JP5300545B2 - 無人搬送車 - Google Patents
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Description
無人搬送車の走行制御方式としては、
(1)走行路面に電磁誘導線を埋設し、そこに交流電流を流して生じる磁界を車体側の磁気センサで検出することによって走行ルートを検出する電磁誘導方式(誘導線埋設方式)、
(2)走行路面上に磁気テープを誘導線として貼り付け、車体側の磁気センサで磁気テープが発生する磁束を検出することによって、走行ルートを検出する磁気誘導方式、
(3)走行路面上に光反射テープを誘導線として貼り付け、車体側の光センサで光反射テープを検知して、走行ルートを検出する光誘導方式などが主に用いられている。
このような無人搬送車は、巻取紙の搬送現場における自動化・省人化・作業環境の改善などに大きく寄与してきた。
そして、このような無人搬送車の制御方式としては、保守管理や据付現場への適応性、経済性などの観点から、前記(2)、(3)で説明した磁気誘導方式及び光誘導方式が多く採用される傾向にある。
この場合、無人搬送車は、主走行路に沿って敷設された前後進用ガイドテープを前後進ガイドセンサにより検出しながら前後方向に移動するとともに、前後進用ガイドテープと離間して敷設された主走行路に直交する方向に延びる横行用ガイドテープを横行ガイドセンサにより検知しながら横行方向に移動する。
そして、その無人搬送車は、横行用ガイドテープに沿って輪転機などの停止位置までに移動し、停止位置の床面に設置された停止マーカをマーカセンサにより検出することに基づいて停止する(例えば、特許文献2)。
ここで、図1は、本実施例の無人搬送車が、例えば、新聞巻取紙のような円柱状ワークを搬送している状態を示す斜視図であり、図2は、本実施例の無人搬送車を下から見たときの下面図であり、図3は、図2に示した無人搬送車を矢視III方向から見たときの側面図であり、図4は、本実施例の無人搬送車の前後進モードを説明する概念図であり、図5は、本実施例の無人搬送車の停止モードを説明する概念図であり、図6は、本実施例の無人搬送車の横行モードを説明する概念図であり、図7は、本実施例の無人搬送車の位置決めモードを説明する概念図である。
本実施例の無人搬送車100は、図1乃至図3に示すように、走行台車110の片方の側辺に沿って、円柱状ワークWを使い果たして残った巻芯C、すなわち残芯を輪転機から回収するための残芯回収機構160を具備している。
残芯回収機構160は、上昇時に横方向にせり出して行く機構を備えており、その上昇位置で輪転機から残芯を受け取った後、横方向に引き込まれ、下降位置へ移動して走行台車110の中に格納されるように構成されていて、図1の斜視図においては、残芯回収機構160を走行台車110内に格納した状態を示している。
そして、図2に示すように、残芯回収機構160が設置された残余の部分の四隅に前方側に2つ、後方側に2つ、長方形Rの各頂点に位置するようにキャスタ輪122、124、126、128が配置されている。
ここで、長方形Rは、4つのキャスタ輪122、124、126、128の旋回中心を結んだ長方形を意味している。
この時、走行台車110の長手方向中心線CVと長方形Rの長手方向中心線CLとは、残芯回収機構160の幅から決まる所定の距離だけ離間して平行となるように配置されている。
さらに、長方形Rの長手方向中心線CLと所定の距離、すなわち、{センサ幅/2+磁気テープ幅+駆動輪幅/2}以上離間して平行なセンサ中心線CC上の前方側と後方側に1つずつ前後進ガイドセンサ142、144が配置されている。
このように駆動輪130と前後進ガイドセンサ142、144との位置を決めることにより、無人搬送車100が前後進するときに、駆動輪130が前後進用ガイドテープL1を踏みながら移動するということがないので、前後進用ガイドテープL1の損傷を抑制することができる。
また、前後の駆動輪130を結んだ線に対して線対称の位置に4つのキャスタ輪122、124、126、128が配置されることになるので、無人搬送車100の重量バランスがよく、無人搬送車100の走行安定性が向上する。
この横行ガイドセンサ146、148は、無人搬送車100の横行方向を常に残芯回収機構160が設置されている側に固定すれば、残芯回収機構160の近傍に設置した横行ガイドセンサ148の1つだけでも支障はない。
しかしながら、横行距離が長い場合には、2つの横行ガイドセンサ146、148の両方で横行用ガイドテープL2を検知しながら横行した方が、誤差が少なく正確に横行できるため、2つの横行ガイドセンサ146、148を設置することが好ましい。
前後進用ガイドセンサ142、144及び横行ガイドセンサ146、148に使用されるガイドセンサは、磁界の強さを検出する複数の素子からなり、ガイドセンサ内の磁気テープの位置を出力するものである。
さらに、キャスタ輪の旋回半径以上離間して長方形Rの外側に配置することにより、方向転換の際にもガイドテープを踏まないため、より好ましい。
このように、ガイドセンサを配置することにより、横行用ガイドテープL2の起点を無人搬送車100が前後進しているときのキャスタ輪の軌道よりも外側に設定することができるので、無人搬送車100の前後進時にキャスタ輪が横行用ガイドテープL2を踏まないように横行用ガイドテープL2を敷設でき、横行用ガイドテープL2の損傷を抑制することができる。
そして、円柱状ワークWの中心軸が長方形Rの長手方向中心線CL上に来るように、昇降機構180の位置が設定されている。
したがって、円柱状ワークWの重心が、無人搬送車100の荷重を支える駆動輪130の中心線上に載っているため、無人搬送車100が曲進した場合であっても曲がる方向によって特性が変わることなく制御しやすく、安定性が向上する。
駆動軸130を旋回垂直軸CRを中心として旋回可能に支持する機構は、特に限定されることはないが、例えば、走行台車110に取り付けられる固定側ベースとステアリング内歯ギヤを備えている固定部と、旋回側ベースと駆動モータ182と駆動輪130とステアリングモータとステアリング用減速機とステアリングピニオンとを備えている旋回部と、固定部に対して旋回部を旋回可能に支持する交差ころ軸受とから構成されているステアリング機構を用いることができる。
本実施例の無人搬送車の走行制御は、基本的に(1)前後進モード、(2)停止モード、(3)横行モード及び(4)位置決めモードの4つのモードにより行われる。
以下に、各モードの制御内容について説明する。
この場合、前後進用ガイドテープL1が円弧を描いている場合であっても前後進ガイドセンサ142、144が前後進用ガイドテープL1の軌道を認識し、それに応じて駆動輪130の向きが必要量だけ旋回されて無人搬送車100は、前後進用ガイドテープL1に沿って走行する。
前後進モードにおいては、前後進ガイドセンサ142、144が、前後進用ガイドテープL1に沿った走行軌道を検出する誘導センシング機能を担っている。
横行用ガイドテープL2は、例えば、無人搬送車100を輪転機に誘導するように敷設される。
停止モードにおいては、横行ガイドセンサ148が、横行用ガイドテープL2の位置を検出して、そこが前後進から横行に変わるターニングポイントであることを認識して駆動輪130の回転を停止させる停止センシング機能を担っている。
横行モードにおいては、横行ガイドセンサ146、148が、横行用ガイドテープL2に沿った走行軌道を検出する誘導センシング機能を担っている。
停止マーカL3は、例えば、無人搬送車100を輪転機の給紙装置位置に停止させるように敷設される。
位置決めモードにおいては、前後進ガイドセンサ142、144が、停止マーカL3の位置を検出して、そこが無人搬送車100を停止させる場所であることを認識して駆動輪130の回転を停止させる停止センシング機能を担っている。
110 ・・・ 走行台車
122、124、126、128 ・・・ キャスタ輪
130 ・・・ 駆動輪
132 ・・・ 駆動モータ
142、144 ・・・ 前後進ガイドセンサ
146、148 ・・・ 横行ガイドセンサ
160 ・・・ 残芯回収装置
180 ・・・ 昇降機構
CC ・・・ センサ中心線
CL ・・・ (長方形Rの)長手方向中心線
CS ・・・ (長方形Rの)短手方向中心線
CV ・・・ (走行台車の)長手方向中心線
L1 ・・・ 前後進用ガイドテープ
L2 ・・・ 横行用ガイドテープ
Claims (4)
- 円柱状ワークを搭載する走行台車と、該走行台車を前後左右走行自在に走行路面上に支持する4つのキャスタ輪と、前記走行台車に推進力を与える2つの駆動輪と、前記走行路面上の前後進用ガイドテープ及び停止マーカを検出する前後進ガイドセンサと、前記走行路面上の横行用ガイドテープ及び停止マーカを検出する横行ガイドセンサとを有する無人搬送車において、
前記走行台車の前方側に2つ、後方側に2つ設けて長方形の各頂点に位置するキャスタ輪が、前記走行台車の長手方向中心線と前記長方形の長手方向中心線とが離間して平行となるように配置され、
前記駆動輪が、前記長方形の長手方向中心線上で前方側と後方側とにそれぞれ1つずつ配置され、
前記前後進ガイドセンサが、前記長方形の長手方向中心線と離間して平行なセンサ中心線上の前方側と後方側とに1つずつ配置されるとともに前記駆動輪と別個に走行台車に設けられ、
前記横行ガイドセンサが、前記長方形の短手方向中心線上に1つ又は2つ配置されるとともに前記走行台車に設けられ、
前記前後進ガイドセンサと横行ガイドセンサとが、前記走行台車の走行方向を検出する誘導センシング機能と停止位置を検出する停止センシング機能とを兼ね備えていることを特徴とする無人搬送車。 - 前記前後進ガイドセンサおよび横行ガイドセンサが、前記長方形から所定の距離を離間して長方形の外側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の無人搬送車。
- 前記円柱状ワークの中心軸が、前記長方形の長手方向中心線上にあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無人搬送車。
- 前記駆動輪が、正逆回転可能な駆動モータの回転軸に軸支されているとともに該駆動輪の中心を通る旋回垂直軸を中心として旋回可能に支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の無人搬送車。
Priority Applications (1)
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| JP2009066337A JP5300545B2 (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 無人搬送車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009066337A JP5300545B2 (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 無人搬送車 |
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| JP2009066337A Active JP5300545B2 (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 無人搬送車 |
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2009
- 2009-03-18 JP JP2009066337A patent/JP5300545B2/ja active Active
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