JP5327695B2 - 水栓およびシステムキッチン - Google Patents
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Description
この場合、いずれの洗い動作であっても、洗浄効果や作業性を向上させて、食器などの洗浄を素早く終了させることが好ましい。
また、複数の散水孔が設けられた水栓の、散水孔の目詰まりを防止するとともに、吐出されたシャワー吐水流が、シンク底面に着水した際の、水の跳ね返りを防止する水栓も提案されている(特許文献3)。しかしながら特許文献3に開示された技術では、水の跳ね返りは防止されるものの、洗浄効率が悪いという問題があった。
このシステムキッチンによれば、長手方向に広くかかり、着水後も広い水膜が形成できる。また、吐出された水が水膜を形成するため、水跳ねが抑制される。
この水栓によれば、吐出される方向と平行な方向に、広範囲に吐水されるとともに、着水後も広い水膜が形成されるため、洗いの作業を効率化することができる。また、吐出された水が水膜を形成するため、水跳ねが抑制させる。
この水栓によれば、散水孔群を形成する散水孔の配置が凸状のため、着水後の広い水膜が、実現される。また、同じ散水孔群の複数の散水孔から放出された水は着水後一体化するため、直径の大きい散水孔から放出された水とみなせる。したがって、吐出される方向と平行な方向の散水孔群どうしの間隔が広い場合でも、着水後の広い水膜が期待できる。
この水栓によれば、同じ散水孔群の複数の散水孔から放出された水は、着水後一体化するため、直径の大きい散水孔から放出された水とみなせる。したがって、直径の大きい散水孔が、上下方向を長手方向とする偏平形状に配置され、かつ上方に向かって凸状に配置されたものと同様の効果が得られる。すなわち、吐出される方向と平行な方向、および垂直な方向の散水孔群どうしの間隔が広い場合でも、着水後の広い水膜が期待できる。
この水栓によれば、より大きい水滴を着水させることができるため、衝突力が高められ、洗浄効果が上がる。しかしながら、調理者側に位置する散水孔径は小さいままであるから、水跳ねの心配もない。
このシステムキッチンによれば、シンクの前後方向に渡って、広範囲に吐水されるとともに、着水後も広い水膜が形成できるため、調理における洗いの作業を効率化することができる。また、吐出された水が水膜を形成するため、水跳ねが抑制される。
図1は、本発明の実施の形態に係るシステムキッチンを例示するための模式斜視図である。
本実施の形態にかかるシステムキッチン10は、水栓20と、シンク30と、カウンター60と、を備えている。水栓20には、整流吐水部22と、シャワー吐水部24と、が設けられている。シンク30は、平滑かつ略水平なシンク底面34と、シンク前面36と、シンク左側面37と、シンク右側面39と、シンク後面38と、を備えている。また、システムキッチン10には、カウンター60の左側方および右側方の少なくともいずれかに延在する調理台(図示せず)を備えるようにすることもできる。なお、本願明細書において「整流」とは水流が略一本の吐水流となる場合を意味し、「シャワー」とは水流が複数本の吐水流となる場合を意味するものとする。また、「水」という場合には、「湯」や「温水」をも含むものとする。
また、水栓20は、シンク前面36より後方側であってカウンター60より上方側に位置する吐水部(整流吐水部22、シャワー吐水部24)を有している。また、整流吐水部22およびシャワー吐水部24は、カウンター上面62に対して傾斜した状態でシンク30に向かって設けられている。そのため、吐水部(整流吐水部22、シャワー吐水部24)からカウンター上面62に対して傾斜した方向から吐水流を放出することができる。
なお、図2(a)は、吐水部の模式正面図であり、図2(b)は、図2(a)におけるA−A矢視断面を表す模式断面図であり、図2(c)は、図2(a)におけるB−B矢視断面を表す模式断面図である。
図2に示すように、シャワー吐水部24には、一端を開口し、上下方向を長手方向とする略直方体形状の貯留部24bが設けられている。そして、貯留部24bの開口部分を覆うように散水孔を有する図示しない散水板(図3、図5〜図9を参照)が設けられている。そのため、本実施形態の水栓20は、整流吐水とシャワー吐水と、を行うことができる。整流吐水とシャワー吐水との切替は、例えば水栓20の先端に設けられた図示しない切替部手段によって行うことができる。この切替部手段は、水栓20の根元や、カウンター上面62に設けられていてもよい。
図3(a)に例示をする散水板26は、貯留部24bの開口部分を覆うようにして水栓20のシャワー吐水部24に固定される。散水板26には、複数の散水孔群27が設けられている。図3(a)に示すように、例えば、散水孔群を2行に配列することができる。なお、散水孔群については、後述する。
散水孔が設けられる領域は、上下方向を長手方向とする偏平形状で、かつ凸状となっている。偏平形状とは、この場合、一方の幅よりもそれと直交する方向の幅が長いことを意味するものとする。幅とは、上下方向もしくは、左右方向の最外端に位置する散水孔どうしの垂直もしくは、水平方向に投影された距離のことである。また凸状とは、この場合、左端の散水孔と、右端の散水孔との距離、すなわち横幅において、下方より上方の横幅が狭い形状のことを意味するものとする。下方より上方の幅が狭い形状は、上方に向かって漸次、幅が狭くなる形状でも、単に上方が下方より狭い形状でもよい。上方に向かって、漸次、幅が狭くなる形状としては、例えば、V字状、円弧状、放物線状、台形状等があげられる。単に上方が下方より狭い形状としては、例えば、下方に正方形を横にして3つ並べ、上方に正方形を1つ並べた形状当をあげることができる。必ずしも左右の形状が対照的である必要はなく、例えば左右に偏った三角形でもよい。また、例えば、V字状のように、下方の中央部に、孔のない空間を有していてもよく、三角形のように、孔のない空間を有さなくてもよい。
デザイン性その他の理由により、最外郭に、水膜の形成に影響を与えない程度の散水孔が施される場合においては、水膜形成に有効な散水孔の左右方向もしくは上下方向の幅寸法を用いて、偏平形状および凸状を規定すればよい。水膜形成に影響を与えない程度とは、その散水孔の合計面積が、全散水孔の総面積に比べ、1割未満程度である。
本発明者の得た知見によれば、一般的な包丁の刃の長さL10は170mm程度である。また、刃の幅L11は30mm程度である。また、20〜69歳の人の手の幅寸法L12は、男性では、最大114.6mm程度、最小90.4mm程度、平均102.6mm程度である。また、女性では、最大103.1mm程度、最小80.8mm程度、平均91.8mm程度である。また、手の長さ(指先から手首までの長さ)L13は、男性では、最大197mm程度、最小165.6mm程度、平均181m程度である。また、女性では、最大181.2mm程度、最小154.4mm程度、平均167.3mm程度である。
また、例えば、散水孔群27の縦幅寸法L60を、33mm、横幅寸法L50を20mmとすることができ、散水孔群の間隔L7を、14mmとすることができる。この場合、散水孔が設けられる領域の縦幅寸法L6は、65mmとすることができる。
図5〜図9は、シャワー吐水部24に固定される散水板の変形例を例示するための模式図である。
散水孔群が設けられている領域の横方向(図の左右方向)の寸法L5dは、例えば、20mm程度とすることができ、縦方向(図の上下方向)の寸法L6dは、例えば、65mm程度とすることができる。また、上方の横方向(図の左右方向)の寸法L30dは、例えば3mm程度とすることができ、下方の孔の空いていない空間の高さL21dは、例えば30mm程度とすることができる。
なお、図7(a)は、散水板全体を正面から眺めた場合の模式図であり、図7(b)は、散水孔群を例示するための模式図である。
図7(a)に示すように、散水板26eには、散水孔群27eが設けられている。この場合、散水孔群は、複数であり、例えば、1行×12列に配列することができる。
散水孔群が設けられている領域の横方向(図の左右方向)の寸法L5eは、例えば、20mm程度とすることができ、縦方向(図の上下方向)の寸法L6dは、例えば、65mm程度とすることができる。また、散水孔群27eの縦方向(図の上下方向)の間隔の寸法L7eは、例えば、5mmとすることができる。
この場合、散水孔群は、横方向を長手方向とする偏平形状であるが、散水孔群が、縦方向に配列されているため、図6に示したように、縦方向を長手方向とする偏平形状の散水孔群と同様の効果が得られる。同じ散水孔群の複数の散水孔から放出された水は、着水後一体化して水膜となり、さらに別の散水孔群から生じた水膜と一体化する。このため、散水孔群が縦に配列されている場合は、直径の大きい散水孔が縦方向を長手方向とする偏平形状に配置されている場合と同様の効果が得られる。すなわち、後述するように、凸状の効果に加えて、吐出する方向を長手方向とする偏平形状の効果も加わるため、着水後も広い水膜を形成させることが可能となり、洗いの作業を効率化することができる。
ただし、散水孔群の間隔が極端に大きい場合、互いの散水孔群の散水孔から吐出され、着水し、形成された水膜どうしの影響が弱まる。
なお、図8(a)は、散水板全体を正面から眺めた場合の模式図であり、図8(b)は、散水孔群を例示するための模式図である。
図8(a)に示すように、散水板26fには、散水孔群27fが設けられている。この場合、散水孔群は、複数であり、2行に配列され、上方1行目は1列、下方2行目は2列に配列することができる。
散水孔群が設けられている領域の横方向(図の左右方向)の寸法L5fは、例えば、20mm程度とすることができ、縦方向(図の上下方向)の寸法L6fは、例えば、30mm程度とすることができ、散水孔群27fの縦方向(図の上下方向)の間隔の寸法L7fは、例えば12mmとすることができる。この場合、散水板26fに、設けられた散水孔群は、縦方向(図の上下方向)を長手方向とする偏平形状に配置されている。
また、図8(b)に示すように、例えば、散水孔を、同心円上に2列配列することができる。例えば、散水孔の数を合計30個程度とすることができる。
前述したように、散水孔群は、直径の大きい散水孔とみなせることから、直径の大きい散水孔が、縦方向を長手方向とする偏平形状に、且つ上方に向かって凸状に配置されている場合と同様の効果が得られる。すなわち、縦方向に広範囲に吐水されるとともに、着水後も広い水膜が形成される。
散水孔群の、上下方向と左右方向の寸法を等しく、例えば、円状とした場合においても、散水孔群が、凸状で、かつ縦方向を長手方向とする偏平形状に配列することで、図6に示したように、縦方向を長手方向とする偏平形状の散水孔群と同様の効果が得られる。
図9(a)に示すように、散水板26gには、散水孔群27gが設けられている。この場合、散水孔群は、複数であり、例えば、1行×12列に配列することができ、上から7列の散水群の散水孔直径を、例えば、0.4mm程度とすることができ、下から5列の散水孔群の散水孔直径を、例えば、0.5mm程度とすることができる。
散水孔群が設けられている領域の横方向(図の左右方向)の寸法L5gは、例えば、20mm程度とすることができ、縦方向(図の上下方向)の寸法L6gは、例えば、65mm程度とすることができる。また、散水孔群27gの縦方向(図の上下方向)の間隔の寸法L7gは、例えば、5mmとすることができる。
また、図9(b)に示すように、例えば、散水孔群を横方向(図の左右方向)が長手方向とする偏平形状にし、図の上方に向かって凸状形状にすることができる。散水孔群27gの横方向(図の左右方向)の寸法L50gは、例えば、20mm程度とすることができ、縦方向(図の上下方向)の寸法L60gは、例えば、9mm程度とすることができる。
この場合、散水孔群は、横方向を長手方向とする偏平形状であるが、散水孔群が、縦方向に配列されているため、図6に示したように、縦方向を長手方向とする偏平形状の散水孔群と同様の効果が得られる。また、下方向の散水孔群の散水孔直径は、大きくなっており、より大きな水滴が衝突するため、衝撃力が大きくなり、さらに洗い易くなる。大きな水滴の場合、水跳ねが生じるおそれがあるが、上方向に小さい散水孔直径の散水孔が配列されているため、上方向の散水孔から吐出されるシャワー吐水流に遮られ、調理者側に飛び散ることもなくなる。
また散水孔の孔の角度を中心から外側に向けて形成させることで、L5dまたはL6dの寸法を小さくしながらも、広い吐水範囲の吐水を得ることもでき、その場合、散水板の寸法を小さくできるため、デザイン性が向上する。
図10は、吐水流と、着水後に形成される水膜を例示するための模式図である。図10(a)は、散水孔が設けられる領域の横幅寸法が、縦幅寸法より大きい場合の水膜を例示する模式図であり、図10(b)は、散水孔が設けられる領域の縦幅寸法が、横幅寸法より大きい場合の水膜を例示する模式図であり、図10(c)は、散水孔が設けられる領域の縦幅寸法が、横幅寸法より大きく、さらに縦方向の上方に向かって凸状である場合の水膜を例示するための模式図である。
散水孔の中心軸方向が一致している場合、散水孔から吐出された水が着水する着水部の形状は、散水孔が設けられる領域の形状が反映される。着水部とは、水が着水する場所である。したがって、図10(a)に示すように、散水孔が設けられる領域の横幅寸法が、縦幅寸法より広い場合、着水部45aの形状も横幅寸法が大きくなる。着水面に対し、斜め方向に吐水しているため、着水後、水は略進行方向(図の上方向)に流れようとする。水の表面張力により、進行方向と直交する方向(図の左右方向)にも、流れの向きを変えようとするが、直交方向(図の左右方向)には、密に水が着水しているため、直交方向(図の左右方向)へ向かおうとする流れが抑制され、結果として、直交方向(図の左右方向)への拡がりは少ない。
図11(a)に示すように、カウンター上面62に対して15°傾斜させたアクリル板(縦500mm×横500mm)をシンク30内に挿入し、カウンター上面62の高さを横切る水40を受けるようにした。そして、図11(b)に示すように、形成された水膜の形状を測定し、その面積を求めた。また、散水孔および散水孔群の配列を替えて、形成される水膜の形状および面積を、それぞれ求めた。なお、吐水量は、5.0L/minで、吐水し、散水孔の合計面積は、それぞれの散水板で等しい。
図12(a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ、図6、図5、図7、図9に示した散水板26d、26c、26e、26gを用いて吐水した場合の、水膜の形状および面積を示している。図12(a)〜(e)に示した水膜の形状は、進行方向と直交する方向(図の左右方向)の拡がりが大きく、水膜の面積も大きい。これは図10(c)に関して前述したように、進行方向と直交する方向(図の左右方向)への水の流れが、顕著に促進されたためである。
これに対し、図12(f)は、図6に示した散水板26dを上下方向を逆にして取付けた散水板を用いて、吐水した場合に、形成された水膜の形状および面積を示している。左右方向の拡がりが抑制されたため、水膜の面積は小さい。
また、図12(g)、(h)は、散水孔群の間隔の広い散水板を用いて吐水した場合に、形成された水膜の形状および面積を示している。散水孔群の間隔が大きすぎるため、着水した水滴どうしの影響が弱まるため、水膜の面積は小さい。
図12(i)は、散水孔が設けられる領域の横幅寸法が、縦幅寸法より大きい散水板を用いて、吐水した場合の水膜の形状および面積を示している。図10(a)に関して前述したように、進行方向と直交する方向(図の左右方向)への水の流れが抑制されるため、水膜の面積は小さい。
図12(j)は、散水孔が設けられる領域の縦幅寸法が、横幅寸法より大きい散水板を用いて、吐水した場合の水膜の形状および面積を示している。図10(b)に関して前述したように、進行方向と直交する方向(図の左右方向)への水の流れは促進されているものの、散水孔が設けられる領域の横幅寸法が、上下方向に等しいため、凸状ほど広い面積を形成することはできない。
そのため、洗い動作を行う際には、カウンター上面62に対して傾斜した方向にシャワー吐水流が形成されるようなシャワー吐水流の形態とすることが好ましい。
したがって、傾斜したシャワー吐水部を有する水栓においては、水伝い防止部を設けることが好ましい。
図13〜図15は、着水面に対し垂直に吐水がされた場合の水跳ねを例示するための模式図である。
また、図16〜図18は、着水面に対し斜め方向から吐水がされた場合の水跳ねを例示するための模式図である。
尚、図14(a)、図17(a)は一本の水流を例示するための模式図であり、その他の図は複数の水流を例示するための模式図である。この場合、水流には粒化された水滴の集団も含むものとする。
また、この場合、略進行方向に向かうエネルギーが大きいため、着水した大部分の水40が略進行方向に流れようとする。この場合、同一の方向に向かう流れとなり、水面の乱れが軽減されるため、水滴として放出される確率が低くなる。また、図18に示したように、水の流れができ、安定している水面40bに、斜め方向から水40が着水すると、流れと同一方向であることから、衝突の衝撃が緩和され、水面の乱れが抑制されるため、水跳ねが軽減される。また、図17(b)に示したように、水40は略一方向(略進行方向)に合流するようにして流れる。すなわち、吐水部から着水面100(例えば、シンク底面34)に対して傾斜した方向に吐水流を放出することで、着水面100を略一方向に流れる水の流れを形成させることができる。尚、この場合においても、図18に示すように、隣り合う水流との間の領域46においては、干渉し合い、水面が乱れ、水跳ねが生じることもあるが、進行方向に向かうエネルギーの方が大きいため、干渉する方向に向かうエネルギー量は小さくなる。そのため、水面の乱れも小さくなり、水跳ね量は少なくなる。
水跳ね試験は、前述した水膜の面積を調べる試験と同様にして、図11(a)に示すように、カウンター上面62に対して15°傾斜させたアクリル板(縦500mm×横500mm)をシンク30内に挿入し、カウンター上面62の高さを横切る水40を受けるようにした。そして、図11(b)に示すように、水膜(滞留する水)が形成されていない領域110aに水跳ねした水滴量を測定した。この場合、吐出時間は150秒としている。また、傾斜角度θを0°〜90°の範囲で変化させて、水跳ねした水滴量を測定している。尚、アクリル板の傾斜角度15°は、吐水された水40がシンク底面34に着水した時の着水の角度との差を考慮したものである。すなわち、シンク底面34に着水した時の着水の角度に合わせるための補正値である。
尚、横軸は傾斜角度θを表し、縦軸は図11に例示をした水跳ね試験により測定した水滴量を水跳ね量として表したものである。
これに対し、傾斜角度θが40°以上では、水跳ねが単調的に減少していることが分かる。これは図16〜18に関して前述したように、水が洗浄物に対して、傾斜して着水した場合は、着水した水は、遅延なく排出され、水面の乱れが抑制されるためである。
なお、傾斜角度θが80°以上では、水面の乱れの抑制が頭打ちとなるため、水跳ね量の減少効果も、飽和し始める。
これにより、40°以上の場合には、水跳ねの減少効果が大きくなることが分かる。
また、傾斜角度を大きくしていくと、水の流速、流量を変えた場合の、吐水の軌跡の変動が大きくなり、作業効率が悪くなる恐れがあるのに加え、吐水がより遠くまで到達することからシンク30の前後方向の寸法が大きくなりすぎる恐れがあることから、80°以下が好ましい。
図20に示す吐水の軌跡は、傾斜角度θが55°、流速が2.1m/secの場合である。この場合のシンク底面34に対する着水角度αは55°程度である。尚、流速が2.1m/secは、システムキッチンにおいて一般的な洗浄作業をする場合を考慮した値である。
Claims (3)
- キッチンに対し固定して用いられる水栓であって、
使用者のいる前方側且つ上方側に向かって傾斜状に延設され、水平に対して下方に傾斜した方向に水流を放出する複数の散水孔が形成された散水板を備え、
前記複数の散水孔が形成される範囲の外縁形状は、水平方向が短手方向となり且つ上下方向が長手方向となる扁平形状を呈しており、
前記散水孔を前記短手方向に第1の間隔を空けて複数配置されて形成される散水孔列は、両端側から中央側に向かって上方に突出する凸状を呈するよう形成されており、
前記散水孔列は、前記長手方向の全体に渡って第2の間隔を空けて複数配置されており、
前記第1の間隔よりも前記第2の間隔の方が大きくなるよう形成されていることを特徴とする水栓。 - 前記複数の散水孔は、第一の散水孔と第二の散水孔を備え、
前記第二の散水孔は、前記第一の散水孔よりも大きな直径を有し、
前記第二の散水孔は、前記散水板の上下方向の中央部より下方側に多く配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の水栓。 - シンクと、
前記シンクに吐水流を放出するよう配置された請求項1又は2記載の水栓と、を備えたシステムキッチン。
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| CN109562396A (zh) * | 2016-09-30 | 2019-04-02 | 骊住株式会社 | 喷水部件和出水装置 |
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