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JP5300183B2 - 耕耘軸の支持構造 - Google Patents
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JP5300183B2 - 耕耘軸の支持構造 - Google Patents

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本発明は、トラクタに適用される耕耘軸の支持構造に関する。
耕耘軸は、チェーンケース又はサイドフレーム等の支持部材に形成された開口に装着された中空ホルダーにベアリング部材及びオイルシール部材を介して軸線回り回転自在且つ液密に支持される軸本体及び該軸本体の車輌幅方向内方に設けられた連結フランジを有する耕耘ファイナル軸と、前記連結フランジを介して前記耕耘ファイナル軸に軸線回り相対回転不能に連結される耕耘爪軸とを備えている。
ところで、斯かる構成の耕耘軸の支持構造において、前記ベアリング部材及び前記オイルシール部材の設置空間に土等のダストが侵入することを防止することが提案されている(下記特許文献1参照)。
詳しくは、前記特許文献に記載の支持構造は、基端部が前記連結フランジの車輌幅方向内端面に固着され、且つ、先端部が、耕耘カバーの側板に連結されたヒンジプレートであって、前記中空ホルダーに外挿されたヒンジプレートに近接されたダストカバーを備えており、前記ダストカバーによって前記設置空間への土等のダストの侵入を防止し得るように構成されている。
しかしながら、前記従来の支持構造は、単に一枚のダストカバーが備えられているだけであり、前記設置空間内へのダストの侵入を十分には防止できず、前記設置空間内に配設される前記オイルシール部材及び前記ベアリング部材の耐久性が悪化するという問題があった。
実開昭57−149705号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みなされたものであり、耕耘軸を液密に支持する為のベアリング部材及びオイルシール部材の設置空間内に土等のダストが侵入することを有効に防止し得る構造簡単な耕耘軸の支持構造の提供を、一の目的とする。
本発明は、前記目的を達成する為に、支持部材の軸受部に設置されたベアリング部材及びオイルシール部材を介して軸線回り回転自在且つ液密に支持される軸本体及び該軸本体の車輌幅方向内方に設けられた連結フランジを有する耕耘ファイナル軸と、前記連結フランジを介して前記耕耘ファイナル軸に軸線回り相対回転不能に連結される耕耘爪軸とを備えた耕耘軸の支持構造であって、耕耘カバーの側板に連結された状態で前記軸受部に外挿されるヒンジプレートと、基端部が前記連結フランジに固着されたダストカバーとを備え、前記ヒンジプレートは、前記軸受部に外挿されるプレート本体と、前記ダストカバーの自由端部と共働して前記ベアリング部材及び前記オイルシール部材の設置空間への外部からのダストの侵入を防止するように前記プレート本体に設けられた第1侵入防止部と、基端部が前記第1侵入防止部より径方向外方において前記プレート本体に固着され且つ先端部が前記連結フランジと共働して前記第1侵入防止部への外部からのダストの侵入を防止する第2侵入防止部とを一体的に備え、前記第1侵入防止部は、車輌幅方向内方に開口する挿入溝とされ、前記ダストカバーは、前記連結フランジの車輌幅方向外端面に対向状態で固着される基端面部と前記基端面部の径方向外端部から車輌幅方向外方へ延びるカバー部とを有し、前記カバー部は、前記基端面部の径方向外端部から車輌幅方向外方へ行くに従って径方向外方に位置する領域と前記領域の先端部から前記耕耘軸の軸線方向に沿って車輌幅方向外方へ延びる自由端部とを含み、前記自由端部は、前記挿入溝の表面から所定間隔を隔てた状態で前記挿入溝に挿入されていることを特徴とする耕耘軸の支持構造を提供する。
前記支持部材としては、例えば、チェーンケースやサイドフレームを例示できる。又、前記ベアリング部材及び前記オイルシール部材は、前記軸受部に直接的に設置されていてもよいが、例えば、該軸受部における開口に装着された中空ホルダーを介して該開口に設置されていてもよい。
本発明に係る耕耘軸の支持構造において、前記第2侵入防止部の先端部は前記連結フランジの外周面と対向する位置まで延びている態様を例示できる。
又、本発明に係る耕耘軸の支持構造において、前記第2侵入防止部は、前記ダストカバーとの間に空間が形成されるように構成されていることが好ましい。
本発明に係る耕耘軸の支持構造によれば、前記ヒンジプレートは、前記軸受部に外挿されるプレート本体と、前記ダストカバーの自由端部と共働して前記ベアリング部材及び前記オイルシール部材の前記設置空間への外部からのダストの侵入を防止するように前記プレート本体に設けられた前記第1侵入防止部と、基端部が前記第1侵入防止部より径方向外方において前記プレート本体に固着され且つ先端部が前記連結フランジと共働して前記第1侵入防止部への外部からのダストの侵入を防止する前記第2侵入防止部とを一体的に備え、前記第1侵入防止部は、車輌幅方向内方に開口する挿入溝とされ、前記ダストカバーは、前記連結フランジの車輌幅方向外端面に対向状態で固着される基端面部と前記基端面部の径方向外端部から車輌幅方向外方へ延びるカバー部とを有し、前記カバー部は、前記基端面部の径方向外端部から車輌幅方向外方へ行くに従って径方向外方に位置する領域と前記領域の先端部から前記耕耘軸の軸線方向に沿って車輌幅方向外方へ延びる自由端部とを含み、前記自由端部は、前記挿入溝の表面から所定間隔を隔てた状態で前記挿入溝に挿入されているので、例えば、前記第2侵入防止部と前記連結フランジとの間から土等のダストが侵入したとしても、該ダストが前記設置空間へ侵入する為には、さらに前記第1侵入防止部と前記ダストカバーとの間を通過する必要があり、それだけ、該ダストが前記設置空間へ侵入し難くすることができる。
従って、前記耕耘軸を液密に支持する為の前記ベアリング部材及び前記オイルシール部材の設置空間内に土等のダストが侵入することを有効に防止することができる。
又、前記第2侵入防止部は、前記ダストカバーとの間に空間が形成されるように構成されている場合には、例えば、前記第2侵入防止部と前記連結フランジとの間からダストが侵入した場合でも、前記第2侵入防止部と前記ダストカバーとの間に形成された空間が、該侵入したダストの溜まり空間として作用し、該ダストの前記設置空間への侵入を遅らせることができ、ひいては該設置空間内にダストが侵入することをさらに有効に防止することができる。
以下、本発明に係る耕耘軸の支持構造の好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る耕耘軸の支持構造100を適用したトラクタAを示す側面図である。
図1に示すトラクタAは、トラクタ本機200と、該トラクタ本機200に付設されるロータリ耕耘機300とを備えている。
前記トラクタ本機200において、前後に前輪1及び後輪2を懸架する本体の前部にボンネット6が配設され、該ボンネット6の内部には駆動源(ここではエンジン)5が配置されている。また運転席11の前方にはステアリングハンドル10が配設されている。
前記駆動源5の後方にはミッションケース50が配設され、該駆動源5からの動力を前記ミッションケース50に伝達して変速し、前記後輪2や前記前輪1に駆動力を伝達するように構成されている。
前記ロータリ耕耘機300は、前記トラクタ本機200の後部に設けられた作業機装着装置220に、該装置220に設けられた連結機構210を介して装着されている。
前記作業機装着装置220は、トップリンク221や左右一対のロアリンク222等より構成されている。前記ロアリンク222は、前記ミッションケース50上部に配設した油圧ケース51の車輌幅方向側部に設けられたリフトアーム223にリフトロッド224を介して連結されている。
前記ロータリ耕耘機300は、前記リフトアーム223が前記油圧ケース51内の図示しない油圧シリンダの伸縮によって上下回動することにより、前記リフトロッド224及び前記ロアリンク222を介して昇降回動可能とされている。
又、前記ロータリ耕耘機300は、前記駆動源5からの動力の一部が前記ミッションケース50後面より突出したPTO軸15より自在継ぎ手16を介して前記ロータリ耕耘機300に伝えられて駆動するように構成されている。
図2は、図1に示すロータリ耕耘機300の動力伝達構造の展開断面図である。
前記ロータリ耕耘機300は、図1及び図2に示すように、入力軸310と、動力伝達軸320と、ロータケース330と、耕耘部340と、前記耕耘部340を覆う耕耘カバー150とを備えている。
前記入力軸310は、本機に設けられた前記PTO軸15に前記自在継ぎ手16を介して作動連結されるように構成されており、前記駆動源5からの動力が該PTO軸15及び自在継ぎ手16を介して伝達されるようになっている。
前記動力伝達軸320は、前記入力軸310からの動力が第1伝動機構350によって伝達されるように構成されており、該第1伝動機構350を介して該入力軸310に作動連結されている。
詳しくは、前記第1伝動機構350は、ベベルギヤボックス351と、第1及び第2ベベルギヤ352,353とを備えている。
前記ベベルギヤボックス351は、前記入力軸310を軸線回り回転自在に支持すると共に、該入力軸310に対して直交するように配置された前記動力伝達軸320の一端部側を軸線回り回転自在に支持している。
又、前記第1ベベルギヤ352は、前記ベベルギヤボックス351内に収容されており、前記入力軸310に外嵌固定されている。前記第2ベベルギヤ353は、前記ベベルギヤボックス351内に収容されており、前記第1ベベルギヤ352と噛合するように、前記動力伝達軸320の一端部側に外嵌固定されている。
前記ロータケース330は、前記伝動機構350の車輌幅方向の両側に設けられた左右一対のメーンビーム331,332と、前記左右一対のメーンビーム331,332の車輌幅方向外端部にそれぞれ配設された支持部材333,334とを備えている。
詳しくは、前記一方のメーンビーム331に配設された前記支持部材333は、ここではチェーンケースとされており、前記他方のメーンビーム332に配設された前記支持部材334は、ここではサイドフレームとされている。
前記一方のメーンビーム331は、前記ベベルギヤボックス351の一方の側面と前記チェーンケース333の上端部とを連結するように配設されており、前記動力伝達軸320が内装されている。前記他方のメーンビーム332は、前記ベベルギヤボックス351の他方の側面と前記サイドフレーム334の上端部とを連結するように配設されている。
前記チェーンケース333は、上端部が前記動力伝達軸320の他端部側を軸線回り回転自在に支持しており、下端部の軸受部101が前記耕耘部340を構成する耕耘軸110の一端部側をベアリング部材410及びオイルシール420を介して軸線回り回転自在且つ液密に支持している。
前記オイルシール420は、ここでは、前記チェーンケース333内の潤滑油の漏れを防止する為のものとされている。
又、前記サイドフレーム334は、下端部の軸受部が前記耕耘軸110の他端部を軸線回り回転自在に支持している。
前記耕耘部340は、耕耘軸110と、耕耘爪120とを備えている。
前記耕耘軸110は、前記動力伝達軸320からの動力が第2伝動機構360によって伝達されるように構成されており、該第2伝動機構360を介して該動力伝達軸320に作動連結されている。
詳しくは、前記第2伝動機構360は、第1及び第2スプロケット361,362と、チェーン363とを備えている。
前記第1スプロケット361は、前記動力伝達軸320の他端部側に外嵌固定されており、前記第2スプロケット362は、前記耕耘軸110の一端部側に外嵌固定されている。そして、前記チェーン363は、前記第1及び第2スプロケット361,362に巻掛けられている。
又、前記耕耘爪120は、前記耕耘軸110を構成する後述する耕耘爪軸112に軸線回り相対回転不能に設けられている。
斯かる構成を備えることにより、前記ロータリ耕耘機300は、前記入力軸110から前記第1伝動機構350を介して前記動力伝達軸320に伝達された動力が前記第2伝動機構360を介して前記耕耘軸110に伝達され、これにより、該耕耘軸110における前記耕耘爪120が軸線回りに回転駆動されるようになっている。
次に、第1実施形態に係る耕耘軸110の支持構造100について図3を参照しながら詳述する。
図3は、第1実施形態に係る耕耘軸110の支持構造100の概略構成を示す断面図である。
前記耕耘軸110は、図3に示すように、耕耘ファイナル軸111と、耕耘爪軸112とを備えている。
前記耕耘ファイナル軸111は、軸本体111a及び連結フランジ111bを備えている。
前記軸本体111aは、前記支持部材(ここでは、チェーンケース333)の前記軸受部101に設置された前記ベアリング部材410及びオイルシール部材420を介して軸線回り回転自在且つ液密に支持されており、前記連結フランジ111bは、前記軸本体111aの車輌幅方向内方に設けられている。
又、前記耕耘爪軸112は、前記耕耘ファイナル軸111を構成する前記連結フランジ111bを介して該耕耘ファイナル軸111に軸線回り相対回転不能に連結されている。
前記耕耘軸110の支持構造100は、ダストカバー130と、ヒンジプレート140とを備えている。
前記ダストカバー130は、基端部131が前記連結フランジ111bに固着されており、先端部132aが、ここでは前記ベアリング部材410及び前記オイルシール部材420の設置空間Pを覆うように車輌幅方向外方に延びている。
前記ヒンジプレート140は、前記耕耘カバー150の側板151に連結された状態で前記軸受部101に外挿されており、プレート本体141と、第1侵入防止部142と、第2侵入防止部143とを一体的に備えている。
前記プレート本体141は、前記軸受部101に外挿されており、前記第1侵入防止部142は、前記ダストカバー130の自由端部132と共働して前記設置空間Pへの外部からのダストの侵入を防止するように前記プレート本体141に設けられている。
又、前記第2侵入防止部143は、基端部143aが前記第1侵入防止部142より径方向外方において前記プレート本体141に固着され且つ先端部143bが前記連結フランジ111bと共働して前記第1侵入防止部への外部からのダストの侵入を防止するように構成されている。
前記第1実施形態に係る耕耘軸110の支持構造100によれば、前記ヒンジプレート140は、前記プレート本体141と、前記第1侵入防止部142と、前記第2侵入防止部143とを一体的に備えているので、例えば、前記第2侵入防止部143と前記連結フランジ111bとの間Q1から土等のダストが侵入したとしても、該ダストが前記設置空間Pへ侵入する為には、さらに前記第1侵入防止部142と前記ダストカバー130との間P1を通過しなければならず、これにより、該ダストの前記設置空間Pへの侵入を継続的に遅らせることができる。
従って、前記耕耘軸110を液密に支持する為の前記ベアリング部材410及び前記オイルシール部材420の前記設置空間P内に土等のダストが侵入することを有効に防止することが可能となり、前記オイルシール部材410及び前記ベアリング部材420の耐久性の悪化、ひいては前記ベアリング部材410及び/又は前記オイルシール部材420の破損を効果的に防止することができる。
又、本第1実施形態においては、前記第2侵入防止部143は、前記ダストカバー130との間に空間Q(ここでは、前記第2侵入防止部143と前記ダストカバー130と前記連結フランジ111bとで囲まれる空間Q)が形成されるように構成されている。
斯かる構成を備えることにより、前記耕耘軸110の支持構造100は、例えば、前記第2侵入防止部143と前記連結フランジ111bとの間Q1からダストが侵入した場合でも、前記空間Qが、該侵入したダストの溜まり空間として作用し、該ダストの前記設置空間Pへの侵入をさらに遅らせることができ、ひいては該設置空間P内にダストが侵入することをさらに有効に防止することが可能となる。
前記第1実施形態についてさらに具体的に説明すると、前記チェーンケース333における前記軸受部101の車輌幅方向内方には、開口333aが設けられている。
前記軸本体111aは、前記チェーンケース333に形成された前記開口333aに装着された中空ホルダー430に前記ベアリング部材410及び前記オイルシール部材420を介して軸線回り回転自在且つ液密に支持されている。
詳しくは、前記ベアリング部材410及び前記オイルシール部材420は、前記第2スプロケット362と前記連結フランジ111bとの間に設けられており、前記オイルシール部材420は、前記ベアリング部材410の車輌幅方向内方に配置されている。
図4は、図3に示す耕耘軸110の支持構造100における前記ダストカバー130及び該ダストカバー130が設けられた前記耕耘ファイナル軸111を示す斜視図である。
図3及び図4に示すように、前記ダストカバー130は、前記連結フランジ111bの車輌幅方向外端面に対向状態で固着(例えば、溶着等の接合手段により該連結フランジ111bと一体的に形成)されるリング状の基端面部131aと、前記基端面部131aの径方向外端部から車輌幅方向外方へ延びるカバー部132aとを有しており、前記カバー部132aの自由端部132が前記第1侵入防止部142と近接するように構成されている。
なお、前記連結フランジ111bは、図4に示すように、円板形状とされている。
図3に示すように、前記ヒンジプレート140は、前記側板151に着脱可能に(ここでは、ボルト等の固定部材BL2によって)連結されており、前記中空ホルダー430に外挿されている。
詳しくは、前記プレート本体141は、前記側板151に連結される連結部141aを有している。
前記第1侵入防止部142は、前記ダストカバー130の前記カバー部132aの自由端部132を所定の間隔をおいて挿入し得るように前記耕耘軸110の軸線回りの円周状に且つ車輌幅方向外方に延びる挿入溝とされている。
又、前記第2侵入防止部143は、基端部143aが前記第1侵入防止部142より径方向外方において前記プレート本体141に固着され且つ先端部143bが前記連結フランジ111bの外周面111b’と対向するように該連結フランジ111bの径方向外方において車輌幅方向外方に延びている。
5に参考例に係る耕耘軸110の支持構造100’を示す
次に、参考例に係る耕耘軸110の支持構造100’について図5を参照しながら説明する。
図5は、前記参考例に係る支持構造100’の概略構成を示す断面図である。
前記参考例は、前記第1実施形態において前記ダストカバー130に代えてダストカバー130’を設けた以外は該第1実施形態と実質的に同じ構成をしており、その詳細な説明を省略する。なお、図5において、前記第1実施形態と同一部材には同一符号を付してある。
前記参考例に係る耕耘軸110の支持構造100’において、前記ダストカバー130’は、基端部131’が前記連結フランジ111bの車輌幅方向外端面に固着(例えば、溶着等の接合手段により該連結フランジ111bと一体的に形成)され且つ自由端部132’が前記第1侵入防止部142に近接される略筒状部材とされている。
そして、前記第1侵入防止部142は、前記ダストカバー130’の前記自由端部132’を所定の間隔をおいて挿入し得るように前記耕耘軸110の軸線回りの円周状に且つ車輌幅方向外方に延びる挿入溝とされている。
前記参考例に係る耕耘軸110の支持構造100’下記点においては前記第1実施形態に係る耕耘軸110の支持構造100と同様の作用効果を奏する。
即ち、例えば、前記第2侵入防止部143と前記連結フランジ111bとの間Q1から土等のダストが侵入したとしても、該ダストが前記設置空間Pへ侵入する為には、さらに前記第1侵入防止部142と前記ダストカバー130’との間P1を通過しなければならず、これにより、該ダストの前記設置空間Pへの侵入を継続的に遅らせることができ、従って、前記設置空間P内に土等のダストが侵入することを有効に防止することが可能となる。
又、前記第2侵入防止部143は、前記ダストカバー130’との間に空間Q(ここでは、前記第2侵入防止部143と前記ダストカバー130’と前記連結フランジ111bとで囲まれる空間Q)が形成されるように構成されている。従って、例えば、前記第2侵入防止部143と前記連結フランジ111bとの間Q1からダストが侵入した場合でも、前記空間Qが、該侵入したダストの溜まり空間として作用し、前記設置空間P内にダストが侵入することをさらに有効に防止することが可能となる。
又、前記第1実施形態に係る耕耘軸110の支持構造100は、前記支持部材として作用する前記チェーンケース333側に適用されるように構成したが、前記支持部材として作用する前記サイドフレーム334側に適用されるように構成してもよい。
図1は、本発明の第1実施形態に係る耕耘軸の支持構造を適用したトラクタを示す側面図である。 図2は、図1に示すロータリ耕耘機の動力伝達構造の展開断面図である。 図3は、第1実施形態に係る耕耘軸の支持構造の概略構成を示す断面図である。 図4は、図3に示す耕耘軸の支持構造におけるダストカバー及び該ダストカバーが設けられた耕耘ファイナル軸を示す斜視図である。 図5は、参考例に係る耕耘軸の支持構造の概略構成を示す断面図である。
100…耕耘軸の支持構造 101…軸受部 110…耕耘軸
111…耕耘ファイナル軸 111a…軸本体 111b…連結フランジ
111b’…連結フランジの外周面 112…耕耘爪軸
130,130’…ダストカバー 131,131’…ダストカバーの基端部
132,132’…ダストカバーの自由端部 140…ヒンジプレート
141…プレート本体 142…第1侵入防止部 143…第2侵入防止部
143a…第2侵入防止部の基端部 143b…第2侵入防止部の先端部
150…耕耘カバー 151…耕耘カバーの側板 333…支持部材
410…ベアリング部材 420…オイルシール部材 P…設置空間
Q…ダストカバー及び前記連結フランジの間の空間

Claims (3)

  1. 支持部材の軸受部に設置されたベアリング部材及びオイルシール部材を介して軸線回り回転自在且つ液密に支持される軸本体及び該軸本体の車輌幅方向内方に設けられた連結フランジを有する耕耘ファイナル軸と、前記連結フランジを介して前記耕耘ファイナル軸に軸線回り相対回転不能に連結される耕耘爪軸とを備えた耕耘軸の支持構造であって、
    耕耘カバーの側板に連結された状態で前記軸受部に外挿されるヒンジプレートと、
    基端部が前記連結フランジに固着されたダストカバーとを備え、
    前記ヒンジプレートは、前記軸受部に外挿されるプレート本体と、前記ダストカバーの自由端部と共働して前記ベアリング部材及び前記オイルシール部材の設置空間への外部からのダストの侵入を防止するように前記プレート本体に設けられた第1侵入防止部と、基端部が前記第1侵入防止部より径方向外方において前記プレート本体に固着され且つ先端部が前記連結フランジと共働して前記第1侵入防止部への外部からのダストの侵入を防止する第2侵入防止部とを一体的に備え、
    前記第1侵入防止部は、車輌幅方向内方に開口する挿入溝とされ、
    前記ダストカバーは、前記連結フランジの車輌幅方向外端面に対向状態で固着される基端面部と前記基端面部の径方向外端部から車輌幅方向外方へ延びるカバー部とを有し、前記カバー部は、前記基端面部の径方向外端部から車輌幅方向外方へ行くに従って径方向外方に位置する領域と前記領域の先端部から前記耕耘軸の軸線方向に沿って車輌幅方向外方へ延びる自由端部とを含み、前記自由端部は、前記挿入溝の表面から所定間隔を隔てた状態で前記挿入溝に挿入されていることを特徴とする耕耘軸の支持構造。
  2. 前記第2侵入防止部の先端部は前記連結フランジの外周面と対向する位置まで延びていることを特徴とする請求項1に記載の耕耘軸の支持構造。
  3. 前記第2侵入防止部は、前記ダストカバーとの間に空間が形成されるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の耕耘軸の支持構造。
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