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JP5286563B2 - 綴じ具の固定構造及びファイル - Google Patents
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JP5286563B2 - 綴じ具の固定構造及びファイル - Google Patents

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Description

本発明は綴じ具の固定構造及びファイルに係り、更に詳しくは、綴じ具のベースを表紙体に固定する作業を極めて容易に行うことができ、且つ、綴じ具と表紙体との分別又は綴じ具の再利用を促進することのできる綴じ具の固定構造及びファイルに関する。
公知のファイル若しくはバインダーは、表紙体と、この表紙体の内面側に固定された綴じ具とを備えて構成されており、綴じ具は、背表紙の内面側に固定されるベースと、当該ベースの幅方向両側に配置された一対の綴じ板と、これら綴じ板間に延びる綴じ桿とを備えて構成されている。
前記綴じ具のベースを表紙体に固定する方式としては、ベースと表紙体とに複数の穴を形成しておき、これらの穴を介してリベットで固定する、という構成の他、最近では、例えば、特許文献1に記載されているように、ベース固定具を用いて綴じ具を着脱自在にした固定方式も採用されている。
リベットを用いた固定方式は、綴じ具と表紙体との分別や、分別による綴じ具の再利用を図ることができないという不都合があるが、ベース固定具を用いた固定方式では、これらの不都合を解消することができる。ここで、特許文献1に記載されたベース固定具は、第1の固定具と第2の固定具とを含み、ベース及び表紙体に設けられた穴内に第1の固定具の一部を挿入して表紙体の外側に引っ掛けるように配置し、第1の固定具に組み合わされた第2の固定具を相対変位させることで綴じ具のベースが表紙体に固定できるようになっている。
特許第3230520号公報
しかしながら、特許文献1に記載された綴じ具の固定構造にあっては、第1の固定具の一部を背表紙の外面側に引っ掛けた状態で、第2の固定具を所定位置に相対回転させるものであるため、当該第2の固定具は、背表紙の外面側に引っ掛けられる構成となっていない。そのため、固定強度という点において若干の難点があり、例えば、多数の書類が綴じ込まれたファイルを不注意で落下させてしまったような場合の耐衝撃性において、改善の余地が残されていた。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、表紙体に対する綴じ具の固定強度を高めて耐衝撃性を改善することができるとともに、分別廃棄と、綴じ具の再利用とを実現することのできる綴じ具の固定構造及びファイルを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、特許請求の範囲に記載した通りの構成を採用した。すなわち、本発明は、背表紙等の被固定面に固定されるベースと、このベース上に設けられた綴じ部材とを備えた綴じ具を前記被固定面に着脱自在に固定する綴じ具の固定構造であって、
前記被固定面及びベースに穴をそれぞれ形成し、
前記穴を利用して前記被固定面にベースを着脱可能に固定するベース固定具を設け、
前記ベース固定具は、ベース上に位置可能な押さえ部と、当該押さえ部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第1の係り部とを有する第1の固定具と、当該第1の固定具に相対回転可能に組み合わされるとともに、前記押さえ部の上面側に位置可能な操作部と、この操作部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第2の係り部を有する第2の固定具とを含み、
前記第1の固定具の押さえ部の上面側に前記操作部が位置するように第2の固定具を相対回転させて所定位置にセットしたときに、前記第1及び第2の係り部が被固定面の外面側に引っ掛かって前記ベースが被固定面に固定される、という構成を採っている。
また、本発明は、背表紙等の被固定面に固定されるベースと、このベース上に設けられた綴じ部材とを備えた綴じ具を前記被固定面に着脱自在に固定する綴じ具の固定構造であって、
前記被固定面及びベースの複数箇所に穴をそれぞれ形成し、
前記穴を利用して前記被固定面にベースを着脱可能に固定するベース固定具を設け、
前記ベース固定具は、前記ベース上に位置可能な押さえ部と、当該押さえ部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第1の係り部とを有する第1の固定具と、当該第1の固定具に相対回転可能に組み合わされるとともに、前記押さえ部の上面側に位置可能な操作部と、この操作部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第2の係り部を有する第2の固定具とを含み、
前記第1の係り部を前記被固定面の外面側に引っ掛けた状態で、第1の固定具の押さえ部の上面側に前記操作部が位置するように第2の固定具を相対回転させて所定位置にセットしたときに、第2の係り部が前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛けられて前記ベースが被固定面に固定される、という構成を採ることが好ましい。
前記綴じ具の固定構造において、前記ベースが被固定面に固定されたときに、第1及び第2の係り部が前記穴の形成縁に対して相互に離れる方向に力を付与するように設けられている。
また、前記ベースは背表紙を被固定面として当該背表紙に沿う長方形状をなし、前記第2の固定具は当該第2の固定具を第1の固定具に対して回転操作する操作部を含み、この操作部の自由端は、前記綴じ具が背表紙に固定されたときに、前記ベースの長手方向端部よりも内側に位置するように設けられる、という構成を採ることが好ましい。
更に、前記第1及び第2の係り部は、前記被固定面の外面側に引っ掛け可能なフックにより構成され、前記綴じ具を被固定面に固定した状態で、各フックの向きが反対側に向けられる、という構成を採っている。
また、本発明は、背表紙等の被固定面に固定されるベースと、当該ベース上に設けられた綴じ部材を備えた綴じ具を有するファイルであって、
前記被固定面及びベースに穴をそれぞれ形成し、
前記穴を利用して前記被固定面にベースを着脱可能に固定するベース固定具を設け、
前記被固定面が背表紙であり、
前記ベース固定具は、ベース上に位置可能な押さえ部と、当該押さえ部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第1の係り部を有する第1の固定具と、当該第1の固定具に相対回転可能に組み合わされるとともに、前記押さえ部の上面側に位置可能な操作部と、この操作部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第2の係り部を有する第2の固定具とを含み、
前記第1の固定具の押さえ部の上面側に前記操作部が位置するように第2の固定具を相対回転させて所定位置にセットしたときに、前記ベースが被固定面に固定される、という構成を採っている。
本発明によれば、第1の固定具と第2の固定具の各係り部が被固定面の外面側に引っ掛けられる構成であるため、固定力を付与する箇所が増える構成となり、綴じ具を被固定面に固定したときの固定力が強められ、耐衝撃性を向上させることができる。また、ベース固定具で綴じ具を被固定面に固定できる一方、綴じ具を被固定面から取り外すことができ、分別廃棄、部品再利用も可能となる。
また、第1及び第2の固定具の各係り部は被固定面の外面側に引っ掛けられる構成であるため、つまり、各固定具は被固定面の内面側から装着できる構成となるため、例えば、被固定面の外面側に透明なポケットを設けて見出しラベルが配置される状態であっても、ポケットを形成する前に綴じ具を固定しなければならないという制約がないとともに、ラベルをポケットから抜き取ることなく綴じ具を被固定面に固定する作業を行うことができる。
更に、第1及び第2の固定具の各係り部が穴の形成縁に対して相互に離れる方向に力を付与する構成であるため、換言すれば、係り部が相互に突っ張り合う状態に保たれるため、綴じ具が被固定面に沿って動いてしまう不都合を回避しつつ固定強度を一層高めることができる。
また、第2の固定具の操作部は、綴じ具が背表紙に固定されたときに、ベースの長手方向端部よりも内側に位置する構成であるため、意図しない操作力が操作部に与えられてしまうような不都合も生じない。
実施例に係るファイルを示す概略斜視図。 ベース固定具を省略した図1の分解斜視図。 ベース固定具の概略断面図。 ベース固定具の概略正面図。 (A)は第1の固定具の平面図、(B)はその正面図、(C)は図5(A)のA―A線断面図、(D)は同B−B線断面図、(E)は同右側面図。 (A)は第2の固定具の平面図、(B)はその正面図、(C)は図6(A)のC−C線断面図、(D)は同右側面図。 (A)は第1及び第2の固定具を組み合わせる前の姿勢を示す断面図、(B)は組合せを完了した状態を示す断面図。 (A)〜(C)はベースを背表紙に固定する作用説明図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。なお、本明細書において、特に明示しない限り、「左右」とは、図1に示される背表紙の短寸幅方向を基準として用いられ、「上下」とは背表紙の長手方向を基準として用いられる。
図1及び図2において、ファイルFは、表紙体1と、当該表紙体1の内面側に固定された綴じ具10と、この綴じ具10を表紙体1に固定するベース固定具14とを備えて構成されている。
前記表紙体1は、上下方向に長い平面視略長方形状の被固定面としての背表紙2と、当該背表紙2の左右方向(幅方向)両側に連なる表表紙3及び裏表紙4とからなり、背表紙2の面内における上下方向二箇所領域には、図2に示されるように、平面視略方形の穴5、6が背表紙2の長手方向における対称位置に複数形成されている。この表紙体1は、本出願人による特許第3230520号公報に開示された表紙体と実質同一のものが採用されている。
前記綴じ具10は、前記特許第3230520号公報に開示された綴じ具と実質的に同様のものが採用されている。従って、以下においては、必要に応じて概略的な説明に止めるものとする。
図1及び図2に示されるように、綴じ具10は、背表紙2の内面側に配置されたベース13と、このベース13の上下(長手)方向両側において、当該ベース13を背表紙2に固定する一対のベース固定具14と、ベース13の左右両側部分に配置された一対のプッシュ操作部15と、ベース13の左右両側にそれぞれ支持されるとともに、プッシュ操作部15に一部が保持される図示しない一対の軸ピンに下端側が係脱可能に設けられた左右一対の綴じ部材を構成する綴じ板20,21と、各綴じ板20,21の相対面二箇所位置に固定されて相互にテレスコピックな関係で軸方向に嵌合するパイプからなる綴じ部材としての綴じ桿23,24とを備えて構成されている。
前記ベース13は、図2に示されるように、背表紙11の上下二箇所位置に固定される上下一対の固定面部26,26と、これら固定面部26間に傾斜部26Aを介して連設された中間部27とを備えて構成されている。固定面部26において、中間部27寄りの左右二箇所位置には背表紙2の内方側に位置する穴5に対応する方形の穴30,30がそれぞれ形成されているとともに、この穴30の形成縁であって傾斜部26A側の形成縁には、切り起こしによって形成される位置決め突片33がそれぞれ設けられている。また、固定面部26の上下方向外方には、端縁位置をくぼませて、その端縁が背表紙2の穴6の内方側端縁に略対応する切欠部34が、幅方向二箇所にそれぞれ設けられている。
前記ベース固定具14は、図3ないし図6に示されるように、相対回転可能に組み合わされる第1及び第2の固定具40、41により構成されている。第1の固定具40は、ベース13の固定面部26上に位置可能な押さえ部42と、この押さえ部42の面(図3中下面)に連なる第1の係り部としてのフック43とを備えて構成されている。押さえ部42は、平坦な板状をなす本体面42Aと、この本体面42Aの図5(A)中上下両端側に位置するとともに本体面42Aよりも上面位置が高く設けられた側部42Bとを有し、当該側部42Bの右端側は本体面42Aの右端から突出する長さに設けられ、当該突出した領域の内面側に、第2の固定具41を所定位置に保つストッパ用の凹部45が設けられている。また、本体面42Aの図5(A)中左側の上下二箇所には、平面視コ字状の切欠凹部47が形成されているとともに、これら切欠凹部47を結ぶ方向における本体面42A及び側部42Bには断面形状が略半円弧状に設けられて下面側に開放する軸受部48が形成されている。なお、軸受部48の中央上面側に設けられたスロット50は、軸受部48の開放側中央に形成されたストッパ爪51を形成する際の成形上の便宜のために設けられたものである。
前記フック43は、前記本体面42Aにおいて、前記切欠凹部47の位置と反対側となる端部に形成されている。このフック43は、ベース13の穴30と背表紙2の穴5内に位置可能な垂下部55と、この垂下部55の下端に連なるとともに当該垂下部55と略直交する外側に向けられた屈曲部56とからなり、当該屈曲部56が背表紙2の外面側に引っ掛けられるようになっている。
前記第2の固定具41は、図6に示されるように、板状の操作部60と、当該操作部60の図6(A)中左端縁の上下二箇所に連なるとともに、第1の固定具40の切欠凹部47Aに位置可能な第2の係り部としてのフック62と、これらフック62を結ぶ方向に沿って直線上に設けられて前記軸受部48に支持される軸63とを備えて構成されている。操作部60は、第2の固定具41を回転させる際の自由端側となる右端側が面位置を上方に隆起する湾曲面とされ、これにより、第2の固定具41が第1の固定具40に対して綴じ具10を固定する位置にセットされたときに、当該固定を解除するための操作用隙間が第1の固定具40との間に形成できるようになっている。また、操作部60の自由端側幅方向両端には、突起60Aが形成され、当該突起60Aが第1の固定具40の凹部45に嵌合可能となっている。更に、操作部60は、綴じ具10が固定されたときに、自由端がベースの長手方向端部よりも内側に位置するようになっている(図1参照)。また、フック62は、操作部60の反自由端側に連なるとともに背表紙2の穴6内に位置可能な垂下部65と、この垂下部65の下端に連なるとともに、当該垂下部65と直交する外側に向けられた屈曲部67とからなり、当該屈曲部67が前記背表紙2の外面側に引っ掛けられるようになっている。なお、ベース固定具14を介して綴じ具10が背表紙2に固定された状態において、第1の固定具40のフック43と第2の固定具41のフック62とは、それらの突出向きが反対側となるように設けられている。
次に、本実施例に係る綴じ具10を背表紙2に固定する方法について、図7及び図8をも参照しながら説明する。なお、図8において、ベース13は、説明の便宜上、概略的に平坦面に表されているが、実際には、中間面部27が固定面部26よりも高い位置に表れるものとなる。
先ず、ベース13を背表紙2上に固定するに際しては、第1の固定具40と第2の固定具41とを組み合わせてベース固定具14を完成させておく。この組み合わせは、図7(A)に示されるように、第2の固定具41を反転させた向きとし、軸63を第1の固定具40に設けられた軸受部48の開放側から嵌め込むことによって行うことができ、これにより、第1及び第2の固定具40、41が相対回転可能に組み合わされることとなる(図7(B)参照)。
次いで、ベース13の各固定面部26をベース固定具14と背表紙2との間に挟み込むように固定を行う。すなわち、図2に示されるように、背表紙2の内面に対し、綴じ具10におけるベース13の下面を相対させ、穴30の形成縁に位置する位置決め突片33を穴5の内に位置させる。この状態で、ベース13の長手方向両側に位置する各位置決め突片33は、対応する穴5の内方側端縁に接した位置となることでベース13の位置が決定される。
このようにして綴じ具10の位置決めを完了した状態で、図8(A)に示されるように、第1の固定具40のフック43をベース13の穴30と背表紙2の穴5内に位置させるとともに、第2の固定具41の自由端側を上方位置としてフック62を穴6内に位置させる。このとき、フック62の屈曲部67は対応するフック43に対して接近した状態となる。この後、操作部60を第1の固定具40の押さえ部42上に重ねるように回転させると、フック62の屈曲部67が回転変位し、その垂下部65が穴60の外側形成縁に接するようになる(図8(A)参照)。そして、更に操作部60を回転して水平姿勢にしたときに、屈曲部67が背表紙2の外面側に引っ掛かると同時に、第1の固定具40側の垂下部55が穴5の内方端に突き当たり、フック56が背表紙2の外面に引っ掛かることとなる。このとき、第2の固定具41の突起45は、第1の固定具40に設けられた凹部45に「カチッ」と嵌り、各フック43,62の垂下部55、65が穴5、6の端縁に強く押し付けられるとともに、屈曲部56、67が背表紙の外面に食い込むように作用することとなる。従って、ベース固定状態では、意図した操作力を操作部60に付与しない限り、つまり、操作部60の自由端側を前述とは反対側に回転操作しない限り、固定状態が維持されることとなる。
従って、このような実施形態によれば、背表紙2に対するベース13の着脱を容易に行うことができる。また、フック43、62は、背表紙2の内面側から引っ掛けるようにしてセットすることができため、例えば、背表紙2の外面側に見出しラベルを装填するためのフィルムが設けられた場合であっても、綴じ具10を固定することができる。
また、綴じ具10が固定された状態では、フック43、62が穴30、5,6内に位置し、これらの穴を通じて複数箇所に分散した状態で背表紙2の外面側に引っ掛かるので、固定力を付与する箇所が複数箇所となり、固定強度に優れた耐衝撃性を確保することが可能となる。特に、フック43、62の垂下部55,65が、いわゆる突っ張り棒類似の作用を奏するようになり、この点からも固定強度を高めることができる。
また、表紙体1は、特許第3230525号公報に開示された表紙体を用いることができるので、前記綴じ具の固定構造を適用するための特別な表紙体を用いる必要性はない。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施例に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施例に対し、形状、材質、数量、位置若しくは配置等に関して当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、既に開示した形状等の限定をした記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に示したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状等の限定を一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、ベース13の穴30を各固定面部26Aにおいて、各二個設けたが、少なくとも一個設けてあればよく、これに対応して、穴6、フック43、62を形成すれば足りる。また、穴6に対応する穴をベース13の固定面部26Aに設ける構成を採用してもよい。図示例の場合、固定面部26Aを外側に長く設定し、穴6を穴5に接近させる寸法設定とすれば、穴6にも対応した穴を固定面部26Aに形成可能となる。
また、フック43,62は、ベース固定状態において、必ずしも突っ張り合う状態に保たれなくてもよく、穴の形成縁に当接した状態で背表紙2の外面側に引っ掛かる状態であってもよい。
更に、本発明に係る綴じ具10の細部構造、例えば、ベース13及び綴じ板20,21の外観形状等は前記実施例に限定されるものでなく、同様の作用を奏する限りにおいて、適宜変更することができる。例えば、ベース13は固定面部26と中間部27との平面高さが異なる形状に設けたが同一の平面に位置する形状とすることができる。
更に、綴じ具10の固定面は背表紙2に限定されるものではなく、表紙体1の面内であればよい。
1 表紙体
2 背表紙(被固定面)
5,6,30 穴
10 綴じ具
13 ベース
14 ベース固定具
20、21 綴じ板(綴じ部材)
23、24 綴じ桿(綴じ部材)
40 第1の固定具
41 第2の固定具
42 押さえ部
43 フック(第1の係り部)
60 操作部
62 フック(第2の係り部)
F ファイル

Claims (6)

  1. 背表紙等の被固定面に固定されるベースと、このベース上に設けられた綴じ部材とを備えた綴じ具を前記被固定面に着脱自在に固定する綴じ具の固定構造であって、
    前記被固定面及びベースに穴をそれぞれ形成し、
    前記穴を利用して前記被固定面にベースを着脱可能に固定するベース固定具を設け、
    前記ベース固定具は、ベース上に位置可能な押さえ部と、当該押さえ部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第1の係り部とを有する第1の固定具と、当該第1の固定具に相対回転可能に組み合わされるとともに、前記押さえ部の上面側に位置可能な操作部と、この操作部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第2の係り部を有する第2の固定具とを含み、
    前記第1の固定具の押さえ部の上面側に前記操作部が位置するように第2の固定具を相対回転させて所定位置にセットしたときに、前記第1及び第2の係り部が被固定面の外面側に引っ掛かって前記ベースが被固定面に固定されることを特徴とする綴じ具の固定構造。
  2. 背表紙等の被固定面に固定されるベースと、このベース上に設けられた綴じ部材とを備えた綴じ具を前記被固定面に着脱自在に固定する綴じ具の固定構造であって、
    前記被固定面及びベースの複数箇所に穴をそれぞれ形成し、
    前記穴を利用して前記被固定面にベースを着脱可能に固定するベース固定具を設け、
    前記ベース固定具は、前記ベース上に位置可能な押さえ部と、当該押さえ部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第1の係り部とを有する第1の固定具と、当該第1の固定具に相対回転可能に組み合わされるとともに、前記押さえ部の上面側に位置可能な操作部と、この操作部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第2の係り部を有する第2の固定具とを含み、
    前記第1の係り部を前記被固定面の外面側に引っ掛けた状態で、第1の固定具の押さえ部の上面側に前記操作部が位置するように第2の固定具を相対回転させて所定位置にセットしたときに、第2の係り部が前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛けられて前記ベースが被固定面に固定されることを特徴とする綴じ具の固定構造。
  3. 前記ベースが被固定面に固定されたときに、前記第1及び第2の係り部は、前記穴の形成縁に対して相互に離れる方向に力を付与することを特徴とする請求項1又は2記載の綴じ具の固定構造。
  4. 前記ベースは背表紙を被固定面として当該背表紙に沿う長方形状をなし、前記第2の固定具は当該第2の固定具を第1の固定具に対して回転操作する操作部を含み、この操作部の自由端は、前記綴じ具が背表紙に固定されたときに、前記ベースの長手方向端部よりも内側に位置することを特徴とする請求項1、2又は3記載の綴じ具の固定構造。
  5. 前記第1及び第2の係り部は、前記被固定面の外面側に引っ掛け可能なフックにより構成され、前記綴じ具を被固定面に固定した状態で、各フックの向きが反対側に向けられていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の綴じ具の固定構造。
  6. 背表紙等の被固定面に固定されるベースと、当該ベース上に設けられた綴じ部材を備えた綴じ具を有するファイルであって、
    前記被固定面及びベースに穴をそれぞれ形成し、
    前記穴を利用して前記被固定面にベースを着脱可能に固定するベース固定具を設け、
    前記被固定面が背表紙であり、
    前記ベース固定具は、ベース上に位置可能な押さえ部と、当該押さえ部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第1の係り部を有する第1の固定具と、当該第1の固定具に相対回転可能に組み合わされるとともに、前記押さえ部の上面側に位置可能な操作部と、この操作部に連なるとともに前記穴を通じて被固定面の外面側に引っ掛け可能な第2の係り部を有する第2の固定具とを含み、
    前記第1の固定具の押さえ部の上面側に前記操作部が位置するように第2の固定具を相対回転させて所定位置にセットしたときに、前記ベースが被固定面に固定されることを特徴とするファイル。
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