JP5279781B2 - 電力監視装置 - Google Patents
電力監視装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5279781B2 JP5279781B2 JP2010208043A JP2010208043A JP5279781B2 JP 5279781 B2 JP5279781 B2 JP 5279781B2 JP 2010208043 A JP2010208043 A JP 2010208043A JP 2010208043 A JP2010208043 A JP 2010208043A JP 5279781 B2 JP5279781 B2 JP 5279781B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- warning signal
- warning
- current
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B70/00—Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
- Y02B70/30—Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S20/00—Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
- Y04S20/20—End-user application control systems
- Y04S20/242—Home appliances
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
本発明の実施形態は、電力監視装置に関する。
近年、家庭内(宅内)で利用される電気機器(家庭電化製品:家電製品)は多くなりつつあり、居住者が意図しないまま家電製品を同時に使用することで過負荷が発生し、配電盤のブレーカが落ちることがよくある。
家電製品の使用による過負荷で発生するブレーカの遮断を予防するために、家電製品に、外部の電力制御装置と信号をやりとりする機能を設けて、電力制御装置から家電製品へ「参入制御」を行う技術がある。
従来の参入制御技術の場合、負荷側の機器に双方向の通信機能を持たせることから、コスト増が生じ、安価で大電流を消費する家電製品(例えば電気ケトル、ドライヤ、卓上IH調理器等)に適用することはコストの面で採算が合わない。
本発明が解決しようとする課題は、負荷側の機器のコスト増を最低限に抑えつつ過負荷から発生するブレーカの遮断を事前に予防することができる電力監視装置を提供することにある。
実施形態の電力監視装置は、電力を送電する送電線と宅内配線とに接続され、前記送電線からの電力を前記宅内配線に接続された電気機器へ、ブレーカの遮断電流の範囲内で供給する配電盤に接続される電力監視装置において、電流検出部、定格記憶部、余力閾値記憶部、警告信号送出部を備える。前記電流検出部は前記ブレーカを通じて前記宅内配線へ流れる電流を検出する。前記定格記憶部には前記ブレーカの定格電流が記憶されている。前記余力計算部は前記電流検出部により検出される電流と前記定格記憶部の前記定格電流とを比較して現時点の前記ブレーカの電流の余力を求める。前記余力閾値記憶部には前記余力に対する閾値が記憶されている。前記警告信号送出部は前記余力計算部により求められた前記余力の値が前記余力閾値記憶部に記憶されている閾値を下回った場合に、前記電気機器毎に固有に設定された周波数の警告信号を前記宅内配線に送出する。
以下、図面を参照して、実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態の電力監視システムの構成を示す図である。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態の電力監視システムの構成を示す図である。
図1に示すように、第1実施形態の電力監視システムは、電力会社からの送電線1と各家庭に配線された電力線8(以下「宅内配線8」と称す)との間に介挿された配電盤3と、この配電盤3に接続された電力監視装置2と、宅内配線8に接続された電気機器(負荷)としての電気ケトル4とを備えている。
配電盤3には、契約電力ブレーカ31、保護ブレーカ32の他、保護ブレーカ32の電流を検出部としてコイル33が設けられている。この例は、保護ブレーカ32が一つのため、契約電力ブレーカ31の定格電流がそのまま保護ブレーカ32の遮断電流としている。コイル33は配電盤3の外に設けられた余力モニタ21に接続されている。
配電盤3は、電力を送電する送電線1と宅内配線8とに接続されており、送電線1からの電力を宅内配線8に接続された電気機器へ、保護ブレーカ32の遮断電流(定格電力量)の範囲内で供給する。なお配電盤3内部にスペースがあれば配電盤3に電力監視装置2を内蔵してもよい。
電力監視装置2は、余力モニタ21と警告信号送出部22とを有している。余力モニタ21は、メモリ23、監視部24、余力計算部25などを有している。メモリ23には、保護ブレーカ32の遮断電流(定格電流)が記憶されている。
監視部24は、保護ブレーカ32を流れる電流をコイル33により監視し、コイル33により検出された電流の値を余力計算部25へ出力する。監視部24は、コイル33により検出される電流から、宅内配線8に接続された電気機器で消費される消費電力量を測定する測定部として機能する。
余力計算部25は、メモリ23に記憶されている遮断電流(定格電流)と、監視部24により検出された電流の値との差分を計算し電力量(電流)の余力を示す余力値Xを求め、警告信号送出部22へ出力する。
すなわち余力計算部25は、監視部24により測定される消費電力量(電流)と、メモリ23の定格電力量(定格電流)とを比較して現時点で保護ブレーカ32に流すことが可能な電力量(電流)の余力を求める。
警告信号送出部22は、制御部26、余力閾値記憶部としての警告ルール記憶部27、警告信号発生器28などを有している。
警告ルール記憶部27には、流れる電流(電力量)に対して保護ブレーカ32に余力があるか否かを判定するための、条件の異なる複数の警告ルール27a,27b,27cと、この警告ルールに対応付けられた警告信号発生器28a,28b,28cの識別情報(A)、(B)、(C)が記憶されている。すなわち、この警告ルール記憶部27には、余力に対する閾値が記憶されている。
警告ルール27aは、余力値X<10Aというルールであり、警告信号発生器28aの識別情報(A)に対応付けられている。10Aは閾値である。このルールは、余力値Xが10Aを下回った場合、識別情報(A)の警告信号発生器28aに高周波信号を発生させるというルールである。
警告ルール27bは、余力値X<5Aというルールであり、警告信号発生器28bの識別情報(B)に対応付けられている。このルールは、余力値Xが5Aを下回った場合、識別情報(B)の警告信号発生器28bに高周波信号を発生させるというルールである。
警告ルール27cは、余力値X<2Aというルールであり、警告信号発生器28cの識別情報(C)に対応付けられている。このルールは、余力値Xが2Aを下回った場合、識別情報(C)の警告信号発生器28cに高周波信号を発生させるというルールである。
なお警告ルール27a,27b,27cに対応させるのは警告信号発生器の識別情報の他に、各警告信号発生器28a,28b,28cが発生する周波数を対応させてもよい。
警告信号発生部28は、余力計算部25により求められた余力の値が警告ルール記憶部27に記憶されている閾値を下回った場合に、電気機器毎に固有に設定された周波数の警告信号を宅内配線8に送出する。警告信号発生部28は、警告信号を送出後、電力消費量が減り、余力の値が閾値を超えた場合、警告信号の送出を停止する。
警告信号発生部28は、一つ以上の警告信号発生器28a,28b,28cを有している。警告信号発生器28aは、電気機器毎に固有に設定された周波数、例えば1150Hzの周波数の警報信号S1を発生し、宅内配線8に流れる交流電流に重畳させて送出する。
警告信号発生器28bは、電気ケトル4に設定された周波数、例えば1850Hzの周波数の警報信号S2を発生し、宅内配線8に流れる交流電流に重畳させて送出する。警告信号発生器28cは、例えば3550Hzの周波数の警報信号S3を発生し、宅内配線8に流れる交流電流に重畳させて送出する。警告信号発生部28は、異なる周波数の高周波信号を同時に発生可能である。
なお日本は東日本と西日本で交流電源の周波数が異なる。東日本では交流電源の周波数は50Hz、西日本では交流電源の周波数は60Hzであり、これに重畳される。
このようなことを考慮し、警告信号発生器28で発生する高周波信号(警報信号S1)の周波数は、電源電流の周波数(50Hzまたは60Hz)の素数倍の周波数またはその近傍の周波数であることが望ましい。例えば50×107=5350Hz≒5340Hz=60×89などである。
制御部26は、余力モニタ21から受け取った余力値Xを警告ルール記憶部27の各警告ルール27a,27b,27cに適用し、これらのルールの中から条件が適合する警告ルール27a,27b,27cに対応する警告信号発生器28(警告信号発生器28a,28b,28cの少なくとも一つ)から高周波信号(警報信号)を発生させ、宅内配線8へ送出する。
電気ケトル4は、通常の湯沸かし機能の他に、電源43、バンドパスフィルタ42(以下「BPF42」と称す)、警告灯44としてのLED発光素子、操作部41などを備えている。BPF42は例えばコンデンサと抵抗素子などで構成される簡易なものである。
電源43は、宅内の商用電源(AC100V)のコンセントから、AC100Vの電力供給を受ける。この電源43は、例えば定格5Aなどである。BPF42は、例えば1850Hzの周波数の信号を通過させるフィルタである。警告灯44は電源43からの配線にBPF42を介して接続されている。操作部41は警告灯44および電源スイッチ、温度調整用のスイッチなどを含む。
続いて、この電力監視システムの動作を説明する。
この電力監視システムでは、監視部24は、コイル33により検出される電流を監視し、検出された電流の値を常に余力計算部25へ出力している。
この電力監視システムでは、監視部24は、コイル33により検出される電流を監視し、検出された電流の値を常に余力計算部25へ出力している。
余力計算部25は、メモリ23に記憶されている遮断電流(定格電流)と、監視部24により検出された電流の値との差分を計算し電力の余力を示す余力値Xを求め、警告信号送出部22へ出力する。
警告信号送出部22では、制御部26が、受け取った余力値Xを警告ルール記憶部27の警告ルール27a,27b,27cに適用し、これらのルールの中からルールが適合する警告ルール27a,27b,27cに対応する警告信号発生器(警告信号発生器28a,28b,28cの少なくとも一つ)が高周波を発生させ、宅内配線8へ送出する。
この例の警告ルール27a,27b,27cの場合、余力値Xが例えば4Aであった場合は、余力値X=4Aに対してルールが適合するのは、警告ルール27b,27cであり、制御部26は、警告ルール27b,27cに対応する識別情報(B)、(C)の警告信号発生器28b,28cに対して高周波信号を発生させ、宅内配線8に送出される。
その後、余力値Xが回復して、余力値Xが警告ルール27a,27b,27cに当てはまらなくなると、制御部26は、該当する警告信号発生器28a,28b,28cの高周波の発生を停止させる。
一方、宅内配線8に接続された電気ケトル4では、宅内配線8から高周波信号が受信され、電源43およびBPF42を通じて操作部41の警告灯44を点灯させる。
警告灯44が点灯することで、居住者が電気ケトル4を使う前に、宅内の電力が余力不足に陥っていることが判る。
このようにこの第1実施形態によれば、配電盤3により得られる保護ブレーカ32の消費電力量と予めメモリ23に記憶しておいた定格電流とから、各配電系統における電力量の余力を求め、この余力の値が予め設定された余力の閾値を下回った場合に、宅内配線8に流れる電源電流に重畳して所定周波数(警告対象の機器のBPF42の周波数と一致する値)の高周波信号を送出するので、電気ケトル4に、例えばBPF42とLED発光素子などの警告灯44を設けるだけで宅内の電力に余力がないことを警告表示することができる。つまり宅内電気機器(家電製品)の側を安価かつシンプルな構成で簡易な余力警告を行うことができる。
すなわち、配電余力が不十分な際に電気ケトル4の操作部41に設けられた警告灯44が自動的に点灯するので、利用者が電気ケトル4を操作するときに電力の過剰利用に気付き、電気ケトル4を使用しないことで、過負荷から発生するブレーカの遮断を予防することができる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態について説明する。図2は第2実施形態の電力監視システムの構成を示す図である。なお第1実施形態と同じ構成には同一の符号を付しその説明は省略する。
次に第2実施形態について説明する。図2は第2実施形態の電力監視システムの構成を示す図である。なお第1実施形態と同じ構成には同一の符号を付しその説明は省略する。
図2に示すように、この第2実施形態の電力監視システムは、送電線1から電力が供給される宅内配線8が、母線80とこの母線80から分岐した枝線8a,8bとに分かれており、このうち、母線80に契約電力ブレーカ31が接続され、枝線8a,8bに保護ブレーカ32a,32bがそれぞれ設置されている。
余力モニタ21は保護ブレーカ32a,32bの単位で消費電力量を測定し、メモリ23に記憶されている各保護ブレーカ32a,32bの定格電流との比較で求めた余力値を個々の保護ブレーカ32a,32b毎に設けた警告信号送出部22a,22bへ送る。
各警告信号送出部22a,22bは各々の警告ルールに従って警告信号S1,S2…を各枝線8a,8bへ送出する。警告ルールについては第1実施形態と同じものとする。
すなわち、この第2実施形態は、第1実施形態で示した電力監視装置を、余力モニタ21と枝線8a,8b毎の警告信号送出部22a,22bに分離し、一つの余力モニタ21で枝線8a,8bの消費電力量(電流)を監視するよう構成した例である。
この例では、母線80は60Aの契約となっており、定格60Aの契約電力ブレーカ31が設けられているものとする。
枝線8aには電力消費が15A以上続くと安全のため遮断される保護ブレーカ32aが接続されている。この枝線8aには電気ケトル4が接続されているものとする。
枝線8bには電力消費が20A以上続くと安全のため遮断される保護ブレーカ32bが接続されている。この枝線8bにはドライヤ9が接続されているものとする。
ドライヤ9は、通常の熱風発生機能の他に、電源93、バンドパスフィルタ92(以下「BPF92」と称す)、警告灯94としてのLED発光素子、操作部91などを備えている。BPF92は、例えば1150Hzの周波数の信号を通過させるフィルタであり、コンデンサと抵抗素子で構成される簡易なものである。
電源93は、宅内の商用電源(AC100V)のコンセントから、AC100Vの電力供給を受ける。この電源93は、例えば定格10Aなどである。警告灯94は電源93からの配線にBPF92を介して接続されている。操作部91は警告灯94および電源スイッチ、ワット数切り替え用のスイッチなどを含む。
余力モニタ21のメモリ23には、各ブレーカ31,32a,32b毎の定格電流(遮断電流)の値が記憶されている。
余力モニタ21は、宅内配線8のうち、母線80だけでなく、母線80から分岐した枝線8a,8bについてもそれぞれの消費電力量を測定し、メモリ23の該当遮断電流の値と比較し、差分の余力値を計算し、該当する警告信号送出部22a,22bへ出力する。
このとき、契約電力ブレーカ31と宅内配線保護のための保護ブレーカ32a,32bとで各々余力が異なることから、実際に適用される余力は、母線80の契約電力ブレーカ31と各枝線8a,8bの保護ブレーカ32a,32bのうちで小さい方であり、しかも保護ブレーカ32a,32b単位になる。
そこで、この例では、枝線8aの保護ブレーカ32aに、電流検出部としてのコイル6aを接続し、枝線8bの保護ブレーカ32bに、電流検出部としてのコイル6bを接続し、母線8の契約電力ブレーカ31に、電流検出部としてのコイル6cを接続し、それぞれに消費される電流を余力モニタ21が集中的に監視するようにしている。
余力モニタ21は、コイル6a〜6cそれぞれから得られる電流により、母線80と各枝線8a,8bそれぞれの消費電力量を測定し、各枝線8a,8bに対応付けられた警告信号送出部22a,22bに対して母線80の余力と枝線8a,8bの余力のうち小さい方の値を、各枝線8a,8bの余力とする。
すなわち、余力モニタ21は、枝線8a,8b毎の余力と契約電力ブレーカ31の余力のうち小さい値の方をその枝線8a,8bの余力とし、それぞれの余力の値を、対応する枝線8a,8b(フィード)毎に設置した警告信号送出部22a,22bへ送り、高周波信号(警告信号)の発生を制御する。
各警告信号送出部22a,22bは、図1に示した例と同様に、警告ルール27a,27b,27cに従い高周波信号(警告信号)を発生し、対応する枝線8a,8bへ送出する。
宅内にはさまざまな電気機器(家庭電化製品:略称「家電機器」)が接続されており、家電機器から宅内配線8にさまざまな信号が混入しているため、混信の影響を受け、警報灯44が誤点灯する可能性がある。
そこで、各警告信号送出部22a,22bからの警告信号(高周波信号)と他の高周波信号とが宅内配線8で混信しないように、各枝線8a,8bと母線80との間に適切なフィルタ7a,7bを介挿している。このフィルタ7a,7bはローパスフィルタである。
この第2実施形態の場合、余力モニタ21では、コイル6a〜6cからの電流を監視し、それぞれの消費電力量を測定している。
例えばコイル6aの消費電力量が11Aの場合、余力値Xは15A−11A=4Aとなり、この値が余力モニタ21から警告信号送出部22aへ出力される。
警告信号送出部22aでは、余力値X=4Aが入力されると、制御部26が、余力値X=4Aを各警告ルール27a,27b,27cに適用し、これらのルールの中からルールが適合する警告ルール27a,27bに対応する警告信号発生器28a,28bに対し高周波信号(1150Hzと1850Hz)を発生させ、枝線8aへ送出する。
これにより、枝線8aに接続されている電気ケトル4の警告灯44が点灯し、居住者(使用者)に警告を出す。なお他に1150HzのBPF42が設けられている機器がこの枝線8aに接続されていれば、その機器の警告灯44も点灯する。
一方、コイル6bの消費電力量が11Aの場合、余力値Xは20A−11A=9Aとなり、この値が余力モニタ21から警告信号送出部22bへ出力される。
警告信号送出部22aでは、余力値X=9Aが入力されると、制御部26が、余力値X=9Aを各警告ルール27a,27b,27cに適用し、これらのルールの中からルールが適合する警告ルール27aに対応する警告信号発生器28aに対し高周波信号(1150Hz)を発生させ、枝線8bへ送出する。
これにより、枝線8bに接続されているドライヤ9の警告灯94が点灯し、居住者(使用者)に警告を出す。
このようにこの第2実施形態の電力監視システムによれば、送電線1から電力が供給される宅内配線8のうち母線80に契約電力ブレーカ31が接続され、母線80から分岐した枝線8a,8bに保護ブレーカ32a,32bが設置されている場合、余力モニタ21が保護ブレーカ32a,32bの単位で消費電力量を測定し、各定格電流との比較で求めた余力値を個々の保護ブレーカ32a,32b毎に設けた警告信号送出部22a,22bへ送り、各警告信号送出部22a,22bは各々の警告ルールに従って警告信号S1,S2…を各枝線8a,8bへ送出することで、ブレーカの容量の小さな枝線8a,8bに接続された各家電機器(電気ケトル4やドライヤ9など)の警告灯44,94が点灯するので、利用者はその警告表示を見て、家電機器を使用しないことで、過負荷から発生する保護ブレーカ32a,32bの遮断を事前に予防することができる。
以下、応用例を説明する。高周波発生部28によるもの以外にも、他の機器、例えばスイッチング電源やコンデンサなどは、宅内配線8に高周波信号を定常的に送出する可能性がある。
これらの高周波発生源からの信号(ノイズ)と高周波発生部28からの警告信号(高周波信号)を区別するため、複数のチャネルを確保し、警告ルール毎に高周波信号を発生するチャネルを2つ以上設定しておく方がよい。
このように構成することにより、警告信号(高周波信号)を受信する側の家電機器もそれぞれ複数のBPFにより高周波信号を受信し、該当するチャネル全てに入力があった際に警告灯を点灯させるなどの制御を行う。例えば余力2A、5A、10Aで警告を発生させるものとする。
ここで、全体のチャネル数を8チャネル設定するものとする。このとき、例えば図3に示すように、警告ルール記憶部27に複数のチャネルを設定したテーブル29を設ける。
このテーブル29の中で「○」印のチャネルが個々の余力閾値に対応付けられており、閾値を下回った場合に「○」印のチャネルの周波数の高周波信号が発生(発振)される。
ここで、余力が10A必要になる負荷については、チャネル1,3,5,7を監視し、これら全てに入力があれば、警告を行う。
また、余力が5A必要な機器は、資源に余裕がある負荷であれば、チャネル1,3,4,5,7,8を監視し、余裕がなければチャネル4とチャネル8を監視し、これら全てに対する入力があれば、警告を行うようにする。これは、余力5Aに特有なチャネルはチャネル4,8としたことによる。
同様に、余力2Aが必要な負荷はチャネル1〜8全てを監視してもよく、チャネル2,6のみを監視してもよい。これにより、高周波発生機器28以外の高周波発生源により発生された高周波信号による誤警報の発生をなくすことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば上記実施形態の他に、例えばラジオやスマートグリッドなどにより電力切迫が住宅に存在するHEMSコントローラ(Home Energy Management System)へ伝えられる、というときに、これを警告信号送出部22によって宅内の機器へ警告を出し、居住者へ周知する、などといったことも考えられる。
また上記実施形態に示した各構成要素を、コンピュータのハードディスク装置などのストレージにインストールしたプログラムで実現してもよく、また上記プログラムを、コンピュータ読取可能な電子媒体:electronic mediaに記憶しておき、プログラムを電子媒体からコンピュータに読み取らせることで本発明の機能をコンピュータが実現するようにしてもよい。電子媒体としては、例えばCD−ROM等の記録媒体やフラッシュメモリ、リムーバブルメディア:Removable media等が含まれる。さらに、ネットワークを介して接続した異なるコンピュータに構成要素を分散して記憶し、各構成要素を機能させたコンピュータ間で通信することで実現してもよい。
1…送電線、2…電力監視装置、3…配電盤、4…電気ケトル、6a,6b,6c…コイル、7a,7b…フィルタ、8…宅内配線、8a,8b…枝線、9…ドライヤ、21…余力モニタ、22,22a,22b…警告信号送出部、23…メモリ、24…監視部、25…余力計算部、26…制御部、27…警告ルール記憶部、28,28a,28b,28c…警告信号発生器、29…テーブル、31…契約電力ブレーカ、32a,32b…保護ブレーカ、33…コイル、41,91…操作部、42,92…バンドパスフィルタ(BPF)、43,93…電源、44,94…警告灯、80…母線。
Claims (6)
- 電力を送電する送電線と宅内配線とに接続され、前記送電線からの電力を前記宅内配線に接続された電気機器へ、ブレーカの遮断電流の範囲内で供給する配電盤に接続される電力監視装置において、
前記ブレーカを通じて前記宅内配線へ流れる電流を検出する電流検出部と、
前記ブレーカの定格電流が記憶された定格記憶部と、
前記電流検出部により検出される電流と前記定格記憶部の前記定格電流とを比較して現時点の前記ブレーカの電流の余力を求める余力計算部と、
前記余力に対する閾値が記憶された余力閾値記憶部と、
前記余力計算部により求められた前記余力の値が前記余力閾値記憶部に記憶されている閾値を下回った場合に、前記電気機器毎に固有に設定された周波数の警告信号を前記宅内配線に送出する警告信号送出部と
具備することを特徴とする電力監視装置。 - 前記警告信号送出部は、
前記宅内配線の母線から分岐した枝線毎に設けられており、前記余力計算部により求められた前記枝線のブレーカの余力の値が前記余力閾値記憶部に記憶されている閾値を下回った場合に、前記電気機器毎に固有に設定された周波数の警告信号を前記枝線に送出することを特徴とする請求項1記載の電力監視装置。 - 前記警告信号送出部は、
前記余力の値が閾値を下回った場合に、前記閾値に対応して設定されている周波数の異なる複数の警告信号を送出することを特徴とする請求項1または2いずれか記載の電力監視装置。 - 前記警告信号送出部は、
前記警告信号を送出後、前記余力の値が閾値を超えた場合、前記警告信号の送出を停止することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1記載の電力監視装置。 - 前記警告信号送出部は、
前記宅内配線に流れる電源電流に、高周波の警告信号を重畳して送出することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1記載の電力監視装置。 - 前記警告信号送出部は、
前記警報信号の周波数は、電源電流の周波数の素数倍の周波数またはその近傍の周波数であることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1記載の電力監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010208043A JP5279781B2 (ja) | 2010-09-16 | 2010-09-16 | 電力監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010208043A JP5279781B2 (ja) | 2010-09-16 | 2010-09-16 | 電力監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012065466A JP2012065466A (ja) | 2012-03-29 |
| JP5279781B2 true JP5279781B2 (ja) | 2013-09-04 |
Family
ID=46060611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010208043A Expired - Fee Related JP5279781B2 (ja) | 2010-09-16 | 2010-09-16 | 電力監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5279781B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104064001B (zh) * | 2014-06-19 | 2016-03-30 | 国家电网公司 | 一种智能变电站告警推理方法 |
| CN110445191B (zh) * | 2019-08-02 | 2021-01-15 | 浙江大学 | 用支持向量机的电力系统发电机组调频备用功率分配方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0518244U (ja) * | 1991-08-20 | 1993-03-05 | トキコ技研株式会社 | 過電流警告表示装置 |
| JP4295563B2 (ja) * | 2003-06-30 | 2009-07-15 | テンパール工業株式会社 | 電流表示装置 |
| JP2009165248A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電力供給システムおよびアウトレット |
-
2010
- 2010-09-16 JP JP2010208043A patent/JP5279781B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2012065466A (ja) | 2012-03-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9785213B2 (en) | Addressable electrical outlets | |
| KR101084109B1 (ko) | 화재 방지용 절전 지능 멀티콘센트 | |
| JP5166379B2 (ja) | 電力連携システム | |
| EP3125374B1 (en) | Operation control device for electronic apparatus | |
| JPWO2015186282A1 (ja) | 電力供給装置および電力供給方法 | |
| KR101861053B1 (ko) | 비상전원 자동 절체장치 | |
| JP6580881B2 (ja) | 電力計測装置および電力管理方法 | |
| CN114726097A (zh) | 双芯模式的低压智能断路器装置 | |
| JP5279781B2 (ja) | 電力監視装置 | |
| JP2017127111A (ja) | 制御システム、制御方法、及びそのプログラム | |
| JP2016073003A (ja) | 電力制御システム、方法及び遮断制御装置 | |
| KR20150057728A (ko) | 정보기기의 ess(에너지 저장 장치)와 양방향 전력 송전을 연동하는 우선순위 제어 모듈 기반의 스마트 콘센트 동작 방법과 스마트 모니터링 및 표시장치 | |
| KR101417940B1 (ko) | 이상전압 발생 시 재해 방재 분배전반 및 그 방법 | |
| US11817737B2 (en) | Flexible load management system | |
| JP6782442B2 (ja) | 計測装置、計測システム及びコンピュータシステム | |
| JP6462371B2 (ja) | 電力供給システム | |
| KR101362777B1 (ko) | 무선 통신 기반 콘센트 장치 및 대기전력 차단 방법 | |
| JP2012129809A (ja) | 電力線を用いたデータ伝送装置 | |
| CN102270798A (zh) | 具有过电流启断保护的插座装置 | |
| JP2011101536A (ja) | コンセント及び配電システム | |
| JP6500899B2 (ja) | 絶縁型直流電力給電装置 | |
| KR20110112754A (ko) | 누설전류 차단용 멀티 콘센트 및 멀티 콘센트를 이용한 누설전류 차단 방법 | |
| JP2009095114A (ja) | 蓄電装置 | |
| JP2015060333A (ja) | 多重化電力供給システム、情報処理装置および監視機器 | |
| US20170207049A1 (en) | System for actively detecting alternating current load |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130425 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130430 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130521 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |