JP5339276B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
遊技情報を開示する場合には、スロットマシンの画像表示装置に表示する場合の他、スロットマシンの外部(ホール内)に設けられた遊技情報表示装置を用いて行われている。
さらに、その遊技者自身が行った遊技の履歴のみを表示できるようにしたスロットマシンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
なお、「設定値」とは、スロットマシンの出玉率を定めるためのものであり、例えば設定1〜設定6までの6段階を有する。そして、設定値が高いほど、ボーナス役の当選確率が高く設定された役抽選テーブルを用いて役の抽選が行われるものである。
一方、小役の当選時に、当選した小役を入賞させるためのストップスイッチの操作情報を報知するAT(Assist Time )遊技を実行するスロットマシンでは、AT遊技の実行回数等の制御は、サブ制御基板側で行われる。ここで、メイン制御基板とサブ制御基板とは電気的に接続されているが、メイン制御基板からサブ制御基板に対して一方向で遊技情報が送信されるように構成されているため、メイン制御基板側では、AT遊技の実行回数等の遊技情報を知ることができない。したがって、AT遊技の実行回数等の遊技情報は、遊技情報表示装置には送信されないので、遊技情報表示装置を用いて知ることはできない。
一方、特許文献1の技術では、AT遊技の実行回数等を含めて、各種の遊技情報を開示することが可能である。
しかし、設定値の判断が容易な(設定値に直接関係する)遊技情報を一律に遊技者に開示してしまうと、高設定と思われる台に遊技者が集中してしまい、低設定と思われる台では遊技者が遊技を行うことを敬遠するため、スロットマシンの稼働率が低下するという問題がある。
請求項1の発明は、特定の遊技状態(非RT遊技、RT1遊技、RT2遊技)において、遊技媒体の投入数に対する払出し数の期待値を示す出玉率が出玉率a1に設定される設定値A1(低設定)と、前記出玉率が出玉率a2(>出玉率a1)に設定される設定値A2(高設定)とに設定可能なスロットマシンにおいて、役の抽選を行う役抽選手段(62)、並びにリール(31)の回転及び停止制御を行うリール制御手段(65)を含み、遊技の進行を制御するメイン制御手段(遊技制御手段60a、メイン制御基板)と、前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記役抽選手段による役の抽選結果その他の遊技情報を前記メイン制御手段から受け取り、画像表示装置を含む演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、画像表示装置23)から遊技に係る演出を出力するように制御するサブ制御手段(演出制御手段60b、サブ制御基板)と、前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記メイン制御手段から遊技情報を受け取り、その遊技情報を外部の遊技情報表示装置(100)に送信する外部情報送信手段(外部情報送信基板90)とを備え、遊技情報として、設定値間で差がつかないか又は設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な遊技情報x(BBの入賞回数)と、設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な情報であって、かつ前記遊技情報xよりも設定値間での差が大きい遊技情報y(BBAの入賞回数、非RT遊技からRT1遊技への移行回数、非RT遊技での報知回数)とを有し、前記メイン制御手段は、前記遊技情報xを前記外部情報送信手段に送信し、かつ前記遊技情報yを前記外部情報送信手段に送信しないように制御するとともに、前記遊技情報yを前記サブ制御手段に送信するように制御し、前記サブ制御手段は、予め定められた条件を満たしたときに、前記遊技情報yを前記画像表示装置によって遊技者に対して開示するように制御することを特徴とする。
本発明においては、遊技情報として、設定値間で差がつかないか又は設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な遊技情報xと、設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な情報であって、かつ前記遊技情報xよりも設定値間での差が大きい遊技情報yとを有する。そして、遊技情報xは、メイン制御手段から外部情報送信手段を介して遊技情報表示装置に送られる。これに対し、遊技情報yは、遊技情報表示装置には送られず、サブ制御手段に送られる。
そして、サブ制御手段は、予め定められた条件を満たしたときに、遊技情報yを遊技者に開示(提供)するように制御する。
ここで、「予め定められた条件」としては、特定の時点からの遊技回数が所定回数以上となったとき、又は所定時間内での遊技回数が所定回数以上となったとき等が挙げられる。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、遊技制御手段60aと演出制御手段60bとを有する。
遊技制御手段60aは、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行を制御するものであり、演出制御手段60bは、遊技中又は遊技待機中における演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60aは、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。以下の説明において、遊技制御手段60aというときは、メイン制御基板を含む意味で用いる。
なお、演出制御手段60bは、遊技制御手段60aの下位に属する制御手段であり、遊技制御手段60aと演出制御手段60bとは電気的に接続されている。そして、遊技制御手段60aから演出制御手段60bに一方向で信号や情報(コマンド)が送信されるように形成されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであり、本実施形態でのベットスイッチ40は、3枚(max)投入専用のスイッチである。なお、図1ではメダル投入口を図示していないが、通常は、ベットスイッチ40とは別個にメダル投入口が設けられている。このメダル投入口は、実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作と同様の機能を果たす。
さらにまた、(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段64によって制御される。ここで、リール31は、左リール31、中リール31、右リール31からなり、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段、及び下段の3本の図柄組合せラインL1〜L3と、斜め右下がり方向及び斜め右上がり方向の2本の図柄組合せラインL4及びL5の合計5本の図柄組合せラインを有する。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
なお、これに限らず、メダルの投入枚数は、1枚又は2枚でもよい。さらに、メダル投入枚数や遊技状態等に応じて、5本の図柄組合せラインL1〜L5のうち、一部のみを有効ライン(残りを無効ライン)に設定してもよい。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の遊技情報等を表示するものである。
そして、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等が定められている。これにより、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(その役が入賞する)と、その役に対応する枚数のメダルが払い出される(ただし、特別役を除く)。
なお、他の特別役としては、RB(レギュラーボーナス)、2BB(第2種ビッグボーナス。MB(ミドルボーナス)ともいう。)、及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
持ち越される役としては、特別役であるBB(BBA及びBBB)が挙げられる。BBに当選したときは、リール31の停止時に、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、BBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
本実施形態では、電源ユニット(図示せず)に設けられている電源スイッチ(図示せず)を操作してオフにし、設定キー挿入口(図示せず)に設定キーを差し込んで、時計回りに90度回転させる。この状態でオンとなり、電源を投入すると、設定変更モードとなる。したがって、この場合には、通常の立ち上げ処理が行われない。なお、設定キー挿入口に設定キーを差し込んで、時計回りに90度回転させ、この状態で電源を一旦オフにした後、電源を再投入しても良い。
そして、設定変更モードでは所定の表示部に、現在の設定値が表示される。
次に、電源をオフにし、設定キーを反時計回りに90度回して(オフにして)抜き、電源を再投入するか、又は設定キーを反時計回りに90度回して抜いた後電源をオフにし、再度電源を入れれば、変更後の設定値での通常の立ち上げ処理が行われる。
図5において、役抽選テーブル62Aは、非RT遊技で用いられる役抽選テーブル62である。
役抽選テーブル62Aでは、特別役(BBA及びBBB)、小役1〜小役3、及びリプレイの各(単独)当選と、役の非当選とが設けられている。なお、特別役と小役とが重複当選したり、異なる複数の小役が重複当選するように設定することも可能であるが、本実施形態では、役は、単独当選のみを設けている。図5に示す各役の当選確率に設定されていることにより、役抽選テーブル62Aでの非当選確率は、約69/100である。
「出玉率」とは、メダルの投入枚数に対する払出し枚数の期待値をいう。
まず、非RT遊技において、1遊技あたりのメダル払出し枚数の期待値は、
1/50×4枚(小役1A)+1/50×4枚(小役1B)+1/30×6枚(小役2)+1/10×12枚(小役3)+3×1/7.3(リプレイ)
≒1.97(枚)
となる。
なお、リプレイの入賞時は、3枚のメダルが払い出されるものとして計算を行っている。また、本実施形態では、期待値の計算の簡略化のため、役の当選時には常に当選役が入賞するものとしている(入賞率100%)。
1.97(払出し枚数の期待値)−3(投入枚数)=−1.03(枚)
となる。
よって、1遊技あたりの差枚数の期待値が負の値であるので、遊技の進行ととともに、メダルが徐々に増加していく遊技状態となる。
1.97/3≒0.66
となり、1を下回る。
なお、1遊技あたりの差枚数の期待値が±0であるとき、及び出玉率が1であるときは、メダルの投入枚数と払出し枚数(期待値)とが同一値となり、遊技の進行によってもメダルが増減しない遊技状態となる。
以上は、内部中の遊技についても当てはまる。また、RT2遊技では、リプレイの当選確率が若干異なるだけであるので、RT2遊技での出玉率は、非RT遊技の出玉率と略同一となる。
1/50×4枚(小役1A)+1/50×4枚(小役1B)+1/30×6枚(小役2)+1/10×12枚(小役3)+3×1/1.3(リプレイ)
≒3.87(枚)
となる。
3.87(払出し枚数の期待値)−3(投入枚数)=+0.87(枚)
となる。
よって、1遊技あたりの差枚数の期待値が正の値であるので、遊技の進行ととともに、メダルが徐々に増加していく遊技状態となる。すなわち、遊技者にとって有利な遊技状態となる。
なお、出玉率は、
3.87/3=1.29
となり、1を超える。
特別役当選持越し手段64は、BB(BBA又はBBB)に当選したときに、当選したBBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(BBが入賞するまで)の遊技において、BBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
BBの当選をそれぞれ記憶するための当選フラグが設けられており、例えばBBAの当選時には、BBAに係る当選フラグがオンとなり、BBAが入賞するまで維持されるとともに、BBAが入賞したときは、その時点でオフにされる。
BBAテーブルは、当該遊技でBBAに当選したこと、又は当該遊技以前にBBAに当選し、かつ当該遊技で非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、BBAに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、BBA以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
また、小役2テーブルは、当該遊技で小役2に当選したことを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、小役2に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役2以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
さらにまた、小役3テーブル、及びリプレイテーブルについても上記小役2テーブルと同様であり、それぞれ、小役2テーブルにおける「小役2」を、「小役3」、及び「リプレイ」と読み替えたものに相当する。
特別役当選持越し時役当選テーブルは、BBの当選を持ち越している状態で小役1〜小役3又はリプレイに当選した遊技で用いられ、先ず、当該遊技で当選した小役1〜小役3又はリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するとともに、当該遊技で当選した小役1〜小役3又はリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に、当選を持ち越しているBBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように、リール31の停止位置が定められたものである。
なお、当該遊技で当選した小役等よりも、当選を持ち越しているBBを優先して入賞させるように制御することも可能である。
図2に示すように、すべてのリール31において、「ベル」の図柄は、5図柄以内の間隔で配置されている。これにより、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段65は、常に、所望の有効ラインに「ベル」の図柄を停止させることができる。よって、小役3に当選したときは、リール制御手段65は、常に、小役3に対応する図柄の組合せ(「ベル」−「ベル」−「ベル」)を有効ラインに停止させることができる。
なお、上述したように、左及び中リール31の「ベル」の図柄、並びに右リール31の「RP」の図柄は、それぞれ5図柄以内の間隔で配置されているので、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段65は、所望の有効ラインに「ベル」−「ベル」−「RP」を停止させることができる。
同様に、小役1Bの当選時に、小役1Aに当選していると予測して14番の「赤チェリー」の図柄が有効ラインに停止するように狙って左ストップスイッチ42を操作したときは、4番の「青チェリー」の図柄は有効ラインに停止しない。
停止図柄判断手段67は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段67は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
ただし、停止図柄判断手段67は、ストップスイッチ42が操作され、停止位置決定テーブル66を用いて停止位置が決定された時に、そのリール31が停止したか否かにかかわらず、停止図柄を判断することが可能である。
なお、小役1A又は小役1Bの当選時に、「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止しても、メダルの払出しはない。
通常遊技中に、BBA又はBBBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、BBの入賞となり、特別遊技制御手段69は、次遊技からBB遊技を開始するように制御する。
BB遊技では、上述した役抽選テーブル62Eを用いて役の抽選が行われる。これにより、BB遊技中は、小役3の当選確率が高くなる。
このため、特別遊技制御手段69は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続けるとともに、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
本実施形態の遊技状態としては、非RT遊技、RT1遊技、RT2遊技(以上の3つは、いずれも非内部中遊技である。)、内部中遊技、及びBB遊技を備える。ここで、「RT(Replay Time )遊技」とは、広義には、リプレイの当選確率が非RT遊技と異なる遊技を指し、本実施形態のRT2遊技が相当する。また、狭義には、リプレイの当選確率が非RT遊技よりも高く設定されることで出玉率が非RT遊技よりも高くなった遊技を指し、本実施形態のRT1遊技が相当する。
図7において、まず、スロットマシン10の電源が投入されると、遊技状態制御手段70は、遊技状態をRT2遊技に設定するように制御する。そして、このRT2遊技においてBBA又はBBBに当選し、当該遊技で当選したBBA又はBBBが入賞しなかったときは、遊技状態制御手段70は、次遊技から、遊技状態を内部中遊技に移行するように制御する。
なお、電源投入直後の遊技状態は、RT2遊技に限らず、例えば非RT遊技であってもよい。
このようにして、非RT遊技において当選した小役1A又は小役1Bが入賞し続ければ、非RT遊技とRT1遊技との行き来を繰り返す。なお、RT1遊技中に小役1A又は小役1Bが入賞しても、遊技状態の移行はない。また、非RT遊技でBBに当選し、当該遊技でBBが入賞しなかったときは、遊技状態制御手段70は、次遊技から内部中遊技に移行するように制御する。
ここで、メイン制御手段60aから外部情報送信基板90に送信される遊技情報としては、当日のトータルの遊技回数、ボーナス役の入賞回数(BB遊技の実行回数)、BB遊技の終了後から次のボーナス役が入賞するまでの遊技回数等である。
また、ボーナス役の入賞回数を送信する場合には、BBAとBBBとを区別することなく、ボーナス役の入賞として遊技情報を送信する。これにより、遊技情報表示装置100には、ボーナス役が何回入賞したかの遊技情報が送信されるが、BBAが何回、BBBが何回であるかはわからないようにされる。
演出制御手段60bは、複数種類の演出パターンを記憶した演出パターン記憶手段81を備える。そして、演出制御手段60bは、遊技の開始時等に、役抽選手段62による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって、役の抽選結果に対応するいずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段60bは、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
さらにまた、非RT遊技において、未だ報知回数が残っているときにBBA又はBBBに当選したときは、内部中遊技に移行するとともに、残りの報知回数はクリアされる。
一律に開示される情報としては、当日のトータルの遊技回数の情報、(BBAとBBBとを区別しない)ボーナス役の入賞回数の情報、BB遊技の終了後、次にBBが入賞するまでの遊技回数の情報である。
遊技を行っていない(待機中)のときに、遊技者により情報表示スイッチ50が操作されると、上述の情報を画像表示装置23により画像表示するように制御する。
ここで、非RT遊技からRT1遊技に移行した回数は、設定値が高いほど多くなる傾向があるが、設定値を直接反映しているものではない。非RT遊技において小役1A又は小役1Bに当選したときに、報知が行われなくても、偶然に当選した小役1A又は小役1Bが入賞して、RT1遊技に移行する場合があるからである。したがって、報知が行われなくても、運がよければ、非RT遊技からRT1遊技に移行する回数は多くなる。
そこで本実施形態では、「所定の条件」として、第1に、当日のボーナス役の入賞回数が30回以上となったときは、非RT遊技からRT1遊技に移行した回数を遊技者に開示するように制御する。
また、設定値を推測可能な遊技情報が2種類以上あるときは、いずれか一方を一律に開示し、他方の開示については条件を課してもよい。
(1)一方の遊技情報及び他方の遊技情報のいずれも、開示するための条件を遊技者に課す。そして、その条件を満たしたときは、例えば抽選によって開示する遊技情報を選択し、選択された遊技情報を遊技者に開示する。
(2)一方の遊技情報については無条件で遊技者に開示し、他方の遊技情報については所定の条件を満たしたときのみ開示する。
上記第1実施形態では、小役1A及び小役1Bを設け、非RT遊技中にこれらの役に当選した場合において、入賞時はRT1遊技に移行し、非入賞時(「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止したとき)はRT2遊技に移行するように制御した。
一方、第2実施形態では、小役1A及び小役1Bを設けず、その代わりとして小役1C〜小役1Eを設ける。そして、非RT遊技中にこれらの役に当選した場合において、入賞時はRT1遊技に移行し、非入賞時(「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止したとき)はRT2遊技に移行するように制御する。
そして、リール制御手段65は、小役1Cに当選した場合において、最初に操作されたストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であるときは小役1Cに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させ、最初に操作されたストップスイッチ42が中又は右ストップスイッチ42であるときは小役1Cに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させず、「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止するようにリール31を停止制御する。
そして、小役1C〜小役1Eの当選確率を同一(例えば1/50)に設定する。このようにすれば、非RT遊技からRT1遊技に移行する確率を1/3、RT2遊技に移行する確率を2/3に設定することができる。
(1)上記実施形態では、設定値間で差がつかない遊技情報としてボーナス役(BBAとBBBの合算)の入賞回数を例に挙げ、設定値間で差がつく遊技情報として非RT遊技からRT1遊技に移行した回数を例に挙げ、さらにこの移行回数以上に設定値間で差がつく遊技情報として、非RT遊技中の報知回数を例に挙げた。しかし、これらに限られるものではなく、設定値間で差がつかない遊技情報、及び設定値間で差をつく遊技情報を何にするかは任意に設定することができる。
11 表示窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 (左、中、右)リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 (左、中、右)ストップスイッチ
43 設定変更スイッチ
50 情報開示スイッチ
60a 遊技制御手段(メイン制御基板)
60b 演出制御手段(サブ制御基板)
61 設定値変更手段
61a 設定値記憶手段
62 役抽選手段
63(63A〜63E) 役抽選テーブル
64 特別役当選持越し手段
65 リール制御手段
66 停止位置決定テーブル
67 停止図柄判断手段
68 払出し手段
69 特別遊技制御手段
70 遊技状態制御手段
81 演出パターン記憶手段
82 当選小役報知手段
83 遊技情報開示手段
90 外部情報送信基板
100 遊技情報表示装置
L1〜L5 有効ライン(図柄組合せライン)
Claims (1)
- 特定の遊技状態において、遊技媒体の投入数に対する払出し数の期待値を示す出玉率が出玉率a1に設定される設定値A1と、前記出玉率が出玉率a2(>出玉率a1)に設定される設定値A2とに設定可能なスロットマシンにおいて、
役の抽選を行う役抽選手段、並びにリールの回転及び停止制御を行うリール制御手段を含み、遊技の進行を制御するメイン制御手段と、
前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記役抽選手段による役の抽選結果その他の遊技情報を前記メイン制御手段から受け取り、画像表示装置を含む演出出力機器から遊技に係る演出を出力するように制御するサブ制御手段と、
前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記メイン制御手段から遊技情報を受け取り、その遊技情報を外部の遊技情報表示装置に送信する外部情報送信手段と
を備え、
遊技情報として、設定値間で差がつかないか又は設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な遊技情報xと、設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な情報であって、かつ前記遊技情報xよりも設定値間での差が大きい遊技情報yとを有し、
前記メイン制御手段は、前記遊技情報xを前記外部情報送信手段に送信し、かつ前記遊技情報yを前記外部情報送信手段に送信しないように制御するとともに、前記遊技情報yを前記サブ制御手段に送信するように制御し、
前記サブ制御手段は、予め定められた条件を満たしたときに、前記遊技情報yを前記画像表示装置によって遊技者に対して開示するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
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