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JP5295699B2 - 車載用オーディオ装置 - Google Patents
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Description

本発明は、楽曲データの再生とともに楽曲のタイトル等の楽曲情報の表示機能を備えた車載用オーディオ装置に関する。
近年、車載用オーディオ装置に再生用のオーディオ情報を格納した携帯オーディオ機器を接続して音楽を聴くことが行われてきている。
このような携帯オーディオ機器に録音される楽曲データは、楽曲のデジタルデータとともに楽曲のタイトルやアーティスト等の情報が記載されたタグデータが含まれている。このタグデータを基にして再生されている楽曲のタイトル等が表示画面に表示されるようになっている。表示されるタイトル等の文字は、所定の文字コードで記録されるが、記録されたときの文字コードが表示する機器で対応していない場合には、元の文字が表示されず、いわゆる文字化けが発生してしまう。なお、「文字化け」とは、元の文字が意味不明な記号の羅列等の別の文字になってしまう現象のことであり、本来の文字コードと違う文字コードを読んだり、正しく読むための文字コードが用意されていないこと等によって発生する。
文字コードには、JIS(日本工業規格)で標準化されたJISコードや、1バイトの文字コードとして標準となっているASCIIがある。また、統一文字コード体系であるUnicodeの規格化が進み利用されてきている。このように、種々の文字コードが存在しており、例えば、Unicodeを採用している装置においてUnicode以外の文字コードを使用して記載された文字を表示すると、正しい文字が表示されないことがある。
このような文字化けの対処に関し、種々検討されている。これに関連する技術として、特許文献1には、正しく表示されない文字に対して正しい文字の画像データを作成しておき、文字が正しく表示されていないときに、正しい画像データを表示制御部に送信して文字表示する装置が記載されている。
特開2005−276256号公報
上述したように、タグデータに記載された情報が正しく表示されないときにそれに代わる正しい文字を用意しておくことにより正しく表示することが可能である。
しかし、あらゆる文字に対して正しく表示される文字を用意しておくことは非現実的である。また、装置の制御部によって表示される文字が正しく表示されているか否かを検出し、文字化けが検出されたときにそれに対応する正しい文字に変換して表示させるためには、処理負担が大きくなってしまう。
一方、車載用の電子機器の場合には、ナビゲーションや安全支援のための処理を優先するべきであり、上記のような表示処理にCPUの処理負担をかけてしまうと、安全走行のための処理に悪影響を及ぼしかねない。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑みなされたものであり、処理負担の軽い簡易な処理で文字化けして表示されている文字の見づらさを解消することが可能な車載用オーディオ装置を提供することを目的とする。
上述した従来技術の課題を解決するために、本発明の基本形態によれば、再生用の楽曲データを格納した外部機器と通信可能に接続される車載用オーディオ装置であって、前記楽曲データに付随した楽曲情報を画面に表示する表示手段と、ユーザーの指示を入力する入力手段と、文字化けした文字に対して前記車載用オーディオ装置内部で扱う文字コードセットに対応する所定の文字列が登録された文字化け修正テーブルを格納した記憶手段と、前記外部機器から前記楽曲データ及び楽曲情報を取得する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記入力手段を介して受信したユーザーの指示により、前記画面に表示されている文字が文字化けしていると判定したとき、前記文字化け修正テーブルを参照して、文字化けのしていない所定の文字列に変換して前記画面に当該文字列を文字化けしている文字に換えて表示するとともに、前記入力手段を介して前記所定の文字列への変換を取り消す旨の指示があったとき、前記画面に変換前の文字列を表示させることを特徴とする車載用オーディオ装置が提供される。
この形態に係る車載用オーディオ装置において、前記入力手段は、文字化けである旨を指示する所定のボタン、又は、ユーザーの発話が文字化けである旨を指示する単語であることを認識するマイク及び音声認識手段であり、前記制御手段は、所定の項目の前記楽曲情報が前記画面に表示されている状態で、前記ボタンが選択されたとき、又は、前記所定の単語を認識したときに、前記画面に表示されている前記項目の内容が文字化けしていると判定し、当該項目内容を文字化けのしていない所定の文字列に変換するようにしてもよい。
また、この形態に係る車載用オーディオ装置において、前記楽曲情報には、曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンルの各項目が含まれ、前記所定の文字列は、前記楽曲情報の項目名であるようにしてもよく、前記制御手段は、前記文字化けした文字が前記楽曲情報の各項目に複数存在するとき、当該文字化けした各文字を前記項目名を含む識別可能な名称に変換するようにしてもよく、前記制御手段は、前記楽曲情報を前記外部機器から取得して前記記憶手段に格納し、前記画面に文字化けした文字が表示されていると判定したとき、当該文字化けした文字を修正して前記画面に表示するとともに、前記記憶手段に格納された当該文字化けした文字を修正した文字に変換するようにしてもよい。
本発明の車載用オーディオ装置によれば、本装置に接続された外部記憶機器や携帯型オーディオ機器から音楽情報を取得して楽曲情報を表示部に表示したとき、楽曲情報が文字化けしていることをユーザーの指示によって認識すると、文字化けしている個所を文字化けのない文字に変換して表示するようにしている。文字化けのない文字は予め定義され記憶部に格納された楽曲データに付随する情報の項目名等である。このように、文字化けの検出はユーザーに依存し、文字化けのしない文字も予め定義されているため、本装置の制御部にかかる負担を極力軽くすることができ、効率的に画面表示の見づらさを解消することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して説明する。
(1)第1の実施形態
図1は、本発明の一実施形態に係る車載用オーディオ装置100の構成を本装置100と接続される携帯オーディオ機器200又は外部記憶機器300と共に示したものである。本実施形態では、携帯オーディオ機器200の一例として、iPod(登録商標:アップル・コンピュータ社製のデジタル音楽プレーヤー)を使用し、外部記憶機器300としてUSBメモリを使用する。車載用オーディオ装置100とiPod200又はUSBメモリ300は、USBケーブルまたはUSBコネクタを介して接続されている。
本実施形態に係る車載用オーディオ装置100は、本発明に関連する構成として、図1に示すように、CPU(制御部)2と、通信部1と、楽曲情報記憶部9と、文字化け修正テーブル10と、表示部5と、操作部8と、アンプ3と、スピーカー4と、音声認識処理部6と、マイク7とを備えている。
楽曲情報記憶部9は、USBメモリ300から取得した音楽情報が格納される。この音楽情報は、USBメモリ300の楽曲記憶部18のどこに楽曲データが保存されているかを示すファイルパスや、音楽情報のタグデータに記録されているアーティスト名やタイトル名等が含まれる。
文字化け修正テーブル10には、楽曲情報の表示の対象となる項目(アーティスト名、タイトル名、アルバム名)のそれぞれに対して本装置で対応している文字コードによる具体的表示が定義されている。
これらの楽曲情報記憶部9と文字化け修正テーブル10はハードディスクや半導体メモリ等で構成される記憶部に領域を分けて格納するようにしてもよい。
操作部8は、ユーザーが車載用オーディオ装置100に対して各種の操作指示を与えるためのものであり、各種の操作キーを備えている。例えば、図示はしていないが、車載の各種オーディオソースを選択するためのキー、音量を調整するためのキー、各種メニューを表示させるためのキーなどを備えている。本発明に関連するものとしては、後述するように文字化けをユーザーが気づいたときに車載用オーディオ装置100に通知するための「文字修正」ボタンを備えている。
音声認識部6は、マイク7を通して入力したユーザーの発話音声を解析し、予め規定された所定の語が発話されたことを検出する。音声認識は一般の認識処理と同様に、入力された音声を音響分析して特徴量を算出し、特徴量から発話に対応する音響モデル(予めデータ化されてメモリに格納されている)を抽出する。この音響モデルのうち予め、制御部2又は音声認識部6内のメモリに格納された辞書の単語と一致するものを認識結果とする。本実施形態では、所定の単語を例えば「文字化け」の一語とすることにより、音声認識処理の負担を軽減している。
表示部5は、液晶パネルや有機ELパネル等により構成されており、操作部8を用いて行われる操作内容やiPod200やUSBメモリ300等の外部機器から取得した情報を基にしてメニュー項目を表示する。表示部5はその画面上にタッチパネルが設けられ、表示画面の表示内容と対になった各種のボタンが構成される。また、タッチパネルはこれら各種のボタンで示されるメニュー等を選択するための入力装置となる。本実施形態では、Unicodeの文字コードセットに対応した文字が表示部5の画面に表示される。
通信部1は、車載用オーディオ装置100と外部機器(200,300)との間で相互にデータを送受信する処理を行う。
アンプ3は、iPod200やUSBメモリ300に記録されている各種の音楽ソースから入力されたオーディオ信号を増幅してスピーカー4に供給する処理を行う。
制御部2は、マイクロコンピューターにより構成され、操作部8に対して与えられる動作指示に対応して通信部1、楽曲情報記憶部9、文字化け修正テーブル10、表示部5、及びアンプ3の全体を制御する。
一方、外部機器のうちUSBメモリ300は、本発明に関連する構成として、車載用オーディオ装置100と情報の授受を行う通信部16と、楽曲データが格納されている楽曲記憶部18と、楽曲記憶部18に格納された楽曲データの入出力及び通信部16を制御する制御部17とを備えている。また、iPod200は、車載用オーディオ装置100と情報の授受を行う通信部11と、楽曲データを格納した楽曲記憶部15と、楽曲を再生してスピーカー13に供給する再生部12と、楽曲記憶部15に格納された楽曲データの入出力や、通信部11及び再生部12を制御する制御部14とを備えている。
USBメモリ300やiPod200の楽曲記憶部(18,15)には、例えば、インターネット等を介して配信されたMP3形式等の楽曲ファイルをパーソナルコンピュータ(PC)にいったんダウンロードし、さらにこのPCから転送された楽曲ファイル(データ)が格納されている。この楽曲データには、再生用のオーディオ情報(音楽情報)の他に、このオーディオ情報を特定する楽曲情報(タイトル、アーティスト名、アルバム名など)が含まれている。
このように構成された車載用オーディオ装置100において、本装置100とUSBメモリ300とを接続すると、USBメモリ300の楽曲記憶部18に格納されている楽曲データから楽曲情報のすべてが車載用オーディオ装置100に送信される。車載用オーディオ装置100側では、受信した楽曲情報を基に楽曲情報記憶部9にデータを格納し、メニューを構成して表示部5の画面に表示する。図2(a)は、楽曲情報記憶部9に格納された楽曲情報の一例を示している。USBメモリ300の楽曲記憶部18に格納された楽曲データのうちタグデータに記載されているアーティスト、タイトル、アルバム、ジャンル等の楽曲データを抽出して格納している。また、例えば、アーティストAR1,タイトルT1,アルバムAL1の楽曲データが楽曲記憶部18のどこに保存されているかを示すファイルパス(A/T1.mp3)の情報も格納されている。
ユーザーにより楽曲が選択されると、それに応じたファイルパス情報をUSBメモリ300に送信し、USBメモリ300から楽曲データを受信しながらアンプ3を通してスピーカー4から音声出力する。これと同時に、楽曲に関する情報(アーティスト名、タイトル名等)を楽曲情報記憶部9から抽出し、表示部5の画面に表示する。
また、外部機器がiPod200の場合は、本装置100とiPod200とを接続すると、iPod200側の楽曲記憶部15に格納されている楽曲データを参照してメニューを構成し、車載用オーディオ装置100の表示部5の画面に表示する。ユーザーにより楽曲が選択されると、その項目をiPod200に送信し、iPod200から楽曲データを受信しながらアンプ3を通してスピーカー4から音声出力する。これと同時に、楽曲に関する情報をiPodの楽曲記憶部から抽出し、表示部5の画面に表示する。
このように、外部機器からの情報を基に、車載用オーディオ装置100の表示画面に楽曲情報を表示する。その際、ユーザーが画面に意味不明の不正確な文字が表示されていることに気づき、「文字化け」である旨を車載用オーディオ装置100に対して指摘すると、車載用オーディオ装置100の制御部2は、指摘された時点で表示部5の画面に表示されている各項目の表示内容に代えて、文字化けのしていない文字を表示する。
本実施形態では、図2(b)に示すような文字化け修正テーブルを用意しておき、文字化けした項目名と文字化けのしないように本装置で扱う文字コードによる文字との対応関係を明示しておく。例えば、表示される項目が楽曲のタイトルであって、具体的なタイトル名が文字化けしているとき、その文字化けしている文字に代えて「Title」と表示する。
このように、画面に表示されている文字が文字化けしていることをユーザーが指摘することにより、車載用オーディオ装置100は表示されている文字が文字化けしているか否かの検出処理を行う必要がなくCPUにかかる処理負担を軽減することができる。また、文字化けしている文字に対する正しい文字は表示していないが、文字化けのしない文字を表示することにより見づらさを解消している。
次に、画面に表示された楽曲名等が「文字化け」しているときの文字化け解消処理について図3及び図4を参照しながら説明する。
図3は、文字化けの指摘を受けて文字化けを解消する処理のフローチャートであり、図4は文字化け解消の一例を示す図である。図4は表示部5の画面41に表示される楽曲情報表示画面42の一例を示している。楽曲情報表示画面42には、楽曲情報の項目としてタイトル43、アルバム44、アーティスト45が表示される。なお、文字化けのない文字を表記するために必要となる文字化け修正テーブル10は予め作成され記憶部に格納されているものとする。
まず、図3のステップS11において、車載用オーディオ装置100の制御部2は、表示画面に表示されている文字が正しく表示されておらず「文字化け」している旨の指摘があったか否かを判定する。「文字化け」があることの指摘は、操作部8の「文字修正」ボタン46が選択されたか否かによって判定する。表示画面に文字が表示されている状態で「文字修正」ボタン46が選択されると、その時点で表示されている文字が正しく表示されていないと判断する。
また、「文字化け」があることの指摘は、マイク7を介してユーザーの発話を音声認識部6によって解析し、所定の語(たとえば、“文字化け”)を発したと認識したとき、その時点で表示されている文字が正しく表示されていないと判断するようにしてもよい。
「文字化け」の指摘があるまで待機し、指摘があったときはステップS12に移行する。
次のステップS12において、文字化けの指摘においてどの項目が文字化けしているかを示す項目の指定があったか否かを判定する。例えば、図4(a)の表示画面において、「文字修正」ボタン46を選択した後、項目名(タイトル43、アルバム44、アーティスト45)の選択キーが表示されそのいずれかを選択することによって項目を指定するようにしてもよい。
また、音声により文字化けの指摘がされたときには、全項目ではなく項目毎の指摘を行うことができるように、“文字化け”だけではなく、“項目名”+“文字化け”を認識するようにしておき、指定された項目を修正するようにしてもよい。
項目名の選択がなかったときは、ステップS13に移行し、項目名の選択があったときは、ステップS14に移行する。
次のステップS13では、画面に表示されている文字のうち変換の対象とする項目を全項目とし、ステップS14ではステップS12で指定された項目の表示を変換の対象とする。
次のステップS15において、文字化けしている箇所の表示文字を文字化けのしていない文字に変換する。制御部2は、文字化け修正テーブル10を参照し、各項目に対応する文字コードを抽出する。この文字コードは装置が採用しているコード体系のコードであり、表示したときに文字化けが発生しない。全項目が変換の対象となっているときは、全項目に対する文字コードを抽出し、項目が指定されているときは、指定された項目に対する文字コードを抽出する。
次のステップS16において、ステップS15で抽出した文字コードに従って表示しなおす。図4(b)は全項目を対象として文字表記を変換した一例である。図4(b)ではそれぞれの項目に対して、項目名を表記することにより、文字化けのしていない文字を表示している。すなわち、図4(a)では画面42に表示されたタイトル43、アルバム44、アーティスト45のそれぞれが43a,44a,45aに示すように文字化けしているのに対し、図4(b)では、43b、44b、45bに示すように「TiTle」,「Album」、「Artist」と文字化けのしていない文字で表示されている。
以上、図3及び図4を参照して説明したように、車載用オーディオ装置100では、画面に楽曲情報が表示されている状態でユーザーから「文字化け」が指摘されると、その時点で表示されている項目を所定の文字化けのない文字に変換して表示する。これにより、ユーザーにとって見やすい画面を提供することが可能になる。
このように本装置100の制御部2は「文字化け」が指摘された時点で画面に何を表示しているかを把握しさえすればよく、表示されている文字が文字化けしているか否かの判定を行う必要がない。このため、CPUにかかる処理負担が軽く、他の再生処理や地図表示処理、又は経路案内処理などを遅延させることなどの不都合の発生を回避することができる。
なお、上記処理によって文字化けのない表示をすることができるが、文字化けしている文字を文字化けのない文字に変換するトリガはユーザーの指摘に依存している。そのため、正しい文字が表示されている場合であってもユーザーから文字化けの指摘を受けると正しい文字から項目名に変換されてしまう。その場合には、修正取り消しキーを用意しておき、そのキーを選択することにより元の正しく表示されている状態に戻すようにしてもよい。
また、上記説明では、変換後の文字は予め決められた項目名としていたが、これに限らず、楽曲情報記憶部9に格納されたファイルパス名を表示するようにしてもよい。この場合は、文字化けが指摘された時点で画面に表示されている項目内容が何かを検出し、その項目内容に対応するファイルパス名を楽曲情報記憶部9から抽出して表示する。
また、文字化けが指摘された後、正しい文字を入力させる項目入力画面を表示し、本装置で対応可能な文字コード、例えばUnicodeによる音楽情報のデータを入力させるようにしてもよい。この情報によって、楽曲情報記憶部9に記憶された楽曲データを書き換え、次回表示される楽曲情報では文字化けのしていない情報が表示されることになる。
(2)第2の実施形態
第2の実施形態では、文字化けが発生し得る他の例として楽曲メニューを表示する場合を対象とする。車載用オーディオ装置100の構成は第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
楽曲メニューが表示されているときにユーザーから「文字化け」が指摘されたときの文字化け解消処理について図5及び図6を参照しながら説明する。
図5は文字化け解消処理の一例を示すフローチャートであり、図6はメニュー画面における文字化け解消の一例を示している。なお、文字化けのない文字を表記するために必要となる文字化け修正テーブル10は予め作成され記憶部に格納されているものとする。
図6(a)は、楽曲検索画面61の一例を示している。この楽曲検索画面61は、外部機器から受信した楽曲データを基に作成したものであり、アーティスト63a、タイトル63b、アルバム63c、及びジャンル63dの4項目が選択可能となっている。図6(b)は図6(a)の楽曲検索画面61からアーティスト63aを選択したときのアーティスト検索画面62であり、アーティスト名(64a〜64d)がリスト形式で表示されている。表示数が多い場合には、スクロールバー66を操作することによって他のアーティスト名を表示させることが可能である。
図6(b)のアーティスト検索画面62に表示されるアーティスト名は、外部機器の楽曲記憶部(15,18)に格納されたデータを基に表示するため、外部機器で採用している文字コードと本車載用オーディオ装置100で採用している文字コードが異なるときには、正しい文字表示がされないことも発生しうる。例えば、図6(b)では、アーティスト名64cが文字化けして表示されている。
正しい文字表示がされないときの文字化け解消処理について以下に説明する。
まず、図5のステップS21において初期設定を行う。この初期設定では、文字化けした複数のメニュー項目を識別するための識別番号Nを用意し、N=1とする。
次のステップS22において、車載用オーディオ装置100の制御部2は、表示画面に表示されている文字が正しく表示されておらず「文字化け」している旨の指摘があったか否かを判定する。「文字化け」があることの指摘は、操作部8の「文字修正」ボタン65が選択されたか否かによって判定する。表示画面に文字が表示されている状態で「文字修正」ボタン65が選択されると、その時点で表示されている文字が正しく表示されていないと認識する。
「文字化け」の指摘があるまで待機し、指摘があったときはステップS23に移行する。
次のステップS23において、指摘された文字変換対象となるメニュー項目を取得する。例えば、図6(b)に示すように、「文字修正」ボタン65を選択した後にメニュー項目が選択されることにより文字変換対象となるメニュー項目を指定するようにしてもよい。図6(b)では、メニュー項目64cが選択されることにより、文字変換対象となるメニュー項目を指定する。指定されたメニュー項目は文字変換対象となり記憶部に格納しておく。
次のステップS24からステップS27において、文字化けしている箇所の表示文字を文字化けのしていない文字に変換する。ステップS24では、制御部2は、記憶部に格納されている文字化け修正テーブル10を参照し、表示されているメニューに対応する文字コードを抽出する。この文字コードは装置が採用しているコード体系のコードであり、表示したときに文字化けが発生しない。例えば、図6(b)ではアーティスト検索画面が表示されており、この状態で「文字化け」の指摘を検出すると、文字化け修正テーブル10からアーティスト名に対応する修正文字コード(表示状態では「Artist」)を抽出する。
次のステップS25では、抽出した表示データに識別番号Nを付加して新たなメニュー項目とする。次のステップS26では、識別番号Nに1を加算する。
次のステップS27では、すべての文字変換対象メニュー項目に対して変換が終了したか否かを判定し、変換が終了していればステップS28に移行し、変換が終了していなければステップS25に戻り文字変換処理を継続する。
次のステップS28において、ステップS24からステップS27において変換した修正後のメニュー項目を表示する。例えば、文字化けのメニュー項目を含む図6(b)の画面に対し、図6(c)のようにメニュー項目64cが文字化けのしていない「Artist1」に変換されて表示される。
以上、図5及び図6を参照して説明したように、車載用オーディオ装置100では、画面に楽曲に関するメニュー項目が表示されている状態でユーザーから「文字化け」が指摘されると、指摘されたメニュー項目を文字化けのない文字に変換して表示する。これにより、ユーザーにとって見やすいメニュー画面を提供することが可能となる。このように、本装置の制御部2は「文字化け」が指摘された項目を把握しさえすればよく、画面に表示されている文字が文字化けしているか否かの判定を行う必要がない。そのため、CPUにかかる処理負担が軽く、他の再生処理、地図表示処理、又は経路案内処理などを遅延させるような不都合の発生を回避することができる。
なお、文字化けしている文字を文字化けのない文字に変換するトリガはユーザーの指摘に依存している。そのため、正しい文字が表示されている場合であってもユーザーから文字化けの指摘を受けると正しい文字から項目名に変換されてしまう。その場合には、修正取り消しキーを用意しておき、そのキーを選択することにより元の正しく表示されている状態に戻すようにしてもよい。
また、上記説明は検索対象がアーティストの場合を例としていたが、検索対象がタイトル又はアルバムの場合も同様である。
また、上記処理によって文字化けを解消したとき、その新たな項目内容を楽曲情報記憶部9に書き込み楽曲情報を更新するようにしてもよい。この場合には、楽曲を選択したときに表示される楽曲情報表示においても修正された項目が表示されることになる。
本発明の一実施形態に係る車載用オーディオ装置の構成を示すブロック図である。 楽曲情報及び文字化け修正テーブルの一例を示す図である。 文字化け解消処理の一例を示すフローチャートである。 文字化けを解消する楽曲情報表示画面の遷移の一例である。 メニュー画面に対する文字化け解消処理の一例を示すフローチャートである。 文字化けを解消するメニュー画面の遷移の一例である。
符号の説明
100…車載用オーディオ装置、
200…携帯オーディオ機器(iPod)、
300…外部記憶機器(USBメモリ)、
1…通信部、
2…制御部(制御手段)、
5…表示部(表示手段)、
6…音声認識部(音声認識手段)、
8…操作部(入力手段)、
9…楽曲情報記憶部(記憶手段)、
10…文字化け修正テーブル、
42…楽曲情報表示画面、
46、65…文字修正ボタン、
61…楽曲検索画面、
62…アーティスト検索画面。

Claims (5)

  1. 再生用の楽曲データを格納した外部機器と通信可能に接続される車載用オーディオ装置であって、
    前記楽曲データに付随した楽曲情報を画面に表示する表示手段と、
    ユーザーの指示を入力する入力手段と、
    文字化けした文字に対して前記車載用オーディオ装置内部で扱う文字コードセットに対応する所定の文字列が登録された文字化け修正テーブルを格納した記憶手段と、
    前記外部機器から前記楽曲データ及び楽曲情報を取得する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記入力手段を介して受信したユーザーの指示により、前記画面に表示されている文字が文字化けしていると判定したとき、前記文字化け修正テーブルを参照して、文字化けのしていない所定の文字列に変換して前記画面に当該文字列を文字化けしている文字に換えて表示するとともに、前記入力手段を介して前記所定の文字列への変換を取り消す旨の指示があったとき、前記画面に変換前の文字列を表示させることを特徴とする車載用オーディオ装置。
  2. 前記入力手段は、文字化けである旨を指示する所定のボタン、又は、ユーザーの発話が文字化けである旨を指示する単語であることを認識するマイク及び音声認識手段であり、前記制御手段は、所定の項目の前記楽曲情報が前記画面に表示されている状態で、前記ボタンが選択されたとき、又は、前記所定の単語を認識したときに、前記画面に表示されている前記項目の内容が文字化けしていると判定し、当該項目内容を文字化けのしていない所定の文字列に変換することを特徴とする請求項1に記載の車載用オーディオ装置。
  3. 前記楽曲情報には、曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンルの各項目が含まれ、
    前記所定の文字列は、前記楽曲情報の項目名であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車載用オーディオ装置。
  4. 前記制御手段は、前記文字化けした文字が前記楽曲情報の各項目に複数存在するとき、当該文字化けした各文字を前記項目名を含む識別可能な名称に変換することを特徴とする請求項3に記載の車載用オーディオ装置。
  5. 前記制御手段は、前記楽曲情報を前記外部機器から取得して前記記憶手段に格納し、前記画面に文字化けした文字が表示されていると判定したとき、当該文字化けした文字を修正して前記画面に表示するとともに、前記記憶手段に格納された当該文字化けした文字を修正した文字に変換することを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の車載用オーディオ装置。
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