JP5343205B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
可動部材と該可動部材を駆動する駆動源とを有する役物装置と、報知手段と、
前記報知手段および駆動源の駆動制御を行う制御手段と、を備えた遊技機において、
前記制御手段は、
電源投入後、前記可動部材を初期動作させると共に、前記報知手段により前記役物装置が初期動作中である旨を報知し、前記可動部材の初期動作終了後、前記可動部材が予め定められた初期位置にある初期状態である場合に前記報知手段により前記役物装置の初期動作が終報知し、
前記役物装置は、
装置内部に封入された封入球を有し、前記可動部材が作動されることにより前記封入球を移動可能であり、
前記可動部材は、
前記封入球を収容可能な収容部を備え、
前記初期状態は、前記封入球が前記収容部に収納されている状態であることを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態の遊技機を正面側から見た斜図である。
本実施形態の遊技機10は前面枠12を備え、該前面枠12は本体枠(外枠)11にヒンジ13を介して開閉回動可能に組み付けられている。遊技盤30(図2参照)は前面枠12の表側に形成された収納部(図示省略)に収納されている。また、前面枠(内枠)12には、遊技盤30の前面を覆うカバーガラス(透明部材)14を備えたガラス枠15が取り付けられている。
遊技盤30の表面には、ガイドレール31で囲われた略円形状の遊技領域32が形成されている。遊技領域32は、遊技盤30の四隅に各々設けられた樹脂製のサイドケース33及びガイドレール31に囲繞されて構成される。遊技領域32には、ほぼ中央に表示装置41を備えたセンターケース40が配置されている。表示装置41は、センターケース40に設けられた凹部に、センターケース40の前面より奥まった位置に取り付けられている。即ち、センターケース40は表示装置41の表示領域の周囲を囲い、表示装置41の表示面よりも前方へ突出するように形成されている。さらに、センターケース40の下部、表示装置41の前方には、回転体448および揺動部材446を備え演出用の見せ球が封入され該見せ球を流下させることで演出効果を高めるための役物装置(回転体ユニット)からなる盤演出装置44が設けられている。
そして、普図変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様となった場合には、駆動装置としての普電ソレノイド37c(図3参照)によって、逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置37に遊技球が流入し易い開状態(遊技者にとって有利な状態)に変化させられるようになっている。
即ち、特別変動入賞装置38は、例えば、駆動装置としての大入賞口ソレノイド38b(図3参照)により駆動される開閉扉38cによって開閉される大入賞口を備え、特別遊技状態中は、大入賞口を閉じた状態から開いた状態に変換することにより大入賞口内への遊技球の流入を容易にさせ、遊技者に所定の遊技価値(賞球)を付与するようになっている。
特別変動入賞装置38の下方には、入賞口などに入賞しなかった遊技球を回収するアウト口39が設けられている。
第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームは、複数の特別図柄(特図、識別情報)を変動表示したのち、所定の結果態様を停止表示することで行われる。また、表示装置41にて各特図変動表示ゲームに対応して複数種類の識別情報(例えば、数字、記号、キャラクタ図柄など)を変動表示させる飾り特図変動表示ゲームが実行されるようになっている。
そして、特図変動表示ゲームの結果として、特図1表示器51若しくは特図2表示器52の表示態様が特別結果態様となった場合には、大当りとなって特別遊技状態(いわゆる、大当り状態)となる。また、これに対応して表示装置41の表示態様も特別結果態様となる。
なお、以下の説明において、第1特図変動表示ゲームと第2特図変動表示ゲームを区別しない場合は、単に特図変動表示ゲームと称する。
遊技機10は遊技制御装置100を備え、遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御する主制御装置(主基板)であって、遊技用マイクロコンピュータ(以下、遊技用マイコンと称する)111を有するCPU部110と、入力ポートを有する入力部120と、出力ポートやドライバなどを有する出力部130、CPU部110と入力部120と出力部130との間を接続するデータバス140などからなる。
変動パターンテーブルとは、始動記憶として記憶されている変動パターン乱数1〜3をCPU111Aが参照して変動パターンを決定するためのテーブルである。また、変動パターンテーブルには、結果がはずれとなる場合に選択されるはずれ変動パターンテーブル、結果が15R当りや2R当りとなる場合に選択される大当り変動パターンテーブル等が含まれる。さらに、これらのパターンテーブルには、後半変動パターンテーブル、前半変動パターンテーブルが含まれている。
ここで、CPU111Aは、始動記憶手段としてのRAM111Cに記憶された始動記憶に基づく特図変動表示ゲームにおいてリーチ状態を発生可能なリーチ状態発生手段をなす。
また、図示しないが、遊技用マイコン111は、特図変動表示ゲームの大当り判定用乱数や大当りの図柄を決定するための大当り図柄用乱数、特図変動表示ゲームでの変動パターン(各種リーチやリーチ無しの変動表示における変動表示ゲームの実行時間等を含む)を決定するための変動パターン乱数、普図変動表示ゲームの当たり判定用乱数等を生成するための乱数生成回路と、発振回路113からの発振信号(原クロック信号)に基づいてCPU111Aに対する所定周期(例えば、4ミリ秒)のタイマ割込み信号や乱数生成回路の更新タイミングを与えるクロックを生成するクロックジェネレータを備えている。
演出制御装置300は、遊技用マイコン111と同様にアミューズメントチップ(IC)からなる主制御用マイコン(1stCPU)311と、該1stCPU311の制御下でもっぱら映像制御を行う映像制御用マイコン(2ndCPU)312と、該2ndCPU312からのコマンドやデータに従って表示装置41への映像表示のための画像処理を行うグラフィックプロセッサとしてのVDP(Video Display Processor)313と、各種のメロディや効果音などをスピーカ19a,19bから再生させるため音の出力を制御する音源LSI314を備えている。
遊技制御装置100の遊技用マイコン111のCPU111Aでは、普図始動ゲート34に備えられたゲートスイッチ34aからの遊技球の検出信号の入力に基づき、普図の当たり判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、普図変動表示ゲームの当たり外れを判定する処理を行う。そして、表示部53の普図表示器に、識別図柄を所定時間変動表示した後、停止表示する普図変動表示ゲームを表示する処理を行う。この普図変動表示ゲームの結果が当たりの場合は、表示部53の普図表示器に特別の結果態様を表示するとともに、普電ソレノイド37cを動作させ、普通変動入賞装置37の開閉部材37b、37bを所定時間(例えば、0.3秒間)上述のように開放する制御を行う。
なお、普図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、表示部53の普図表示器にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
また、普通変動入賞装置37に備えられた始動口2スイッチ37aからの遊技球の検出信号の入力に基づき始動記憶を記憶し、この始動記憶に基づき、第2特図変動表示ゲームの大当たり判定用乱数値を抽出してROM111Bに記憶されている判定値と比較し、第2特図変動表示ゲームの当たり外れを判定する処理を行う。
さらに、演出制御装置300は、遊技制御装置100からの制御信号に基づき、盤演出装置44による演出動作、スピーカ19a,19bからの音の出力、各種LEDの発光を制御する処理等を行う。
特別遊技状態を発生させる処理においては、CPU111Aは、例えば、大入賞口ソレノイド38bにより特別変動入賞装置38の開閉扉38cを開放させ、大入賞口内への遊技球の流入を可能とする制御を行う。
また、特図変動表示ゲームの結果がはずれの場合は、特図1表示器51や特図2表示器52にはずれの結果態様を表示する制御を行う。
この確変状態は、特図変動表示ゲームにて当り結果となる確率が、通常確率状態に比べて高い状態(高確率状態)である。また、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームのどちらの特図変動表示ゲームの結果態様に基づき確変状態となっても、第1特図変動表示ゲーム及び第2特図変動表示ゲームの両方が確変状態となる。
この時短状態においては、普図変動表示ゲーム及び普通変動入賞装置37を時短動作状態とする制御を行う。具体的には、時短状態においては、上述の普図変動表示ゲームの実行時間が第1の変動表示時間よりも短い第2の変動表示時間となるように制御され(例えば、10秒が1秒)、これにより、単位時間当りの普通変動入賞装置37の開放回数が実質的に多くなるように制御される。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームが当り結果となって普通変動入賞装置37が開放される場合に、開放時間が通常状態の第1開放時間よりも長い第2開放時間となるように制御される(例えば、0.3秒が1.7秒)。また、時短状態においては、普図変動表示ゲームの1回の当り結果に対して、普通変動入賞装置37の開放回数が1回の第1開放回数ではなく、2回以上の複数回(例えば、3回)の第2開放回数に設定される。
これにより、普通変動入賞装置37に遊技球が入賞し易くなり、第2特図変動表示ゲームの始動が容易となる。
図5は盤演出装置44を正面側から見た斜視図、図6は盤演出装置44の分解斜視図、図7は組立て状態の盤演出装置44の背面図である。
また、ユニットベース447の側部には、図7に示すように、揺動部材446の水平位置を検出するロータリエンコーダとフォトセンサとからなる位置検出センサ44aが設けられている。さらに、ユニットベース447の前記ガイド孔447bと反対側の側部には、図7に示すように、上記ギヤ449と噛み合って回転されるギヤ451が設けられており、その近傍には該ギヤ451に設けられているマーカー(磁性片や透孔などの位置を示す印)を検知することでギヤ449すなわち回転体448の回転位置を検出するための位置検出センサ44aが設けられている。ギヤ451に設けるマーカーは、使用するセンサの種類に応じて適宜選択することができる。例えば、位置検出センサ44aとして、ギヤ451を挟んで対向配置した発光素子と受光素子からなるフォトセンサを使用する場合には、ギヤ451に設けた透孔をマーカーとし、磁気センサを使用する場合には磁性体片をマーカーとして使用すれば良い。
また、図8(B)から分かるように、球保持部448a,448bの内周側の壁は、前方へ向かうほど軸穴448aに近づくように傾斜されている。これにより、回転体448が180度回転して例えば球保持部448aが上方に位置した姿勢になると、内部にある見せ球は球保持部448a,448bの内周側の傾斜した壁に沿って前方へ移動して揺動部材446の転動面上に流下するように構成されている。さらに、回転体448の背面には、図8(B)に示されているように、前記ギヤ449の前面の取付け受け部449aと係合可能な取付けボス部448eが設けられている。
次に、本発明の第2実施形態に係るパチンコ機について説明する。図9には本発明の第2実施形態のパチンコ機における遊技盤の構成例を示す正面図が、また図10には第2実施形態のパチンコ機の遊技盤に使用される盤演出装置44の構成を示す側面図が、さらに図11には第2実施形態のパチンコ機における演出制御装置300の構成を示すブロック図がそれぞれ示されている。
なお、第2実施形態に係るパチンコ機の全体の構成および遊技制御装置の構成は、図1に示されている第1実施形態のパチンコ機10および図3に示されている遊技制御装置100と同じであるので、図示を省略する。また、第2実施形態のパチンコ機の構成を示す図9〜図11において、第1実施形態のパチンコ機の構成を示す図2〜図4と同一の部品や手段には同一の符号を付して、重複した説明は省略する。
具体的には、本実施形態の遊技盤においては、普図始動ゲート34は遊技領域32の左側ではなく右側に配置され、普通変動入賞装置(普電)37は遊技領域32の下部中央ではなく右側中央に配置され、特別変動入賞装置(大入賞口)39は下部中央ではなく右側下方に配置されている。また、一般入賞口35は、遊技領域32の下部に3か所設けられている。
図11に示されている演出制御装置300と図4に示されている演出制御装置300との違いは、図11の演出制御装置300には、揺動部材用モータ444および揺動部材の位置を検出する位置検出センサ44aが無い点にある。回転体448の球保持部448a,448b内に見せ球が保持されているか検出する球保持センサ43bは、図10の実施例の盤演出装置44では設けても設けなくても良いが、図16に示す後述の第2実施例では必要とされる。
盤演出装置44は、図10に示すように、箱状のケース本体441と、外周部に球保持部448a,448bを有しケース本体441内に軸447cを中心にして回転可能に収納された回転体448と、回転体448の上端部と下端部に対応して開口を有する半ドーナツ状の流下管442とを備えている。また、図10には示されていないが、盤演出装置44は、上記回転体448を回転駆動する回転体用モータ443(図11参照)およびモータの回転位置を検出するセンサ43a(図11参照)を備えている。流下管442は透明な部材で形成され、前方から管内を流下する球を視認することできるように構成されている。
一方、小さい方の封入球B2を流下させる演出をしたい場合には、先ず回転体448を反時計回り(左回り)方向へ回転させて、図13(D)に示すように球保持部448bを最も高い位置に移動させる。すると、球保持部448b内の球B2が流下管442の上部開口内へ放出され管内を流下する。その後、回転体448を時計回り(右回り)方向へ回転させて、図13(E)に示すように球保持部448bを最も低い位置に移動させる。すると、流下管442内を流下した球B2が流下管442の下部開口より球保持部448b内へ流入して保持される。上記のように球を封入した役物装置としての盤演出装置44を動作させて演出を行うことで、遊技の興趣を高めることができる封入球式の役物装置を備えた遊技機を実現することができる。
図14には、本実施例の盤演出装置44の電源投入時の動作が示されている。本実施例の盤演出装置44は、電源が投入されると例えば図14(A)に示すように球保持部448a,448bに2つの封入球B1,B2がそれぞれ保持された状態から、モータを駆動して回転体448を左右いずれかの方向へ一回転させる。回転体448を一回転させると球保持部448a,448b内の封入球B1,B2はそれぞれ球保持部から一旦放出される。このとき封入球B1,B2の放出順序はどちらが先でも構わない。
その後、回転体448を回転させて、図14(B)に示すように球保持部448bを最も低い位置に移動させる。なお、回転体448の角度位置は演出モータスイッチ(モータ位置センサ)43aからの信号によって知ることができる。すると、流下管442内に小さな封入球B2が先に放出されていれば、球B2が流下管442の下部開口より球保持部448b内へ流入して保持される。一方、大きい封入球B1が先に放出されていれば、封入球B1は球保持部448b内へ流入できず流下管442内に残留する。
上記のようにして、2つの封入球B1,B2を回転体448の球保持部448a,448b内に回収した後に、回転体448を反時計回り(左回り)方向へ回転させて図14(A)に示すような初期状態に戻す。なお、上記のような電源投入時動作は、前述した揺動部材を有する盤演出装置(図5参照)においても同様な手順で実行することができる。このように、第1および第2の実施形態の役物装置(回転体ユニット)を備えた遊技機において、上記のような電源投入時動作で封入球が可動部材(回転体)の収容部に収納される初期状態に戻った状態で電源を遮断することで、搬送中に演出用の封入球が役物装置内を移動して暴れて部品が損傷するのを防止することが出来る。
装置42の赤色ランプを点灯させ、電源投入時動作が終了すると盤装飾装置42の青色ランプを点灯させる場合の演出制御装置300による電源断可能表示処理の制御手順が示されている。図16に示すように、電源断可能表示処理においては、演出制御装置300は、先ず回転体448の駆動モータの初期動作が終了したか否か判定する(ステップS1)。ここで、モータの初期動作が終了していない(ステップS1:No)と判定すると、ステップS2へ移行して報知手段としての盤装飾装置42内の赤色LEDを点灯させる。一方、ステップS1で、モータの初期動作が終了した(Yes)と判定すると、ステップS3へ移行して、盤装飾装置42内の青色LEDを点灯させて、当該電源断可能表示処理を終了する。
従って、役物装置(盤演出装置44)が初期状態にあるか否か遊技機の前方から視認不能、若しくは、可動部材の初期位置が遊技機の前方から認識困難な場合でも、報知手段(盤装飾装置42)により可動部材(回転体448)の初期動作終了を報知するので、初期動作終了が報知されてから電源を遮断することによって、役物装置が安定した状態で遊技機を出荷することが出来、搬送中に可動部材等が破損するおそれがないという利点がある。
図19には、封入球有無検出処理の手順の一例が示されている。封入球有無検出処理では、先ず小さい方の球保持部448b(小溝と称する)が下に来ているか否か判定する(ステップS21)。この判定は、演出モータスイッチ43aからの信号によって行うことができる。ステップS21で小溝が下に来ている(Yes)と判定すると、ステップS22へ移行して球保持センサ43b(封入球有無センサと称する)がオンしているか否か判定する。ここで、封入球有無センサがオンしている(Yes)と判定すると、次のステップS23で、小溝に球が有るか否かを示す小溝INフラグをオン(「1」に設定)して、当該封入球有無検出処理を終了する。一方、ステップS22で、封入球有無センサがオンしていない(No)と判定すると、ステップS24へ移行して、所定時間を経過したか否かを判定して、所定時間を経過した場合には当該封入球有無検出処理を終了する。また、所定時間を経過していない場合には、ステップS25で、回転体448を大きい方の球保持部448a(大溝と称する)が下に来るまで回動させて、当該封入球有無検出処理を終了する。
第1の使用例は、実行中の変動表示ゲームにおいて図20(a)に示すように変動する3つの識別図柄のうち左と右の2つが同一図柄で停止したリーチ状態が発生し、図20(b)に示すように識別図柄を仮停止させ、図20(c)に示すように表示装置41の下方の盤演出装置44を注目させるような表示を液晶表示装置41において行う。それから、盤演出装置44において封入球を流下させる演出を実行、つまり役物装置が作動する旨の報知を行ってから作動させる制御を実行し、図20(d)に示すように封入球の流下に連動して中央の識別図柄を再変動させる。その後、図20(e)に示すように中央の識別図柄を停止させて、大当りの停止結果を表示させるというものである。
第2の使用例は、実行中の変動表示ゲームにおいて図21(a)に示すように3つの識別図柄が変動しているときにいきなり盤演出装置44において封入球を流下させる演出を実行、つまり役物装置が作動する旨の報知を行わずに作動させる制御を実行し、図21(b)に示すように3つの識別図柄のうち左と右の2つが同一図柄で停止したリーチ状態を発生させる。それから、図20(c)に示すように液晶表示装置41において、出現する確率の低い熱いリーチ演出表示を実行し、図20(d)に示すように中央の識別図柄を停止させて、大当りの停止結果を表示させるというものである。
上記のように、本実施例の遊技機は、役物装置(盤演出装置44)の近傍に表示装置(液晶表示装置41,LEDランプ42a〜42f)を備え、制御手段(演出制御装置300)は、可動部材(回転体448)を演出のために作動させる際に、前記表示装置によって前記可動部材が作動する旨の報知を行ってから作動させる制御と、前記表示装置によって作動する旨の報知を行わずに作動させる制御とを実行可能であることとなる。これにより、演出動作する役物装置に遊技者の視点を惹きつけて確実に役物装置の演出を観賞させたり、突然演出が実行されることで演出を見逃したりすることとなるので、遊技の興趣を高めることができる。
上記のように、第3の実施形態の盤演出装置を備えた遊技機は、役物装置(盤演出装置44)は、可動部材(455)が初期位置(待機位置)にある場合に、可動部材を移動困難に係止する係止手段を備え、初期状態は、前記可動部材が前記係止手段によって係止されている状態であることとなる。これにより、可動部材が初期位置に戻った状態で電源を遮断することで、搬送中に演出用の可動部材が移動して部品を損傷する事故が発生するのを防止することが出来る。
図26および図27には、演出制御装置300により予告演出を実行するための制御手順が示されている。このうち、図26は演出制御装置300のメイン処理の中で実行される変動表示遊技(変動表示ゲーム)実行処理、図27は図26の変動表示遊技実行処理の中で実行される回転体予告演出実行処理の詳しい手順を示したものである。なお、図26の変動表示遊技実行処理が実行される前においては、図28(A)または図31(A)に示すように、盤演出装置44では回転体448の球保持部448a、448b内に見せ球が保持されていて前方から見せ球が見えない状態になっているものとする。
続いて、揺動部材446を所定の態様で揺動させるとともに、回転体448を所定の態様で回転させる(ステップS147,S148)。揺動部材446を所定の態様で揺動させるのは、揺動部材446から垂下するカバープレート446dの切欠き446eの位置を左右に揺動させることで、枠体445の底壁445b上を移動する見せ球が回転体448の球保持部448a(または448b)に流入するタイミングを分かりにくくするためである。また、揺動部材446を揺動させることで、カバープレート446dの切欠き446eと回転体448の球保持部の前端との間に見せ球が挟み込まれてしまう球噛みの発生を防止することができる。
その後、ステップS149で、球保持センサ43bが球保持部内の見せ球の存在を検出したか否か判定する。ここで、球保持センサ43bが見せ球を検出していない(ステップS149:No)と判定すると、ステップS147へ戻って揺動部材446の揺動と回転体448の回転制御を継続する。一方、球保持センサ43bが見せ球を検出した(ステップS149:Yes)と判定すると、ステップS150へ移行して、例えば球保持部が図28(A)に示すように、カバープレート446dの切欠き446eからずれて前方から見えないような待機位置まで回転体448を回動させて停止する。
第1使用例においては、演出制御開始前にあっては図28(A)に示すように、回転体448の球保持部448a内に見せ球が保持されていて前方から見せ球が見えない状態になっている。次に、図27の変動表示遊技実行処理が開始されると、図28(B)に示すように、球保持部448aが上方へ位置するように回転体448が回動される。すると、揺動部材446の後壁にはV字状の切欠き446cが形成されているとともに、回転体448の球保持部448aの内周側の壁面が前方へ向かって下り傾斜するように形成されているため、図34(B)に示すように、球保持部448a内の見せ球が自重で揺動部材446上へ放出される。なお、このとき揺動部材446は水平な姿勢に維持されている。
そして、回転体448の回転および揺動部材446の揺動が開始され、球保持部448aとカバープレート446dの切欠き446eとが一致したタイミングで、図30に示すように、枠体445の底壁445b上の見せ球が球保持部448aへ流入することとなるのであるが、回転体448および揺動部材446が別々に回動されるため、流入するタイミングが分かりにくくなる。また、図35(B)に示すように、回転体448の球保持部448aの外周側の壁面が前端に段差部448dが設けられているため、球保持部448a内の見せ球が枠体445の底壁445b上へ戻りにくくすることができる。
例えば球保持部448a内の見せ球B1を放出したい場合は図31(B)に示すように、回転体448は時計回り方向に回転され、球保持部448b内の見せ球B2を放出したい場合は回転体448は反時計回り方向に回転される(図示省略)。この際、他方の球保持部はカバープレート446dの切欠き446eの後方を移動することとなるが、回転体448の下端が枠体446の底壁445bよりも低くなるように高さ位置が設定されているため、球保持部内に保持されている見せ球は、底壁445bの後端によって前方への移動が阻止されるようになっている。
その後、図32(B)に示すように、揺動部材446が揺動されると傾斜して揺動部材446上の見せ球が移動するが、揺動部材446は最大傾斜まで回動されないため、揺動部材446の端部と枠体445の壁面との間に充分な隙間が生じないので、揺動部材446上の見せ球が下方の空間へ流下することはない。その後、第2演出段階の実行タイミングになると、図33(A)に示すように、揺動部材446が最大傾斜まで回動されて揺動部材446の端部(図では左側)と枠体445の壁面との間に充分な隙間が生じるため、揺動部材446上の見せ球が枠体445の下方の空間へ流下される。この際、揺動部材446の左右どちらから見せ球が流下するかによって、期待度を変化させることができる。
そして、回転体448の回転および揺動部材446の揺動が開始され、球保持部448aとカバープレート446dの切欠き446eとが一致したタイミングで、図33(B)に示すように、枠体445の底壁445b上の見せ球が球保持部448aへ流入することとなるのであるが、回転体448および揺動部材446が別々に回動されるため、流入するタイミングが分かりにくくなる。また、図35(B)に示すように、回転体448の球保持部448aの外周側の壁面が前端に段差部448dが設けられているため、球保持部448a内の見せ球が枠体445の底壁445b上へ戻りにくくすることができる。なお、第1使用例とは異なり、第2使用例においては見せ球が流入する球保持部は決まっているため、球保持部へ見せ球を流入させる過程は予告演出の内容に含まれない。
この第3の使用例と前記第2の使用例を織り交ぜたような演出を行うことで、遊技の興趣をさらに高めることができる。なお、この第3の使用例を実行し放出した2つの見せ球を球保持部448a,448bへ回収する場合には、小さな見せ球が流下した側と大きな見せ球が流下した側とを記憶しておいて、先ず小さな見せ球を球保持部448b内へ回収するように回転体448の回転方向を決定するのがよい。これにより、サイズの大きな方の球保持部448a内へ小さな見せ球が流入して、大きな見せ球を回収することができなくなってしまうのを回避することができる。
具体的には、始動入賞の保留記憶情報の先読みを行い、先読み演出を実行すると判定した場合は、予告対象となる変動表示ゲームの開始前に回転体448から揺動部材446上へ見せ球を放出させて第1段階の予告演出を行う。この際、小さな見せ球を放出するか大きい方の見せ球を放出させるかで遊技者の期待度を異ならせる。その後、予告対象の変動表示ゲームが開始したなら、揺動部材446上に放出されている見せ球を左右いずれかの流下部より枠体445の下方空間へ流下させる。このとき、どちらの経路から見せ球が流下したかで、期待度を異ならせる演出を行うことができる。
さらに、前記実施形態では、回転体ユニット(演出用役物装置)を液晶パネルなどからなる表示装置41の下方に配置したものを示したが、表示装置41の上方あるいは側方に配置しても良いし、回転体ユニット全体を表示装置41の前方において移動可能に設けても良い。また、前記第2実施形態では、盤演出装置(封入球方式の役物装置)の流下管442の一部のみが前方より視認できるように構成されていると説明したが、流下管442全体あるいは流下管442および回転体448の両方が前方より視認できるように構成してもよい。
30 遊技盤
32 遊技領域
38 変動入賞装置
41 表示装置
42 盤装飾装置(報知手段)
44 盤演出装置(役物装置)
445 枠体
446 揺動部材
448 回転体(可動部材)
448a,448b 球保持部(収容部)
455 可動部材
100 遊技制御装置
300 演出制御装置(制御手段)
Claims (1)
- 可動部材と該可動部材を駆動する駆動源とを有する役物装置と、報知手段と、
前記報知手段および駆動源の駆動制御を行う制御手段と、を備えた遊技機において、
前記制御手段は、
電源投入後、前記可動部材を初期動作させると共に、前記報知手段により前記役物装置が初期動作中である旨を報知し、前記可動部材の初期動作終了後、前記可動部材が予め定められた初期位置にある初期状態である場合に前記報知手段により前記役物装置の初期動作が終了したことを報知し、
前記役物装置は、
装置内部に封入された封入球を有し、前記可動部材が作動されることにより前記封入球を移動可能であり、
前記可動部材は、
前記封入球を収容可能な収容部を備え、
前記初期状態は、前記封入球が前記収容部に収納されている状態であることを特徴とする遊技機。
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