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JP5320126B2 - 車体下部構造 - Google Patents
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JP5320126B2 - 車体下部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体の左右側にリヤフレームがそれぞれ設けられ、各リヤフレームが車体前後方向に延出された車体下部構造に関する。
車体下部構造は、通常、車室側方両側に左右の縦方向部材(以下、「リヤフレーム」という)を備え、左右のリヤフレームに支持部材(以下、「サブフレーム」という)をボルトで締結し、サブフレームでサスペンション(具体的には、サスペンションアーム)を支持している。
この車体下部構造のなかには、左右のリヤフレームから車体中央に向けて左右の補強部材を延出し、左右の補強材を略V字状に設けるとともに補強材にサブフレームを設けることで、サブフレームを略V字状の補強材で補強するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−316277号公報
ここで、特許文献1の車体下部構造は、左右のリヤフレームから車体中央に向けて左右の補強部材を延出することで、左右の補強材を略V字状に設けている。
すなわち、左補強材が左リヤフレームに傾斜状態で取り付けられるとともに、右補強材が右リヤフレームに傾斜状態で取り付けられている。
よって、車体下部構造に車幅方向の荷重が作用した場合、作用した荷重を左右の補強材で良好に支えることは難しい。
このため、左右のリヤフレームが車幅方向に振れることを良好に防ぐ工夫が要求されていた。
本発明は、左右のリヤフレームが車幅方向に振れることを良好に防ぐことができる車体下部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体の左右側にサイドシルがそれぞれ設けられ、前記サイドシルからリヤフレームが車体後方に延出され、前記リヤフレームの前部を、前記サイドシルから略水平に延出された水平フレーム部と前記リヤフレームのうち前記水平フレーム部の後方の部位を前記水平フレーム部の後端部から上方に向けて湾曲状に延出されるとともに後輪の内側に沿って湾曲状に延出されたキックアップフレーム部とし、前記水平フレーム部にクロスメンバーが車幅方向に向けて架け渡され、前記クロスメンバーからフロアフレームが車体前方に向けて延出され、前記フロアフレームが前記サイドシルの車幅方向内側に設けられた車体下部構造において、前記リヤフレームの車幅方向内側に配置されるとともに車体後方に向けて間隔が漸次狭まるように略ハ字状に設けられ、かつ、前端部が前記クロスメンバーの下方に配置された一対の補強フレームと、前記一対の補強フレームを前記水平フレーム部にそれぞれ連結し、前記水平フレーム部に作用する車幅方向の荷重を支えるために車幅方向に延出された連結ステイと、前記クロスメンバーに沿って車幅方向に延出され、前記一対の補強フレームの前端部に下方から配置されることにより、前記クロスメンバーとともに前記一対の補強フレームの前端部を挟むクロスバーと、を備え、前記クロスバーおよび前記クロスメンバーで前記一対の補強フレームの前端部が挟まれた状態で、前記一対の補強フレームの前端部が前記クロスバーで連結されるとともに前記クロスメンバーで連結され、前記クロスバーのうち、前記一対の補強フレームの前端部に取り付けられた部位から車体前方に突出された突出部が前記フロアフレームに連結されたことを特徴とする。
ここで、キックアップフレーム部は、水平フレーム部の後端部から上方に向けて湾曲状に延出されている。
このため、キックアップフレーム部に車体後方から荷重が作用した場合に、水平フレーム部の後端部が車幅方向に振れることが考えられる。
そこで、請求項1において、一対の補強フレームをリヤフレームの車幅方向内側に略ハ字状に設けた。そして、一対の補強フレームを水平フレーム部に連結ステイで連結し、連結ステイを車幅方向に延出させた。
請求項2は、前記キックアップフレーム部に下方からサブフレームが設けられ、前記サブフレームおよび前記キックアップフレーム部を連結する倒れ防止ステイと、前記倒れ防止ステイおよび前記補強フレームの中央部に架け渡された後連結ステイと、を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、一対の補強フレームをリヤフレームの車幅方向内側に略ハ字状に設けた。そして、一対の補強フレームを水平フレーム部に連結ステイで連結し、連結ステイを車幅方向に延出させた。
連結ステイを車幅方向に延出させることで、水平フレーム部に作用する車幅方向の荷重を連結ステイで支えることができる。
これにより、水平フレーム部が車幅方向に振れることを連結ステイで良好に防ぐことができるので、車体振動の低減を図ることができる。
また、請求項に係る発明では、一対の補強フレームの前端部をクロスバーで連結した。さらに、クロスバーに突出部を設け、突出部をフロアフレームに連結した。
補強フレームの前端部を突出部で強固に支えることができる。
これにより、補強フレームで連結ステイを強固に支えることができるので、水平フレーム部が車幅方向に振れることを一層良好に防ぐことができる。
さらに、請求項2に係る発明では、キックアップフレーム部に下方からサブフレームを設けた。また、サブフレームおよびキックアップフレーム部を倒れ防止ステイで連結した。さらに、倒れ防止ステイおよび補強フレームの中央部に後連結ステイを架け渡した。
本発明に係る車体下部構造を示す底面図である。 図1の車体下部構造の左半部をフロアパネルが除去された状態で示す底面図である。 図2の車体下部構造を示す斜視図である。 図1の4部拡大図である。 図4の分解斜視図である。 図4の6−6線断面図である。 図4の7−7線断面図である。 本発明に係る車体下部構造に作用した衝突荷重で水平フレーム部が車幅方向に振れることを抑える例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は運転者から見た方向にしたがい、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
実施例に係る車体下部構造10について説明する。
図1に示すように、車体下部構造10は、車室11(図3参照)の床部を構成する車体下部ユニット12と、車体下部ユニット12の下方に設けられた燃料タンク13と、燃料タンク13の車体後方に設けられたサブフレームユニット14と、車体下部ユニット12に下方から設けられた補強ユニット15とを備えている。
車体下部ユニット12は、車体前後方向に延びる左右のサイドシル16,17と、左サイドシル16の後端部から車体後方に延びる左リヤフレーム(リヤフレーム)18と、右サイドシル17の後端部から車体後方に延びる右リヤフレーム(リヤフレーム)19と、左右のリヤフレーム18,19間に設けられたフロアパネル21と、フロアパネル21の車室11側に設けられた前クロスメンバー22(図6も参照)と、前クロスメンバー22の車体後方に設けられた後クロスメンバー23と、前クロスメンバー22から車体前方に向けて延出された左右のフロアフレーム(フロアフレーム)81,84とを備えている。
なお、フロアパネル21は、左右のサイドシル16,17間にも設けられている。
サブフレームユニット14は、燃料タンク13の車体後方に設けられたサブフレーム26と、サブフレーム26に設けられた左右のサスペンション27,28とを備えている。
左右のサスペンション27,28には左右の後輪61,62がそれぞれ備えられている。
補強ユニット15は、前後のクロスメンバー22,23に設けられた左右の補強フレーム(一対の補強フレーム)31,32と、左右の補強フレーム31,32の前端部を連結するクロスバー34と、左右の補強フレーム31,32を補強する左右のステイユニット36,37とを備えている。
左リヤフレーム18は、車体の左側に設けられ、前クロスメンバー22近傍に設けられた水平フレーム部41と、水平フレーム部41の車体後側に設けられたキックアップフレーム部42とを備えている。
水平フレーム部41は、車体前後方向に向けて略水平に延出されている。
キックアップフレーム部42は、水平フレーム部41の後端部41aから上方に向けて湾曲状に延出されている(図3も参照)。
右リヤフレーム19は、車体の左側に設けられ、左リヤフレーム18と左右対称の部材であり、各構成部材に左リヤフレーム18と同じ符号を付して説明を省略する。
フロアパネル21は、左右のサイドシル16,17間に設けられるとともに、左右のリヤフレーム18,19間に設けられることで床部を形成し、車室11と車外44(図6参照)とを仕切る板材である。
前クロスメンバー22は、フロアパネル21の車室11側に設けられ、左右の水平フレーム部41に架け渡されている。
後クロスメンバー23は、フロアパネル21の車室11側に設けられ、左右のキックアップフレーム部42の後端部42bに架け渡されている。
サブフレーム26は、左右のキックアップフレーム部42に下方から設けられている。
サブフレーム26は、燃料タンク13の車体後方に設けられた前サブクロスバー45と、前サブクロスバー45の車体後方に設けられた後サブクロスバー46と、前後のサブクロスバー45,46の左端部に架け渡された左サブフレーム47と、前後のサブクロスバー45,46の右端部に架け渡された右サブフレーム48とを備えている。
図2、図3に示すように、左サブフレーム47の前取付部51が左キックアップフレーム部42の前端部42aにボルト52で下方から締結されている。
図1に示すように、左サブフレーム47の後取付部53が左キックアップフレーム部42の後端部42bにボルト54で下方から締結されている。
左サブフレーム47と同様に、右サブフレーム48の前取付部51が右キックアップフレーム部42の前端部42aにボルト52で下方から締結されている。
また、右サブフレーム48の後取付部53が右キックアップフレーム部42の後端部42bにボルト54で下方から締結されている。
これにより、サブフレーム26は、左右のキックアップフレーム部42に下方から設けられている。
図2、図3に示すように、左補強フレーム31は、断面略ロ字状の閉断面に形成され、左リヤフレーム18の車幅方向内側で、かつ、左ステイユニット36の車幅方向内側に配置されている。
図1に示すように、左補強フレーム31は、前端部31aが車幅方向中心線65に対して距離L1だけ離れた位置に設けられ、後端部31bが車幅方向中心線65に対して距離L2だけ離れた位置に設けられている。
距離L1および距離L2はL1>L2の関係が成立している。
左補強フレーム31の前端部31aは、前クロスメンバー22に、クロスバー34の左端部(補強フレームの前端部に取り付けられた部位)74とともにボルト66で取り付けられている。
また、左補強フレーム31の後端部31bは、後クロスメンバー23にボルト67で取り付けられている。
さらに、左補強フレーム31の中央部31cは、前サブクロスバー45にボルト68で取り付けられている。
加えて、左補強フレーム31の後端部31bは、後サブクロスバー46にボルト69で取り付けられている。
右補強フレーム32は、左補強フレーム31と左右対称の部材であり、各構成部材に左補強フレーム31と同じ符号を付して説明を省略する。
右補強フレーム32は、右補強フレーム32と同様に、前端部32aが車幅方向中心線65に対して距離L1だけ離れた位置に設けられ、後端部32bが車幅方向中心線65に対して距離L2だけ離れた位置に設けられている。
これにより、左右の補強フレーム31,32は、サブフレーム26の下方に配置され、車体後方に向けて間隔が漸次狭まるように略ハ字状に設けられている。
左右の補強フレーム31,32の前端部31a,32aは、クロスバー34で連結されている。
クロスバー34は、燃料タンク13の前壁71の前方に設けられ、前クロスメンバー22に沿って車幅方向に延出された部材である。
図4、図5に示すように、クロスバー34は、車幅方向に延出されたクロスバー本体73と、クロスバー34の左端部74に設けられた左突出部(突出部)75と、クロスバー34の右端部76に設けられた右突出部(突出部)77(図1参照)とを有する。
クロスバー34の左端部74は、左補強フレーム31の前端部31aに取り付けられた部位である。
クロスバー34の右端部76(図1参照)は、右補強フレーム32の前端部32aに取り付けられた部位である。
クロスバー本体73は、中央部73aがブラケット78(図7参照)を介してフロアパネル21にボルト79,79(図1も参照)で取り付けられている。
左突出部75は、左端部74(すなわち、左補強フレーム31の前端部31a側)からフロアパネル21の裏面21bに沿って車体前方に向けて突出された突出片である。
左突出部75およびクロスバー本体73の左端部近傍の部位73bで略T字状に形成されている。
図6、図7に示すように、左補強フレーム31の前端部31aは、前クロスメンバー22(具体的には、支持ブラケット24)にクロスバー34の左端部74とともにボルト66で取り付けられている。支持ブラケット24は、前クロスメンバー22に設けられている。
左突出部75は、先端部75aが左フロアフレーム81にボルト82で連結されている。
左フロアフレーム81は、フロアパネル21の表面(車室11側の面)21aに設けられている。
図1に示すように、クロスバー34の右端部76は、右補強フレーム32の前端部32aにボルト66で取り付けられている。
右突出部77は、右端部76(すなわち、右補強フレーム32の前端部32a側)からフロアパネル21の裏面21bに沿って車体前方に向けて突出された突出片である。
右突出部77およびクロスバー本体73の右端部近傍の部位73cで略T字状に形成されている。
右突出部77は、先端部77aが右フロアフレーム84にボルト82で連結されている。
右フロアフレーム84は、フロアパネル21の表面21a(図6参照)に設けられている。
このように、左右の補強フレーム31,32の前端部31a,32aをクロスバー34で連結し、左突出部75を左フロアフレーム81に連結するとともに、右突出部77を右フロアフレーム84に連結することで、前端部31a,32aを強固に支えることができる。
左右の補強フレーム31,32の中央部31c,32cは、前サブクロスバー45でそれぞれ連結されている。
前サブクロスバー45は、燃料タンク13の後壁72の後方に設けられ、車幅方向に延出された部材である。
よって、クロスバー34および前サブクロスバー45間の空間87に燃料タンク13が設けられている。
左右の補強フレーム31,32の後端部31b,32bは、後サブクロスバー46でそれぞれ連結されている。
後サブクロスバー46は、車幅方向に延出された部材である。
図2、図3に示すように、左ステイユニット36は、左補強フレーム31などを補強する補強用のユニットである。
この左ステイユニット36は、右水平フレーム部41および左補強フレーム31に架け渡された前連結ステイ(連結ステイ)91と、左サブフレーム47および右キックアップフレーム部42に取り付けられた倒れ防止ステイ92と、倒れ防止ステイ92および左補強フレーム31の中央部31cに架け渡された後連結ステイ93とを備えている。
図4、図5に示すように、前連結ステイ91は、右水平フレーム部41の後端部41a近傍および左補強フレーム31の前端部31aに架け渡されることで車幅方向に向けて設けられている。
前連結ステイ91は、左補強フレーム31に沿って延出された前接合部96と、前接合部96から車幅方向外側に向けて延出された前連結部97とを有している。
この前連結ステイ91は、前接合部96および前連結部97で略T字状に形成されている。
前接合部96は、前後の端部96a,96bが断面略L字状に形成され、左補強フレーム31の前端部31aに溶接で接合されている。
前連結部97は、断面略コ字状に形成され、外端部97aが右水平フレーム部41の後端部41a近傍にボルト98で締結されている(図7も参照)。
このように、左補強フレーム31を水平フレーム部41の後端部41a近傍に前連結ステイ91で連結し、前連結ステイ91を車幅方向に延出させた。
前連結ステイ91を車幅方向に延出させることで、水平フレーム部41の後端部41aに作用する車幅方向の荷重を前連結ステイ91で支えることができる。
図2、図3に示すように、倒れ防止ステイ92は、左キックアップフレーム部42の前端部42aに左サブフレーム47の前取付部51とともにボルト52で共締めされ、右キックアップフレーム部42の前端部42aにボルト101で締結されている。
倒れ防止ステイ92は、右キックアップフレーム部42の前端部42aに沿って延出されたキックアップ連結部103と、キックアップ連結部103の後端部103aから車幅方向内側に張り出された張出片104とを有している。
この倒れ防止ステイ92は、キックアップ連結部103および張出片104で略L字状に形成されている。
キックアップ連結部103の後端部103aは、右キックアップフレーム部42の前端部42aに左サブフレーム47の前取付部51とともにボルト52で共締めされている。
また、キックアップ連結部103の前端部103bは、左キックアップフレーム部42の前端部42aにボルト101で締結されている。
すなわち、倒れ防止ステイ92は、左サブフレーム47の前取付部51を左キックアップフレーム部42の前端部42aに連結する部材である。
張出片104は、後連結ステイ93にボルト105で締結されている。
キックアップ連結部103および張出片104は、それぞれ断面略コ字状に形成されている。
後連結ステイ93は、倒れ防止ステイ92および左補強フレーム31の中央部31cに架け渡されることで車幅方向に向けて設けられている。
後連結ステイ93は、左補強フレーム31に沿って延出された後接合部107と、後接合部107から車幅方向外側に向けて延出された後連結部108とを有している。
この後連結ステイ93は、前連結ステイ91と同様に、後接合部107および後連結部108で略T字状に形成されている。
後接合部107は、前後の端部107a,107bが断面略L字状に形成され、左補強フレーム31の中央部31cに溶接で接合されている。
後連結部108は、断面略コ字状に形成され、外端部108aが張出片104にボルト105で締結されている。
すなわち、後連結ステイ93は、左補強フレーム31の中央部31cを張出片104に連結する部材である。
図1に示す右ステイユニット37は、左ステイユニット36と左右対称の部材であり、各構成部材に左ステイユニット36と同じ符号を付して説明を省略する。
つぎに、車体下部構造10に衝突荷重が作用した場合に、水平フレーム部41が車幅方向に振れることを抑える例を図8に基づいて説明する。
なお、車体下部構造10は略左右対称の部材であり、図8においては左側の部位について説明して、右側の部位についての説明を省略する。
図8に示すように、車体下部構造10に衝突荷重が車体後方から作用した場合、左リヤフレーム18のキックアップフレーム部42に荷重F1が車体前方に向けて矢印の如く作用する。
ここで、キックアップフレーム部42は、水平フレーム部41の後端部41aから上方に向けて湾曲状に延出されている。
このため、キックアップフレーム部42に車体後方から荷重が作用した場合に、水平フレーム部の後端部が車幅方向に振れることが考えられる。
そこで、左右の補強フレーム31,32を略ハ字状に設けた(図1参照)。
そして、左補強フレーム31を水平フレーム部41の後端部41a近傍に前連結ステイ91で連結し、前連結ステイ91を車幅方向に延出させた。
前連結ステイ91を車幅方向に延出させることで、水平フレーム部41の後端部41aに作用する車幅方向の荷重を前連結ステイ91で支えることができる。
よって、キックアップフレーム部42に荷重F1が作用した場合に、水平フレーム部41の後端部41aが車幅方向に振れることを連結ステイで防ぐことができるので、車体振動の低減を図ることができる。
加えて、水平フレーム部41の後端部41aや左サイドシル16が車幅方向に振れることを連結ステイで防ぐことで、キックアップフレーム部42に作用した荷重F1を水平フレーム部41に良好に伝えて支えることができる。
また、左右の補強フレーム31,32の前端部31a,32a(符号32、符号32aは図1参照)をクロスバー34で連結した。
さらに、クロスバー34に左突出部75を設け、左突出部75を左補強フレーム31の前端部31aからフロアパネル21の裏面21b(図1参照)に沿って突出した。そして、左突出部75を左フロアフレーム81に連結した。
左補強フレーム31の前端部31aを左突出部75で強固に支えることができる。
これにより、左補強フレーム31で前連結ステイ91を強固に支えることができるので、水平フレーム部41の後端部41aや左サイドシル16が車幅方向に振れることを一層良好に防ぐことができる。
なお、本発明に係る車体下部構造10は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、クロスバー34の左端部74に左突出部75を設け、クロスバー34の右端部76に右突出部77を設けた例について説明したが、これに限らないで、左右の突出部75,77を設けないように構成することも可能である。
また、前記実施例で示した左右のリヤフレーム18,19、フロアパネル21、左右の補強フレーム31,32、クロスバー34、水平フレーム部41、キックアップフレーム部42、左突出部75、右突出部77、左右のフロアフレーム81,84および前連結ステイ91などの形状は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明の車体下部構造は、車体の左右側にリヤフレームがそれぞれ設けられ、各リヤフレームが車体前後方向に延出された自動車への適用に好適である。
10…車体下部構造、16,17…左右のサイドシル、18,19…左右のリヤフレーム(リヤフレーム)、21…フロアパネル、22…クロスメンバー(前クロスメンバー)、26…サブフレーム、31,32…左右の補強フレーム(一対の補強フレーム)、31a,32a…左右の補強フレームの前端部、31c,32c…左右の補強フレームの中央部、34…クロスバー、41…水平フレーム部、41a…水平フレーム部の後端部、42…キックアップフレーム部、74…クロスバーの左端部(補強フレームの前端部に取り付けられた部位)、75…左突出部(突出部)、76…クロスバーの右端部(補強フレームの前端部に取り付けられた部位)、77…右突出部(突出部)、81,84…左右のフロアフレーム(フロアフレーム)、91…前連結ステイ(連結ステイ)、92…倒れ防止ステイ、93…後連結ステイ

Claims (2)

  1. 車体の左右側にサイドシルがそれぞれ設けられ、前記サイドシルからリヤフレームが車体後方に延出され、前記リヤフレームの前部を、前記サイドシルから略水平に延出された水平フレーム部と前記リヤフレームのうち前記水平フレーム部の後方の部位を前記水平フレーム部の後端部から上方に向けて湾曲状に延出されるとともに後輪の内側に沿って湾曲状に延出されたキックアップフレーム部とし、前記水平フレーム部にクロスメンバーが車幅方向に向けて架け渡され、前記クロスメンバーからフロアフレームが車体前方に向けて延出され、前記フロアフレームが前記サイドシルの車幅方向内側に設けられた車体下部構造において、
    前記リヤフレームの車幅方向内側に配置されるとともに車体後方に向けて間隔が漸次狭まるように略ハ字状に設けられ、かつ、前端部が前記クロスメンバーの下方に配置された一対の補強フレームと、
    前記一対の補強フレームを前記水平フレーム部にそれぞれ連結し、前記水平フレーム部に作用する車幅方向の荷重を支えるために車幅方向に延出された連結ステイと、
    前記クロスメンバーに沿って車幅方向に延出され、前記一対の補強フレームの前端部に下方から配置されることにより、前記クロスメンバーとともに前記一対の補強フレームの前端部を挟むクロスバーと、を備え、
    前記クロスバーおよび前記クロスメンバーで前記一対の補強フレームの前端部が挟まれた状態で、前記一対の補強フレームの前端部が前記クロスバーで連結されるとともに前記クロスメンバーで連結され、
    前記クロスバーのうち、前記一対の補強フレームの前端部に取り付けられた部位から車体前方に突出された突出部が前記フロアフレームに連結されたことを特徴とする車体下部構造。
  2. 前記キックアップフレーム部に下方からサブフレームが設けられ、
    前記サブフレームおよび前記キックアップフレーム部を連結する倒れ防止ステイと、
    前記倒れ防止ステイおよび前記補強フレームの中央部に架け渡された後連結ステイと、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の車体下部構造。
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