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JP5339601B2 - 屋外用照明器具 - Google Patents
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Description

本発明は、例えば屋外に設置されて道路や公園等を照明して防犯等に用いられる屋外用照明器具に関し、特に屋外構造物に取付けるアームの構造に関する。
従来の屋外用照明器具の一例として、基板の表面に配置される結束部材を掛止する掛止部を有する街路灯固定用補助具を備えた屋外用照明器具がある(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−62416号公報(図1、請求項1)
しかし、上記特許文献1に開示された従来の屋外用照明器具では、基板がアームとは別体である。
従って、部品点数の増加が懸念される。
また、上方の掛止部と下方の掛止部との間隔寸法が結束部材の幅寸法よりも小さい。
従って、結束部材をそれぞれの掛止部の側方からしか通すことができず、施工時に屋外用照明器具を保持しながら結束部材を掛止部の側方からしか通すことになって作業性が良好ではない。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、屋外構造物への取付けを極めて容易にすることができる屋外用照明器具を提供することにある。
本発明の屋外用照明器具は、結束部材により屋外構造物に取り付けられるアームと、光源を収容し前記アームに固定される器具本体と、を備える屋外用照明器具であって、前記アームは、前記屋外構造物に固定するための部位である基端部と、前記基端部から前記アームの先端に向けて延在する、前記器具本体を取り付けるための部位である器具本体取付板部と、を有し、前記アームの基端部は、前記結束部材の幅寸法よりもわずかに大きい幅寸法を有して、前記基端部の左側面から右側面にわたって凹設された、前記結束部材を収容する結束部材収容部と、前記結束部材収容部の上側近傍において、前記アームの基端部の一部を切り起こし、切り起こした部分を前方に突出させ、かつ先端部分を下方に折り曲げることで形成された、前記結束部材の上部に係合可能な上部係合爪と、前記結束部材収容部の下側近傍において、前記アームの基端部の一部を切り起こし、斜め上方に向けて直線的に傾斜させて形成された、前記結束部材の下部に係合可能な下部係合爪と、を有することを特徴とする。
本発明においては、器具本体を固定するアームに結束部材に係合可能な上部係合爪を有する。
これにより、従来のもののように複数の部品から構成されない。
従って、部品点数の減少を図ることができる。
本発明においては、屋外構造物への取り付けに際し、結束部材を緩めて巻回してある屋外構造物の結束部材との間にアームを差し込むことにより、アームの上部係合爪が結束部材に引っ掛かる。
これにより、従来のものと比較して結束部材を側方から通す作業を行う必要がなくなる。
従って、屋外構造物への取付作業を飛躍的に簡単にすることができる。
本発明においては、屋外構造物の結束部材との間にアームを差し込むことにより、アームの上部係合爪が結束部材に引っ掛かる。
これにより、アームが結束部材に位置決めされる。
従って、屋外構造物に対して簡単に位置決めを行うことにより屋外構造物への取付作業を飛躍的に簡単にすることができる。
本発明においては、アームの上部係合爪を結束部材に引掛けた後に結束部材収容部に結束部材を落とし込む。
これにより、アームが結束部材に保持される。
従って、アームを屋外構造物の所定位置に仮保持できることにより屋外構造物への取付作業を飛躍的に簡単にすることができる。
本発明においては、アームの上部係合爪を結束部材に引掛けた後に下部係合爪が結束部材に係合される。
これにより、アームの結束部材からの外れが防止される。
従って、結束部材から外れずに支持されているアームに対して結束部材を締め込む作業を行うことにより、屋外構造物への取付作業を飛躍的に簡単にすることができる。
本発明の屋外用照明器具によれば、結束部材により屋外構造物に取り付けられるアームと、光源を収容しアームに固定される器具本体と、を備え、アームは結束部材の上部に係合可能な上部係合爪を有する。
これにより、屋外構造物への取付けを極めて容易にすることができるという効果を有する。
本発明に係る一実施形態の屋外用照明器具の斜め前方から視た外観斜視図 図1の屋外用照明器具の正面図 図1の屋外用照明器具の背面図 図1の屋外用照明器具の平面図 図1の屋外用照明器具の右側面図 図1の屋外用照明器具の底面図 図1の屋外用照明器具のアームの斜め前方から視た外観斜視図 図1の屋外用照明器具のラッチ部材の斜め後方から視た外観斜視図 図8のラッチ部材の斜め前方から視た外観斜視図 図8のラッチ部材の斜め後方上部から視た外観斜視図 図8のラッチ部材の斜め後方下部から視た外観斜視図 図5の屋外用照明器具におけるラッチ部材の取付状態での部分拡大図 図12のラッチ部材の単品側面図 図5の屋外用照明器具におけるラッチ部材の取り外し第1アクション時の部分拡大図 図14のラッチ部材の単品側面図 図5の屋外用照明器具におけるラッチ部材の取り外し第2アクション時の部分拡大図 図16のラッチ部材の単品側面図 図1の屋外用照明器具の電柱との取付けを説明する外観斜視図
以下、本発明の一実施形態に係る屋外用照明器具について図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態である屋外用照明器具10は、屋外設備であるコンクリート製の電柱1に取り付けられるアーム11と、光源である蛍光灯13を収容し、アーム11に固定されるカバー形状の器具本体12と、蛍光灯13を覆って器具本体12に装着される開閉体であるグローブ14と、グローブ14を器具本体12に固定するラッチ部材15と、を備える。
図1に示すように、アーム11は、その基端部に電柱1への取付用の電柱取付部16を有する。アーム11は、その先端側に、垂直に設置される電柱1に対して予め定められた角度だけ傾斜して器具本体12を取り付けている。
図2、図3、図4、図5、図6に示すように、器具本体12は、例えば金属製であって下方を開放させており、内部に不図示の点灯回路を装備している。器具本体12は両端部に設けられている不図示のソケットに蛍光灯13が電気的に接続可能に装着されている。器具本体12は蛍光灯13からの光を反射させる不図示の反射板を有する。
グローブ14は、例えば透明や乳白色等の樹脂製であり、器具本体12の下方側の開口部に取り付けられている。グローブ14は、その上端部を器具本体12の上部にヒンジ部材17を介して開閉自在に連結されており、その下端部をラッチ部材15により器具本体12に固定されている。
図7に示すように、アーム11は、断面視コ字形状の金属製板材を用いて成形されている。アーム11は、その先端側に、器具本体取付板部18を有し、器具本体取付板部18に複数のネジ穴19を有する。
アーム11は電柱取付部16に結束部材収容部であるバンド収容部20と上部係合爪21と下部係合爪22とを形成している。
バンド収容部20は、電柱1に巻回固定される結束部材であるバンド(図18参照)2の厚み寸法よりもわずかに小さい深さ寸法であってバンド2の幅寸法よりもわずかに大きい幅寸法を有して電柱取付部16の中央部に水平方向に凹設されている。バンド収容部20はバンド2の厚み寸法よりも大きい深さ寸法を有しても良く、それはアーム11の厚み寸法とバンド2の厚み寸法とを考慮して選択設定されるのが好ましい。
上部係合爪21はバンド収容部20の上部において切り起こされることにより下方に向けて突出して形成されている。上部係合爪21はアーム11をバンド2に引掛ける機能を有する。
下部係合爪22はバンド収容部20の下部において切り起こされることにより上方に向けて突出して形成されている。下部係合爪22は上部係合爪21に引っ掛かったバンド2の外れを防止する機能を有する。
上部係合爪21と下部係合爪22との間隔寸法はバンド2の幅寸法よりもわずかに大きい。
図8、図9、図10、図11に示すように、ラッチ部材15は、JIS G 4801:2005に規定されるSUP3、SUP6、SUP7、SUP9、SUP10、SUP12等のばね鋼鋼材を用いて板形状に形成されている。ラッチ部材15は、器具本体係止部24および自由端のグローブ押え部25をへ字形状に折曲して有する可撓折曲部23と、可撓折曲部23におけるグローブ押え部25の中央部に形成された掛止部挿通孔26と、掛止部挿通孔26内から切り起こされて折り返し形状に突出形成された可撓係止部27と、を備える。
器具本体係止部24は器具本体12の下端部に例えば加締め等の固定手段を介して係止される。固定手段としては加締めに限らず、ネジ固定や溶接等の接合を適用しても良い。
グローブ押え部25は、その先端部にグローブ押え部側延長部28を延出している。可撓係止部27は、その先端部に押圧用の可撓係止部側延長部29を延出している。
ラッチ部材15は、可撓折曲部23の器具本体係止部24とグローブ押え部25とが、器具本体12とグローブ14との下端部における外面が形成する折曲面の角度(図12参照)θ1よりも大きい角度θ2を有するように拡げられて折曲されている。そのため、グローブ押え部25はグローブ14の取付時に、角度θ2よりも小さい折曲面の角度θ1を有する器具本体12とグローブ14とに対して弾性変形され、それに伴い弾性復元力を蓄積してグローブ14に圧接される。
ラッチ部材15は、可撓係止部27がV字形状に折曲されているためにグローブ押え部25に近づく方向およびグローブ押え部25から離れる方向に弾性変形される。このとき、可撓係止部27に押圧用の可撓係止部側延長部29を延出形成しているために、可撓係止部側延長部29を介して可撓係止部27を押圧することにより可撓係止部27をグローブ14へ当接するまでの大きなストロークで作動させることができる。
次に、屋外用照明器具10のグローブ14の器具本体12への取り付け手順および屋外用照明器具10の電柱1への取り付け手順について説明する。
まず、屋外用照明器具10のグローブ14の器具本体12への取り付け手順と器具本体12からの取り外し手順とについて説明する。
図12に示すように、グローブ14は、その下端部にラッチ部材15の可撓係止部27が嵌入される凹形状の掛止部30を形成している。
グローブ14は、ヒンジ部材17を介して器具本体12に連結されている上端部に対して下端部を回動させることにより器具本体12の開口部を覆って被される。
器具本体係止部24が器具本体12に係止しているラッチ部材15は、器具本体12とグローブ14との折曲面の角度θ1よりも大きい角度θ2を有して配置されている。
次に、ラッチ部材15におけるグローブ押え部25の掛止部挿通孔26にグローブ14の掛止部30を挿通させながら、器具本体係止部24に対してグローブ押え部25を弾性変形させてグローブ14に近づける。
このとき、可撓係止部27はグローブ押え部25から離れる方向に弾性変形した位置にあり、グローブ押え部25のグローブ14への接近に伴い、掛止部30を一旦乗り越えてから掛止部30に係止される。
ラッチ部材15は可撓係止部27を掛止部30に係止させ、可撓係止部27の掛止部30への係止に伴いグローブ押え部25に生じているグローブ14への圧接力によりグローブ押え部25がグローブ14の外面に圧接される。これにより、グローブ14はラッチ部材15により器具本体12に組み付けられる。
図13に示すように、次に、グローブ14の器具本体12からの取り外しに際しては、ラッチ部材15における可撓係止部27をグローブ14側に押圧する第1アクションを行う。可撓係止部27は、その可撓係止部側延長部29を押圧することにより大きなストロークで動作される。
図14、図15に示すように、ラッチ部材15の可撓係止部27がグローブ14側に押圧されることにより可撓係止部27が掛止部30から外れる。このとき、可撓係止部27がグローブ14側に押圧されたときにグローブ押え部25はグローブ14の外面に圧接されたままになっている。これにより、可撓係止部27が掛止部30から外れただけではグローブ14は器具本体12から外れない。
図16、図17に示すように、可撓係止部27が掛止部30から外れた後に、グローブ押え部25をグローブ14の外面から離間させる第2アクションを行う。
ラッチ部材15はグローブ押え部25がグローブ14の外面から離間されることにより、グローブ14への支持を中止し、グローブ14を器具本体12から取り外せる状態にする。
続いて、屋外用照明器具10の電柱1への取り付け手順について説明する。
図18に示すように、最初に、電柱1にバンド2が緩く巻回される。バンド2は不図示のバンド締込部材が回されることにより内径を小さくするように巻回される。
次に、バンド2と電柱1との間に上方からアーム11の電柱取付部16を差し込んでいく。バンド2は電柱1に緩く巻回されているために電柱取付部16の差し込みは支障なく行われる。
このとき、アーム11の電柱取付部16において上部係合爪21と下部係合爪22との間隔寸法がバンド2の幅寸法よりもわずかに大きい。そのため、下部係合爪22をバンド2に通すだけでバンド2を上部係合爪21に簡単に引掛けることができる。
アーム11の電柱取付部16の上部係合爪21と下部係合爪22との間にバンド2が配置された後に、バンド2をバンド収容部20に落とし込む。バンド収容部20にバンド2を落とし込むことによりアーム11が電柱1の所定位置に仮保持される。
そして、バンド2のバンド締込部材を締め側に回すことにより屋外用照明器具10が電柱1の所定位置に取り付けられる。
本実施形態の屋外用照明器具10では、グローブ14の器具本体12への取り付けに際し、可撓係止部27を掛止部30へ掛止することによりグローブ押え部25に弾性復元力を蓄積させてグローブ押え部25をグローブ14に圧接させて支持する。これに対して、グローブ14の器具本体12からの取り外しに際し、可撓係止部27を掛止部30から掛止解除し、その後に、グローブ押え部25をグローブ14から離間させることによりグローブ14が器具本体12から離脱される。
これにより、グローブ14の器具本体12からの取り外しに際し、可撓係止部27を掛止部30から掛止解除しただけではグローブ14を器具本体12から取り外すことができない。そして、グローブ押え部25をグローブ14から離間させることによりグローブ14を器具本体12から外すことができる。
従って、取り外し動作を2段階としてグローブ14を誤って取り外すことがないようにできる。
本実施形態の屋外用照明器具10では、グローブ14の器具本体12からの取り外しに際して可撓係止部27を掛止部30から掛止解除するときに押圧用の可撓係止部側延長部29を押圧する。
これにより、可撓係止部側延長部29を介して可撓係止部27を押圧することにより、可撓係止部27をグローブ14へ当接するまでの大きなストロークで作動させることができる。
本実施形態の屋外用照明器具10では、器具本体12を固定するアーム11にバンド2に係合可能な上部係合爪21を有する。
これにより、従来のもののように複数の部品から構成されない。
従って、部品点数の減少を図ることができる。
本実施形態の屋外用照明器具10では、電柱1への取り付けに際し、バンド2を緩めて巻回してある電柱1のバンド2との間にアーム11を差し込むことにより、アーム11の上部係合爪21がバンド2に引っ掛かる。
これにより、従来のものと比較してバンド2を側方から通す作業を行う必要がなくなる。
従って、電柱1への取付作業を飛躍的に簡単にすることができる。
本実施形態の屋外用照明器具10では、電柱1のバンド2との間にアーム11を差し込むことにより、アーム11の上部係合爪21がバンド2に引っ掛かる。
これにより、アーム11がバンド2に位置決めされる。
従って、電柱1に対して簡単に位置決めを行うことにより電柱1への取付作業を飛躍的に簡単にすることができる。
本実施形態の屋外用照明器具10では、アーム11の上部係合爪21をバンド2に引掛けた後にバンド収容部20にバンド2を落とし込む。
これにより、アーム11がバンド2に保持される。
従って、アーム11を電柱1の所定位置に仮保持できることにより電柱1への取付作業を飛躍的に簡単にすることができる。
本実施形態の屋外用照明器具10では、アーム11の上部係合爪21をバンド2に引掛けた後に下部係合爪22がバンド2に係合される。
これにより、アーム11のバンド2からの外れが防止される。
従って、バンド2から外れずに支持されているアーム11に対してバンド2を締め込む作業を行うことにより、電柱1への取付作業を飛躍的に簡単にすることができる。
なお、前記実施形態で使用したアーム11、器具本体12、グローブ14等は例示した形状に限定するものではなく適宜変更が可能である。
1 電柱(屋外構造物)
2 バンド(結束部材)
10 屋外用照明器具
11 アーム
12 器具本体
13 蛍光灯(光源)
20 バンド収容部(結束部材収容部)
21 上部係合爪
22 下部係合爪

Claims (1)

  1. 結束部材により屋外構造物に取り付けられるアームと、
    光源を収容し前記アームに固定される器具本体と、
    を備える屋外用照明器具であって、
    前記アームは、前記屋外構造物に固定するための部位である基端部と、前記基端部から前記アームの先端に向けて延在する、前記器具本体を取り付けるための部位である器具本体取付板部と、を有し、
    前記アームの基端部は、
    前記結束部材の幅寸法よりもわずかに大きい幅寸法を有して、前記基端部の左側面から右側面にわたって凹設された、前記結束部材を収容する結束部材収容部と、
    前記結束部材収容部の上側近傍において、前記アームの基端部の一部を切り起こし、切り起こした部分を前方に突出させ、かつ先端部分を下方に折り曲げることで形成された、前記結束部材の上部に係合可能な上部係合爪と、
    前記結束部材収容部の下側近傍において、前記アームの基端部の一部を切り起こし、斜め上方に向けて直線的に傾斜させて形成された、前記結束部材の下部に係合可能な下部係合爪と、
    を有することを特徴とする屋外用照明器具。
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