以下に添付図面を参照して、この発明にかかる決済方法、決済プログラム、および決済装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(決済システムの概要)
まず、本実施の形態にかかる決済システムの概要について説明する。図1は、本実施の形態にかかる決済システムの概要を示す説明図である。
図1において、本実施の形態にかかる決済システム100は、顧客が有するクレジットカード110と、上記クレジットカード110の加盟店に備えられた決済装置120とによって構成されている。
クレジットカード110は、クレジットカード会社または決済システム100を提供するサービス会社などによって顧客に対して発行されたものであり、ICチップを内蔵する。このICチップには、情報の記録や演算をするための集積回路であり、ここにはカード情報、チャージ金額情報などが記録されている。また、クレジットカード110にCPUやコプロセッサなどを組み込めばカード内部で情報処理も可能になる。
このカード情報は、決済装置120に備えられたリーダ/ライタによって、読み取り/書き込みがおこなわれる。カード情報には、クレジットカード110の上限金額と、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額とが、クレジットカード110を一意に識別するための「カードID」に関連付けられて記録されている。
ここで、クレジットカードの上限金額としては、「5円」(最小単位の硬貨よりも金額が大きい貨幣の金額と同額)、「10円」、「50円」、「100円」、「500円」、「1000円」(最大単位の硬貨よりも金額が大きい紙幣のうち、最小単位の紙幣の金額と同額)、「2000円」、「5000円」、「10000円」などが挙げられる。たとえば、全く小銭を扱いたくない場合は、「1000円」が設定される。
なお、本実施の形態においては、カード情報が記録されるICチップを備えた携帯品の一例としてクレジットカード110を用いたが、これに限らず、たとえば、ICチップを内蔵したチャージ専用のカードや、ICチップを内蔵した携帯電話機などであってもよい。また、カード情報が記録される携帯品は、ICチップを内蔵したものに限らず、たとえば、磁気記録媒体に対して磁気的にカード情報の読み取り/書き込みをおこなうことが可能な磁気カードなどであってもよい。
決済装置120は、カード会社の加盟店に設けられ、ディスプレイや操作ボタンなどのユーザ・インタフェースを備えたPOS端末などの情報処理装置であり、顧客との商取引の決済処理をおこなう。また、決済装置120は、リーダ/ライタを備え、このリーダ/ライタによってクレジットカード110に対するカード情報の読み取り/書き込みをおこなう。
このように構成された決済システム100では、(1)顧客が店舗から商品を購入する際、(2)顧客は、クレジットカード110を店舗に提示する。(3)そして、店舗では、クレジットカード110をリーダ/ライタに翳す/挿入する/スキャンすることにより、クレジットカード110から当該クレジットカード110にチャージされているチャージ金額および当該クレジットカード110の上限金額を、決済装置120に読み取らせる。
(4)決済装置120は、クレジットカード110から読み取った情報および取引金額に基づいて、顧客が現金で支払うべき金額(以下、「支払金額」という)と、クレジットカード110からの引き落とし金額とを決定して、(5)決定した支払金額およびクレジットカード110からの引き落とし金額を顧客に提示する。このとき、決済装置120は、クレジットカード110の上限金額未満のつり銭金額が生じないように、支払金額およびクレジットカード110からの引き落とし金額を決定する。
(6)顧客は、提示された支払金額以上かつクレジットカード110の上限金額単位の現金を店舗に支払う。(7)そして、店舗では、支払われた現金の金額が決済装置120に入力され、入力された現金の金額と、上記(4)で決定されたクレジットカード110からの引き落とし金額とにより、取引金額が決済される。
(8)さらに、決済装置120は、支払金額と、顧客によって支払われた現金の金額とに基づいて、上限金額単位の現金のつり銭の金額と、クレジットカード110にチャージするチャージ金額とを決定する。
(9)そのうえ、決済装置120は、上記(4)で決定されたクレジットカード110からの引き落とし金額と上記(8)で決定されたクレジットカード110にチャージするチャージ金額とに基づいて、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額を更新する。同時に、決済装置120は、更新されたチャージ金額をクレジットカード110の表面に印刷する。
(10)最後に、店舗から、クレジットカード110と、上記(8)で金額が決定された上限金額単位の現金のつり銭とが顧客に返戻され、一連の取引が終了する。
(決済装置120のハードウエア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる決済装置120のハードウエア構成について説明する。図2は、本実施の形態にかかる決済装置120のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、決済装置120は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、HDD(Hard Disc Drive)204と、HD(Hard Disc)205と、FDD(Flexible Disc Drive)206と、FD(Flexible Disc)207と、ディスプレイ208と、I/F(インタフェース)209と、キーボード210と、マウス211と、プリンタ212と、リーダ/ライタ213と、を備えて構成されており、上記各構成部はバス220などによってそれぞれ接続されている。
CPU201は、決済装置120の全体の制御を司る。ROM202は、各種制御プログラムなどを記録する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HDD204はCPU201の制御命令にしたがって、HD205に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。HD205は、HDD204の制御で書き込まれたデータを記録する。FDD206はCPU201の制御命令にしたがって、FD207に対するデータの読み取り/書き込みの制御をおこなう。
FD207は、FDD206の制御で書き込まれたデータを記録する着脱可能な記録媒体である。着脱可能な記録媒体として、FD207のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。
ディスプレイ208は、テキストデータ、画像データなどの各種情報を表示する。ディスプレイ208は、たとえばTFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイのほか、CRT(Cathode Ray Tube)やプラズマディスプレイなどであってもよい。
I/F209は、通信回線を通じてネットワーク230に接続され、ネットワーク230を介して、他の情報処理装置に接続される。そして、I/F209は、ネットワーク230と装置内部とのインタフェースを司り、他の情報処理装置とのデータの入出力を制御する。I/F209は、たとえばモデムやLANアダプタなどである。また、I/F209は、USBなどの外部入出力としても用いることができる。
キーボード210およびマウス211は、各種データの入力・設定などに用いる。プリンタ212は、各種情報の印刷に用いる。プリンタ212として、たとえばレーザプリンタやインクジェットプリンタなどを用いることができる。
リーダ/ライタ213は、顧客の携帯品に内蔵された記録媒体の種類に応じて、当該記録媒体に対する情報の読み取り/書き込みをおこなう。たとえば、リーダ/ライタ213は、上記携帯品がICカードや情報処理装置(たとえば携帯情報端末装置)の場合、接触/非接触による通信により、情報の読み取り/書き込みをおこなう。また、リーダ/ライタ213は、上記携帯品が磁気カードの場合、磁気的に情報の読み取り/書き込みをおこなう。
(決済装置120の機能的構成)
つぎに、本実施の形態にかかる決済装置120の機能的構成について説明する。図3は、本実施の形態にかかる決済装置120の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図3において、決済装置120は、読取部301と、取引金額入力部302と、決定部303と、判断部304と、入金額算出部305と、支払金額算出部306と、表示部307と、支払金額入力部308と、つり銭金額算出部309と、入出金部310と、印刷部311とによって構成されている。
読取部301は、顧客のクレジットカード110から、当該クレジットカード110のカード情報を読み取ることによって、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額およびクレジットカード110の上限金額を取得する。具体的には、リーダ/ライタ213(図2参照)によって、顧客のクレジットカード110から、当該クレジットカード110のカード情報を読み取る。
取引金額入力部302は、顧客との商取引に関する取引金額の入力を受け付ける。具体的には、ユーザがおこなったキーボード210およびマウス211(図2参照)の操作に基づいて、取引金額を取得する。なお、商品にバーコードやQRコードなどの識別情報が印刷または貼付されている場合は、この識別情報を読み取り、読み取った識別情報に基づいて、データベースから取引金額を取得するようにしてもよい。また、商品に上記取引金額が記録されたICチップが貼付されている場合は、このICチップから取引金額を読み取るようにしてもよい。
決定部303は、取引金額入力部302によって取得された取引金額を読取部301によって取得されたクレジットカード110の上限金額で除算した結果求められた余りを端数金額として決定する。たとえば、決定部303は、取引金額が「2500円」であり、クレジットカード110の上限金額が「1000円」の場合、「500円」を端数金額と決定する。
判断部304は、読取部301によって取得されたチャージ金額が決定部303によって決定された端数金額未満であるか否かを判断する。
入金額算出部305は、読取部301によって取得されたチャージ金額が決定部303によって決定された端数金額未満であると判断部304によって判断された場合、読取部301によって取得された上限金額から決定部303によって決定された端数金額を減算することによってクレジットカード110へチャージするチャージ金額を算出する。
たとえば、入金額算出部305は、読取部301によって取得されたチャージ金額が「300円」であり、読取部301によって取得された上限金額が「1000円」であり、決定部303によって決定された端数金額が「500円」の場合、クレジットカード110へチャージするチャージ金額として「500円」を算出する。
支払金額算出部306は、読取部301によって取得されたチャージ金額が決定部303によって決定された端数金額未満であると判断部304によって判断された場合、取引金額入力部302によって取得された取引金額を読取部301によって取得された上限金額単位に切り上げすることによって、顧客の支払金額を算出する。
たとえば、支払金額算出部306は、読取部301によって取得されたチャージ金額が「300円」であり、読取部301によって取得された上限金額が「1000円」であり、取引金額入力部302によって取得された取引金額が「2500円」の場合、顧客の支払金額として「3000円」を算出する。
一方、支払金額算出部306は、読取部301によって取得されたチャージ金額が決定部303によって決定された端数金額未満ではないと判断部304によって判断された場合、取引金額入力部302によって取得された取引金額を読取部301によって取得された上限金額単位に切り下げすることによって、顧客の支払金額を算出する。
たとえば、支払金額算出部306は、読取部301によって取得されたチャージ金額が「600円」であり、読取部301によって取得された上限金額が「1000円」であり、取引金額入力部302によって取得された取引金額が「2500円」の場合、顧客の支払金額として「2000円」を算出する。
表示部307は、支払金額算出部306によって算出された支払金額を表示する。具体的には、上記支払金額を、ディスプレイ208(図2参照)の画面上に表示する。このとき、同時に、読取部301によって取得されたチャージ金額や上限金額、取引金額入力部302によって取得された取引金額などを表示するようにしてもよい。
支払金額入力部308は、顧客が支払った現金の金額の入力を受け付ける。ここで、支払金額入力部308が入力を受け付ける金額は、支払金額算出部306によって算出された支払金額以上かつ読取部301によって取得された上限金額単位である。たとえば、読取部301によって取得された上限金額が「1000円」であり、支払金額算出部306によって算出された支払金額が「3000円」の場合、「3000円」や「5000円」、「10000円」などの金額の入力を受け付ける。支払金額入力部308は、具体的には、ユーザがおこなったキーボード210およびマウス211(図2参照)の操作に基づいて、顧客が支払った現金の金額を取得する。なお、顧客が支払った現金の金額を自動的に検出する検出装置が決済装置120に備えられている場合、この検出装置から、顧客が支払った現金の金額を取得するようにしてもよい。
つり銭金額算出部309は、支払金額入力部308によって入力された金額から、支払金額算出部306によって算出された支払金額を減算することによって、つり銭金額を算出する。
入出金部310は、入金額算出部305によって算出されたチャージ金額をクレジットカード110へチャージする。具体的には、リーダ/ライタ213(図2参照)によって、クレジットカード110に記録されているチャージ金額を、当該チャージ金額と入金額算出部305によって算出されたチャージ金額とを加算した結果求められる金額に更新する。
また、入出金部310は、読取部301によって取得されたチャージ金額が決定部303によって決定された端数金額未満ではないと判断部304によって判断された場合、決定部303によって決定された端数金額をクレジットカード110から引き落とす。具体的には、リーダ/ライタ213(図2参照)によって、クレジットカード110に記録されているチャージ金額を、当該チャージ金額から決定部303によって決定された端数金額を減算した結果求められる金額に更新する。
印刷部311は、クレジットカード110の外面に、当該クレジットカード110にチャージされているチャージ金額を印刷する。具体的には、プリンタ212(図2参照)によって、クレジットカード110の外面に、当該クレジットカード110にチャージされているチャージ金額を印刷する。なお、クレジットカード110が表示画面を備えている場合は、この表示画面に、当該クレジットカード110にチャージされているチャージ金額を表示させるようにしてもよい。
なお、上記各機能構成部のうち、決定部303、判断部304、入金額算出部305、支払金額算出部306、およびつり銭金額算出部309は、具体的には、たとえば図2に示したROM202、RAM203、HD205、FD207に記憶されたプログラムをCPU201が実行することによってその機能を実現する。
(決済装置120による決済処理の手順)
つぎに、決済装置120による決済処理の手順の一例について説明する。図4は、決済装置120による決済処理の手順の一例を示すフローチャートである。
まず、読取部301によって、顧客のクレジットカード110から、当該クレジットカード110のカード情報を読み取ることによって、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額およびクレジットカード110の上限金額を取得する(ステップS401)。
つぎに、取引金額入力部302によって、顧客との商取引に関する取引金額の入力を受け付ける(ステップS402)。
つぎに、決定部303によって、ステップS402で取得された取引金額をステップS401で取得されたクレジットカード110の上限金額で除算した結果求められた余りを端数金額として決定する(ステップS403)。
つぎに、判断部304によって、ステップS401で取得されたチャージ金額がステップS403で決定された端数金額未満であるか否かを判断する(ステップS404)。
ステップS404において、ステップS401で取得されたチャージ金額がステップS403で決定された端数金額未満であると判断した場合(ステップS404:Yes)は、入金額算出部305によって、ステップS401で取得された上限金額からステップS403で決定された端数金額を減算することにより、クレジットカード110へチャージするチャージ金額を算出する(ステップS405)。
そして、支払金額算出部306によって、ステップS402で取得された取引金額をステップS401で取得された上限金額単位に切り上げすることによって、顧客の支払金額を算出して(ステップS406)、表示部307によって、ステップS406で算出された支払金額を表示する(ステップS407)。
続いて、支払金額入力部308によって、顧客が支払った現金の金額の入力を受け付けて(ステップS408)、つり銭金額算出部309によって、ステップS408で入力された金額から、ステップS406で算出された支払金額を減算することによって、つり銭金額を算出する(ステップS409)。
さらに、入出金部310によって、入金額算出部305によって算出されたチャージ金額をクレジットカード110へチャージして(ステップS410)、最後に、印刷部311によって、クレジットカード110の外面に、当該クレジットカード110にチャージされているチャージ金額を印刷して(ステップS411)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS404において、ステップS401で取得されたチャージ金額がステップS403で決定された端数金額未満ではないと判断した場合(ステップS404:No)は、支払金額算出部306によって、ステップS402で取得された取引金額をステップS401で取得された上限金額単位に切り下げすることによって、顧客の支払金額を算出して(ステップS412)、表示部307によって、ステップS412で算出された支払金額を表示する(ステップS413)。
続いて、支払金額入力部308によって、顧客が支払った現金の金額の入力を受け付けて(ステップS414)、つり銭金額算出部309によって、ステップS414で入力された金額から、ステップS412で算出された支払金額を減算することによって、つり銭金額を算出する(ステップS415)。
さらに、入出金部310によって、ステップS403で決定された端数金額をクレジットカード110から引き落として(ステップS416)、最後に、印刷部311によって、クレジットカード110の外面に、当該クレジットカード110にチャージされているチャージ金額を印刷して(ステップS417)、一連の処理を終了する。
(具体的な決済処理の一例)
つぎに、決済装置120による具体的な決済処理の一例について説明する。図5〜図8は、決済装置120による具体的な決済処理の一例を示す説明図である。
たとえば、図5は、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額が「0円」であり、かつクレジットカード110の上限金額が「1000円」であり、さらに取引金額が「1100円」の場合の、決済装置120による具体的な決済処理を示したものである。
図5においては、決済装置120は、クレジットカード110から読み取った当該クレジットカード110にチャージされているチャージ金額「0円」および上限金額「1000円」と、ユーザ入力された取引金額「1100円」と、に基づいて、支払金額を「1100円」と決定し、クレジットカード110からの引き落とし金額を「0円」と決定する。そして、決済装置120は、決定した支払金額およびクレジットカード110からの引き落とし金額をディスプレイ208の画面上に表示する。
そして、図5に示すように、顧客が支払った現金の金額として「2000円」がユーザ入力されると、決済装置120は、クレジットカード110の上限金額「1000円」と、支払金額「1100円」と、顧客が支払った現金の金額「2000円」と、に基づいて、つり銭金額を「0円」と決定し、クレジットカード110にチャージするチャージ金額を「900円」と決定する。そして、決済装置120は、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額「0円」と、クレジットカード110にチャージするチャージ金額「900円」とに基づいて、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額を「900円」に更新する。
また、図6は、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額が「900円」であり、かつクレジットカード110の上限金額が「1000円」であり、さらに取引金額が「200円」の場合の、決済装置120による具体的な決済処理を示したものである。
図6においては、決済装置120は、クレジットカード110から読み取った当該クレジットカード110にチャージされているチャージ金額「900円」および上限金額「1000円」と、ユーザ入力された取引金額「200円」と、に基づいて、支払金額を「0円」と決定し、クレジットカード110からの引き落とし金額を「200円」と決定する。そして、決済装置120は、決定した支払金額およびクレジットカード110からの引き落とし金額をディスプレイ208の画面上に表示する。さらに、決済装置120は、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額「900円」と、クレジットカード110からの引き落とし金額「200円」とに基づいて、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額を「700円」に更新する。
また、図7は、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額が「700円」であり、かつクレジットカード110の上限金額が「1000円」であり、さらに取引金額が「1500円」の場合の、決済装置120による具体的な決済処理を示したものである。
図7においては、決済装置120は、クレジットカード110から読み取った当該クレジットカード110にチャージされているチャージ金額「700円」および上限金額「1000円」と、ユーザ入力された取引金額「1500円」と、に基づいて、支払金額を「1000円」と決定し、クレジットカード110からの引き落とし金額を「500円」と決定する。そして、決済装置120は、決定した支払金額およびクレジットカード110からの引き落とし金額をディスプレイ208の画面上に表示する。
そして、図7に示すように、顧客が支払った現金の金額として「5000円」がユーザ入力されると、決済装置120は、クレジットカード110の上限金額「1000円」と、支払金額「1000円」と、顧客が支払った現金の金額「5000円」と、に基づいて、つり銭金額を「4000円」と決定し、クレジットカード110にチャージするチャージ金額を「0円」と決定する。そして、決済装置120は、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額「700円」と、クレジットカード110からの引き落とし金額「500円」とに基づいて、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額を「200円」に更新する。
また、図8は、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額が「200円」であり、かつクレジットカード110の上限金額が「1000円」であり、さらに取引金額が「1500円」の場合の、決済装置120による具体的な決済処理を示したものである。
図8においては、決済装置120は、クレジットカード110から読み取った当該クレジットカード110にチャージされているチャージ金額「200円」および上限金額「1000円」と、ユーザ入力された取引金額「1500円」と、に基づいて、支払金額を「1500円」と決定し、クレジットカード110からの引き落とし金額を「0円」と決定する。そして、決済装置120は、決定した支払金額およびクレジットカード110からの引き落とし金額をディスプレイ208の画面上に表示する。
そして、図8に示すように、顧客が支払った現金の金額として「2000円」がユーザ入力されると、決済装置120は、クレジットカード110の上限金額「1000円」と、支払金額「1500円」と、顧客が支払った現金の金額「2000円」と、に基づいて、つり銭金額を「0円」と決定し、クレジットカード110にチャージするチャージ金額を「500円」と決定する。そして、決済装置120は、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額「200円」と、クレジットカード110にチャージするチャージ金額「500円」とに基づいて、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額を「700円」に更新する。
このように、本実施の形態においては、図5〜図8で示したいずれの場合においても、クレジットカード110の上限金額「1000円」未満の現金は、クレジットカード110から引き落とし/チャージされるため、クレジットカード110の上限金額「1000円」未満の現金を顧客が支払ったり、顧客に返戻されたりすることはない。
(クレジットカード110に印刷されたカード情報の一例)
つぎに、クレジットカード110に印刷されたカード情報の一例について説明する。図9は、クレジットカード110に印刷されたカード情報の一例を示す説明図である。
たとえば、図9に示すクレジットカード110には、当該クレジットカード110のカードID「0001」、上限金額「1000円」、およびチャージ金額「700円」が印刷されている。このように、カード情報が印刷されたことにより、たとえば顧客は、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額を、場所を問わず容易に把握することができる。また、本実施の形態においては、クレジットカード110にチャージされているチャージ金額が更新されるたびに、更新されたチャージ金額を印刷する構成としているため、たとえば顧客は、常に最新のチャージ金額を、場所を問わず容易に把握することができる。
(携帯情報端末装置に表示されたカード情報の一例)
つぎに、携帯情報端末装置に表示された情報(たとえばカード情報)の一例について説明する。図10は、携帯情報端末装置に表示された情報の一例を示す説明図である。
図10において、携帯情報端末装置1000は、カード情報を記録するためのICチップ(後述する図11に示す1104)を内蔵し、クレジットカードとしての機能を有する記録媒体の一例を示したものである。携帯情報端末装置1000は、具体的には、携帯電話機、PDA、パーソナルコンピュータなど、一般的には顧客が携帯可能な機器などである。この携帯情報端末装置1000は、各種情報を表示するための表示画面(後述する図11に示すディスプレイ1107)を備えている。
図10に示す携帯電話機1000の表示画面上には、たとえば、当該携帯電話機1000が機能するクレジットカードのカードID「0002」、上限金額「10円」、およびチャージ金額「3円」が表示されている。このように、カード情報が表示されたことにより、たとえば顧客は、携帯情報端末装置1000が機能するクレジットカードのチャージ金額を、場所を問わず容易に把握することができる。
(携帯情報端末装置1000のハードウエア構成)
図11は、本実施の形態にかかる記録媒体としての携帯情報端末装置1000のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図11において、携帯情報端末装置1000は、CPU1101、ROM1102、RAM1103、ICチップ1104、通信I/F1105、キーボード1106、ディスプレイ1107、GPS1108を備えて構成されており、上記各構成部はバス1100などによってそれぞれ接続されている。
そのほか携帯情報端末装置1000が、携帯電話機の場合には一般的な電話機としての通話機能、電子メール送受信機能、インターネット接続機能などを備えており、また、PDA、パーソナルコンピュータの場合には一般的な情報処理機能などを備えている。また、記録紙に印刷し出力するプリンタ(たとえば感熱型プリンタ)などを備えていてもよい。
CPU1101は、携帯情報端末装置1000の全体の制御を司る。ROM1102は、各種制御プログラムなどを記録する。RAM1103は、CPU1101のワークエリアとして使用される。ICチップ1104には、カード情報が記録されている。
ICチップ1104は上述したので詳細は省略する。ICチップは、接触/非接触型による通信によって、図2に示したリーダ・ライタ213と接続する。また、通信I/F1105を用いて、赤外線通信などの近距離無線通信によって接続してもよい。
通信I/F1105は、図示を省略する無線中継局を経由して、通信回線を通じて図2に示したネットワーク230(図示省略)に接続され、ネットワーク230を介して、他の情報処理装置に接続される。そして、通信I/F1105は、ネットワーク230と装置内部とのインタフェースを司り、他の情報処理装置とのデータの入出力を制御する。通信I/F1105は、たとえばモデムやLANアダプタなどである。また、通信I/F1105は、USBなどの外部入出力としても用いることができる。さらに通信I/F1105は、赤外線通信などの近距離無線通信などを用いてもよい。
キーボード1106は、各種データの入力・設定などに用いる。具体的にはテンキーや十字キー、タッチパネルなどを含む。また、ディスプレイ1107は、テキストデータ、画像データなどの各種情報を表示する。ディスプレイ1107は、携帯可能な小型サイズのたとえばTFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、壁などに投影する投影型のディスプレイなど、表示内容を顧客や店舗の従業員などが確認できるものであればよい。
GPS(Global Positioning Systems)1108は、全地球測位システムであり、GPS衛星からの電波を受信し、GPS衛星との幾何学的位置を求めるものであり、地球上どこでも計測可能である。最低3個のGPS衛星からの電波を受信できれば、2次元(緯度・経度)の位置測定ができる。電波としては、1.575.42MHzの搬送波で、C/A(Coarse and Access)コードおよび航法メッセージが乗っているL1電波を用いておこなわれる。C/Aコードはビット率1.023Mbpsで、コードの長さは1023bit=1msである。また、航法メッセージはビット率50bpsで、コードの長さは、サブフレームが300bit=6sであり、メインフレームが1500bit=30sであり、5サブフレームが1メインフレームであり、25メインフレームが1マスターフレームである。
(携帯情報端末装置1000の機能的構成)
つぎに、本実施の形態にかかる記録媒体として携帯情報端末装置1000の機能的構成の一例について説明する。図12は、本実施の形態にかかる記録媒体としての携帯情報端末装置1000の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図12において、携帯情報端末装置1000は、通貨切替指示入力部1201と、現在地情報取得部1202と、通貨情報記憶部1203と、通貨切替制御部1204と、換算レート情報取得部1205と、換算レート情報記憶部1206と、チャージ金額記憶部1207と、チャージ金額決定部1208と、表示部1209とによって構成されている。
通貨切替指示入力部1201は、顧客からの通貨切り替えの指示を受け付ける。具体的には、たとえば後述する図13において、現在表示されている通貨(日本円)から別の通貨(米国ドルなど)への切り替え指示である。通貨切替指示入力部1201は、具体的にはたとえば図11に示したキーボード1106によってその機能を実現する。
現在地情報取得部1202は、記録媒体である携帯情報端末装置1000の現在の所在位置に関する情報(緯度・経度情報)を取得し、その情報から少なくともどこの国かあるいはどこの都市かに関する情報に変換する。現在地情報取得部1202は、所定時間間隔ごとに情報を取得してもよく、顧客からの要求指示に基づいて情報を取得するようにしてもよい。現在地情報取得部1202は、具体的には、たとえば図11に示したGPS1108によってその機能を実現する。
通貨情報記憶部1203は、各国で流通する換算レート、通貨の種類、顧客ごとの上限金額に関する情報などを記憶する。通貨情報記憶部1203は、具体的には、たとえば図11に示したROM1102、RAM1103によってその機能を実現する。
通貨切替制御部1204は、通貨情報記憶部1203から所定の情報を抽出し、抽出された情報を用いて、通貨切替指示入力部1201によって受け付けられた指示に基づいて通貨の切替をおこなう。通貨切替制御部1204は、具体的には、たとえば、図11に示したCPU1101が、ROM1102またはRAM1103に記憶されたプログラムを実行することによってその機能を実現する。通貨切替制御部1204は、たとえば日本円が表示されている状態において、通貨切替指示入力部1201によって米国ドルへの切り替えが指示された場合は、その指示にしたがって、通貨が米国ドルになるようにし、米国ドルが表示されている状態に切り替える。
また通貨切替制御部1204は、現在地情報取得部1202によって取得された現在地情報(どこの国かあるいはどこの都市か)に基づいて、当該現在位置において流通する通貨を判断し、判断した通貨への切替をおこなう。たとえば、日本円が表示されている状態において、現在地情報取得部1202によって取得された現在地情報が米国あるいはニューヨークである場合(そのためには、携帯情報端末装置1000を携帯した顧客がニューヨークに移動することが前提となる)に、その指示にしたがって、通貨が米国ドルになるようにし、米国ドルが表示されている状態に切り替える。したがって、顧客は通貨を指定する必要はなく、移動するだけで最適な通貨に切り替わることになる。
換算レート情報取得部1205は、換算レートに関する情報を取得する。ネットワーク上に存在するあらかじめ定められた所定のサイトか換算レートを定期的にあるいは顧客からの要求指示に基づいて取得する。換算レート情報取得部1205は、具体的には、たとえば図11に示した通信I/F1105によってその機能を実現する。
換算レート情報記憶部1206は、換算レート情報取得部1205によって取得された換算レートに関する情報を記憶する。そして、換算レート情報取得部1205によって新たな情報が取得された場合には、すでに記憶されている情報を更新する。換算レート情報記憶部1206は、具体的には、たとえば図11に示したROM1102、RAM1103によってその機能を実現する。
チャージ金額記憶部1207は、チャージされている金額に関する情報を記憶する。チャージ金額記憶部1207に記憶されている金額に関する情報は、チャージがおこなわれるたびに変更される。チャージ金額記憶部1207は、具体的には、たとえば図11に示したICチップ1104によってその機能を実現する。あるいは、ROM1102、RAM1103によってその機能を実現するようにしてもよい。
チャージ金額決定部1208は、チャージ金額記憶部1207によって記憶されているチャージ金額を通貨切替制御部1204によって切り替えられた通貨による金額に換算する。具体的には、たとえば元の通貨におけるチャージ金額に、換算レート情報取得部1205によって取得され換算レート情報記憶部1206に記憶された換算レートを乗算して切り替え先のチャージ金額とする。チャージ金額決定部1208は、具体的には、たとえば、図11に示したCPU1101が、ROM1102またはRAM1103に記憶されたプログラムを実行することによってその機能を実現する。
表示部1209は、通貨切替制御部1204によって切り替えられた通貨の表示およびチャージ金額決定部1208によって決定された当該通貨におけるチャージ金額を表示する。表示部1209は、具体的には、たとえば図11に示したディスプレイ1107によってその機能を実現する。
つぎに、携帯情報端末装置1000に表示された情報の一例について説明する。図13〜図17は、本実施の形態にかかる携帯情報端末装置に表示されたカード情報の一例を示す説明図である。図13〜図17において、携帯情報端末装置1000の表示領域には、複数の通貨切替タブ1301(1301a〜1301e)が表示されている。この通貨切替タブ1301をカーソルあるいはタッチパネルなどで顧客が指定することによって、タブに記載された通貨への切り替え指示の入力が受け付けられ、表示の切り替えが実行される。
図13では、「(日本)円」の通貨切替タブ1301aが指定されている状態であり、それにともなって日本円の通貨についての情報が表示される。具体的には、上限金額表示欄1302には日本円における上限金額である「1000円」が表示されている。同様に、チャージ金額表示欄1303には、日本円におけるチャージ金額である「555円」が
表示されている。
さらに、現在地情報取得部によって取得された現在地情報表示欄1304には、現在地である「東京」が表示されている。ここには都市名ではなく国名のみを表示するようにしてもよい。その下側には、顧客の確認指示を受け付けるための「OK」ボタン1305が表示されている。
つぎに、図14は、図13の状態で当該携帯情報端末装置1000を携帯した顧客が日本国の東京から米国のニューヨークへ移動した状態を示している。図14において、「ドル」の通貨切替タブ1301bに表示が切り替わり、現在地情報表示欄1404には、現在地である「ニューヨーク」が表示されている。また、米国ドルにおける上限金額表示欄1402には、あらかじめ設定されていた米国ドルにおける上限金額である「10ドル」が表示されている。
また、チャージ金額表示欄1403には、日本円におけるチャージ金額を換算レート(1ドル=115円)によって換算された米国ドルの金額である「4ドル82セント」が表示されている。さらに、その右側には、換算される前の通貨(日本円)におけるチャージ金額(555円)が参考のため表示されている。さらに、その周辺には、換算レート(「1ドル=115円」)および換算レートの日付(「2007.5.1」)があわせて表示されている。この表示状態において、顧客によって「OK」ボタン1305が押下されると、この換算は確定した状態になる。そして米国ドルによる取引(チャージ)が可能となる。
図15は、ニューヨークにおいて取引(チャージ)をおこなった状態を示している。図15において、チャージ金額表示欄1503には、図14のチャージ金額表示欄1403に示されていた「4ドル82セント」から3ドル50セントを支払った残りの「1ドル32セント」が表示されている。
つぎに、図16は、図15の状態で当該携帯情報端末装置1000を携帯した顧客が米国のニューヨークからフランス国のパリへ移動した状態を示している。図16において、「ユーロ」の通貨切替タブ1301cに表示が切り替わり、現在地情報表示欄1604には、現在地である「パリ」が表示されている。また、ユーロにおける上限金額表示欄1602には、あらかじめ設定されていたユーロにおける上限金額である「10ユーロ」が表示されている。
また、チャージ金額表示欄1603には、米国ドルにおけるチャージ金額を換算レート(1ユーロ=1.45ドル)によって換算されたユーロの金額である「0.91ユーロ」が表示されている。さらに、その右側には、換算される前の通貨(米国ドル)におけるチャージ金額(1.32ドル)が参考のため表示されている。さらに、その周辺には、換算レート(「1ユーロ=1.45ドル」)および換算レートの日付(「2007.5.10」)があわせて表示されている。この表示状態において、顧客によって「OK」ボタン1305が押下されると、この換算は確定した状態になる。そしてユーロによる取引(チャージ)が可能となる。
つぎに、図17は、図16の状態で当該携帯情報端末装置1000を携帯した顧客がフランス国のパリから日本国の大阪へ移動した状態を示している。図17において、「円」の通貨切替タブ1301aに表示が切り替わり、現在地情報表示欄1704には、現在地である「大阪」が表示されている。また、日本円における上限金額表示欄1702には、図13と同様に日本円における上限金額である「1000円」が表示されている。
また、チャージ金額表示欄1703には、ユーロにおけるチャージ金額を換算レート(1円=0.006ユーロ)によって換算された日本円の金額である「151円」が表示されている。さらに、その右側には、換算される前の通貨(ユーロ)におけるチャージ金額(0.31ユーロ)が参考のため表示されている。さらに、その周辺には、換算レート(「1円=0.006ユーロ」)および換算レートの日付(「2007.5.25」)があわせて表示されている。この表示状態において、顧客によって「OK」ボタン1305が押下されると、この換算は確定した状態になる。そして再び日本円による取引(チャージ)が可能となる。
(携帯情報端末装置1000による通貨切替処理の手順)
つぎに、携帯情報端末装置1000による通貨切替処理の手順の一例について説明する。図18は、携帯情報端末装置1000による通貨切替処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図18のフローチャートにおいて、携帯情報端末装置1000は、現在地情報取得部1202によって、現在地に関する情報(現在地情報)を取得する(ステップS1801)。そして、現在表示している通貨にかかる国と異なる国であるか否かを判断する(ステップS1802)。
ここで、同一の国である場合(ステップS1802:No)は、都市も同一である場合は何もせずに、都市が異なる場合は現在地欄のみ変更し(図示省略)、ステップS1804へ移行する。一方、国が異なる場合(ステップS1802:Yes)は、つぎに通貨が異なるか否かを判断する(ステップS1803)。ユーロのように国が異なっても通貨は共通の場合があるからである。ステップS1803において、通貨が同一の場合(ステップS1803:No)は、国名あるいは都市名のみ変更し、ステップS1804へ移行する。一方、通貨が異なる場合(ステップS1803:Yes)は、ステップS1805へ移行する。
つぎに、ステップS1804において、顧客による通貨切替指示があったか否かを判断する(ステップS1804)。ここで、通貨切替指示がない場合(ステップS1804:No)は、ステップS1801へ戻り、ステップS1801〜S1804を繰り返し実行する。一方、通貨切替指示があった場合(ステップS1804:Yes)は、切り替えるべき通貨を通貨情報記憶部1203に記憶された情報を用いて決定する(ステップS1805)。
さらに、換算レート情報取得部1205によって切替元から切替先の通貨間の換算レートを取得し(ステップS1806)、取得した換算レートに用いて、切替先の通貨におけるチャージ金額を決定する(ステップS1807)。そして、決定されたチャージ金額を含めた通貨切替表示をおこない(ステップS1808)、ステップS1801へ戻る。なお、図示を省略するが、OKボタン1305の押下によって、チャージ金額の確定をするようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態にかかる決済方法、決済プログラム、および決済装置によれば、現金による取引であっても所定の上限金額未満のつり銭や支払いが発生しないため、小銭を扱う煩わしさから顧客を解放することができる。また、顧客に手間や時間をかけさせることなく、所定の上限金額未満のつり銭をクレジットカード110にチャージしたり、引き落としたりすることができる。これにより、容易に、所定の上限金額未満の現金を扱うことなく、現金による決済をおこなうことができるため、顧客による現金の利用意欲の向上を図ることができ、結果的に、現金取引における利便性の向上、つり銭の有効活用を図ることができる。
また、クレジットカード110に上限金額を設けているため、カード紛失・盗難などによる損失を最小限のものとすることができる。このため、子供や老人など、クレジットカードの利用を敬遠しがちな顧客層でも、安心して利用する/利用させることができる。これにより、潜在的なカード利用者を効率的に発掘することができ、結果的に、カード業界や経済の活性化を図ることができる。
また、既存のクレジットカードシステムを流用することができるため、システム構築費用やメンテナンス費用を抑えつつ、サービスを提供することができるため、サービスを提供する側における投資対効果の向上を図ることができる。
また、海外旅行の際の処理の困る小銭の発生を防止することができ、外国通貨における小銭の潜在化防止を図ることができる。
なお、クレジットカード110にCPUやコプロセッサなどを組み込めばカード内部で情報処理も可能になる。したがって、本実施の形態にかかる決済装置がおこなう処理をカード内部で実行することも可能であり、その場合に、決済装置に代わってカード自体で全部または一部の処理をおこなわせ、残りを決済装置がおこなうようにしてもよい。
また、本実施の形態で説明した決済方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。