JP5260889B2 - 非水電解質二次電池 - Google Patents
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Description
特許文献1では、短絡時または異常使用時における電池の安全性をさらに向上させるために、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などの多孔質フッ素樹脂膜と、ポリエチレン膜またはポリプロピレン膜とを重ねたセパレータを用いることが提案されている。特許文献1においては、セパレータが融点の高いフッ素樹脂膜を含むことにより、異常発熱時のセパレータの溶融を防ぐことができる。このため、電池の安全性をさらに向上させることができる。
特許文献3においては、フッ化ベンゼン類を非水電解質に添加することで、サイクル特性を向上させている。
非水溶媒は、含フッ素芳香族系溶媒および含フッ素環状炭酸エステルよりなる群から選択された少なくとも1種を含むことが好ましい。上記電子吸引性の置換基を含む材料は、フッ素原子を含むことが好ましい。また、前記材料は、ポリテトラフルオロエチレンであることが好ましい。セパレータは、無機フィラーをさらに含むことが好ましい。
電池のレート特性の低下の1つの原因は、正極活物質から、リチウム以外の金属原子がカチオンとして非水電解質に溶出し、その金属が負極上に析出することであると考えられる。本発明では、電池を高電圧かつ高温下で保存した場合でも、セパレータや非水溶媒の酸化分解を抑制することができる。よって、酸化分解時に生じる電子が正極活物質に含まれる(リチウム以外の)金属原子に移動して、その金属原子がカチオンとなって、非水電解質に溶解することを、抑制することができる。よって、電池を高電圧かつ高温下で保存した場合でも、電池のレート特性の低下を抑制することが可能となる。
本発明の非水電解質二次電池は、リチウムイオンを吸蔵および放出する活物質を含有する正極、リチウムイオンを吸蔵および放出する活物質を含有する負極、前記正極と前記負極との間に介在させたセパレータ、および非水電解質を具備する。セパレータは、電子吸引性の置換基を含む材料を含む。非水電解質は、非水溶媒およびそれに溶解した溶質を含む。非水溶媒は、含フッ素芳香族系溶媒、含フッ素環状炭酸エステル、および含フッ素環状カルボン酸エステルよりなる群から選択される少なくとも1種の第1溶媒を含む。
上記のような両方の効果によって、正極から金属カチオンが溶出するのを防止し、レート特性が低下するのを抑制することができる。
前記電子吸引性の置換基を含む材料としては、電子吸引性の置換基を含むポリマーが好ましく、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリアリレート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、アクリロニトリル−スチレン−アクリレート共重合体、アクリロニトリル単位を含むポリマー等が挙げられる。
セパレータは、特に分子中に―Fや―CF3などのフッ素を含む置換基を有する材料を含むことが好ましい。フッ素原子は電子吸引性が高いため、セパレータの耐酸化性がより高くなり、酸化分解をより抑制できる。
例えば、電子吸引性の置換基を含むポリマーを、有機溶媒と混合し、ポリマーを溶融および混練し、押出成形し、その後、延伸、有機溶媒の除去、乾燥、熱セットを施すことにより、セパレータを得ることができる。
例えば、以下のような方法でセパレータを得ることができる。
まず、ポリマーと、そのポリマーの良溶媒とを混合して、ポリマーの溶液を調製する。
原料となるポリマーの溶液は、例えば、ポリマーを、所定の溶媒に、加熱溶解することにより調製することができる。なお、溶媒としては、ポリマーを十分に溶解できるものであれば特に限定されない。例えば、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカン、流動パラフィンなどの脂肪族または環式の炭化水素、またはこれらの炭化水素の沸点と同程度の沸点を有する鉱油留分などが挙げられる。押出成形後に得られるゲル状成形物の安定性を向上させるためには、流動パラフィンのような不揮発性の溶媒を用いることが好ましい。
次に、この溶融状態のポリマーに、所定の溶媒を供給する。このようにして、溶融したポリマーを含む溶液を得ることができる。
含フッ素芳香族系溶媒としては、例えば、フルオロベンゼン、1,2−ジフルオロベンゼン、1,2,3−トリフルオロベンゼン、1,2,3,4−テトラフルオロベンゼン、ペンタフルオロベンゼン、ヘキサフルオロベンゼン、2−フルオロトルエン、およびα,α,α−トリフルオロトルエンが挙げられる。なかでも、フルオロベンゼンおよびヘキサフルオロベンゼンが好ましい。
第2溶媒の量は、非水溶媒の90体積%以下であることが好ましく、60体積%以下であることがさらに好ましい。
なかでも、電子吸引性の置換基を含む材料および無機フィラーを含むセパレータと、含フッ素芳香族系溶媒および含フッ素炭酸エステルよりなる群から選択される少なくとも1種の非水溶媒を含む非水電解質との組合せがさらに好ましい。電子吸引性の置換基を含む材料および無機フィラーを含むセパレータと、フルオロベンゼン、ヘキサフルオロベンゼン、フルオロエチレンカーボネート、およびトリフルオロプロピレンカーボネートよりなる群から選択される少なくとも1種の非水溶媒を含む非水電解質との組合せが特に好ましい。
正極活物質としては、例えば、LixCoO2、LixNiO2、LixMnO2、LixCoyNi1-yO2、LixCoyM1-yOz、LixNi1-yMyOz、LixMn2O4、およびLixMn2-yMyO4(Mは、Na、Mg、Sc、Y、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Al、Cr、Pb、Sb、およびBよりなる群から選択される少なくとも一種であり、x=0〜1.2、y=0〜0.9、z=2.0〜2.3)を用いることができる。これらは、単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なお、リチウムのモル比を示すx値は、活物質作製直後の値であり、充放電により増減する。
負極活物質には、例えば、天然黒鉛(鱗片状黒鉛など)、人造黒鉛などの黒鉛類、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマルブラック等のカーボンブラック類、炭素繊維、金属繊維、合金、リチウム金属、錫化合物、珪化物、および窒化物を用いることができる。
この充電器においては、本発明の非水電解質二次電池30と電流検出部31とが直列に接続されている。電池30と電流検出部31とが直列に接続された回路に、電圧検出部32が並列に接続されている。
さらに、この充電器は、電池30を充電するための入力端子36aおよび36bを備え、機器に接続される出力端子37aおよび37bを備える。また、この充電器は、電池30に直列に接続された切換スイッチ35を備える。スイッチ35は、充電時には、充電制御部33側に切り換えられ、放電時には、放電制御部34側に切り換えられる。
質の膨張が大きくなる。このため、非水電解質が電極内部に入り込み易くなり、正極と非水電解質との接触性が向上する。よって、電極における局所的な電圧上昇が抑えられて、電圧が平準化する。
充電終止電圧が4.3Vより低いと、正極活物質の膨張が小さいため、非水電解質が電極内部にあまり入り込めず、充電反応が、電極表面でより多く進行し、局所的な電圧上昇が生じる。このため、非水溶媒が酸化分解されて、正極活物質から金属カチオンが溶出することがある。充電終止電圧が4.6Vより高いと、局所的な電圧上昇は抑えられるが、電圧があまりにも高すぎるため、非水溶媒の酸化分解が起こり、正極活物質から金属カチオンが溶出することがある。
(電池1〜22)
(i)非水電解液の調製
表1に示される非水溶媒に、LiPF6を1.0mol/Lの濃度で溶解して、非水電解質1〜22を調製した。ここで、表1において、用いた第1溶媒の略号は、以下の通りである。
FB:フルオロベンゼン
DFB:1,2−ジフルオロベンゼン
TriFB:1,2,3−トリフルオロベンゼン
TeFB:1,2,3,4−テトラフルオロベンゼン
PFB:ペンタフルオロベンゼン
HFB:ヘキサフルオロベンゼン
FT:2−フルオロトルエン
TFT:α,α,α−トリフルオロトルエン
FEC:フルオロエチレンカーボネート
DFEC:ジフルオロエチレンカーボネート
TriFEC:トリフルオロエチレンカーボネート
TeFEC:テトラフルオロエチレンカーボネート
TFPC:トリフルオロプロピレンカーボネート
FGBL:α−フルオロ−γ−ブチロラクトン
DFGBL:α,α−ジフルオロ−γ−ブチロラクトン
FGVL:α−フルオロ−γ−バレロラクトン
DFGVL:α,α−ジフルオロ−γ−バレロラクトン
EC:エチレンカーボネート
EMC:エチルメチルカーボネート
DMC:ジメチルカーボネート
DEC:ジエチルカーボネート
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)からなるセパレータ(ゴアテックス社製のBSP0105565−3)を用いた。セパレータの厚さは54μmであり、その多孔度は61%であった。
コバルト酸リチウム粉末85重量部と、導電剤であるアセチレンブラック10重量部と、結着剤であるポリフッ化ビニリデン樹脂5重量部とを混合した。この混合物を、脱水N−メチル−2−ピロリドンに分散させて、スラリー状の正極合剤を調製した。この正極合剤を、アルミニウム箔からなる正極集電体(厚さ:15μm)の両面に塗布し、乾燥し、圧延して、正極板(厚さ:160μm)を得た。
人造黒鉛粉末100重量部と、結着剤であるポリエチレン樹脂1重量部と、増粘剤であるカルボキシメチルセルロース1重量部とを混合した。この混合物に、適量の水を加えて混練して、スラリー状の負極合剤を調製した。この負極合剤を、銅箔からなる負極集電体(厚さ:10μm)の両面に塗布し、乾燥し、圧延して、負極板(厚さ:160μm)を得た。
図1に示すような円筒型電池を組み立てた。
正極板11、負極板12、および正極板11と負極板12との間に配置されたセパレータ13を渦巻状に捲回して、極板群を作製した。極板群はニッケルメッキした鉄製電池ケース18内に収容した。アルミニウム製正極リード14の一端を正極板11に接続し、正極リード14の他端を、正極端子20に導通した封口板19の裏面に接続した。ニッケル製負極リード15の一端を負極板12に接続し、負極リード15の他端を、電池ケース18の底部に接続した。極板群の上部には上部絶縁板16を、下部には下部絶縁板17をそれぞれ設けた。上記のようにして調製した所定量の非水電解質1(図示せず)を、電池ケース18内に注液した。電池ケース18の開口端部を、ガスケット21を介して封口板19にかしめつけて、電池ケース18の開口部を密封して、電池1を完成した。電池1の設計容量は、1500mAhとした。なお、以下の実施例でも、電池の設計容量は、1500mAhとした。
エチレンカーボネート(EC)とエチルメチルカーボネート(EMC)との混合溶媒(体積比1:4)に、1.0mol/Lの濃度でLiPF6を溶解させた非水電解質Aを用い、ポリエチレン(PE)からなるセパレータ(旭化成ケミカルズ(株)製のハイポア、厚さ20μm)を用いたこと以外は、電池1と同様にして、比較電池1を得た。
PEからなるセパレータ(旭化成ケミカルズ(株)製のハイポア、厚さ20μm)を用いたこと以外は、電池1と同様にして、比較電池2を得た。
PEからなるセパレータ(旭化成ケミカルズ(株)製のハイポア、厚さ20μm)を用いたこと以外は、電池9と同様にして、比較電池3を得た。
ECとEMCとの混合溶媒(体積比1:4)に、1.0mol/Lの濃度でLiPF6を溶解させた非水電解質Aを用いたこと以外は、電池1と同様にして、比較電池4を得た。
(a)保存後に負極上に析出した金属量の測定
以上のようにして製造した電池1〜22および比較電池1〜4を、4.3Vの定電圧で充電した。その充電後の電池を、85℃で72時間保存した。
その後、保存後の電池を分解して、負極板の中央部を2cm×2cmのサイズに切断し、得られた断片をエチルメチルカーボネートで3回洗浄した。
まず、各電池を、20℃で、1050mAの定電流で、電池電圧が4.3Vとなるまで充電し、この後、4.3Vの定電圧で、2時間30分間充電する、定電流・定電圧充電に供した。次に、充電後の電池を、放電電流値1500mA(1C)で、電池電圧が3.0Vに低下するまで放電し、保存前の放電容量を求めた。
保存後の電池を、20℃で、まず1Cの電流値で放電し、その後、0.2Cの電流値でさらに放電した。次いで、放電後の電池を上述のようにして、1050mAの定電流で、電池電圧が4.3Vとなるまで充電し、この後、4.3Vの定電圧で、2時間30分間充電した。この後、充電後の電池を、1Cの電流値で、電池電圧が3.0Vに低下するまで放電した。このときの放電容量を、保存後の回復容量とした。
保存前の放電容量に対する保存後の回復容量の割合を百分率値として求めた値を、保存後の容量回復率とした。結果を表1に示す。
なお、表1には、用いたセパレータの種類についても示す。
(電池23〜39)
表2に示されるような材料からなるセパレータを用いたこと以外は、電池9と同様にして、電池23〜39を作製した。
これらの電池を用いて、上記と同様にして、保存後に負極上に析出した金属量、および保存後の容量回復率を測定した。なお、表2には、電池9の結果も示す。
PCTFE:ポリクロロトリフルオロエチレン
PFA:テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体
FEP:テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体
PA:ポリアミド
PI:ポリイミド
PAI:ポリアミドイミド
PEI:ポリエーテルイミド
PAR:ポリアリレート
PSF:ポリスルホン
PES:ポリエーテルスルホン
PEEK:ポリエーテルエーテルケトン
PET:ポリエチレンテレフタレート
PBT:ポリブチレンテレフタレート
ASA:アクリロニトリル−スチレン−アクリレート共重合体
PAN含有絶縁層:アクリロニトリル単位を含むポリマー(PAN)とアルミナとからなる絶縁層
PVDF含有絶縁層:ポリフッ化ビニリデン(PVDF)とアルミナとからなる絶縁層
PES含有絶縁層:ポリエーテルスルホン(PES)とアルミナとからなる絶縁層
各種ポリマーを、所定の有機溶媒に溶解し、ポリマーの溶液を調製した。この溶液を押出機のダイよりシート状に押し出した。次いで、押し出されたシートを、50℃/分の冷却速度で、90℃以下になるまで冷却して、ゲル状組成物を得た。
次に、ゲル状成形物を、所定の倍率で、二軸延伸し、成形物を得た。次いで、得られた成形物は、残留溶媒が、成形物の1重量%未満となるまで洗浄剤で洗浄した。洗浄剤は、用いた溶媒の種類により、適宜変更した。この後、成形物を乾燥して、洗浄剤を除去した。
最後に、乾燥後の成形物に、100℃以上の温度で熱セットを行い、セパレータを得た。
これらのセパレータの厚さは54μmであり、多孔度は61%であった。
なかでも、アクリロニトリル単位を含むポリマーと無機フィラーとからなる絶縁層を備える電池37の保存特性が特に優れていた。これは、アクリロニトリル単位を含むポリマーが絶縁層に含まれる場合、絶縁層における前記ポリマーと無機フィラーポリマーの分散性が優れるため、セパレータの還元分解を抑制する効果が高まったからであると考えられる。
(電池40〜43)
セパレータと負極との間に、ポリエチレン(PE)からなる耐還元性の膜(旭化成ケミカルズ(株)製のハイポア、厚さ20μm)を配置したこと以外は、電池9および電池37と同様にして、電池40および42を作製した。また、セパレータと負極との間に、ポリプロピレン(PP)からなる耐還元性の膜(セルガード(株)製のCelgard2400、厚さ25μm)を配置したこと以外は、電池9および37と同様にして、電池41および43を作製した。
これらの電池について、上記と同様にして、保存後に負極上に析出した金属量および保存後の容量回復率を測定した。結果を表3に示す。なお、表3には、電池9および電池37の結果も示す。
(電池44)
負極上に耐還元性の層を設けた以外は、電池9と同様にして、電池44を作製した。
電池44について、上記と同様にして、保存後に負極上に析出した金属量および保存後の容量回復率を測定した。結果を表4に示す。なお、表4には、電池9の結果も示す。
メディアン径0.3μmのアルミナ970gと、ポリアクリロニトリル変性ゴム結着剤(日本ゼオン(株)製のBM−720H)を含むN−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶液(固形分8重量%)375gと、適量のNMPとを、双腕式練合機にて、攪拌して、ペーストを調製した。このペーストを、負極の両方の負極活物質層の上に、塗布し、乾燥し、さらに、120℃真空減圧下、120℃で10時間乾燥して、耐還元性の層を形成した。各負極活物質層において、塗布したペーストの厚さは、5μmとした。
本実施例では、電池9を用い、上記と同様にして、保存後に負極上に析出した金属量と、容量回復率を測定した。これらの測定を行うときに、充電終止電圧を、4.2V、4.3V、4.4V、4.5V、4.6V、または4.7Vとした。結果を表5に示す。
(電池45)
正極活物質としてLi[Ni1/2Mn3/2]O4を用いた以外は、電池9と同様にして、電池45を作製した。
正極活物質としてLi[Ni1/2Mn3/2]O4を用いた以外は、比較電池1と同様にして、比較電池5を作製した。
正極活物質としてLi[Ni1/2Mn3/2]O4を用いた以外は、比較電池3と同様にして、比較電池6を作製した。
正極活物質としてLi[Ni1/2Mn3/2]O4を用いた以外は、比較電池4と同様にして、比較電池7を作製した。
結果を表6に示す。
12 負極板
13 セパレータ
14 正極リード
15 負極リード
16 上部絶縁板
17 下部絶縁板
18 電池ケース
19 封口板
20 正極端子
21 ガスケット
30 非水電解質二次電池
31 電流検出部
32 電圧検出部
33 充電制御部
34 放電制御部
35 切換スイッチ
36a、36b 入力端子
37a、37b 出力端子
Claims (10)
- リチウムイオンを吸蔵および放出する活物質を含有する正極、リチウムイオンを吸蔵および放出する活物質を含有する負極、前記正極と前記負極との間に配置されたセパレータ、および非水電解質を具備し、
前記セパレータは、電子吸引性の置換基を含む材料を含み、
前記非水電解質が、非水溶媒および前記非水溶媒に溶解した溶質を含み、前記非水溶媒が、含フッ素芳香族系溶媒、含フッ素環状炭酸エステル、および含フッ素環状カルボン酸エステルよりなる群から選択される少なくとも1種の第1溶媒を含み、
前記第1溶媒の量が、前記非水溶媒の10体積%以上、50体積%以下である、非水電解質二次電池。 - 前記非水溶媒が、含フッ素芳香族系溶媒および含フッ素環状炭酸エステルよりなる群から選択された少なくとも1種を含む、請求項1記載の非水電解質二次電池。
- 前記電子吸引性の置換基を含む材料が、フッ素原子を含む、請求項1または2記載の非水電解質二次電池。
- 前記電子吸引性の置換基を含む材料が、ポリテトラフルオロエチレンである、請求項1または2記載の非水電解質二次電池。
- 前記セパレータが、無機フィラーをさらに含む、請求項1〜4のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
- 前記第1溶媒が、フルオロベンゼン、ヘキサフルオロベンゼン、フルオロエチレンカーボネート、およびトリフルオロプロピレンカーボネートよりなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
- 前記セパレータと前記負極との間に、耐還元性の膜または無機フィラーを含む耐還元性の層が設けられている、請求項1〜6のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
- 前記第1溶媒の量が、前記非水溶媒の20体積%以上、40体積%以下である、請求項1〜7のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
- 前記正極に含まれる活物質が、Li[Ni1/2Mn3/2]O4を含む、請求項1〜8のいずれかに記載の非水電解質二次電池。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の非水電解質二次電池と、前記非水電解質二次電池を充電する充電器を具備し、前記充電器における充電終止電圧が4.3〜4.6Vに設定されているシステム。
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