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JP5323769B2 - 島設備の台間装置 - Google Patents
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JP5323769B2 - 島設備の台間装置 - Google Patents

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Description

本発明は、島設備の隣接する遊技機間に設置され、前方に向かって送風することによりエアカーテンを形成可能な島設備の台間装置に関するものである。
通常、パチンコ店内に設置された島設備には、複数の遊技機(パチンコ遊技機やスロットマシン等)が並設されており、その隣接する遊技機間には台間装置が設置されている。然るに、遊技者の煙草の煙等が隣接した遊技機の遊技者に至ってしまうのを抑制すべく、従来より、前方に送風するファン等を設け、当該ファン等を駆動させることによりエアカーテンを形成可能な台間装置が提案されるに至っている。
例えば、特許文献1で開示されているように、台間装置内にファン等の送風機を配設するとともに、装置本体の前面側に空気の吸入口及び吐出口がそれぞれ形成され、当該送風機を駆動させることにより前方(遊技者側)に向かって吐出口から送風してエアカーテンを形成し得るようになっていた。かかるエアカーテンにより、隣の遊技機まで煙草の煙等が至ってしまうのを抑制することができる。
一方、従来より、パチンコ機等の遊技機において、前扉の不正開放を防止する装置としては、例えば特許文献2が提案されている。この不正開放防止装置は、閉塞位置(ロック位置)と開放位置(非ロック位置)とに変位可能な平板状のストッパ片と、ソレノイドや固定ピン等を有する固定手段と、ソレノイドを駆動させる制御部等を備えている。そして、リモコン操作により制御部を介してソレノイドを駆動させて、ストッパ片を非ロック位置からロック位置に設定することにより、遊技機の前扉の不正開放を防止するようにしたものである。
特開平10−118327号公報 特開2008−272000号公報
しかしながら、上記従来技術においては、以下の如き問題があった。
特許文献2に記載のものにおいては、ストッパ片をロック位置から非ロック位置に移動させる際、当該ストッパ片を回動動作させる必要があるため、回動動作の過程でパチンコ遊技機の前扉における構成要素に干渉してしまう虞があることから、本出願人は、ロック手段を装置本体に対して前後方向に摺動させてロック位置と非ロック位置との間で動作させ、パチンコ遊技機の前扉とロック手段とが干渉してしまうのを確実に回避することができる島設備の台間装置を検討するに至った。
然るに、エアカーテンを形成可能な台間装置にロック手段を配設しようとした場合、装置本体の上下方向に亘って送風手段が配設されているため、当該ロック手段を設置すべき前後方向の寸法が限られてしまい、ロック位置から非ロック位置まで動作させた状態においても開放しようとするパチンコ遊技機の前扉と干渉してしまう虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ロック手段をロック位置から非ロック位置とした状態において、開放しようとする遊技機の前扉と当該ロック手段とが干渉してしまうのを確実に回避することができる島設備の台間装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、島設備の隣接する遊技機間に設置され、前方に向かって送風することによりエアカーテンを形成可能な島設備の台間装置において、前記島設備における遊技機の側方近傍に設置可能とされた装置本体と、該装置本体の側面、上面、下面又は背面で開口して当該装置本体内に空気を吸入し得る吸入口と、前記装置本体の前面において上下方向に開口して空気を吐出し、エアカーテンを形成し得る吐出口と、前記吸入口から空気を吸入しつつ前記吐出口に向かって送風し得る送風手段と、前記装置本体に配設されるとともに、前記遊技機の前扉を固定枠に対して開放するのを規制するロック位置と当該前扉を固定枠に対して開放するのを許容する非ロック位置との間で移動可能なロック手段とを具備し、当該ロック手段は、前記装置本体の前後方向に亘って略直線状に形成された摺動レールと、該摺動レールに沿って摺動して前進又は後退可能とされた可動部材と、該可動部材の先端に形成され、当該可動部材が後退した状態でロック位置とされるとともに前進した状態で非ロック位置とされるロック部材とを有するとともに、前記送風手段を所定寸法離間させつつ上下に複数配設させて当該送風手段の離間部まで前記ロック手段の摺動レールが至る構成とされ、且つ、当該摺動レールは、前記装置本体に固定された固定レールと、該固定レールに沿って摺動して前記可動部材と共に前進又は後退可能とされた可動レールとを有したことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1記載の島設備の台間装置において、前記可動部材には、前記摺動レールに対して当接しつつ転動自在とされた転動部材が配設され、当該可動部材の摺動に伴って当該転動部材が転動するよう構成されたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の島設備の台間装置において、前記送風手段は、前記装置本体内で上下方向に延びた回転軸を中心に回転可能に配設されるとともに、側面に送風のための羽根が形成された略円筒状のファン部材と、該ファン部材を回転軸を中心として回転駆動させるためのモータとを有したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ロック手段は、装置本体の前後方向に亘って略直線状に形成された摺動レールと、該摺動レールに沿って摺動して前進又は後退可能とされた可動部材と、該可動部材の先端に形成され、当該可動部材が後退した状態でロック位置とされるとともに前進した状態で非ロック位置とされるロック部材とを有するとともに、送風手段を所定寸法離間させつつ上下に複数配設させて当該送風手段の離間部までロック手段の摺動レールが至る構成とされたので、可動部材の摺動範囲を大きくしてロック部材のロック位置から非ロック位置までの寸法を大きく設定することができ、当該ロック手段をロック位置から非ロック位置とした状態において、開放しようとする遊技機の前扉と当該ロック手段とが干渉してしまうのを確実に回避することができる。
さらに、摺動レールは、装置本体に固定された固定レールと、該固定レールに沿って摺動して可動部材と共に前進又は後退可能とされた可動レールとを有したので、可動部材の摺動範囲を更に大きくしてロック部材のロック位置から非ロック位置までの寸法をより大きく設定することができる。
請求項の発明によれば、可動部材には、摺動レールに対して当接しつつ転動自在とされた転動部材が配設され、当該可動部材の摺動に伴って当該転動部材が転動するよう構成されたので、可動部材の摺動を滑らか且つスムーズに行わせることができる。
請求項の発明によれば、送風手段は、装置本体内で上下方向に延びた回転軸を中心に回転可能に配設されるとともに、側面に送風のための羽根が形成された略円筒状のファン部材と、該ファン部材を回転軸を中心として回転駆動させるためのモータとを有したので、送風手段が離間部を介して上下に複数配設されても、高さ方向に十分幅広いエアカーテンを形成することができ、煙草の煙等の遮断効果を更に十分に発揮し得る。
本発明の実施形態に係る島設備の台間装置を示す正面図 同台間装置の内部構成を示す側面図 同台間装置を示す背面図 同台間装置におけるロック手段(摺動前)の詳細を示す側面図 同台間装置におけるロック手段(摺動前)の詳細を示す断面図 同台間装置におけるロック手段(摺動後)の詳細を示す側面図 同台間装置におけるロック手段(摺動後)の詳細を示す断面図 同台間装置におけるロック手段のロック部材を示す拡大図 同台間装置が適用されるパチンコ遊技機を示す正面図 同台間装置が適用されるパチンコ遊技機を示す側面図 同台間装置が設置される島設備全体を示す模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る島設備の台間装置は、図11に示すように、パチンコ遊技店における島設備Sの隣接するパチンコ遊技機P間に設置され、前方(同図中手前側)に向かって送風することによりエアカーテンを形成可能なものであり、図1〜3に示すように、装置本体2と、送風手段(ファン部材3及びモータ4)と、吸入口5と、吐出口6と、案内部材12と、ロック手段13と、制御基板14と、収容部22とを有して構成されている。
パチンコ遊技機Pは、図9、10に示すように、島設備Sに固定される固定枠Pbと、固定枠Pbに対して開閉自在とされた前扉Paとを有しており、前扉Paには、ガラス枠と遊技盤取付枠(内枠)とが形成されている。然るに、右側縁部に形成された鍵穴に鍵を差し込みつつ所定方向に回転させることにより、前扉Paを固定枠Pbに対して開放し得るようになっている。尚、同図中符号Pcは、前扉Paを固定枠Pbに対して開閉可能とするヒンジを示している。
装置本体2は、台間装置1の筐体を成すもので全体として上下に細長い箱型形状とされており、島設備Sにおけるパチンコ遊技機Pの側方近傍に設置可能とされるとともに内部に種々構成要素が収容されている。かかる装置本体2は、上下寸法がパチンコ遊技機Pの高さ寸法と略同一とされており、その前面2aを島設備Sの前方に臨ませつつ背面2b及び側面(上面及び下面も同様)を島設備S内に臨ませて固定されるようになっている。尚、図中符号22は、パチンコ遊技機Pの遊技内容に関する説明が記載された説明書を収容可能な収容部を示しており、符号22aは、収容した説明書を係止するための係止手段を示している。また、符号2cは、収容部22に説明書を挿入するための挿入口を示している。
ここで、本実施形態に係る装置本体2には、その側方近傍のパチンコ遊技機Pにおける前扉Paの開放を規制するロック手段13が配設されている。かかるロック手段13は、図2及び図4〜10に示すように、装置本体2の前後方向に亘って略直線状に固定された摺動レール19と、該摺動レール19に沿って摺動して前進又は後退可能とされた可動部材20と、該可動部材20の先端に形成されたロック部材13aと、可動部材20及びロック部材13aをロック位置から非ロック位置に向かって前進側に付勢するスプリングs(付勢手段)と、可動部材20を所定位置で係止させる係止部材15と、該係止部材15を動作させるソレノイド23(解除手段)とから主に構成されている。
可動部材20には、その長手方向に亘って複数(本実施形態においては6つ)の転動部材21が形成されている。かかる転動部材21は、それぞれが摺動レール19に対して当接しつつ軸L2を中心に転動自在に配設されており、可動部材20の摺動に伴って転動することにより、当該可動部材20の摺動を滑らか且つスムーズに行わせ得るよう構成されている。ロック部材13aは、フック状に形成された例えば樹脂成形品から成るもので、図10に示すように、可動部材20が後退した状態でロック位置(α)とされるとともに前進した状態で非ロック位置(β)とされるようになっている。
更に、ロック部材13aは、非ロック位置(β)にあるとき可動部材20の先端に形成された軸L1を中心として当該可動部材20に対して揺動自在(フリーな状態)とされているとともに、ロック位置(α)にあるとき軸L1を中心とした当該揺動が規制されるよう構成されている。即ち、図5に示すように、可動部材20が後退した状態とされてロック部材13aがロック位置(α)にあるとき、当該ロック部材13aの周囲をカバー部材18が覆うよう構成されており、当該カバー部材18の開口縁部18aによりロック部材13aの揺動が規制されているのである。また、ロック部材13aがロック位置(α)にあるとき、当該ロック部材13aの背面がストッパTのストッパ面Taと当接又は近接した状態となっており、これによってもロック部材13aの揺動が規制されている。
これにより、非ロック位置(β)にあるロック部材13aを揺動させてパチンコ遊技機Pの前扉Paを開放させ易くすることができる一方、ロック位置(α)にあるロック部材13aの揺動を規制して当該前扉Paのロック(開放の規制)を確実に行わせることができる。また、可動部材20が前進して非ロック位置(β)にあるとき、ロック部材13aに対して作業者等が干渉してしまったとしても、当該ロック部材13aが揺動自在となっているので、過度に荷重が付与されるのを抑制でき、破損等を回避することができる。
係止部材15は、揺動軸15bを中心に揺動自在とされるとともに、スプリング(不図示)によって常時上方へ付勢されており、その先端には可動部材20の外周面に形成された凹凸形状の被係止部20aに対して係止可能な爪部15aが形成されている。而して、爪部15aが被係止部20aに係止することにより可動部材20を係止することができ、図2、5で示す如く、ロック部材13aを後退側(即ち、ロック位置(α))で保持させることができる。この状態においては、その側方近傍のパチンコ遊技機Pにおける前扉Pa(前面枠及びガラス枠)の前方近傍にロック部材13aが位置することとなり、当該前扉Paの開放を規制し得るようになっている。
解除手段としてのソレノイド23は、その作動軸23aが係止部材15と連結されており、当該ソレノイド23に通電して作動軸23aを作動させることにより、係止部材15をスプリング(不図示)の付勢力に抗して揺動させ得るよう構成されている。これにより、爪部15aが被係止部20から離間して係止が解かれることとなり、可動部材20がスプリングsの付勢力で前進側に摺動するので、図10に示すように、ロック部材13aをロック位置(α)から非ロック位置(β)に略直線状に移動させ得るようになっている。
而して、可動部材20が前進側に摺動すると、ロック部材13aがパチンコ遊技機Pにおける前扉Paから前方に遠ざかり、当該前扉Paの開放を許容し得ることとなる。このように、ソレノイド23(解除手段)によって可動部材20に対する係止を解除すればロック位置(α)にある可動部材20及びロック部材13aがスプリングs(付勢手段)の付勢力にて非ロック位置(β)まで自動的に移動することとなり、ロック解除時の作業性を向上させることができる。
尚、可動部材20に形成された被係止部20aの凹凸形状は、当該可動部材20の摺動方向に亘って複数形成されているため、爪部15aの係止を任意部位にて行わせれば、可動部材20を任意位置にて保持させることができる。従って、ロック部材13aのロック位置(α)及び非ロック位置(β)をパチンコ遊技機Pの形態に合わせて設定することができる。
また、装置本体2には、その前面2a上部に操作手段7(後で詳述する)、表示灯9及び噴出口10が形成されている。表示灯9は、複数個のLEDで形成され、ファン部材3の駆動状態(モータ4の駆動状態)やロック手段13の作動状態を点灯表示し得るようになっている。噴出口10は、静電霧化微粒子水発生装置11(図2参照)で生じた帯電微粒子水を前方(遊技者側)に噴霧させるための開口である。当該静電霧化微粒子水発生装置11は、背面2bに設けたノズル11aから水を供給することにより、この水を静電霧化作用で帯電微粒子水とするためのものであり、これにより、遊技者近傍の空気が清浄化されたり加湿されて、快適な遊技空間が得られるようになっている。
送風手段は、装置本体2内に配設されたファン部材3及びモータ4を有して成り、吸入口5から空気を吸入しつつ吐出口6に向かって送風し得るものである。ファン部材3は、所謂クロスフローファンと称されるファンから成り、図2に示すように、装置本体2内で上下方向に延びた回転軸を中心に回転可能に配設されるとともに、側面に送風のための羽根が形成された略円筒状のものから成る。かかるファン部材3は、フレームにおいて回転自在に取り付けられており、当該フレームの上部にはモータ4が形成されている。
当該モータ4は、ファン部材3を回転軸を中心として回転駆動させるための駆動源である。而して、本実施形態においては、ファン部材3とモータ4とを同一フレームに組み付けて一体とすることにより送風ユニットYを構成しており、当該送風ユニットYが装置本体2内において上下方向に複数(本実施形態においては2つ)並設されている。尚、本実施形態においては、送風ユニットYが上下に2つ配設されているが、上下方向に亘って1つ配設したもの、或いは3つ以上配設したものとしてもよい。即ち、装置本体2に形成された吸入口5及び吐出口6の形成位置や他の構成要素の配設関係に応じて送風ユニットYを任意の位置で配設することができるのである。
吸入口5は、装置本体2の背面2bで開口し、ファン部材3の回転駆動により当該装置本体2内に空気を吸入し得るものである。尚、吸入口5の他、装置本体2の側面で開口し、ファン部材3の回転駆動により当該装置本体2内に空気を吸入し得る吸入口も形成されている。然るに、本実施形態においては、吸入口5は、装置本体2の背面2b及び側面に形成されているが、前面2a以外の他の面(装置本体2の上面又は下面)に形成するようにしてもよい。尚、図2中符号16は吸入口5を覆った活性炭フィルタを示しており、当該吸入口5から吸入される空気を濾過して浄化し得るようになっている。
吐出口6は、装置本体2の前面2a側で上下方向に延びてスリット状に開口し、ファン部材3の回転駆動により吸入口5から吸入した空気を吐出させることにより前方に向かって送風し得るものであり、かかる送風により隣接するパチンコ遊技機P間において所謂エアカーテンを形成することができる。即ち、本実施形態においては、吸入口5が装置本体2の背面2b(及び側面)に形成されているため、吐出口6を装置本体2の前面2aにおける広い範囲に亘って形成させることができ、エアカーテンの高さ方向(上下方向)の幅(空気の流れで形成される壁の高さ)を大きく設定することができるのである。
更に、装置本体2の前面2a上部には、ファン部材3の駆動をオン・オフ操作(即ち、モータ4のオン・オフ操作)するための又は当該ファン部材3の回転速度を任意に調整するための操作手段7が配設されている。具体的には、かかる操作手段7は、押圧操作及び回転操作が可能な操作摘みから成り、押圧操作によりファン部材3が回転駆動開始又は停止されるとともに、回転操作により可変抵抗器8(図2参照)を作用させてモータ4に送られる電流を変化させ、当該ファン部材3を任意の回転速度に調整し得るようになっている。
案内部材12は、ファン部材3からの送風を吐出口6まで案内するもので、装置本体2の内部空間を左右に仕切る仕切板から成り、その表面でファン部材3からの送風を吐出口6まで導いて案内させるようになっている。即ち、ファン部材3の回転駆動により吸入口5から吸入した空気は、吐出口6に向かって流れる過程において、案内部材12の表面で整流されつつ当該吐出口6に導かれて案内されるよう構成されているのである。
更に、上下の案内部材12のうち上方に取り付けられた案内部材12における裏面には、図2に示すように、所定の電気回路が形成された制御基板14が取り付けられている。かかる制御基板14は、装置本体2内に配設された種々電機部品(モータ4やソレノイド23等)を制御するためのマイコン等を具備したプリント基板から成るもので、ネジ等の汎用的締結手段にて案内部材12の裏面側に固定されている。
これにより、ファン部材3からの送風により、エアカーテンを形成することができるのに加え、制御基板14の冷却を図ることができる。即ち、エアカーテンを形成するための送風を流用し、その送風にて制御基板14におけるマイコン等が過熱してしまうのを抑制することができるのである。而して、制御基板14の過熱を防止することができるとともに当該制御基板14のための別個の冷却手段が不要とされる。尚、図2中符号17は、制御基板14から突出形成された冷却手段を示している。
ここで、本実施形態においては、送風手段(ファン部材3とモータ4とを組み付けた送風ユニットY)を所定寸法離間させつつ上下に複数(本実施形態においては上下1対)配設させて当該送風手段(ファン部材3及びモータ4)の離間部C(図2参照)までロック手段13の摺動レール19の後端(図中右端)が至る構成とされている。即ち、摺動レール19は、装置本体2内において離間部Cから前面2a側までの間で前後方向に延設されることとなるのである。
これにより、可動部材20の摺動範囲を大きくしてロック部材13aのロック位置から非ロック位置までの寸法を大きく設定することができ、当該ロック手段13(ロック部材13a)をロック位置から非ロック位置とした状態において、開放しようとするパチンコ遊技機Pの前扉Paと当該ロック手段13(ロック部材13a)とが干渉してしまうのを確実に回避することができる。
上記実施形態によれば、ロック手段13は、装置本体2の前後方向に亘って略直線状に形成された摺動レール19と、該摺動レール19に沿って摺動して前進又は後退可能とされた可動部材20と、該可動部材20の先端に形成され、当該可動部材20が後退した状態でロック位置(α)とされるとともに前進した状態で非ロック位置(β)とされるロック部材13aとを備えたので、ロック部材13aをロック位置(α)と非ロック位置(β)との間で動作させる過程でパチンコ遊技機Pの前扉Paと干渉してしまうのを確実に回避することができる。
更に、装置本体2内で上下方向に延びた回転軸を中心に回転可能に配設されるとともに側面に送風のための羽根が形成された略円筒状のファン部材3を有し、且つ、吸入口5が装置本体2の背面2b(及び側面)で開口し、吐出口6が当該装置本体2の前面2a側で上下方向に延びて開口したので、送風手段が離間部Cを介して上下に複数配設されても、高さ方向に十分幅広いエアカーテンを形成することができ、煙草の煙等の遮断効果を十分に発揮し得る。
また、ファン部材3とモータ4とを組み付けた送風ユニットYを具備し、当該送風ユニットYを装置本体2内において上下方向に複数(上下に一対)並設させたので、高さ方向に十分幅広いエアカーテンを形成することができるとともに、装置本体2内のレイアウトの自由度を向上させることができる。即ち、送風ユニットYを上下方向に複数並設させる構成とすることにより、吸入口5(側面の吸入口も同様)及び吐出口6の形成位置や他の構成要素の配設関係に応じて送風ユニットYを任意の位置で配設することができ、レイアウトの自由度を向上させ得るのである。
更に、装置本体2には、ファン部材3の駆動をオン・オフ操作するための又は当該ファン部材3の回転速度を任意に調整するための操作手段7が形成されたので、遊技者や遊技店の従業員等が必要に応じてファン部材3を駆動させ或いは当該ファン部材3の回転速度を使用状況に応じて調整することができる。尚、本実施形態に係る操作手段7は、押圧操作及び回転操作が可能な操作摘みで構成されているが、他の形態の操作手段(例えば、ファン部材3の駆動をオン・オフ操作するための操作手段と、当該ファン部材3の回転速度を任意に調整するための操作手段とを別個に配設したもの)としてもよい。
ここで、本実施形態においては、摺動レール19が、装置本体2に固定された固定レールと、該固定レールに沿って摺動して可動部材20と共に前進又は後退可能とされた可動レールとを有したものとされている。この場合、可動部材20及び可動レールが固定レールに沿って摺動し、その端部(固定レール19aに対する摺動端)に達すると、ロック部材13aが第1非ロック位置(β)に至り、そこから更に可動部材20が可動レール19bに沿って摺動し、その端部(可動レール19bに対する摺動端)に達すると、ロック部材13aが第2非ロック位置(γ)に至るよう構成することができる。
更に、上記構成により、摺動レール19は、装置本体2に固定された固定レールと、該固定レールに沿って摺動して可動部材20と共に前進又は後退可能とされた可動レールとを有したので、可動部材20の摺動範囲を更に大きくしてロック部材13aのロック位置から非ロック位置(第1非ロック位置(β)から更に前進した位置である第2非ロック位置(γ))までの寸法をより大きく設定することができる。従って、ロック手段13(ロック部材13a)をロック位置から非ロック位置(第2非ロック位置(γ))とした状態において、開放しようとするパチンコ遊技機Pの前扉Paと当該ロック手段13(ロック部材13a)とが干渉してしまうのを確実に回避することができる。
然るに、送風手段(ファン部材3及びモータ4)を所定寸法離間させつつ上下に複数配設させて当該送風手段の離間部Cまでロック手段13の摺動レール19が至る構成であれば足りる。また、送風手段(ファン部材3及びモータ4)を所定寸法離間させつつ上下に複数配設させて当該送風手段の離間部Cまでロック手段13の摺動レール19が至る構成とするとともに、装置本体2の背面を膨出させて膨出部を形成し、当該膨出部まで当該摺動レール19の後端が至るよう構成してもよい。
更に、操作手段7、表示灯9及び静電霧化微粒子水発生装置11、収容部22等を具備しないもの(即ち、専らパチンコ遊技機Pの前扉Paをロックし得る台間装置等)としてもよく、更には他の機能が付加されたもの(例えば、プリペイドカード投入口等が形成された台間装置等)としてもよい。また更に、本実施形態においては、送風手段として所謂クロスフローファンと称されるファンが用いられているが、吐出口に向かって送風し得る他の形態のもの(例えばシロッコファン等)としてもよい。また、本実施形態においては、パチンコ遊技機Pが並設された島設備Sに適用されているが、スロットマシン等他の遊技機が並設された島設備に適用することができる。
ロック手段は、装置本体の前後方向に亘って略直線状に形成された摺動レールと、該摺動レールに沿って摺動して前進又は後退可能とされた可動部材と、該可動部材の先端に形成され、当該可動部材が後退した状態でロック位置とされるとともに前進した状態で非ロック位置とされるロック部材とを有するとともに、前記送風手段を所定寸法離間させつつ上下に複数配設させて当該送風手段の離間部まで前記ロック手段の摺動レールが至る構成とされ、且つ、当該摺動レールは、装置本体に固定された固定レールと、該固定レールに沿って摺動して可動部材と共に前進又は後退可能とされた可動レールとを有した島設備の台間装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用できる。
1 台間装置
2 装置本体
2c 挿入口
3 ファン部材
4 モータ
5 吸入口
6 吐出口
7 操作手段
8 可変抵抗器
9 表示灯
10 噴出口
11 静電霧化微粒子水発生装置
12 案内部材
13 ロック手段
13a ロック部材
14 制御基板
15 係止部材
16 活性炭フィルタ
17 冷却手段
18 カバー部材
19 摺動レール
20 可動部材
21 転動部材
22 収容部
22a 係止手段
23 ソレノイド(解除手段)
S 島設備
P パチンコ遊技機
s スプリング(付勢手段)
α ロック位置
β 第1非ロック位置

Claims (3)

  1. 島設備の隣接する遊技機間に設置され、前方に向かって送風することによりエアカーテンを形成可能な島設備の台間装置において、
    前記島設備における遊技機の側方近傍に設置可能とされた装置本体と、
    該装置本体の側面、上面、下面又は背面で開口して当該装置本体内に空気を吸入し得る吸入口と、
    前記装置本体の前面において上下方向に開口して空気を吐出し、エアカーテンを形成し得る吐出口と、
    前記吸入口から空気を吸入しつつ前記吐出口に向かって送風し得る送風手段と、
    前記装置本体に配設されるとともに、前記遊技機の前扉を固定枠に対して開放するのを規制するロック位置と当該前扉を固定枠に対して開放するのを許容する非ロック位置との間で移動可能なロック手段と、
    を具備し、当該ロック手段は、
    前記装置本体の前後方向に亘って略直線状に形成された摺動レールと、
    該摺動レールに沿って摺動して前進又は後退可能とされた可動部材と、
    該可動部材の先端に形成され、当該可動部材が後退した状態でロック位置とされるとともに前進した状態で非ロック位置とされるロック部材と、
    を有するとともに、前記送風手段を所定寸法離間させつつ上下に複数配設させて当該送風手段の離間部まで前記ロック手段の摺動レールが至る構成とされ、且つ、当該摺動レールは、
    前記装置本体に固定された固定レールと、
    該固定レールに沿って摺動して前記可動部材と共に前進又は後退可能とされた可動レールと、
    を有したことを特徴とする島設備の台間装置。
  2. 前記可動部材には、前記摺動レールに対して当接しつつ転動自在とされた転動部材が配設され、当該可動部材の摺動に伴って当該転動部材が転動するよう構成されたことを特徴とする請求項1記載の島設備の台間装置。
  3. 前記送風手段は、
    前記装置本体内で上下方向に延びた回転軸を中心に回転可能に配設されるとともに、側面に送風のための羽根が形成された略円筒状のファン部材と、
    該ファン部材を回転軸を中心として回転駆動させるためのモータと、
    を有したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の島設備の台間装置。
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