JP5328247B2 - 画像形成装置、その制御方法、画像処理装置及びプログラム - Google Patents
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本発明の画像形成装置の制御方法は、記録媒体上の同一領域に対して、同色の画像を形成する略平行に配列された第1の吐出口列と第2の吐出口列を有する記録ヘッドを、前記吐出口列方向と略直行する方向に記録媒体上を相対的に移動させることにより画像を形成させる画像形成装置の制御方法であって、画像データに基づいて、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成する生成ステップを有し、前記生成ステップは、前記第1の吐出口列と前記第2の吐出口列との列間距離が小さいほど、前記第1の吐出口列に対応する2値の吐出データと前記第2の吐出口列に対応する2値の吐出データとの排他関係が強くなるように、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成することを特徴とする。
本発明のプログラムは、記録媒体上の同一領域に対して、同色の画像を形成する略平行に配列された第1の吐出口列と第2の吐出口列を有する記録ヘッドを、前記吐出口列方向と略直行する方向に記録媒体上を相対的に移動させることにより画像を形成させる画像形成装置を制御するためのプログラムであって、画像データに基づいて、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成する生成処理をコンピュータに実行させ、前記生成処理は、前記第1の吐出口列と前記第2の吐出口列との列間距離が小さいほど、前記第1の吐出口列に対応する2値の吐出データと前記第2の吐出口列に対応する2値の吐出データとの排他関係が強くなるように、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成することを特徴とする。
本発明の画像処理装置は、記録媒体上の同一領域に対して、同色の画像を形成する略平行に配列された第1の吐出口列と第2の吐出口列を有する記録ヘッドを、前記吐出口列方向と略直行する方向に記録媒体上を相対的に移動させることにより画像を形成させる画像形成装置のための画像処理装置であって、画像データに基づいて、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成する生成手段を有し、前記生成手段は、前記第1の吐出口列と前記第2の吐出口列との列間距離が小さいほど、前記第1の吐出口列に対応する2値の吐出データと前記第2の吐出口列に対応する2値の吐出データとの排他関係が強くなるように、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成することを特徴とする。
(第1の実施形態)
<インクジェット記録装置の基本構成(図1)>
図1は、本発明を適用した実施形態に係るインクジェット方式のプリンタ(インクジェット記録装置)IJRAの主要部の構成を示す外観斜視図である。本実施形態に係るインクジェット方式のプリンタは、図1に示すように、記録媒体P(ここでは折畳可能な連続シート)の全幅にわたる範囲にインクを吐出するフルライン記録ヘッドIJHを配置した構成となっている。記録ヘッドIJHの記録ヘッドチップITの吐出口からはインクが所定のタイミングで記録媒体Pに向けて吐出される。
図2は、上述した記録ヘッドIJHの要部の構成例を示す分解斜視図である。記録ヘッドIJHは、インクを加熱するための複数のヒータ(発熱素子)22が形成された基板であるヒータボード23と、このヒータボード23の上に被せられる天板24と、を主要素として構成される。天板24には複数の吐出口25が形成されており、各吐出口25の後方には、各吐出口25に連通するトンネル状の液路26が形成されている。各液路26は、その後方において1つのインク液室に共通に接続されている。そして、インク液室にはインク供給口を介してインクが供給され、このインクがインク液室から各液路26に供給される。吐出口25は、インクの吐出が可能な吐出口を形成する。
図3は、本実施形態に係るインクジェット方式のプリンタにおける制御系の構成例を示すブロック図である。図3において、31は画像データ入力部、32は操作部、33は各種処理を行うCPU部、34は各種データを記憶する記憶媒体である。記憶媒体34のプリント情報格納メモリには、記録媒体の主に種類に関する情報34a、プリントに用いるインクに関する情報34b、記録時の温度、湿度等の環境に関する情報34cが格納される。また、記憶媒体34には、各種制御プログラム群34dが格納される。更に、35はRAM、36は画像データ処理部、37は画像出力を行う画像記録部、38は各種データを転送するバス部である。
図4は、記録ヘッドIJHの概略構成を示す図であり、記録ヘッドIJHに配置される複数の記録ヘッドチップ及び各記録ヘッドチップの吐出口列を示している。本実施形態の記録ヘッドIJHは、吐出口列方向の長さが比較的短いチップ状の構成部品(以下、記録チップという)41〜46を備える。
図8は、本実施形態におけるつなぎ部に対する画像データ処理を説明するブロック図である。この画像データ処理の流れに従って、つなぎ部における各吐出口列の記録データ(2値の吐出データ)が決定される。なお、ここでの画像データ処理は、CPU33の制御の下で、画像データ処理部36において実行される。
Af=A*F_m・・・(1)
:コンボリューション
41Aと42A :σx=σy=0.5
41Bと42B :σx=σy=0.5
41Cと42C :σx=σy=1.5
41Dと42D :σx=σy=1.5
このときのフィルタ係数を図9〜図10に示す。
Bf=A*LPF_b・・・(3)
以下、具体的な実施例を示す。記録に際しては、上述した図1と同様の構成のプリンタを用い、図4で示した記録ヘッドIJHを備えた。1つの吐出口からの1回の吐出量が2.8plとなるように記録ヘッドを駆動した。色材を含有するインクとしては、市販のインクジェットプリンタPIXUS iP7100(キヤノン株式会社製)用のインクBCI−7を用いた。なお、各吐出口列とインクの色の関係は、上述の通り、記録チップ41〜46のそれぞれにおいて、A列はイエロー(Y)、B列はマゼンタ(M)、C列はシアン(C)、D列はブラック(Bk)のインクを記録するようにインクを充填した。記録媒体P5としては、インクジェット専用フォト光沢紙(プロフォトペーパー、PR−101:キヤノン株式会社製)を用意した。
本発明の実施例と比較するための比較例を説明する。本比較例においても、図4で示したものと同様の記録ヘッドを用いるが、上述の式(1)、(3)のフィルタ処理の際に用いる標準偏差の値が、つなぎ部を構成する吐出口列41Aと42A、41Bと42B、41Cと42C、41Dと42Dのいずれにおいても、σx=σy=0.5とする。このときのフィルタサイズは5×5とし、フィルタ係数を図9に示したものとする。
第1の実施形態では、吐出口列のつなぎ部の位置が、いずれのインク色においても吐出口列方向において同一となるヘッド構成である記録ヘッドにおける形態を示したが、つなぎ部の位置は、それぞれのインク色毎に異なるようなヘッド構成である記録ヘッドであっても、本発明を適用することができる。
以上の実施形態においては、画像データを各インク色へと色分解した後の多値データに対して前記つなぎ部の吐出口列へのデータ分配を行い、分配された多値データを排他関係を制御しつつ2値の吐出データとする例を説明したが、画像データを各インク色へと色分解した後の多値データを2値の吐出データとし、2値の吐出データに対して排他関係を制御しつつつなぎ部の吐出口列へのデータ分配を行うようにしてもよい。すなわち、以上の実施形態においては、各つなぎ部に多値データを割り振り、2値化を適用する形態について説明したが、つなぎ部のドットパターン間の排他関係をつなぎ部のデータ分配マスクとして実装する形態をとることも可能である。
41Aと42A :σx=σy=0.5
41Bと42B :σx=σy=0.5
41Cと42C :σx=σy=1.5
41Dと42D :σx=σy=1.5
第1〜3の実施形態では、フルラインタイプのインクジェット記録装置の記録ヘッドにおけるつなぎヘッド構成について説明した。本発明は、キャリッジを主走査方向に走査しつつ、記録媒体を排紙させる方式であるシリアルタイプのインクジェット記録装置の記録ヘッドにおいてつなぎヘッド構成を採用する場合であっても適用可能である。
図19は、本実施形態におけるつなぎ部に対する画像データ処理を説明するブロック図である。この画像データ処理の流れに従って、つなぎ部における各吐出口列の記録データ(2値の吐出データ)が決定される。基本的には第1の実施形態で説明した画像データ処理と同様であるが、シリアルタイプの記録装置に特有のマルチパス記録におけるパス分解処理が加わる。
151Aと152A :σx=σy=0.5
151Bと152B :σx=σy=0.5
151Cと152C :σx=σy=1.5
151Dと152D :σx=σy=1.5
以上述べた各実施形態は一例であり、本発明の範囲を逸脱しなければ異なる実施形態であっても構わない。
31 画像データ入力部
32 操作部
33 CPU
34 記憶媒体
34a 記録媒体情報
34b インク情報
34c 環境情報
34d 制御プログラム群
35 RAM
36 画像データ処理部
37 画像記録部
38 データバス
5018 搬送ローラ
5019 排出ローラ
P 記録媒体
41、42、43、44、45、46 記録チップ
1501 記録ヘッド
151、152 記録チップ
Claims (9)
- 記録媒体上の同一領域に対して、同色の画像を形成する略平行に配列された第1の吐出口列と第2の吐出口列を有する記録ヘッドを、前記吐出口列方向と略直行する方向に記録媒体上を相対的に移動させることにより画像を形成させる画像形成装置であって、
画像データに基づいて、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成する生成手段を有し、
前記生成手段は、前記第1の吐出口列と前記第2の吐出口列との列間距離が小さいほど、前記第1の吐出口列に対応する2値の吐出データと前記第2の吐出口列に対応する2値の吐出データとの排他関係が強くなるように、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成することを特徴とする画像形成装置。 - 前記生成手段は、
前記画像データを前記2つの吐出口列へのデータ分配を行う分配手段と、
前記分配手段により分配された多値データを前記排他関係を制御しつつ2値の吐出データとする2値化手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記生成手段は、
前記画像データを2値の吐出データに変換する2値化手段と、
前記2値化手段により2値化された2値の吐出データに対して前記排他関係を制御しつつ前記2つの吐出口列へのデータ分配を行う分配手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1の吐出口列と前記第2の吐出口列は、前記吐出口列方向において一部オーバーラップするように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1の吐出口列と前記第2の吐出口列は、前記記録ヘッドにおける異なる記録チップ上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 記録媒体上の同一領域に対して、同色の画像を形成する略平行に配列された第1の吐出口列と第2の吐出口列を有する記録ヘッドを、前記吐出口列方向と略直行する方向に記録媒体上を相対的に移動させることにより画像を形成させる画像形成装置の制御方法であって、
画像データに基づいて、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成する生成ステップを有し、
前記生成ステップは、前記第1の吐出口列と前記第2の吐出口列との列間距離が小さいほど、前記第1の吐出口列に対応する2値の吐出データと前記第2の吐出口列に対応する2値の吐出データとの排他関係が強くなるように、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 記録媒体上の同一領域に対して、同色の画像を形成する略平行に配列された第1の吐出口列と第2の吐出口列を有する記録ヘッドを、前記吐出口列方向と略直行する方向に記録媒体上を相対的に移動させることにより画像を形成させる画像形成装置を制御するためのプログラムであって、
画像データに基づいて、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成する生成処理をコンピュータに実行させ、
前記生成処理は、前記第1の吐出口列と前記第2の吐出口列との列間距離が小さいほど、前記第1の吐出口列に対応する2値の吐出データと前記第2の吐出口列に対応する2値の吐出データとの排他関係が強くなるように、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成することを特徴とするプログラム。 - 記録媒体上の同一領域に対して、同色の画像を形成する略平行に配列された第1の吐出口列と第2の吐出口列を有する記録ヘッドを、前記吐出口列方向と略直行する方向に記録媒体上を相対的に移動させることにより画像を形成させる画像形成装置のための画像処理装置であって、
画像データに基づいて、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成する生成手段を有し、
前記生成手段は、前記第1の吐出口列と前記第2の吐出口列との列間距離が小さいほど、前記第1の吐出口列に対応する2値の吐出データと前記第2の吐出口列に対応する2値の吐出データとの排他関係が強くなるように、前記吐出口列それぞれに対応する2値の吐出データを生成することを特徴とする画像処理装置。 - 前記生成手段は、
前記画像データを画素毎に分配することにより、前記第1の吐出口列に対応する多値データと前記第2の吐出口列に対応する多値データとを生成する分配手段と、
前記第1の吐出口列に対応する多値データを二値化する第1の二値化手段と、
前記第1の吐出口列に対応する多値データに対してローパスフィルタを用いたフィルタ処理する第1フィルタ処理手段と、
前記第1の二値化手段から出力される前記第1の吐出口列に対応する2値の吐出データに対してローパスフィルタを用いたフィルタ処理する第2フィルタ処理手段と、
前記第1フィルタ処理手段と前記第2フィルタ処理手段との結果に基づいて、前記第2の吐出口列に対応する多値データを補正する補正手段と、
前記補正手段により補正された第2の吐出口列に対応する多値データを二値化する第2の二値化手段とを有し、
前記第1の吐出口列と前記第2の吐出口列との距離に応じて、前記第1フィルタ処理手段と前記第2フィルタ処理手段において用いられるローパスフィルタが設定されることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
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