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JP5325006B2 - 固体撮像装置 - Google Patents
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JP5325006B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光電変換部を含む画素部がアレイ状に配列された固体撮像装置に関する。
近年、MOS型の固体撮像装置は、低消費電力駆動及び高速撮像が可能な装置として注目されており、携帯機器カメラ、車載カメラ及び監視カメラと幅広い分野で搭載され始めている。
図6は、一般的なMOS型の固体撮像装置の構成を示した回路図である。図6に示すように、光電変換部(フォトダイオード)101を含む画素部100がアレイ状に配列されて撮像領域200を構成している。光電変換部101で光電変換された電荷は、転送トランジスタ103によって、浮遊拡散層(フローティングディフュージョン)102に転送される。浮遊拡散層102に転送された電荷は、増幅トランジスタ104で増幅され、垂直シフトレジスタ108で選択された選択トランジスタ106を介して、出力信号線111に伝達され、さらに、水平シフトレジスタ109を介して、出力端112から出力される。なお、浮遊拡散層102に蓄積されている余剰電荷は、ドレイン領域が電源線107に接続されたリセットトランジスタ105により排出される。
図7は、上記画素部100の一般的な構成を示した断面図である。図7に示すように、基板201に、光電変換部101、浮遊拡散層102、及び増幅トランジスタ104のソース・ドレイン領域が形成され、隣接する画素部100は、絶縁分離部202で電気的に分離されている。
ところで、基板201中に入射した赤色光などの長波長光は、基板201中の深い領域まで進入するため、光電変換された電荷の一部が隣接する画素部100までリーク拡散すると、混色やブルーミングの発生原因となる。そこで、このようなリーク拡散による混色等を防止するために、図7に示すように、絶縁分離部202下方の浅い領域に分離拡散層203を形成するとともに、分離拡散層203下方の深い領域に、幅の狭い分離拡散層204をさらに形成する方法が、特許文献1、2等に記載されている。
また、固体撮像装置の高速化が進むと、増幅トランジスタ104が形成される基板210の電位が、増幅トランジスタの高速動作時に変動すると、増幅トランジスタの動作が不安定になる。そこで、図7に示すように、基板201の高濃度ウエル領域205を形成し、この高濃度ウエル領域205内に増幅トランジスタ104を形成する方法がとられている。これにより、増幅トランジスタ104が高速動作しても、ウエル領域205の電位変動を抑制することができるため、増幅トランジスタ104を安定して動作させることができる。
特開平11−284168号公報 米国特許第5859462号明細書
複数の画素部100をアレイ状に配置したレイアウトにおいて、隣接する画素部100を電気的に分離する絶縁分離部202は、光電変換部101間に増幅トランジスタ104が配置されていない領域と、光電変換部101間に増幅トランジスタ104が配置されている領域とを有する。従って、光電変換部101間に増幅トランジスタ104が配置されていない領域は、絶縁分離部202の最も幅の狭い領域となる。
画素部100の微細化に伴い、この最小幅の絶縁分離部202がさらに狭小化されると、深い領域に形成された分離拡散層204は、浅い領域に形成された分離拡散層203よりも幅が狭くなっているため、光電変換部101の底部が分離拡散層204側に拡大する幅が大きくなる。そのため、基板201中に斜め方向に入射した長波長光(赤色光)が、光電変換部101の底部の横方向に拡大した領域まで進入すると、光電変換された電荷の一部が隣接する画素部100までリーク拡散し、混色やブルーミングが発生するおそれがある。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたもので、固体撮像装置を微細化しても、混色やブルーミングの発生のない、高解像度及び高感度な固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面における固体撮像装置は、複数の画素部がアレイ状に配列された固体撮像装置であって、画素部は、基板内に形成された第1導電型の拡散領域からなる光電変換部と、光電変換部に蓄積された電荷を浮遊拡散層に転送する転送トランジスタと、浮遊拡散層に転送された電荷を出力線に出力する増幅トランジスタとを備え、隣接する光電変換部間、及び光電変換部と増幅トランジスタ間は、それぞれ絶縁分離部で電気的に分離されており、絶縁分離部は、光電変換部間に増幅トランジスタが配置されていない第1の領域と、光電変換部間に増幅トランジスタが配置されている第2の領域とを少なくとも有し、絶縁分離部の下方には、第2導電型の分離拡散層が形成され、分離拡散層は、第1の分離拡散層と、第1の分離拡散層下方に形成された第2の分離拡散層とからなり、第1の領域において、絶縁分離部下方に形成された第2の分離拡散層の幅は、第1の分離拡散層の幅よりも広い。
このような構成により、第1の領域における最小幅の絶縁分離部においても、光電変換部の底部が、第2の分離拡散層側に拡大するのを抑制できるため、長波長光(赤色光)が光電変換部の底部領域まで進入しても、光電変換された電荷の一部が隣接する光電変換部までリーク拡散するのを抑制することができる。また、第1の分離拡散層を第2の分離拡散層よりも幅を狭くしているので、光電変換部の浅い領域における開口面積が広がるため、短波長光(青色光または緑色光)の感度を向上させることができる。これにより、固体撮像装置を微細化しても、混色やブルーミングの発生のない、高解像度及び高感度な固体撮像装置を実現することが可能となる。
ある好適な実施形態において、上記第2の領域における絶縁分離部間にある増幅トランジスタのソース・ドレイン領域は、第1の分離拡散層と同時に形成されたウエル領域内に形成されており、第2の領域における絶縁分離部下方に形成された第2の分離拡散層の幅は、第1の領域における絶縁分離部下方に形成された第2の分離拡散層の幅より広い。
このような構成により、ウエル領域のシート抵抗を低減できるため、増幅トランジスタ104が高速動作しても、ウエル領域の電位変動を抑制することができ、これにより、増幅トランジスタを安定して高速動作させることができる。
ある好適な実施形態において、上記第1の分離拡散層の不純物濃度は、第2の分離拡散層の不純物濃度よりも高くなっている。
ある好適な実施形態において、上記第1の分離拡散層及び第2の分離拡散層は、それぞれ、異なるエネルギーのイオン注入を複数回行うことによって形成されたものである。
本発明によれば、固体撮像装置を微細化しても、混色やブルーミングの発生を抑制し、高解像度及び高感度を維持することのできる固体撮像装置を実現することができる。
本発明の一実施形態におけるアレイ状に配置された画素部のレイアウトを示した平面図である。 (a)は、図1におけるIIa−IIa線に沿った断面図、図2(b)は、図1におけるIIb−IIb線に沿った断面図である。 (a)〜(c)は、幅の異なる第2の分離拡散層を形成した場合の光電変換部の形状と混色の発生率を示した図である。 本実施形態の変形例を示した図で、(a)は、図1におけるIIa−IIa線に沿った断面図、(b)は、図1におけるIIb−IIb線に沿った断面図である。 (a)〜(c)は、本実施形態における画素部の製造方法を示した断面図である。 従来のMOS型の固体撮像装置の構成を示した回路図である。 従来の画素部の構成を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。
本発明に係わる固体撮像装置は、複数の画素部がアレイ状に配列されたMOS型の固体撮像装置であって、その基本的な回路構成は、図6に示した構成と同じである。
図1は、本発明の一実施形態におけるアレイ状(2×2)に配置された画素部10のレイアウトを示した平面図である。また、図2(a)は、図1におけるIIa−IIa線に沿った断面図、図2(b)は、図1におけるIIb−IIb線に沿った断面図である。
図1及び図2(a)、(b)に示すように、画素部10は、基板(n型半導体基板20上にp半導体層21が形成された構成からなる)内に形成されたn型(第1導電型)の拡散領域からなる光電変換部(フォトダイオード)11と、光電変換部11に蓄積された電荷を浮遊拡散層12に転送する転送トランジスタ13と、浮遊拡散層12に転送された電荷を出力線(不図示)に出力する増幅トランジスタ14と、浮遊拡散層12に蓄積された余剰電荷を排出するリセットトランジスタ15とを備えている。
図1に示すように、浮遊拡散層12及び増幅トランジスタ14は、隣接する画素部10(図1では、上下方向に隣接する画素部)と共有化して配置されている。これにより、上下方向に隣接する画素部10間には、浮遊拡散層12及び増幅トランジスタ14が配置されていないため、光電変換部11を上下方向に伸ばして、光電変換部11の領域を拡大することができる。なお、上下方向に隣接する光電変換部11に蓄積された電荷は、各画素部10の転送トランジスタ13によって独立に浮遊拡散層12に転送されるため、電荷の混同は生じない。
ここで、隣接する光電変換部11間、及び光電変換部11と増幅トランジスタ14間は、それぞれ絶縁分離部22で電気的に分離されている。そして、絶縁分離部22は、図2(a)に示すように、光電変換部11間に増幅トランジスタ14が配置されていない第1の領域Aと、図2(b)に示すように、光電変換部11間に増幅トランジスタ14が配置されている第2の領域Bとを有している。
絶縁分離部22の下方には、p型(第2導電型)の分離拡散層が形成されており、分離拡散層は、第1の分離拡散層23と、第1の分離拡散層23下方に形成された第2の分離拡散層24とからなっている。そして、図2(a)に示すように、第1の領域Aにおいて、絶縁分離部22下方に形成された第2の分離拡散層24の幅は、第1の分離拡散層23の幅よりも広くなっている。
このような構成により、第1の領域Aにおける最小幅の絶縁分離部22においても、光電変換部11の底部が、第2の分離拡散層24側に拡大するのを抑制できるため、光電変換部11の底部まで光が進入しても、光電変換された電荷の一部が隣接する光電変換部11までリーク拡散することを抑制することができる。また、第1の分離拡散層23を第2の分離拡散層24よりも幅を狭くしているので、光電変換部11の浅い領域における開口面積が広がるため、短波長光(青色光または緑色光)の感度を向上させることができる。これにより、固体撮像装置を微細化しても、混色やブルーミングの発生のない、高解像度及び高感度な固体撮像装置を実現することが可能となる。
また、図2(b)に示すように、第2の領域Bにおける絶縁分離部22間にある増幅トランジスタ14のソース・ドレイン領域(不図示)は、第1の分離拡散層23と同時に形成されたウエル領域25内に形成されている。
このような構成により、増幅トランジスタ14は高濃度のウエル領域25内に形成されるため、増幅トランジスタ14が高速動作しても、ウエル領域25の電位変動を抑制することができ、これにより、増幅トランジスタ14を安定して動作させることができる。
なお、第2の領域Bにおいては、隣接する光電変換部11間は、第1の領域Aにおける光電変換部11間よりも十分に距離が離れているため、絶縁分離部22下方に形成された第2の分離拡散層24の幅は、第1の分離拡散層23の幅よりも広くする必要はない。また、第1の分離拡散層23の不純物濃度を、第2の分離拡散層24の不純物濃度よりも高くしておくことによって、より高濃度のウエル領域25が形成されるため、増幅トランジスタ14をより安定して動作させることができる。
また、光電変換部11間にリセットトランジスタ15や選択トランジスタが配置されている絶縁分離部22においても、トランジスタを形成するウエル領域を第1の分離拡散層23と同時に形成することによって、上記と同様の効果を奏することができる。
本発明において、第1の分離拡散層23及び第2の分離拡散層24の不純物濃度は、必ずしも一様である必要はない。また、第1の分離拡散層23及び第2の分離拡散層24は、それぞれ、異なるエネルギーのイオン注入を複数回行うことによって形成することができる。例えば、光電変換部11の深さが1μm程度である場合、イオン注入のエネルギーを、300keV〜3000keVの範囲で3回以上に分けてイオン注入することによって、光電変換部11よりも深く第2の分離拡散層24を形成することができる。
第1の分離拡散層23の不純物濃度は、典型的には、1E15〜1E20/cmの範囲にあり、第2の分離拡散層24の不純物濃度は、1E14〜1E19/cmの範囲にある。
図3(a)〜(c)は、図2(a)で示した第1の領域Aにおける絶縁分離部22下方に、幅の異なる第2の分離拡散層を形成した場合の光電変換部11の形状と混色の発生率を求めた結果を示した図である。
ここで、絶縁分離部22の幅を0.6μm、第1の分離拡散層23の幅Wを0.6μmとし、第2の分離拡散層24の幅Wを、0.3μm、0.6μm、0.9μmに変えて分離拡散層を形成した。また、第1の分離拡散層23は、不純物濃度を1E 19/cm、注入エネルギーを100keV、200keV、300keVの3回に分けてイオン注入により形成した。また、第2の分離拡散層24は、不純物濃度を1E18/cm、注入エネルギーを400keV、600keV、800keV、1000keVの4回に分けてイオン注入により形成した。
また、隣接する一方の画素に赤色フィルタを設け、他方の画素に青色フィルタを設け、赤色(650nm)光を入射した際に、赤色フィルタを設けた画素の出力に対する青色フィルタを設けた画素の出力を測定し、これを混色の発生率とした。
図3(c)に示すように、第2の分離拡散層24の幅Wを、第2の分離拡散層23の幅Wよりも広くした場合、光電変換部11の底部が第2の分離拡散層24側に拡大するのが抑制されていることが分かる。その結果、混色の発生率が10%から0%に低減されている。これは、赤色光が光電変換部11の底部まで進入しても、光電変換された電荷の一部が隣接する光電変換部11までリーク拡散するのを防止できたためと考えられる。
本発明において、「基板」は、光電変換部11が形成される基材を意味する。従って、本発明における「基板」は、図2(a)、(b)に示したようなn型半導体基板20上にp半導体層21が形成された構成に限らず、種々の構成を取り得る。例えば、n型半導体基板20にn型のエピタキシャル層が形成され、その上にp半導体層21が形成された構成であってもよい。また、p型の単一基板であってもよい。なお、n型半導体基板20を用いる場合、n型半導体基板20に電源電圧を印加することによって、絶縁分離部22の下方で発生する光電変換による電荷が、光電変換部11に洩れ出ることを防止することができる。また、高濃度のp型半導体基板上にp型半導体層が形成された構成の基板を用いた場合には、少数キャリアのライフタイムが短いため、光電変換部11または分離拡散層24下方で光電変換により発生する電荷は直ぐに消失し、隣接する光電変換部11に洩れ出るのを防止できる。
光電変換部11は、例えば、1E14〜1E17/cmの範囲の不純物濃度で形成される。この場合、絶縁分離部22下方の分離拡散層23の不純物濃度は、光電変換部11の不純物濃度よりも高いことが好ましい。これにより、光電変換部11間の電位障壁を高めることができるため、光電変換部11で蓄積された電荷が、隣接する光電変換部11に流入するのを防止でき、その結果、混色やブルーミングを低減することができる。
絶縁分離部22は、光電変換部11の開口面積を確保するために、STI(Shallow Trench Isolation)構造に形成することが好ましいが、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)構造でも構わない。また、絶縁分離部22を、STI構造にした場合、STI界面の格子欠陥による暗時に発生した電荷が光電変換部11に流入するのを防止するため、絶縁分離部22の周辺をp型層で覆っておくのが好ましい。
図4(a)、(b)は、本実施形態の変形例における画素部10の構成を示した図で、図4(a)は、図1におけるIIa−IIa線に沿った断面図、図4(b)は、図1におけるIIb−IIb線に沿った断面図である。
本変形例の特徴は、図4(b)に示すように、第2の領域Bにおける絶縁分離部22間にある増幅トランジスタ14のソース・ドレイン領域は、第1の分離拡散層23と同時に形成されたウエル領域25内に形成され、第2の領域Bにおける絶縁分離部22下方に形成された第2の分離拡散層24の幅が、第1の領域Aにおける絶縁分離部22下方に形成された第2の分離拡散層24の幅より広いことを特徴とする。
このような構成により、固体撮像装置を微細化しても、ウエル領域25のシート抵抗を低くすることができる。例えば、第2の分離拡散層24の不純物濃度を1E18/cmにした場合、第2の分離拡散層24の幅Wを、0.4μmから0.2μmだけ広くすると、第2の領域Bにおけるウエル領域25のシート抵抗(すなわち、第1及び第2の分離拡散層23、24のシート抵抗)は、約20%程度低減することができる。これにより、増幅トランジスタ104が高速動作しても、ウエル領域25の電位変動を抑制することができ、その結果、増幅トランジスタを安定して高速動作させることができる。なお、長波長光(赤色)の感度は、第2の分離拡散層24の幅Wを0.9μmにした場合でも、Wが0.3μmの場合に比べて、わずか2%程度しか低下しなかった。
次に、図5(a)〜(c)を参照しながら、本実施形態における画素部の製造方法を説明する。図5(a)〜(c)は、図1におけるIIa−IIa線に沿った断面図である。
まず、図5(a)に示すように、n型半導体基板20の表面に、通常の方法を用いてSTI構造の絶縁分離部22を形成する。なお、STI構造の側壁周囲には、不純物濃度が1E15/cm〜1E19/cmのp型層を設けている。次に、レジストマスクを用いて、イオン注入により、半導体基板20の画素領域にp型半導体層21を形成する。光電変換部をp型半導体層21の深部まで拡大するため、p型半導体層21の不純物濃度は、1E14/cm〜1E17/cmの低濃度にしている。
次に、図5(b)に示すように、絶縁分離部22間の所望領域が開口されたレジストマスクを用いて、AsまたはP原子をイオン注入して、n型の光電変換部11を形成する。なお、光電変換部11をp型半導体層21の深部まで拡大するため、200keV〜1600keVの異なる注入エネルギーで複数回イオン注入して形成している。ここで、光電変換部11の不純物濃度は、1E14/cm〜1E17/cmである。
次に、絶縁分離部22間の所望領域が開口されたレジストマスクを用いて、B原子をイオン注入して、絶縁分離部22の下方にp型の第1の分離拡散層23を形成する。なお、画素部を構成する増幅トランジスタ、リセットトランジスタ、選択トランジスタ、及び周辺回路を構成するn型トランジスタのウエル領域を、第1の分離拡散層23と同時に形成する。第1の分離拡散層23の不純物濃度は、1E15/cm〜1E19/cmで、10keV〜500keVの異なる注入エネルギーで複数回イオン注入して形成している。
次に、絶縁分離部22間の所望領域が開口されたレジストマスクを用いて、B原子をイオン注入して、第1の分離拡散層23下方に、p型の第2の分離拡散層24を形成する。なお、レジストマスクの開口部は、第1の分離拡散層23を形成するときのレジストマスクの開口部よりも広くしておく。そのため、レジストマスクの開口部を形成するための分解能は高くする必要がないため、膜厚の厚いレジストを用いることができる。従って、注入エネルギーを高くしてもイオンがレジストを突き抜けることなく、第1の分離拡散層23の下方に第2の分離拡散層24を形成することができる。第2の分離拡散層24の不純物濃度は、1E15/cm〜1E19/cmで、300keV〜3000keVの異なる注入エネルギーで複数回イオン注入して形成している。その後、光電変換部11の表面で発生する電荷が、光電変換部11内部に漏れ込まないように、光電変換部11の表面にp型層を形成する。このp型層の不純物濃度は、1E16/cm〜1E20/cmである。その後、レジストマスクを用いて、イオン注入により、増幅トランジスタ等のトランジスタ領域にソース・ドレイン(不図示)を形成する。
最後に、図5(c)に示すように、絶縁分離部22の上に、配線26を形成して、図1に示した画素部10を完成させる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。
本発明の固体撮像装置は、高解像度及び高感度な固体撮像装置に好適に用いることができる。
10 画素部
11 光電変換部
12 浮遊拡散層
13 転送トランジスタ
14 増幅トランジスタ
15 リセットトランジスタ
20 n型半導体基板
21 p型半導体層
22 絶縁分離部
23 第1の分離拡散層
24 第2の分離拡散層
25 ウエル領域
26 配線

Claims (3)

  1. 複数の画素部がアレイ状に配列された固体撮像装置であって、
    前記画素部は、
    基板内に形成された第1導電型の拡散領域からなる光電変換部と、
    前記光電変換部に蓄積された電荷を浮遊拡散層に転送する転送トランジスタと、
    前記浮遊拡散層に転送された電荷を出力線に出力する増幅トランジスタと、
    を備え、
    隣接する前記光電変換部間、及び前記光電変換部と前記増幅トランジスタ間は、それぞれ絶縁分離部で電気的に分離されており、
    前記絶縁分離部は、前記光電変換部間に前記増幅トランジスタが配置されていない第1の領域と、前記光電変換部間に前記増幅トランジスタが配置されている第2の領域とを少なくとも有し、
    前記絶縁分離部の下方には、第2導電型の分離拡散層が形成され、
    前記分離拡散層は、第1の分離拡散層と、該第1の分離拡散層下方に形成された第2の分離拡散層とからなり、
    前記第1の領域において、前記絶縁分離部下方に形成された前記第2の分離拡散層の幅は、前記第1の分離拡散層の幅よりも広く、
    前記第2の領域における前記絶縁分離部間にある前記増幅トランジスタのソース・ドレイン領域は、前記第1の分離拡散層と同時に形成されたウエル領域内に形成されており、
    前記第2の領域における前記絶縁分離部下方に形成された前記第2の分離拡散層の幅は、前記第1の領域における前記絶縁分離部下方に形成された前記第2の分離拡散層の幅より広い、固体撮像装置。
  2. 前記第1の分離拡散層の不純物濃度は、前記第2の分離拡散層の不純物濃度よりも高くなっている、請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記第1の分離拡散層及び前記第2の分離拡散層は、それぞれ、異なるエネルギーのイオン注入を複数回行うことによって形成されたものである、請求項1または2に記載の固体撮像装置。
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