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JP5259982B2 - 商品陳列棚 - Google Patents
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本発明は、棚板を、安定よく、簡単に支持しうるようにした商品陳列棚に関する。
従来の商品陳列棚には、後面と両側面とに、縦桟と横桟とからなる格子構造体を配設し、棚板の後端に、後面の格子構造体における任意の横桟に係合しうる下向きの係止片を設け、かつ棚板の前部両側端に、外側方に向かって突出し、両側面の格子構造体における任意の横桟上に載置される係止部材を設けることにより、棚板を、適宜の前下がり傾斜状態で、簡単に支持しうるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2005−177019号公報
しかし、特許文献1に記載されている商品陳列棚では、棚板の前部を、左右の係止部材より前方に突出させて、その上面に陳列物を載置すると、棚板の後部が持ち上がって、棚板上の陳列物が前方に落下するおそれがある。
そのため、上記の従来の商品陳列棚においては、棚板の前部を、フレームの両側面の前端より前方に突出させて、その上に陳列物を載置することはできず、陳列態様が制限されるという問題がある。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題に鑑み、棚板を、その前部に陳列物を載置しても、棚板の後部が持ち上がることがないように、安定よく、しかも簡単に支持しうるようにした商品陳列棚を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1)後面と左右両側面とに亘って、複数の横桟を上下多段状に配設したフレームと、水平板状の棚板本体の両側端に、前記フレームの両側面における互いに等高の横桟に係止しうる下向き鉤形の係止片を有し、かつ前記棚板本体の後端に、側面視上向き鉤形をなし、前記フレームの後面におけるいずれかの横桟に係合することにより、前記棚板本体の後部の上方への移動を阻止する係合片を有する適数の棚板とを備え、前記棚板本体の前部に、前記フレームの両側面の前端より前方に突出するとともに、中央部が前方に突出する平面視円弧状をなす前方突出部を設け、さらに、前記棚板本体の前端両側角部に、前記フレームの両側面の前端に配設した縦桟に嵌合しうる角形の切欠きを設ける。
(2)後面と左右両側面とに亘って、複数の横桟を上下多段状に配設したフレームと、水平板状の棚板本体の両側端に、前記フレームの両側面における互いに等高の横桟に係止しうる下向き鉤形の係止片を有し、かつ前記棚板本体の後端に、側面視上向き鉤形をなし、前記フレームの後面におけるいずれかの横桟に係合することにより、前記棚板本体の後部の上方への移動を阻止する係合片を有する適数の棚板とを備え、前記棚板本体の前端部下面に補強材を固着し、この補強材の前面に、棚板の上面より上方に突出する前面板を固着する。
(3)上記(1)または(2)項において、前方に開口する平面視コ字状の複数の金属線材を、上下方向に互いに離間して配設し、かつそれらの両端と中間部適所とを、上下方向を向く縦桟に固着することにより、後面と両側面とにおける各金属線材を横桟としたフレームを形成する。
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、フレームを、板体に、複数の水平方向のスリットを、上下に並べて設け、上下に隣接するスリット間の部分をもって、横桟とする。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
上記(1)項の発明によると、棚板本体の後端に設けた係合片が、フレームの後面におけるいずれかの横桟に係合することにより、棚板の後部の上方への移動が阻止されるので、棚板の前部に陳列物を載置しても、棚板後部が持ち上がることはなく、棚板を、安定よく、しかも簡単に支持することができる。
したがって、棚板の前部を、フレームの両側面の前端より前方に突出させて、その上に陳列物を積み重ねて載置する、いわゆるボリューム陳列を図ることができ、陳列態様の自由度が増す。
板本体の前部に、フレームの両側面の前端より前方に突出する前方突出部を設けてあるので、この前方突出部に陳列部を載置することにより、陳列物を側方から視認することもできるようになり、陳列効果を高めることができる。
このようなことが可能になるのは、棚板における係合片が、フレームの後面におけるいずれかの横桟に係合することにより、棚板の後部の上方への移動が阻止されるからである。
方突出部を、中央部が前方に突出する平面視円弧状としてあるので、棚板の陳列面積は増大され、棚板上に多くの陳列物を載置することができるとともに、美麗な外観を呈することができる。
上記(2)項の発明によると、棚板本体の後端に設けた係合片が、フレームの後面におけるいずれかの横桟に係合することにより、棚板の後部の上方への移動が阻止されるので、棚板の前部に陳列物を載置しても、棚板後部が持ち上がることはなく、棚板を、安定よく、しかも簡単に支持することができる
したがって、棚板の前部を、フレームの両側面の前端より前方に突出させて、その上に陳列物を積み重ねて載置する、いわゆるボリューム陳列を行うことができ、陳列態様の自由度が増す。
また、棚板本体の前端部が、補強材により補強されるとともに、棚板本体の前縁と補強材の前面とが、前面板により覆われ、美麗な外観を呈することができる。
しかも、前面板における棚板の上面より上方に突出する部分が、受止柵となって、棚板上の陳列物が、前方へ落下するのを防止することができる。
上記(3)項の発明によると、フレームを、いわゆるワイヤフレームとしてあるので、金属線材を用いて安価に製造することができるとともに、商品陳列棚全体の軽量化を図ることができる。
上記(4)項の発明によると、フレームを、プレス加工もしくはモールド成形等により、簡単に製造することができる。
以下、本発明を、スーパーマーケット等におけるレジの進入側通路の側方に配設されている商品陳列棚の側面に取り付けて、サイドスタンドとして使用しうるようにした商品陳列棚として具現した一実施形態を、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、この商品陳列棚は、平面視前向きコ字状をなす縦型のフレーム1と、このフレーム1内に、上下多段に架設された複数(図1には、その1個のみを示してある)の棚板2とにより構成されている。
フレーム1は、平面視前向コ字状の複数の金属線材3を、上下方向に互いに離間して配設し、かつそれらの両端と中間部適所とを、上下方向を向く金属線材よりなる縦桟4に固着することにより、後面1aと両側面1b、1bとにおける各金属線材3を横桟5としたワイヤフレームとして形成されている。
しかし、フレーム1は、後面1aと両側面1b、1bとに、複数の横桟4が上下多段状に配設されているものであれば、どのような構成のものでもよい。
棚板2は、水平板状の棚板本体6と、この棚板本体6の両側端に設けられ、かつフレーム1の両側面1b、1bにおける互いに等高の横桟5、5に、上方より係合することにより、棚板2を安定よく、水平に支持されるようにした断面下向き鉤形の係止片7、7と、棚板本体6の後端に設けられ、かつフレーム1の後面1aにおけるいずれかの横桟5(この例では、係止片7、7が係合している横桟5、5と等高の横桟5)に下方より係合することにより、棚板本体6の後部の浮上を阻止するようにした、側面視上向き鉤形の左右1対の係合片8、8とを有している。
棚板本体6の前部には、フレーム1の両側面1b、1bの前端より前方に突出する前方突出部6aが形成されており、この前方突出部6aの前端面は、中央部が前方に突出する平面視円弧状とされている。
棚板本体6における前方突出部6aの前端部下面には、断面後向コ字状をなし、かつ平面形が前方突出部6aの前縁と同形の円弧状をなす補強材9が固着され、この補強材9の前面には、棚板本体6の上面より上方に突出する平面視前向円弧状の前面板10が固着されている。
棚板本体5の前端両側角部には、フレーム1の両側面1b、1bの前端に配設された縦桟4に嵌合しうるようにした、角形の切欠き11、11が設けられている。
棚板2を、フレーム1における所望の高さに架設するには、まず、棚板2を、その左右いずれか一方の側端が、他方の側端より下になるように傾斜させて、フレーム1における両側面1b、1bの間に、前方より挿入し、次いで、図4に想像線で示すように、一方の側端の係止片7を、それに近いフレーム1の側面1bにおける所望の高さの横桟5に係止し、次いで、他方の側端を、前記係止片7を中心として、下向き回動させ、他側の係止片7を、それに近い側面1bにおける所望の高さの横桟5と、その直上の横桟5との間の空間内に挿入する。このとき、左右の係止片7、7を、一旦図4に実線で示すように、左右の等高の横桟5、5に係止させておいてもよい。
次いで、図3に想像線で示すように、左右の係止片7、7の前端が、所望の高さの横桟5の直上の横桟5に当接または近接するまで、棚板2の前端を、前上方に引き上げて、後下がりに傾斜させた後、後端の左右の係合片8、8を、フレーム1の後面1aにおける、上記の左右の所望の横桟5、5と等高の横桟5の下方に潜入させつつ、棚板2の前端を、その後端を中心として、下向き回動させ、図3に実線で示すように、各係合片8を、フレーム1の後面1aにおける所望の高さの横桟5に係合させ、かつ左右の係止片7、7を、図4に実線で示すように、左右の等高の横桟5、5に係止させる。
棚板2を、フレーム1から外すには、上記と逆の操作を行えばよい。
上記のようにして、フレーム1の所望の高さに架設した各棚板2は、棚板本体6の後端に設けた係合片8、8が、フレーム1の後面1aにおけるいずれかの横桟5に係合することにより、棚板2の後部の上方への移動が阻止されるので、棚板2の前部に陳列物を載置しても、棚板2の後部が持ち上がることはなく、棚板2を、安定よく、しかも簡単に支持させることができる。
したがって、この実施の形態によると、棚板2の前部を、フレーム1の両側面1b、1bの前端より大きく前方に突出させて、その上に陳列物を積み重ねて載置する、いわゆるボリューム陳列を図ることができ、陳列態様の自由度が増す。
本発明は、上記の実施形態のみに制限されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、変形した態様での実施が可能である。
例えば、棚板2を、前方突出部6aを有しない、平面視ほぼ方形のものとして実施することもある。
また、フレームを、板状体に、多数の横方向を向くスリットを上下に並べて列設したものとし、上下に隣り合うスリット間の部分をもって、横桟とすることもある。
本発明の一実施形態を斜め前方より見た斜視図である。 同じく、部分拡大斜視図である。 図1のIII−III線に沿う拡大縦断側面図である。 図1のIV−IV線に沿う拡大縦断側面図である。
1 フレーム
1a後面
1b側面
2 棚板
3 金属線材
4 縦桟
5 横桟
6 棚板本体
6a前方突出部
7 係止片
8 係合片
9 補強材
10 前面板
11 切欠き

Claims (4)

  1. 後面と左右両側面とに亘って、複数の横桟を上下多段状に配設したフレームと、
    水平板状の棚板本体の両側端に、前記フレームの両側面における互いに等高の横桟に係止しうる下向き鉤形の係止片を有し、かつ前記棚板本体の後端に、側面視上向き鉤形をなし、前記フレームの後面におけるいずれかの横桟に係合することにより、前記棚板本体の後部の上方への移動を阻止する係合片を有する適数の棚板とを備え、前記棚板本体の前部に、前記フレームの両側面の前端より前方に突出するとともに、中央部が前方に突出する平面視円弧状をなす前方突出部を設け、さらに、前記棚板本体の前端両側角部に、前記フレームの両側面の前端に配設した縦桟に嵌合しうる角形の切欠きを設けたことを特徴とする商品陳列棚。
  2. 後面と左右両側面とに亘って、複数の横桟を上下多段状に配設したフレームと、
    水平板状の棚板本体の両側端に、前記フレームの両側面における互いに等高の横桟に係止しうる下向き鉤形の係止片を有し、かつ前記棚板本体の後端に、側面視上向き鉤形をなし、前記フレームの後面におけるいずれかの横桟に係合することにより、前記棚板本体の後部の上方への移動を阻止する係合片を有する適数の棚板とを備え、前記棚板本体の前端部下面に補強材を固着し、この補強材の前面に、棚板の上面より上方に突出する前面板を固着したことを特徴とする商品陳列棚。
  3. 前方に開口する平面視コ字状の複数の金属線材を、上下方向に互いに離間して配設し、かつそれらの両端と中間部適所とを、上下方向を向く縦桟に固着することにより、後面と両側面とにおける各金属線材を横桟としたフレームを形成した請求項1または2記載の商品陳列棚。
  4. フレームを、板体に、複数の水平方向のスリットを、上下に並べて設け、上下に隣接するスリット間の部分をもって、横桟としてなる請求項1〜3のいずれかに記載の商品陳列棚。
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