JP5320938B2 - Liquid storage container - Google Patents
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Description
本発明は、液体収納容器に関する。 The present invention relates to a liquid storage container.
近年では、携帯電話機、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、腕時計、PDA(Personal Digital Assistance)、電子手帳等といった小型電子機器がめざましい進歩・発展を遂げている。電子機器の電源として一次電池又は二次電池を用いるのが一般的であるが、エネルギー利用効率のよい燃料電池を電子機器の電源に用いるための研究開発が行われている。電子機器に用いる燃料電池として、直接燃料方式と呼ばれるものや、改質方式と呼ばれるものがある。直接燃料方式とは、燃料電池に直接供給された燃料の電気化学反応により発電する方式である。一方、改質方式とは、燃料を水素にいったん改質し、燃料電池に供給された水素の電気化学反応により発電する方式である。何れの方式にしても液体燃料が必要であるため、液体燃料を収納する容器が電子機器に必要となる。 In recent years, small electronic devices such as mobile phones, notebook personal computers, digital cameras, watches, PDAs (Personal Digital Assistance), and electronic notebooks have made remarkable progress and development. In general, a primary battery or a secondary battery is used as a power source of an electronic device. However, research and development for using a fuel cell with high energy utilization efficiency as a power source of the electronic device has been performed. As fuel cells used in electronic devices, there are a so-called direct fuel system and a so-called reforming system. The direct fuel system is a system that generates electricity by an electrochemical reaction of fuel directly supplied to the fuel cell. On the other hand, the reforming method is a method in which the fuel is once reformed into hydrogen and electric power is generated by an electrochemical reaction of hydrogen supplied to the fuel cell. In any method, liquid fuel is required, and thus a container for storing the liquid fuel is required for the electronic device.
液体燃料の収納容器には、伸張性のある袋を用いたものがある。例えば、特許文献1に記載されているように、伸張性のある袋(86)が硬質な外容器(92)の内側に収容され、袋(86)に液体燃料が収納されて、袋(86)が伸張している。
ところで、袋内の液体燃料が減少する過程で袋に皺が生じると、袋の潰れ方が不十分であり、その皺部分に液体燃料が残留してしまう。そのため、袋内の液体燃料を全て使い切ることができない。特に、袋が膨らんだ状態で多面体を呈している場合、角部の近傍において皺が生じる。
そこで、本発明の課題は、袋内の液体を出来る限り使い切れるようにすることである。
By the way, when the bag is wrinkled in the process of reducing the liquid fuel in the bag, the bag is not sufficiently crushed, and the liquid fuel remains in the bag portion. Therefore, all the liquid fuel in the bag cannot be used up. In particular, when the bag is inflated and presents a polyhedron, wrinkles occur near the corners.
Therefore, an object of the present invention is to use up the liquid in the bag as much as possible.
以上の課題を解決するため、本発明によれば、
膨らんだ状態で多面体を呈し、液体が収容された第1の可撓性袋と、
前記第1の可撓性袋の前記多面体の最も広い面全体に重ねられた第2の可撓性袋と、
前記第1の可撓性袋と前記第2の可撓性袋との間に、前記第1の可撓性袋及び前記第2の可撓性袋よりも高い熱伝導性を有する伝熱材と、
を備え、
前記第1の可撓性袋内の液体が排出される際に、前記第1の可撓性袋内の液体よりも高温な液体が、前記第2の可撓性袋の前記最も広い面の第1の角部の近傍に形成されている第1の導入口及び前記第2の可撓性袋の前記最も広い面の第2の角部の近傍に形成されている第2の導入口から前記第2の可撓性袋に導入されることで、前記第1の可撓性袋が加熱されて前記第1の可撓性袋の柔軟性が増すことを特徴とする液体収納容器が提供される。
In order to solve the above problems, according to the present invention,
A first flexible bag presenting a polyhedron in an inflated state and containing a liquid;
A second flexible bag overlaid over the widest surface of the polyhedron of the first flexible bag;
A heat transfer material having higher thermal conductivity than the first flexible bag and the second flexible bag between the first flexible bag and the second flexible bag. When,
With
When the liquid in the first flexible bag is discharged, the liquid having a higher temperature than the liquid in the first flexible bag is on the widest surface of the second flexible bag . From the first introduction port formed in the vicinity of the first corner and the second introduction port formed in the vicinity of the second corner of the widest surface of the second flexible bag. Provided with the second flexible bag, the first flexible bag is heated to increase the softness of the first flexible bag, thereby providing a liquid container Is done.
好ましくは、前記液体収納容器が、前記第1の可撓性袋に固着されたヒータを更に備える。 Good Mashiku, the liquid container further comprises a heater which is secured to said first flexible bag.
本発明によれば、高温な液体が第2の可撓性袋内に導入されると、第1の可撓性袋の角部が暖められる。そのため、第1の可撓性袋の柔軟性が増し、第1の可撓性袋に皺が発生しにくい。それゆえ、第1の可撓性袋内の液体を出来る限り使い切れるようになる。 According to the present invention, when the hot liquid is introduced into the second flexible bag, the corners of the first flexible bag are warmed. Therefore, the softness of the first flexible bag is increased, and wrinkles are unlikely to occur in the first flexible bag. Therefore, the liquid in the first flexible bag can be used up as much as possible.
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。 Hereinafter, preferred embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings. However, although various technically preferable limitations for implementing the present invention are given to the embodiments described below, the scope of the invention is not limited to the following embodiments and illustrated examples.
〔第1の実施の形態〕
図1は、液体収納容器1の外観を示した斜視図である。図2は、液体収納容器1の内部構造を示した斜視図である。
[First Embodiment]
FIG. 1 is a perspective view showing the appearance of the
この液体収納容器1においては、2つの可撓性袋3,4が外容器2内に収容され、これら可撓性袋3,4が伝熱シート10を挟んで重ねられている。
In the
外容器2は、六面体箱状、特に直方体箱状に設けられている。外容器2は、ポリプロピレン、ポリカーボネートといった樹脂又はアルミニウム、マグネシウムといった金属で形成されたものである。外容器2が剛性又は準剛性であるから、携帯性、運搬性、耐衝撃性、耐荷重性等に優れ、その内側にある可撓性袋3,4が保護される。剛性又は準剛性とは、内容物によって変形しない、又は内容物の形をとらないことをいう。なお、外容器2が複数のパーツに分けられ、これらパーツが組み立てられることで外容器2が構成されてもよい。
The
可撓性袋3,4は可撓性シートを袋状にしたものである。可撓性袋3,4の可撓性シートは熱可塑性を有するので、加熱により軟化・延伸をすることができる。可撓性袋3,4の可撓性シートは、例えばポリエステル(PET)、ナイロン(NY)及び低分子量ポリエチレン(LDPE)等が積層されてなるラミネートフィルムを用いる。ポリエステル層の厚さが10μm、ナイロンの厚さが15μm、低分子量ポリエチレン層の厚さが30μmであることが好ましい。また、可撓性シートの層間に接着剤が介在してもよい。
The
可撓性袋3,4は膨らんだ状態で角部を有する。つまり、可撓性袋3,4は膨らんだ状態で直方体に呈している。直方体である可撓性袋3の最も広い面の一つである上面全体に可撓性袋4が重なっている。そのため、可撓性袋3の上面における4つの角部に可撓性袋4が重なっている。
The
可撓性袋3の上面と可撓性袋4の下面との間の少なくとも全面に伝熱シート10が挟まれている。伝熱シート10は、金属製その他の熱伝導良導体製である。伝熱シート10が可撓性袋3,4の間に挟まれているから、可撓性袋3,4間で効率よく熱交換が行われ、更に可撓性袋3,4の間の全面に配置されているため、可撓性袋4の熱を均等に可撓性袋4に伝熱させる。なお、伝熱シート10の代わりに、フィルム状の電熱ヒータ30を可撓性袋3,4の間に挟んでもよい。
The
初期状態では、常温の液体(メタノール、水、メタノール水、インク等)が可撓性袋3に充填されており、可撓性袋3が膨らんだ状態にある。一方、可撓性袋4は空であり、可撓性袋4が潰れている。特に、可撓性袋4が真空抜きされていることが好ましく、可撓性袋4の上面と下面が接している。
In the initial state, the
可撓性袋3の前面には、可撓性のチューブ11の一端が接続されている。一方、外容器2の前面に開口20が形成され、チューブ11の他端が外容器2の内側からその開口20に挿入されて、チューブ11の他端が外容器2に固着されている。チューブ11の他端には、栓が設けられている。栓には、一方向弁(例えば、ダックビル形状型一方向弁)が用いられる。つまり、栓となる一方向弁は、可撓性袋3内の液体がチューブ11を通って外に流れることを阻止し、その一方向弁が強制的に開かれることによって可撓性袋3内の液体がチューブ11を通って外に流れ得る。
One end of a
可撓性袋4の前面には、導入口16が形成されている。可撓性のチューブ12の一端がその導入口16に通じている。チューブ11の他端が外容器2の内側からその開口20に挿入されて、チューブ12の他端が外容器2に固着されている。チューブ12の他端にも栓が設けられている。
An
なお、可撓性袋3の角部を加熱するべく、可撓性袋3の角部に電熱ヒータ30が固着されていてもよい。電熱ヒータ30が固着される角部は、可撓性袋3の右後ろ、左後ろ、右前、左前の何れの角部でもよいし、これら全ての角部でもよい。
In addition, in order to heat the corner | angular part of the
この液体収納容器1の使用方法について説明する。
2本の挿入ピン(例えば、管、棒状の多孔質体等)を開口20に挿入すると、それら挿入ピンがチューブ11,12の端部に挿入され、チューブ11,12の端部にある栓が開かれる。その状態で、可撓性袋3内の液体がチューブ11を流通して、挿入ピンに送られ、更に下流に流れる。このような流れは、挿入ピンに接続されたポンプによって起こる。可撓性袋3内の液体が可撓性袋3から排出されて他に供給されることで、可撓性袋3が潰れていく。
A method of using the
When two insertion pins (for example, a tube, a rod-like porous body, etc.) are inserted into the
一方、高温の液体が挿入ピンを介してチューブ12に送られ、更にチューブ12内を流通し、可撓性袋4内に導入される。これにより、可撓性袋4が膨らんでいく。可撓性袋4内に貯まっていく液体は可撓性袋3内の液体よりも高温であるから、可撓性袋3が加熱される。特に、伝熱シート10が可撓性袋3と可撓性袋4の間に挟まれているから、可撓性袋3が効率よく加熱される。可撓性袋3が加熱されることで、可撓性袋3の柔軟性が増す。そのため、可撓性袋3に皺が生じにくく、更に可撓性袋3が座屈状の折れ曲がりを生じない。また、可撓性袋3の柔軟性が増しているから、可撓性袋3内の液体を他に供給する際の負荷が少なくて済み、例えばポンプの動力を最小限に抑えることができる。
On the other hand, a high-temperature liquid is sent to the
可撓性袋3が高温になった状態で、可撓性袋3内の液体が排出されると、可撓性袋3が皺・座屈を生じずに潰れていく。そして、可撓性袋3内の液体が無くなると、可撓性袋3が完全に潰れる。可撓性袋3に皺などが生じにくいから、可撓性袋3の上面と下面が全体的に接した状態で可撓性袋3が潰れる。そのため、可撓性袋3内の液体をほぼ完全に使い切ることができる。特に、可撓性袋3の角部を含めて、可撓性袋3の上面全体が加熱されるから、可撓性袋3の角部が潰れにくいということも生じない。
When the liquid in the
液体収納容器1の用途は特に限定されるものではない。例えば、可撓性袋3内の液体が液体燃料(例えば、メタノール)若しくは水又はこれらの混合液である場合、液体収納容器1を小型燃料電池システムに用いることができる。可撓性袋3内の液体がインクである場合、液体収納容器1をインクジェットプリンタに用いることができる。
The use of the
以上のように、本実施形態によれば、外容器2内には可撓性袋3,4が収容されており、その可撓性袋3,4の占める体積が非常に少ないから、外容器2の内側のデッドスペースを最小限に抑えることができる。
また、可撓性袋3内の液体が排出されて供給される際に、可撓性袋3が加熱されるから、可撓性袋3の皺の発生が抑えられて、皺内に液体が残留することを防止することができる。
また、可撓性袋3の加熱は電力などを用いたものではなく、液体収納容器1が用いられる装置から可撓性袋4に供給された高温液体によって可撓性袋3が加熱される。そのため、エネルギー利用効率を向上させることができる。
また、可撓性袋3の上面全体に可撓性袋4が重なっているから、可撓性袋4内に導入された高温液体の重みによって可撓性袋3が潰れやい。そのため、可撓性袋3内の液体を使い切ることができる。
As described above, according to the present embodiment, the
Moreover, since the
In addition, heating of the
Further, since the
なお、本実施形態においては、可撓性袋3は膨らんだ時の形状が六面体であったが、多面体であれば、どのような形状であってもよい。可撓性袋4が多面体の可撓性袋3の何れかの面全体に重なっていれば、その面の角部及びその周辺にも可撓性袋4が重なっていることになる。可撓性袋3が何れの多面体であっても、チューブ12は、可撓性袋4に接する面とは別の面に接続されることになる。
In this embodiment, the
〔第2の実施の形態〕
第1実施形態における液体収納容器1では、チューブ12が可撓性袋3の前面に接続されている。それに対して第2実施形態の液体収納容器1Aでは、図3に示すように、可撓性袋4の側面には導入口16A,17Aがそれぞれ形成されている。導入口16Aは可撓性袋3の上面の右後ろ角部近傍に配置され、導入口17Aは可撓性袋3の上面の左後ろ角部近傍に配置されている。そして、可撓性のチューブ12Aの一端が導入口16Aに通じ、可撓性のチューブ13Aの一端が導入口17Aに通じている。チューブ12A,13Aの他端部が1つに纏まって合流し、その他端部が外容器2の開口20に挿入されて外容器2に固着されている。チューブ12A,13Aの他端部には栓が設けられている。
液体収納容器1Aは、変更した部分を除いて液体収納容器1と同様に設けられており、液体収納容器1Aの各部とそれに相当する液体収納容器1の各部とに対して同一の符号を付す。
[Second Embodiment]
In the
The
この液体収納容器1Aを用いた場合にも、高温液体を可撓性袋4に導入しつつ、可撓性袋3内の液体を排出して他に供給する。高温液体はまず可撓性袋4の後ろ角部に導入されて、それから可撓性袋4内で分散していく。
本実施形態においても、可撓性袋3の皺等の発生を抑えることができ、可撓性袋3内の液体を使い切ることができる。特に、可撓性袋3の角部には皺等が発生しやすいが、その発生を効率よく抑えることができる。これは、高温液体が可撓性袋4のうち可撓性袋3の角部の真上の部分の可撓性袋4内に導入されるから、可撓性袋3の角部が加熱されやすいためである。
Even when this
Also in this embodiment, generation | occurrence | production of the wrinkles etc. of the
〔第3の実施の形態〕
第1実施形態における液体収納容器1では、可撓性袋3の上面全体に1つの可撓性袋4の下面全体が重なっていた。それに対して第3実施形態の液体収納容器1Bでは、図4に示すように、2つの可撓性袋4B,5Bが可撓性袋3の上面に重なっており、2つの可撓性袋6B,7Bが可撓性袋3の下面に重なっている。
[Third Embodiment]
In the
ここで、可撓性袋4Bは可撓性袋3の上面のうち右後ろ角部及びその周辺のみに面接触し、可撓性袋5Bは可撓性袋3の上面のうち左後ろ角部及びその周辺のみに面接触している。また、可撓性袋6Bは可撓性袋3の下面のうち右後ろ角部及びその周辺のみに面接触し、可撓性袋7Bは可撓性袋3の下面のうち左後ろ角部及びその周辺のみに面接触している。
Here, the
導入口16B,17B,18B,19Bが可撓性袋4B,5B,6B,7Bの前面に形成されている。可撓性のチューブ12B,13B,14B,15Bの一端が導入口16B,17B,18B,19Bにそれぞれ通じている。チューブ12B,13B,14B,15Bの他端部が1つに纏まって合流し、その他端部が外容器2の開口20に挿入されて外容器2に固着されている。チューブ12B,13B,14B,15Bの他端部には栓が設けられている。
Introducing
液体収納容器1Bは、変更した部分を除いて液体収納容器1と同様に設けられており、液体収納容器1Bの各部とそれに相当する液体収納容器1の各部とに対して同一の符号を付す。
The
この液体収納容器1Bを用いた場合にも、高温液体を可撓性袋4B,5B,6B,7Bに導入しつつ、可撓性袋3内の液体を排出して他に供給する。そのため、可撓性袋3の角部において皺等が発生することを効率よく抑えることができ、可撓性袋3内の液体を使い切ることができる。
Even when this
なお、可撓性袋4B,5B,6B,7Bのうち少なくとも1つがあればよい。
Note that at least one of the
〔第4の実施の形態〕
第1実施形態における液体収納容器1では、可撓性袋3の上面全体に1つの可撓性袋4の下面全体が重なっていた。それに対して第4実施形態の液体収納容器1Cでは、図4に示すように、3つの可撓性袋4C,5C,6Cが可撓性袋3の上面に重なっている。
[Fourth Embodiment]
In the
ここで、可撓性袋4Bは可撓性袋3の上面のうち右後ろ角部及びその周辺のみに面接触し、可撓性袋5Bは可撓性袋3の上面のうち左後ろ角部及びその周辺のみに面接触し、可撓性袋6Cは可撓性袋4B,5Bの間において可撓性袋3の上面に面接触している。
Here, the
可撓性袋4Cと可撓性袋6Cは側面において接触しており、可撓性袋4Cと可撓性袋6Cが連通穴7Cによって通じている。可撓性袋5Cと可撓性袋6Cも同様に、接触しているとともに、連通穴8Cによって通じている。
The
可撓性袋4Cの前面に導入口16Cが形成され、可撓性袋5Cの前面に導入口17Cが形成されている。可撓性のチューブ12Cの一端が導入口16Cに通じ、可撓性のチューブ13Cの一端が導入口17Cに通じている。チューブ12C,13Cの他端部が1つに纏まって合流し、その他端部が外容器2の開口20に挿入されて外容器2に固着されている。チューブ12C,13Cの他端部には栓が設けられている。
An
液体収納容器1Cは、変更した部分を除いて液体収納容器1と同様に設けられており、液体収納容器1Cの各部とそれに相当する液体収納容器1の各部とに対して同一の符号を付す。
The
この液体収納容器1Cを用いた場合にも、高温液体をチューブ12C,13Cによって可撓性袋4C,5Cに導入しつつ、可撓性袋3内の液体を排出して他に供給する。可撓性袋4C,5Cに導入された高温液体が一時可撓性袋4C,5C内に滞留し、その後可撓性袋6Cに流れ込む。そのため、可撓性袋4C,5C内の液体は可撓性袋6C内の液体よりも高温である。そのため、可撓性袋3の角部を効率よく加熱することができる。もちろん、可撓性袋6C内に導入された液体によって可撓性袋3を全体的に加熱することができる。従って、可撓性袋3、特にその角部に皺等が発生することを効率よく抑えることができ、可撓性袋3内の液体を使い切ることができる。
Even when this
なお、可撓性袋4Cの代わりに流路構造を設け、管、エルボ、剛性容器又は流路構造によってチューブ12Cの端部と連通穴7Cを通じるようにしてもよい。可撓性袋5Cの代わりに流路構造を設けた場合も同様である。
Note that a flow path structure may be provided instead of the
〔第5の実施の形態〕
第1実施形態における液体収納容器1では、可撓性袋3が可撓性袋4の上に重なっており、可撓性袋3と可撓性袋4が固着されていない。それに対して第5実施形態の液体収納容器1Dでは、図6、図7に示すように、可撓性袋3と可撓性袋4が固着され、これらが一体となっている。また、可撓性袋3の上面と可撓性袋4の下面が全体で密着している。なお可撓性袋3の上面及び可撓性袋4の下面の何れかが、密着している面の材料が前述の伝熱シートと同様の材料である金属製その他の熱伝導良導体製であってもよい。
[Fifth Embodiment]
In the
図6、図7では、可撓性袋3,4が、第1実施形態の場合と同様に、外容器に収容されていてもよいし、外容器に収容されていなくてもよい。可撓性袋3,4が外容器に収容されている場合は、チューブが可撓性袋3の前面の口23Dに差し込まれて固着され、別のチューブが可撓性袋4の前面の導入口16Dに差し込まれて固着されており、それらチューブの他端部が外容器の前面の開口に差し込まれて固着されている。なお、図6は、可撓性袋3内に液体が充填された状態を示し、図7は、可撓性袋3内の液体が空又は少なくなった状態を示す。
In FIGS. 6 and 7, the
〔応用例〕
可撓性袋3内に収容された液体が液体燃料(例えば、メタノール)と水の混合液である場合に、液体収納容器1を用いた燃料電池システムの例について説明する。
[Application example]
An example of a fuel cell system using the
図8は、発電モジュール200を搭載した電子機器201を示した斜視図であり、図9は、発電モジュール200を示した斜視図であり、図10は、発電モジュール200の構成を示したブロック図である。
FIG. 8 is a perspective view showing the
電子機器201は、下本体202と、下本体202にヒンジ結合された上本体203と、下本体202の後面に装着された発電モジュール200とを備える。発電モジュール200は、下本体202の後面に対して着脱可能とされている。発電モジュール200は反応モジュール204、燃料電池205及び加湿器212を有する。
The
燃料電池205は固体高分子型燃料電池である。つまり、燃料電池205は、セパレータ、アノード、固体高分子電解質膜、カソード、セパレータの順に積層したものである。
反応モジュール204は、気化器206と、改質器207と、CO除去器208と、触媒燃焼器209と、断熱パッケージ210と、気液分離器211とを備える。改質器207、CO除去器208及び触媒燃焼器209は断熱パッケージ210に収容されている。
The
The
発電モジュール200には、二つの液体収納容器1を装着することができる。液体収納容器1が発電モジュール200に装着された状態では、液体収納容器1の可撓性袋3に収納された液体がポンプによって気化器206に供給される。なお、液体収納容器1の可撓性袋3内の混合液は常温である。
Two
気化器206では、液体が気化される。気化器206で気化した燃料と水の混合気が改質器207に送られる。改質器207では、燃料と水から水素等が触媒により生成される。燃料がメタノールである場合、改質器207では次式(1)に示すような主反応である水蒸気改質反応が起こる。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 …(1)
In the
CH 3 OH + H 2 O → 3H 2 + CO 2 (1)
また、化学反応式(1)についで逐次的に起こる次式(2)のような副反応によって、副生成物として一酸化炭素が微量に(1%程度)生成される。
H2+CO2→H2O+CO …(2)
In addition, a small amount of carbon monoxide (about 1%) is produced as a by-product by a side reaction such as the following formula (2) that occurs sequentially after the chemical reaction formula (1).
H 2 + CO 2 → H 2 O + CO (2)
改質器207は、電熱ヒータや触媒燃焼器209によって加熱されて、約300℃に保たれている。
The reformer 207 is heated by an electric heater or a
(1)式及び(2)式の反応による生成物が改質器207からCO除去器208に送出される。また、CO除去器208には外部の空気がエアポンプによって供給される。
A product resulting from the reaction of the equations (1) and (2) is sent from the reformer 207 to the
CO除去器208は、生成物のうち一酸化炭素を触媒により優先的に酸化させ(式(3)参照)、一酸化炭素を除去するものである。
2CO+O2→2CO2 …(3)
The
2CO + O 2 → 2CO 2 (3)
CO除去器208は、電熱ヒータや触媒燃焼器209によって加熱されて、自己発熱(上記(3)の反応熱)によって、90〜120℃に保たれている。
The
CO除去器208を経て得られた生成物が燃料電池205のアノードに供給される。空気がエアポンプによって燃料電池205のカソードに供給される。
The product obtained through the
燃料電池205のアノード側では、CO除去器208から送出された生成物中の水素による次式(4)のような反応が起こり、生成した水素イオンが固体高分子電解質膜を透過して酸素極に到達する。
H2→2H++2e- …(4)
一方、燃料電池205のカソードでは、固体高分子電解質膜を透過した水素イオンと、空気中の酸素と、電子とにより、次式(5)に示すように水が生成される。
2H++1/2O2+2e-→H2O …(5)
以上により、燃料電池205にて発電が行われる。燃料電池205で生成された電気は本体202,203の各部に供給される。
On the anode side of the
H 2 → 2H + + 2e − (4)
On the other hand, at the cathode of the
2H + + 1 / 2O 2 + 2e − → H 2 O (5)
As described above, power generation is performed in the
燃料電池205が20Wの発電を行う場合、燃料電池205における発電効率は40%程度であり、その際の燃料電池205の温度は約70℃である。
When the
燃料電池205のカソードで生成された水は気液分離器211に送られる。
一方、燃料電池205のアノードではすべての水素が反応するわけでなく、未反応の水素も存在する。その水素は他の生成物とともに触媒燃焼器209に送られる。また、外部の空気がエアポンプによって触媒燃焼器209に送られる。
Water generated at the cathode of the
On the other hand, not all hydrogen reacts at the anode of the
触媒燃焼器209は、水素を触媒により燃焼するものである。触媒燃焼器209で水素燃焼が生じ、その燃焼熱は改質器207及びCO除去器208の加熱に利用される。触媒燃焼器209で生成された水は気液分離器211に送られる。
The
気液分離器211では、触媒燃焼器209や燃料電池205から送られた生成物を液状の水と気体に分離する。気液分離器211で分離した気体は排出される。気液分離器211で分離した液状の水は加湿器212に送られたり、チューブ12を通って可撓性袋4に送られたりする。可撓性袋4に送られる水の温度は約50℃であり、可撓性袋3内の混合液よりも高温である。
The gas-
加湿器212に送られた水は、燃料電池205のアノードやカソードに送られるガスの加湿に用いられる。加湿器212で余った水は気液分離器211に送られる。
The water sent to the
なお、液体収納容器1の代わりに、液体収納容器1A〜1Dを用いてもよい。また、液体収納容器1、1A〜1Dを燃料直接型の燃料電池システムや、液体燃料を用いる固体酸化物型燃料電池システムにも用いてもよい。
Instead of the
1、1A〜1D 液体収納容器
2 外容器
3、4、4B〜6B、4C〜6C 可撓性袋
10 伝熱シート
16A、17A 導入口
30 電熱ヒータ
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記第1の可撓性袋の前記多面体の最も広い面全体に重ねられた第2の可撓性袋と、
前記第1の可撓性袋と前記第2の可撓性袋との間に、前記第1の可撓性袋及び前記第2の可撓性袋よりも高い熱伝導性を有する伝熱材と、
を備え、
前記第1の可撓性袋内の液体が排出される際に、前記第1の可撓性袋内の液体よりも高温な液体が、前記第2の可撓性袋の前記最も広い面の第1の角部の近傍に形成されている第1の導入口及び前記第2の可撓性袋の前記最も広い面の第2の角部の近傍に形成されている第2の導入口から前記第2の可撓性袋に導入されることで、前記第1の可撓性袋が加熱されて前記第1の可撓性袋の柔軟性が増すことを特徴とする液体収納容器。 A first flexible bag presenting a polyhedron in an inflated state and containing a liquid;
A second flexible bag overlaid over the widest surface of the polyhedron of the first flexible bag;
A heat transfer material having higher thermal conductivity than the first flexible bag and the second flexible bag between the first flexible bag and the second flexible bag. When,
With
When the liquid in the first flexible bag is discharged, the liquid having a higher temperature than the liquid in the first flexible bag is on the widest surface of the second flexible bag . From the first introduction port formed in the vicinity of the first corner and the second introduction port formed in the vicinity of the second corner of the widest surface of the second flexible bag. A liquid container, wherein the first flexible bag is heated by being introduced into the second flexible bag, thereby increasing the flexibility of the first flexible bag.
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