JP5328103B2 - 冷却剥離型粘着剤組成物及びこれを用いた冷却剥離型粘着シート - Google Patents
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Description
本発明の冷却剥離型粘着剤組成物は、粘着性高分子を有効成分として含み、100℃でラミネート後の23℃における粘着力(初期粘着力)が0.01N/25mm以上であり、180℃における粘着力(高温時粘着力)が0.03N/25mm以上であり、180℃で1時間加熱後、加熱状態から23℃に冷却した後23℃における粘着力(加熱後粘着力)が3N/25mm以下であることを特徴とする冷却剥離型粘着剤組成物である。このような冷却剥離型粘着剤組成物は、優れた高温時粘着力を示すため、180℃という高温領域において被着体を確実に固定することができるとともに、冷却後粘着力が充分に低いため、高温領域での加工後においても被着体を容易に剥離することが可能であり、被着体の破損や糊残りの問題を効果的に防止することができる。
本明細書における感温型粘着性高分子は、温度変化に依存して粘着力が変化する特性を有する粘着性高分子であって、(メタ)アクリル共重合体であって、ガラス転移温度が−10〜50℃の範囲にある共重合体(A)とガラス転移温度が70〜110℃の範囲にある共重合体(B)との少なくとも2種を組み合わせて用いるものであることが好ましい。
本発明の冷却剥離型粘着剤組成物は、前記感温型粘着性高分子に加え、他の粘着性高分子を含有してもよい。この場合用いられる粘着性高分子としては、例えば、前記(A)成分及び(B)成分で用いられる(メタ)アクリル共重合体よりも極性が低い(メタ)アクリル共重合体(C)を用いることにより、加工などにより加熱されても、冷却することにより容易に被着体から剥離しやすくなり、しかも糊残りを防止できるので好ましい。この(C)成分としては、例えば、感温型粘着性高分子で使用する炭素数1〜4のアルキル基がエステル結合された(メタ)アクリル酸アルキルエステルのアルキル基よりも極性が低いアルキル基がエステル結合された(メタ)アクリル酸エステルを含む単量体を重合して得られる粘着性高分子が挙げられる。この単量体の他、粘着性高分子を構成する単量体としては、炭素数6〜8のアルキル基がエステル結合された(メタ)アクリル酸エステル単量体が好ましい。
本発明にいう「架橋剤」とは、先に説明した「感温型粘着性高分子」や「他の粘着性高分子(低極性粘着性高分子)」の間を架橋して架橋高分子を形成し得る物質を意味する。この「架橋剤」が「感温型粘着性高分子」や「他の粘着性高分子(低極性粘着性高分子)」の反応性官能基と反応して架橋高分子を形成することで、高温領域における充分な粘着力と冷却後の優れた剥離性を発揮させることが可能となる。
本発明の冷却剥離型粘着剤組成物としては、感温型粘着性高分子と、これに対して、架橋剤を0.3〜5質量部の割合で含む混合物を原料とし、これらの原料由来の架橋高分子を含有するもの、或いは、感温型粘着性高分子と、他の粘着性高分子とが、質量比99.5:0.5〜20:80の範囲内で制御され、感温型粘着性高分子、及び他の粘着性高分子の総質量を100質量部とした場合に、これに対して、架橋剤を0.3〜5質量部の割合で含む混合物を原料とし、これらの原料由来の架橋高分子を含有するもの等が挙げられる。但し、電子部品やプリント基板の製造方法に用いる冷却剥離型粘着剤組成物としては、後者の組成物の方が好ましい。
本発明の冷却剥離型粘着シートは、フィルム状ないしシート状の基材を備え、その少なくとも一方の表面に、本発明の冷却剥離型粘着剤組成物を含む粘着層を設けたものである。但し、本発明の冷却剥離型粘着剤組成物そのものをフィルム状ないしシート状に形成して冷却剥離型粘着シートとすることも可能である。
本発明にいう「基材」とは、粘着層を支持するための部材であって、フィルム状ないしシート状を呈するものである。本明細書において「フィルム状ないしシート状」というときは、薄膜状ないし薄板状の形状を意味し、通常は4〜250μmのものが用いられる。
本発明にいう「粘着層」又は「粘着剤層」とは、基材の少なくとも一方の表面を被覆するように形成された層であり、被着体に対する粘着性を発揮する粘着剤組成物を含むものである。
本発明の「冷却剥離型粘着シート」は、例えば、本発明の冷却剥離型粘着剤組成物の各構成成分を適当な溶剤に溶解し、或いは分散させて、固形分濃度を10〜50質量%程度の粘着層形成塗工液とし、この粘着層形成塗工液を常法に従って、基材の少なくとも一方の表面を被覆するように塗布し、これを乾燥する方法により得ることができる。なお、本発明の冷却剥離型粘着剤組成物そのものをフィルム状ないしシート状に形成して冷却剥離型粘着シートとする場合には、基材に代えて離型性を有するフィルムを用いればよい。
本発明の冷却剥離型粘着シートを用いた電子部品の製造方法について説明する。まず、冷却剥離シート上に回路パターンを形成する。回路パターンは冷却剥離シート上に銅箔を積層し、固定後、常法、例えば、銅箔をエッチング処理したり、導電樹脂等の導電性材料を印刷するなどし、回路パターンを形成する。この回路パターンの所望の箇所に絶縁性樹脂を被覆、さらにその樹脂上に回路パターンを形成するなどして回路パターンを形成する。本発明では、この回路パターンの形成工程のみで使用してもよいが、この回路パターン、各種チップ等を搭載し、配線し、前記チップ、配線等を樹脂で封止する。樹脂封止工程では封止用樹脂を150〜180℃で1時間以上の時間で硬化させる。硬化後冷却し、冷却剥離型粘着シートから被加工物を剥離することにより加工体が得られる。
上述の再剥離性粘着シートを用いて、絶縁基材上に導電体層を有する積層板を好適に製造することができる。具体的には、絶縁基板の導電体層を形成する面とは反対側の面に再剥離性粘着シートを貼り付ける。この粘着シート付きの絶縁基板の粘着シート貼り付け面とは反対側の面に導電体層を形成する。これにより再剥離性粘着シート付きの積層板が得られる。この積層板は、そのまま次の回路基板の製造に使用でき、また積層板製造後、積層板から再剥離性粘着シートを剥離することによりCCLを得ることができる。
上述の再剥離性粘着シート又は前記積層板を用いて、回路基板を好適に製造することができる。具体的には、導電体層が表面に配設された絶縁基板の導電体層とは反対側の面に、再剥離性粘着シートを貼り付け、積層板を得る。この時、積層板は、本発明の積層板の製造方法により得られる積層板であってもよい。この粘着シート付きの積層板を加工して導電体層をパターン化する。パターン化は導電体層に対して選択的にエッチング処理を施すことにより行なうことができる。その後、積層板から再剥離性粘着シートを剥離することにより回路基板(FPC等)を得ることができる。更に、剥離した面に補強シートを貼り付けることにより補強シート付きの回路基板を製造することができる。
本発明の冷却剥離型粘着シートを用いて多層積層板を製造することができる。製造方法としては、例えば、
(i)冷却剥離型粘着シートの粘着層上に導電体層を形成する。形成方法としては、例えば銅やアルミニウム等の金属箔を貼着する方法やスパッタリングによる粘着層上に導電体層を形成する方法、さらに、導電剤を含有する塗工液を調製し、この塗工液を粘着層上に塗布・乾燥し導電層を形成する方法等が挙げられる。導電体層の厚さは2〜50μmの範囲である。
製造後、加熱処理や紫外線照射処理を施していない、実施例及び比較例の冷却剥離型粘着シートを、幅25mm、長さ250mmに切断して試験片とし、この試験片に対して、厚さ25μmのポリイミドフィルム(商品名:カプトン100V、東レ・デュポン(株)製)を、100℃の雰囲気下で、速度300mm/分の条件で2kgのゴムローラーを一往復させることにより圧着して、ポリイミドフィルムを引張速度300mm/分で、180°方向に引き剥がした際の粘着力をJIS Z 0237に準拠し測定した。なお、粘着力測定雰囲気温度は、23℃、60℃、90℃、120℃、150℃及び180℃とした。さらに、加熱冷却条件は180℃の温度雰囲気下で1時間放置後、23℃の温度雰囲気下で1時間冷却し、23℃の温度雰囲気下で測定した。
冷却剥離型粘着シートのヘイズをJIS K 7105に準拠し測定した。なお、測定装置は日本電色工業(株)製ヘイズメーター 型番NDH2000を使用した。
測定対象の粘着剤層について、下記条件で示差走査熱量測定(DSC)を行い、ガラス転移温度を測定した。
測定装置:MACサイエンス社製DSC3200S
サンプル量:10mg
測定雰囲気:空気雰囲気
昇温スピード:10℃/分
測定温度:−100℃〜200℃
冷却剥離型粘着シートを構成する粘着剤層(粘着剤組成物)の−60℃、−30℃、0℃、23℃、60℃、90℃、120℃、150℃及び180℃における弾性率(Pa)を測定した。具体的には、試料となる粘着剤組成物を所定のシリコーンシート上に塗工・乾燥後に剥離させることにより、厚さ150μm、幅3.0mm、長さ15.0mmの試料シートを作製し、この試料シートの長手方向の一方の端部を固定式チャックにより、他方の端部を可動式のチャックによりそれぞれ担持し、TMA4000S(MAC サイエンス社製)を用いてTMA引張モード法により、各設定温度条件下、−0.5g〜―1.0gの荷重(周期5sec)を負荷して測定した。測定時の昇温スピードは5℃/分とし、測定雰囲気は空気雰囲気である。
重量平均分子量40万、ガラス転移温度18℃のアクリル共重合体である。構成モノマーとして、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含み、その構成質量比は58:35:5:2)である。このアクリル共重合体の水酸基価は9mgKOH/gである。
重量平均分子量70万、ガラス転移温度31℃のアクリル共重合体である。構成モノマーとして、アクリル酸エチル、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含み、その構成質量比は33.7:20:35:10:1.3である。このアクリル共重合体の水酸基価は6mgKOH/gである。
重量平均分子量3万、ガラス転移温度98℃のアクリル共重合体である。構成モノマーとして、メタクリル酸メチル及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含み、その構成質量比は86:14である。このアクリル共重合体の水酸基価は60mgKOH/gである。
重量平均分子量7万、ガラス転移温度84℃のアクリル共重合体である。構成モノマーとして、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含み、その構成質量比は10:82:8である。このアクリル共重合体の水酸基価は34mgKOH/gである。
重量平均分子量3万、ガラス転移温度53℃のアクリル共重合体である。構成モノマーとして、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含み、その構成質量比は46:40:14である。このアクリル共重合体の水酸基価は60mgKOH/gである。
重量平均分子量3万、ガラス転移温度85℃のアクリル共重合体である。構成モノマーとして、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸メチル、スチレン及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含み、その構成質量比は16:50:20:14である。このアクリル共重合体の水酸基価は60mgKOH/gである。
重量平均分子量3万、ガラス転移温度80℃のアクリル共重合体である。構成モノマーとして、メタクリル酸ブチル、スチレン及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含み、その構成質量比は7:70:23である。このアクリル共重合体の水酸基価は100mgKOH/gである。
重量平均分子量20万、ガラス転移温度−65℃の共重合体である。構成モノマーとして、アクリル酸2−エチルヘキシル及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含み、その構成質量比は96.5:3.5である。この共重合体の水酸基価は15mgKOH/gである。
重量平均分子量30万、ガラス転移温度−42℃の共重合体である。構成モノマーとして、アクリル酸2−エチルヘキシル、酢酸ビニル及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含み、その構成質量比は63.7:35:1.3である。この共重合体の水酸基価は6mgKOH/gである。
重量平均分子量40万、ガラス転移温度−12℃の共重合体である。構成モノマーとして、アクリル酸ブチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリロニトリル及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含み、その構成質量比は33:40:20:5:2である。この共重合体の水酸基価は9mgKOH/gである。
重量平均分子量80万、ガラス転移温度−30℃の共重合体である。構成モノマーとして、アクリル酸ブチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、アクリロニトリル及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチルを含み、その構成質量比は55:20:18.7:5:1.3である。この共重合体の水酸基価は6mgKOH/gである。
イソシアネート系の架橋剤であり、その構成成分は、ヘキサメチレンジイソシアネートの三量体である(商品名:タケネートD−170N、三井武田ケミカル(株)製)。
粘着性高分子として、表1に記載のA−1成分とB−1を表1に記載の質量比で混合したもの100質量部に対して、低極性(メタ)アクリル共重合体として、表1に記載のC−1を1質量部、架橋剤を1質量部、フェノール系酸化防止剤とジブチルチンジラウリレートを各々0.5質量部、及びメチルエチルケトンとトルエンを1:1の質量比で混合した混合溶媒を309質量部添加して撹拌・混合し、粘着層形成塗工液を調製した。
実施例1において、表1に記載のA−1、A−2、B−1、B−2を表1に記載の質量被で用いた以外は全て実施例1と同様にして粘着剤層形成塗工液及びこれを用いて冷却剥離型粘着シートを作製した。このものの物性を表1に示す。
実施例1において、表1に記載のA−1、A−2、B−3、B−4、B−5を表1に記載の質量被で用いた以外は全て実施例1と同様にして粘着剤層形成塗工液及びこれを用いて冷却剥離型粘着シートを作製した。このものの物性を表1に示す。
表1に示すように、実施例1〜3のものは、比較例1〜5に比べ、180℃で気泡や凝集破壊が発生せず、また、加熱冷却後の剥離においても容易に剥離でき、しかも糊残りの発生がないものであることがわかる。この時の実施例1〜3のものはいずれも、A−1及びA−2を構成する単量体としてメタクリル酸メチルを有し、かつ組み合わされるB−1及びB−2として、前記メタクリル酸メチルを主成分とする(メタ)アクリル共重合体であり、このように(メタ)アクリル共重合体を組み合わせることにより、ヘイズを4以下にコントロールすることができ、その結果透明な粘着層が得られているとがわかる。
粘着性高分子として、表2に記載のA−1成分及びB−1成分を、低極性粘着性高分子として、表2に記載のC−1成分を用い、これらを表2に記載の質量比で混合し、架橋剤を1質量部、フェノール系酸化防止剤とジブチルチンジラウリレートを各々0.5質量部、及びメチルエチルケトンとトルエンを1:1の質量比で混合した混合溶媒を309質量部添加して撹拌・混合し、粘着剤層形成塗工液を調製した。これ以外の部分については、全て実施例1と同様にして、冷却剥離型粘着シートを得た。その冷却剥離型粘着シートについて、粘着力、ヘイズ、及びガラス転移温度を測定した結果を表2及び図2に示す。
粘着性高分子として、表3に記載のA−1成分及びB−1成分を、低極性粘着性高分子として、表3に記載のC−1成分、及びその他の粘着性高分子として、表3に記載のD−1成分を用い、これらを表3に記載の質量比で混合し、架橋剤を1質量部、フェノール系酸化防止剤とジブチルチンジラウリレートを各々0.5質量部、及びメチルエチルケトンとトルエンを1:1の質量比で混合した混合溶媒を309質量部添加して撹拌・混合し、粘着剤層形成塗工液を調製した。これ以外の部分については、全て実施例1と同様にして、冷却剥離型粘着シートを得た。その冷却剥離型粘着シートについて、粘着力及び弾性率を測定した結果を表3に示す。
粘着性高分子として、表4に記載のA−1成分及びB−1成分を、低極性粘着性高分子として、表4に記載のC−1成分及びC−2成分、及びその他の粘着性高分子として、表4に記載のD−1成分を用い、これらを表4に記載の質量比で混合し、架橋剤を1質量部、フェノール系酸化防止剤とジブチルチンジラウリレートを各々0.5質量部、及びメチルエチルケトンとトルエンを1:1の質量比で混合した混合溶媒を309質量部添加して撹拌・混合し、粘着剤層形成塗工液を調製した。これ以外の部分については、全て実施例1と同様にして、冷却剥離型粘着シートを得た。その冷却剥離型粘着シートについて、粘着力を測定した結果を表4に示す。
粘着性高分子として、表5に記載のA−1成分及びB−1成分を、低極性粘着性高分子として、表4に記載のC−1成分、及びその他の粘着性高分子として、表4に記載のD−2成分を用い、これらを表5に記載の質量比で混合し、架橋剤を1質量部、フェノール系酸化防止剤とジブチルチンジラウリレートを各々0.5質量部、及びメチルエチルケトンとトルエンを1:1の質量比で混合した混合溶媒を309質量部添加して撹拌・混合し、粘着剤層形成塗工液を調製した。これ以外の部分については、全て実施例1と同様にして、冷却剥離型粘着シートを得た。その冷却剥離型粘着シートについて、粘着力を測定した結果を表5に示す。
2:粘着層
3:導電体層
4:絶縁層
5:多層積層板
Claims (5)
- 粘着性高分子を有効成分として含み、
100℃でラミネート後の23℃における粘着力(初期粘着力)が0.01N/25mm以上であり、
180℃における粘着力(高温時粘着力)が0.03N/25mm以上であり、
180℃で1時間加熱後、加熱状態から23℃に冷却した後23℃における粘着力(加熱後粘着力)が3N/25mm以下である、冷却剥離型粘着剤組成物であって、
前記粘着性高分子が少なくとも(A)ガラス転移温度が−10〜50℃の(メタ)アクリル共重合体と(B)ガラス転移温度が70〜110℃の(メタ)アクリル共重合体との2種を用い、
前記(A)(メタ)アクリル共重合体を構成する単量体成分には、メタクリル酸アルキルエステル単量体(i)を少なくとも含み、さらに、水酸基を有する単量体を含み、
前記(B)(メタ)アクリル共重合体を構成する単量体成分には、水酸基を有する単量体を含み、
前記(B)(メタ)アクリル共重合体を構成する単量体成分のうち炭素数1〜4のアルキル基がエステル結合されたメタクリル酸アルキルエステル(I)の配合割合が一番多く、かつ少なくとも34質量%以上であり、
前記(A)(メタ)アクリル共重合体の重量平均分子量が10万以上であり、前記(B)(メタ)アクリル共重合体の重量平均分子量が1万以上であり、
さらに、前記水酸基と反応し得る架橋剤を用いる冷却剥離型粘着剤組成物。 - さらに、前記(A)(メタ)アクリル共重合体及び(B)(メタ)アクリル共重合体よりも低極性の(C)低極性(メタ)アクリル共重合体を用いる請求項1に記載の冷却剥離型粘着剤組成物。
- DSC測定におけるガラス転移温度が少なくとも−10〜50℃の範囲と70〜110℃の範囲に各々に存在する請求項1または2に記載の冷却剥離型粘着剤組成物。
- フィルム状の基材と、前記基材の一の表面に粘着層を備える冷却剥離型粘着シートであって、前記粘着層が請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷却剥離型粘着剤組成物を含むものである冷却剥離型粘着シート。
- フィルム状の基材と、前記基材の一の表面に請求項1または2に記載の冷却剥離型粘着剤組成物を含む第1の粘着剤層の上に、(A)(メタ)アクリル共重合体及び(B)(メタ)アクリル共重合体よりも低極性の(C)低極性(メタ)アクリル共重合体を含む第2の粘着剤層とを備える冷却剥離型粘着シート。
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