[第1の実施形態]
以下、図面に沿って、本発明を適用した第1の実施形態について説明する。
[1.カラオケシステムの構成及び動作の概要]
始めに、図1を参照して、第1の実施形態のカラオケシステムの構成の概要について説明する。図1は、第1実施形態に係るカラオケシステムSの構成を表す図である。なお、図1は、カラオケ店舗KSの中に設置された複数のカラオケルームの中で、カラオケルームKRを1室示した例を用いている。また、図1の例では、カラオケルームKRに、リモコン1及びコマンダ2が夫々1台ずつ設置されている。なお、カラオケルームKRに、リモコン1は複数台設置されても良い。一般的にカラオケ店舗KSには、複数のカラオケルームが設定されている。
図1に示すように、カラオケシステムSは、リモコン1と、コマンダ2と、センターサーバ3を含んで構成される。リモコン1は、カラオケ曲の選曲または検索に用いられる選曲装置である。リモコン1は、カラオケ店舗KSに備えられたアクセスポイントAP及びブロードバンドルータBRを介して、無線通信によりネットワークに接続される。これにより、リモコン1は、ネットワークを介してコマンダ2及びセンターサーバ3と通信が可能になる。リモコン1は、赤外線によりコマンダ2へ、カラオケ曲の予約を依頼する。リモコン1には、リモコンIDが付与されている。リモコンIDは、リモコン1を識別するための識別情報である。リモコンIDは、リモコン1を一意に特定できる情報であれば、どのような情報であってもよい。例えばリモコン1に割り当てられたIPアドレスがリモコンIDとされても良い。
コマンダ2は、リモコン1により依頼された予約に基づいて、カラオケ曲の再生処理を行う。コマンダには、夫々コマンダIDが付与される。コマンダIDは、コマンダを夫々識別するための情報である。コマンダIDは、コマンダ2を一意に特定できる情報であれば、どのような情報であってもよい。例えばコマンダ2に割り当てられたIPアドレスがコマンダIDとされても良い。
第1の実施形態では、ユーザが個人で所有する携帯端末装置から、カラオケ曲の予約を含む設定処理を、コマンダへ依頼することが可能である。図1に示すように、ユーザY1〜Y3が夫々所有する携帯端末装置K1〜K3を用いて、コマンダ2へカラオケ曲の予約を依頼することができる。また、ユーザY1〜Y3が夫々所有する携帯端末装置K1〜K3を用いて、コマンダ2へ音量及び音質の調整または画像調整を依頼することができる。この場合、携帯端末装置K1〜K3は、携帯基地局Cを介してネットワークへ接続可能になっている。
センターサーバ3は、カラオケ店舗KSに設置されたコマンダとリモコンとのくくり付け情報を記憶する。また、センターサーバ3は、カラオケ店舗KSに設置されたコマンダと携帯端末装置とのくくり付け情報を記憶する。なお、くくり付け情報の詳細は後述する。センターサーバ3は、くくり付け情報に基づいて、リモコン1から送信された予約依頼を、リモコン1とくくり付けられたコマンダ2へ送信する。また、センターサーバ3は、くくり付け情報に基づいて、携帯端末装置K1〜K3から送信された予約依頼を、携帯端末装置K1〜K3とくくり付けられたコマンダ2へ送信する。
[2.携帯端末装置K1による動画投稿方法]
以下、図2を用いて、第1の実施形態の携帯端末装置K1による動画投稿方法について説明する。図2は、第1の実施形態の携帯端末装置K1による動画投稿方法を説明する説明図である。図2に示す例では、センターサーバ3は、コマンダ2のコマンダIDと、コマンダ2とくくり付けられたリモコン1のリモコンIDとを対応付けて、くくり付け情報として記憶している。これにより、センターサーバ3は、コマンダ2がくくり付けられているリモコンが、リモコン1であることを把握することができる。
まず、携帯端末装置K1が、携帯端末装置K1とくくり付けられるコマンダ2のコマンダIDを取得する(図2:(1))。コマンダIDは、例えば、ユーザにより入力されても良い。また、各カラオケルームに、コマンダIDを含むQRコードが張られても良い。この場合、携帯端末装置K1に備えられたカメラによって、QRコードが読み取られる。読み取られたQRコードが含むコマンダIDが、携帯端末装置K1に取得される。
次に、携帯端末装置K1は、取得したコマンダIDと、携帯端末装置K1のユーザを識別するユーザ識別情報とをセンターサーバ3へ送信する(図2:(2))。ユーザ識別情報は、ユーザを識別する情報である。例えば、カラオケサービスを利用するユーザ夫々を識別可能な情報が、ユーザ識別情報である。そして、センターサーバ3がコマンダIDを受信すると、センターサーバ3は、携帯端末装置K1とコマンダとのくくり付け処理を実行する(図2:(3))。第1の実施形態のくくり付け処理は、センターサーバ3が受信したユーザ識別情報と、コマンダIDとを対応付けて、センターサーバ3の記憶部にくくり付け情報として記憶することである。これにより、携帯端末装置K1から送信された情報をセンターサーバ3が受信すると、携帯端末装置K1とくくり付けられたコマンダ2へ、センターサーバ3は情報を転送することができる。これは、センターサーバ3が、コマンダIDと、コマンダIDにより識別されるコマンダのIPアドレスとを対応付けて記憶しているためである。これにより、センターサーバ3は、コマンダIDに基づいて通信するコマンダを決定し、通信することができる。センターサーバ3によるくくり付け処理が完了した後に、携帯端末装置K1は、コマンダ2に向けて楽曲の予約処理を含む設定処理が実行可能になる。楽曲の予約処理を実行する場合、まず、携帯端末装置K1は、予約する楽曲を示す楽曲識別情報と携帯端末装置K1のユーザのユーザ識別情報とを、センターサーバ3に向けて送信する。そして、携帯端末装置K1から楽曲識別情報とユーザ識別情報とを受信すると、センターサーバ3は、受信したユーザ識別情報とくくり付け情報とに基づいて、楽曲識別情報を転送するコマンダを決定する。具体的には、くくり付け情報の中で、受信したユーザ識別情報と対応付けられたコマンダIDを、くくり付け情報の中から、センターサーバ3が決定する。決定されたコマンダIDのコマンダ2に向けて、センターサーバ3は、受信した楽曲識別情報を転送する。これにより、携帯端末装置K1により、コマンダ2へ楽曲予約を行うことが可能になる。なお、携帯端末装置K1とコマンダ2とをくくり付ける方法として、図2の(1)から(3)の処理以外の方法が用いられても良い。
携帯端末装置K1とコマンダとのくくり付け処理(図2:(3))が実行された後に、センターサーバ3は、コマンダ2とくくり付けられた携帯端末装置K1へ、くくり付けが完了したことを示す完了通知を送信する(図2:(4))。第1の実施形態では、携帯端末装置K1は、コマンダとのくくり付けが完了したことに基づいて、ネットワークへ動画投稿することが可能になる。例えば、くくり付けが完了した携帯端末装置K1は、センターサーバ3への動画投稿が許可される。一方、コマンダとのくくり付けが完了していない携帯端末装置は、センターサーバ3への動画投稿が許可されないことになる。これにより、コマンダを利用可能な状況であるユーザの携帯端末装置以外の動画投稿を制限することができるため、不適切な動画の検閲の負担を減らすことができる。
[4.電気的構成概要]
図3は、第1の実施形態のカラオケシステムSを構成するリモコン1、コマンダ2及びセンターサーバ3と、携帯端末装置K1の電気的構成を説明する説明図である。
[4.1 コマンダ2の電気的構成]
図3に示すように、コマンダ2は、制御部21と、LANインターフェース部22と、記憶部23と、操作処理部26と、シンセサイザ27と、ビデオRAM31と、映像再生部32と、映像制御部33とを備える。
制御部21は、LANインターフェース部22と、記憶部23と、操作処理部26と、シンセサイザ27と、ビデオRAM31と、映像再生部32と、映像制御部33と電気的に接続される。制御部21は、コマンダ2の各種構成を制御する。制御部21は、例えば、CPU及びRAM等から構成されるコントローラである。なお、制御部21は、計時動作を実行可能である。制御部21により、現在の時刻を示す時刻情報が取得される。
LANインターフェース部22は、コマンダ2とネットワークと接続する。LANインターフェース部22により、コマンダ2は、ブロードバンドルータBRまたはアクセスポイントAPを介してインターネットにより、リモコン1、センターサーバ3及び携帯端末装置と通信可能になる。
操作処理部26は、操作部24と、赤外線受信部25と電気的に接続される。操作部24は、コマンダ2のユーザにより操作される。操作部24により操作され、入力された信号が操作処理部26に出力される。また、赤外線受信部25は、リモコン1により送信された赤外線を受信する。受信された赤外線の信号は、操作処理部26に出力される。操作処理部26は、出力された夫々の信号にも基づいて、操作内容を決定する。決定された操作内容に基づいて、制御部21は、コマンダ2を制御する。
記憶部23は、コマンダ2で出力する楽曲データ及び映像データを記憶する。また、記憶部23、コマンダ2に付与されたコマンダIDを記憶する。記憶部23は、例えば、HardDisk(HD)等の高容量の記憶媒体である。操作処理部26により決定された操作内容に基づいて、記憶部23に記憶された楽曲データまたは映像データが制御部21により読み出される。そして、記憶部23に記憶された映像データに従って、制御部21は、ビデオRAM31または映像再生部32または映像制御部33に、映像を出力させる指令を送信する。
図3に示すように、制御部21は、ビデオRAM31と映像再生部32と、映像制御部33とに電気的に接続される。また、映像制御部33は、表示部34と電気的に接続される。なお、第1の実施形態では、コマンダ2の外部に設置された表示部34と電気的に接続される。ビデオRAM31は、読み出された映像データを一時記憶する。制御部21により出力される指令に従って、映像再生部32は、ビデオRAM31に一時記憶された映像データを、表示部34に出力させる信号に変換する。変換された信号は、映像制御部33に送信される。制御部21により送信された指令に従って、映像制御部33は、表示部34に映像を表示させる指令を送信する。映像制御部33は、映像再生部32により送信された信号に基づいて、表示部34に所定の映像を表示させる。表示部34は、例えば、ディスプレイである。
また、記憶部23に記憶された楽曲データに従って、制御部21は楽曲データを出力させる指令を、シンセサイザ27に送信する。そして、制御部21により送信された指令に従って、シンセサイザ27は、楽曲データに基づいて音信号を生成する。音信号は、ミキシングアンプ30を介してスピーカ29により音を出力させるための信号である。図3に示すように、シンセサイザ27は、ミキシングアンプ30と電気的に接続される。また、ミキシングアンプ30は、マイク制御部28とスピーカ29とに電気的に接続される。
マイク制御部28は、図示しないマイクと接続される。マイクにより入力された情報に基づいて、マイク制御部28は、音声信号を生成する。マイク制御部28は、生成された音声信号をミキシングアンプ30に出力する。マイク制御部28により送信された音声信号またはシンセサイザ27により送信された音信号に基づいて、ミキシングアンプ30は、マイクにより入力された音声または楽曲データの音をスピーカ29により出力させる。マイク制御部28により送信された音声信号とシンセサイザ27により送信された音信号との両方が、ミキシングアンプ30に送信された場合、ミキシングアンプ30は、マイクにより入力された音声と楽曲データの音とを合成してスピーカ29により出力させる。
制御部21は、撮影ユニット38とさらに電気的に接続される。なお、第1の実施形態では、コマンダ2の外部に設置された撮影ユニット38と電気的に接続される。撮影ユニット38は、例えば、動画画像が撮影可能なカメラである。撮影ユニット38で撮影された動画が、センターサーバ3へアップロードされる。
[4.2 リモコン1の電気的構成]
図3に示すように、リモコン1は、制御部11と、赤外線送信部12と、メモリ13と、操作処理部16と、ビデオRAM17と、映像制御部18と、無線LAN通信部19とを備える。制御部11は、赤外線送信部12と、メモリ13と、操作処理部16と、ビデオRAM17と、映像制御部18と、無線LAN通信部19と電気的に接続される。制御部11は、リモコン1の各種構成を制御する。制御部11は、例えば、CPU及びRAM等から構成されるコントローラである。なお、制御部11は、計時動作を実行可能である。制御部11により、現在の時刻を示す時刻情報が取得される。
操作処理部16は、操作部15と電気的に接続される。操作部15は、リモコン1のユーザにより操作される。操作部15は、例えば、タッチパネルである。タッチパネルにより入力された位置情報が操作処理部16に出力される。操作処理部16は、入力された位置情報に基づいて操作内容を決定する。決定された操作内容が、制御部11に出力される。
赤外線送信部12は、コマンダ2に向けて赤外線を送信する。具体的には、操作処理部16により決定された操作内容が、赤外線送信部12によりコマンダ2に向けて送信される。リモコン1の操作部15がユーザにより操作されることで、所定の操作信号が、リモコン1からコマンダ2に送信される。例えば、リモコン1を操作することで、カラオケの楽曲が予約される。そのため、リモコン1から、予約されたカラオケの楽曲を示す操作信号がコマンダ2に送信される。コマンダ2は、操作信号を受信すると、操作信号が含む楽曲を予約楽曲として制御部11のRAM等に一時記憶する。
メモリ13は、検索データ及び映像データを記憶する。第1の実施形態では、メモリ13は、第1ログイン情報記憶領域131と、リモコンプログラム記憶領域132とを含む。第1ログイン情報記憶領域131は、リモコン1にログインしているユーザを識別するユーザ識別情報を記憶する。リモコン1にユーザがログインしている場合、ログインしているユーザを示すユーザ識別情報が、第1ログイン情報記憶領域131に記憶される。
リモコンプログラム記憶領域132は、リモコン1のプログラムが記憶される。リモコン1のプログラムは、リモコン1を制御するプログラムである。なお、リモコン1のプログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしても良い。
メモリ13は、例えば、不揮発性のNAND型のメモリである。メモリ13に記憶される検索データは、カラオケシステムSで配信される楽曲データを検索する情報である。検索データは、例えば、カラオケの電子早見本である。また、メモリ13に記憶される映像データは、表示部14により映像を表示させるための情報である。操作処理部16により決定された操作内容に基づいて、メモリ13に記憶された映像データが制御部11により読み出される。そして、メモリ13に記憶された映像データに従って、制御部11は、ビデオRAM17または映像制御部18に、映像を出力させる指令を送信する。図3に示すように、制御部11は、ビデオRAM17と映像制御部18とに電気的に接続される。また、映像制御部18は、表示部14と電気的に接続される。ビデオRAM17は、読み出された映像データを一時記憶する。制御部11により出力される指令に従って、映像制御部18は、ビデオRAM17に一時記憶された映像データを、表示部に出力させる信号に変換する。映像制御部18は、変換した信号を表示部14に表示させる指令を送信する。映像制御部18は、変換した信号に基づいて、表示部14に所定の映像を表示させる。表示部14は、例えば、ディスプレイである。
無線LAN通信部19は、各カラオケ店舗等に設置されたアクセスポイントAPに無線により接続される。無線LAN通信部19は、例えば、公知の無線チップである。アクセスポイントAPは、例えば、無線LANである。また、アクセスポイントAPは、ブロードバンドルータBRを介してWAN等のインターネットと接続可能である。また、リモコン1は、アクセスポイントAPを介して、カラオケ店舗内のLAN及びインターネットに接続される。これにより、リモコン1は、コマンダ2、センターサーバ3及び携帯端末装置に情報を送受信可能となる。
[4.3 センターサーバ3の電気的構成]
図3に示すように、センターサーバ3は、制御部35と、LANインターフェース部36と、記憶部37とを備える。
制御部35は、LANインターフェース部36と、記憶部37と電気的に接続される。制御部35は、センターサーバ3の各種構成を制御する。制御部35は、例えば、CPU及びRAM等から構成されるコントローラである。このため、制御部35は、本発明のコンピュータとして機能する。なお、制御部35は、計時動作を実行可能である。制御部35により、現在の時刻を示す時刻情報が取得される。
LANインターフェース部36は、センターサーバ3とネットワークと接続する。LANインターフェース部36により、センターサーバ3は、ブロードバンドルータBRまたはアクセスポイントAPを介してインターネットにより、リモコン1、コマンダ2及び携帯端末装置と通信可能になる。
記憶部37は、例えば、HardDisk(HD)等の高容量の記憶媒体である。記憶部37は、くくり付け情報記憶領域371と、投稿情報記憶領域372と、センターサーバプログラム記憶領域373とを含む。
くくり付け情報記憶領域371は、くくり付け情報を記憶する。第1の実施形態では、センターサーバ3は、くくり付け情報として、リモコンとコマンダのくくり付け、及び、携帯端末装置とコマンダとのくくり付けとを記憶する。また、くくり付け情報記憶領域371は、くくり付け情報が記憶された時刻を示す時刻情報を、くくり付け情報と対応付けて記憶する。
投稿情報記憶領域372は、投稿情報を記憶する。投稿情報は、コマンダ2または携帯端末装置K1の撮影ユニット38により撮影されて投稿される情報である。投稿される情報は、例えば、動画である。動画以外に静止画が投稿されても良い。また、音声情報を含む動画が投稿されても良いし、音声情報と動画とが夫々別のファイルで、投稿情報として投稿されても良い。投稿情報記憶領域372は、投稿情報と、ユーザ識別情報とを対応付けて記憶する。投稿情報は、センターサーバ3以外のサーバに投稿されても良い。
センターサーバプログラム記憶領域373は、センターサーバ3のプログラムが記憶される。センターサーバ3のプログラムは、センターサーバ3を制御するプログラムである。なお、センターサーバ3のプログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしても良い。
[4.4 携帯端末装置K1の電気的構成]
図3に示すように、携帯端末装置K1は、制御部52と、メモリ53と、操作処理部56と、ビデオRAM57と、映像制御部58と、撮影ユニット59と、無線通信部51とを備える。制御部52は、メモリ53と、操作処理部56と、ビデオRAM57と、映像制御部58と、撮影ユニット59と、無線通信部51と電気的に接続される。制御部52は、携帯端末装置K1の各種構成を制御する。制御部52は、例えば、CPU及びRAM等から構成されるコントローラである。なお、制御部52は、計時動作を実行可能である。制御部52により、現在の時刻を示す時刻情報が取得される。
操作処理部56は、操作部55と電気的に接続される。操作部55は、携帯端末装置K1のユーザにより操作される。操作部15は、例えば、タッチパネルである。タッチパネルにより入力された位置情報が操作処理部56に出力される。操作処理部56は、入力された位置情報に基づいて操作内容を決定する。決定された操作内容が、制御部52に出力される。
メモリ53は、検索データ及び映像データを記憶する。メモリ53に記憶される検索データは、例えば、センターサーバ3から取得される。第1の実施形態では、メモリ53は、コマンダID記憶領域531と、許可情報記憶領域532と、携帯端末プログラム記憶領域533とを含む。コマンダID記憶領域531は、携帯端末装置K1が取得したコマンダIDを記憶する。第1の実施形態では、携帯端末装置K1とくくり付けられるコマンダのコマンダIDが取得される。コマンダIDは、例えば、ユーザにより入力されても良い。また、各カラオケルームに、コマンダIDを含むQRコードが張られても良い。この場合、携帯端末装置K1に備えられたカメラによって、QRコードが読み取られる。読み取られたQRコードが含むコマンダIDが、携帯端末装置K1に取得されてコマンダID記憶領域531に記憶される。また、コマンダ2の表示部34、または、リモコン1の表示部14にQRコードが表示されても良い。また、コマンダ2の表示部34、または、リモコン1の表示部14にコマンダIDが表示されても良い。
許可情報記憶領域532は、センターサーバ3から取得したくくり付けの完了通知を、許可情報として記憶する。許可情報記憶領域532に記憶される許可情報に基づいて、携帯端末装置K1は、動画投稿が可能か否かを判定する。
携帯端末プログラム記憶領域533は、携帯端末装置K1のプログラムが記憶される。携帯端末装置K1のプログラムは、携帯端末装置K1を制御するプログラムである。なお、携帯端末装置K1のプログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしても良い。
メモリ53は、例えば、不揮発性のNAND型のメモリである。メモリ53に記憶される検索データは、カラオケシステムSで配信される楽曲データを検索する情報である。検索データは、例えば、カラオケの電子早見本である。携帯端末装置K1は、検索データをセンターサーバ3から取得する。また、メモリ53に記憶される映像データは、表示部54により映像を表示させるための情報である。操作処理部56により決定された操作内容に基づいて、メモリ53に記憶された映像データが制御部52により読み出される。そして、メモリ53に記憶された映像データに従って、制御部52は、ビデオRAM57または映像制御部58に、映像を出力させる指令を送信する。図3に示すように、制御部52は、ビデオRAM57と映像制御部58とに電気的に接続される。また、映像制御部58は、表示部54と電気的に接続される。ビデオRAM57は、読み出された映像データを一時記憶する。制御部52により出力される指令に従って、映像制御部58は、ビデオRAM57に一時記憶された映像データを、表示部に出力させる信号に変換する。映像制御部58は、変換した信号を表示部54に表示させる指令を送信する。映像制御部58は、変換した信号に基づいて、表示部54に所定の映像を表示させる。表示部54は、例えば、ディスプレイである。
無線通信部51は、携帯基地局Cを介してネットワークへ接続可能な無線チップである。無線通信部51により携帯端末装置K1は、携帯基地局Cを介してネットワークへ接続できる。これにより、携帯端末装置K1は、ネットワークを介して、リモコン1、コマンダ2およびセンターサーバ3に情報を送受信可能となる。
制御部52は、撮影ユニット59とさらに電気的に接続される。撮影ユニット58は、例えば、動画画像が撮影可能なカメラである。撮影ユニット58で撮影された動画が、センターサーバ3へアップロードされる。
[5.リモコン1の動作]
以上説明した構成からなる第1の実施形態のリモコン1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。まず、リモコン1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図4は、リモコン1における動作の処理手順を示すフローチャートである。リモコン1の動作は、リモコン1の電源がオンにされたことにより、遂行される。以下に示す処理は、制御部11により処理される。まず、ステップS101では、くくり付けの依頼があったか否かが判定される。第1の実施形態では、リモコン1の操作部15により、くくり付けの依頼要求が入力される。コマンダとのくくり付けの依頼要求があったと判定された場合(ステップS101:YES)、ステップS102が実行される。コマンダとのくくり付けの依頼要求があったと判定されなかった場合(ステップS101:NO)、ステップS105が実行される。
ステップS102では、コマンダとのくくり付け依頼が、コマンダ2に向けて依頼される。具体的には、ステップS102では、リモコン1からコマンダ2へ、リモコン1のIPアドレスが赤外線により送信される。また、ステップS102で依頼した時刻が、制御部11のRAMに記憶される。以下、本実施形態のリモコン1とコマンダ2とのくくり付け方法について説明する。赤外線により送信されたリモコン1のIPアドレスは、コマンダ2により受信される。これにより、コマンダ2は、コマンダ2とくくり付けようとしているリモコン1のIPアドレスを知ることができる。そして、コマンダ2は、受信したリモコン1のIPアドレスを宛先として、ネットワークを介してコマンダ2のIPアドレスを送信する。これにより、リモコン1は、リモコン1とくくり付けられるコマンダ2のIPアドレスを知ることができる。これにより、リモコン1とコマンダ2とがくくり付けられて、リモコン1からコマンダ2に向けてネットワークを介して、各種操作指令を送信することができる。なお、リモコン1とコマンダ2とのくくり付け方法は、例えば、特開2009−181020及び特開2009−288690等で公知である。そして、リモコン1は、くくり付けられたコマンダ2のコマンダIDと、リモコン1のリモコンIDとを含むくくり付け完了通知がセンターサーバ3へ送信される。
ステップS103では、コマンダ2からコマンダ2のIPアドレスが受信されたか否かが判定される。コマンダ2のIPアドレスが受信されたと判定された場合(ステップS103:YES)、センターサーバ3へ、くくり付け完了通知が送信されると共に、ステップS105が実行される。コマンダ2のIPアドレスが受信されたと判定されなかった場合(ステップS103:NO)、ステップS104が実行される。
ステップS104では、ステップS102で記憶した時刻から、所定時間が経過したか否かが判定される。所定時間が経過したと判定された場合(ステップS104:YES)、くくり付けの依頼が失敗したとして、再度、ステップS102が実行される。一方、所定時間が経過したと判定されなかった場合(ステップS104:NO)、ステップS103が再度実行される。
ステップS105では、リモコン1のユーザからログイン依頼が要求されたか否かが判定される。ログイン依頼が要求されたと判定された場合(ステップS105:YES)、ステップS106が実行される。ログイン依頼が要求されたと判定されなかった場合(ステップS105:NO)、ステップS107が実行される。
ステップS106では、ステップS105で要求されたログイン依頼が含むユーザ識別情報を用いて、リモコン1へのログイン処理が実行される。ログイン処理が実行されることで、ログイン依頼が含むユーザ識別情報が、第1ログイン情報記憶領域131へ記憶される。そして、ログイン処理が実行されることで、リモコン1は、受信したユーザ識別情報に対応する個人情報を、センターサーバ3から取得する。取得された個人情報が、メモリ13の所定の記憶領域に記憶される。そして、ログイン処理が完了したユーザのユーザ識別情報と、ログイン処理を実行したリモコンのリモコンIDとがセンターサーバ3へ送信されることになる。
ステップS107では、リモコン1のユーザからログアウト依頼が要求されたか否かが判定される。ログアウト依頼が要求されたと判定された場合(ステップS107:YES)、ステップS108が実行される。ログアウト依頼が要求されたと判定されなかった場合(ステップS107:NO)、ステップS109が実行される。
ステップS108では、ステップS107で要求されたログアウト依頼が含むユーザ識別情報を用いて、ログアウト処理が実行される。ログアウト処理が実行されることで、ログアウト依頼が含むユーザ識別情報が、第1ログイン情報記憶領域131から削除される。そして、ログアウト処理が実行されることで、受信したユーザ識別情報に対応する個人情報が、メモリ13の所定の記憶領域から削除される。そして、ログアウト処理が完了したユーザのユーザ識別情報と、ログアウト処理を実行したリモコンのリモコンIDとがセンターサーバ3へ送信されることになる。
ステップS109では、コマンダとのくくり付けの解除要求があったか否かが判定される。第1の実施形態では、リモコン1の操作部15により、くくり付けの解除要求が入力される。コマンダとのくくり付けの解除要求があったと判定された場合(ステップS109:YES)、ステップS110が実行される。コマンダとのくくり付けの解除要求があったと判定されなかった場合(ステップS109:NO)、ステップS111が実行される。
ステップS110では、コマンダとのくくり付け解除の要求がセンターサーバ3へ送信される。具体的には、リモコン1のリモコンIDを含むくくり付け解除の要求が、センターサーバ3へ送信される。
ステップS111では、リモコン1の電源がオフにされたか否かが判定される。リモコン1の電源がオフにされたと判定された場合(ステップS111:YES)、リモコン1の動作は終了される。リモコン1の電源がオフにされたと判定されなかった場合(ステップS111:NO)、ステップS101が実行される。
[6.センターサーバ3の動作]
以上説明した構成からなる第1の実施形態のセンターサーバ3の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。まず、センターサーバ3の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図5は、センターサーバ3における動作の処理手順を示すフローチャートである。センターサーバ3の動作は、センターサーバ3の電源がオンにされたことにより、遂行される。以下に示す処理は、制御部35により処理される。
まず、ステップS201では、リモコン1のステップS103でコマンダ2のIPアドレスが取得されたことに基づいて送信されたくくり付け完了通知が受信されたか否かが判定される。くくり付け完了通知が受信されたと判定された場合(ステップS201:YES)、ステップS202が実行される。くくり付け完了通知が受信されたと判定されなかった場合(ステップS201:NO)、ステップS203が実行される。
ステップS202では、リモコン1のくくり付け処理が実行される。受信したくくり付け完了通知が含むリモコンIDと、コマンダIDとが対応付けられて、くくり付け情報記憶領域371に記憶される。
ステップS203では、携帯端末装置からくくり付けの依頼が受信されたか否かが判定される。くくり付けの依頼が受信されたと判定された場合(ステップS203:YES)、ステップS204が実行される。くくり付けの依頼が受信されたと判定されなかった場合(ステップS203:NO)、ステップS205が実行される。
ステップS204では、携帯端末装置とのくくり付け処理が実行される。具体的には、携帯端末装置から送信されたコマンダIDと、ユーザ識別情報とが対応付けられて、くくり付け情報記憶領域371に記憶される。記憶された後に、くくり付け完了通知が携帯端末装置K1に送信される。
ステップS205では、くくり付け情報記憶領域371に記憶された時刻情報と現在の時刻とを比較して、所定の時間が経過したくくり付け情報があるか否かが判定される。所定の時間が経過したくくり付け情報があると判定された場合(ステップS205:YES)、ステップS206が実行される。所定の時間が経過したくくり付け情報があると判定されなかった場合(ステップS205:NO)、ステップS207が実行される。
ステップS206では、所定時間が経過したくくり付け情報が、くくり付け情報記憶領域371から削除される。つまり、所定時間が経過した携帯端末装置とコマンダとのくくり付けが解除される。
ステップS207では、リモコン1からくくり付け解除の要求が受信されたか否かが判定される。ステップS207では、ステップS110で送信されたくくり付け解除の要求が受信されたか否かが判定される。くくり付け解除の要求が受信されたと判定された場合(ステップS207:YES)、ステップS208が実行される。くくり付け解除の要求が受信されたと判定されなかった場合(ステップS207:NO)、ステップS209が実行される。
ステップS208では、リモコンのくくり付けが解除される。具体的には、ステップS207で受信したくくり付け解除の要求が含むリモコンIDが決定される。決定されたリモコンIDとくくり付けられているコマンダとのくくり付け情報が、くくり付け情報記憶領域371から削除される。つまり、リモコンとコマンダとのくくり付けが解除される。
ステップS209では、センターサーバ3の電源がオフにされたか否かが判定される。センターサーバ3の電源がオフにされたと判定された場合(ステップS209:YES)、センターサーバ3の動作は終了される。センターサーバ3の電源がオフにされたと判定されなかった場合(ステップS209:NO)、ステップS201が実行される。
[7.携帯端末装置K1の動作]
以上説明した構成からなる第1の実施形態の携帯端末装置K1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。携帯端末装置K1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図6は、携帯端末装置K1における動作の処理手順を示すフローチャートである。携帯端末装置K1の動作は、携帯端末装置K1の電源がオンにされたことにより、遂行される。以下に示す処理は、制御部52により処理される。
ステップS301では、所定のアプリケーションが起動されたか否かが判定される。第1の実施形態のステップS301で起動されるアプリケーションは、携帯端末装置K1とコマンダとをくくり付ける処理を実行するアプリケーションである。アプリケーションが起動されたと判定された場合(ステップS301:YES)、ステップS302が実行される。アプリケーションが起動されたと判定されなかった場合(ステップS301:NO)、ステップS313が実行される。アプリケーションの起動は、例えば、ユーザ識別情報と所定のパスワードとが、携帯端末装置K1に入力されることで起動される。本実施形態のコンピュータとしての制御部52とステップS301とによりユーザ識別情報が携帯端末装置K1に取得される処理は、本発明の取得手段の一例である。
ステップS302では、コマンダIDが取得されたか否かが判定される。例えば、携帯端末装置K1ユーザが操作部55を用いて、コマンダIDが入力されても良い。また、各カラオケルームに、コマンダIDを含むQRコードが張られても良い。この場合、携帯端末装置K1に備えられたカメラによって、QRコードが読み取られる。読み取られたQRコードが含むコマンダIDが、携帯端末装置K1に取得される。コマンダIDが取得されたと判定された場合(ステップS302:YES)、ステップS303が実行される。コマンダIDが取得されたと判定されなかった場合(ステップS302:NO)、ステップS308が実行される。
ステップS303では、ステップS302で取得されたコマンダIDと、携帯端末装置K1のユーザのユーザ識別情報とを含むくくり付け依頼が、センターサーバ3へ送信される。また、ステップS303で依頼した時刻が、制御部11のRAMに記憶される。
ステップS304では、センターサーバ3からくくり付け完了通知が受信されたか否かが判定される。くくり付け完了通知が受信されたと判定された場合(ステップS304:YES)、ステップS305が実行される。くくり付け完了通知が受信されたと判定されなかった場合(ステップS304:NO)、ステップS306が実行される。
ステップS305では、ステップS304でくくり付け完了通知を受信したことに基づいて、許可情報が許可情報記憶領域532に記憶される。許可情報は、携帯端末装置K1により動画を撮影し、投稿することが許可されたことを示す情報である。また、許可情報が記憶された時刻が、制御部11のRAMに記憶される。
ステップS306では、ステップS303で記憶した時刻から、所定時間が経過したか否かが判定される。所定時間が経過したと判定された場合(ステップS306:YES)、ステップS307が実行される。一方、所定時間が経過したと判定されなかった場合(ステップS306:NO)、ステップS304が再度実行される。
ステップS307では、くくり付けが失敗したことが通知される。具体的には、くくり付けが失敗したことが、表示部54を用いて通知される。
ステップS308では、動画撮影依頼があったか否かが判定される。具体的には、操作部55により、動画撮影依頼の操作があったか否かが判定される。動画撮影依頼があったと判定された場合(ステップS308:YES)、ステップS309が実行される。動画撮影依頼があったと判定されなかった場合(ステップS308:NO)、ステップS313が実行される。なお、本実施形態のコンピュータとしての制御部52とステップS308とは、本発明の第1判定手段の一例である。また、本実施形態のステップS308は、本発明の第1判定ステップの一例である。
ステップS309では、動画投稿が許可されているか否かが判定される。具体的には、許可情報記憶領域532に許可情報が記憶されている場合、動画投稿が許可されていると判定される。一方、許可情報記憶領域532に許可情報が記憶されていない場合、動画投稿が許可されていないと判定される。動画投稿が許可されていると判定された場合(ステップS309:YES)、ステップS310が実行される。動画投稿が許可されていると判定されなかった場合(ステップS309:NO)、ステップS312が実行される。本実施形態のコンピュータとしての制御部52とステップS309とは、本発明の第2判定手段の一例である。また、本実施形態のステップS309は、本発明の第2判定ステップの一例である。
ステップS310では、動画投稿の許可が設定される。動画投稿の許可の設定は、例えば、携帯端末装置K1の撮影ユニット59を撮影可能に起動する設定である。撮影ユニット59により撮影される動画は、メモリ53の所定の記憶領域に記憶される。なお、本実施形態のコンピュータとしての制御部52とステップS310とは、本発明の許可手段の一例である。また、本実施形態のステップS310は、本発明の許可ステップの一例である。
ステップS311では、ステップS310で撮影された動画が、センターサーバ3へ投稿される。つまり、撮影された動画がセンターサーバ3にアップロードされる。撮影された動画がセンターサーバ3に投稿されるとき、携帯端末装置K1のユーザを示すユーザ識別情報と、撮影された動画とが、センターサーバ3にアップロードされる。
ステップS312では、動画の撮影が不許可に設定される。なお、本実施形態のコンピュータとしての制御部52とステップS312とは、本発明の制限手段の一例である。また、本実施形態のステップS312は、本発明の制限ステップの一例である。なお、動画の撮影を不許可にする以外に、動画の撮影は許可するが、動画の投稿が不許可にされても良い。また、本実施形態の制限の一例として、カラオケシステムS内のサーバへの投稿が不許可として制限されても良い。
ステップS313では、許可情報が記憶されてから所定の時間が経過したか否かが判定される。具体的には、ステップS305で記憶された時刻から、所定の時間が経過したか否かが判定される。所定の時間が経過したと判定された場合(ステップS313:YES)、ステップS314が実行される。所定の時間が経過したと判定されなかった場合(ステップS313:NO)、ステップS315が実行される。
ステップS314では、許可情報が許可情報記憶領域532から削除される。
ステップS315では、アプリケーションの終了が依頼されたか否かが判定される。アプリケーションの終了が依頼されたと判定された場合(ステップS315:YES)、ステップS316が実行される。アプリケーションの終了が依頼されたと判定されなかった場合(ステップS315:NO)、ステップS302が実行される。
ステップS316では、携帯端末装置K1の電源がオフにされたか否かが判定される。携帯端末装置K1の電源がオフにされたと判定された場合(ステップS316:YES)、携帯端末装置K1の動作は終了される。携帯端末装置K1の電源がオフにされたと判定されなかった場合(ステップS316:NO)、ステップS301が実行される。
[第2の実施形態]
以下、図7〜図9を用いて、本発明を適用した第2の実施形態について、説明する。なお、第2の実施形態のカラオケシステムSの概要構成図及び電気的構成図は、第1の実施形態と同様のため、説明を省略する。
[8.第2の実施形態における携帯端末装置K1による動画投稿方法]
以下、図7を用いて、第2の実施形態の携帯端末装置K1による動画投稿方法について説明する。図7は、第2の実施形態の携帯端末装置K1の動画投稿方法を説明する説明図である。なお、図7に示す処理は、第1の実施形態における図2の(4)の処理が実行された後に実行される。
図2に示す(4)の処理が実行された後に、携帯端末装置K1は、楽曲の予約処理を実行する(図7(5))。楽曲の予約処理では、まず、予約する楽曲を識別する楽曲識別情報が決定される。次に、決定された楽曲識別情報が示す楽曲を歌唱する際に、動画撮影を行うか否かを、ユーザY1が携帯端末装置K1に入力する。動画撮影の依頼が行われた場合、携帯端末装置K1は、許可情報記憶領域532に許可情報が記憶されているかを判定する。許可情報が記憶されていると判定された場合、携帯端末装置K1は、決定された楽曲識別情報をセンターサーバ3に送信し、楽曲の予約を実行する(図7:(6))。この場合、携帯端末装置K1は、決定された楽曲識別情報と、動画撮影することを示すフラグ情報と、携帯端末装置のユーザのユーザ識別情報を含む予約依頼をセンターサーバへ送信する。一方、許可情報が記憶されていると判定されなかった場合、携帯端末装置K1は、動画の投稿が不可能なことをユーザY1へ通知する。
センターサーバ3は予約依頼を受信すると、予約依頼を送信した携帯端末装置K1とくくり付けられたコマンダ2へ受信した予約依頼を転送する(図7:(7))。コマンダ2は、予約依頼を受信すると、受信した予約依頼が含む楽曲識別情報とフラグ情報とを対応付けてコマンダ2の楽曲予約リストへ登録する。
楽曲予約リストに従ってコマンダ2が楽曲を再生するとき、コマンダ2は、再生する楽曲識別情報と対応付けられたフラグ情報が登録されているかを判定する。フラグ情報が登録されていると判定された場合、コマンダ2は、コマンダ2のコマンダIDと、再生される楽曲の楽曲識別情報と、演奏開始指令とをセンターサーバ3へ送信する(図7:(8))。演奏開始指令は、動画撮影を行う楽曲の演奏が開始されることを表す指令である。
演奏開始指令とコマンダIDと楽曲識別情報とをコマンダ2から受信すると、センターサーバ3は、受信したコマンダIDとくくり付けられているユーザ識別情報が、くくり付け情報記憶領域371に記憶されているかを判定する。受信したコマンダIDとくくり付けられているユーザ識別情報が、くくり付け情報記憶領域371に記憶されていると判定された場合、ユーザ識別情報が示すユーザの携帯端末装置K1へ演奏開始指令と楽曲識別情報とが送信される(図7:(9))。そして、演奏開始指令を受信した携帯端末装置K1は、動画の撮影を開始する。また、コマンダ2は、演奏が終了されることに基づいて、コマンダ2のコマンダIDと、演奏が終了される楽曲識別情報を含む演奏終了指令をセンターサーバ3へ送信する。演奏開始指令は、動画撮影を行う楽曲の演奏が終了されることを表す指令である。演奏終了指令とコマンダIDと楽曲識別情報とをコマンダ2から受信すると、センターサーバ3は、受信したコマンダIDとくくり付けられているユーザ識別情報が、くくり付け情報記憶領域371に記憶されているかを判定する。受信したコマンダIDとくくり付けられているユーザ識別情報が、くくり付け情報記憶領域371に記憶されていると判定された場合、ユーザ識別情報が示すユーザの携帯端末装置K1へ演奏終了指令と楽曲識別情報とが送信される。これにより、演奏終了指令を受信した携帯端末装置K1は、動画の撮影を終了する。そして、撮影された動画が、所定のサーバに投稿される。
この結果、コマンダを利用可能な状況であり、且つ、歌唱が開始されるユーザの携帯端末装置以外の動画投稿を制限することができるため、不適切な動画の検閲の負担を減らすことができる。
[9.コマンダ2の動作]
以上説明した構成からなる第2の実施形態のコマンダ2の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。まず、コマンダ2の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図8は、コマンダ2における動作の処理手順を示すフローチャートである。コマンダ2の動作は、コマンダ2の電源がオンにされたこと及び楽曲予約リストに基づいて楽曲の再生処理が実行されることにより、遂行される。以下に示す処理は、制御部21により処理される。
まず、ステップS401では、楽曲予約リストに従って楽曲の再生が開始されるときに、再生される楽曲にフラグ情報が対応付けられているか否かが判定される。フラグ情報が対応付けられていると判定された場合(ステップS401:YES)、ステップS402が実行される。フラグ情報が対応付けられていると判定されなかった場合(ステップS401:NO)、ステップS407が実行される。
ステップS402では、演奏開始指令と、楽曲識別情報と、コマンダ2のコマンダIDとがセンターサーバ3へ送信される。ステップS402で送信される楽曲識別情報は、ステップS401で再生が開始されると判定された楽曲の楽曲識別情報である。また、演奏開始指令がセンターサーバ3へ送信されると、演奏開始指令が送信された時刻を示す時刻情報が、記憶部23に記憶される。
ステップS403では、ステップS402で記憶した時刻情報が示す時刻から、所定の時間が経過したか否かが判定される。所定の時間が経過したと判定された場合(ステップS403:YES)、ステップS404が実行される。所定の時間が経過したと判定されなかった場合(ステップS403:NO)、ステップS403が繰り返し実行される。
ステップS404では、ステップS401で再生が開始されると判定された楽曲の演奏が開始される。
ステップS405では、ステップS404で開始された楽曲の演奏が終了したか否かが判定される。楽曲の演奏が終了したと判定された場合(ステップS405:YES)、ステップS406が実行される。楽曲の演奏が終了したと判定されなかった場合(ステップS405:NO)、ステップS405が繰り返し実行される。
ステップS406では、楽曲の演奏が終了したことに基づいて、演奏終了指令と、コマンダ2のコマンダIDとがセンターサーバ3へ送信される。
ステップS407では、コマンダ2の電源がオフにされたか否かが判定される。コマンダ2の電源がオフにされたと判定された場合(ステップS407:YES)、コマンダ2の動作は終了される。コマンダ2の電源がオフにされたと判定されなかった場合(ステップS407:NO)、ステップS401が実行される。
[9.携帯端末装置K1の動作]
以上説明した構成からなる第2の実施形態の携帯端末装置K1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。携帯端末装置K1の第2の実施携帯の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図9は、第2の実施携帯の携帯端末装置K1における動作の処理手順を示すフローチャートである。携帯端末装置K1の動作は、携帯端末装置K1の電源がオンにされたことにより、遂行される。以下に示す処理は、制御部52により処理される。なお、第2の実施形態のステップS501〜ステップS509は、第1の実施形態のステップS301〜ステップS309の処理と同じのため、詳細な説明は省略する。
ステップS509で、「YES」と判定された場合、ステップS510では、楽曲の予約処理が実行される。具体的には、楽曲の予約処理では、まず、予約する楽曲を識別する楽曲識別情報が決定される。決定された楽曲識別情報と、フラグ情報とがセンターサーバ3に送信される。
ステップS509で、「NO」と判定された場合、ステップS511では、投稿が不可能なことが携帯端末装置K1のユーザY1へ通知される。
次にステップS512では、演奏開始指令が受信されたか否かが判定される。演奏開始指令が受信されたと判定された場合(ステップS512:YES)、ステップS513が実行される。一方、演奏開始指令が受信されたと判定されなかった場合(ステップS512:NO)、ステップS516が実行される。なお、本実施形態の携帯端末装置K1のコンピュータとしてのコントローラとステップS512とは、本発明の第3判定手段の一例である。また、本実施形態のステップS512は、本発明の第3ステップの一例である。
ステップS513では、第1の実施形態のステップS310と同様の処理が実行される。
ステップS514では、演奏終了指令が受信されたか否かが判定される。演奏終了指令が受信されたと判定された場合(ステップS514:YES)、ステップS515が実行される。一方、演奏終了指令が受信されたと判定されなかった場合(ステップS514:NO)、ステップS514が繰り返し実行される。
ステップS515では、第1の実施形態のステップS311と同様の処理が実行される。ステップS516では、第1の実施形態のステップS312と同様の処理が実行される。
また、第2の実施形態のステップS517〜ステップS520は、夫々、第1の実施形態のステップS313〜ステップS316と同様の処理が実行される。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態の携帯端末装置は、スマートフォン、携帯電話、タブレットPC等、持ち運び可能な端末装置全てに適用可能である。
第1の実施形態及び第2の実施形態では、コマンダ2が利用可能な状況の一例として、コマンダ2と携帯端末装置K1とがくくり付けられた例を用いた。具体的には、携帯端末装置とコマンダとがくくり付けられているかを判定するために、許可情報が許可情報記憶領域532に記憶されているかを判定する例を用いた。くくり付けられた実施形態以外にも、本発明は適用可能である。第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例として、GPS(Global Positioning System)を備えた携帯端末装置K1に本発明が適用されても良い。この場合、携帯端末装置K1を持つユーザY1の地理的な位置がGPSを用いて取得される。また、コマンダ2の地理的な位置として、カラオケ店舗KS、または、カラオケルームKRが備えられている地理的な位置が、センターサーバ3に記憶されている。そして、携帯端末装置K1によりセンターサーバ3から取得されたコマンダ2の地理的な位置と、ユーザY1の地理的な位置との差が所定の範囲内であるかを、携帯端末装置K1は判定する。所定の範囲内であると携帯端末装置K1により判定された場合、コマンダ2とユーザY1とは近い距離に存在しているとして、携帯端末装置K1に許可情報が記憶されても良い。記憶された許可情報に基づいて、携帯端末装置K1は、撮影された動画を投稿可能に設定される。
また、コマンダ2が利用可能な状況の一例として、カラオケ店舗KSの入店時に、携帯端末装置K1に許可情報が設定されても良い。この場合、カラオケ店舗KSの入店時に、カラオケ店舗KSの管理者によって、携帯端末装置K1に許可情報が設定される。
また、コマンダ2が利用可能な状況の一例として、コマンダ2とくくり付けられたリモコン1にログインしているユーザのユーザ識別情報が用いられても良い。この場合、リモコン1によりログイン処理が実行されるたびに、リモコン1の第1ログイン情報記憶領域131に記憶されたログイン情報が、センターサーバ3へ送信される。送信されたログイン情報は、センターサーバ3の記憶部37の所定の記憶領域に記憶される。第1の実施形態のステップS303で、携帯端末装置K1によりくくり付けの依頼が行われると、センターサーバ3は、ステップS204でくくり付け処理を実行する。このときに、センターサーバ3は、ステップS204でくくり付けられたコマンダ2とくくり付けられているリモコンに、受信したユーザ識別情報がログインしているか否かを、記憶部37の所定の記憶領域に記憶されているログイン情報に基づいて判定する。受信したユーザ識別情報がリモコンにログインしていると判定された場合、センターサーバ3は、くくり付け完了通知と、許可情報とを携帯端末装置K1へ送信する。一方、受信したユーザ識別情報がリモコンにログインしていると判定されなかった場合、センターサーバ3は、くくり付け完了通知のみを携帯端末装置K1へ送信する。そして、携帯端末装置K1が、ステップS304で、くくり付け完了通知を受信したときに、許可情報も受信した場合、ステップS305で、許可情報を記憶する。一方、携帯端末装置K1が、ステップS304で、くくり付け完了通知を受信したときに、許可情報を受信しなかった場合、ステップS305で、許可情報を記憶しない。これにより、コマンダまたはリモコン装置を利用中のユーザの携帯端末装置以外の動画投稿を制限することができるため、不適切な動画の検閲の負担を減らすことができる。