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JP5338779B2 - スクライブヘッド - Google Patents
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Description

本発明はスクライブ装置に用いられるスクライブヘッドに関し、特にスクライブラインを安定させることができるスクライブヘッドに関するものである。
従来、液晶表示パネルや液晶プロジェクタ基板等のフラットパネルディスプレイ(FPD)等では、製造過程においてマザーガラス基板が貼り合わされた後に所定の大きさの単個のパネルとなるように分断される。マザーガラス基板等の脆性材料基板の分断には、スクライブ工程とブレイク工程があり、スクライブ工程ではスクライブ装置が用いられる。FPDの製造では、一枚のマザー基板をスクライブして、ブレイク工程により複数個のパネル基板を取り出す。
スクライブ装置には、例えば特許文献1に示されるように、脆性材料基板を載置して保持するテーブルと、脆性材料基板に対して相対的に水平方向に移動することができ、上下方向にも移動自在のスクライブヘッドとが設けられている。スクライブヘッドの下端部には、ホルダジョイントが取付けられている。ホルダジョイントはその下端にスクライビングホイールを回転自在に保持するものである。
WO2008−149515号公報
しかるにこのような従来のスクライブヘッドにおいて、リニアスライダとホルダジョイントの間隔が大きくなると、ホルダジョイントを安定して上下動させることが難しくなるという問題があった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたものであって、ホルダジョイントを安定して上下動できるようにしたスクライブヘッドを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のスクライブヘッドは、ベースプレートと、前記ベースプレートに対して垂直に取り付けられ、貫通孔を有するボトムプレートと、モータによって駆動され、前面に開口を有する筐体状の部材であって、後面がリニアウェイに接続され該リニアウェイを介して前記ベースプレートに沿って上下に摺動するスライダと、スクライビングホイールを有するホルダジョイントを下端に保持し、上面には側方に突出したフランジを有するホルダフランジと、前記ボトムプレートの貫通孔を貫き、前記スライダの下面のうち前記後面寄りの部分と前記ホルダフランジのフランジとを連結するホルダブラケットと、を具備するものである。
このような特徴を有する本発明によれば、ホルダジョイントが取り付けられたホルダフランジとスライダとをホルダブラケットにより連結している。そのためホルダジョイントとスライダとの間に間隙がある場合であってもホルダフランジの上下動を確実にすることができる。又スクライブ時にスクライビングホイールに荷重をかける場合であってもスクライブを正確に行うことができる。更にホルダジョイントとスライダとの間に間隙がある場合であっても製造を容易に行うことができるという効果が得られる。
図1は本発明の実施の形態によるスクライブヘッドの一例を示す斜視図である。 図2は本実施の形態によるスクライブヘッドの中央部を切欠いた状態を示す正面図である。 図3は本実施の形態によるスクライブヘッドの中央縦断面図である。 図4は本実施の形態によるボトムプレートを示す斜視図である。 図5は本実施の形態によるスライダを示す斜視図である。 図6は本実施の形態によるホルダブラケットを示す図である。 図7は本実施の形態によるホルダフランジを示す斜視図及び断面図である。 図8は本実施の形態によるホルダジョイントを示す図である。 図9は本実施の形態によるスクライブヘッドにおいてホルダジョイントを下降させた状態を示す断面図である。
図1は本発明の実施の形態によるスクライブヘッドの一例を示す斜視図であり、図2はスクライブヘッドの中央部分を切欠いて示す正面図、図3はスクライブヘッドの中央縦断面図である。これらの図に示すようにスクライブヘッド10は図示しないブリッジに垂直に取り付けられる長方形状のベースプレート11を有している。ベースプレート11の上部にトッププレート12が水平に設けられ、ベースプレート11の下部にトッププレート12と平行にボトムプレート13が設けられる。トッププレート12の上部にはサーボモータ14がその回転軸を下方に向けて固定されている。又サーボモータ14の上部には、その回転角を検出するエンコーダ15が設けられている。サーボモータ14のモータ軸には、図3に示すようにカップリング16を介してボールねじ17のシャフト17aが取り付けられる。又ベースプレート11にはトッププレート12とボトムプレート13の間にスライダ18がリニアウェイ19を介して上下動自在に取り付けられている。スライダ18にはボールねじ17のナット部17bが取り付けられ、サーボモータ14の回転に伴ってスライダ18を上下動させることができる。スライダ18の下面には、ホルダブラケット20が取り付けられ、更にホルダブラケット20の下端にホルダフランジ21が取り付けられる。
次に各部材について、より詳細に説明する。図4(a),(b)は上方及び下方から見たボトムプレート13を示す斜視図である。ボトムプレート13は平板状の部材であって、一端には側面に沿った突起部13aが形成されており、この突起部13aに設けられたねじ孔によってベースプレート11にねじ止めされてベースプレート11に対し垂直に接続される。この突起部13aに隣接して長方形状の貫通孔13bが形成される。又突起部13aの他方には、ボトムプレート13の長手方向に平行な一対の側壁13c,13dが形成されている。
図5(a),(b)は上方及び下方から見たスライダ18を示す斜視図である。スライダ18は図示のように前面に開口を有する筐体状の部材であり、上面はボールねじ17が貫通するためのU字状の切欠き18aが形成される。又スライダ18の下面にはスプラインシャフト22を回動自在に保持する貫通孔18b、ホルダブラケット20を連結するためのねじ溝18c,18d等が形成されている。
ホルダブラケット20は図6に示すように一部が拡がった薄い直方体状の部材であり、一端には平面部分に対して垂直の突起部20aが形成されている。突起部20aは内向きに湾曲した切欠きを有し、その両側にはスライダ18と連結するための一対の貫通孔20b,20cが形成される。ホルダブラケット20の他端にはホルダフランジ21を連結するねじ溝20d,20eが形成されている。
又このボトムプレート13の下方にはホルダフランジ21が設けられる。ホルダフランジ21は図7(a)に斜視図及び(b)に中央縦断面図を示すように、円筒形の部材であって、上面にはフランジ21aが形成され、前述したホルダブラケット20の下端にねじ止めして固定される。又ホルダフランジ21の下方の円筒形部分には金属カラー23が取り付けられる。ホルダフランジ21はその下面にホルダジョイント24を連結するものであり、金属カラー23の内壁にホルダジョイント24を圧入することにより固定する。
図8はホルダジョイント24を示す図であり、その左側は側面図、右側は断面図である。ホルダジョイント24は中央に円柱状のキングピン31を有している。キングピン31はスプラインシャフト22の回転に伴って回転するものであり、その円柱状部には、上部と中央部にキングピン31を回動自在に保持するための第1,第2のベアリング32,33が円筒形のスペーサ34を介して設けられている。又キングピン31の下方にはキングピン押さえ35とベアリングカバー36が設けられる。キングピン31の下方にはピン37によりスクライビングホイール38が回転自在に保持されている。
この実施の形態では図3に断面図を示すように、ボトムプレート13に設けられた貫通孔13bをホルダブラケット20が貫通しており、上部のスライダ18とホルダフランジ21とがホルダブラケット20を介して連結されている。
次に本実施の形態の動作について説明する。トッププレート12の上面に取り付けられているサーボモータ14を駆動することによってボールねじ17が回転する。これによりスライダ18は、図3に示すリニアウェイ19の最も高い位置と図9に示す最も低い位置との間を上下動することができる。スライダ18の上下動に伴い、スライダ18と連結されているホルダブラケット20及びホルダフランジ21も同時に上下動することとなる。このようにスライダ18とホルダフランジ21との間隔が大きい場合にも、これらを連結して上下動させることができる。
尚この実施の形態ではスライダとホルダフランジとの間をホルダブラケットで連結するようにしているが、スライダ自体の下面をボトムプレートの貫通孔に挿入できるように下方に突出させるような構造としてもよい。又これに代えてホルダフランジの上部を突出させて直接スライダに連結できるような構造とすることもできる。
本発明はスクライブヘッドの昇降機構のスライダとホルダフランジとの間隔が大きい場合にもこれらを連結することができ、スクライブ装置に好適に用いることができる。
10 スクライブヘッド
11 ベースプレート
12 トッププレート
13 ボトムプレート
14 サーボモータ
15 エンコーダ
16 カップリング
17 ボールねじ
18 スライダ
19 リニアウェイ
20 ホルダブラケット
21 ホルダフランジ
22 スプラインシャフト
23 金属カラー
24 ホルダジョイント

Claims (1)

  1. ベースプレートと、
    前記ベースプレートに対して垂直に取り付けられ、貫通孔を有するボトムプレートと、
    モータによって駆動され、前面に開口を有する筐体状の部材であって、後面がリニアウェイに接続され該リニアウェイを介して前記ベースプレートに沿って上下に摺動するスライダと、
    スクライビングホイールを有するホルダジョイントを下端に保持し、上面には側方に突出したフランジを有するホルダフランジと、
    前記ボトムプレートの貫通孔を貫き、前記スライダの下面のうち前記後面寄りの部分と前記ホルダフランジのフランジとを連結するホルダブラケットと、を具備するスクライブヘッド。
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