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JP5299405B2 - 電子線励起型光源 - Google Patents
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JP5299405B2 - 電子線励起型光源 - Google Patents

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本発明は、電子線源と、この電子線源から放射された電子線によって励起される半導体発光素子とを備えてなる電子線励起型光源に関するものである。
電子線を放射することによって半導体発光素子を発光させる電子線励起型光源は、小型で出力の高い紫外線を放射する光源として期待されている。
図7は、従来の電子線励起型光源の一例における構成の概略を示す説明用断面図である。この電子線励起型光源は、レーザー光を放射するものであって、内部が負圧の状態で密閉された、光透過窓81を有する真空容器80を具え、この真空容器80内には、光透過窓81の内面に、半導体発光素子82の両面に光反射部材83、84が配置されてなるレーザー構造体85が配置されると共に、当該真空容器80の底壁の内面に、半導体発光素子82に電子線を照射する電子線源86がレーザー構造体85に対向するよう配置されている。半導体発光素子82および電子線源86は、真空容器80の外部に設けられた、加速電圧を印加するための電子加速手段87に電気的に接続されている。このような構成の電子線励起型光源は、特許文献1に記載されている。
上記の電子線励起型光源においては、電子線源86から放出された電子は、半導体発光素子82と電子線源86との間に印加された加速電圧によって加速されて電子線が形成され、この電子線が光反射部材84を介して半導体発光素子82に入射されることにより、半導体発光素子82から光が放射され、この光は、光反射部材83,84によって共振されることにより、レーザー光として光透過窓81を介して外部に放射される。
しかしながら、上記の電子線励起型光源においては、半導体発光素子82は電子線が照射されることによって発熱するが、半導体発光素子82の一面が光出射面として利用され、その他面が電子線の入射面として利用されているため、半導体発光素子82をその面積の大きい一面および他面のいずれからも冷却することができず、従って、該半導体発光素子82を効率よく冷却することが困難である。その結果、半導体発光素子82が高い温度に発熱し、これにより、半導体発光素子82の発光効率が低下して出力の高い光が放射されず、また、発熱によって半導体発光素子82に早期に故障が生じる、という問題がある。
また、出力の高い光を得るためには、電子線の加速電圧を高くすることが考えられるが、電子線の加速電圧を高くしたときには、半導体発光素子82からX線が発生する、という問題がある。
このような問題を解決するため、電子銃によって半導体発光素子の一面に対してその斜めの方向から電子線を入射することにより、当該半導体発光素子における電子線が入射された一面から光が出射される電子線励起型光源が提案されている(特許文献2参照。)。 この電子線励起型光源によれば、半導体発光素子をその裏面から効率よく冷却することが可能であるため、半導体発光素子を効率よく冷却することができ、従って、半導体発光素子の発光効率が低下することがなくて高い出力の光が維持される。
しかしながら、このような電子線励起型光源においては、半導体発光素子への電子線照射に電子銃を用いるため、電子線を半導体発光素子の一面に均一に照射することができない、すなわち半導体発光素子の一面に電子線が局所的に集中して照射されるので、当該半導体発光素子に早期に劣化が生じる、という問題がある。
特許3667188号公報 特開平09−214027号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、半導体発光素子の一面に均一に電子線を照射することができ、しかも、電子線の加速電圧を高くすることなしに高い光の出力が得られ、しかも、半導体発光素子を効率よく冷却することができる電子線励起型光源を提供することにある。
本発明の電子線励起型光源は、電子線源と、この電子線源から放射された電子線によって励起される半導体発光素子とを備えてなる電子線励起型光源において、
前記電子線源は、面状の電子線放出部を有し、前記半導体発光素子の周辺において当該半導体発光素子を取り囲むよう配置されており、
前記電子線源からの電子が、前記半導体発光素子と当該電子線源との間に印加された加速電圧によって電子線として半導体発光素子の表面に入射され、
前記半導体発光素子における前記電子線源からの電子線が入射される面から光が放射されることを特徴とする。
本発明の電子線励起型光源においては、前記電子線放出部は、カーボンナノチューブにより構成されていることが好ましい。
また、前記電子線源は、前記半導体発光素子を取り囲む環状の帯状体よりなるものであってもよい。
また、それぞれ部分環状の帯状体よりなる前記電子線源の複数が、前記半導体発光素子を取り囲むよう配置されていてもよい。
本発明の電子線励起型光源によれば、面状の電子線放出部を有する電子線源が半導体発光素子の周辺において当該半導体発光素子を取り囲むよう配置されているため、半導体発光素子の一面に均一に電子線を照射することができると共に、電子線の加速電圧を高くすることなしに高い光の出力が得られる。しかも、半導体発光素子における電子線源からの電子線が入射される面から光が放射されるため、半導体発光素子の他面から当該半導体発光素子を冷却することが可能である。従って、半導体発光素子を効率よく冷却することができるので、半導体発光素子の発光効率が低下することがなくて高い出力の光が維持される。
本発明の第1の実施の形態に係る電子線励起型光源における構成の概略を示す説明図であり、(イ)は側面断面図、(ロ)は、光透過窓を取り外した状態を示す平面図である。 第1の実施の形態に係る電子線励起型光源における半導体発光素子の構成を示す説明用断面図である。 第1の実施の形態に係る電子線励起型光源における電子線源の構成を示す説明用断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電子線励起型光源における構成の概略を示す説明図であり、(イ)は側面断面図、(ロ)は、光透過窓を取り外した状態を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る電子線励起型光源における構成の概略を示す説明図であり、(イ)は側面断面図、(ロ)は、光透過窓を取り外した状態を示す平面図である。 第3の実施の形態に係る電子線励起型光源の変形例の構成の概略を示す説明用断面図である。 従来の電子線励起型光源の一例における構成の概略を示す説明用断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子線励起型光源における構成の概略を示す説明図であり、(イ)は側面断面図、(ロ)は、光透過窓を取り外した状態を示す平面図である。
この電子線励起型光源は、内部が負圧の状態で密閉された外形が直方体状の真空容器10を有し、この真空容器10は、一面(図1(イ)において上面)に開口を有する容器基体11と、この容器基体11の開口に配置されて当該容器基体11に気密に封着された光透過窓15とによって構成されている。
真空容器10内には、半導体発光素子20が、その表面(図1において上面)20aが光透過窓15に離間して対向するよう配置され、この半導体発光素子20の周辺領域、具体的には、半導体発光素子20の表面上の領域および裏面上の領域以外の当該半導体発光素子20に近接した領域には、支持基板31上に面状の電子線放出部32が形成されてなる電子線源30が、当該半導体発光素子20を取り囲むよう配置されている。具体的には、電子線源30は円環状の帯状体よりなり、当該電子線放出部32における電子線が放射される表面が真空容器10の光透過窓15を向いた姿勢で、半導体発光素子20を取り囲むよう配置され、この状態で、支持部材37を介して真空容器10における容器基体11の底壁に固定されている。半導体発光素子20および電子線源30は、真空容器10の内部から外部に引き出された導電線(図示省略)を介して、真空容器10の外部に設けられた、加速電圧を印加するための電子加速手段(図示省略)に電気的に接続されている。
また、半導体発光素子20は、その裏面20bに設けられた高熱伝導部材16を介して、真空容器10における容器基体11の底壁に固定されている。
真空容器10における容器基体11を構成する材料としては、石英ガラス等のガラス、アルミナ等のセラミックスなどの絶縁物を用いることができる。
また、真空容器10における光透過窓15を構成する材料としては、半導体発光素子20からの光を透過し得るものが用いられ、例えば石英ガラス、サファイアなどを用いることができる。
また、真空容器10の内部の圧力は、例えば10-4〜10-6Paである。
真空容器10の寸法の一例を挙げると、容器基体11の外形の寸法が40mm×40mm×20mm、容器基体11の肉厚が2mm、容器基体11の開口が36mm×36mmで、光透過窓15の寸法が40mm×40mm×2mmである。
高熱伝導部材16を構成する材料としては、銅などの熱伝導性の高い金属やダイヤモンドなどを用いることができる。
半導体発光素子20は、図2に示すように、例えばサファイアよりなる基板21と、この基板21の一面上に形成された例えばAlNよりなるバッファ層22と、このバッファ層22の一面上に形成された、単一量子井戸構造または多重量子井戸構造を有する活性層25とにより構成されている。
この例における半導体発光素子20は、活性層25が真空容器10における光透過窓15に対向した状態で、基板21が高熱伝導部材16にロウ付け等で接合されている。
基板21の厚みは、例えば10〜1000μmであり、バッファ層22の厚みは、例えば100〜1000nmである。
また、半導体発光素子20における活性層25と電子線源30との離間距離は、例えば5〜15mmである。
また、半導体発光素子20における光が出射される表面と光透過窓15の内面との距離は、例えば3〜25mmである。
活性層25は、それぞれInx Aly Ga1-x-y N(0≦x<1,0<y≦1,x+y≦1)からなる単一量子井戸構造または多重量子井戸構造であり、単一または複数の量子井戸層26と単一または複数の障壁層27とが、バッファ層22上にこの順で交互に積層されて構成されている。
量子井戸層26の各々の厚みは、例えば0.5〜50nmである。また、障壁層27はその禁制帯幅が量子井戸層26のそれよりも大きくなるように組成を選択され、一例としては、AlNを用いればよく、各々の厚みは量子井戸層26の井戸幅より大きく設定され、具体的には、例えば1〜100nmである。
活性層25を構成する量子井戸層26の周期は、量子井戸層26、障壁層27および活性層25全体の厚みや、用いられる電子線の加速電圧などを考慮して適宜設定されるが、通常、1〜100である。
上記の半導体発光素子20は、例えばMOCVD法(有機金属気相成長法)によって形成することができる。具体的には、水素および窒素からなるキャリアガスと、トリメチルアルミニウムおよびアンモニアからなる原料ガスとを用い、サファイアよりなる基板21の(0001)面上に気相成長させることにより、所要の厚みを有するAlNからなるバッファ層22を形成した後、水素ガスおよび窒素ガスからなるキャリアガスと、トリメチルアルミニウム、トリメチルガリウム、トリメチルインジウムおよびアンモニアからなる原料ガスとを用い、バッファ層22上に気相成長させることにより、所要の厚みを有するInx Aly Ga1-x-y N(0≦x<1,0<y≦1,x+y≦1)からなる単一量子井戸構造または多重量子井戸構造を有する活性層25を形成し、以て、半導体発光素子20を形成することができる。
上記のバッファ層22、量子井戸層26および障壁層27の各形成工程において、処理温度、処理圧力および各層の成長速度などの条件は、形成すべきバッファ層22、量子井戸層26および障壁層27の組成や厚み等に応じて適宜に設定することができる。
また、InAlGaNよりなる量子井戸層26を形成する場合には、原料ガスとして、上記のものに加えてトリメチルインジウムを用い、処理温度をAlGaNよりなる量子井戸層26を形成する場合よりも低く設定すればよい。
また、半導体多層膜の形成方法は、MOCVD法に限定されるものではなく、例えばMBE法(分子線エピタキシー法)なども用いることができる。
図3に示すように、電子線源30における電子線放出部32は、多数のカーボンナノチューブが支持基板31上に支持されることによって形成されており、電子線源30における支持基板31は、板状のベース33上に固定されている。また、電子線源30における電子線放出部32の上方には、当該電子線放出部32から電子を放出するための網状の引き出し電極35が当該電子線放出部32に離間して対向するよう配置され、この引き出し電極35は、電極保持部材36を介してベース33に固定されている。支持基板31および引き出し電極35は、真空容器10の内部から外部に引き出された導電線(図示省略)を介して、真空容器10の外部に設けられた、電子線放出用電源(図示省略)に電気的に接続されている。
電子線源30の寸法の一例を挙げると、支持基板31の外径が25mm、内径が19mm、厚みが0.1mm、電子線放出部32の外径が24mm、内径が20mm、厚みが0.02mm、電子線放出部32における電子線が放射される面の面積が138mm2 である。
支持基板31を構成する材料としては、鉄、ニッケル、コバルト、クロムのいずれかを含む金属材料などを用いることができる。
支持基板31上にカーボンナノチューブよりなる電子線放出部32を形成する方法としては、特に限定されず公知の方法を用いることができ、例えば表面に金属触媒層が形成された支持基板31を加熱し、COやアセチレン等のカーボンソースガスを供給することにより、支持基板31の表面に形成された金属触媒層上にカーボンを堆積してカーボンナノチューブを形成する熱CVD法、アーク放電法等によって形成されたカーボンナノチューブの粉体および有機バインダーが液状媒体中に含有されてなるペーストを調製し、このペーストをスクリーン印刷によって支持基板31の表面に塗布して乾燥するスクリーン印刷法などを好適に用いることができる。
また、引き出し電極35を構成する材料としては、鉄、ニッケル、コバルト、クロムのいずれかを含む金属材料などを用いることができる。
上記の電子線励起型光源においては、電子線源30と引き出し電極35との間に電圧が印加されると、当該電子線源30における電子線放出部32から引き出し電極35に向かって電子が放出され、この電子は、半導体発光素子20と電子線源30との間に印加された加速電圧によって、半導体発光素子20に向かって加速されながら進み、電子線として半導体発光素子20の表面20aすなわち活性層25の表面に入射される。そして、半導体発光素子20においては、電子線が入射されることによって活性層25の電子が励起され、これにより、当該半導体発光素子20における電子線が入射された表面から紫外線などの光が放射され、真空容器10における光透過窓15を介して当該真空容器10の外部に出射される。
以上において、電子線源30と引き出し電極35との間に印加される電圧は、例えば1〜5kVである。
また、電子線の加速電圧は、6〜12kVであることが好ましい。加速電圧が過小である場合には、高い光の出力を得ることが困難となる。一方、加速電圧が過大である場合には、半導体発光素子20からX線が発生しやすくなり、また、電子線のエネルギーにより、半導体発光素子20がダメージを受けやすくなるため、好ましくない。
このような電子線励起型光源によれば、面状の電子線放出部32を有する、円環状の帯状体よりなる電子線源30が、半導体発光素子20の周辺において当該半導体発光素子20を取り囲むよう配置されているため、半導体発光素子20の表面20aに均一に電子線を照射することができると共に、電子線の加速電圧を高くすることなしに高い光の出力が得られる。しかも、半導体発光素子20における電子線源30からの電子線が入射される表面20aから光が放射されるため、半導体発光素子20の裏面20bから高熱伝導部材16を介して当該半導体発光素子20を冷却することが可能である。従って、半導体発光素子20を効率よく冷却することができるので、半導体発光素子20の発光効率が低下することがなくて高い出力の光が維持される。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る電子線励起型光源における構成の概略を示す説明図であり、(イ)は側面断面図、(ロ)は、光透過窓を取り外した状態を示す平面図である。
この電子線励起型光源においては、半導体発光素子20の周辺領域には、それぞれ支持基板31上に面状の電子線放出部32が形成されてなる複数(図示の例では4つ)の電子線源30が、当該半導体発光素子20を取り囲むよう配置されている。具体的には、電子線源30の各々は部分円環状の帯状体よりなり、当該電子線放出部32における電子線が放射される表面が真空容器10の光透過窓15を向いた姿勢で、半導体発光素子20を中心とする円に沿って当該半導体発光素子20を取り囲むよう配置され、この状態で、支持部材37を介して真空容器10における容器基体11の底壁に固定されている。
その他の具体的な構成は、第1の実施の形態に係る電子線励起型光源と同様である。
このような電子線励起型光源によれば、面状の電子線放出部32を有する、部分円環状の帯状体よりなる複数の電子線源30が、半導体発光素子20の周辺において当該半導体発光素子20を取り囲むよう配置されているため、半導体発光素子20の表面20aに均一に電子線を照射することができると共に、電子線の加速電圧を高くすることなしに高い光の出力が得られる。しかも、半導体発光素子20における電子線源30からの電子線が入射される表面20aから光が放射されるため、半導体発光素子20の裏面20bから高熱伝導部材16を介して当該半導体発光素子20を冷却することが可能である。従って、半導体発光素子20を効率よく冷却することができるので、半導体発光素子20の発光効率が低下することがなくて高い出力の光が維持される。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る電子線励起型光源における構成の概略を示す説明図であり、(イ)は側面断面図、(ロ)は、光透過窓を取り外した状態を示す平面図である。
この電子線励起型光源においては、真空容器10内における容器基体11の底壁の内面に、半導体発光素子20が、その表面(図5(イ)において上面)20aが光透過窓15に離間して対向するよう配置され、この半導体発光素子20の周辺領域には、それぞれ矩形の支持基板31上に矩形の面状の電子線放出部32が形成されてなる複数(図示の例では2つ)の電子線源30が、当該半導体発光素子20を挟んだ位置に配置されている。具体的に説明すると、電子線源30の各々における電子線放出部32は、多数のカーボンナノチューブが支持基板31上に支持されることによって形成され、電子線源30の各々における支持基板31は、板状のベース33上に固定されており、各ベース板33が、容器基体11における互いに対向する2つの側壁の内面に固定されることにより、電子線源30の各々が、半導体発光素子20を挟んだ位置において電子線放出部32が互いに対向するよう配置されている。その他の具体的な構成は、図1に示す電子線励起型光源と同様である。
このような電子線励起型光源によれば、面状の電子線放出部32を有する、複数の電子線源30が、半導体発光素子20の周辺において当該半導体発光素子20を挟んだ位置に配置されているため、半導体発光素子20の表面20aに均一に電子線を照射することができると共に、電子線の加速電圧を高くすることなしに高い光の出力が得られる。しかも、半導体発光素子20における電子線源30からの電子線が入射される表面20aから光が放射されるため、半導体発光素子20の裏面20bから当該半導体発光素子20を冷却することが可能である。従って、半導体発光素子20を効率よく冷却することができるので、半導体発光素子20の発光効率が低下することがなくて高い出力の光が維持される。
以上、本発明の電子線励起型光源の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されず、以下のように種々の変更を加えることが可能である。
本発明の電子線励起型光源においては、電子線源は、面状の電子線放射部を有するものであれば、その具体的な形状は特に限定されない。また、電子線源の配置位置は、半導体発光素子の周辺であって、当該半導体発光素子の光出射面に電子線を入射することができる位置であれば、特に限定されない。例えば第3の実施の形態に係る電子線励起型光源において、電子線源30は、図6に示すように、半導体発光素子20を挟んだ位置において、電子線放出部32が半導体発光素子20に向くよう配置されていてもよい。
また、電子線源30における電子線放出部32は、カーボンナノチューブよりなるものに限定されず、 面状であれば種々の構成のものを用いることができる。
10 真空容器
11 容器基体
15 光透過窓
16 高熱伝導部材
20 半導体発光素子
20a 表面
20b 裏面
21 基板
22 バッファ層
25 活性層
26 量子井戸層
27 障壁層
30 電子線源
31 支持基板
32 電子線放出部
33 ベース
35 引き出し電極
36 電極保持部材
37 支持部材
80 真空容器
81 光透過窓
82 半導体発光素子
83,84 光反射部材
85 レーザー構造体
86 電子線源
87 電子加速手段

Claims (4)

  1. 電子線源と、この電子線源から放射された電子線によって励起される半導体発光素子とを備えてなる電子線励起型光源において、
    前記電子線源は、面状の電子線放出部を有し、前記半導体発光素子の周辺において当該半導体発光素子を取り囲むよう配置されており、
    前記電子線源からの電子が、前記半導体発光素子と当該電子線源との間に印加された加速電圧によって電子線として半導体発光素子の表面に入射され、
    前記半導体発光素子における前記電子線源からの電子線が入射される面から光が放射されることを特徴とする電子線励起型光源。
  2. 前記電子線放出部は、カーボンナノチューブにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子線励起型光源。
  3. 前記電子線源は、前記半導体発光素子を取り囲む環状の帯状体よりなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子線励起型光源。
  4. それぞれ部分環状の帯状体よりなる前記電子線源の複数が、前記半導体発光素子を取り囲むよう配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子線励起型光源。
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