JP5265986B2 - パネルシャッター - Google Patents
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Description
その他、特許文献2に記載された発明では、最下部のパネルの下端に、上下動可能な座板を設け、この座板が障害物との接触により上昇したことをマイクロスイッチにより検知し、その検知信号によってパネルの開閉動作を停止するようにしている。
また、特許文献2に係る発明では、障害物を接触感知する構造であるため、障害物に衝撃を与えてしまうおそれがある。
そこで、チェーン切れ等でも感知できる落下防止装置や、障害物を非接触感知できる感知部を具備することが提案されるが、比較的高重量なパネルを受けて落下防止しなければならないことや、チェーン等のパネル幅方向端部の構成部材に干渉しないようにする必要があること、ガイドレール内のスペースに余裕がないこと等から、工夫を要する。
すなわち、この技術的手段のパネルシャッターは、上記リトラクター装置と上記電線ガイド手段とのうち、少なくともその一方の構成を具備している。
つまり、このパネルシャッターは、上記リトラクター装置と上記電線ガイド手段との両方を備えた態様であってもよいし、上記リトラクター装置のみを備えた態様であってもよいし、上記電線ガイド手段のみを備えた態様であってもよい。
この具体例によれば、チェーン切れ等に起因するパネルの落下を、リトラクター装置の可撓性長尺部材により受けて防ぐことができる。しかも、リトラクター装置の可撓性長尺部材が躯体側に配置されるため、比較的高重量なパネルの荷重によりリトラクター装置を支持する構成等が変形や破損等するのを防ぐことができる。更に、最下部のパネルの下方に存在する障害物を非接触感知部により感知することができる。
その上、リトラクター装置の可撓性長尺部材や、非接触感知部の電線ガイド手段等を、パネル幅方向端部の構成部材(例えばパネル連繋チェーンや、支持突起、ガイド突起等)に干渉することなく設置することができる。
最下部のパネルの下方に存在する障害物を非接触感知部により感知することができる上、パネル連繋チェーンが、リトラクター装置の可撓性長尺部材、または非接触感知部の電線ガイド手段に干渉するのを防ぐことができる。
このパネルシャッター1は、図1〜4に示すように、複数のパネル11a,11bを上下方向へスライドさせて空間を仕切ったり開放したりする開閉体10と、各パネル11a,11bの幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレール20と、前記複数のパネル11a,11bをその上方側で収納したり繰り出したりする収納部30と、前記開閉体10の急激な閉鎖動作を阻むリトラクター装置40と、前記開閉体10よりも下方側の物体を非接触感知する非接触感知部50とを具備してなり、収納部30の後端部(図4によれば左端部)を建物等の構造物の躯体Pに接触させている。
各パネル11a(又は11b)は、左右方向へ長尺な矩形板状に構成されている。
この支持突起12は、金属等の剛体からなる軸状の部材であり、その先端部には、ローラ12aが回動自在に支持されている。
また、支持突起12における前記ローラ12aとパネル11bとの間の部分は、パネル連繋チェーン13に挿通されている。
このパネル連繋チェーン13は、上下方向へわたるすべてのパネル11a,11bを連結し、その上端側が収納部30のスプロケット32(図4参照)に掛けられている。
このパネル連繋チェーン13の最上端部は、図示を省略するが、収納ケース31に対しブラケットを介して所定量移動可能に止着されている。
ガイド突起14は、各パネル11bの幅方向端部の下部側から突出するとともに、その突端に回動自在にローラ14aを支持してなり、前記パネル11bの厚さ方向における反躯体寄り(図2によれば下方寄り)に配設される。このガイド突起14は、各パネル11bが収納部30内に収納される際に、収納部30内のガイド部材35(図4参照)に係合し案内されることで、各パネル11bを略垂直状に維持する。
なお、ガイド突起14は、本実施の形態のように設けるのが好ましいが、他例としては省くことも可能である。
止着ブラケット15は、基端側部分をパネル11aの端部に止着するとともに、可撓性長尺部材41を止着するための突端側部分を、前記パネル11a,11bの開閉軌跡よりも躯体側(図2によれば上側)に配置している。
非接触感知部50は、パネル11aの幅方向の一端側に設けられた放出側ユニット50aと、その他端側に設けられた捕捉側ユニット50bとからなり、開閉体10よりも閉鎖方向側の物体を感知する(図1及び3参照)。
そして、スライド体51は、前記開口部内に差し込まれたスライドブラケット51aによって、パネル11aに相対して上下方向へスライドするように支持されている。
スライドブラケット51aは、パネル11bの幅方向端部からガイドレール20底部方向(図2によれば右方向)へ突出する二本の突起51a1,51a1を有し、これら突起51a1,51a1をスライド体51の前記開口部内に差し込み係合して、スライド体51を上下方向へスライドさせる。
この被ガイド凸部51bは、その突端側がパネル厚さ方向(図2によれば上下方向)へ広がるように形成されることで、凹状ガイド部材21に対しパネル幅方向へ抜けることのないように嵌り合っている(図2参照)。
電線ガイド手段60は、パネル厚さ方向においてパネル11a,11bの開閉軌跡よりも躯体側(図2によれば上側)に位置するとともに、前記ガイドレール20内に沿うように設けられ、より詳細に説明すれば、スライド体51のパネル厚さ方向の側面に止着された支持ブラケット61と、該支持ブラケット61に支持された電気配線ガイド部材62とからなり、少なくとも電気配線ガイド部材62をパネル連繋チェーン13に対しパネル厚さ方向へ離間して配置している。
また、この電線ガイド手段60は、可撓性長尺部材41に対し干渉しないように設けられ、より具体的には、例えば、図3に示すように、電気配線ガイド部材62を可撓性長尺部材41に対し開閉体幅方向へ(図示例によればガイドレール20の底部側へ)離して配設する。
なお、他例としては、電線ガイド手段60を、パネル厚さ方向におけるパネル11a,11bの開閉軌跡よりも反躯体側(図2によれば下側)に配置することも可能である。
電気配線ガイド部材62は、多数の枠状部材をリンク接合することで、自在に変形するように構成された中空状の部材であり、その内部に、放出部52aや、捕捉部52b等の電気配線を挿通させ、該電気配線を収納部30内へ導いている。前記電気配線は、収納部30内の図示しない制御回路に電気的に接続される。
この凹状ガイド部材21は、少なくともスライド体51がガイドレール20に相対してスライドする範囲に設けられ、図示例によれば、ガイドレール20の上下方向の略全長にわたって設けられる。
凹状ガイド部材21内の凹溝21aは、スライド体51の被ガイド凸部51bにならって、内部がパネル厚さ方向へ広がった形状を呈し、被ガイド凸部51bのパネル幅中央方向への引き抜けを防いで、スライド体51を上下方向へスムーズにスライドさせる。
収納レール34は、スプロケット32及び駆動機構33の上側で、複数のパネル11bを前方斜め下方(図3によれば右斜め下方)へ導き収納する。
ガイド部35は、収納レール34の下方側に収納レール34と略平行に設けられ、パネル11bのガイド突起14に係合することでパネル11bの振れを防ぐ。
これら収納レール34及び収納レール34も、可撓性長尺部材41と電線ガイド手段60の両者に干渉しないように配設される。
また、支持突起ガイド36は、前記リミットスイッチ37との間にパネル連繋チェーン13を位置させた上側部36aと、該上側部36aの下側でパネル連繋チェーン13を上下方向へ挿通させる挿通部36bとから構成され、可撓性長尺部材41と電線ガイド手段60の両者に干渉しないように配設される。
また、スプロケット32が逆方向(図4によれば反時計方向)へ回転すると、チェーン部材13によって複数のパネル11a,11bが順次に躯体側である後方(図4によれば左方向)へ繰り出される。繰り出された各パネル11a(又は11b)は、チェーン部材13に吊持されて略垂直状に維持されたまま、ガイドレール20内を下方へ移動する。
前記移動中または停止中にパネル連繋チェーン13に弛みを生じた場合には、該パネル連繋チェーン13は、パネル厚さ方向において上側部36aの逆側へ弛みリミットスイッチ37のアクチュエータ部分に当接する。したがって、リミットスイッチ37からは異常信号が送信され、図示しない制御回路によって、駆動機構33の停止等の所定の制御動作が行われることになる。
また、万が一、パネル連繋チェーン13が破断し、パネル11aが落下した場合には、その落下するパネル11aを、リトラクター装置40によって受けて停止させることができる。
この可撓性長尺部材41は、パネル連繋チェーン13に対しパネル厚さ方向へ離間して配置される。
なお、前記規定速度は、開閉体10の通常の閉鎖速度よりも速い適宜な速度としてある。
リール装置42の他例としては、巻取体42aの繰り出し回転加速度が規定加速度以上となった場合に、巻取体42aを繰り出し回転不能に拘束するものとしてもよい。
なお、他例としては、リトラクター装置40を、躯体Pから離した状態で収納ケース31内に固定したり、スプロケット32及びガイド部35の下側であってパネル11aの開閉軌跡よりも反躯体側(図4によれば一点鎖線よりも右側)に配置したり等することも可能である。
しかも、パネル11a,11bの幅方向端部側に配置された支持突起12や、パネル連繋チェーン13、ガイド突起14等に対し、可撓性長尺部材41及び電線ガイド手段60が干渉するようなことを防ぐことができる。
被ガイド凹部51cは、ガイド突起21’の先端側に嵌り合って上下方向へスライドするように形成された凹溝であり、その開口縁部分に、ガイド突起21’の先端側に係止される内向きの突起51c1,51c1を有する。
しかも、スライド体51’の被ガイド凹部51cが、パネル厚さ方向へ広がるガイド突起21’に嵌り合っているため、該スライド体51’がガイド突起21’から外れてしまうようなこを、効果的に防ぐことができる。
この中柱70の上下方向の途中箇所には、レバー72が設けられ、該レバー72を揺動させる操作により、中柱70の下端から係脱突起71aが出没するようになっている。
係脱突起71aは、下端側に角状部分を有する断面略逆三角形状(図8参照)の部材であり、中柱70の幅方向(図7によれば左右方向)へわたって連続する長尺状に形成されている。
この第二スライド部74は、第一スライド部71の軸状部材71bに係合して所定量上下方向へスライド可能であり、本体部73に支持された付勢部材75(図示例によればコイルスプリング)によって下方へ付勢されている。
この第二スライド部74の下端には、当接対象部位qとの間の密着性を向上するために弾性部材74aが中柱70の幅方向へわたって設けられている。
同第二スライド部74は、第一スライド部71が上方へスライドした際に、軸状部材71bの下端側に止着された係合部材71b1(図示例によればナット)に当接されて、上方へ移動し、当接対象部位qから離れる。この状態では、中柱70を幅方向へ移動させたり回動させたりすることが可能となる。
箱状体81は、上方向きに開口部81aを有する金属製の箱状部材である。前記開口部81aは、第一スライド部71の係脱突起71aが差し込まれるように形成されている。
開閉部材82は、図示例によれば、二枚の板状部材であり、箱状体81内への異物の侵入を防いでいる。この開閉部材82は、係脱突起71aに押圧されて下方へ開き、図示しない付勢部材(例えばコイルスプリングや、バネ入り蝶番等)の付勢力によって閉鎖方向へ付勢される。
また、凹部80の他例としては、前記構成から開閉部材82を省いた態様とすることも可能である。
11a,11b:パネル 12:支持突起
13:パネル連繋チェーン 14:ガイド突起
20,20’:ガイドレール 21:凹状ガイド部材
21’:ガイド突起 21a:凹溝
30:収納部 40:リトラクター装置
41:可撓性長尺部材 42a:巻取体
50:非接触感知部 51b:被ガイド凸部
51c:被ガイド凹部 50a:放出側ユニット
50b:捕捉側ユニット 60:電線ガイド手段
70:中柱 71a:係脱突起
P:躯体 q:当接対象部位
Claims (4)
- 収納部と、該収納部から繰り出される複数のパネルと、これら繰り出されるパネルの幅方向の端部を囲み下方へ案内するガイドレールと、前記各パネルの幅方向端部の上部側から突出する支持突起と、上下に隣り合うパネル間を連繋するように前記支持突起に係合したパネル連繋チェーンと、最下部の前記パネルよりも下方へ突出した位置と同パネルの側方に並ぶ位置との間でスライドするように前記ガイドレールと前記最下部のパネルとの双方に係合して前記最下部のパネルよりも下方側の物体を非接触感知する非接触感知部とを備え、前記パネル連繋チェーンを前記収納部により繰り出したり牽引したりすることで、前記複数のパネルを前記ガイドレールに沿って開閉動作するようにしたパネルシャッターにおいて、
可撓性長尺部材を巻き取るとともにその巻き取り方向へ付勢された巻取体と前記付勢力に抗して前記可撓性長尺部材が繰り出される繰出速度が規定値以上になった場合に前記巻取体の繰り出し方向の回転を停止する繰出停止手段とを具備してなるリトラクター装置であって、且つ前記巻取体を前記ガイドレールの上方側に配置するとともに、前記可撓性長尺部材を前記パネル連繋チェーンに対しパネル厚さ方向へ離間して配置し、繰り出される前記可撓性長尺部材によって前記最下部のパネルを受けるようにしたリトラクター装置と、
前記ガイドレールに沿うとともに前記パネル連繋チェーンに対しパネル厚さ方向へ離間するように配設されて前記非接触感知部の電線を前記収納部内へ導く電線ガイド手段とのうち、
少なくとも一方を具備したことを特徴とするパネルシャッター。 - 前記リトラクター装置と前記電線ガイド手段とのうち、少なくとも前記リトラクター装置を備えたパネルシャッターであって、
前記リトラクター装置によって繰り出される前記可撓性長尺部材の先端側部分を、前記最下部のパネルに止着していることを特徴とする請求項1記載のパネルシャッター。 - 前記ガイドレール内の底部に、上下方向へわたる凹溝を有する凹状ガイド部材を設けるとともに、前記非接触感知部には前記凹溝に対し上下方向へスライド可能に嵌まり合う被ガイド凸部を設け、前記凹溝内と前記被ガイド凸部の先端側とをパネル厚さ方向へ広がるように形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のパネルシャッター。
- 前記ガイドレール内の底部に、先端側がパネル厚さ方向へ広がり且つ上下方向へ連続するガイド突起を設け、前記非接触感知部には、前記ガイド突起の先端側に嵌り合って上下方向へスライドするように被ガイド凹部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のパネルシャッター。
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