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JP5260840B2 - マイクロ波濃度計 - Google Patents
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Description

本発明は、マイクロ波を応用した、例えば、汚泥やパルプ等の種々の懸濁物質や溶解性物質を含む被測定流体の濃度を測定するマイクロ波濃度計に関する。
一般に、マイクロ波を、濃度の基準となるゼロ水(例えば、濃度0%とみなせる水道水)へ入射すると、その受信波は、送信波に比べて位相遅れ(θ1)が生じる。
また、マイクロ波を、汚泥等の懸濁液へ入射すると、同様にその受信波は、送信波に比べて位相遅れ(θ2)が生じる。これら位相遅れの差(位相差Δθ=θ2−θ1)は、懸濁物質の濃度と液体に溶解している物質の濃度との和に比例する。
そして、この時の濃度Xを数式で表わすと、次のようになる。
X=C・Δθ=C・(θ2−θ1)
ここで、C:補正係数、
θ1:基準となるゼロ水にマイクロ波を入射した場合の位相遅れ
θ2:懸濁液へマイクロ波を入射した場合の位相遅れ
とする。
以上のような測定原理に基づいたマイクロ波濃度計の例が、例えば、特許文献1に開示されている。
ところで、このような従来のマイクロ波濃度計は、測定管の管軸を横切る形で対向するように、測定管の管壁側面にマイクロ波送信アンテナ、およびマイクロ波受信アンテナを配置する構造(管軸横断型と称す)であるため、測定管の口径が大きい場合には、マイクロ波送信アンテナとマイクロ波受信アンテナとの間の距離が大きくなり、伝播するマイクロ波の減衰が大きくなる。
そのため、ある口径以上の測定管の場合、管軸横断形の構造では測定が難しいという問題があった。
そこで、測定管の口径が大きくなる場合には、測定管の一方の管壁からマイクロ波送信アンテナとマイクロ波受信アンテナとを挿入する(側面挿入型と称す)マイクロ波濃度計が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
この側面挿入型のマイクロ波濃度計の管軸方向から見た断面図を図6に示す。図6において、この側面挿入型のマイクロ波濃度計は、マイクロ波送信アンテナ26およびマイクロ波受信アンテナ29のそれぞれを気密構造の筒の中に収納し、濃度測定に必要な所定距離を隔ててマイクロ波送信アンテナ26のマイクロ波発射方向とマイクロ波受信アンテナ29のマイクロ波入射方向とが対向する配置となるように、マイクロ波送信アンテナ26の収納筒24および前記マイクロ波受信アンテナ29の収納筒28を取り付けベースフランジ23に取り付けて、被測定流体20を流す測定管21の測定管フランジ部22に気密構造で固定している。
このようなマイクロ波濃度計のマイクロ波送信アンテナ26の構造を説明する。(マイクロ波受信アンテナ29の構造は、マイクロ波送信アンテナ26と同じ構造であるので説明を省略する。)。
図7(a)は、方形空洞共振器で構成されたマイクロ波送信アンテナ26の断面図で、マイクロ波送信アンテナ26は、同軸ケーブル27の同軸芯線27aで励振されたマイクロ波を絶縁物製窓25からz軸方向に送信する。
そして、送信されたマイクロ波は、マイクロ波送信アンテナと26と同じ構造の方形空洞共振器からなるマイクロ波受信アンテナ30で受信され、この受信信号が同軸ケーブル31を介して測定部32に送られる。
このマイクロ波送信アンテナ26の方形空洞共振器の形状を図7(b)に示す。例えば、共振周波数f(2GHz)、共振波長λの共振器をa>bの方形空洞共振器で構成する場合には、方形空洞共振器の形状(a×b×L1)は下記のようになる。
ここで、管軸と平行な平面をx-y平面、管軸と直交する平面をy-z平面とし、x軸の寸法a、y軸の寸法b、z軸の寸法L1とすると、共振波長λと寸法a、b、L1とは、下記の関係がある。
4/λ=m/a+n/b+p/L1
ここで、m、n、pは、夫々、x軸方向、y軸方向、z軸方向の定在波の数を示す。
また、z軸の寸法L1は、シングルモードの空洞共振器の場合、例えば、
TEmnp(TE101)の場合L1=aとすると最も形状が小さくなる。このとき、
4/λ=2/L1 、 ∴L1=λ/21/2
となる。
光速をc(=3×10m/秒)、空洞共振器内部の比誘電率をε=20とすると、寸法L1は、
L1=1/21/2×c/ε 1/2×1/f
=1/21/2×(3×10)/( 201/2×2×10
=23.7×10−3(m)
となる。
したがって、測定管21の側面から送信アンテナおよび受信アンテナを対向して取り付けることが可能な最小の測定管21の口径dΦは、図6に示すように、
Φ≧Lm+2(L1+α)
となる。
ここで、(L1+α)はマイクロ波送信アンテナを収納するための余裕寸法αを見込んだz軸方向の寸法、また、Lmは、収納筒24および収納筒28間の寸法とする。
即ち、この側面挿入型が適用可能な最小の口径dΦは、Lmを40mm、αを10mmとすると、少なくとも107.4mm以上となる。
したがって、この方形空洞共振器を使用したマイクロ波濃度計では、上記のような例では、100mm以下の口径では、適用が困難となる問題がある。
また、このような方形空洞共振器を収納筒に収納してなるマイクロ波送信アンテナおよびマイクロ波受信アンテナでは、測定管側面の開口部は管軸方向にも(L1+α)以上の寸法が必要であり、この収納筒に被測定流体に含まれる懸濁物質が堆積しやすく、堆積物によって測定が困難となる問題もある。
特開平4−238246号公報 特開2000−258361号公報
上述したような側面挿入型のマイクロ波濃度計においては、取り付けが可能な測定管は、比較的大きな口径以上のものしか適用できないという問題がある。
また、被測定流体が流れる部分にマイクロ波送信アンテナおよびマイクロ波受信アンテナの収納筒の部分が突出し、この部分に懸濁物質が堆積して測定ができなくなる問題もある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、マイクロ波送アンテナおよびマイクロ波受信アンテナの形状を小型にして、従来よりも小さな口径の測定管にも取り付けが可能で、且つ、懸濁物質が堆積しにくいマイクロ波濃度計を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による請求項1に係るマイクロ波濃度計は、対向して設けられる一対のマイクロ波送信アンテナとマイクロ波受信アンテナとを被測定流体を流す測定管外周側面から挿入し、前記マイクロ波送信アンテナからマイクロ波を送信し、マイクロ波受信アンテナで受けるまでの伝播時間の変化から前記被測定流体の濃度を求めるマイクロ波濃度計であって、前記マイクロ波送信アンテナおよび前記マイクロ波受信アンテナは、同軸共振器型のアンテナであって、夫々のアンテナは、同軸ケーブルの同軸芯導体と、前記同軸芯導体の外部導体を構成し、当該外部導体の外周面を所定の角度範囲で開口される金属筒と、前記金属筒の内部の空間を埋める予め設定された誘電率を有する誘電体と、前記誘電体の表面を蓋う絶縁物と、一方の面に前記同軸ケーブルを、他方の面に、貫通した当該同軸ケーブルの前記同軸芯導体、前記誘電体、及び前記絶縁物を備える前記金属筒を、固定する当該金属筒と同一の材質を有する固定ホルダと、を備え、前記マイクロ波送信アンテナと前記マイクロ波受信アンテとを、夫々の前記同軸芯導体が、前記測定管の管軸と交差する平面上で前記金属筒の開口位置を対向して設けたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明による請求項2に係るマイクロ波濃度計は、対向して設けられる一対のマイクロ波送信アンテナとマイクロ波受信アンテナとを被測定流体を流す測定管外周側面から挿入し、前記マイクロ波送信アンテナからマイクロ波を送信し、マイクロ波受信アンテナで受けるまでの伝播時間の変化から前記被測定流体の濃度を求めるマイクロ波濃度計であって、前記マイクロ波送信アンテナおよび前記マイクロ波受信アンテナは、同軸共振器型のアンテナであって、夫々のアンテナは、同軸ケーブルの同軸芯導体と、前記同軸芯導体の外部導体を構成し、当該外部導体の外周面を所定の角度範囲で開口される金属筒と、前記金属筒の内部の空間を埋める予め設定された誘電率を有する誘電体と、前記誘電体の表面を蓋う絶縁物と、一方の面に前記同軸ケーブルを、他方の面に、貫通した当該同軸ケーブルの前記同軸芯導体、前記誘電体、及び前記絶縁物を備える前記金属筒を、固定する当該金属筒と同一の材質を有する固定ホルダと、を備え、前記マイクロ波送信アンテナと前マイクロ波受信アンテナとを、夫々の前記同軸芯導体が、前記測定管の管軸と平行な平面上で前記金属筒の開口位置を対向して設けたことを特徴とする。
本発明によれば、送信アンテナおよび受信アンテナは、同軸芯導体と、この同軸芯導体の周囲を覆う同心円筒状の絶縁体と、前記絶縁体の対向する一部を開口した金属筒とを備える同軸共振器で構成した。
したがって、同軸共振器の同軸芯導体径aと金属筒内径2bとの同軸管寸法比b/aを調整することで管軸と直交する方向の寸法を小さくするとことができるので、取り付けが可能な測定管の口径が小さくなる。
また、このマイクロ波送信アンテナおよびマイクロ波受信アンテナの測定管の管軸と交差する方向からみた断面形状を曲面とし、管軸方向の流体抵抗を小さくしたので、懸濁物質が堆積しにくいマイクロ波濃度計を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
以下に、本発明による実施例1のマイクロ波濃度計について、図1乃至図2を参照して説明する。
図1は、本発明のマイクロイ波濃度計の測定管5の管軸方向から見た断面図を示す。
図1において、マイクロイ波濃度計の構成は、測定管5の管壁側面で対向して設けられるマイクロ波送信アンテナ1aとマイクロ波受信アンテナ1bと、マイクロ波送信アンテナ1aに励振信号を送信する同軸ケーブル3aと、マイクロ波受信アンテナ1bで受信した信号を測定部2に送信する同軸ケーブル3bと、マイクロ波アンテナ1aに励振信号を送信し、受信したマイクロ波信号を処理する測定部2と、マイクロ波送信アンテナ1aとマイクロ波受信アンテナ1bとを一方の先端部に取り付け、他方の後端部に測定部2を搭載し、測定管5の接合貫通穴部に側面から挿入し、測定管5の側面に固定されるアンテナ取り付け部4とからなる。
次に、図2を参照して、マイクロ波送信アンテナ1aおよびマイクロ波受信アンテナ1bの構成について説明する。図2は、測定管5の管軸方向から見た断面図である。
管軸と直交する水平軸に対して上下に対称に対向して取り付けられるマイクロ波送信アンテナ1aとマイクロ波受信アンテナ1bとは、その構成は同じなので、一方のマイクロ波送信アンテナン1aについて説明し、マイクロ波受信アンテナ1bの説明を省略する。
マイクロ波送信アンテナ1aは、同軸共振器を構成するもので、同軸ケーブル3aの同軸芯導体11と、同軸芯導体11の外部導体となる金属筒14と、金属筒14の内部の空間を埋めるセラミックス等の高誘電率を有する誘電体12と誘電体12を保護するためのポリエチレン等の絶縁物13と、同軸ケーブル3aを一方の面に、他方の面に貫通した同軸芯導体11、誘電体12、および絶縁物13を備える金属筒14と同一の材質からなる固定ホルダ15とからなる。
そして、マイクロ波送信アンテナ1aの固定ホルダ15とマイクロ波受信アンテナ1bの固定ホルダ15とは、管軸と直交する水平軸の対し上下方向で対称となるアンテナ取り付け部4の位置に固定され、さらに、アンテナ取り付け部4は測定管5の側壁に設けられる接合貫通穴部の外周側面から挿入されて固定される。
また、金属筒14の一部は、図2(b)および図2(c)に示すように、金属筒14の外周面の一部分が所定の角度範囲で開口され、マイクロ波送信アンテナ1aとマイクロ波受信アンテナ1bの夫々の金属筒14は、この開口部が対向する位置で、測定管5の内周方向からアンテナ取り付け部4に固定される。
次に、この同軸共振器の設定について説明する。例えば、同軸共振器の共振周波数fを2GHz、その共振波長λ、誘電体12の比誘電率をε=20とすると、この両端が短絡された場合の金属筒の管軸長Lは、一般に、下記のようになる。
L=1/2×λ
=1/2×c/ε 1/2×1/f
=1/2×3×10/(√201/2×2×10)=16.8mm
となる。ここで、cは光速度(3×10m/秒)とする。
また、この同軸共振器の遮断周波数の最も低いモードTEmn(TE11)で、使用する共振波長λを遮断周波数以下の範囲で使用して高次モードをさけ、同軸芯導体径2aと金属筒14内径2bとの同軸管寸法比b/aを調整する。
この同軸管寸法比b/aは、例えば、同軸共振器のQを2乃至6の範囲で、同軸共振器のQが最大となる同軸管寸法比b/aを3.6とすると、同軸管の肉厚tを1mm、同軸芯導体径2aを1mmの場合、金属筒14の外形2(b+t)は、5.6mmとなる。
したがって、この時の同軸共振器の金属筒14の外形は、管軸長L=18.8mm、管外形が5.6mmとなる。
したがって、このとき適用可能な測定管5の管径dΦは、マイクロ波送信アンテナ1aとマイクロ波受信アンテナ1bとの測定空間Lmを40mm、とすると、
Φ≧Lm+2×2(b+t)≒51(mm)
となる。
即ち、同軸共振器の管軸長Lは長くても、同軸管寸比b/aを適宜調整することで、測定管5の管軸と直交する方向の寸法を小さくすることが出来る。
このことから、空洞共振器の場合に取り付けが困難であったより小さな測定管の口径にも取り付けることが可能となる。
また、管軸長Lの全長を測定管内に挿入する必要はなく、例えば、管軸長Lの半分の長さを挿入しても良く、適宜調整することが可能である。
したがって、測定管5に突出する金属筒11の寸法も小さく出来るので、被測定流体20の流れに対し懸濁物質の堆積がしにくい構造とすることが容易なマイクロ波濃度計を提供することが出来る。
尚、測定空間Lmおよび金属筒14の形状は、詳細には実験によって、マイクロ波受信アンテナ1bで得られる受信信号が適正なレベルとなるように適宜調整することが望ましい。
また、誘電体12と誘電体12を保護するための絶縁物13とは、プラスティク等を一体で成形しても良く、被測定流体20によって適宜選択することが可能である。
さらに、マイクロ波送信アンテナ1aは、同軸共振器で構成される場合について説明したが、図2に示すように金属筒14の一端が容量結合された、即ち、同軸芯導体11の一端が開放された半同軸共振器で構成しても良い。
以下に、本発明の実施例2に係るマイクロ波濃度計について、図3を参照して説明する。図3に示す実施例の各部について、実施例1のマイクロ波濃度計の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
この実施例2が実施例1と異なる点は、実施例1では、被測定流体20の温度を測定する温度センサを備えていなかったが、実施例2では、マイクロ波送信アンテナ1aおよびマイクロ波受信アンテナ1bのマイクロ波が伝播する近傍に温度センサ6を備えたことにある。
図3に示すように、この温度センサ6の感温部が接液するようにアンテナ取り付け部4取り付けることで、マイクロ波が伝播する測定空間近傍の液温を容易に測定することができる。
したがって、被測定流体20の温度が変化して誘電率が変化した場合でも、この温度センサ6の出力でマイクロ波濃度計の出力を精度良く補正することが可能なマイクロ波濃度計を提供することができる。
以下に、本発明の実施例3に係るマイクロ波濃度計について、図4を参照して説明する。図4に示す実施例の各部について、実施例1のマイクロ波濃度計の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
図4(a)は測定管5の管内側面から見たマイクロ波送信アンテナ1aおよびマイクロ波受信アンテナ1bの正面図で、図4(b)は、そのマイクロ波送信アンテナの1aの管軸と直交する方向から見た断面図である。
この実施例4が実施例1と異なる点は、実施例1では金属筒14の筒部、特に、その先端部分が、被測定流体20が流れる管軸方向に対し大きな流体抵抗となって懸濁物質が付着堆積しやすい構造となっていたが、本実施例3では、流れに接液する部分を曲面形状と被測定流体が流れる方向の流体抵抗を小さくした金属筒14fとしたことにある。
したがって、被測定流体20の流れを乱すことがなく、懸濁物質が付着堆積しにくい構造のマイクロ波濃度計を提供することができる。
以下に、本発明の実施例4に係るマイクロ波濃度計について、図5を参照して説明する。図5に示す実施例の各部について、実施例1のマイクロ波濃度計の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
図5(a)は測定管5の管内側面から見たマイクロ波送信アンテナ1aおよびマイクロ波受信アンテナ1bの正面図で、図5(b)は、そのマイクロ波送信アンテナの1aの管軸と直交する方向から見た断面図、また図5(c)は、管軸方向から見た断面図である。
この実施例5が実施例1と異なる点は、実施例1では、マイクロ波送信アンテナ1aの同軸芯導体11は管軸と直交する方向でアンテナ取り付け部4に固定されて測定管5に挿入されたが、本実施例4では、同軸芯導体11を管軸と平行する方向となるようにアンテナ取り付け部4に固定して、測定管5に挿入するようにした点にある。
すなわち、同軸芯導体11を同軸ケーブル3の挿入方向に対し90度折り曲げてアンテナ取り付け部4に固定するとともに、金属筒14を管軸方向で対向する一部を開口する。
また、金属筒14の管軸方向先端部分を曲面として、被測定流体20の流れを乱さない形状に成形する。
このように、同軸芯導体11を管軸方向に平行に備えることで、測定管5の取り付け口径を小さくするとともに、金属筒14の端面を曲面として流体抵抗を小さくしたので、懸濁物資の付着堆積がしにくいマイクロ波濃度計を提供することが出来る。
本発明は、上述した実施例に何ら限定されるものではなく、マイクロ波送信アンテナとして同軸共振器の同軸径の方向の寸法を同軸管寸比b/aを適宜調整をして測定管の管径が小さくなるようにするものであれば良く、また、その外観形状は、被測定流体が流れる方向の流体抵抗が小さくなるように曲面形状とし、同軸共振器の誘電体や絶縁体は被測定流体によって適宜材質を変えても良く、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の実施例1のマイクロ波濃度計の管軸方向から見た断面図。 本発明の実施例1のマイクロ波濃度計のマイクロ波送信アンテナ、およびマイクロ波受信アンテナの詳細構造の説明図。 本発明の実施例1の液温を測定する温度センサの取り付け図。 本発明の実施例2のマイクロ波濃度計のマイクロ波送信アンテナ、およびマイクロ波受信アンテナの詳細構造の説明図。 本発明の実施例3のマイクロ波濃度計のマイクロ波送信アンテナ、およびマイクロ波受信アンテナの詳細構造の説明図。 従来のマイクロ波濃度計の構成図。 従来のマイクロ波送信アンテナの詳細構造の説明図。
符号の説明
1a マイクロ波送信アンテナ
1b マイクロ波受信アンテナ
2 測定部
3a、3b 同軸ケーブル
4 アンテナ取り付け部
5 測定管
6 温度計
11 同軸芯導体
12 誘電体
13 絶縁体
14,14f 金属筒
15 固定ホルダ
20 被測定流体
21 測定管
22 測定管フランジ
23 取り付けベースフランジ
24、28 収納筒
25、29 絶縁物製窓
26 マイクロ波送信アンテナ
27、31 同軸ケーブル
27a 同軸芯線
30 マイクロ波受信アンテナ
32 測定部

Claims (4)

  1. 対向して設けられる一対のマイクロ波送信アンテナとマイクロ波受信アンテナとを被測定流体を流す測定管外周側面から挿入し、前記マイクロ波送信アンテナからマイクロ波を送信し、マイクロ波受信アンテナで受けるまでの伝播時間の変化から前記被測定流体の濃度を求めるマイクロ波濃度計であって、
    前記マイクロ波送信アンテナおよび前記マイクロ波受信アンテナは、同軸共振器型のアンテナであって、夫々のアンテナは、
    同軸ケーブルの同軸芯導体と、
    前記同軸芯導体の外部導体を構成し、当該外部導体の外周面を所定の角度範囲で開口される金属筒と、
    前記金属筒の内部の空間を埋める予め設定された誘電率を有する誘電体と、
    前記誘電体の表面を蓋う絶縁物と、
    一方の面に前記同軸ケーブルを、他方の面に、貫通した当該同軸ケーブルの前記同軸芯導体、前記誘電体、及び前記絶縁物を備える前記金属筒を、固定する当該金属筒と同一の材質を有する固定ホルダと、
    を備え、
    前記マイクロ波送信アンテナと前記マイクロ波受信アンテとを、夫々の前記同軸芯導体が、前記測定管の管軸と交差する平面上で前記金属筒の開口位置を対向して設けたことを特徴とするマイクロ波濃度計。
  2. 対向して設けられるマイクロ波送信アンテナとマイクロ波受信アンテナとを被測定流体を流す測定管外周側面から挿入し、前記マイクロ波送信アンテナからマイクロ波を送信し、マイクロ波受信アンテナで受けるまでの伝播時間の変化から前記被測定流体の濃度を求めるマイクロ波濃度計であって、
    前記マイクロ波送信アンテナおよび前記マイクロ波受信アンテナは、同軸共振器型のアンテナであって、夫々のアンテナは、
    同軸ケーブルの同軸芯導体と、
    記同軸芯導体の外部導体を構成し、当該外部導体の外周面を所定の角度範囲で開口される金属筒と、
    前記金属筒の内部の空間を埋める予め設定された誘電率を有する誘電体と、
    前記誘電体の表面を覆う絶縁物と、
    一方の面に前記同軸ケーブルを、他方の面に、貫通した当該同軸ケーブルの前記同軸芯導体、前記誘電体、及び前記絶縁物を備える前記金属筒を、固定する当該金属筒と同一の材質を有する固定ホルダと、
    を備え、
    前記マイクロ波送信アンテナと前マイクロ波受信アンテナとを、夫々の前記同軸芯導体が、前記測定管の管軸と平行な平面上で前記金属筒の開口位置を対向して設けたことを特徴とするマイクロ波濃度計。
  3. 前記誘電体は、セラミックスと
    前記絶縁物は、プラスティクとしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマイクロ波濃度計。
  4. 前記マイクロ波送信アンテナおよび前記マイクロ波受信アンテナの夫々の前記金属筒は、前記測定管の管軸と交差する方向での断面形状が曲面となるように成形されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマイクロ波濃度計。
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