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JP5309201B2 - 熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置 - Google Patents
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JP5309201B2 - 熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置 - Google Patents

熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置 Download PDF

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Description

本発明はシュリンクフィルム(熱収縮性延伸フィルム)付き台紙の製造装置に係り、殊更その商品の熱収縮包装用シュリンクフィルムとして有底袋状の枚葉フィルムを採用しつつも、これを1枚づつ台紙へ自動機械的に能率良く貼り付けることができるように工夫したものである。
商品の熱収縮包装用シュリンクフィルムを台紙へ貼り付ける「シュリンクフィルム付台紙の製造方法および製造装置」が下記特許文献1に開示されており、これは現に実施事業化されてもいる。
特許第3106083号公報
ところが、その特許文献1に記載のシュリンクフィルムは筒状フィルムロール巻装着部(17)に巻き付けられたロール状であり、これをカッター装置によって所要長さに裁断するようになっているため、図3(b)のような台紙(2)への貼り付け状態では底無しの筒状(トンネル状)となって、商品を完全に包み込むことができず、その筒状フィルム(16)を熱収縮させた後でも、図3(c)のように商品(31)が上下方向へ露出することになって、陳列中に汚損してしまうおそれがあり、特に食品や化粧品などの熱収縮包装用として不適当の謗りを免れない。
又、筒状フィルム(16)をロール状に巻き付ける筒状フィルムロール巻装着部(17)のほか、カッターシリンダー(21)とボブロール(22)とから成るカッター装置が必要となり、そのカッター装置によって所要長さに裁断しなければ、枚葉フィルムにならないため、それだけ製造の工程と設備が複雑・大型化し、未だ量産効果を最大限に期待できない問題もある。
本発明はこのような課題の改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では前後方向への細長く延在する装置フレームの後側から前側に向かって、順次に台紙供給部と台紙搬送部、その台紙搬送部の中途に臨む接着剤塗布部、フィルム供給部並びに接着剤塗布後の台紙に対するフィルム貼り付け部が配設された熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置において、
上記フィルム供給部を出口へ行く程徐々に下がる傾斜状態のフィルム用マガジンラックと、その出口のほぼ真下位置に横架するサクションロールと、同じくマガジンラックの出口と向かい合う上昇位置からサクションロールの円周面と向かい合う下降位置までの一定な回動角度だけ往復移動し得るフィルム吸着用サッカーとから形作り、
上記シュリンクフィルムをその底部が予じめヒートシール又は折り返された袋状の枚葉フィルムとして、上記マガジンラックの内部へ傾斜起立姿勢の整列状態に収容させ、
サッカーの上昇位置にてマガジンラックから1枚づつ順次吸着した上記フィルムの吸着力を、そのサッカーの下降位置にて解除するや否や、そのフィルムがサクションロールに受け取られて、その円周面へ吸着された巻き付き状態での回転進行により、そのサクションロールとゴムロールとの上下一対から成るフィルム貼り付け部へ供給されるように設定したことを特徴とする。
又、請求項2ではシュリンクフィルムをマガジンラックの内部へ、その袋状の入口が上向く傾斜起立姿勢の整列状態に収容させることにより、その予じめヒートシール又は折り返された底部を先頭としてフィルム貼り付け部へ進行させるように設定したことを特徴とする。
請求項3では装置フレームから起立する固定マストの左右相互間へ、サッカー支持用リンクアームの中途部を水平の回動支点軸によって枢着する一方、
同じく固定マストの左右相互間へカム軸を上記回動支点軸と平行に横架させて、そのカム軸上に板カムを取り付け一体化すると共に、
その板カムに常時接触するコロを備えた縦リンクアームの上端部と、上記サッカー支持用リンクアームの後端部とを前後進退アームにより枢支連結して、
上記板カムを回転駆動すると、フィルム吸着用サッカーが上昇位置から下降位置まで、又はその逆に下降位置から上昇位置までの一定な回動角度だけ、往復移動することとなるように設定したことを特徴とする。
請求項4ではフィルム貼り付け部のサクションロールをエヤーの吸排可能な固定状態にある中空ロール軸と、円周面に多数の通気孔が開口分布する中空回転胴と、その中空ロール軸から中空回転胴とゴムロールとの接点に向かって一体的に張り出すことにより、その回転胴の内部を後半側のエヤー吸入室と前半側のエヤー吐出室に仕切る固定バレルとから形作り、
上記中空回転胴における通気孔からエヤー吸入室へのエヤー吸入力によって、その回転胴の円周面へシュリンクフィルムが吸着された巻き付き状態で回転進行し、ゴムロールとの接点において台紙との貼り付けを終えた上記フィルムが、同じく回転胴におけるエヤー吐出室から通気孔へのエヤー吐出力によって、その円周面から引き離されるように設定したことを特徴とする。
請求項5では台紙搬送部における接着剤塗布部よりも後側に台紙の前端を検知する第1位置検知センサーと、上記接着剤塗布部よりも前側に同じ台紙の前端を検知する第2位置検知センサーとを臨ませて
その第1位置検知センサーの検知出力電気信号により、フィルム吸着用サッカーが上昇位置にてマガジンラックからシュリンクフィルムを吸着し始める一方、
上記第2位置検知センサーの検知出力電気信号により、同じくサッカーが下降位置にてシュリンクフィルムの吸着を解除するように関係設定したことを特徴とする。
請求項6では第1位置検知センサーを固定する一方、第2位置検知センサーの取付位置を前後方向へ移動させることにより、台紙に対するシュリンクフィルムの貼り付け位置を調整できるように設定したことを特徴とする。
更に、請求項7では前後方向への細長く延在する装置フレームの後側から前側に向かって、順次に台紙供給部と台紙搬送部、その台紙搬送部の中途に臨む接着剤塗布部、フィルム供給部並びに接着剤塗布後の台紙に対するフィルム貼り付け部が配設された熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置において、
上記台紙供給部を前壁面に台紙繰出しスリットが開口する台紙用マガジンラックと、そのマガジンラックの開口底面へ後方から部分的に張り出す状態として待機する台紙キックプレートと、そのキックプレートの前後方向に沿う進退スライドガイド軸と、上記マガジンラックにおける台紙繰出しスリットのほぼ真下位置に横架するゴムロールと、その水平な回転ゴムロール軸の一端部に取り付け一体化されたゴムロール逆回転阻止用のワンウェイクラッチと、その回転ゴムロール軸と平行に横架する回転繰出し軸上へ取り付け一体化されたキックプレート用伝動輪並びにゴムロール用伝動輪とから形作り、
上記キックプレート用伝動輪の偏心部と台紙キックプレートとを第1クランクアームによって枢支連結する一方、上記ゴムロール用伝動輪の偏心部とワンウェイクラッチとを第2クランクアームにより枢支連結して、
上記回転繰出し軸の回転駆動に応じて揺動作用する第1、2クランクアームと、これを介して回転するゴムロール並びに前進移動する台紙キックプレートにより、上記マガジンラックの内部へほぼ水平な姿勢での積層状態に予じめ収容されている台紙を、そのマガジンラックの開口底面から順次1枚づつ台紙搬送部が存在する前方へ送り出すように設定する一方、
上記フィルム供給部を出口へ行く程徐々に下がる傾斜状態のフィルム用マガジンラックと、その出口のほぼ真下位置に横架するサクションロールと、同じくマガジンラックの出口と向かい合う上昇位置からサクションロールの円周面と向かい合う下降位置までの一定な回動角度だけ往復移動し得るフィルム吸着用サッカーとから形作り、
上記シュリンクフィルムをその底部が予じめヒートシール又は折り返された袋状の枚葉フィルムとして、上記マガジンラックの内部へ傾斜起立姿勢の整列状態に収容させ、
サッカーの上昇位置にてマガジンラックから1枚づつ順次吸着した上記フィルムの吸着力を、そのサッカーの下降位置にて解除するや否や、そのフィルムがサクションロールに受け取られて、その円周面へ吸着された巻き付き状態での回転進行により、そのサクションロールとゴムロールとの上下一対から成るフィルム貼り付け部へ供給されるように設定したことを特徴とする。
請求項8では上記台紙搬送部を、台紙キックプレートにより送り出された台紙の左右両サイド受け入れ用スライドガイド溝レールと、その一対の平行なスライドガイド溝レールに沿って上記台紙を1枚づつ順次後方から押し進め搬送する台紙係止爪の多数が付属した無端なリンクチェンとから形作ったことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、装置フレームの前側(下流側)に位置するフィルム供給部を形作るフィルム用マガジンラックの内部に、熱収縮包装用シュリンクフィルムをその底部が予じめヒートシール又は折り返された袋状の枚葉フィルムとして、傾斜起立姿勢の整列状態に収容させており、その枚葉フィルムを順次1枚づつフィルム吸着用サッカーとサクションロールによって、フィルム貼り付け部へ供給し、後側(上流側)での接着剤塗布済みとして台紙搬送部により搬送されてくる台紙へ、貼り付け一体化するようになっているため、冒頭に述べた公知発明の課題を完全に改良することができる。
つまり、シュリンクフィルムが底部を有する袋状の枚葉フィルムであるため、その入口から商品を挿入することにより、商品を完全に包み込むことができ、熱収縮させても商品は露出しない結果、食品や化粧品などの包装用としても支障なく、常に優美な包装状態を得られることになる。
又、その製造装置としても連続的なロール状に巻かれたフィルムのカッター装置と、これを組付ける作業並びに工程が不要となり、簡素な設備と工程のもとで量産効果を最大限に期待できるのである。
その場合、請求項2の構成を採用するならば、上記有底袋状の枚葉フィルムでもそのフィルム供給部のマガジンラックから、台紙へのフィルム貼り付け部まで進行する過程において、その袋状の入口から不慮に開いたり、不正に変形したりするおそれがなく、台紙への正確な貼り付け状態を得られる効果がある。
請求項3の構成を採用するならば、上記シュリンクフィルムが枚葉フィルムであっても、その板カムの回転駆動力を受けて上昇位置と下降位置との相互間を一定な回動角度分だけ自づと正確に往復移動するフィルム吸着用サッカーにより、多量のフィルムをそのマガジンラックから1枚づつ順次確実に吸着して、サクションロールの円周面へ言わば移載させることができ、単位時間当りの処理能力が著しく向上する。
又、請求項4の構成を採用するならば、シュリンクフィルムがその底部の予じめヒートシール又は折り返された袋状の枚葉フィルムとして、フィルム用マガジンラックの内部へ傾斜起立姿勢に整列されていることとも相俟って、そのマガジンラックからフィルム貼り付け部へ供給される過程のシュリンクフィルムが、その袋状の入口から不慮に開いたり、不正に変形したりするおそれはなく、高精度な製品−シュリンクフィルム付き台紙を得られるのである。
更に、請求項5の構成を採用するならば、第1位置検知センサーを取り付け固定し、これに対して第2位置検知センサーの取付位置を前後方向へ移動させることにより、図1と図3との対比から示唆されるように、台紙に対するフィルムの貼り付け位置を変更・調整することができ、商品の各種仕様に広く対応し得る効果がある。
その場合、請求項6の構成を採用するならば、台紙に対するシュリンクフィルムの貼り付け位置を変更・調整することができる。
他方、請求項7の構成によれば、装置フレームの後側(上流側)に位置する台紙供給部を形作る台紙用マガジンラックの内部に、台紙がほぼ水平な姿勢での積層状態に収容され、その開口底面から自然に落下する台紙の1枚づつを、ゴムロールとキックプレートによって順次前方へ蹴り出すようになっているため、そのキックプレートが後退した待機状態でもマガジンラックの開口底面へ部分的に張り出すことにより、次の台紙を受け持っていることとも相俟って、その台紙の蹴り出し洩れや2枚以上の重複蹴り出しなどを起すおそれがなく、上記マガジンラックに対する台紙の収容/補給を1人の作業者が時間的な余裕をもって行える効果もある。
その場合、請求項8の構成を採用するならば、台紙供給部から蹴り出された台紙の左右両サイドを、その前側(下流側)の台紙搬送部を形作る左右一対の水平なスライドガイド溝レールへ振れ動くことなく受け入れた案内状態のもとで、その台紙をリンクチェンの台紙係止爪により前方へ円滑・確実に押し進め搬送することができるのであり、その搬送作用の安定性に著しく優れる。
本発明に係るシュリンクフィルム付き台紙(製品)の一例を示す斜面図である。 図1の2−2線断面図である。 本発明に係るシュリンクフィルム付き台紙(製品)の別な一例を示す斜面図である。 図3の4−4線断面図である。 本発明に係る製造装置の概略全体を示す側面図である。 図5の平面図である。 台紙供給部を抽出して示す拡大背面図である。 図7の平面図である。 接着剤塗布部を抽出して示す拡大背面図である。 フィルム供給部とフィルム貼り付け部を抽出して示す拡大背面図である。 図10の平面図である。 台紙供給部における台紙キックプレートの待機状態を示す側断面図である。 図12からのゴムロールによる部分的な台紙の送り出し作用を示す側断面図である。 図13からのキックプレートによる台紙蹴り出し作用を示す側断面図である。 図14からリンクチェンの台紙係止爪により台紙を受け取り搬送し始める過程の側断面図である。 台紙搬送部におけるリンクチェンの台紙係止爪と、接着剤塗布部の版ロールとの位置関係を示す斜面図である。 フィルム供給部のサッカーによる上昇位置でのフィルム吸着状態を示す側断面図である。 図17からフィルムを吸着したサッカーが下降位置まで移動する過程の側断面図である。 図18からサクションロールに巻き付き進行したフィルムと、リンクチェンにより搬送されてきた台紙との貼り付け作用を示す側断面図である。 フィルム貼り付け部から製品をその排出部へ受け取り搬送し始める過程の側断面図である。
以下、図面に基いて本発明の好適な実施形態を詳述すると、図1〜4はその本発明の製品である熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙(P)の一例を示しており、これは台紙(1)の搬送中心線(前後中心線/長手中心線)(O−O)に沿い一定な長さ(L)と幅(W)だけ塗布した接着剤(2)を介して、その台紙(1)の表面又は裏面へ商品の熱収縮包装用シュリンクフィルム(ポリ塩化ビニルやポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステル、その他の熱収縮性延伸フィルム)(3)を底無しの筒状(トンネル状)でなく、特に有底な袋状(断面ほぼU字形)の枚葉フィルムとして貼り付け一体化したものである。(4)はそのフィルム(3)の予じめヒートシール又は折り返された底部を示している。
このような底部(4)を有する袋状のシュリンクフィルム(3)は、その台紙(1)へ貼り付けられた製品(P)として、扁平な折りたたみ状態にあるが、その入口から膨張立体化された内部空間へ商品を挿入後、熱収縮されることによって、商品を完全に美しく包装する結果となる。
その場合、図1、3に示した台紙(1)とシュリンクフィルム(3)の輪郭形状は、何れも単純なほぼ長方形(前端が円弧状の半楕円形)であるが、その輪郭形状や両者における大きさの相対比率、両者の貼り付け位置などは商品の大きさや形状などに応じて変化する。台紙(1)には陳列用の吊り下げ孔(5)や抜き窓(図示省略)などが形成されることもある。台紙(1)の表面又は/及び裏面に商品の図形や文字などが印刷されていることは、言うまでもない。
又、図5、6は本発明に係る製造装置の概略全体を示しており、その前後方向に沿って細長く延在するほぼ直方体型の剛性な装置フレーム(M)には、後側(製造工程の上流側)から前側(同じく下流側)に向かって順次台紙供給部(A)と台紙搬送部(B)、その台紙搬送部(B)の中途に臨む接着剤塗布部(C)、フィルム供給部(D)、接着剤塗布後の台紙(1)に対するフィルム(3)の貼り付け部(E)並びにその貼り付け完成した製品(P)の排出部(F)が組み付けられている。
これらの主要な構成部分のうち、先ず台紙供給部(A)は上記装置フレーム(M)の後端(製造工程の上流端)に配設されており、図7、8や図12〜15からも明白なように、台紙(1)の一定単位量(例えば100枚〜200枚)をほぼ水平な姿勢での積層状態に収容する台紙用マガジンラック(10)と、そのマガジンラック(10)の開口底面から順次自然に落下する台紙(1)を、台紙搬送部(B)が存在する前方へ1枚づつ繰り出す台紙繰出し機構(11)とから成る。
上記装置フレーム(M)から一体的に起立するマガジンラック(10)の前壁面には、台紙繰出しスリット(12)が開口形成されており、その繰出しスリット(12)の開度は台紙(1)の1枚分だけとして、開閉シャッター(13)の昇降操作ネジ杆(14)によって調整されるようになっている。
(15)は台紙繰出し機構(11)の台紙キックプレートであり、これを受け持つ左右一対の脚ブロック(16)が、対応的な左右一対のスライドガイド軸(17)に沿って、前後方向へ進退移動し得るようになっている。しかも、その後退した待機状態にあるキックプレート(15)は図12、13のように、上記マガジンラック(10)の開口底面へ部分的に張り出して、次の台紙(1)を下方から受け持つことにより、そのマガジンラック(10)からの台紙繰り出し洩れや、2枚以上の重複繰り出しなどを起さないようになっている。
(18)は同じく台紙繰出し機構(11)の台紙送り出し用ゴムロールであって、上記台紙繰出しスリット(12)のほぼ真下に対応位置しつつ、装置フレーム(M)へ水平に横架されており、その回転ゴムロール軸(19)における左右何れか一方の延長端部には、ワンウェイクラッチ(20)が図8のように取り付け一体化されている。そのワンウェイクラッチ(20)は上記ゴムロール(18)の逆回転を阻止するためのものである。
又、(21)は上記装置フレーム(M)から回転ゴムロール軸(19)と同じ横方向へ張り出す状態に支架された水平な回転繰出し軸であって、その回転ゴムロール軸(19)と平行しており、これには比較的径大な入力スプロケット(22)とこれよりも径小なキックプレート用伝動輪(23)並びにゴムロール用伝動輪(24)とが各々取り付け一体化されている。
そして、その回転繰出し軸(21)上の入力スプロケット(22)が上記装置フレーム(M)の枠内にあるブレーキ付きギヤードモーター(25)により、図5、6のような第1、2中間軸(26a)(26b)上の伝動スプロケット(27a)(27b)(27c)や無端な伝動チェン又はタイミングベルト(28a)(28b)(28c)などを介して、回転駆動されるようになっている。
更に、上記回転繰出し軸(21)上のキックプレート用伝動輪(23)と上記台紙キックプレート(15)の脚ブロック(16)とは、第1クランクアーム(29a)を介して枢支連結されている一方、同じく回転繰出し軸(21)上のゴムロール用伝動輪(24)と上記回転ゴムロール軸(19)上のワンウェイクラッチ(20)とは、別な第2クランクアーム(29b)を介して枢支連結されている。
つまり、台紙繰出し機構(11)の回転繰出し軸(21)がブレーキ付きギヤードモーター(25)を駆動源として、図13の矢印(R1)方向へ回転されると、台紙キックプレート(15)がその脚ブロック(16)とキックプレート用伝動輪(23)の偏心部とを枢支連結している第1クランクアーム(29a)の揺動作用により、図13の矢印(r)方向へ後退移動すると同時に、ゴムロール(18)はそのワンウェイクラッチ(20)とゴムロール用伝動輪(24)の偏心部とを枢支連結している第2クランクアーム(29b)の揺動作用によって、同図の矢印(R2)方向へ回転して、その回転進行分(Y)だけ台紙(1)をマガジンラック(10)の台紙繰出しスリット(12)から、図13のように前方(f1)へ送り出すようになっている。
そのマガジンラック(10)の台紙繰出しスリット(12)から前方(f1)へ送り出された台紙(1)は、上記回転繰出し軸(21)の回転進行に連れて、引続き図14の矢印(f2)方向へ前進移動する台紙キックプレート(15)により、台紙搬送部(B)の後述するチェン従動ロールと、その上方からの台紙押えロールとの相互間へ蹴り出されて、確実に挟み込まれることとなる。
上記台紙キックプレート(15)が図14の矢印(f2)方向へ前進移動して、台紙(1)を台紙搬送部(B)への前向きに蹴り出す過程では、上記ゴムロール(18)が図13の矢印(R2)方向と逆方向へ回転しようとするところ、その回転は上記ワンウェイクラッチ(20)の働きにより阻止され、ゴムロール(18)であることとも相俟って、台紙(1)に抵抗や傷付き、変形などを与えるおそれがない。
次に、台紙搬送部(B)は上記台紙供給部(A)の前側(下流側)にあり、その台紙供給部(A)における台紙繰出し機構(11)のキックプレート(15)によって1枚づつ前方へ蹴り出された台紙(1)の左右両サイドを受け入れる向かい合う一対の平行なスライドガイド溝レール(30)と、その台紙スライドガイド溝レール(30)に沿って台紙(1)を1枚づつ前方へ順次搬送する無端なリンクチェン(31)とから成る。
そのリンクチェン(31)は上記装置フレーム(M)の長手中心線上に沿う一列として、台紙スライドガイド溝レール(30)とほぼ同じ長さだけ前後方向へ延在し、上記ブレーキ付きギヤードモーター(25)からの分配動力により循環回走されて、これに一定間隔おきでの多数付属している台紙係止爪(32)が、台紙(1)を後方から押圧・前進させるようになっている。
(33)は上記装置フレーム(M)に軸架されたリンクチェン用原動スプロケットであり、ブレーキ付きギヤードモーター(25)から上記第1中間軸(26a)や伝動チェン又はタイミングベルト(34)を介して受けた分配動力により回転される。(35a)(35b)は同じくリンクチェン用従動ロールの前後一対であるが、その後側(上流側)のチェン従動ロール(35b)に対しては上方から台紙押えロール(36)が弾圧付勢されている。
そして、上記台紙供給部(A)における台紙繰出し機構(11)のキックプレート(15)により前方へ蹴り出された台紙(1)は図14のように、その台紙押えロール(36)とチェン従動ロール(35b)との上下相互間と、台紙スライドガイド溝レール(30)の向かい合う左右相互間へ進入し、その後リンクチェン(31)の到来する台紙係止爪(32)により捕捉されて、図15、16のように前方へ円滑に安定良く押し進め搬送されることとなる。
尚、台紙(1)は上記リンクチェン(31)における台紙係止爪(32)同士の隣り合う相互間へ、1枚づつ介在する長さ関係にあり、その関係を保てる限りにおいて、上記台紙係止爪(32)の一定間隔や台紙スライドガイド溝レール(30)の向かい合う左右相互間隔は、台紙(1)の長さ(L1)や幅(W1)に応じて変更・調整することができる。
台紙搬送部(B)の中途に接着剤塗布部(C)が配置されている旨を上記したが、これは図5、6や図9のようなリンクチェン(31)によって搬送されてくる台紙(1)の上面に臨む版ロール(37)と、これとの上下相互間で台紙(1)を挟む版受けロール(38)と、接着剤収容パン(39)と、その収容パン(39)から版ロール(37)のゴム版(37a)へ、接着剤(2)を転移させる接着剤付与ロール(40)とから成り、上記版受けロール(38)とその昇降調整ハンドル(41)を除く全体は装置フレーム(M)へ、架台(42)を介して取り付けられている。尚、上記転移時の余分な接着剤(2)を掻き落すドクターは図示省略してある。
接着剤塗布部(C)の版ロール(37)と版受けロール(38)は上記リンクチェン(31)によって搬送されてくる台紙(1)の長手中心線(搬送中心線/前後中心線)上に位置しており、その版ロール(37)がやはりブレーキ付きギヤードモーター(25)から、第1、3中間軸(26a)(26c)上での互いに噛合する伝動ギヤ(43a)(43b)やその第3中間軸(26c)と版ロール軸(44)上の伝動スプロケット(45a)(45b)並びに伝動チェン又はタイミングベルト(46)などを介して分配された動力により回転されると、上記接着剤(2)がその版ロール(37)と逆向きに回転される接着剤付与ロール(40)を介して、版ロール(37)のゴム版(37a)に転移され、その版ロール(37)と版受けロール(38)による台紙(1)の挟み付け作用とも相俟って、台紙(1)の上面に接着剤(2)が塗布されることとなる。版受けロール(38)も版ロール(37)と逆向きに回転駆動される。(47)は接着剤付与ロール軸(48)上の入力ギヤであり、上記版ロール軸(44)上の別な伝動ギヤ(49)と噛合している。接着剤塗布後の台紙(1)は、引き続きリンクチェン(31)の台紙係止爪(32)によって、前方(下流側)へ押し進め搬送されることになる。
その場合、台紙(1)に塗布する接着剤(2)の長さ(L)と幅(W)並びに位置は、台紙(1)とシュリンクフィルム(3)の大きさや形状、貼り付け位置関係などを考慮して、適当に設定することができる。尚、台紙(1)に接着剤(2)を塗布する版ロール(37)と、台紙(1)を前方へ押し進め搬送するリンクチェン(31)の台紙係止爪(32)とは干渉しないよう、互いに左右横方向へ位置ズレした関係状態(図16参照)として設置されていることは、言うまでもない。
次に、フィルム供給部(D)は上記台紙搬送部(B)の前側(下流側)に配設されており、図5、6と図11並びに図17〜20から明白なように、台紙(1)と対応する一定単位量(例えば100枚〜200枚)のシュリンクフィルム(3)を収容するフィルム用マガジンラック(50)と、そのマガジンラック(50)の後向き出口からフィルム(3)を、上記接着剤塗布後の台紙(1)が到来する下方へ、順次1枚づつ繰り出すフィルム繰出し機構(51)とから成る。
(52)は上記装置フレーム(M)から一体的に起立された左右一対の固定マストであり、その左右相互間にフィルム用マガジンラック(50)が前後方向から見てのほぼU字形として、しかも出口へ行く程徐々に低くなる一定角度の後下がり傾斜状態に架設されている。
シュリンクフィルム(3)は既述のとおり、その底部(4)を予じめヒートシール又は折り返された袋状の枚葉フィルムとして、上記マガジンラック(50)の内部へ図17の抽出拡大部分で示すような入口が上向く傾斜起立姿勢に整列されており、エヤーバイブレーター(図示省略)などの振動を受けて、その傾斜起立姿勢のままで順次マガジンラック(50)の後向き出口へ言わば滑降する如く進行するようになっている。
(53)はフィルム繰出し機構(51)のフィルム吸着用サッカー(真空吸口)であり、上記フィルム用マガジンラック(50)の後向き出口と向かい合う位置関係として、その支持用リンクアーム(54)の中途部が上記装置フレーム(M)から起立する固定マスト(52)へ、水平の回動支点軸(55)によって枢着されている。
(56)はそのサッカー(53)を支持するリンクアーム(54)の回動支点軸(55)と平行な水平のカム軸であって、上記固定マスト(52)の左右相互間に横架されており、そのカム軸(56)の左右両端部にはサッカー(53)を上下方向へ一定の回動角度(α)だけ移動させる板カム(57)と、上記ブレーキ付きギヤードモーター(25)からの分配動力を受ける入力スプロケット(58)とが、各々取り付け一体化されている。
そして、その板カム(57)に常時接触するコロ(59)を備えた縦リンクアーム(60)の上端部と、上記サッカー(53)を支持するリンクアーム(54)の後端部とが、一定長さの前後進退アーム(61)を介して枢支連結されている。(62)は上記縦リンクアーム(60)の揺動中間支点軸であり、固定マスト(52)に枢着されていることは言うまでもない。
つまり、上記板カム(57)が回動されると、その所定のカムプロフィルに基いて、サッカー(53)が図17〜20のように、上記フィルム用マガジンラック(50)の後向き出口を指向する上昇位置(H1)から、後述するサクションロールの円周面を指向する下降位置(H2)まで、又はその逆な下降位置(H2)から上昇位置(H1)までの一定回動角度(α)(例えば約55度)だけ往復移動し得るようになっている。
その場合、台紙搬送部(B)の中途に介在する接着剤塗布部(C)よりも後側(上流側)と前側(下流側)には、図5から明白なように、そのリンクチェン(31)によって搬送されてくる台紙(1)の前端を検知する第1、2位置検知センサー(63a)(63b)が臨まされており、その第1位置検知センサー(63a)が台紙(1)の前端を検知した出力電気信号によって、上記サッカー(53)がフィルム用マガジンラック(50)からシュリンクフィルム(3)を吸着し始め、その後第2位置検知センサー(63b)が同じ台紙(1)の前端を検知した出力電気信号によって、そのサッカー(53)がフィルム(3)の吸着を解除するように関係設定されている。
つまり、サッカー(53)はその上昇位置(H1)において吸着したシュリンクフィルム(3)を、一定の回動角度(α)だけ移動した下降位置(H2)において引き離し、その引き離されたフィルム(3)が後述するサクションロールの円周面へ垂れ下がる如く、そのサクションロールにより受け取られることとなる。サッカー(53)がフィルム(3)を吸着する上昇位置(H1)から、その吸着を解除する下降位置(H2)までの所要時間と、台紙(1)の前端を第1位置検知センサー(63a)が検知してから次の第2位置検知センサー(63b)が検知するまでの所要時間とは、互いに対応合致されているわけである。
更に言えば、第1位置検知センサー(63a)を固定し、これに対して第2位置検知センサー(63b)の取付位置を前後方向へ移動させることにより、台紙(1)に対するシュリンクフィルム(3)の貼り付け位置を変更・調整することができる。図1〜4の符号(Y1)(Y2)は台紙(1)の前端からフィルム(3)の前端(底部)までの異なる距離、(L2)(W2)は上記フィルム(3)の長さと幅を示している。
尚、第1、2位置検知センサー(63a)(63b)としては光電スイッチや近接スイッチなどを採用することが好ましい。上記サッカー(53)が万一フィルム(3)の吸着ミスを生じた時には、図外の真空スイッチによりブレーキ付きギヤードモーター(25)を停止するようになっている。
(64)は上記フィルム用マガジンラック(50)における後向き出口のほぼ真下位置に臨むサクションロール(バキュームシリンダー)であって、図11や図17〜20から明白なように、その円周面に多数の通気孔(65)が開口分布する中空回転胴(66)と、上記固定マスト(52)の左右相互間に横架する水平な中空ロール軸(67)とを備えており、その中空ロール軸(67)が固定状態にあるに比し、中空回転胴(66)だけはその左右何れかの一端部に付属一体化された入力スプロケット(68)と、上記第3中間軸(26c)上の伝動スプロケット(69)並びにその上下相互間の伝動チェン又はタイミングベルト(70)を介して、上記ブレーキ付きギヤードモーター(25)から受ける分配動力により、図17〜20の矢印(R3)方向へ回転駆動されるようになっている。
その場合、サクションロール(64)の中空回転胴(66)には上記入力スプロケット(68)と並列する伝動スプロケット(71)も付属一体化されており、その伝動スプロケット(71)から別な伝動チェン又はタイミングベルト(72)を介して、上記カム軸(56)上の入力スプロケット(58)にもブレーキ付きギヤードモーター(25)の分配動力が与えられ、その板カム(57)も同じ方向(R3)へ回転駆動されるようになっている。
(73)は上記サクションロール(64)の中空ロール軸(67)から一体的に張り出された固定バレル(仕切り壁)であり、これによって中空回転胴(66)の内部を約後半側(上流側)のエヤー吸入室(74a)と、約前半側(下流側)のエヤー吐出室(74b)とに区分している。(75)はその中空ロール軸(67)のエヤー吸排路である。
つまり、サクションロール(64)は上記サッカー(53)の下降位置(H2)からフィルム(3)を受け取り、台紙(1)への貼り付け部(E)まで送り出し下降させるものであって、その中空回転胴(66)の円周面に開口分布する通気孔(65)からエヤー吸入室(74a)へエヤーを吸入する力により、その回転胴(66)の円周面へ図18、19のように上記フィルム(3)を吸着する一方、エヤー吐出室(74b)から通気孔(65)を経て、エヤーを吐出する力により、同じく回転胴(66)の円周面から図20のように上記フィルム(3)を引き離すようになっている。
台紙(1)へのフィルム貼り付け部(E)はこのようなサクションロール(64)と、その真下位置へサクションロール(64)と連れ廻り可能に軸架された径小なゴムロール(76)との上下一対から成り、接着剤(2)の塗布済みとして搬送されてきた台紙(1)の上面へ、その前側(下流側)に待機中のフィルム用マガジンラック(50)から、上記サッカー(53)とサクションロール(64)により供給されるシュリンクフィルム(3)を、重合状態に貼り付け一体化する。(77)は上記ゴムロール(76)の昇降操作ハンドルであり、これによってサクションロール(64)との挟み付け力を強弱調整することができる。
サクションロール(64)を形作る中空回転胴(66)の内部が、約後半側(上流側)のエヤー吸入室(74a)と約前半側(下流側)のエヤー吐出室(74b)とに2分されている旨を上記したけれども、その境界部の固定バレル(仕切り壁)(73)は図17〜20から明白なように、サクションロール(64)と上記ゴムロール(76)との接点に対応位置している。
又、シュリンクフィルム(3)は既述のとおり、その底部(4)の予じめヒートシール又は折り返された袋状の枚葉フィルムとして、そのマガジンラック(50)へ入口の上向く傾斜起立姿勢に整列されているため、図17、18のようにその上部を1枚づつサッカー(53)によって吸着すれば、そのフィルム(3)は底部(4)の先行する姿勢状態に垂れ下がって、上記サクションロール(64)における中空回転胴(66)の回転により、そのエヤー吸入室(74a)側(上流側)の円周面へ吸着状態に巻き付き進行することとなる。
そして、サクションロール(64)と上記ゴムロール(76)との接点において、台紙(1)への貼り付けを終えたフィルム(3)は図20のように、そのサクションロール(64)における中空回転胴(66)の回転続行により、そのエヤー吐出室(74b)側(下流側)の円周面から自づと確実に引き離されて、その完成した製品−シュリンクフィルム付き台紙(P)として、最後の製品排出部(F)へ送り出されることになる。
その結果、上記サッカー(53)とサクションロール(64)によってフィルム用マガジンラック(50)からフィルム貼り付け部(E)へ供給される過程のシュリンクフィルム(3)が、その袋状の入口(上部)から不慮に開いたり、不正に変形したりするおそれはなく、好ましくはヒートシールにより熱硬化された保形性の高い底部(4)を先頭(前端)として、上記フィルム貼り付け部(E)へ進入させることにより、高精度な製品−シュリンクフィルム付き台紙(P)を得られるのである。
更に、製品排出部(F)は上記フィルム貼り付け部(E)での完成した製品−シュリンクフィルム付き台紙(P)を排出するため、図5、6のように装置フレーム(M)の前端(製造工程の下流端)へ配設されており、原動プーリー(78)と従動プーリー(79)との前後相互間に巻き掛けられた一定な長さ並びに帯幅のベルトコンベア(80)から成る。
(81)はそのベルトコンベア(80)の駆動源となるブレーキ付きギヤードモーターであり、これが上記台紙供給部(A)や台紙搬送部(B)、接着剤塗布部(C)、フィルム供給部(D)並びにフィルム貼り付け部(E)に動力を分配して、これらを同期作用させる共通駆動源の上記ブレーキ付きギヤードモーター(25)と別個独立に設置されることによって、そのベルトコンベア(80)の回走速度(製品の搬送速度)を速く又は遅く調整し、上記接着剤(2)の乾燥速度や製品(P)の集荷作業、その他の作業性の向上に役立てることができるようになっている。
(82)は原動プーリー軸(83)上の入力スプロケット(84)と、上記モーター(81)の出力スプロケット(85)との上下相互間に巻き掛けられた伝動チェン、(86)は上記ベルトコンベア(80)の中途に上方から臨む押えロールであり、そのベルトコンベア(80)による搬送中の製品(P)を押え付け、その確実な貼り付け状態として排出し得るようになっている。
本発明に係る熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙(P)の製造装置は上記した構成を備えており、その使用によりシュリンクフィルム付き台紙(P)を製造するに当っては、予じめ装置フレーム(M)の上流側にある台紙供給部(A)のマガジンラック(10)へ、一定単位量(例えば200枚)の台紙(1)をほぼ水平な姿勢での積層状態に収容しておく一方、同じく下流側にあるフィルム供給部(D)のマガジンラック(50)へ、上記台紙(1)と対応する一定単位量(例えば200枚)のシュリンクフィルム(3)を、その有底な袋状の入口が上向きとなる傾斜起立姿勢の整列状態に収容しておく。
そして、上記ブレーキ付きギヤードモーター(25)を駆動源として、これから台紙供給部(A)の回転繰出し軸(21)とフィルム供給部(D)の板カム(57)のほか、台紙搬送部(B)のリンクチェン用原動スプロケット(33)と接着剤塗布部(C)の版ロール(37)並びにフィルム貼り付け部(E)のサクションロール(64)にも動力を分配すれば、その全体的な同期運転中、先ず台紙供給部(A)におけるマガジンラック(10)の開口底面から台紙(1)が、その送り出し用ゴムロール(18)と台紙キックプレート(15)により順次1枚づつ前方へ蹴り出されて、台紙搬送部(B)をなす台紙スライドガイド溝レール(30)へ進入すると共に、リンクチェン(31)の到来する台紙係止爪(32)により、後方から円滑に安定良く押し進め搬送されることとなる。
やがて、台紙(1)が台紙搬送部(B)の中途に位置する接着剤塗布部(C)へ到達し、その版ロール(37)と版受けロール(38)との上下相互間を通過することにより、その台紙(1)の搬送中心線(長手中心線/前後中心線)上に上方から接着剤(2)が塗布され、その塗布された台紙(1)は引続き下流側のフィルム供給部(D)に向かって押し進め搬送されることとなる。
上記台紙搬送部(B)を前方へ搬送中にある台紙(1)の前端が、その接着剤塗布部(C)よりも後側(上流側)に位置する第1位置検知センサー(63a)によって検知されると、その検知出力信号に基いて、下流側のフィルム供給部(D)に待機しているフィルム吸着用サッカー(53)が、フィルム用マガジンラック(50)からシュリンクフィルム(3)の上部を1枚づつ吸着し、その上昇位置(H1)から下降位置(H2)までの一定回動角度(α)だけ移動する。
他方、同じ台紙(1)の前端が次いで上記接着剤塗布部(C)よりも前側(下流側)に位置する第2位置検知センサー(63b)によって検知されると、その検知出力信号に基いて、上記サッカー(53)の吸着が解除され、フィルム(3)はその底部(4)から垂れ下がって、その真下位置に臨むフィルム貼り付け部(E)のサクションロール(64)へ受け取られ、そのサクションロール(64)における中空回転胴(66)の円周面へ吸着状態に巻き付くこととなる。
更に、上記接着剤(2)を塗布された台紙(1)がフィルム貼り付け部(E)に到達して、そのサクションロール(64)とゴムロール(76)との上下相互間を通過する際、上記サクションロール(64)の回転により中空回転胴(66)の円周面に巻き付き進行してきたシュリンクフィルム(3)が、台紙(1)の上面へ接着剤(2)を介して重合状態に貼り付け一体化されることとなる。
茲に、完成した製品(P)のシュリンクフィルム(3)は上記サクションロール(64)における中空回転胴(66)の円周面から、自づと確実に引き離されることとなり、その製品−シュリンクフィルム付き台紙(P)はその後製品排出部(F)のベルトコンベア(80)に受け取られて、上記装置フレーム(M)の前端(下流端)から排出されるのである。
このような一連の製造工程を繰り返すことにより、多量のシュリンクフィルム付き台紙(P)を自動機械的に能率良く、しかも高精度な製品として製造することができる。その作業に立ち合う人数としても、製品排出部(F)から完成した製品(P)を集荷作業する1人のほかに、台紙用マガジンラック(10)に対する台紙(1)の収容/補給作業と、フィルム用マガジンラック(50)に対するシュリンクフィルム(3)の収容/補給作業とを兼務して行う1人との合計2人で足りる利点がある。
本発明の図示実施形態によれば、台紙(1)がそのマガジンラック(10)へほぼ水平な姿勢での積層状態に収容されており、その開口底面から自重によって落下する台紙(1)が、その送り出し用ゴムロール(18)と台紙キックプレート(15)によって、順次1枚づつ自動間歇的に蹴り出されるようになっているため、作業者に充分な余裕時間が生まれ、1人でも上記収容/補給作業の兼務を行える結果になったからである。
尚、図示の実施形態では台紙(1)の搬送中心線(前後中心線/長手中心線)上に沿って、接着剤(2)を言わば一列(一条)に塗布しているが、例えば左右一対の2列として塗布し、これにシュリンクフィルム(3)を貼り付け一体化しても良い。
又、フィルム供給部(D)のフィルム用マガジンラック(50)が一定角度の後下がり傾斜状態として、その最も低い後向き出口からサッカー(53)により、シュリンクフィルム(3)を吸着するようになっているが、上記マガジンラック(50)を逆な前下がり傾斜状態として、その最も低い前向き出口から同じくサッカー(53)により、シュリンクフィルム(3)を吸着するように設定しても良い。
更に、フィルム供給部(D)のマガジンラック(50)からフィルム貼り付け部(E)へ、サッカー(53)とサクションロール(64)により供給される過程のシュリンクフィルム(3)が、その袋状の底部(4)を先頭(前端)として進行するようになっているけれども、予じめ底部(4)がヒートシール又は折り返された袋状の枚葉フィルムであるならば、逆に袋状の入口を先頭(前端)として進行させるように定めてもさしつかえない。
何れにしても、図1〜4のような製品−シュリンクフィルム付き台紙(P)のシュリンクフィルム(3)はその扁平な折りたたみ状態から膨張状態に立体化されて、その内部空間へ入口から商品を挿入後、熱収縮されることにより、その商品を完全に包み込んだ優美な状態として陳列に供されることとなる。
(1)・台紙
(2)・接着剤
(3)・シュリンクフィルム
(4)・底部
(5)・吊り下げ孔
(10)(50)・マガジンラック
(11)・台紙繰出し機構
(12)・台紙繰出しスリット
(13)・開閉シャッター
(14)・昇降操作ネジ杆
(15)・台紙キックプレート
(16)・脚ブロック
(17)・スライドガイド軸
(18)(76)・ゴムロール
(19)・回転ゴムロール軸
(20)・ワンウェイクラッチ
(21)・回転繰出し軸
(22)(58)(68)(84)・入力スプロケット
(23)(24)・伝動輪
(25)(81)・ブレーキ付きギヤードモーター
(26a)・第1中間軸
(26b)・第2中間軸
(26c)・第3中間軸
(27a)(27b)(27c)(45a)(45b)(69)(71)・伝動スプロケット
(28a)(28b)(28c)(34)(46)(70)(72)・タイミングベルト
(29a)・第1クランクアーム
(29b)・第2クランクアーム
(30)・台紙スライドガイド溝レール
(31)・リンクチェン
(32)・台紙係止爪
(33)・原動スプロケット
(35a)(35b)・従動ロール
(36)(86)・押えロール
(37)・版ロール
(37a)・ゴム版
(38)・版受けロール
(39)・接着剤収容パン
(40)・接着剤付与ロール
(41)(77)・昇降調整ハンドル
(42)・架台
(43a)(43b)(49)・伝動ギヤ
(44)・版ロール軸
(47)・入力ギヤ
(48)・接着剤付与ロール軸
(51)・フィルム繰出し機構
(52)・固定マスト
(53)・サッカー
(54)・サッカー支持用リンクアーム
(55)・回動支点軸
(56)・カム軸
(57)・板カム
(59)・コロ
(60)・縦リンクアーム
(61)・前後進退アーム
(62)・揺動中間支点軸
(63a)・第1位置検知センサー
(63b)・第2位置検知センサー
(64)・サクションロール
(65)・通気孔
(66)・中空回転胴
(67)・中空ロール軸
(73)・固定バレル
(74a)・エヤー吸入室
(74b)・エヤー吐出室
(75)・エヤー吸排路
(78)・原動プーリー
(79)・従動プーリー
(80)・ベルトコンベア
(82)・伝動チェン
(83)・原動プーリー軸
(85)・出力スプロケット
(A)・台紙供給部
(B)・台紙搬送部
(C)・接着剤塗布部
(D)・フィルム供給部
(E)・フィルム貼り付け部
(F)・製品排出部
(M)・装置フレーム
(P)・シュリンクフィルム付き台紙(製品)
(H1)・上昇位置
(H2)・下降位置
(L)(L1)(L2)・長さ
(W)(W1)(W2)・幅
(Y)(Y1)(Y2)・距離
(R1)(R2)(R3)・回転方向
(O−O)・搬送中心線

Claims (8)

  1. 前後方向への細長く延在する装置フレームの後側から前側に向かって、順次に台紙供給部と台紙搬送部、その台紙搬送部の中途に臨む接着剤塗布部、フィルム供給部並びに接着剤塗布後の台紙に対するフィルム貼り付け部が配設された熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置において、
    上記フィルム供給部を出口へ行く程徐々に下がる傾斜状態のフィルム用マガジンラックと、その出口のほぼ真下位置に横架するサクションロールと、同じくマガジンラックの出口と向かい合う上昇位置からサクションロールの円周面と向かい合う下降位置までの一定な回動角度だけ往復移動し得るフィルム吸着用サッカーとから形作り、
    上記シュリンクフィルムをその底部が予じめヒートシール又は折り返された袋状の枚葉フィルムとして、上記マガジンラックの内部へ傾斜起立姿勢の整列状態に収容させ、
    サッカーの上昇位置にてマガジンラックから1枚づつ順次吸着した上記フィルムの吸着力を、そのサッカーの下降位置にて解除するや否や、そのフィルムがサクションロールに受け取られて、その円周面へ吸着された巻き付き状態での回転進行により、そのサクションロールとゴムロールとの上下一対から成るフィルム貼り付け部へ供給されるように設定したことを特徴とする熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置。
  2. シュリンクフィルムをマガジンラックの内部へ、その袋状の入口が上向く傾斜起立姿勢の整列状態に収容させることにより、その予じめヒートシール又は折り返された底部を先頭としてフィルム貼り付け部へ進行させるように設定したことを特徴とする請求項1記載の熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置。
  3. 装置フレームから起立する固定マストの左右相互間へ、サッカー支持用リンクアームの中途部を水平の回動支点軸によって枢着する一方、
    同じく固定マストの左右相互間へカム軸を上記回動支点軸と平行に横架させて、そのカム軸上に板カムを取り付け一体化すると共に、
    その板カムに常時接触するコロを備えた縦リンクアームの上端部と、上記サッカー支持用リンクアームの後端部とを前後進退アームにより枢支連結して、
    上記板カムを回転駆動すると、フィルム吸着用サッカーが上昇位置から下降位置まで、又はその逆に下降位置から上昇位置までの一定な回動角度だけ、往復移動することとなるように設定したことを特徴とする請求項1記載の熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置。
  4. フィルム貼り付け部のサクションロールをエヤーの吸排可能な固定状態にある中空ロール軸と、円周面に多数の通気孔が開口分布する中空回転胴と、その中空ロール軸から中空回転胴とゴムロールとの接点に向かって一体的に張り出すことにより、その回転胴の内部を後半側のエヤー吸入室と前半側のエヤー吐出室に仕切る固定バレルとから形作り、
    上記中空回転胴における通気孔からエヤー吸入室へのエヤー吸入力によって、その回転胴の円周面へシュリンクフィルムが吸着された巻き付き状態で回転進行し、ゴムロールとの接点において台紙との貼り付けを終えた上記フィルムが、同じく回転胴におけるエヤー吐出室から通気孔へのエヤー吐出力によって、その円周面から引き離されるように設定したことを特徴とする請求項1記載の熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置。
  5. 台紙搬送部における接着剤塗布部よりも後側に台紙の前端を検知する第1位置検知センサーと、上記接着剤塗布部よりも前側に同じ台紙の前端を検知する第2位置検知センサーとを臨ませて
    その第1位置検知センサーの検知出力電気信号により、フィルム吸着用サッカーが上昇位置にてマガジンラックからシュリンクフィルムを吸着し始める一方、
    上記第2位置検知センサーの検知出力電気信号により、同じくサッカーが下降位置にてシュリンクフィルムの吸着を解除するように関係設定したことを特徴とする請求項1記載の熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置。
  6. 第1位置検知センサーを固定する一方、第2位置検知センサーの取付位置を前後方向へ移動させることにより、台紙に対するシュリンクフィルムの貼り付け位置を調整できるように設定したことを特徴とする請求項5記載の熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置。
  7. 前後方向への細長く延在する装置フレームの後側から前側に向かって、順次に台紙供給部と台紙搬送部、その台紙搬送部の中途に臨む接着剤塗布部、フィルム供給部並びに接着剤塗布後の台紙に対するフィルム貼り付け部が配設された熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置において、
    上記台紙供給部を前壁面に台紙繰出しスリットが開口する台紙用マガジンラックと、そのマガジンラックの開口底面へ後方から部分的に張り出す状態として待機する台紙キックプレートと、そのキックプレートの前後方向に沿う進退スライドガイド軸と、上記マガジンラックにおける台紙繰出しスリットのほぼ真下位置に横架するゴムロールと、その水平な回転ゴムロール軸の一端部に取り付け一体化されたゴムロール逆回転阻止用のワンウェイクラッチと、その回転ゴムロール軸と平行に横架する回転繰出し軸上へ取り付け一体化されたキックプレート用伝動輪並びにゴムロール用伝動輪とから形作り、
    上記キックプレート用伝動輪の偏心部と台紙キックプレートとを第1クランクアームによって枢支連結する一方、上記ゴムロール用伝動輪の偏心部とワンウェイクラッチとを第2クランクアームにより枢支連結して、
    上記回転繰出し軸の回転駆動に応じて揺動作用する第1、2クランクアームと、これを介して回転するゴムロール並びに前進移動する台紙キックプレートにより、上記マガジンラックの内部へほぼ水平な姿勢での積層状態に予じめ収容されている台紙を、そのマガジンラックの開口底面から順次1枚づつ台紙搬送部が存在する前方へ送り出すように設定する一方、
    上記フィルム供給部を出口へ行く程徐々に下がる傾斜状態のフィルム用マガジンラックと、その出口のほぼ真下位置に横架するサクションロールと、同じくマガジンラックの出口と向かい合う上昇位置からサクションロールの円周面と向かい合う下降位置までの一定な回動角度だけ往復移動し得るフィルム吸着用サッカーとから形作り、
    上記シュリンクフィルムをその底部が予じめヒートシール又は折り返された袋状の枚葉フィルムとして、上記マガジンラックの内部へ傾斜起立姿勢の整列状態に収容させ、
    サッカーの上昇位置にてマガジンラックから1枚づつ順次吸着した上記フィルムの吸着力を、そのサッカーの下降位置にて解除するや否や、そのフィルムがサクションロールに受け取られて、その円周面へ吸着された巻き付き状態での回転進行により、そのサクションロールとゴムロールとの上下一対から成るフィルム貼り付け部へ供給されるように設定したことを特徴とする熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置。
  8. 台紙搬送部を台紙キックプレートにより送り出された台紙の左右両サイド受け入れ用スライドガイド溝レールと、その一対の平行なスライドガイド溝レールに沿って上記台紙を1枚づつ順次後方から押し進め搬送する台紙係止爪の多数が付属した無端なリンクチェンとから形作ったことを特徴とする請求項7記載の熱収縮包装用シュリンクフィルム付き台紙の製造装置。
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