JP5283538B2 - 穴あけ装置及び貫通穴の形成方法 - Google Patents
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Description
前記中空部に充填され前記レーザ光により溶融されない充填体と、この充填体に接触するように配置され前記充填体を振動させる振動機構と、前記ワークを固定するためのワーククランプ機構とを備え、
前記ワーククランプ機構は、駆動源としてのクランプシリンダと、このクランプシリンダの先端に接続される板体と、この板体から延ばされる支持柱と、この支持柱の先端に取り付けられるクランプ板とからなり、
前記クランプ板には、前記ワークをクランプするワークポケットが形成されていることを特徴とする。
前記ワーククランプ機構と共に前記ワークをクランプし、支持するワーク支持部材と、
このワーク支持部材にかぶせられる蓋部と、をさらに有し、これらのワーク支持部材と蓋部とによって、前記ワークに前記レーザ光の照射を行う照射室を形成し、
前記ワーク支持部材は、前記照射室の一部を形成する凹部と、この凹部に形成され前記ワークポケットと共に前記ワークをクランプするワーク支持部材側のワークポケットと、からなり、
前記振動機構の先端は、前記ワーク支持部材側のワークポケットに向かって先端が延ばされ、
前記蓋部は、支持枠に支持されレーザ光を通す透過板と、この透過板を通過したレーザ光が通過する通路と、この通路が繋げられ前記照射室の空間を形成する隔壁と、前記通路に繋げられ前記照射室内の気圧を高める圧縮ガスが通る圧縮ガス供給路と、前記照射室に臨むと共に前記レーザ光が照射される方向に向けられて配置されるノズル状の先端部と、前記隔壁に設けられ前記ワーク支持部材の外壁に接触するシール材と、からなり、
前記先端部には、前記レーザ光の照射により発生するちりを吸い込む排出手段が繋げられることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2記載の穴あけ装置を用いて実施する、貫通穴の形成方法において、充填体を、ワークの中空部に充填する工程と、ワークを、ワーククランプ機構でクランプする工程と、充填体を振動させながら、ワークの壁部にレーザ光を照射する工程と、レーザ光の照射と同時に、ワークの周縁で発生するちりを排出する工程とを備えていることを特徴とする。
加えて、レーザ光を照射された充填体は、振動機構により振動を与えられている。振動により充填体が動かされ、レーザ光の照射される場所を少しずつ変えることができる。即ち、レーザ光の照射される場所が充填体の1箇所に集中しないようにすることにより、レーザ光によるダメージの分散を図ることができ、充填体の長寿命化を図ることができる。
図1に示されるように、穴あけ装置10は、ワークをクランプするためのワーククランプ機構11と、このワーククランプ機構11によりクランプされるワークを支持するワーク支持部材12と、このワーク支持部材12を回転可能に支持しワークを回動するためのワーク回転機構13と、ワーク支持部材12にかぶせられる蓋部14を昇降させるための昇降機構15と、この昇降機構15及び蓋部14を一体的に回転させるための蓋部回転機構16と、蓋部14の位置決めを行うための位置決めブロック18と、この位置決めブロック18及び蓋部回転機構16を支持する作業台20とからなる。
ワーク回転テーブル27は、矢印(2)で示すように回転軸28を中心に回動される。この回転軸28は、ワーク支持部材12内に支持されるワークに接触する。即ち、ワークは、ワーク回転テーブル27の回転軸28上に配置されている。
蓋部回転モータ36を作動させることにより、矢印(4)に示すように支持柱37が回転軸38を中心に回転する。これにより支持柱37に支持される蓋部昇降シリンダ32、蓋部支持体33、蓋部14、位置決めピン34が一体的に回動される。
次図で本発明の要部について説明する。
また、矢印(1)と矢印(3)は、図1の矢印(1)、矢印(3)と同じである。
ガス供給手段45から供給されるガスとしては、空気の他、窒素等の不活性ガスを用いることもでき、圧縮ガスの種類は問わない。
次図でワークのセットについて説明する。
なお、図3は回転軸28が図面表裏に延びる方向からワーク支持部材12を見ている。
R={3V0−tfZ/4π}1/3・・・(1)
この図に示されるとおり、低圧手段64は、中空部67に繋げられ、この中空部67の気圧を壁部68の外側よりも低くしている。
次図でワーク支持部の作業位置までの移動について説明する。
次図で、ワーク支持部材12に蓋部14を被せる際の作用について説明する。
振動機構56、低圧手段64、ガス供給手段45及び排出手段49は、それぞれが接続される制御機構によって制御され、作動される。
これにより、ワーク66に対してレーザ光70の当たる照射角度を変えることができる。
貫通穴((c)符号75)が形成されるまでの間、制御機構は、照射室63内の気圧が、中空部67の気圧よりも高く且つ大気圧以下にするように制御している。
気圧の差を生じさせることにより照射室63内に気流が発生する。この気流により効率よくちりが外部へ排出される。
即ち、(a)に示すように排出手段49を作動させながらワーク66にレーザ光70を照射することにより、ちり72の再付着を防ぐことができ、早く穴を貫通させることができる。
ちり72の貫通穴75付近への再付着を防ぐことができ、作業の効率化を図ることができる。
図9に示されるように、クランプ機構に蝶ボルト78、78を用いた。蝶ボルト78、78を用いた場合はクランプ機構を簡易に構成することができる。
このようなクランプ機構を用いた場合であっても、充填体がエネルギを吸収することにより、レーザ光が内周面に照射されることを防ぐことができるという本発明の効果を得ることができる。
Claims (3)
- 中空状のワークの外から中空部に向かってレーザ光を照射することにより、前記ワークの壁部に貫通穴を形成する穴あけ装置であって、
前記中空部に充填され前記レーザ光により溶融されない充填体と、この充填体に接触するように配置され前記充填体を振動させる振動機構と、前記ワークを固定するためのワーククランプ機構とを備え、
前記ワーククランプ機構は、駆動源としてのクランプシリンダと、このクランプシリンダの先端に接続される板体と、この板体から延ばされる支持柱と、この支持柱の先端に取り付けられるクランプ板とからなり、
前記クランプ板には、前記ワークをクランプするワークポケットが形成されていることを特徴とする穴あけ装置。 - 請求項1に記載の穴あけ装置であって、
前記ワーククランプ機構と共に前記ワークをクランプし、支持するワーク支持部材と、
このワーク支持部材にかぶせられる蓋部と、をさらに有し、これらのワーク支持部材と蓋部とによって、前記ワークに前記レーザ光の照射を行う照射室を形成し、
前記ワーク支持部材は、前記照射室の一部を形成する凹部と、この凹部に形成され前記ワークポケットと共に前記ワークをクランプするワーク支持部材側のワークポケットと、からなり、
前記振動機構の先端は、前記ワーク支持部材側のワークポケットに向かって先端が延ばされ、
前記蓋部は、支持枠に支持されレーザ光を通す透過板と、この透過板を通過したレーザ光が通過する通路と、この通路が繋げられ前記照射室の空間を形成する隔壁と、前記通路に繋げられ前記照射室内の気圧を高める圧縮ガスが通る圧縮ガス供給路と、前記照射室に臨むと共に前記レーザ光が照射される方向に向けられて配置されるノズル状の先端部と、前記隔壁に設けられ前記ワーク支持部材の外壁に接触するシール材と、からなり、
前記先端部には、前記レーザ光の照射により発生するちりを吸い込む排出手段が繋げられることを特徴とする穴あけ装置。 - 請求項1又は請求項2記載の穴あけ装置を用いて実施する、貫通穴の形成方法において、
前記充填体を、前記ワークの中空部に充填する工程と、
前記ワークを、前記ワーククランプ機構でクランプする工程と、
前記充填体を振動させながら、前記ワークの壁部にレーザ光を照射する工程と、
前記レーザ光の照射と同時に、前記ワークの周縁で発生するちりを排出する工程とを備えていることを特徴とする貫通穴の形成方法。
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