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JP5339276B2 - スロットマシン - Google Patents
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JP5339276B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

本発明は、設定値間で差がつく遊技情報を、一定条件下で遊技者に開示(提供)するようにしたスロットマシンに関するものである。
従来のスロットマシンにおいて、遊技情報を遊技者に開示するようにしたスロットマシンが知られている。ここで、「遊技情報」とは、当日の遊技回数、BB等のボーナス役の入賞回数(BB遊技の実行回数)、その他の遊技履歴等である。
遊技情報を開示する場合には、スロットマシンの画像表示装置に表示する場合の他、スロットマシンの外部(ホール内)に設けられた遊技情報表示装置を用いて行われている。
ここで、遊技情報表示装置は、ホール内に設置されたすべてのスロットマシンと電気的に接続され、各スロットマシンから遊技情報を受け取って、それを遊技者に開示するようにしたものである。したがって、遊技者は、遊技情報表示装置を用いて、何番台のスロットマシンの今日のトータル遊技回数は何回で、BB入賞回数が何回であるか等を知ることができる。
さらに、その遊技者自身が行った遊技の履歴のみを表示できるようにしたスロットマシンが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−260294号公報
遊技者は、各種の遊技情報を見て、そのスロットマシンの設定値を推測することで、そのスロットマシンで遊技を行うか否かを決定する際の参考にしている。
なお、「設定値」とは、スロットマシンの出玉率を定めるためのものであり、例えば設定1〜設定6までの6段階を有する。そして、設定値が高いほど、ボーナス役の当選確率が高く設定された役抽選テーブルを用いて役の抽選が行われるものである。
しかし、前述の従来の技術において、遊技情報表示装置に送信される遊技情報は、スロットマシンのメイン制御基板から送られる。
一方、小役の当選時に、当選した小役を入賞させるためのストップスイッチの操作情報を報知するAT(Assist Time )遊技を実行するスロットマシンでは、AT遊技の実行回数等の制御は、サブ制御基板側で行われる。ここで、メイン制御基板とサブ制御基板とは電気的に接続されているが、メイン制御基板からサブ制御基板に対して一方向で遊技情報が送信されるように構成されているため、メイン制御基板側では、AT遊技の実行回数等の遊技情報を知ることができない。したがって、AT遊技の実行回数等の遊技情報は、遊技情報表示装置には送信されないので、遊技情報表示装置を用いて知ることはできない。
このため、例えば、ボーナス役の当選確率には設定値間で差がなく、AT遊技の実行回数が設定値間で差がつくスロットマシンの場合、ボーナス役の当選確率を見ただけでは、設定値を推測することができないという問題がある。
一方、特許文献1の技術では、AT遊技の実行回数等を含めて、各種の遊技情報を開示することが可能である。
しかし、設定値の判断が容易な(設定値に直接関係する)遊技情報を一律に遊技者に開示してしまうと、高設定と思われる台に遊技者が集中してしまい、低設定と思われる台では遊技者が遊技を行うことを敬遠するため、スロットマシンの稼働率が低下するという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、設定値間で差がつく遊技情報と差がつかない遊技情報との開示のバランスをとることである。
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。なお、かっこ書きで、対応する実施形態の構成を示す。
請求項1の発明は、特定の遊技状態(非RT遊技、RT1遊技、RT2遊技)において、遊技媒体の投入数に対する払出し数の期待値を示す出玉率が出玉率a1に設定される設定値A1(低設定)と、前記出玉率が出玉率a2(>出玉率a1)に設定される設定値A2(高設定)とに設定可能なスロットマシンにおいて、役の抽選を行う役抽選手段(62)、並びにリール(31)の回転及び停止制御を行うリール制御手段(65)を含み、遊技の進行を制御するメイン制御手段(遊技制御手段60a、メイン制御基板)と、前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記役抽選手段による役の抽選結果その他の遊技情報を前記メイン制御手段から受け取り、画像表示装置を含む演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、画像表示装置23)から遊技に係る演出を出力するように制御するサブ制御手段(演出制御手段60b、サブ制御基板)と、前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記メイン制御手段から遊技情報を受け取り、その遊技情報を外部の遊技情報表示装置(100)に送信する外部情報送信手段(外部情報送信基板90)とを備え、遊技情報として、設定値間で差がつかないか又は設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な遊技情報x(BBの入賞回数)と、設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な情報であって、かつ前記遊技情報xよりも設定値間での差が大きい遊技情報y(BBAの入賞回数、非RT遊技からRT1遊技への移行回数、非RT遊技での報知回数)とを有し、前記メイン制御手段は、前記遊技情報xを前記外部情報送信手段に送信し、かつ前記遊技情報yを前記外部情報送信手段に送信しないように制御するとともに、前記遊技情報yを前記サブ制御手段に送信するように制御し、前記サブ制御手段は、予め定められた条件を満たしたときに、前記遊技情報yを前記画像表示装置によって遊技者に対して開示するように制御することを特徴とする。
(作用)
本発明においては、遊技情報として、設定値間で差がつかないか又は設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な遊技情報xと、設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な情報であって、かつ前記遊技情報xよりも設定値間での差が大きい遊技情報yとを有する。そして、遊技情報xは、メイン制御手段から外部情報送信手段を介して遊技情報表示装置に送られる。これに対し、遊技情報yは、遊技情報表示装置には送られず、サブ制御手段に送られる。
そして、サブ制御手段は、予め定められた条件を満たしたときに、遊技情報yを遊技者に開示(提供)するように制御する。
ここで、「予め定められた条件」としては、特定の時点からの遊技回数が所定回数以上となったとき、又は所定時間内での遊技回数が所定回数以上となったとき等が挙げられる。
本発明によれば、設定値間で差がつく遊技情報と差がつかない遊技情報との開示のバランスをとることができる
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、遊技制御手段60aと演出制御手段60bとを有する。
遊技制御手段60aは、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行を制御するものであり、演出制御手段60bは、遊技中又は遊技待機中における演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60aは、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。以下の説明において、遊技制御手段60aというときは、メイン制御基板を含む意味で用いる。
同様に、演出制御手段60bは、サブ制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、演出用のデータ等(演出パターン等)を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。以下の説明において、演出制御手段60bというときは、サブ制御基板を含む意味で用いる。
なお、演出制御手段60bは、遊技制御手段60aの下位に属する制御手段であり、遊技制御手段60aと演出制御手段60bとは電気的に接続されている。そして、遊技制御手段60aから演出制御手段60bに一方向で信号や情報(コマンド)が送信されるように形成されている。
さらにまた、外部情報送信基板90は、メイン制御手段60aと電気的に接続され、メイン制御手段60aから受け取った遊技情報を、外部情報送信基板90と電気的に接続されるとともに外部(ホール)に設置された遊技情報表示装置100に一方向で送信するためのもの(中継基板)である。
また、遊技情報表示装置100は、スロットマシン10とは別体であり、ホールに設置されたすべてのスロットマシン10と電気的に接続され、各スロットマシン10ごとに、遊技情報を遊技者に対して開示(提供)するためのものである。なお、遊技情報表示装置100は、ホール内に1〜数台設置されている。遊技者は、遊技情報表示装置100を操作することで、希望の台(スロットマシン10)の遊技情報、例えば当日及び過去数日における1日のトータル遊技回数や、ボーナス役の入賞回数等を自由に検索することができる。
図1に示すように、遊技制御手段60aの入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであり、本実施形態でのベットスイッチ40は、3枚(max)投入専用のスイッチである。なお、図1ではメダル投入口を図示していないが、通常は、ベットスイッチ40とは別個にメダル投入口が設けられている。このメダル投入口は、実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作と同様の機能を果たす。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらに、設定変更スイッチ43は、スロットマシン10の設定値を変更・設定するときに操作されるものである。設定値は、設定1から設定6までの6段階有し、設定値が高くなるほど遊技者にとって有利となるように(出玉率が高くなるように)設定されている。なお、設定変更スイッチ43は、遊技者が操作するものではなく、スロットマシン10の設置店(ホール)側で操作するものであり、遊技者からは操作できないようにスロットマシン10の内部に配置されている。
さらに、遊技制御手段60aの出力側(図1中、右側)には、モータ32が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段64によって制御される。ここで、リール31は、左リール31、中リール31、右リール31からなり、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄)を印刷したリールテープを貼付したものである。図2は、本実施形態におけるリール31の図柄配列を示す図である。図2では、図柄番号を併せて図示している。図2に示すように、本実施形態では、各リール31ごとに、21個の図柄が等間隔で配置されている。
さらにまた、図3は、スロットマシン10のフロントマスク部(前面扉。図示せず。)に設けられた表示窓(透明窓)11と、リール31との位置関係を示す図である。リール31は、本実施形態では横方向に並列に3つ(左リール31、中リール31、及び右リール31)設けられている。さらに、各リール31は、表示窓11から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓11から、合計9個の図柄が見えるように配置されている。
また、図3に示すように、スロットマシン10の表示窓11を含む部分には、図柄組合せラインL1〜L5が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段、及び下段の3本の図柄組合せラインL1〜L3と、斜め右下がり方向及び斜め右上がり方向の2本の図柄組合せラインL4及びL5の合計5本の図柄組合せラインを有する。
また、図柄組合せラインは、有効ラインと無効ラインとを有する。
ここで、「有効ライン」とは、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
有効ライン及び無効ラインは、メダルの投入枚数に応じて設定されるが、本実施形態では、いずれの遊技中においても、3枚のメダルを投入して遊技を行うように設定されている。そして、すべての遊技において、5本すべての図柄組合せラインL1〜L5が有効ラインとなり、無効ラインは存在しないように設定されている。
なお、これに限らず、メダルの投入枚数は、1枚又は2枚でもよい。さらに、メダル投入枚数や遊技状態等に応じて、5本の図柄組合せラインL1〜L5のうち、一部のみを有効ライン(残りを無効ライン)に設定してもよい。
また、図1において、演出制御手段60bの入力側には、情報開示スイッチ50が電気的に接続されている。情報開示スイッチ50は、当該スロットマシン10の遊技情報を知りたいときに遊技者が操作するスイッチである。この情報開示スイッチ50を操作することで、後述の画像表示装置23に遊技情報が画像表示される。
さらに、図1において、演出制御手段60bの出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23等の演出出力機器が電気的に接続されている。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
また、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の遊技情報等を表示するものである。
図4は、本実施形態における役(後述する役抽選手段62で抽選される役)の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せ等を示す図である。図4に示すように、役としては、特別役、小役及びリプレイが設けられている。
そして、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等が定められている。これにより、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(その役が入賞する)と、その役に対応する枚数のメダルが払い出される(ただし、特別役を除く)。
役において、まず、特別役とは、通常遊技から特別遊技に移行させる役である。本実施形態では、図4に示すように、特別役として、BB(第1種ビッグボーナス)が設けられている。さらに、本実施形態では、BBは、2種類のBBA及びBBBを備える。そして、BB(BBA又はBBBのいずれか)が入賞すると、当該遊技におけるメダルの払い出しはないが、次遊技から、特別遊技の1つであるBB遊技に移行する。なお、BBAとBBBは、別個独立した特別役である。すなわち、BBAに当選してもBBBの当選とはならず、かつ、BBBに当選してもBBAの当選とはならない。
なお、他の特別役としては、RB(レギュラーボーナス)、2BB(第2種ビッグボーナス。MB(ミドルボーナス)ともいう。)、及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
また、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、小役1A、小役1B、小役2、及び小役3の4種類を備えており、各小役ごとに異なる図柄の組合せが設定されている。なお、小役1Aと小役1Bは、別個独立した小役である。すなわち、小役1Aに当選しても小役1Bの当選とはならず、かつ、小役1Bに当選しても小役1Aの当選とはならない。また、詳細は後述するが、小役1A又は小役1Bは、非RT遊技中に入賞したときにRT1遊技に移行するための小役(RT1遊技移行小役)に設定されている。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
上述した各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
持ち越される役としては、特別役であるBB(BBA及びBBB)が挙げられる。BBに当選したときは、リール31の停止時に、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、BBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
このように、BBの当選は持ち越されるのに対し、BB以外の役(小役及びリプレイ)は、持ち越されない。役の抽選において、BB以外の役に当選したときは、当該遊技でのみその当選役が有効となり、その当選は次遊技以降に持ち越されない。すなわち、これらの役に当選した遊技では、その当選した役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止(入賞)可能なようにリール31が停止制御されるが、その当選役の入賞の有無にかかわらず、その遊技の終了時に、その当選役に係る権利は消滅する。
なお、BBに当選していない遊技中(BBの当選が持ち越されていない遊技中)を、「非内部中」という。また、当該遊技以前の遊技においてBBに当選しているが、当選したBBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技中(BBの当選が持ち越されている遊技中)を「内部中」という。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作して予め貯留されたメダルを投入するか、又はメダル投入口からメダルを投入し、スタートスイッチ41を操作(オン)する。スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段60aに入力される。遊技制御手段60a(具体的には、後述するリール制御手段65)は、この信号を受信すると、すべてのモータ32を駆動制御して、すべてのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓11内で上下方向に移動表示される。
そして、遊技者は、ストップスイッチ42を押すことで、そのストップスイッチ42に対応するリール31(例えば、左ストップスイッチ42に対応する左リール31)の回転を停止させる。ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段60aに入力される。遊技制御手段60a(具体的には、後述するリール制御手段65)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。そして、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したとき(その役の入賞となったとき)は、入賞した役に対応するメダルの払出し等が行われる。
図1に示すように、遊技制御手段60aは、以下の設定値変更手段61等を備える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段60aは、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
設定値変更手段61は、スロットマシン10の出玉率を定める設定値を変更・決定するためのものである。
本実施形態では、電源ユニット(図示せず)に設けられている電源スイッチ(図示せず)を操作してオフにし、設定キー挿入口(図示せず)に設定キーを差し込んで、時計回りに90度回転させる。この状態でオンとなり、電源を投入すると、設定変更モードとなる。したがって、この場合には、通常の立ち上げ処理が行われない。なお、設定キー挿入口に設定キーを差し込んで、時計回りに90度回転させ、この状態で電源を一旦オフにした後、電源を再投入しても良い。
そして、設定変更モードでは所定の表示部に、現在の設定値が表示される。
設定値を変更するときは、設定変更スイッチ43を押す操作を行う。設定変更スイッチ43を1回押すごとに、設定値の表示が、・・・→「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「1」→「2」→・・・と順次変化する。設定変更スイッチ43を押すことで、所望の設定値とした状態で、本実施形態ではスタートスイッチ41をオンする。この操作で設定値が確定するとともに、前記所定の表示部には、設定値が確定したことを示すため、「0」と表示される。
そして、設定値変更手段61には、設定値を記憶するための設定値記憶手段61a(RAM等のメモリ)が設けられており、確定した設定値を設定値記憶手段61aに記憶する。
次に、電源をオフにし、設定キーを反時計回りに90度回して(オフにして)抜き、電源を再投入するか、又は設定キーを反時計回りに90度回して抜いた後電源をオフにし、再度電源を入れれば、変更後の設定値での通常の立ち上げ処理が行われる。
役抽選手段62は、役(上述した特別役、小役及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段62は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数は、例えば200n(ナノ)secで1カウントを行うカウンターが0〜65535の範囲を1サイクルとしてカウントし続ける乱数であり、スロットマシン10の電源が投入されている間は、乱数をカウントし続ける。
乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41が操作(オン)された時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、後述する役抽選テーブル63と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値がBBAの当選領域に属する場合は、BBAの当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
役抽選テーブル63は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。図5及び図6は、本実施形態における役抽選テーブル62(62A〜62E)を示す図である。役抽選テーブル62は、遊技状態ごとに設けられている。役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
まず、本実施形態の「遊技状態」としては、非RT遊技、内部中遊技、RT1遊技、RT2遊技、及びBB遊技を備える。ここで、非RT遊技、RT1遊技、及びRT2遊技は、いずれも非内部中の遊技である。
図5において、役抽選テーブル62Aは、非RT遊技で用いられる役抽選テーブル62である。
役抽選テーブル62Aでは、特別役(BBA及びBBB)、小役1〜小役3、及びリプレイの各(単独)当選と、役の非当選とが設けられている。なお、特別役と小役とが重複当選したり、異なる複数の小役が重複当選するように設定することも可能であるが、本実施形態では、役は、単独当選のみを設けている。図5に示す各役の当選確率に設定されていることにより、役抽選テーブル62Aでの非当選確率は、約69/100である。
また、役抽選テーブル62Aでは、設定値(設定1〜設定6)に対して、小役及びリプレイの当選確率は一定に設定されている。さらにまた、BBA及びBBBの合算値は、設定値にかかわらず1/300に設定されているが、BBAとBBBの当選確率の比率が設定値ごとに異なるように定められている。図5に示すように、設定値が高いほど、BBAの当選確率が高く(いいかれえば、BBBの当選確率が低く)設定されている。このことは、以下の役抽選テーブル62C及び62Dも同様である。
さらに、役抽選テーブル62Bは、内部中の遊技で用いられる役抽選テーブル62であり、役抽選テーブル62Aと比較すると、BBが抽選されない点で異なり、それ以外は役抽選テーブル62Aと同一である。すなわち、一旦BBに当選し、内部中になると、そのBB遊技が終了するまでBBは抽選されない。
また、図6において、役抽選テーブル62Cは、RT1遊技で用いられる役抽選テーブル62であり、役抽選テーブル62Aと比較すると、リプレイの当選確率のみが異なる。役抽選テーブル62Cでは、リプレイの当選確率は1/1.3と高く設定されている。これにより、役抽選テーブル62Cでは、非当選確率は5/100となる。
さらにまた、役抽選テーブル62Dは、RT2遊技で用いられる役抽選テーブル62であり、役抽選テーブル62Aと比較すると、リプレイの当選確率のみが異なる。ただし、リプレイの当選確率は若干の差があるだけであり、実質的には役抽選テーブル62Aと同様である。本実施形態では、遊技状態ごとに個別の役抽選テーブル62を持たせるため、役抽選テーブル62Aと62Dとを異ならせている。
さらにまた、役抽選テーブル62Eは、BB遊技で用いられる役抽選テーブル62である。役抽選テーブル62Eでは、小役1〜小役3のみが抽選されるとともに、小役3の当選確率が高く設定されている。すなわち、BB遊技では、ほぼ毎遊技、小役3に当選する遊技状態となる。
ここで、スロットマシンの出玉率について説明する。
「出玉率」とは、メダルの投入枚数に対する払出し枚数の期待値をいう。
まず、非RT遊技において、1遊技あたりのメダル払出し枚数の期待値は、
1/50×4枚(小役1A)+1/50×4枚(小役1B)+1/30×6枚(小役2)+1/10×12枚(小役3)+3×1/7.3(リプレイ)
≒1.97(枚)
となる。
なお、リプレイの入賞時は、3枚のメダルが払い出されるものとして計算を行っている。また、本実施形態では、期待値の計算の簡略化のため、役の当選時には常に当選役が入賞するものとしている(入賞率100%)。
したがって、1遊技あたりのメダルの差枚数(増減値)の期待値は、
1.97(払出し枚数の期待値)−3(投入枚数)=−1.03(枚)
となる。
よって、1遊技あたりの差枚数の期待値が負の値であるので、遊技の進行ととともに、メダルが徐々に増加していく遊技状態となる。
また、出玉率は、
1.97/3≒0.66
となり、1を下回る。
なお、1遊技あたりの差枚数の期待値が±0であるとき、及び出玉率が1であるときは、メダルの投入枚数と払出し枚数(期待値)とが同一値となり、遊技の進行によってもメダルが増減しない遊技状態となる。
以上は、内部中の遊技についても当てはまる。また、RT2遊技では、リプレイの当選確率が若干異なるだけであるので、RT2遊技での出玉率は、非RT遊技の出玉率と略同一となる。
これに対し、RT1遊技において、1遊技あたりのメダル払出し枚数の期待値は、
1/50×4枚(小役1A)+1/50×4枚(小役1B)+1/30×6枚(小役2)+1/10×12枚(小役3)+3×1/1.3(リプレイ)
≒3.87(枚)
となる。
したがって、1遊技あたりのメダルの差枚数(増減値)の期待値は、
3.87(払出し枚数の期待値)−3(投入枚数)=+0.87(枚)
となる。
よって、1遊技あたりの差枚数の期待値が正の値であるので、遊技の進行ととともに、メダルが徐々に増加していく遊技状態となる。すなわち、遊技者にとって有利な遊技状態となる。
なお、出玉率は、
3.87/3=1.29
となり、1を超える。
また、詳細は後述するが、本実施形態では、BBAが入賞してBB遊技に移行したときは、そのBB遊技の終了後にRT1遊技が実行できるように設定されている。ここで、図5に示すように、設定値が高いほどBBAの当選確率が高く設定されているので、設定値が高いほどRT1遊技に移行できる確率が高くなる。さらに、設定値が高いほど、RT1遊技の遊技回数が多くなるように設定されている。これにより、設定値が高いほど、遊技中の出玉率が高くなる。
説明を図1に戻す。
特別役当選持越し手段64は、BB(BBA又はBBB)に当選したときに、当選したBBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(BBが入賞するまで)の遊技において、BBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
BBの当選をそれぞれ記憶するための当選フラグが設けられており、例えばBBAの当選時には、BBAに係る当選フラグがオンとなり、BBAが入賞するまで維持されるとともに、BBAが入賞したときは、その時点でオフにされる。
リール制御手段65は、まず、スタートスイッチ41が操作されたときに、すべて(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段65は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段62による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル66を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
例えば、リール制御手段65は、役に当選した遊技では、リール31の停止制御の範囲内において、当選役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能にリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
ここで、「リール31の停止制御の範囲内」とは、ストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が実際に停止するまでのリール31の回転量(移動図柄数)の範囲内を意味し、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄からの移動図柄数が4図柄以内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)に設定されている。
これにより、ストップスイッチ42の操作を検知した瞬間の図柄から数えてリール31の停止制御の範囲内にある図柄のいずれかが有効ラインに停止させるべき図柄であるときは、ストップスイッチ42が操作されたときに、その図柄が有効ラインに停止するように制御されることとなる。
すなわち、役の当選時にストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が有効ラインに停止しないときには、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄ができる限り有効ラインに停止させるように制御するものである。
また逆に、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
停止位置決定テーブル66は、役抽選手段62による役の抽選結果ごとに対応して設けられており(1つの役抽選結果に対して1つ設けられており)、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に対する、リール31の停止位置を定めたものである。
停止位置決定テーブル66は、以下のBBAテーブル等を備える。
BBAテーブルは、当該遊技でBBAに当選したこと、又は当該遊技以前にBBAに当選し、かつ当該遊技で非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、BBAに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、BBA以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
また、BBBテーブルは、当該遊技でBBBに当選したこと、又は当該遊技以前にBBBに当選し、かつ当該遊技で非当選であることを条件として用いられるものであり、上記BBAテーブル中、「BBA」を「BBB」と読み替えたものに相当する。
また、小役1Aテーブルは、当該遊技で小役1Aに当選したことを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、小役1Aに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役1Aに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、特定の図柄の組合せ(特に本実施形態では、「ベル」−「ベル」−「RP」)を有効ラインに停止させ、かつ小役1A以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
小役1Bテーブルについても上記小役1Aテーブルと同様であり、小役1Aテーブルにおける「小役1A」を「小役1B」と読み替えたものに相当する。
また、小役2テーブルは、当該遊技で小役2に当選したことを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において、小役2に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役2以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
さらにまた、小役3テーブル、及びリプレイテーブルについても上記小役2テーブルと同様であり、それぞれ、小役2テーブルにおける「小役2」を、「小役3」、及び「リプレイ」と読み替えたものに相当する。
また、内部中の遊技において小役1〜小役3又はリプレイに当選したときは、特別役当選持越し時役当選テーブルが用いられる。
特別役当選持越し時役当選テーブルは、BBの当選を持ち越している状態で小役1〜小役3又はリプレイに当選した遊技で用いられ、先ず、当該遊技で当選した小役1〜小役3又はリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先するとともに、当該遊技で当選した小役1〜小役3又はリプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、次に、当選を持ち越しているBBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように、リール31の停止位置が定められたものである。
さらに、当選を持ち越しているBBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めている。
なお、当該遊技で当選した小役等よりも、当選を持ち越しているBBを優先して入賞させるように制御することも可能である。
また、非当選テーブルは、非内部中の遊技又はBB遊技中における役の非当選時の遊技で用いられ、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
次に、リール31の図柄配列と停止制御との関係について説明する。
図2に示すように、すべてのリール31において、「ベル」の図柄は、5図柄以内の間隔で配置されている。これにより、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段65は、常に、所望の有効ラインに「ベル」の図柄を停止させることができる。よって、小役3に当選したときは、リール制御手段65は、常に、小役3に対応する図柄の組合せ(「ベル」−「ベル」−「ベル」)を有効ラインに停止させることができる。
このことは、「RP」の図柄についても当てはまる。図2に示すように、すべてのリール31において、「RP」の図柄は、5図柄以内の間隔で配置されている。これにより、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段65は、所望の有効ラインに「RP」の図柄を停止させることができる。よって、リプレイに当選したときは、リール制御手段65は、常に、リプレイに対応する図柄の組合せ(「RP」−「RP」−「RP」)を有効ラインに停止させることができる。
一方、「7」、「BAR」、「スイカ」、左リール31の「赤チェリー」及び「青チェリー」の各図柄については、間隔が5図柄を超えて配置されている。これにより、BBA、BBB、小役1A、小役1B、及び小役2の当選時には、当選役に対応する図柄が有効ラインに停止するタイミングでストップスイッチ42が操作されなければ、当選役に対応する図柄の組合せは有効ラインに停止しない。
例えば、小役1Aの当選時には上記小役1Aテーブルが用いられるが、この場合には、左リール31の図柄番号8番〜10番までの図柄が表示窓11内に位置する瞬間から、図柄番号14番〜16番までの図柄が表示窓11内に位置する瞬間までの間に左ストップスイッチ42が操作されれば、14番の「赤チェリー」の図柄は有効ラインに停止する。これに対し、上記以外の位置で左ストップスイッチ42が操作されたときは、小役1Aテーブルが用いられたとしても、小役1Aは入賞せず、上述した特定の図柄の組合せである「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止する。以上より、小役1Aの当選時に、目押しをすることなく左ストップスイッチ42を操作したときは、1/3の確率で小役1Aの入賞となり、2/3の確率で非入賞(「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止)となる。
なお、上述したように、左及び中リール31の「ベル」の図柄、並びに右リール31の「RP」の図柄は、それぞれ5図柄以内の間隔で配置されているので、リール31がどの瞬間に位置するときにストップスイッチ42が操作されても、リール制御手段65は、所望の有効ラインに「ベル」−「ベル」−「RP」を停止させることができる。
同様に、小役1Bの当選時には上記小役1Bテーブルが用いられるが、この場合には、左リール31の図柄番号19番〜0番までの図柄が表示窓11内に位置する瞬間から、図柄番号4番〜6番までの図柄が表示窓11内に位置する瞬間までの間に左ストップスイッチ42が操作されれば、4番の「青チェリー」の図柄は有効ラインに停止する。これに対し、上記以外の位置で左ストップスイッチ42が操作されたときは、小役1Bテーブルが用いられたとしても、小役1Bは入賞せず、特定の図柄の組合せである「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止する。以上より、小役1Bの当選時に、目押しをすることなく左ストップスイッチ42を操作したときは、1/3の確率で小役1Bの入賞となり、2/3の確率で非入賞(「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止)となる。
なお、上記より、小役1A又は小役1Bのいずれも入賞させるような左ストップスイッチ42の操作位置は存在しない。よって、小役1Aの当選時に、小役1Bに当選していると予測して4番の「青チェリー」の図柄が有効ラインに停止するように狙って左ストップスイッチ42を操作したときは、14番の「赤チェリー」の図柄は有効ラインに停止しない。
同様に、小役1Bの当選時に、小役1Aに当選していると予測して14番の「赤チェリー」の図柄が有効ラインに停止するように狙って左ストップスイッチ42を操作したときは、4番の「青チェリー」の図柄は有効ラインに停止しない。
説明を図1に戻す。
停止図柄判断手段67は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段67は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
ただし、停止図柄判断手段67は、ストップスイッチ42が操作され、停止位置決定テーブル66を用いて停止位置が決定された時に、そのリール31が停止したか否かにかかわらず、停止図柄を判断することが可能である。
払出し手段68は、停止図柄判断手段67により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判断され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じて所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。
なお、小役1A又は小役1Bの当選時に、「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止しても、メダルの払出しはない。
特別遊技制御手段69は、本実施形態の特別遊技であるBB遊技の開始、BB遊技中の遊技の進行、及びBB遊技の終了を制御するものである。
通常遊技中に、BBA又はBBBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、BBの入賞となり、特別遊技制御手段69は、次遊技からBB遊技を開始するように制御する。
BB遊技では、上述した役抽選テーブル62Eを用いて役の抽選が行われる。これにより、BB遊技中は、小役3の当選確率が高くなる。
また、本実施形態では、BB遊技の終了条件として、BB遊技中に払い出されたメダル枚数が450枚以上になったことに設定されている。
このため、特別遊技制御手段69は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続けるとともに、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
遊技状態制御手段70は、本実施形態で設けられている各種の遊技状態間の移行を制御する手段である。
本実施形態の遊技状態としては、非RT遊技、RT1遊技、RT2遊技(以上の3つは、いずれも非内部中遊技である。)、内部中遊技、及びBB遊技を備える。ここで、「RT(Replay Time )遊技」とは、広義には、リプレイの当選確率が非RT遊技と異なる遊技を指し、本実施形態のRT2遊技が相当する。また、狭義には、リプレイの当選確率が非RT遊技よりも高く設定されることで出玉率が非RT遊技よりも高くなった遊技を指し、本実施形態のRT1遊技が相当する。
図7は、各遊技状態間の移行を説明する図である。
図7において、まず、スロットマシン10の電源が投入されると、遊技状態制御手段70は、遊技状態をRT2遊技に設定するように制御する。そして、このRT2遊技においてBBA又はBBBに当選し、当該遊技で当選したBBA又はBBBが入賞しなかったときは、遊技状態制御手段70は、次遊技から、遊技状態を内部中遊技に移行するように制御する。
なお、電源投入直後の遊技状態は、RT2遊技に限らず、例えば非RT遊技であってもよい。
そして、内部中遊技において、当選したBBA又はBBBが入賞すると、遊技状態制御手段70は、BB遊技に移行するように制御する。なお、BBA又はBBBに当選した遊技でBBA又はBBBが入賞したときは、遊技状態制御手段70は、内部中遊技を経ないでBB遊技に移行するように制御する。
BBAが入賞してBB遊技に移行し、そのBB遊技が終了したときは、遊技状態制御手段70は、次遊技から、遊技状態をRT1遊技に移行するように制御する。また、BBBが入賞してBB遊技に移行し、そのBB遊技が終了したときは、遊技状態制御手段70は、次遊技から、遊技状態をRT2遊技に移行するように制御する。
RT1遊技に移行すると、遊技状態制御手段70は、RT1遊技を10ゲーム継続するように制御する。このため、遊技状態制御手段70は、RT1遊技の遊技回数をカウントし、カウント値が「10」となったときは、遊技状態制御手段70は、次遊技から、非RT遊技に移行するように制御する。なお、RT1遊技の10ゲーム間でBBに当選し、当該遊技でBBが入賞しなかったときは、遊技状態制御手段70は、次遊技から内部中遊技に移行するように制御する。
非RT遊技は、小役1A又は小役1Bの当選するか、又はBBに当選するまで継続される。非RT遊技において小役1A又は小役1Bに当選し、当選した小役1A又は小役1Bが入賞したときは、遊技状態制御手段70は、次遊技から、RT1遊技に移行するように制御する。そして、上記と同様に、BBに当選しない限り10ゲーム継続される。
このようにして、非RT遊技において当選した小役1A又は小役1Bが入賞し続ければ、非RT遊技とRT1遊技との行き来を繰り返す。なお、RT1遊技中に小役1A又は小役1Bが入賞しても、遊技状態の移行はない。また、非RT遊技でBBに当選し、当該遊技でBBが入賞しなかったときは、遊技状態制御手段70は、次遊技から内部中遊技に移行するように制御する。
これに対し、非RT遊技において小役1A又は小役1Bに当選したが、当選した小役1A又は小役1Bが入賞せず、特定の図柄の組合せである「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止したときは、遊技状態制御手段70は、次遊技から、RT2遊技に移行するように制御する。そして、RT2遊技は、BBに当選するまで継続される。RT2遊技でBBに当選し、当該遊技でBBが入賞しなかったときは、遊技状態制御手段70は、次遊技から内部中遊技に移行するように制御する。なお、RT2遊技で小役1A又は小役1Bに当選し、当選した小役1A又は小役1Bが入賞しても遊技状態の移行はない(RT2遊技のままである)。
また、遊技制御手段60aは、各種の遊技情報を、外部情報送信基板90を介して遊技情報表示装置100に送信するように制御する。
ここで、メイン制御手段60aから外部情報送信基板90に送信される遊技情報としては、当日のトータルの遊技回数、ボーナス役の入賞回数(BB遊技の実行回数)、BB遊技の終了後から次のボーナス役が入賞するまでの遊技回数等である。
また、ボーナス役の入賞回数を送信する場合には、BBAとBBBとを区別することなく、ボーナス役の入賞として遊技情報を送信する。これにより、遊技情報表示装置100には、ボーナス役が何回入賞したかの遊技情報が送信されるが、BBAが何回、BBBが何回であるかはわからないようにされる。
また、遊技制御手段60aは、演出制御手段60bに対し、各種の遊技情報を送信する。送信される遊技情報としては、ベットスイッチ40が操作された(メダル投入口からメダルが投入された)旨の情報、スタートスイッチ41が操作された旨の情報、役の抽選結果に関する情報(当選/非当選の有無、及び当選役の情報)、リール31が回転された旨の情報、ストップスイッチ42が操作された旨(どのストップスイッチ42が操作されたか)の情報、リール31が停止した旨(どのリール31が停止したか)の情報、停止図柄判断手段67による判断結果(どの有効ラインに、どの役に対応する図柄の組合せが停止したか)の情報、払出し手段68によるメダルの払い出し情報、BB遊技に移行した旨の情報、BB遊技が終了した旨の情報等である。
さらに、ボーナス役が入賞した旨の遊技情報を送信する場合には、BBAとBBBとに区別して遊技情報を送信する。これにより、演出制御手段60b側では、BBAが何回、BBBが何回入賞したかを知ることができる。
図1において、演出制御手段60bは、上述したランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段60bは、複数種類の演出パターンを記憶した演出パターン記憶手段81を備える。そして、演出制御手段60bは、遊技の開始時等に、役抽選手段62による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって、役の抽選結果に対応するいずれか1つの演出パターンを選択する。
また、演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、特別役当選時、小役当選時、リプレイ当選時、非当選時等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段60bは、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
また、演出制御手段60bは、当選小役報知手段82を備える。当選小役報知手段82は、非RT遊技中に小役1A又は小役1Bに当選したときに、その旨及びいずれが当選したか(当選した小役1を入賞させるための情報)を遊技者に対して報知するものである。当選小役報知手段82は、例えば、小役1Aに当選したときは、画像表示装置23において、左リール31の狙う図柄を画像表示する。具体的には「左リール31の「赤チェリー」を狙え!」と報知する。
以上より、非RT遊技では、小役1A又は小役1Bの当選時に上記報知が行われれば、その報知に従って左ストップスイッチ42を操作することで、当選した小役1A又は小役1Bを入賞させることができる。これにより、非RT遊技からRT1遊技に移行することができる。なお、RT1遊技、RT2遊技、及び内部中の遊技で小役1A又は小役1Bに当選しても、上記報知が行われることはない。
さらに、上記報知が行われる回数が設定される。図8は、報知回数と設定値との関係を示す図である。図8に示す置数テーブルによって、RT1遊技に移行したときに、当選小役報知手段82は、報知回数を抽選で決定する。報知回数は、設定値が高いほど、多い回数が選択されやすく設定されている。例えば設定6であるときは、報知回数9回が10%、報知回数11回が55%、及び報知回数15回が35%の確率で選択される。
ここで、例えば報知回数15回が選択されたときは、非RT遊技で小役1A又は小役1Bに当選したときに、15回まで報知が行われる。したがって、報知が行われるたびに、当選した小役1A又は小役1Bを入賞させてRT1遊技に移行できるので、非RT遊技からRT1遊技への移行が15回になるまで報知が行われる。これにより、BB遊技の終了後の最初のRT1遊技を含めて、16回×10ゲーム=160ゲームだけ、RT1遊技に滞在することができる。
また、当選小役報知手段82は、非RT遊技で報知を行うごとに報知回数をカウントし続け、設定された報知回数に到達したときは、その後に小役1A又は小役1Bに当選しても、報知を行わない。なお、報知が行われたにもかかわらず、遊技者の目押しミスで、当選した小役1A又は小役1Bを入賞させることができなかったときは、RT2遊技に移行するとともに、その時点で未だ報知回数が残っていたとしても、その分については無効となる(RT2遊技で報知されることはない)。また、非RT遊技で小役1A又は小役1Bに当選した場合において、報知が行われなかったが、偶然、小役1A又は小役1Bが入賞したときは、RT1遊技に移行する。
さらにまた、非RT遊技において、未だ報知回数が残っているときにBBA又はBBBに当選したときは、内部中遊技に移行するとともに、残りの報知回数はクリアされる。
遊技情報開示手段83は、各種の遊技情報を、遊技者に対して開示(提供)するものである。開示は、画像表示装置23による画像表示で行う。
一律に開示される情報としては、当日のトータルの遊技回数の情報、(BBAとBBBとを区別しない)ボーナス役の入賞回数の情報、BB遊技の終了後、次にBBが入賞するまでの遊技回数の情報である。
遊技を行っていない(待機中)のときに、遊技者により情報表示スイッチ50が操作されると、上述の情報を画像表示装置23により画像表示するように制御する。
さらに、遊技情報開示手段83は、「所定の条件(後述)」を満たしたときに、設定値を推測可能な遊技情報を遊技者に開示するように制御する。上述した当日のトータルの遊技回数や、BBAとBBBとを区別しないボーナス役の入賞回数を見ても、設定値を推測することはできない。BBAとBBBとを区別しないボーナス役の当選確率は、図5に示したように、一律に1/300に設定されているからである。
これに対し、設定値を推測可能な遊技情報としては、BBAの入賞回数、当選小役報知手段82により報知が行われた回数、及び非RT遊技からRT1遊技に移行した回数である。
ここで、非RT遊技からRT1遊技に移行した回数は、設定値が高いほど多くなる傾向があるが、設定値を直接反映しているものではない。非RT遊技において小役1A又は小役1Bに当選したときに、報知が行われなくても、偶然に当選した小役1A又は小役1Bが入賞して、RT1遊技に移行する場合があるからである。したがって、報知が行われなくても、運がよければ、非RT遊技からRT1遊技に移行する回数は多くなる。
これに対し、BBAの入賞回数、及び当選小役報知手段82により報知が行われた回数は、設定値を直接反映したものとなる。
そこで本実施形態では、「所定の条件」として、第1に、当日のボーナス役の入賞回数が30回以上となったときは、非RT遊技からRT1遊技に移行した回数を遊技者に開示するように制御する。
さらにまた、「所定の条件」として、第2に、遊技情報開示手段83は、700ゲーム間の遊技スピードが一定時間(例えば50分)以内であるか否かを判断し、一定時間以内であると判断したときは、BBAの入賞回数、及び当選小役報知手段82により報知が行われた回数を遊技者に開示するように制御する。
このようにすれば、設定値を推測できない遊技情報については一律に遊技者に開示するようにし、設定値を推測可能な遊技情報については遊技者に何らかの条件を課してその条件を満たしたときに限り開示することができる。これにより、遊技者は、遊技を開始するときは、そのスロットマシン10についての一般的な遊技情報を得ることができるとともに、遊技を進めるに従ってより有利な(設定値を推測できる)遊技情報を得ることができる。
なお、上述したように、報知回数が未だ残っているときにBBA又はBBBに当選したときは、残り報知回数はクリアされる。このため、残り報知回数が多いときにBBA又はBBBに当選したときは、実際に報知が行われた回数は少なくなってしまう。そこで、報知が行われた回数に代えて、又は報知が行われた回数とともに、当選小役報知手段82により選択された報知回数を開示するようにしてもよい。当選小役報知手段82により選択された報知回数は、実際の報知回数よりも、設定値をより直接に反映したものとなる。そして、当選小役報知手段82により選択された報知回数を開示するときは、当選小役報知手段82により報知が行われた回数を開示するときよりも、達成がより困難な「所定の条件」を設ければよい。
また、設定値を推測可能な遊技情報が2種類以上あるときは、いずれか一方を一律に開示し、他方の開示については条件を課してもよい。
さらにまた、設定値を推測可能な遊技情報が2種類以上あり、一方はおおよその設定値を推測可能であり、他方は高い精度で設定値を推測できる遊技情報であるときは、以下の3パターンのうち、いずれであってもよい。
(1)一方の遊技情報及び他方の遊技情報のいずれも、開示するための条件を遊技者に課す。そして、その条件を満たしたときは、例えば抽選によって開示する遊技情報を選択し、選択された遊技情報を遊技者に開示する。
(2)一方の遊技情報については無条件で遊技者に開示し、他方の遊技情報については所定の条件を満たしたときのみ開示する。
(3)一方の遊技情報及び他方の遊技情報のいずれも、開示するための条件を遊技者に課す。さらに、一方の遊技情報の開示については達成が比較的容易な条件(例えば当日の遊技回数が1000ゲーム以上になること)を課し、他方の遊技情報の開示については達成が困難な条件(例えば、BB遊技終了後、30ゲーム以内にBBに当選すること)を課す。
<第2実施形態>
上記第1実施形態では、小役1A及び小役1Bを設け、非RT遊技中にこれらの役に当選した場合において、入賞時はRT1遊技に移行し、非入賞時(「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止したとき)はRT2遊技に移行するように制御した。
一方、第2実施形態では、小役1A及び小役1Bを設けず、その代わりとして小役1C〜小役1Eを設ける。そして、非RT遊技中にこれらの役に当選した場合において、入賞時はRT1遊技に移行し、非入賞時(「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止したとき)はRT2遊技に移行するように制御する。
小役1C〜小役1Eに対応する図柄の組合せは、いずれも、「ベル」−「RP」−「ベル」に設定されている。
そして、リール制御手段65は、小役1Cに当選した場合において、最初に操作されたストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であるときは小役1Cに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させ、最初に操作されたストップスイッチ42が中又は右ストップスイッチ42であるときは小役1Cに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させず、「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止するようにリール31を停止制御する。
また、リール制御手段65は、小役1Dに当選した場合において、最初に操作されたストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であるときは小役1Dに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させ、最初に操作されたストップスイッチ42が左又は右ストップスイッチ42であるときは小役1Dに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させず、「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止するようにリール31を停止制御する。
さらにまた、リール制御手段65は、小役1Eに当選した場合において、最初に操作されたストップスイッチ42が右ストップスイッチ42であるときは小役1Eに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させ、最初に操作されたストップスイッチ42が左又は中ストップスイッチ42であるときは小役1Eに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させず、「ベル」−「ベル」−「RP」が有効ラインに停止するようにリール31を停止制御する。
このように、ストップスイッチ42の押し順に応じて入賞/非入賞となる小役を、RT1遊技移行小役に設定する。
そして、小役1C〜小役1Eの当選確率を同一(例えば1/50)に設定する。このようにすれば、非RT遊技からRT1遊技に移行する確率を1/3、RT2遊技に移行する確率を2/3に設定することができる。
また、当選小役報知手段82は、非RT遊技中に小役1C〜小役1Eに当選した場合において、報知を行うときは、当選した小役1C〜小役1Eを入賞させるための最初に操作すべきストップスイッチ42を遊技者に対して報知する。これにより、報知が行われたときは、その報知に従ってストップスイッチ42を操作すれば、RT1遊技に移行することができる。一方、報知が行われないときは、RT1遊技に移行できるか否かは運次第となる。
なお、小役1C〜小役1Eに対応する図柄の組合せを「ベル」−「RP」−「ベル」とすれば、すべてのリール31において小役1C〜小役1Eを構成する図柄は5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、ストップスイッチ42の押し順が正しければ、目押しをすることなく、常に、当選した小役1C〜小役1Eに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、以下のような種々の変形が可能である。
(1)上記実施形態では、設定値間で差がつかない遊技情報としてボーナス役(BBAとBBBの合算)の入賞回数を例に挙げ、設定値間で差がつく遊技情報として非RT遊技からRT1遊技に移行した回数を例に挙げ、さらにこの移行回数以上に設定値間で差がつく遊技情報として、非RT遊技中の報知回数を例に挙げた。しかし、これらに限られるものではなく、設定値間で差がつかない遊技情報、及び設定値間で差をつく遊技情報を何にするかは任意に設定することができる。
例えば、「RP」−「ベル」−「RP」からなる小役4を設け、この小役4の当選確率を、設定値が高いほど高くなるように設定する。そして、所定の条件を満たしたときに、遊技者に対し、小役4の入賞回数を開示してもよい。あるいは、小役2の当選確率を、設定値が高いほど高くなるように設定する。そして、上記と同様に、所定の条件を満たしたときに、遊技者に対し、小役2の入賞回数を開示してもよい。この場合に、小役2は、取りこぼしが生じる役であるので、小役2の入賞回数は必ずしも設定値を直接反映するものではない。したがって、小役2の入賞回数の開示は、小役4の入賞回数の開示よりも、達成が容易な条件を設定すればよい。
(2)また、BB遊技の終了後に、一律にRT遊技(リプレイの当選確率が高く設定され、遊技者にとって有利な遊技)を実行するように設定する。そして、RT遊技の遊技回数を抽選によって決定する。ここで、設定値が高いほど、多い遊技回数が選択されやすく設定する。このような場合には、所定の条件を満たしたときに、当日の(トータルの)RT遊技の遊技回数を遊技者に開示するようにしてもよい。
(3)本実施形態では、BBAとBBBの合算した当選確率は、設定値にかかわらず、すべて1/300に設定した。しかし、これに限らず、設定値ごとに若干異なるようにしてもよい。例えば、BBAとBBBの当選確率の合算値を、設定1では1/380、設定2では1/360、設定3では1/340、設定4では1/320、設定5では1/300、設定6では1/280にすること等が挙げられる。さらに、BBAの当選確率は、本実施形態と同様に、設定値に応じて顕著に異なるようにする。このようにすれば、BBAとBBBの合算した入賞回数が開示されれば、設定値の推測が可能になるとともに、BBAの入賞回数が開示されれば、設定値の推測がより容易となる。
(4)第1実施形態の非RT遊技において、小役1A又は小役1Bの当選時に、入賞時はRT1遊技に移行し、非入賞時(「ベル」−「ベル」−「RP」停止時)はRT2遊技に移行するようにした。しかし、これに限らず、小役1A又は小役1Bの当選時に、非入賞時はRT1遊技に移行し、入賞時はRT2遊技に移行するように設定することも可能である。第2実施形態についても同様である。
(5)本実施形態では、遊技情報として、遊技情報表示装置100にて開示する場合と、演出制御手段60bが開示する場合とを設けた。しかし、これに限らず、遊技を行うことによって所定の条件を満たしたときは、設定値を推測可能な遊技情報を得るための二次元コードを生成し、画像表示装置23に画像表示する。そして、遊技者は、この二次元コードを、カメラ機能を有する携帯端末で読み取って、特定のWebサイトにアクセスすることで、その遊技情報を得ることができるようにすることも可能である。さらにこの場合には、ホール内に設置された複数のスロットマシン10の遊技情報(設定値を推測可能な遊技情報)を、ホールの閉店後に得ることができるようにしてもよい。これにより、翌日に、遊技者がどの台で遊技をするかの参考になる遊技情報を提供することもできる。
スロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。 リールの図柄配列を示す図である。 表示窓とリールとの関係を示す図である。 役の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せを示す図である。 役抽選テーブルを示す図である。 役抽選テーブルを示す図である。 遊技状態の移行を説明する図である。 報知回数と設定値との関係を示す図である。
符号の説明
10 スロットマシン
11 表示窓
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 (左、中、右)リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 (左、中、右)ストップスイッチ
43 設定変更スイッチ
50 情報開示スイッチ
60a 遊技制御手段(メイン制御基板)
60b 演出制御手段(サブ制御基板)
61 設定値変更手段
61a 設定値記憶手段
62 役抽選手段
63(63A〜63E) 役抽選テーブル
64 特別役当選持越し手段
65 リール制御手段
66 停止位置決定テーブル
67 停止図柄判断手段
68 払出し手段
69 特別遊技制御手段
70 遊技状態制御手段
81 演出パターン記憶手段
82 当選小役報知手段
83 遊技情報開示手段
90 外部情報送信基板
100 遊技情報表示装置
L1〜L5 有効ライン(図柄組合せライン)

Claims (1)

  1. 特定の遊技状態において、遊技媒体の投入数に対する払出し数の期待値を示す出玉率が出玉率a1に設定される設定値A1と、前記出玉率が出玉率a2(>出玉率a1)に設定される設定値A2とに設定可能なスロットマシンにおいて、
    役の抽選を行う役抽選手段、並びにリールの回転及び停止制御を行うリール制御手段を含み、遊技の進行を制御するメイン制御手段と、
    前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記役抽選手段による役の抽選結果その他の遊技情報を前記メイン制御手段から受け取り、画像表示装置を含む演出出力機器から遊技に係る演出を出力するように制御するサブ制御手段と、
    前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記メイン制御手段から遊技情報を受け取り、その遊技情報を外部の遊技情報表示装置に送信する外部情報送信手段と
    を備え、
    遊技情報として、設定値間で差がつかないか又は設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な遊技情報xと、設定値間で差がつくことによりその情報に基づいて遊技者が設定値を推測可能な情報であって、かつ前記遊技情報xよりも設定値間での差が大きい遊技情報yとを有し、
    前記メイン制御手段は、前記遊技情報xを前記外部情報送信手段に送信し、かつ前記遊技情報yを前記外部情報送信手段に送信しないように制御するとともに、前記遊技情報yを前記サブ制御手段に送信するように制御し、
    前記サブ制御手段は、予め定められた条件を満たしたときに、前記遊技情報yを前記画像表示装置によって遊技者に対して開示するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
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