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JP5256830B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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本発明は、電源プラグからの電源供給が停止した場合のバックアップ用電源を有する調理器に関するものである。
従来、自動製パン機、炊飯器などの調理器では、一次電池を搭載していて、電源プラグからの電源供給が停止した場合では、一次電池でマイクロコンピュータを動作させて、現在時刻や設定内容の記憶を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の自動製パン機の回路図を示すものである。図4に示すように、マイクロコンピュータ2は、メニューの設定や現在時刻の計時機能を有し
ている。表示装置3は、液晶表示装置により構成し、メニュー、調理状態や現在時刻などを表示するようにしている。スイッチ4はメニューの設定や調理のスタートじなどに操作するものである。一次電池5はマイクロコンピュータ2にバックアップ用の電源供給するものである。ZVP検知回路7は電源プラグ1からの電源供給の正弦波を検知するものである。
上記構成において、電源プラグ1から電源供給時においては、マイクロコンピュータ2からの信号により表示装置3に「現在時刻」を表示している(待機状態)。つぎに、電源プラグ1を外して、電源供給停止に切り替わると、ZVP検知回路7からの正弦波の信号がなくなることで、マイクロコンピュータ2からの信号により、表示装置3に「電源オフ」と「現在時刻」の表示に切り替える。また、一次電池5により、マイクロコンピュータ2への電源供給は継続される。
特開平9−173215号公報
しかしながら、上記従来の構成では、電源プラグ1からの電源供給を停止した場合の一次電池5による電源供給においては、常に、一次電池5からの供給によりマイクロコンピュータ2を駆動するために、一次電池5の消費電流が多くなってしまっていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、電源プラグからの電源供給停止時に、電気二重層コンデンサおよび一次電池から電源供給し、一次電池の消費電流を減らすことを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、メニューの設定や現在時刻の計時機能を有するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータに電源供給する電源プラグと、前記マイクロコンピュータに電源供給する電気二重層コンデンサおよび一次電池と、表示装置と、を備え、前記電源プラグからの電源供給停止時に、最初に電気二重層コンデンサからマイクロコンピュータへ電源供給を行い、続いて一次電池から前記マイクロコンピュータへ電源供給を行うようにし、前記電気二重層コンデンサからマイクロコンピュータへ電源供給を行っている際に、前記電気二重層コンデンサからマイクロコンピュータへの電源供給時の状態を前記表示装置に表示し、前記一次電池から前記マイクロコンピュータへの電源供給を行っている際には、前記表示装置への表示を停止する、よう構成したものである。
これにより、電源プラグからの電源供給停止時に、電気二重層コンデンサおよび一次電池から電源供給することにより、一次電池の消費電流を減らすことができる。
本発明の調理器は、電源プラグからの電源供給停止時に、電気二重層コンデンサおよび一次電池から電源供給することにより、一次電池の消費電流を減らすことができる。
第1の発明は、メニューの設定や現在時刻の計時機能を有するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータに電源供給する電源プラグと、前記マイクロコンピュータに電源供給する電気二重層コンデンサおよび一次電池と、表示装置と、を備え、前記電源プラグからの電源供給停止時に、最初に電気二重層コンデンサからマイクロコンピュータへ電源供給を行い、続いて一次電池から前記マイクロコンピュータへ電源供給を行うようにし、前記電気二重層コンデンサからマイクロコンピュータへ電源供給を行っている際に、前記電気二重層コンデンサからマイクロコンピュータへの電源供給時の状態を前記表示装
置に表示し、前記一次電池から前記マイクロコンピュータへの電源供給を行っている際には、前記表示装置への表示を停止する、よう構成したものであり、電源プラグからの電源供給停止時には、一次電池および電気二重層コンデンサからマイクロコンピュータへ電源供給を行うことで、一次電池の消費電流を減らすことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照にしながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における調理器の回路図を示し、図2は同調理器のブロック図を示すものである。なお、本実施の形態では自動製パン機について説明する。
図2に示すように、電源プラグ1は自動製パン機(調理器)への電源供給を行うものであり、ヒータ8はパン容器を含む焼成室内を加熱するものである。モータ9はパン容器内の生地をこねるために羽根を回転させるものである。サーミスタ10は焼成室内の温度を検知するものであり、制御手段15は電源プラグ1からの電源供給によってヒータ8やモータ9を駆動するもので、マイクロコンピュータを含むものである。
つぎに、図1に示すように、マイクロコンピュータ2は、上述の制御手段15を構成するもので、メニューの設定や現在時刻の計時機能を有している。表示装置3は、液晶表示装置により構成し、メニュー、調理状態や現在時刻などを表示するようにしている。スイッチ4はメニューの設定や調理のスタート時などに操作するものである。一次電池5はマイクロコンピュータ2にバックアップ用の電源供給するものであり、電気二重層コンデンサ6は、同様にマイクロコンピュータ2にバックアップ用の電源供給するもので、電源プラグ1からの電源供給停止時に、電気二重層コンデンサ6および一次電池5によりマイクロコンピュータ2へ電源供給を行うよう構成している。ZVP検知回路7は電源プラグ1からの電源供給の正弦波を検知するものである。
ここで、電源プラグ1からの電源供給停止時には、最初に電気二重層コンデンサ6からマイクロコンピュータ2へ電源供給を行い、続いて一次電池5からマイクロコンピュータ2へ電源供給を行うようにしている。また、電気二重層コンデンサ6からマイクロコンピュータ2への電源供給時の状態を表示装置3に表示するようにし一次電池5からのマイクロコンピュータ2への電源供給時の状態では、表示装置3に表示する表示を停止するようにしている。
上記構成において、電源プラグ1からの電源供給停止時の動作について説明する。
まず、電源プラグ1から電源供給時においては、マイクロコンピュータ2からの信号により表示装置3に「現在時刻」を表示している(待機状態)。また、電気二重層コンデンサ6へは充電が行われている。電源プラグ1を外して、電源供給停止に切り替わると、ZVP検知回路7からの正弦波の信号がなくなることで、マイクロコンピュータ2からの信号により、表示装置3に「電源オフ」と「現在時刻」の表示に切り替える(バックアップ1状態)。また、電気二重層コンデンサ6の電荷により、マイクロコンピュータ2への電源供給は継続される。ここで、電気二重層コンデンサ6の電圧は5.5Vで電気容量は1F(ファラッド)に設定されていて、マイクロコンピュータ2の駆動電源として3Vを維持するには、最低4Vまでの電圧が必要となる。また、電源プラグ1停止時のマイクロコンピュータ2の負荷電流は20μAとなり、つぎの式により、マイクロコンピュータ2の電気二重層コンデンサ6による駆動可能時間tは、約75000秒となる。約75000秒は、約21時間となる。
t=C×(V0−V1)/I=1×(5.5−4)/0.00002=75000 電気二重層コンデンサ6による電源供給が21時間を越えてくると、マイクロコンピュータ2の電源駆動として3Vが不可となり、一次電池5への駆動に切り替わり、マイクロコンピュータ2により、表示装置3は、オフとなる(バックアップ2状態)。この状態では、表示装置3をオフすることで、マイクロコンピュータ2の負荷電流を減らして、一次電池5の消費電流を軽減する。ここで、電源プラグ1が再度、コンセントに接続されて電源供給に切り替わると、マイクロコンピュータ2からの信号により表示装置3に「現在時刻」を表示する(待機状態)。また、電気二重層コンデンサ6へは充電が再開される。
なお、バックアップ1状態やバックアップ2状態においても、マイクロコンピュータ2は現在時刻を維持するために、時刻の計時は行っているため、少なからず負荷電流は発生する。
自動製パン機での調理時間は4時間となっているので、毎日、自動製パン機を4時間駆動して、それ以外の時間は電源プラグ1をオフしても、一次電池5の消費電流を軽減することができる。
また、一次電池5は取り外しが可能となっているので、一次電池5の電流容量が無くなった場合にも、交換が可能となっている。
以上のように、本実施の形態においては、電源プラグ1からの電源供給停止時に、電気二重層コンデンサ6および一次電池5によりマイクロコンピュータ2へ電源供給を行うよう構成したので、電源プラグ1からの電源供給停止時には、一次電池5および電気二重層コンデンサ6からマイクロコンピュータ2へ電源供給を行うことで、一次電池5の消費電流を減らすことができる。
また、電源プラグ1からの電源供給停止時には、最初に電気二重層コンデンサ6からマイクロコンピュータ2へ電源供給を行い、続いて一次電池5からマイクロコンピュータ2へ電源供給を行うようにしたので、一次電池5の消費電流をさらに減らすことができる。
また、電気二重層コンデンサ6や一次電池5からマイクロコンピュータ2への電源供給時の状態を表示装置3に表示するようにしたので、使用者は、現在電気二重層コンデンサ6により電源供給を行っているのか、一次電池5により電源供給を行っているかをすぐに知ることができる。
また、一次電池5からのマイクロコンピュータ2への電源供給時の状態では、表示装置3に表示する表示を停止するようにしたので、一次電池5の消費電流をさらに減らすことができる。
なお、本実施の形態では、電気二重層コンデンサ6の電圧を5.5V、電気容量を1F、マイクロコンピュータ2の負荷電流を20μAとしているが、これらの値は一例で、これに限定するものではない。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における調理器の回路図を示すものである。なお、本実施の形態でも自動製パン機について説明する。
図3に示すように、切り替え回路11は、マイクロコンピュータ2からの信号によって電気二重層コンデンサ6または一次電池5からの電源供給を切り替えるようにしている。このとき、電気二重層コンデンサの6の充電時間に応じて、一次電池5の電源供給の切り
替えタイミングを可変するようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において、電源プラグ1からの電源供給停止時の動作について説明する。
まず、電源プラグ1からの電源供給時においては、マイクロコンピュータ2からの信号により表示装置3に「現在時刻」を表示している(待機状態)。また、この状態においては、マイクロコンピュータ2の信号により切り替え回路11によって、電気二重層コンデンサ6と電源回路とが繋がっているため、電気二重層コンデンサ6への充電が行われている。電源プラグ1を外して、電源供給停止に切り替わると、ZVP検知回路7からの正弦波の信号がなくなることで、マイクロコンピュータ2からの信号により表示装置3に「コンデンサオン」と「現在時刻」の表示に切り替える(バックアップ1状態)。また、マイクロコンピュータ2は、バックアップ1状態に変わってからの時間計時を開始する。さらに、この状態においては、マイクロコンピュータ2の信号により切り替え回路11によって、電気二重層コンデンサ6と電源回路とが継続して繋がっているため、電気二重層コンデンサ6によって、マイクロコンピュータ2への電源供給は継続される。ここで、電気二重層コンデンサ6の電圧は3Vで、電気容量は2Fに設定されていて、マイクロコンピュータの駆動電源として2Vを維持するには、最低2.5Vまでの電圧が必要となる。また、電源プラグ1停止時のマイクロコンピュータ2の負荷電流は20μAとなり、つぎの式により、マイクロコンピュータ2の電気二重層コンデンサ6による駆動可能時間は、約50000秒となる。約50000秒は、約14時間となる。
t=C×(V0−V1)/I=2×(3−2.5)/0.00002=50000
マイクロコンピュータ2の時間計時が10時間を越えると、マイクロコンピュータ2の信号により切り替え回路11によって、電気二重層コンデンサ6から一次電池5に電源の接続が切り替わる。また、マイクロコンピュータ2により、表示装置3に「電池オン」と「現在時刻」の表示に切り替える(バックアップ2状態)。
ここで、電気二重層コンデンサ6から一次電池5に電源の接続が切り替わるタイミングを10時間で切り替えるようにしているが、電気二重層コンデンサ6の充電時間に応じて、一次電池5の電源供給の切り替えタイミングを可変するようにしており、実際には、つぎの関係により決定する。
待機状態での充電時間が30分を超えている場合には10時間となり、充電時間が20分以上から30分未満では、6時間となり、充電時間が10分以上から20分未満では、2時間となる。また、充電時間が10分未満では、0時間に設定する。
以上のように、本実施の形態においては、電気二重層コンデンサ6や一次電池5からの電源供給をマイクロコンピュータ2によって切り替える切り替え回路11を使用することで、電気二重層コンデンサ6をマイクロコンピュータ2近くに配置可能となり、電気二重層コンデンサ6の耐圧も減らすことができ安価に構成することができるとともに、一次電池5の消費電流を減らすことができる。
また、電気二重層コンデンサ6の充電時間に応じて、一次電池5の電源供給の切り替えタイミングを可変するようにしたので電気二重層コンデンサ6の充電時間に応じて、一次電池5への切り替えタイミングを切り替えることで、より正確に、一次電池5への電源供給に切り替えることができるので、一次電池5の消費電流を無駄なく減らすことができる。
なお、本実施の形態では、電気二重層コンデンサ6の電圧を3V、電気容量を2F、マ
イクロコンピュータ2の負荷電流を20μAとしているが、これらの値は一例で、これに限定するものではない。
以上のように、本発明にかかる調理器は、電源プラグからの電源供給停止時に、電気二重層コンデンサおよび一次電池から電源供給することにより、一次電池の消費電流を減らすことができるので、電源プラグからの電源供給が停止した場合のバックアップ用電源を有する調理器として有用である。
本発明の実施の形態1における調理器の回路図 同調理器のブロック図 本発明の実施の形態2における調理器の回路図 従来の調理器の回路図
1 電源プラグ
2 マイクロコンピュータ
5 一次電池
6 電気二重層コンデンサ

Claims (1)

  1. メニューの設定や現在時刻の計時機能を有するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータに電源供給する電源プラグと、前記マイクロコンピュータに電源供給する電気二重層コンデンサおよび一次電池と、表示装置と、を備え、
    前記電源プラグからの電源供給停止時に、最初に電気二重層コンデンサからマイクロコンピュータへ電源供給を行い、続いて一次電池から前記マイクロコンピュータへ電源供給を行うようにし、
    前記電気二重層コンデンサからマイクロコンピュータへ電源供給を行っている際に、前記電気二重層コンデンサからマイクロコンピュータへの電源供給時の状態を前記表示装置に表示し、前記一次電池から前記マイクロコンピュータへの電源供給を行っている際には、前記表示装置への表示を停止する、ことを特徴とする調理器。
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