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JP5305249B2 - 情報処理システム、携帯端末、連携サーバ、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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情報処理システム、携帯端末、連携サーバ、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報を収集して業務を行なうための情報処理技術に関する。
携帯端末を用いて情報を収集し、サーバと通信しながら業務を進める技術が特許文献1に開示されている。特に、特許文献1では、列車内で販売員が操作端末を操作して、無線LAN中継器を介してサーバにアクセスし、商品に関する情報をやり取りする技術が開示されている。
特開2004-64493号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の技術では、業務を行なうための操作端末を用いて通話やメッセージ送信などのコミュニケーションを行なうことができなかった。そのため、業務上の問題があって担当者に連絡したい場合には、その問題の所在を調べ、連絡先を調べ、固定電話や携帯電話を持ち出してダイヤルして初めて通話が可能となっており、非常に手間がかかっていた。
本発明は、上記従来技術の課題を解決することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るシステムは、
携帯端末と業務サーバと連携サーバとコミュニケーションサーバとを含む情報処理システムであって、
前記業務サーバは、前記携帯端末から入力された業務用ユーザIDを使用して、前記携帯端末からのリクエストに応じて、データベースを検索して前記携帯端末に業務情報を提供し、さらに、提供する前記業務情報に対応するコミュニケーション通信の相手先候補を特定し、
前記連携サーバは、前記携帯端末のユーザが前記業務サーバにログインした場合に、前記業務用ユーザIDをコミュニケーション用ユーザIDに変換すると共に、前記コミュニケーションサーバへのログインを代行して行ない、前記業務サーバが特定した前記相手先候補に対応するメッセージ送信先アドレスを決定し、
前記携帯端末は、
外部から情報を収集する情報収集手段と、
取得した業務情報を用いて業務作業を進めるため、前記業務サーバとの間で業務用データ通信を行なう業務クライアントアプリケーションと、前記業務クライアントアプリケーションによって呼び出され、前記コミュニケーション用ユーザIDと前記メッセージ送信先アドレスとの間で、前記コミュニケーションサーバを介して非定型のコミュニケーション通信を行なうコミュニケーションクライアントアプリケーションと、を記憶する記憶手段と、
前記業務クライアントアプリケーションと前記コミュニケーションクライアントアプリケーションを実行する処理手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯端末は、
業務サーバと連携サーバとコミュニケーションサーバと通信を行なう携帯端末であって、
前記業務サーバは、携帯端末から入力された業務用ユーザIDを使用して、前記携帯端末からのリクエストに応じて、業務情報を収集し、収集した情報を用いて業務作業を進めるため、前記携帯端末からのリクエストに応じて、データベースを検索して前記携帯端末に業務情報を提供し、さらに、提供する前記業務情報に対応するコミュニケーション通信の相手先候補を特定しつつ、業務用データ通信を行ない、
前記連携サーバは、前記携帯端末のユーザが前記業務サーバにログインした場合に、前記業務用ユーザIDをコミュニケーション用ユーザIDに変換すると共に、前記コミュニケーションサーバへのログインを代行して行ない、前記業務サーバが特定した前記相手先候補に対応するメッセージ送信先アドレスを決定し、
取得した業務情報を用いて業務作業を進めるため、前記業務サーバとの間で業務用データ通信を行なう業務クライアントアプリケーションと、前記業務クライアントアプリケーションによって呼び出され、前記コミュニケーション用ユーザIDから前記メッセージ送信先アドレスに対して、前記コミュニケーションサーバを介して非定型のコミュニケーション通信を行なうコミュニケーションクライアントアプリケーションと、を記憶する記憶手段と、
前記業務クライアントアプリケーションと前記コミュニケーションクライアントアプリケーションを実行する処理手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る連携サーバは、
携帯端末と業務サーバとコミュニケーションサーバと通信を行なう連携サーバであって、
前記業務サーバは、前記携帯端末から入力された業務用ユーザIDを使用して、前記携帯端末からのリクエストに応じて、前記携帯端末に業務情報を提供し、さらに、提供する前記業務情報に対応するコミュニケーション通信の相手先候補を特定し、
前記連携サーバは、前記携帯端末のユーザが前記業務サーバにログインした場合に、前記業務用ユーザIDをコミュニケーション用ユーザIDに変換すると共に、前記コミュニケーションサーバへのログインを代行して行ない、前記業務サーバが特定した前記相手先候補に対応するメッセージ送信先アドレスを決定する
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
携帯端末と業務サーバと連携サーバとコミュニケーションサーバとを用いた情報処理方法であって、
前記業務サーバが、前記携帯端末から入力された業務用ユーザIDを使用し、前記携帯端末からのリクエストに応じて、データベースを検索して前記携帯端末に業務情報を提供し、さらに、提供する前記業務情報に対応するコミュニケーション通信の相手先候補を特定する特定ステップと、
前記携帯端末のユーザが前記業務サーバにログインした場合に、前記連携サーバが、前記業務用ユーザIDをコミュニケーション用ユーザIDに変換すると共に、前記コミュニケーションサーバへのログインを代行して行ない、前記業務サーバが特定した前記相手先候補に対応するメッセージ送信先アドレスを決定する決定ステップと、
取得した業務情報を用いて業務作業を進めるため、前記業務サーバとの間で業務用データ通信を行なう業務クライアントアプリケーションと、前記コミュニケーション用ユーザIDから前記メッセージ送信先アドレスに対して、前記コミュニケーションサーバを介して非定型のコミュニケーション通信を行なうコミュニケーションクライアントアプリケーションと、を前記携帯端末が実行する処理ステップと、
を含むことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、携帯端末と業務サーバと連携サーバとコミュニケーションサーバとを制御する情報処理プログラムであって、
前記業務サーバが、前記携帯端末から入力された業務用ユーザIDを使用し、前記携帯端末からのリクエストに応じて、データベースを検索して前記携帯端末に業務情報を提供し、さらに、提供する前記業務情報に対応するコミュニケーション通信の相手先候補を特定する特定ステップと、
前記携帯端末のユーザが前記業務サーバにログインした場合に、前記連携サーバが、前記業務用ユーザIDをコミュニケーション用ユーザIDに変換すると共に、前記コミュニケーションサーバへのログインを代行して行ない、前記業務サーバが特定した前記相手先候補に対応するメッセージ送信先アドレスを決定する決定ステップと、
取得した業務情報を用いて業務作業を進めるため、前記業務サーバとの間で業務用データ通信を行なう業務クライアントアプリケーションと、前記コミュニケーション用ユーザIDからから前記メッセージ送信先アドレスに対して、前記コミュニケーションサーバを介して非定型のコミュニケーション通信を行なうコミュニケーションクライアントアプリケーションと、を前記携帯端末が実行する処理ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、業務作業を行ないつつ、必要な相手に対するコミュニケーションを迅速かつ効果的に確立することが可能となる。
本発明の第1実施形態としての情報処理システムの概要を示す図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理システムの概要を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理システムの機能構成を示す図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理システムの、ログイン時の処理の流れを示す図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理システムの、連携サーバ内のユーザ情報部に登録された情報を示す図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理システムの、通話開始時の処理の流れを示す図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理システムの、メッセージ送信時の処理の流れを示す図である。 本発明の第1適用例における画面遷移例を示す図である。 本発明の第1適用例における画面遷移例を示す図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理システムの、テキストメッセージサーバ内の定型メッセージデータを示す図である。 本発明の第2適用例における画面遷移例を示す図である。 本発明の第3実施形態としての情報処理システムの、ログイン時の処理の流れを示す図である。 本発明の第4実施形態としての情報処理システムの、通話開始時の処理の流れを示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態としての情報処理システム1の概要を示す図である。図1において、情報処理システム1は、情報収集部11と第1通信部12と第2通信部13と連携部20とを含む。ここで、情報収集部11は、外部から情報を収集する。第1通信部12は、収集した情報を用いて業務作業を進めるための業務用データ通信を行なう。第2通信部13は、音声又はテキストメッセージによる非定型のコミュニケーション通信を行なう。更に連携部20は、第1通信部と前記第2通信部との間の連携を行なう。
図1に示すように情報収集部11、第1通信部12、第2通信部13が、携帯端末10内に設けられていることは好適である。一方、連携部20は、携帯端末10内で第1通信部12と第2通信部13の連携を行なってもよい。また、第1通信部12が通信を行なう業務サーバ30と第2通信部13が通信を行なうコミュニケーションサーバ40との間で連携を行なうことによって間接的に第1通信部12と第2通信部13とを連携させてもよい。また、連携部20が、連携サーバとして、業務サーバとコミュニケーションサーバとの間の連携処理を行なうことも好適である。
以上の構成により、情報収集部11及び第1通信部12を用いて業務用のデータ通信を行ないながら、連携して音声やテキストメッセージによるコミュニケーションを行なうことが可能となり、ユーザが非常に効果的、効率的に業務を遂行できるという効果がある。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態としての情報処理システム2の概要を示す図である。図2に示す情報処理システム2は、複数の携帯端末100がネットワーク300を介して業務サーバ210、連携サーバ220、テキストメッセージサーバ230、及び音声サーバ240に接続された構成となっている。携帯端末100は物品50に付されたバーコードやRFIDなどのタグ51を読みとる機能を備えており、収集した情報を用いて、業務サーバ210にアクセスし、必要な情報を取得する。
図3は、携帯端末100の内部構成を示す図である。携帯端末100は、CPU101、ROM102、通信制御部103、RAM104、記憶部105、出力インタフェース106、表示部107、スピーカ108、及び入力部110を備えている。CPU101は中央処理部であって、様々なプログラムを実行することにより携帯端末100全体を制御する。
ROM102は、リードオンリメモリであり、CPU101が最初に実行すべきブートプログラムの他、各種パラメータ等を記憶している。また、通信制御部103は、ネットワークを介した各種サーバとの通信を制御する。RAM104は、ランダムアクセスメモリであり、プログラムロード領域141、画面情報記憶領域142、各種データ記憶領域143等を有している。また、記憶部105には、業務クライアント(アプリケーション)120及びコミュニケーションクライアント(アプリケーション)130が格納されている。
一方、CPU101が実行したプログラムに関する画像及び音声は、出力インタフェース106を介して表示部107に表示され、スピーカ108から出力される。
また、入力部110は、リーダ111、キーパッド112、タッチパネル113、マイク114及びこれらからの入力をCPU101に渡す入力インタフェース115を含む。ここではリーダ111は、一例としてバーコードリーダとするが、RFIDタグリーダなどでもよい。
図4は、本実施形態に係る情報処理システム2の機能構成を示す図である。図4に示すように、携帯端末100は、入力部110の他、業務クライアント120とコミュニケーションクライアント130とを含んでいる。
更に、業務クライアント120は、業務画面中にコミュニケーション情報(例えば着信履歴の有無を示す情報やテキストメッセージを受信した旨の情報)を表示するためのコミュニケーション情報表示部121を備えている。また、業務クライアント120は、業務サーバ210との間で業務処理を行なう業務処理部122と、コミュニケーションクライアント130内の機能を呼び出すコミュニケーション機能呼出部123とを備えている。
またコミュニケーションクライアント130は、各種コミュニケーション機能部131と、コミュニケーション画面表示部132とを備えている。コミュニケーション機能部131は、電話制御機能、電話機能、新着表示制御機能、着信表示制御機能、メッセージ表示制御機能、電話設定制御機能などを含む。
以上のような構成の携帯端末100に対して、業務サーバ210は、業務処理部211、ユーザデータベース212、コミュニケーション機能呼出部213を含む。ここでユーザデータベース212は、業務サーバ210にログインして業務作業用のサービスを受けることのできるユーザを登録するためのものである。具体的には、ユーザIDとパスワードが登録されている。
また、連携サーバ220は、表示画面生成部221とユーザ情報部222とを有する。表示画面生成部221は、携帯端末100の表示部107に対して表示すべき画面を生成し、携帯端末100に送信する。その際、業務システム(業務クライアント120と業務サーバ210)とコミュニケーションシステム(コミュニケーションクライアント130とテキストメッセージサーバ230及び音声サーバ240)とが連携して動作する画面を生成する。
一方、テキストメッセージサーバ230は、ユーザデータベース231、テキストメッセージデータベース232、メッセージ引用部233、メッセージ作成部234を含む。ここでユーザデータベース231は、テキストメッセージサーバ230にログインして業務作業用のサービスを受けることのできるユーザを登録するためのものである。具体的には、ユーザIDとパスワードが登録されている。メッセージ引用部233は、業務内容に応じた定型メッセージなどを記憶している。
表示画面生成部221は、例えば、業務処理用の画面に重ねて表示するための、テキストメッセージ生成画面を、ユーザ情報部222から読出したユーザ情報やメッセージ引用部233から受け取った定型メッセージなどを用いて生成する。
音声サーバ240は例えばSIPサーバであって、発信機能の他、ログインして音声コミュニケーションサービスの提供を受けることのできるユーザを登録するユーザデータベース241を含む。
図5は、本実施形態に係る情報処理システム2のログイン時の処理の流れを示す図である。ログイン時には、まず携帯端末100の業務クライアント120を起動し、ユーザIDとパスワードを入力する。これらの情報は業務処理部122から業務サーバ210内の業務処理部211に渡され、業務処理部211がユーザデータベース212を参照することにより認証を行なう。認証の結果、予め登録されたユーザであることが確認できれば、業務処理部211は、業務処理部122にその旨を通知する(S51)。
業務処理部122は、次に、コミュニケーション機能呼出部123に他のサーバにもログインすべき旨を伝える(S52)。コミュニケーション機能呼出部123は、コミュニケーションクライアント130内の各種コミュニケーション機能部131に対し、テキストメッセージサーバ230及び音声サーバ240にログインすべき旨を伝える。各種コミュニケーション機能部131は、元々連携サーバ220、テキストメッセージサーバ230、音声サーバ240のアドレスを保有しており、まず、連携サーバ220にアクセスして、業務サーバ用ユーザIDからの変換を行なう。具体的には、連携サーバ220に保存されているテーブル600(図6)を用いて、業務サーバ用ユーザIDを、テキストメッセージサーバ用ユーザID及び音声サーバ用ユーザIDに変換する(S54)。各種コミュニケーション機能部131は、変換して得たユーザIDを用いて、テキストメッセージサーバ230及び音声サーバ240にログインする(S55)。
図6に示すテーブル600は、業務サーバ210を利用するユーザを新規に登録する際に更新される。つまり、業務サーバ210に対してユーザを新規登録する際に、テキストメッセージサーバ230及び音声サーバ240のそれぞれに対するユーザIDを同時に登録することが望ましい。また更に、テーブル600に示すように、その登録ユーザが携帯端末100を使用する場合には、その携帯端末100を特定する情報を、テーブル600に加えることが望ましい。図6では、携帯端末情報をIPアドレスで示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、端末を識別するための特別な識別情報でもよい。また更に、携帯端末100ではない通信端末を用いて業務サーバ210にログイン中のユーザについて、その通信端末の識別情報を登録してもよい。なお、図6では、ユーザIDとして、数字と英文字からなる文字列を使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ユーザの氏名でもよい。特に音声サーバ用ユーザIDとしてSIP−URIが登録される例を示しているが、これも電話番号のような数字のみからなる文字列でもよい。また、ユーザIDに紐付けて、ユーザの個人情報(氏名や電話番号や住所など)を別途登録してもよい。
[通話開始時の処理の流れ及び第1適用例]
図7は、本実施形態に係る情報処理システム2の通話開始時の処理の流れを示す図である。まず、携帯端末100の業務クライアント120を起動し、図5で説明したログイン処理を行なった後、入力部110を用いて、外部から情報を収集する(S71)。例えば、第1適用例として在庫検索業務を例に取ると、図9の画面901を表示する。これに対してユーザは、バーコードリーダ111を用いて、在庫確認を行ないたい製品に付されたバーコードを読みとる。収集された情報(例えば製品番号)は、業務クライアント120から業務サーバ210の業務処理部211に送られる(S72)。業務処理部211は、受け取った情報をもとに、不図示のデータベースなどを検索して、業務情報(例えばその製品の仕様)を導き、業務クライアント120に送り返す。その結果、例えば、図9の画面902に示すように携帯端末100の表示部107に表示される。更に、この画面で検索したい仕様が選択され、「検索」ボタンが押されると、業務サーバ210は、その旨を受け取って、不図示のデータベースなどを参照し、具体的な在庫検索処理を行なう。つまり、どの店舗にどのような在庫が存在するかを示した在庫データベースを検索して、求める仕様の製品がどの店舗にどれだけ存在するかを導き出す。その結果は再度携帯端末100に送られ、図9の画面903に示すように携帯端末100の表示部107に表示される。
業務サーバ210が導き出した業務情報に、通話による問い合わせ先が紐付けられている場合には、その問い合わせ先を表わす文字又は画像を、業務情報と共に、業務処理部122に返す。図9の例では、画面903における「渋谷店」「池袋店」「新宿店」「渋谷店」のボタンが、問い合わせ先を表わしており、それらの店舗名が、問い合わせ可能先として携帯端末100に送られる。ここでそれぞれのボタンに紐付けて各店舗の連絡先情報(電話番号など)を携帯端末100に送ってもよいが、本実施形態では、そのような連絡先情報は送らずに単にボタンを識別する情報のみ(例えばボタン1は渋谷店、ボタン2は池袋店など)を送る。このように、携帯端末100に、電話番号などの具体的な連絡先情報を送らないことにより、情報漏洩などの問題を回避できる。
図7に戻り、画面903のような業務情報表示画面に対し、通話による問い合わせのトリガーとなる操作を受け付けると、業務処理部122は、コミュニケーション機能呼出部123にその旨を通知する(S73)。次に、コミュニケーション機能呼出部123は、コミュニケーションクライアント130の各種コミュニケーション機能部131を呼び出す(S74)。図9の例で言えば、「渋谷店」のボタンが選択されると、「渋谷店」への通話開始を要求する旨が各種コミュニケーション機能部131に渡される。この時、同時に、「サイズ23、白の製品AAAA」といった業務情報(製品情報)が業務処理部122からコミュニケーション機能呼出部123を介して各種コミュニケーション機能部131に渡される。
各種コミュニケーション機能部131は、相手先を指定した通話開始要求(及び必要であればその通話の目的となる業務情報)と、携帯端末100自体を識別する情報(例えば業務サーバ用ユーザIDなど)とを、連携サーバ220に送信する(S75)。
連携サーバ220は、送られてきた通話相手先(例えば渋谷店)を用いて、ユーザ情報部222を参照し、その通話相手先に紐付けられた音声サーバ用ユーザIDを導き出す。例えば、図6のテーブル600に示したようなSIPアドレスを導き出す。同様に、携帯端末100自体を識別する情報を用いて、携帯端末100の音声サーバ用ユーザID(例えばSIPアドレス)を導き出す。
導き出された2つの音声サーバ用ユーザID(及び必要であれば業務情報)は、音声サーバ240に渡される(S76)。そして、音声サーバ240は、それらの音声サーバ用ユーザIDが、ログイン中のユーザのユーザIDであることをユーザデータベース241を確認した上で、相手側に発呼し、通話を開始する。
図9の例では、発呼側の携帯端末100において画面904を表示し、業務情報についての問い合わせのための発呼を行なうか、テキストメッセージを生成するかユーザに問い合わせる。この時、「Call」ボタン941が選択されると、発呼を開始する。「戻る」ボタン942が選択されると、、コミュニケーションクライアント130の処理を中止して、業務クライアント120と業務サーバ210との間の処理(S72)に戻る。
一方、渋谷店の携帯端末100では、銀座店の携帯端末100から着信があると、画面905に示すように、問い合わせ内容を明確にした着信メッセージを表示する。ここで、「Answer」ボタン951を選択すると、返答を行ない、音声通話が開始される。一方、返答を行なわなかった場合には、画面906のように、どのような内容の着信があったかを、表示する。ここで「Call」ボタン961を選択すると、発信元としての銀座店への発呼を開始する。
以上のように、携帯端末100のユーザは、非常に容易に業務上の問い合わせ先に対して通話を開始することができる。その場合、電話番号を調べる必要も無く、業務情報として表示された相手先を指定するのみで足りる。また、本実施形態では連携サーバ220が全ての個人情報を管理するため、携帯端末100には電話番号やSIPアドレスなどの重要情報が送られることはなく、情報漏洩の危険を無くすことができる。
以上のように、業務クライアント120は、携帯端末100の表示部107に対して、業務情報と共に通話開始のトリガーとなる情報を表示して、ユーザの操作を受け付け可能とする。これにより、業務システムとコミュニケーションシステムとが適切に連携し、ユーザの操作負担を格段に軽減することが可能となる。
[テキストメッセージ送信時の処理の流れ及び第1適用例]
次に、図8を参照してテキストメッセージ送信時の処理の流れについて説明する。まず、携帯端末100の業務クライアント120を起動し、図5で説明したログイン処理を行なった後、入力部110を用いて、外部から情報を収集する(S81)。例えば、在庫検索を例に取ると、通話開始時と同様に図9の画面901を表示する。これに対してユーザは、バーコードリーダ111を用いて、在庫確認を行ないたい製品に付されたバーコードを読みとる。収集された情報(例えば製品番号)は、業務クライアント120から業務サーバ210の業務処理部211に送られる(S82)。業務処理部211は、受け取った情報をもとに、不図示のデータベースなどを検索して、業務情報(例えばその製品の仕様)を導き、業務クライアント120に送り返す。
その結果、例えば、図9の画面902に示すように携帯端末100の表示部107に表示される。更に、この画面で検索したい仕様が選択され、「検索」ボタンが押されると、業務サーバ210は、その旨を受け取って、不図示のデータベースなどを参照し、具体的な在庫検索処理を行なう。その結果は再び、携帯端末100に送られ、図9の画面903が携帯端末100の表示部107に表示される。
ここで、問い合わせ対象又は問い合わせ相手を指定して、テキストメッセージの送信を選択すると、業務処理部122は、コミュニケーション機能呼出部123にその旨を通知する。コミュニケーション機能呼出部123は、コミュニケーションクライアント130の各種コミュニケーション機能部131を呼び出す。
図9の例で言えば、「渋谷店」のボタンが選択されると、「渋谷店」へのテキストメッセージ送信を要求する旨が各種コミュニケーション機能部131に渡される。この時、同時に、「サイズ23、白の製品AAAA」といった業務情報(製品情報)が業務処理部122からコミュニケーション機能呼出部123を介して各種コミュニケーション機能部131に渡される。
各種コミュニケーション機能部131は、宛先を指定したメッセージ送信要求、業務情報、及び、携帯端末100自体を識別する情報(例えば業務サーバ用ユーザIDなど)を、連携サーバ220に送信する(S85)。
連携サーバ220は、宛先(例えば渋谷店)を指定したメッセージ送信要求を受け取り、ユーザ情報部222を参照し、その宛先に紐付けられたメッセージサーバ用ユーザIDを導き出す。同様に、携帯端末100自体を識別する情報を用いて、携帯端末100のメッセージサーバ用ユーザIDを導き出す。導き出された情報は、表示画面生成部221に渡される。表示画面生成部221は、それらの情報を用いて、テキストメッセージサーバ230から、定型メッセージを読み出し(S87)、業務情報と組み合わせて、メッセージを生成し、コミュニケーション画面表示部132に返す(S88)。テキストメッセージサーバ230には、図11に示すようなテーブル1401が元々用意されており、業務情報や送信元ユーザ情報や送信元又は宛先の位置情報などを元に、どの定型テキストメッセージを用いるべきか判断する。定型テキストメッセージには、状態フラグが付加されており、例えば、「緊急」、「回答要」、「回答不要」などメッセージの属性が紐付けられている。これらの属性を付加した定型メッセージを宛先に送ることにより、宛先では、そのメッセージがどのような属性を持つものなのか容易に判断可能となる。
図10を用いて具体的に説明すると、画面903に示したような在庫検索結果を表示する画面で宛先を指定すると、携帯端末100において例えば画面1001が表示され、この時点でテキストメッセージボタン1011が選択可能となる。テキストメッセージボタン1011が選択されると、連携サーバ220及びテキストメッセージサーバ230を介して、画面1002に示すメッセージ文が生成され、携帯端末100において表示される。送信元、宛先は、携帯端末100において指定されたものであり、「題名、製品名、仕様(ここではサイズ及び色)」は業務情報から導き出されたものである。また、本文「在庫ありますか?Yes No 在庫が少ない場合 在庫数:」については、テキストメッセージサーバ230において予め用意されたものである。後は、ユーザが送信ボタン1021を選択するだけで、在庫確認のメッセージを送信する(S89、S90、S91)。送信後は、テキストメッセージ生成前の在庫検索結果の画面1003に戻る。このように、業務サーバ210及びテキストメッセージサーバ230が連動することにより、メッセージ送信時の作業負担を極めて小さくすることができる。
一方、メッセージを受信した端末では、業務システムを実行したまま、メッセージを受信できる。例えば、図10の例では、画面1004のように業務作業画面の一部にメッセージ受信アイコン1041を表示するように連携サーバ220及びコミュニケーション情報表示部121が処理を行なう。メッセージの属性(緊急か否か、返答が必要か否か)によってメッセージ受信アイコン1041の表示態様を変えてもよい。例えば、通常はメッセージ受信アイコン1041を黒色で表示し、緊急メッセージを受信した場合にはメッセージ受信アイコン1041を赤色で表示するなどの方法がある。業務作業が一段落してメッセージ確認をする際には、ユーザは、メッセージ受信アイコン1041をクリックする。
携帯端末100においてメッセージオープン操作が行なわれると、着信メッセージを表示する。本実施形態では、受信した定型メッセージがそのまま返答用メッセージになっているため、「はい」、「いいえ」及び数値など、必要な事項を記入して返信すれば、応答作業を格段に軽減することができる。
例えば図10では、画面1004のメッセージ受信アイコン1041のクリックにより、画面1005が表示される。この時点で、在庫確認対象及び宛先を指定した返答用メッセージが表示される。ここで、在庫の有無(Yes,No)と、必要ならば在庫数(ここでは3)を記入すれば返信可能となる。返信後は、元の業務画面1005(メッセージ受信アイコン1041はなくなる)に戻る。
なお、本実施形態では業務情報を、携帯端末100経由でテキストメッセージサーバ230に送っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、業務サーバ210が携帯端末100を特定した業務情報をテキストメッセージサーバ230に送ってもよい。その場合、テキストメッセージサーバ230は、業務サーバ210からの業務情報に基づいて定型メッセージを選択し、連携サーバ220の表示画面生成部221に送信すればよい。
以上のように本実施形態では、音声サーバやテキストメッセージサーバへのアクセスを開始するトリガーとなる機能を業務クライアントに埋め込んだ。より具体的には、業務クライアントが携帯端末に表示するGUIにおいて、「通話」や「メッセージ作成」ボタンなどを表示し、業務作業中に、具体的に相手を認識したり指定したりしなくても必要な相手とコミュニケーションを行なうことができる。
[第2適用例]
図12を用いて、本実施形態に係る情報処理システム2を医療現場に適用した場合の具体例について説明する。
まず、薬剤師の携帯端末にて処方箋の確認を行なった場合、画面1201が薬剤師携帯端末に表示される。ここで、投薬履歴ボタンを選択すると、画面1202に移り、過去に投薬された内容が表示される。画面1201又は画面1202で投薬処理ボタンが選択されると、画面1203が表示され、投薬処理に移る。具体的には、処方箋に記載された各薬剤について、薬剤に付されたバーコードを読み取ることにより、患者に出したこと(処理済み)を入力する。
このような投薬処理の段階で、出された薬剤について疑問がある場合には、照会ボタンを選択して、画面1204に移る。この時点で、照会を行ないたい薬剤を指定して、音声発信を選択すると、発呼が行なわれ、担当医師が所持する携帯端末に画面1205が表示される。このとき、業務情報も同時に送信することにより、医師は、どのような問い合わせが来ているのか、一目で把握できるようになる。医師は、応答できる状況であれば応答して、適切なアドバイスを薬剤師に送る。この具体例の場合であれば、DEF剤の量が5錠から10錠に増えていることについて、説明を行なうことができる。
一方、メール送信の場合には、医師の携帯端末に画面1206が表示される。この時、送信元、宛先については連携サーバ220が業務情報に基づいて読出す。更に、業務クライアント120又は業務サーバ210からの情報に基づいて、連携サーバ220がテキストメッセージサーバ230から読出した定型メッセージを加工してメッセージ本文を生成する。このメッセージ本文は、項目の選択又は数値の入力のみで返信可能な構成となっている。本適用例の場合、DEF剤の量が5錠から10錠に増えていることについて確認して問題なしと返答することができる。薬剤師側では医師からの返答を受けて安心して投薬処理を行なうことができる。
以上のように本実施形態を医療現場に適用し、投薬処理や検査結果などをチェックすることで医療過誤防止と処置迅速化とを実現することができる。例えば、患者と、投与する薬双方をスキャンし、ケアレスミスによる医療ミスを防止することができる。患者の検査結果、投与記録を携帯端末で入力し、サーバにアップロードすることで、リアルタイムに情報を伝達し、現場で共有することができる。また、携帯端末に位置特定機能を付加すれば、医療スタッフの所在地をナースステーション等で確認でき、これによりスタッフの効率配置、呼び出しの効率化を実現できる。さらに、データを活用して、医療スタッフ間でのコミュニケーションの向上を図ることもできる。上述したように、携帯端末でスキャンしたデータ(検査結果、投薬結果)をもとに医療スタッフ間で相談することで、対応時間の削減、医療ミスの低減を図ることができる。さらには、医療スタッフへの全員周知事項をテキストメッセージの一斉同報で展開することもできる。
[その他の具体的適用例]
(店舗業務)
店舗業務においては業務システムを応用することで以下の用途に利用できる。
(1)商品の在庫数や在庫位置などを携帯端末によりサーバから取得。
(2)作業指示情報などをサーバから取得。
(3)発注処理情報をサーバに送信。
(4)発注状況情報をサーバから取得。
(5)常に携帯端末(従業員)の現在位置をサーバに通知
更に、店舗業務において業務システムと連携したコミュニケーションシステムを以下の用途に利用できる。
(1)本日の注意事項などをテキストメッセージで一斉通知。
(2)商品検索などでの商品情報をバーコードで読み取りテキストメッセージで送信。
(3)他店舗に在庫が存在する場合、他店舗の担当者へ在庫商品の状況確認を電話で実施。その際、商品情報を相手に知らせるために、品番をバーコード等で取得しテキストメッセージ送信。在庫商品の確保と納期確認を電話や携帯端末によるシステムへのアクセスで実施。
(4)システムだけでは理解できない不明点や現場でのアクシデント発生時に音声で連絡。
(5)商品知識の乏しいアルバイトが陳列場所や在庫有無について、バックヤードの有識者に電話にて確認。商品情報や関連URLをアルバイトの携帯端末にテキスト送信。
(6)迷子情報や関連URL情報をテキストメッセージにて一斉同報送信
(7)迷子らしき人を発見した際、電話やテキストにて管理者に連絡。同時に管理者に現在位置を通知。その人が目的の迷子かを電話やカメラにて本人確認を実施。
(8)現在混雑していない売り場従業員に対し、特売により混雑が予想されるある売り場に対するヘルプ要請を電話やテキストメッセージにて通知。OK/NGの返答を電話やテキストメッセージにて通知。
以上のような利用シーンによれば、店舗において、適切ですばやいお客様対応による顧客満足度向上及び在庫確認や発注等の業務連携による業務効率向上を図ることができる。また、能力に差がある従業員をサポートすることで等価的に全従業員の質を高め、顧客満足度を向上させることができる。
(倉庫業務)
倉庫業務においては業務システムを応用することで以下の用途に利用できる。
(1)スキャナ機能を使って入荷物品と伝票とを確認し、検品作業。
(2)他倉庫の在庫をリアルタイムに現場で確認。
(3)出庫する物品のバーコードを読み取り、出庫情報の取得、出荷管理。
(4)倉庫内の格納場所にバーコードをつけておき、バーコードを読むことで入庫物品と格納場所を対応付けて管理。
更に、倉庫業務において業務システムと連携したコミュニケーションシステムを以下の用途に利用できる。
(1)入庫作業時や検品時、数量不足や破損などを発見したとき即座に音声で管理者へ連絡。スキャナで読み込んだ物品の情報をテキストメッセージで付加。
(2)現場作業者への音声指示。
(3)在庫不足時に発注は音声、さらにデータで物品情報を付加して送信。
以上のような利用シーンによれば、格納管理や在庫管理、ピッキングの容易性向上、発注ミスの低減を図ることができる。
(フィットネスセンター)
フィットネスセンターにおいて業務システムを応用することで以下の用途に利用できる。
(1)インストラクターが携帯端末を携帯して、利用者はバーコードが付されたリストバンドを身につける。携帯端末でバーコードを読み込み、習熟度や健康状態をサーバから入手。機器の使用方法や負荷について、適切なアドバイスを行う。
(2)施設予約、予約確認をサーバに問い合わせて、利用情報を利用者に提供する。
更に、フィットネスセンターにおいて業務システムと連携したコミュニケーションシステムを以下の用途に利用できる。
(1)未熟なインストラクターは、熟練インストラクターに通話し、適切なアドバイスをしてもらう。
また、機器に携帯端末を接続して、利用者が自ら携帯端末を使用できるようにしてもよい。以上のような利用シーンによれば、フィットネスセンターは、きめ細かいサービスを利用者に提供することが可能となる。
(第3実施形態)
図13を用いて、本発明の第3実施形態としての情報処理システムについて説明する。情報処理システム自体の構成については、第2実施形態とほぼ同様であるため、同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態では第2実施形態と異なり、連携サーバ220がログイン処理部223を備えている。ログイン処理部223は、携帯端末100のログイン処理時に、テキストメッセージサーバ230及び音声サーバ240に対して、代行してログイン処理を行なう。
ログイン時には、まず携帯端末100の業務クライアント120を起動し、ユーザIDとパスワードを入力する。これらの情報は業務処理部122から業務サーバ210内の業務処理部211に渡され、業務処理部211がユーザデータベース212を参照することにより認証を行なう。認証の結果、予め登録されたユーザであることが確認できれば、業務処理部211は、業務処理部122にその旨を通知する(S131)。
業務処理部211は、次に、ログイン処理部223に、携帯端末100のユーザの業務サーバ用ユーザIDと共に、そのユーザによる業務サーバ210へのログインが完了したことを伝える(S132)。ログイン処理部223は、受け取ったログイン情報(業務サーバ用ユーザID)を用いてユーザ情報部222を参照し、各種ユーザIDへの変換を行なう。具体的には、連携サーバ220に保存されているテーブル600(図6)を用いて、業務サーバ用ユーザIDを、テキストメッセージサーバ用ユーザID及び音声サーバ用ユーザIDに変換する(S133)。ログイン処理部223は、変換して得たユーザIDを用いて、テキストメッセージサーバ230及び音声サーバ240にログインする(S134)。
以上のようにログイン処理を行なうことにより、携帯端末100内部に個人情報を記憶する必要がなくなり、セキュリティ上の安全性を高めることが可能となる。また、携帯端末100と各種サーバとの通信頻度を下げることができるため、通信リソースを有効に使用することができる。
(第4実施形態)
図14を用いて、本発明の第4実施形態としての情報処理システムについて説明する。情報処理システム自体の構成については、第2実施形態とほぼ同様であるため、同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態では第2実施形態と異なり、コミュニケーション機能呼出部123は、業務サーバ210のコミュニケーション機能呼出部213にコミュニケーションの開始要求を通知する。具体的な処理の流れについて以下に説明する。
まず、図9の画面903のような業務情報表示画面に対し、通話による問い合わせのトリガーとなる操作を受け付けると、業務処理部122は、コミュニケーション機能呼出部123にその旨を通知する(S73)。次に、コミュニケーション機能呼出部123は、コミュニケーションクライアント130ではなく、業務サーバ210のコミュニケーション機能呼出部213にコミュニケーションの開始要求を通知する(S144)。
コミュニケーション機能呼出部213は、この要求を受けて、発信元情報と発信先情報と(例えば銀座店と渋谷店といった情報)を音声サーバ240に送信する。音声サーバ240は、これらの情報を連携サーバ220に送信し、図6に示したユーザ情報部222内のテーブル600を参照して、音声サーバ用ユーザIDを求める。発呼側及び着呼側の音声サーバ用ユーザIDは、音声サーバ240に渡され、それぞれに発呼して接続することによって通話を可能とする(S147)。
以上の通り、本実施形態によれば、携帯端末が「この業務に関連するコミュニケーションを取りたい」とリクエストするだけで、「相手先の特定」及び「発呼処理」を全てサーバ側で行なう。この場合、携帯端末は一時的にすら個人情報を保有しないことになり、たとえ紛失したりしても、携帯端末からの情報の漏洩を心配する必要がない。もちろん必要なメモリも小さくできる。
業務システムの場合、一般的な携帯電話やスマートフォンと大きく異なり、不特定多数の作業員(ノンプロパー就業者など)で1つの携帯端末を共有する。つまり、携帯端末のユーザは固定されず、入れ替わりの頻度も高いと予想される。このため、携帯端末内にコミュニケーションの相手先の情報を一時的にも全く持たないことが重要であるため本実施形態は非常に大きな効果を奏することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステム又は装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、単体の装置に適用しても良い。さらに、本発明は、上記実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、或いはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の範疇に含まれる。
[実施形態の他の表現]
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
外部から情報を収集する情報収集手段と、
収集した情報を用いて業務作業を進めるため、業務用データ通信を行なう第1通信手段と、
音声又はテキストメッセージによる非定型のコミュニケーション通信を行なう第2通信手段と、
前記第1通信手段と前記第2通信手段との間の連携を行なう連携手段と、
を備えたことを特徴とする情報処理システム。
(付記2)
前記連携手段は、前記携帯端末内部に設けられ、
前記第1通信手段による業務用データ通信中に、前記第2通信手段による前記コミュニケーション通信を開始させるコミュニケーション機能呼出手段であることを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記情報収集手段、前記第1通信手段及び前記第2通信手段を備えた携帯端末と、
前記第1通信手段に対して業務情報を提供する業務サーバと、
前記第2通信手段との間でコミュニケーション通信を実行するコミュニケーションサーバと、
を備えたことを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記連携手段は、前記業務サーバと前記コミュニケーションサーバとを連携させる連携サーバであることを特徴とする付記3に記載の情報処理システム。
(付記5)
前記連携サーバは、前記業務サーバが管理するユーザIDと、前記コミュニケーションサーバが管理するユーザIDとの関連づけを行なうことを特徴とする付記4に記載の情報処理システム。
(付記6)
前記コミュニケーションサーバとして、音声サーバ及びテキストメッセージサーバを含むことを特徴とする付記4又は5に記載の情報処理システム。
(付記7)
前記携帯端末のユーザが前記業務サーバにログインした場合に、前記連携サーバが、前記業務サーバへのログイン情報に基づいて、前記コミュニケーションサーバへのログインを代行して行なうことを特徴とする付記3乃至6の何れかに記載の情報処理システム。
(付記8)
前記業務サーバが、前記業務情報を提供するに際して、前記コミュニケーション通信の相手先を特定することを特徴とする付記3乃至7の何れかに記載の情報処理システム。
(付記9)
前記コミュニケーションサーバが、前記業務サーバから提供された前記業務情報を用いて、前記コミュニケーション通信の相手先を特定することを特徴とする付記3乃至7の何れかに記載の情報処理システム。
(付記10)
前記連携手段が、前記業務サーバから提供された前記業務情報を用いて、前記コミュニケーション通信の相手先を特定することを特徴とする付記3乃至7の何れかに記載の情報処理システム。
(付記11)
前記第1通信手段は、前記業務用データ通信を行なうための画面と前記コミュニケーション通信を行なうための画面を併せて表示することにより、業務用データ通信中に前記第2通信手段によるコミュニケーション通信の開始指示を受け付けることを特徴とする付記1乃至10の何れかに記載の情報処理システム。
(付記12)
外部から情報を収集する情報収集手段と、
収集した情報を用いて業務作業を進めるため、業務用データ通信を行なう第1通信手段と、
音声又はテキストメッセージによる非定型のコミュニケーション通信を行なう第2通信手段と、
前記第1通信手段と前記第2通信手段との間の連携を行なう連携手段と、
を備えたことを特徴とする携帯端末。
(付記13)
外部から情報を収集する情報収集手段と、
収集した情報を用いて業務作業を進めるため、業務用データ通信を行なう第1通信手段と、
音声又はテキストメッセージによる非定型のコミュニケーション通信を行なう第2通信手段と、
を備えた携帯端末と通信を行なうことにより、
前記第1通信手段と前記第2通信手段との間の連携を行なうことを特徴とする連携サーバ。
(付記14)
前記第1通信手段が前記業務用データ通信によって取得した業務情報を用いて、前記コミュニケーション通信の相手先を特定することを特徴とする付記13に記載の連携サーバ。
(付記15)
業務サーバにおいて業務情報を取得する業務情報取得ステップと、
決定手段が、前記業務情報取得ステップで取得した業務情報の少なくとも一部を用いて、音声又はテキストメッセージによる非定型のコミュニケーション通信の相手先を決定する決定ステップと、
決定したコミュニケーション通信の相手先に関する情報を用いて前記コミュニケーション通信を行なう通信ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
(付記16)
前記業務情報取得ステップは、情報収集手段を用いて外部から情報を収集する情報収集ステップを含み、収集した情報を利用して前記業務情報を取得することを特徴とする付記15に記載の情報処理方法。
(付記17)
業務情報の少なくとも一部は、コミュニケーション通信の相手先を識別する識別子であり、該識別子を用いて、コミュニケーション通信の相手先を伝達する伝達ステップをさらに含むことを特徴とする付記15または16に記載の情報処理方法。
(付記18)
業務サーバにおいて業務情報を取得する業務情報取得ステップと、
前記業務情報取得ステップで取得した業務情報の少なくとも一部を用いて、音声又はテキストメッセージによる非定型のコミュニケーション通信の相手先を決定する決定ステップと、
決定したコミュニケーション通信の相手先に関する情報を用いて前記コミュニケーション通信を行なう通信ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。

Claims (7)

  1. 携帯端末と業務サーバと連携サーバとコミュニケーションサーバとを含む情報処理システムであって、
    前記業務サーバは、前記携帯端末から入力された業務用ユーザIDを使用して、前記携帯端末からのリクエストに応じて、データベースを検索して前記携帯端末に業務情報を提供し、さらに、提供する前記業務情報に対応するコミュニケーション通信の相手先候補を特定し、
    前記連携サーバは、前記携帯端末のユーザが前記業務サーバにログインした場合に、前記業務用ユーザIDをコミュニケーション用ユーザIDに変換すると共に、前記コミュニケーションサーバへのログインを代行して行ない、前記業務サーバが特定した前記相手先候補に対応するメッセージ送信先アドレスを決定し、
    前記携帯端末は、
    外部から情報を収集する情報収集手段と、
    取得した業務情報を用いて業務作業を進めるため、前記業務サーバとの間で業務用データ通信を行なう業務クライアントアプリケーションと、前記業務クライアントアプリケーションによって呼び出され、前記コミュニケーション用ユーザIDと前記メッセージ送信先アドレスとの間で、前記コミュニケーションサーバを介して非定型のコミュニケーション通信を行なうコミュニケーションクライアントアプリケーションと、を記憶する記憶手段と、
    前記業務クライアントアプリケーションと前記コミュニケーションクライアントアプリケーションを実行する処理手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記業務クライアントアプリケーションは、前記業務用データ通信を行なうための画面と前記コミュニケーション通信を行なうための画面を併せて表示することにより、業務用データ通信中に前記コミュニケーションクライアントアプリケーションによるコミュニケーション通信の開始指示を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記コミュニケーションサーバとして、音声サーバ及びテキストメッセージサーバを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 業務サーバと連携サーバとコミュニケーションサーバと通信を行なう携帯端末であって、
    前記業務サーバは、携帯端末から入力された業務用ユーザIDを使用して、前記携帯端末からのリクエストに応じて、業務情報を収集し、収集した情報を用いて業務作業を進めるため、前記携帯端末からのリクエストに応じて、データベースを検索して前記携帯端末に業務情報を提供し、さらに、提供する前記業務情報に対応するコミュニケーション通信の相手先候補を特定しつつ、業務用データ通信を行ない、
    前記連携サーバは、前記携帯端末のユーザが前記業務サーバにログインした場合に、前記業務用ユーザIDをコミュニケーション用ユーザIDに変換すると共に、前記コミュニケーションサーバへのログインを代行して行ない、前記業務サーバが特定した前記相手先候補に対応するメッセージ送信先アドレスを決定し、
    取得した業務情報を用いて業務作業を進めるため、前記業務サーバとの間で業務用データ通信を行なう業務クライアントアプリケーションと、前記業務クライアントアプリケーションによって呼び出され、前記コミュニケーション用ユーザIDから前記メッセージ送信先アドレスに対して、前記コミュニケーションサーバを介して非定型のコミュニケーション通信を行なうコミュニケーションクライアントアプリケーションと、を記憶する記憶手段と、
    前記業務クライアントアプリケーションと前記コミュニケーションクライアントアプリケーションを実行する処理手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
  5. 携帯端末と業務サーバとコミュニケーションサーバと通信を行なう連携サーバであって、
    前記業務サーバは、前記携帯端末から入力された業務用ユーザIDを使用して、前記携帯端末からのリクエストに応じて、前記携帯端末に業務情報を提供し、さらに、提供する前記業務情報に対応するコミュニケーション通信の相手先候補を特定し、
    前記連携サーバは、前記携帯端末のユーザが前記業務サーバにログインした場合に、前記業務用ユーザIDをコミュニケーション用ユーザIDに変換すると共に、前記コミュニケーションサーバへのログインを代行して行ない、前記業務サーバが特定した前記相手先候補に対応するメッセージ送信先アドレスを決定する
    ことを特徴とする連携サーバ。
  6. 携帯端末と業務サーバと連携サーバとコミュニケーションサーバとを用いた情報処理方法であって、
    前記業務サーバが、前記携帯端末から入力された業務用ユーザIDを使用し、前記携帯端末からのリクエストに応じて、データベースを検索して前記携帯端末に業務情報を提供し、さらに、提供する前記業務情報に対応するコミュニケーション通信の相手先候補を特定する特定ステップと、
    前記携帯端末のユーザが前記業務サーバにログインした場合に、前記連携サーバが、前記業務用ユーザIDをコミュニケーション用ユーザIDに変換すると共に、前記コミュニケーションサーバへのログインを代行して行ない、前記業務サーバが特定した前記相手先候補に対応するメッセージ送信先アドレスを決定する決定ステップと、
    取得した業務情報を用いて業務作業を進めるため、前記業務サーバとの間で業務用データ通信を行なう業務クライアントアプリケーションと、前記コミュニケーション用ユーザIDから前記メッセージ送信先アドレスに対して、前記コミュニケーションサーバを介して非定型のコミュニケーション通信を行なうコミュニケーションクライアントアプリケーションと、を前記携帯端末が実行する処理ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 携帯端末と業務サーバと連携サーバとコミュニケーションサーバとを制御する情報処理プログラムであって、
    前記業務サーバが、前記携帯端末から入力された業務用ユーザIDを使用し、前記携帯端末からのリクエストに応じて、データベースを検索して前記携帯端末に業務情報を提供し、さらに、提供する前記業務情報に対応するコミュニケーション通信の相手先候補を特定する特定ステップと、
    前記携帯端末のユーザが前記業務サーバにログインした場合に、前記連携サーバが、前記業務用ユーザIDをコミュニケーション用ユーザIDに変換すると共に、前記コミュニケーションサーバへのログインを代行して行ない、前記業務サーバが特定した前記相手先候補に対応するメッセージ送信先アドレスを決定する決定ステップと、
    取得した業務情報を用いて業務作業を進めるため、前記業務サーバとの間で業務用データ通信を行なう業務クライアントアプリケーションと、前記コミュニケーション用ユーザIDからから前記メッセージ送信先アドレスに対して、前記コミュニケーションサーバを介して非定型のコミュニケーション通信を行なうコミュニケーションクライアントアプリケーションと、を前記携帯端末が実行する処理ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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