94aとなり、緩衝支持部66、緩衝折曲部78とは切断線98で区切られている。第二底面94の折罫線96と反対側の端部には糊付部100が設けられている。折罫線96には、折り曲げを容易にする破断線が各々設けられている。
側面18には、折罫線60の中間に連通して、破断線102がコの字形に形成されている。折罫線60の、破断線102で囲まれた部分は破断されている。
側面18の、折罫線60と反対側の端部には、底部を構成する第二底蓋片104が折罫線106で区切られて設けられている。第二底蓋片104は、折罫線106を下底とする台形状に形成され、折罫線106から折罫線106に対して平行な上底である端部104aまでの長さは、緩衝仕切付包装箱10の組立状態で底部の中心線付近に位置する長さ、つまり側面16,20の約半分の幅に設けられている。第二底蓋片104の、側面20に隣接する傾斜した側縁部には、略三角形の底部糊付片108が折罫線110で区切られて設けられている。第二底蓋片104の端部104aには、108の反対側に差込片112が形成され、端部104aよりも外側に所定幅突出して設けられている。
側面20の、側面18の折罫線60に隣接する端部には、矩形の上フラップ114が折罫線116で区切られて設けられている。側面20の、折罫線116と反対側の端部には、底部を構成する台形状の底フラップ118が、折罫線120で区切られて設けられている。
次に、この実施形態の緩衝仕切付包装箱10の組立方法の一例について説明する。なお、ここでは図2に示す緩衝仕切付包装箱10の箱体形成片12の表面が凸になる折り方を正折り、そして裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。
まず、第二底面86の糊付部92の裏面に糊122を塗布し、折罫線88を正折りし、第二底面86の裏面が糊122により第一底面74の裏面に糊付けされる。また、第二底面94の糊付部100の裏面に糊124を塗布し、折罫線96を正折りし、第二底面94の裏面が糊124により第一底面74の裏面に糊付けされる。
次に、折罫線42,56,106,120を正折りし、折罫線46,110を逆折りし、底部糊付片44,108の裏面に糊126,128を塗布する。そして、糊付片22の表面に糊130を塗布する。折罫線26を正折りし、折罫線30を正折りし、これにより、糊付片22の表面は糊130により側面20の裏面に糊付けされ、底部糊付片44の裏面は糊126により底フラップ54の表面に、底部糊付片108の裏面は糊128により底フラップ118の表面に糊付けされる。これにより、図3に示す折り畳み状態となり、この状態で出荷される。
次に、収容物を収容し包装する工場等において、折罫線24,26,28,30を各々90度に正折りして四角形の箱体にする。このとき、第一底蓋片40の底部糊付片44は底フラップ54に、第二底蓋片104の底部糊付片108は底フラップ118に糊付けされているため、二つ折りされていた折罫線42,56,106,120は自動的に引き起こされてほぼ90°に開き、底部が形成される。そして、第一底蓋片40の差込片48が第二底蓋片104の端部104aに差し込まれ、第二底蓋片104の差込片112が第一底蓋片40の端部40aに差し込まれ、互いにロックされ、箱体の底部の形状を保つ。
そして、折罫線60を正折りし、折返部58を側面18の裏面に重ねて折り返し、折罫線64,68,76,80を逆折りして折り畳み、緩衝支持部66等を箱体の内側に入れる。このとき、緩衝支持部66の折罫線70を正折りして緩衝支持部66を第一底面74から突出する三角形にする。また、折罫線82を正折りし、緩衝折曲部78の傾斜面78aは第一底面74から側面14の途中に向かって突出し垂直面78bは側面14に沿って下方に向かって折り曲げる。第二底面86、94は箱体の底部に隙間無く嵌合される形状であり、側面14,18の間に第二底面86,94の突起部86a,94aが僅かな隙間を有して当接し、がたつきが無い状態でセットされる。また、緩衝支持部66と緩衝折曲部78の三角形状に組み立てられた斜面の角度や位置は一定となる。緩衝支持部66の透孔72と緩衝折曲部78の透孔84は、緩衝支持部66、緩衝折曲部78の頂点に等間隔で並べられる。
次に、この実施形態の緩衝仕切付包装箱10の使用方法の一例について説明する。ここでは組み立てられた緩衝仕切付包装箱10に、ガラス製などのシリンジ132を収容して使用する。シリンジ132は緩衝仕切付包装箱10の側面14,18の間に入る長さで、透孔72,84に嵌合される直径の円柱形であり、シリンジ132の中には薬液134が充填されている。そしてシリンジ132を緩衝支持部66の透孔72と、緩衝折曲部78の透孔84に掛け渡し、シリンジ132の側面の2箇所を保持して収容する。緩衝折曲部78の緩衝片85はシリンジ132に押されて垂直面78bに近いほうへ開き、緩衝片85の先端は第二底面86に当接してバネのように彎曲してシリンジ132の端部に当接する。箱体の、シリンジ132の上方には空間があり、ここにシリンジ132から薬液134を押出すときに使用するピストン136が、収容されてもよい。
この実施形態の緩衝仕切付包装箱10によれば、箱体と一体で収容物の形状や数に合わせた仕切りを設け、収容物を高い緩衝強度で収容し、取り出しの際は容易に取り出すことができる。第二底面86,94は、箱体の底部に隙間無く嵌合される形状であるため、緩衝支持部66と緩衝折曲部78ががたつきが無い状態でセットされ、折り曲げ角度や位置は一定に固定される。これにより、収容物が破損し易いシリンジ132でも、緩衝支持部66の透孔72と、緩衝折曲部78の透孔84に掛け渡して上下方向の緩衝性能を高めて収容することができる。さらに、シリンジ132の端部には緩衝片85が当接するため、シリンジ132の両端部のがたつきを押え、水平方向の緩衝性能も高めることができる。また、上蓋片32を開けると、シリンジ132が互いに平行に並んで収容され、取り出しやすいものである。
緩衝仕切付包装箱10は、箱体と緩衝支持部66、緩衝折曲部78が一体に設けられ、一枚の箱体形成片12を組み立てるだけなので、組立作業が容易で部材管理が容易である。また、緩衝支持部66、緩衝折曲部78は折り曲げ角度や位置が一定になるため、きれいに組み立てることができ、作業性が向上する。また仕上がりの体裁が良好である。
なお、この実施形態の緩衝仕切付包装箱10は、包装箱と仕切りが別体でも良い。図4、図5に示す緩衝仕切付包装箱138は、包装箱140と仕切り142が別体に設けられている。包装箱140は、互いに直角に位置する2対の側面144,146が設けられている。各側面144,146の、下方の開口部は底部148によって閉鎖され、上方の開口部は上蓋片150で開閉自在に閉鎖されている。
仕切り142は、一枚の仕切形成片152を組み立てて設けられている。図5は仕切形成片152を表面から見た展開図であり、仕切形成片152は、一方向に長い矩形状に形成されている。
仕切形成片152の、長手方向のほぼ中心には第一底面74が設けられ、第一底面74の一方の側縁部には、緩衝支持部66と補助底面62、折返部58が折罫線76,68,64で各々区切られて設けられている。折返部58の折罫線64と反対側の側縁部には、折返部58とほぼ同じ大きさの側面部154が折罫線156で区切られて設けられている。側面部154の端縁部には、第三底面158が折罫線160で区切られて設けられている。第三底面158は、側面部154と連接している幅方向は側面部154よりも僅かに短く形成され細くなり、連接方向の長さは第二底面86,94の突起部86a,94aの突出長さ、つまり第一底面74の折罫線76から突起部86a,94aの先端までの長さにほぼ等しい。
第一底面74の緩衝支持部66と反対側の側縁部には、緩衝折曲部78が折罫線80で区切られて設けられ、緩衝折曲部78の折罫線80と反対側の端縁部には、第三底面162が折罫線164で区切られて設けられている。第三底面162は、第三底面158とほぼ同じ形状であり、緩衝折曲部78と連接している幅方向は緩衝折曲部78よりも僅かに短く形成され細くなり、連接方向の長さは第二底面86,94の突起部86a,94aの突出長さ、つまり第一底面74の折罫線80から突起部86a,94aの先端までの長さにほぼ等しい。
次に、仕切り142の組立方法の一例について説明する。なお、ここでは図5に示す仕切形成片152の表面が凸になる折り方を正折り、そして裏面が凸になる折り方を逆折りと称する。まず、先ず、第二底面86,94の裏面に糊122,124を塗布し、折罫線88,96を正折りし、第一底面74の裏面に第二底面86,94が糊122,124により糊付けされる。
次に、収容物を収容し包装する工場等において、折罫線156を正折りし、側面部154と折返部58を重ね、第三底面158を補助底面62と緩衝支持部66に重ねる。そして、折罫線64を90度に逆折りし、折罫線160を正折りするとともに、折罫線68を逆折りし、緩衝支持部66の折罫線70を正折りして、緩衝支持部66を第一底面74から突出する三角形にする。また、折罫線164を正折りし、第三底面162を緩衝折曲部78に重ねる。そして折罫線80を逆折りし、折罫線82を正折りし、緩衝折曲部78の傾斜面78aは、第一底面74から斜め上方に突出し垂直面78bは第一底面74に対してほぼ直角に向かって折り曲げる。第三底面162は、緩衝折曲部78の突出方向に交差して第一底面74と面一に折り曲げ、仕切り142を組み立てる。
そして、組み立てた仕切り142を、あらかじめ組み立てた包装箱140の中に入れる。このとき、第二底面86,94は包装箱140の底部148に隙間無く嵌合される形状であり、一対の側面144の間に第二底面86,94の突起部86a,94aが僅かな隙間を有して当接し、がたつきが無い状態でセットされる。第三底面158,162と第一底面74を面一に連続して並べた形状は、包装箱140の底部148に隙間無く嵌合される形状であり、一対の側面144と一対の側面146の間に当接し、さらに確実に位置決めされる。また、第三底面158,162は、第二底面86,94の表面と裏面のいずれに重ねられてもよく、また接着することもできる。
この緩衝仕切付包装箱138によれば、緩衝仕切付包装箱10と同様の使用方法で、同様の効果を有するものである。包装箱140と別体であるため、不要のときは取り外すことができる。
なお、この発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく緩衝支持部の形状や大きさ、透孔の数や形状は、収容物に合わせて適宜変更可能である。収容物はシリンジ以外でも良く、いろいろな収容物に使用することができる。第一底面と第二底面の形状は、セットする包装箱の底部に合わせて適宜変更可能である。箱体形成片の素材は紙以外に合成樹脂等でも良い。
この発明の一実施形態の緩衝仕切付包装箱の使用状態を示す正面図である。 この実施形態の緩衝仕切付包装箱の展開図である。 この実施形態の緩衝仕切付包装箱の出荷する状態を示す平面図である。 この実施形態の緩衝仕切付包装箱の変形例の使用状態を示す正面図である。 この実施形態の緩衝仕切付包装箱の変形例の展開図である。
符号の説明
10 緩衝仕切付包装箱
12 箱体形成片
14,16,18,20 側面
40 第一底蓋片
58 折返部
62 補助底面
66 緩衝支持部
72,84 透孔
74 第一底面
78 緩衝折曲部
86,94 第二底面
104 第二底蓋片
132 シリンジ

Claims (1)

  1. 一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた箱体形成片から成り、この箱体形成片には、互いに平行に連接された側面と、前記側面を筒状に組み立てた状態で一方の端部を閉鎖する底部と、前記側面の前記底部と反対側の側縁部に連接された折返部と、前記折返部の前記側面と反対側の側縁部に連接され前記包装箱の内部空間に突出し収容物が嵌合される透孔を有する緩衝支持部と、前記緩衝支持部の前記折返部と反対側の側縁部に連接され前記底部に重ねられる第一底面と、前記第一底面の前記緩衝支持部と反対側の側縁部に連接され前記包装箱の内側面に沿う緩衝折曲部と、前記第一底面の連接方向に交差する端部に連接され前記第一底面に折り返して糊付けされる第二底面が設けられ、
    前記第二底面の長さは、前記箱体形成片を組み立てたときの箱体の底部に隙間なく嵌合されるものであり嵌合される両端部分は一対の突起部となり、前記第二底面の、前記第一底面と反対側の端部は、前記第一底面に接着される糊付部となり、前記糊付部は前記第二底面の端部から外方へ台形状に突出して形成され、
    前記緩衝折曲部は互いに平行の2本の折罫線が設けられ、前記折罫線を折り曲げて前記包装箱の内部空間に傾斜して突出する傾斜面と、前記包装箱の内側面に沿う垂直面で、直角三角形状に形成され、前記傾斜面には前記傾斜面の上端となる前記折罫線にU字形で開口して連続する切断線が前記折罫線に交差する方向に長く形成され、前記切断線の内側の部分は前記折罫線に連続する片持ち状態の緩衝片となり、前記傾斜面から前記緩衝片を離すと前記包装箱の収容物が嵌合される透孔が形成されていることを特徴とする緩衝仕切付包装箱。
JP2008025992A 2008-02-06 2008-02-06 緩衝仕切付包装箱 Expired - Fee Related JP5254631B2 (ja)

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