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JP5305151B2 - 研磨装置 - Google Patents
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JP5305151B2 - 研磨装置 - Google Patents

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Description

本発明は、研磨装置に関する。
ガラス基板や半導体ウェハ等の研磨対象物の被研磨面を研磨加工する研磨装置として、例えば、被研磨面が露出する状態で研磨対象物を保持する保持機構と、この保持機構に保持された研磨対象物の被研磨面をテーブルに貼り付けられた研磨パッド等の研磨部材に押圧させた状態でテーブルを移動させる移動機構を備え、被研磨面を研磨部材に押圧させた状態で当該テーブルを移動させることにより、研磨対象物を研磨する構成の研磨装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、このような研磨部材を被研磨面に押圧し研磨部材を被研磨面に対して相対移動させることにより研磨を行う機械的研磨に加え、研磨部材にスラリー等の研磨剤を供給して、研磨剤の化学的作用により上記研磨加工を促進させる化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing;CMP)を行う研磨装置も周知となっている。
特許第2968784号公報
ところで、近年、研磨対象物の大型化が進行しており、これに伴い、研磨装置も大型化している傾向がある。研磨装置が大型化すると、研磨装置の設計および製造、研磨装置の搬送、メンテナンス、そして研磨布等の消耗品にかかるコストが増大するという課題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、研磨対象物の大型化に伴いかかるコストを低減可能な研磨装置を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る研磨装置は、ベース部材、研磨対象物を研磨するための研磨面を有した研磨部材、およびベース部材に設けられて研磨部材を移動可能に支持する研磨部材移動機構(例えば、実施形態におけるXYステージ24)を備えた複数の研磨モジュールと、ベース部材に備えられ、複数の研磨モジュールのベース部材同士を互いの研磨面が同一平面上に並んで位置するように連結させて複数の研磨モジュールを一体に連結させるモジュール連結手段(例えば、実施形態における固定ピン26、係合孔27、およびシール22)と、モジュール連結手段により複数の研磨モジュールを連結した状態で、同一平面上に並んで連結するこれら複数の研磨モジュールの研磨面と対向する状態で研磨対象物を保持する対象物保持機構(例えば、実施形態におけるキャリア11)と、モジュール連結手段により連結された複数の研磨モジュールの研磨部材移動機構を連動させて、複数の研磨モジュールの研磨面を研磨対象物の被研磨面に当接させた状態で、複数の研磨モジュールの研磨部材を被研磨面に沿って連動移動させて研磨部材により被研磨面を研磨するように制御する制御機構(例えば、実施形態におけるコントローラ40)とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る研磨装置によれば、連結させた複数の研磨モジュールの研磨部材を研磨対象物の被研磨面に当接させた状態で研磨モジュールの各研磨部材を連動移動させるように制御することにより、連結させた研磨モジュールの同期制御を行うことが可能になっているため、研磨対象物の大きさに合わせて連結させる研磨モジュールの数を容易に変更できることから、研磨対象物の大型化に伴うコストを低減させることができる。
本発明に係る研磨装置の概略構成図である。 キャリアにより固定保持されたワークを上方から見たときの平面図である。 研磨モジュールとコントローラを電気的に接続した際における、XYステージの駆動機構を示す概略構成図である。 研磨モジュールの斜視図である。 研磨モジュールを連結させた状態を示す上面図である。(a)は4台、(b)は9台の研磨モジュールを連結させたときの図である。 (a)はスラリー排出路が形成されるように構成された研磨モジュールの斜視図である。(b)前記研磨モジュールを9台連結させた状態を示す上面図である。(c)2台の研磨モジュール20間にV字溝のスラリー排出路を形成した状態を示す、研磨モジュール20間の部分断面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明を適用した研磨装置1の概略構成を図1に示す。本発明を適用した研磨装置1は、研磨対象物であるワークを固定保持し、ワークの被研磨面を研磨布の研磨面に当接させた状態で研磨布を移動させることにより、ワークの研磨加工を行う研磨装置である。研磨装置1は、搬送機構10と、キャリア11と、スラリー供給装置15と、研磨モジュール20と、コントローラ40等により構成されている。なお、以下の説明では、図1の矢印に示すように、研磨対象物であるワーク5に対して垂直上方向をZ軸正方向とし、Z軸と直交する面をXY平面とする。また図1の紙面上で左右方向をX方向、X方向と直交する方向をY方向とする。
搬送機構10およびキャリア11は、ワーク5を固定保持した状態で搬送させるために設けられ、キャリア11は、図1および図2に示すように、保持部材12と、枠部材13とを有して構成される。枠部材13は、ステンレス製で、外周部が正方形の枠板状に形成されている。保持部材12は、樹脂製で、中央に矩形の孔部を有する板状に形成され、枠部材13の内側に取り付けられている。上記孔部はワークの形状に合わせて形成され、本実施形態においては正方形のワーク5が正方形の孔部に嵌合されて保持されるようになっている。このように保持部材12に固定保持されたワーク5は、搬送機構10により研磨部材21の研磨面21s上に搬送された後、図示省略する押圧機構により研磨部材21の研磨面21sに所定の荷重で押圧されるようになっている。
スラリー供給装置15は、図1に示すように、後に詳述するテーブル23の上面に開口部を有しこの開口部から研磨モジュール20の内部に下方に延びて設けられているスラリー供給路16を介して、研磨部材21に研磨液であるスラリーを研磨部材21の下面から供給するようになっている。スラリーは、ワーク5の研磨を行うための研磨砥粒や分散剤等を含んでおり、研磨砥粒の材料としては例えばセリア(CeO)が使用される。なお、スラリー供給路16を介して供給されたスラリーは、研磨モジュール20の外側から排出され、排出されたスラリーは回収槽(図示せず)に回収されるようになっており、回収されたスラリーはフィルター(図示せず)により濾過され再度使用されるようになっている。
コントローラ40は、図3に示すように、モータコントロール基板41とサーボアンプ42(X軸およびY軸サーボアンプ42a,42b)等を有して構成されており、図1に示すように、スラリー供給装置15と、後に詳述するXYステージ24に接続されている。モータコントロール基板41は後に詳述するX軸モータ31およびY軸モータ(図示せず)の駆動を制御するための制御基板であり、サーボアンプ42にX軸モータ31およびY軸モータの制御を行うための制御信号を送信し、サーボアンプ42は、受信した制御信号を基にX軸モータ31およびY軸モータの駆動制御を行う。こうして、XYステージ24の、ワーク5に対するX軸およびY軸上における位置、およびX,Y方向への移動速度や回転速度を制御できるようになっている。また、コントローラ40から、スラリー供給装置15に制御信号を送信することにより、研磨部材21へのスラリーの吐出量を制御することが可能になっている。
研磨モジュール20は、図1および図4に示すように、研磨部材21と、シール22と、上面に研磨部材21を設けるためのテーブル23と、テーブル23を駆動させるXYステージ24と、固定ベース25と、固定ピン26と、係合孔27等により構成されており、研磨モジュール20は、Z軸正方向から見たときの形状が1辺が50cm弱の正方形となっている。固定ベース25は、XYステージ24の下面に設けられ、固定ベース25に対してXYステージ24をXY面に沿って移動させることが可能になっている。固定ベース25は、図4に示すように、直方体の形状になっており、その上面(Z軸正方向から見たときの面)および底面(Z軸負方向から見たときの面)が1辺50cmの正方形となっている。そして、固定ベース25の4つの側面(底面に対して直交する4つの面)は、後に詳述する固定ピン26を有する2つの側面と、その固定ピン26を有する面と反対側に後に詳述する係合孔27を有する2つの側面により構成されている。研磨部材21はテーブル23の上面を覆うように設けられ、発泡ポリウレタン等の材料を用いて構成されており、キャリア11により固定保持されたワーク5の被研磨面5sを研磨部材21の研磨面21sに当接させた状態でXYステージ24をXまたはY方向に移動させることによりワーク5の研磨加工を行うことが可能になっている。また、シール22は、研磨モジュール20を連結する際に用いられ、研磨モジュール20を連結する際に生じる研磨部材21およびテーブル23の隙間を埋めるために用いられる。
固定ピン26は、図4(a)に示すように、固定ベース25の4つの側面のうち2つの側面に設けられており、1つの側面に、固定ベース25の下面からの高さがh1および固定ベース25の左端からの距離がw1の位置に1個と、下面からの高さがh2および左端からの距離がw1の位置に1個と、下面からの高さがh1および右端からの距離がw1の位置に1個と、下面からの高さがh2および右端からの距離がw1の位置に1個と合計4個設けられている。また、固定ピン26が設けられている側面と反対側の2つの側面には、他の研磨モジュール20の固定ピン26を係合させるための係合孔27が設けられており、図4(b)に示すように、1つの側面に、固定ベース25の下面からの高さがh1および固定ベースの左端からの距離がw1の位置に1個と、下面からの高さがh2および固定ベース25の左端からの距離がw1の位置に1個と、下面からの高さがh1および右端からの距離がw1の位置に1個と、下面からの高さがh2および右端からの距離がw1の位置に1個と、固定ピン26と同様に合計4個設けられている。このように、固定ピン26と係合孔27は固定ベース25の1つの側面の全く同じ位置に設けられており、固定ピン26がある側面が互いに隣り合うように2つ、そして係合孔27が設けられている側面が固定ピン26がある側面と反対側に2つ設けられていることから、研磨モジュール20の係合孔27に他の研磨モジュール20の固定ピン26を係合させることにより、複数の研磨モジュール20を連結させることが可能になっている。
また、研磨加工時には、研磨面21sの高さ(固定ベース25の下面から研磨面21sまでの距離)hを研磨モジュール20毎に全て同じにする必要があるが、固定ベース25、XYステージ24、またはテーブル23の高さに微小な差(公差)が生じていたり、研磨部材21が発泡ポリウレタンで構成されていることにより研磨部材21の厚さが変動したりする等の理由によって、研磨面21sの高さが研磨モジュール20毎に異なる場合がある。
そこで、研磨モジュール20は、ウェハ5の研磨加工を行う前に、複数台(例えば図5(b)に示すように9台)連結された状態で、連結された研磨部材21のZ軸正方向から見たときの面積と同じ面積に設定され、均一な平面形状を有するダミー研磨物を研磨加工し、この研磨加工により発泡ポリウレタン等の材料で構成された研磨部材21の研磨面21sが平坦化されるようになっている。
XYステージ24は、研磨部材21に覆われたテーブル23を固定ベース25に対してXY面に沿って移動させるために設けられ、図3に示すように、X軸モータ31およびY軸モータ(図示せず)により固定ベース25に対してXYステージ24を移動させることが可能になっている。また、X軸およびY軸モータにより移動したXYステージ24の移動量は、X軸およびY軸リニアエンコーダ38,39で検出されるようになっており、X軸およびY軸モータの回転量は、X軸およびY軸モータに内蔵されているX軸およびY軸モータエンコーダ(図示せず)により検出されるようになっている。検出されたXYステージ24の移動量は、X軸およびY軸エンコーダケーブル32,35を介してモータコントロール基板41に、そして、検出されたモータの回転量はX軸およびY軸モータエンコーダケーブル34,37を介してX軸およびY軸サーボアンプ42a,42bに送信されるようになっている。なお、X軸およびY軸モータ動力ケーブル33,36は、サーボアンプ42から送信された駆動指令をX軸およびY軸モータに送信するためのケーブルである。また、XYステージ24は、図3に示すように歯車Gからなる移動機構(図示せず)を介して、X軸モータ31およびY軸モータ(図示せず)と接続されており、X軸モータ31またはY軸モータがサーボアンプ42からの駆動指令に基づいて駆動したときに、X軸およびY軸方向に移動するようになっている。
X軸およびY軸リニアエンコーダ38,39は、XYステージ24のX方向およびY方向への実移動量を所定時間毎(例えば、10ms毎)に検出し、また、X軸およびY軸モータに内蔵されたX軸およびY軸モータエンコーダが、X軸モータ31およびY軸モータの実回転量を所定時間毎(例えば、10ms毎)に検出するようになっている。なお、図3においては、1台のコントローラ40と、コントローラ40に接続された1台の研磨モジュール20のみ示しているが、実際には、複数台の研磨モジュール20が連結されたときには、1台のコントローラ40に複数台の研磨モジュール20が接続されるようになっている。
以上のような構成の研磨装置1において、スラリー供給装置15によりZ軸負方向から研磨部材21に向かってスラリーが供給された状態で、キャリア11により保持されたワーク5の被研磨面5sが研磨部材21の研磨面21sに当接されるとともにXYステージ24がXY方向に移動することによりワーク5の研磨加工が行われるようになっている。よって、例えば1辺の長さが50cmより小さい正方形のワークの研磨加工を行う場合は、上述した研磨モジュール20を1台だけ用いて研磨加工を行うことが可能である。しかし、例えば70cm×70cmの正方形のワークの研磨加工を行う場合は、研磨モジュール20単体では研磨加工を行うことはできず、図5(a)のように4台連結させる必要がある。さらに、例えば120cm×120cmの大きな正方形のワークの研磨加工を行う場合は、図5(b)のように9台連結させなければ研磨加工を実行することはできない。
上記のように、大型のワークの研磨加工を行う際には、研磨モジュール20を複数台連結させて、研磨モジュール20を連結させた後に研磨加工を行う。具体的には、係合孔27が設けられている研磨モジュール20の側面に対して、他の固定ピン26が設けられている研磨モジュール20の側面を対向させて、上記係合孔27に上記固定ピン26を係合させ各研磨モジュール20の固定ベース25の側面を接合させる。このように、係合孔27が設けられている側面に固定ピン26が設けられている側面を係合させることにより、研磨モジュール20を連結させていく。
上記のように連結された研磨モジュール20を用いて研磨加工を行う方法について以下で説明する。まず、オペレータが図示省略する入出力装置を操作することにより、ダミー研磨物がキャリア11により固定保持され、固定保持されたダミー研磨物が搬送機構10により搬送される。そして、押圧機構(図示せず)によりダミー研磨物が研磨面21sに押圧され、押圧された状態でXYステージ24を稼動させる。このように、ダミー研磨物の研磨を行うことにより研磨面21sの高さが均一化される。
研磨面21sの高さを均一化させた後、キャリア11により固定保持されたワークが搬送機構10により研磨面21sの上面に搬送され、押圧機構(図示せず)によりワークの被研磨面が研磨部材21の研磨面21sに押圧される。その状態でモータコントロール基板41から、X軸およびY軸サーボアンプ42a,42bに研磨モジュール20毎に同じ移動量の指令値が出力され、当該指令値に基づいてX軸モータ31およびY軸モータが駆動し、XYステージ24がXY方向に移動することにより被研磨面の研磨加工が行われる。ここで、本実施形態における歯車Gからなる移動機構(図示せず)を介したXYステージ24では、モータコントロール基板41から各研磨モジュール20に出力される指令値が同一でも、ギア間の遊びにより研磨モジュール20毎に全く同じ量だけ移動しなくなる問題が発生する場合がある。
上記のような問題に対し、本実施形態における研磨装置1では、X軸およびY軸モータに内蔵され、モータの回転量を検出可能なX軸およびY軸モータエンコーダ(図示せず)がモータの実回転量を検出するとともに、XYステージ24に取り付けられたX軸およびY軸リニアエンコーダ38,39がX軸およびY軸方向の実移動量を検出し、検出されたXYステージ24の実移動量はモータコントロール基板41に、検出された実回転量はサーボアンプ42a,42bに送信される。モータコントロール基板41は、上記の指令値に応じた移動量と検出された実移動量を研磨モジュール20毎に比較し、指令値に応じた移動量と実移動量に差異がある研磨モジュール20に対して、指令値を補正し補正後の指令値をサーボアンプ42a,42bに送信し、XYステージ24の移動量およびX軸モータ31およびY軸モータの回転量の補正を行う。このように、XYステージ24の移動量およびモータの回転量を補正しながら各研磨モジュール20のXYステージ24を移動させるようなフィードバック制御を行うため、研磨モジュール20毎に移動量が異なるような事態をなくすことができ、複数の研磨モジュール20の協調制御を確実に行うことができる。
以上、上述した本実施形態に係る研磨装置1においては、例えば、図5に示すように、大きなワークを研磨する際には、被研磨物の大きさに応じた数の研磨モジュール20を組み合わせ、組み合わせた研磨モジュール20を協調制御させることが可能になる。これにより、大きなワークの研磨加工を行う際にも、各種サイズのワークの研磨加工に対応させることができ、研磨装置自体に係る設計、製造、メンテナンスのコスト、そして、研磨布等の消耗品にかかるコストを低減させることができる。また、複数の研磨モジュール20を組み合わせることにより、研磨装置の大きさを研磨物の大きさに最適な大きさにすることができるので、研磨布等の消耗品にかかるコストを低減することができる。
なお、本実施形態に係る研磨装置1においては、上方(Z軸正方向)から見たときの形状が1辺が50cmの正方形である研磨モジュール20の例について説明したが、研磨モジュール20の大きさおよび形状はこれに限定されるものではない。
また、本実施形態においては、スラリーを研磨部材21の下方から上方(Z軸負方向からZ軸正方向)に供給する例について説明したが、スラリーの供給方法についてはこれに限られることなく、例えば、研磨部材21の上方から下方(Z軸正方向からZ軸負方向)にスラリーノズル等を介して供給するようにしてもよい。
そして、本実施形態においては、研磨部材21に供給されたスラリーは研磨モジュール20の外側から排出され、排出されたスラリーを下方で回収する例について説明したが、スラリーの回収方法はこれに限定されることはなく、例えば、図6(a)に示すように、Z軸上方向から見たときのシール22aの面積を、研磨部材21より若干大きくし、図6(b)に示すように、複数の研磨モジュール20を連結させたときに隙間17が形成されるようにし、この隙間17をスラリー排出路としてもよい。また、スラリー排出路の交点にZ軸方向に貫通させたスラリー排出孔18を設け、このスラリー排出孔18から下方にスラリーを排出するようにしてもよい。さらに、図6(c)の部分断面図のように、研磨部材21を面取りしてスラリー供給路がV字溝になるようにしてもよい。
さらに、本実施形態においては、複数の研磨モジュール20を連結させるための連結手段として固定ピン26及び係合孔を用いる例について説明したが、他の連結手段を用いてもよい。また、研磨モジュール20を連結させるときに研磨部材21の高さを合わせるため、固定ピン26および係合孔の高さを全て同じにするとともにダミー研磨物を用いて研磨面21sの高さを均一化する例について説明したが、これに限られず、例えば、テーブル23を上下方向に微調整可能な上下位置調整機構を設け、この上下位置調整機構により研磨モジュール20間の研磨部材21の高さを微調整できるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、ワーク5の被研磨面の形状が四角形である例について説明したが、四角形に限定されるものではなく、例えば、円形のワークを研磨する際にも本発明に係る研磨装置1を適用することができる。なお、この際には、孔部が円形になっている保持部材を用いてワークを固定保持するようにすればよい。
1 研磨装置
5 ワーク(研磨対象物)
11 キャリア(対象物保持機構)
15 スラリー供給装置(研磨液供給装置)
20 研磨モジュール
21 研磨部材
22 シール(モジュール連結手段)
24 XYステージ(研磨部材移動機構)
25 固定ベース(ベース部材)
26 固定ピン(モジュール連結手段)
27 係合孔(モジュール連結手段)
38 X軸リニアエンコーダ(移動量検出手段)
39 Y軸リニアエンコーダ(移動量検出手段)
40 コントローラ(制御機構)

Claims (4)

  1. ベース部材、研磨対象物を研磨するための研磨面を有した研磨部材、および前記ベース部材に設けられて前記研磨部材を移動可能に支持する研磨部材移動機構を備えた複数の研磨モジュールと、
    前記ベース部材に備えられ、複数の前記研磨モジュールのベース部材同士を互いの研磨面が同一平面上に並んで位置するように連結させて複数の前記研磨モジュールを一体に連結させるモジュール連結手段と、
    前記モジュール連結手段により複数の前記研磨モジュールを連結した状態で、同一平面上に並んで連結するこれら複数の研磨モジュールの研磨面と対向する状態で前記研磨対象物を保持する対象物保持機構と、
    前記モジュール連結手段により連結された複数の前記研磨モジュールの研磨部材移動機構を連動させて、前記複数の研磨モジュールの研磨面を研磨対象物の被研磨面に当接させた状態で、前記複数の研磨モジュールの研磨部材を前記被研磨面に沿って連動移動させて前記研磨部材により前記被研磨面を研磨するように制御する制御機構とを備えたことを特徴とする研磨装置。
  2. 連結された前記複数の研磨モジュールの研磨面を平坦化させるための平坦面を有する平坦化手段をさらに備え、
    前記制御機構は、前記モジュール連結手段により連結された複数の前記研磨モジュールの研磨部材移動機構を連動させて、前記複数の研磨モジュールの研磨面を前記平坦化手段の平坦面に当接させた状態で、前記複数の研磨モジュールの研磨部材を前記平坦面に沿って連動移動させて研磨することにより前記複数の研磨モジュールの研磨面を平坦化させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記研磨モジュールに設けられて前記研磨モジュールの研磨部材の移動量を検出する移動量検出手段をさらに備え、
    前記制御機構は、前記モジュール連結手段により連結された複数の研磨モジュールの研磨部材を研磨対象物の被研磨面に沿って目標移動量だけ連動移動させるように制御するとともに、各研磨モジュールの移動量検出手段により検出された前記研磨部材の移動量を検出し、研磨モジュールの移動量検出手段により検出された移動量と前記目標移動量が異なるときに、検出された移動量を前記目標移動量にするように補正して前記研磨モジュールの研磨部材を移動させるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の研磨装置。
  4. 前記複数の研磨モジュールの研磨部材に研磨を行うための研磨液を供給する研磨液供給装置をさらに備え、
    前記複数の研磨モジュールが、前記モジュール連結手段により、研磨モジュールの研磨面と他の研磨モジュールの研磨面の間に前記研磨液を流すための隙間を設けて連結されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の研磨装置。
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