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JP5333013B2 - カムシャフト装置 - Google Patents
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Description

この発明は、カムシャフトを回転可能に支承するカムジャーナルを通してカムシャフトに組み付けられる組付部品(例えば、可変バルブタイミング機構)に油を供給するカムシャフト装置カムシャフト装置に関する。
この種のカムシャフト装置には、例えば、特許文献1に開示されている。
これにおいては、シリンダヘッドとキャップ部材との間に構成されるカムジャーナル(1番ジャーナル)にカムシャフトが滑り軸受によって回転可能に支承される。
また、カムシャフトの端部の可変バルブタイミング機構を制御する油をカムジャーナルを通して供給するために、キャップ部材の油孔と、カムシャフトの油路とを連通する連通孔が滑り軸受に形成される。
また、滑り軸受は、転がり軸受に比べ摩擦抵抗によるトルク損失が大きい。このため、カムジャーナルに転がり軸受を用いてカムシャフトを回転可能に支承することが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−327362号公報 特開2006−250268号公報
ところで、シリンダヘッドとキャップ部材との間に構成されるカムジャーナル(1番ジャーナル)に、滑り軸受に換えて摩擦抵抗が小さい転がり軸受によってカムシャフトを回転可能に支承した場合、転がり軸受の内部を通して油を供給する構成となる。
この場合、油圧供給源から供給される油が転がり軸受の内部を通してカムシャフト側の油路に流れる際、転がり軸受の内部において油圧が低下し、可変バルブタイミング機構に悪影響を及ぼすことが想定される。
また、転がり軸受の内部に流入した油が転がり軸受の転動体の転動抵抗となることも想定される。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、油圧供給源から供給される油の油圧低下を抑制しながら油をカムシャフト側の油路に導くことができるカムシャフト装置を提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の請求項1に係るカムシャフト装置は、カムシャフトを回転可能に支承するカムジャーナルを通して前記カムシャフトに組み付けられる組付部品に油を供給するカムシャフト装置であって、
前記カムジャーナルには前記カムシャフトに対する複列の転がり軸受が配設され、
前記複列の転がり軸受の間には、油圧供給源から供給された油を前記カムシャフト側の油路に連通させる連通路を構成する通路構成部材が配置され、
前記転がり軸受と前記通路構成部材との間には、ラビリンス構造をなす微小の隙間が設定され、前記連通路に向けて流れる油の一部を前記微小の隙間を通して前記転がり軸受内に供給する構成にしてあることを特徴とする。
前記構成によると、油圧供給源から供給される油が複列の転がり軸受の間の連通路に流入した後、カムシャフト側の油路に流れる。
連通路を構成する通路構成部材と転がり軸受との間にはラビリンス構造をなす微小の隙間が設定される。
このため、通路構成部材の連通路に流入した油が複列の転がり軸受側へ過剰に流れることを抑制しながら、油をカムシャフト側の油路に良好に導くことができ、カムシャフトの組付部品に油を不足なく供給することができる。
さらに、ラビリンス構造をなす微小の隙間を通して複列の転がり軸受内へ流れる一部の油が複列の転がり軸受の潤滑油として作用すると共に、過剰の油の流入を抑制して複列の転がり軸受の各転動体に対する転動抵抗が増大される不具合を防止することができる。
請求項2に係るカムシャフト装置は、請求項1に記載のカムシャフト装置であって、
通路構成部材は、一対のリング部材によって構成され、
前記一対のリング部材の対向面の間に連通路が構成されていることを特徴とする。
前記構成によると、一対のリング部材によって通路構成部材を容易に構成することができる。
請求項3に係るカムシャフト装置は、請求項1に記載のカムシャフト装置であって、
通路構成部材は、転がり軸受の間に配置された中間輪によって構成され、
前記中間輪に連通路をなす連通孔が形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、連通孔が形成された中間輪によって通路構成部材を容易に構成することができる。
請求項4に係るカムシャフト装置は、請求項1〜3に記載のカムシャフト装置であって、
組付部品は、可変バルブタイミング機構であり、
カムジャーナルは、前記可変バルブタイミング機構の近傍に配置された1番ジャーナルであることを特徴とする。
前記構成によると、カムジャーナルが可変バルブタイミング機構の近傍に配置された1番ジャーナルであるため、カムシャフト側の油路を短くすることができ、カムシャフト端部の可変バルブタイミング機構に油を良好に供給することができる。
この発明の実施例1に係るカムシャフト装置を示す縦断面図である。 同じくカムシャフト装置の1番ジャーナルを拡大して示す縦断面図である。 同じく図1のIII−III線に沿うカムシャフトの端面図である。 この発明の実施例2に係るカムシャフト装置の1番ジャーナルを拡大して示す縦断面図である。 この発明の実施例3に係るカムシャフト装置の1番ジャーナルを拡大して示す縦断面図である。 この発明の実施例4に係るカムシャフト装置の1番ジャーナルを拡大して示す縦断面図である。
この発明を実施するための最良の形態について実施例にしたがって説明する。
この発明の実施例1を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示すように、この発明の実施例1に係るカムシャフト装置は、シリンダヘッド1とキャップ部材5との間に構成されるカムジャーナル(1番ジャーナル10及びその他のジャーナル)に回転可能に支承されるカムシャフト20と、このカムシャフト20の軸上に所定間隔を隔てて配置される複数のカム21と、1番ジャーナル10に対応する複列の転がり軸受(図ではころ軸受)40と、その他のジャーナルに対応する転がり軸受(図示しない)とを備えて構成される。
なお、シリンダヘッド1には、1番ジャーナル10及びその他のジャーナルに対応する各部分に円弧凹部2が形成され、これら円弧凹部2に対応する円弧凹部6を有するキャップ部材5がリンダヘッド1にボルト等によって締め付けられる。
また、1番ジャーナル10に対応するキャップ部材5には、油圧供給源(油圧ポンプ)に通じる油孔7が形成される。
1番ジャーナル10に対応する複列の転がり軸受40は、ころ軸受によって構成されており、軸方向に所定間隔を隔てる外輪41、51と、共通の内輪45と、転動体としての複列のころ48、58と、保持器49、59とを備えている。
軸方向に長い内輪45は、カムシャフト20の外周面に圧入されて固定される円筒状に形成され、その外周面には、複列のころ48、58に対向する両内輪軌道面46、47が軸方向に所定距離を隔てて形成されている。
また、内輪45の外周面に環状の空間を隔ててそれぞれ組み付けられる外輪41、51の内周面には、両内輪軌道面46、47に対応する両外輪軌道面42、52が形成されている。
そして、両内輪軌道面51、52と両外輪軌道面43、44との間には、保持器49、59によって保持された状態で複列のころ48、58が転動可能に組み付けられている。
図2に示すように、両外輪41、51の相対する端部寄り部分には、小径をなす段差部41a、51aが形成され、その段差部41a、51aの端面には半径方向中心側に向けて環状部41b、51bが形成されている。
複列の転がり軸受40の両外輪41、51の間には、油圧供給源からキャップ部材5にの油孔7に供給された油をカムシャフト20側の油路25に連通させる連通路65を構成する通路構成部材60が配置されている。
さらに、複列の転がり軸受40の両外輪41、51の段差部41a、51a及び環状部41b、51bと通路構成部材60との間には、ラビリンス構造をなす微小の隙間が設定され、連通路65に向けて流れる油の一部を微小の隙間を通して複列の転がり軸受40内に供給する構成にしてある。
この実施例1において、通路構成部材60は、一対のリング部材61、62によって構成され、これら一対のリング部材61、62の対向面の間に連通路65が構成されている。
すなわち、一対のリング部材61、62は、金属製リング、樹脂製リング、ゴム製リング等より形成されている。そして、一対のリング部材61、62の内径寸法は、内輪45の外周面の径寸法よりも僅かに小さく設定されている。さらに、一対のリング部材61、62は内輪45に圧入されて所定位置に固定されるようになっている。
また、一対のリング部材61、62の外径寸法は、軸受ハウジングとしてのシリンダヘッド1の円弧凹部2と、同軸受ハウジングとしてのキャップ部材5の円弧凹部6とがなす内径寸法よりも小さく設定されている。
さらに、一対のリング部材61、62の対向面と反対側の面は、両外輪41、51端部の環状部41b、51bと微小な隙間を隔てて近接するようになっている。これによって、両外輪41、51の段差部41a、51a及び環状部41b、51bと一対のリング部材61、62との間のうち、少なくとも環状部41b、51bと一対のリング部材61、62との対向面の間にラビリンス構造をなす微小の隙間が設定されている。
また、この実施例1において、図2と図3に示すように、カムシャフト20側の油路25は、カムシャフト20の外周面の軸方向に凹設された溝28と内輪45の内周面との協働によって形成された横孔27と、内輪45の軸方向中央部において径方向に貫設されると共に、外端が連通路65に開口し、内端が横孔27に開口する縦孔26とを備えて構成されている。
また、図1に示すように、カムシャフト20の一端面には、ノックピン22が打ち込まれ、カムシャフト20の一端部にはノックピン22によって位置決めされた状態でタイミングギヤ33を有する可変バルブタイミング機構(この発明の組付部品に相当する)31が組み付けられる。そして、可変バルブタイミング機構31には、カムシャフト20側の油路25の横孔27の端部が連通して接続される。
上述したように構成されるこの実施例1に係るカムシャフト装置において、油圧供給源から供給される油が1番ジャーナル10のキャップ部材5の油孔7を通して一対のリング部材61、62の間の連通路65に流入した後、カムシャフト20側の油路25に流れる。そして、油路25から可変バルブタイミング機構31に供給される油によってタイミングギヤ33とカムシャフト20とが相対的に回転制御(進角制御あるいは遅角制御)される。
連通路65を構成する通路構成部材60としての一対のリング部材61、62と、複列の複列の転がり軸受40の両外輪41、45との間にはラビリンス構造をなす微小の隙間が設定される。
このため、連通路65に流入した油が複列の転がり軸受40側へ過剰に流れることを抑制しながら、油をカムシャフト20側の油路25に良好に導くことができ、カムシャフト20の端部の可変バルブタイミング機構31に油を不足なく供給することができる。
さらに、一対のリング部材61、62と、複列の転がり軸受40の両外輪41、45との間のラビリンス構造をなす微小の隙間を通して複列の転がり軸受40の軌道部(外輪軌道面42、52、内輪軌道面46、47及びころ48、58)側へ流れる一部の油が複列の転がり軸受40の潤滑油として作用し、過剰の油による複列の転がり軸受40の各ころ48、58に対する転動抵抗が増大される不具合を防止することができる。
また、この実施例1において、可変バルブタイミング機構31の近傍に配置された1番ジャーナル10の複列の転がり軸受40を通して油が可変バルブタイミング機構31に供給される構造であるため、カムシャフト20側の油路25を短く設定することができる。
また、この実施例1において、カムシャフト20側の油路25は、カムシャフト20の外周面の軸方向に凹設された溝28と内輪45の内周面との協働によって形成された横孔27と、内輪45の径方向に貫設されると共に、外端が連通路65に開口し、内端が横孔27に開口する縦孔26とを備えて構成されている。
このため、カムシャフト20の1番ジャーナル10に対する軸部分の外径を小さく形成した場合においても油路25を容易に形成することができ、この分だけ転がり軸受40の外輪体42の外径を小さくして小型化を図ることが可能となる。
また、孔加工と比べて加工性が容易な溝加工によって油路25の横孔27を形成することができる。
次に、この発明の実施例2に係るカムシャフト装置を図4にしたがって説明する。
図4に示すように、この実施例2においては、通路構成部材160をなす一対のリング部材161、162の構造を変更した。
すなわち、一対のリング部材161、162の外径端には、両外輪41、51の段差部41a、51aの沿って筒状に形成された筒状部161a、162bがそれぞれ形成されている。
そして、一対のリング部材161、162の対向面と反対側の面と、両外輪41、51の段差部41a、51aの環状部41b、51bとの間、及び一対のリング部材161、162の筒状部161a、162bの内周面と、両外輪41、51の段差部41a、51aの外周面のと間にそれぞれラビリンス構造をなす微小の隙間が設定されている。
この実施例2のその他の構成は、実施例1とほぼ同様にして構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
したがって、この実施例2に係るカムシャフト装置においても実施例1と同様の作用効果を奏する。
特に、この実施例2においては、一対のリング部材161、162と、両外輪41、51の環状部41b、51bとの間、及び一対のリング部材161、162の筒状部161a、162bと、両外輪41、51の段差部41a、51aとの間にそれぞれラビリンス構造をなす微小の隙間が設定されているため、複列の転がり軸受40の軌道部側へ流入する油の量を、必要とする量に容易に抑制することができる。
次に、この発明の実施例3に係るカムシャフト装置を図5にしたがって説明する。
図5に示すように、この実施例3においては、複列の転がり軸受240の両外輪241、251の間に配置された中間輪263によって通路構成部材が構成され、中間輪263には連通路をなす連通孔265が形成されている。
そして、中間輪263の両端面と、これに対向する両外輪241、251の鍔部241a、251aの端面との間にラビリンス構造をなす微小の隙間が設定されている。
また、中間輪263は、内輪245の外周面に遊嵌状態(浮遊状態)で配置され、中間輪263の連通孔265の内外径側の両開口部には環状溝が形成されている。
なお、中間輪263を内輪245又はハウジングとしてのシリンダヘッド及びキャップ部材5の円弧凹部6に固定してもよい。
すなわち、内輪245の外周面の所定位置に中間輪263を固定する場合、中間輪263の内径寸法を、内輪245の外径寸法よりも僅かに小さく設定し圧入によって固定する。
また、中間輪263の外径寸法を、外輪241、251の外径寸法と同じ大きさに設定してシリンダヘッド及びキャップ部材5の円弧凹部6に外輪241、251と共に固定する。
この実施例3のその他の構成は実施例1と同様に構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
上述したように構成されるこの実施例3に係るカムシャフト装置において、油圧供給源から供給される油が1番ジャーナルのキャップ部材5の油孔7を通して中間輪263の連通孔265に流入した後、カムシャフト20側の油路25に流れる。そして、油路25から可変バルブタイミング機構に供給される油によってタイミングギヤとカムシャフトとが相対的に回転制御(進角制御あるいは遅角制御)される。
連通孔265を有する中間輪263の両端面と、複列の転がり軸受240の両外輪241、245との間にはラビリンス構造をなす微小の隙間が設定される。
このため、連通孔265に流入した油が複列の転がり軸受240側へ過剰に流れることを抑制しながら、油をカムシャフト20側の油路25に良好に導くことができ、カムシャフト20の端部の可変バルブタイミング機構に油を不足なく供給することができる。
さらに、中間輪263の両端面と、複列の複列の転がり軸受240の両外輪241、245との間のラビリンス構造をなす微小の隙間を通して複列の転がり軸受240の軌道部側へ流れる一部の油が複列の転がり軸受240の潤滑油として作用し、過剰の油による複列の転がり軸受240の各ころ48、58に対する転動抵抗が増大される不具合を防止することができる。
次に、この発明の実施例4に係るカムシャフト装置を図6にしたがって説明する。
図6に示すように、この実施例4においては、1番ジャーナルに対応する複列の転がり軸受340が玉軸受によって構成されており、軸方向に所定間隔を隔てる外輪341、351と、内輪345a、内輪345bと、転動体としての複列の玉348、358と、保持器349、359とを備えている。
そして、複列の転がり軸受340の両外輪341、351と、内輪345a、内輪345bとの中間に通路構成部材としての連通孔365を有する中間輪363が配置されるように、カムシャフト20の外周面に組み付けられる。
図6に示す組み付け状態において、中間輪363の両端面と、これに対向する両外輪341、351の端面及び両内輪345a、345bの端面との間にラビリンス構造をなす微小の隙間が設定されている。
また、中間輪363は、カムシャフト20の外周面に遊嵌状態(浮遊状態)で配置され、中間輪363の連通孔365の内外径側の両開口部には環状溝が形成されている。
なお、中間輪363をカムシャフト20又はハウジングとしてのシリンダヘッド及びキャップ部材5の円弧凹部6に固定してもよい。
すなわち、カムシャフト20の外周面の所定位置に中間輪363を固定する場合、中間輪363の内径寸法を、カムシャフト20の外径寸法よりも僅かに小さく設定し圧入によって固定する。
また、中間輪363の外径寸法を、外輪341、351の外径寸法と同じ大きさに設定してシリンダヘッド及びキャップ部材5の円弧凹部6に外輪341、351と共に固定する。
また、この実施例4において、カムシャフト20側の油路325は、カムシャフト20の一端から軸方向に孔明け加工された横孔327と、カムシャフト20の外周面から横孔327の奥側端部に連通して形成された縦孔326とを備え、この縦孔326が中間輪363の連通孔365に連通している。
この実施例4のその他の構成は、実施例3と同様に構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
したがって、この実施例4においても実施例3と同様の作用効果を奏する。
なお、この発明は、前記実施例1〜4に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の形態で実施可能である。
例えば、前記実施例1〜4においては、カムジャーナルが1番ジャーナル10である場合を例示したが1番ジャーナル10以外のカムジャーナルに対して油径路を設ける場合に実施可能である。
また、前記実施例1〜4においては、カムシャフト20の一端部に組み付けられる組付部品が可変バルブタイミング機構31である場合を例示したが、可変バルブタイミング機構31以外の油圧機器に油を供給する場合においても実施可能であり、また、他のカムジャーナルの転がり軸受に油を供給する場合においても実施可能である。
1 シリンダヘッド
5 キャップ部材
10 1番ジャーナル
20 カムシャフト
25 油路
31 可変バルブタイミング機構(組付部品)
40、240、340 複列の転がり軸受
41、51、241、251、341、351 外輪
45、245、345a、345b 内輪
61、62 リング部材(通路構成部材)
263、363 中間輪(通路構成部材)
65、265、365 連通路

Claims (4)

  1. カムシャフトを回転可能に支承するカムジャーナルを通して前記カムシャフトに組み付けられる組付部品に油を供給するカムシャフト装置であって、
    前記カムジャーナルには前記カムシャフトに対する複列の転がり軸受が配設され、
    前記複列の転がり軸受の間には、油圧供給源から供給された油を前記カムシャフト側の油路に連通させる連通路を構成する通路構成部材が配置され、
    前記転がり軸受と前記通路構成部材との間には、ラビリンス構造をなす微小の隙間が設定され、前記連通路に向けて流れる油の一部を前記微小の隙間を通して前記転がり軸受内に供給する構成にしてあることを特徴とするカムシャフト装置。
  2. 請求項1に記載のカムシャフト装置であって、
    通路構成部材は、一対のリング部材によって構成され、
    前記一対のリング部材の対向面の間に連通路が構成されていることを特徴とするカムシャフト装置。
  3. 請求項1に記載のカムシャフト装置であって、
    通路構成部材は、転がり軸受の間に配置された中間輪によって構成され、
    前記中間輪に連通路をなす連通孔が形成されていることを特徴とするカムシャフト装置。
  4. 請求項1〜3に記載のカムシャフト装置であって、
    組付部品は、可変バルブタイミング機構であり、
    カムジャーナルは、前記可変バルブタイミング機構の近傍に配置された1番ジャーナルであることを特徴とするカムシャフト装置。
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