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JP5344997B2 - キャビネット - Google Patents
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JP5344997B2 - キャビネット - Google Patents

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Description

この発明は、キャビネットに関するもので、更に詳細には、上下複数段に配設される複数の合成樹脂製の引出を有する複数の引出群を配列し、全ての引出を同時にロックするロック機構を具備するキャビネットに関するものである。
一般に、この種のキャビネットとして、キャビネット本体に上下複数段に配設される透明合成樹脂製の複数の引出を収容するシンプルなクリアトレーキャビネットが使用されている。また、この種のキャビネットにおいて、多種多様のカタログ,パンフレット,伝票,図面等の書類やペン,クリップ等の事務用品等を収容可能にするために、上下複数段に配設される複数の合成樹脂製の引出を有する複数の引出群を横方向に配列したキャビネットが使用されている。
ところで、一般に、複数段の引出を配設したキャビネットにおいて、複数の引出を一つの錠前をキー操作することにより一挙に施錠(ロック)するオールロック機構を備えたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
上記オールロック機構は、キー操作によって上下動するロック杆やスライドバー等の操作ロッドに突設されたストッパ片やストッパ凸部等と引出に付設された係合部やブロック体等とが係合して、一つのキー操作によって全ての引出をロックする構造である。
特開平10−159422号公報(特許請求の範囲、段落0009、図4) 特開2001−112559号公報(特許請求の範囲、図11)
しかしながら、従来のオールロック機構は、特許文献1,2に代表されるように、スチール等の金属製のキャビネットに備えられるものが殆どであり、オールロック機構の一部を構成する引出側の係合部は、強度を有する必要があるため引出の側壁外面に付設される部材によって形成されている。したがって、合成樹脂製の引出を有するクリアトレーキャビネットにオールロック機構を組み込むと、クリアトレーキャビネットの有するシンプル性が損なわれる懸念がある。
また、従来のオールロック機構を複数列の引出群を有するキャビネットに適用すると、各列の引出群毎に錠前やキーを設ける必要があると共に、各引出群の側部に、オールロック機構を構成する上記操作ロッドと引出に付設された係合部等を組み込むため、構造が複雑になると共に、キャビネット全体の容積が大きくなる懸念がある。また、各列の引出群毎に錠前(キー)を設けるため、各引出群毎のロック・アンロックしかできず、全ての引出を同時にロック・アンロックすることができない。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、シンプル性を損なうことなく一つのキー操作によって複数の引出群を配列したキャビネットの全ての引出をロック・アンロックするオールロック機構を組み込むキャビネットを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、上下複数段に配設される複数個の合成樹脂製の引出を有する複数の引出群と、上記複数の引出群を配列して収容するキャビネット本体と、キーの回動操作によって全ての上記引出をロックするオールロック機構と、を有するキャビネットであって、 上記引出群の各引出は、この引出の側壁に上向きに開放する係止溝が設けられ、 上記オールロック機構は、上記キーの回動部に連接して水平方向に移動自在な横移動部材と、この横移動部材に設けられた複数の傾斜ガイド溝内にそれぞれ摺動自在に挿入される伝達ピンを突設する複数の縦移動部材と、各縦移動部材に突設され、上記引出の係止溝に係脱可能に係合する係止部材と、を具備してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、一つのキーの回動操作によって横移動部材を水平方向に移動し、横移動部材に設けられた傾斜ガイド溝と縦移動部材に突設された伝達ピンとの係合によって複数の縦移動部材を鉛直方向(上下方向)に移動し、各縦移動部材に突設された係止部材を各引出の側壁に設けられた係止溝に係脱可能に係合することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のキャビネットにおいて、上記縦移動部材は断面略C字状のチャンネル状に形成され、上記係止部材は合成樹脂製材料にて形成されると共に、上記縦移動部材の表面片に設けられた係止スリットを貫挿する水平係止片と、上記縦移動部材の開口縁に係脱可能に係合する一対の固定片を具備してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、夫々合成樹脂製材料にて形成される引出と係止部材とを係合させて引出の施錠(ロック)を行うことができる。また、係止部材が損傷した場合には、破損した係止部材のみを交換することができる。更に、金属製の縦移動部材を使用した場合は、廃棄時には合成樹脂製の係止部材と金属製の縦移動部材とを分別して廃棄処理することができる。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のキャビネットにおいて、上記横移動部材は金属製材料にて形成され、この横移動部材は上記キャビネット本体に取り付けられた合成樹脂製のガイド枠部材に遊貫されると共に、上記ガイド枠部材の内面に摺接可能な合成樹脂製のスライドキャップを被着してなり、かつ、上記傾斜ガイド溝の縁部及び上記キーの回動部のクランク軸を嵌挿する長孔の縁部に、夫々合成樹脂製の摺動案内枠部材を装着してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、横移動部材に剛性を持たせることができると共に、施錠・解錠時(ロック・アンロック時)の横移動部材の移動を円滑にすることができ、かつ、金属製横移動部材の移動の際に発生する擦れによる金属音を防止することができる。
また、請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のキャビネットにおいて、上記縦移動部材を上下移動自在に収容する凹溝を有する縦枠部材を更に具備し、上記縦移動部材に設けられた縦長孔に、上記縦枠部材に突設されたガイドピンを摺動自在に嵌挿してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、縦移動部材を縦枠部材に設けられた凹溝内に収容すると共に、縦移動部材に設けられた縦長孔を縦枠部材に突設されたガイドピンに摺接させて、縦移動部材を鉛直方向(上下方向)に移動することができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、シンプル性を損なうことなく一つのキー操作によって複数の引出群を配列したキャビネットの全ての引出をロック・アンロックすることができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、夫々合成樹脂製材料にて形成される引出と係止部材とを係合させて引出の施錠(ロック)を行うことができるので、上記(1)に加えて更に、引出の損傷を抑制することができ、引出ひいてはキャビネットの寿命の増大を図ることができる。また、係止部材が損傷した場合には、破損した係止部材のみを交換することができるので、メンテナンス性の向上が図れる。更に、金属製の縦移動部材を使用した場合は、廃棄時には合成樹脂製の係止部材と金属製の縦移動部材とを分別して廃棄処理することができるので、資源のリサイクルに寄与することができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、横移動部材に剛性を持たせることができると共に、施錠・解錠時(ロック・アンロック時)の横移動部材の移動を円滑にすることができ、かつ、金属製横移動部材の移動の際に発生する擦れによる金属音を防止することができる。したがって、上記(1),(2)に加えて更に、複数の引出群を配列したキャビネットにおいても、大きな力を要することなくロック・アンロックを容易に行うことができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、上記(1)〜(3)に加えて更に、縦移動部材を確実に鉛直方向(上下方向)に移動することができる。
この発明に係るキャビネットの一例を示す正面図である。 この発明における錠前,横移動部材及び縦移動部材の連接状態を示す概略平面図である。 この発明における錠前,横移動部材及び縦移動部材を示す分解斜視図である。 この発明における伝達ピンを一体形成した伝達ピン取付部材を示す斜視図(a)及び伝達ピン取付部材の取付状態を示す断面図(b)である。 この発明における係止部材を示す斜視図(a)及び係止部材の取付状態を示す断面図(b)である。 この発明における係止溝と係止部材の係合状態の一部を断面を示す要部正面図(a)、係止溝と係止部材の係合状態を示す側面断面図(b)及び(b)のI−I線に沿う断面図(c)である。 この発明におけるオールロック機構の施錠状態を示す斜視図である。 この発明におけるオールロック機構の解錠状態を示す斜視図である。
以下に、この発明に係るキャビネットの実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、この発明に係るキャビネット1は、図1に示すように、上下複数段に配設される複数個(図面では22個の場合を示す)の合成樹脂製の引出20(以下にトレー20という)を有する複数例えば3個の引出群2と、これら複数の引出群2を横方向に配列して収容するキャビネット本体10と、キー32の回動操作すなわち施錠・解錠操作(ロック・アンロック操作)によって全てのトレー20をロックするオールロック機構30とを具備している。
各トレー20は、図1,図6〜図8に示すように、前壁22の上端に前方に向かって円弧状に傾斜する取手24が設けられている。この場合、取手24の一部例えば、正面視右側端部には見出し部21が設けられている。なお、取手24は必ずしも円弧状に傾斜する形状でなくてもよく、円弧状以外の形状でもよい。また、見出し部21を取手24の全面に設けるようにしてもよい。
また、トレー20の手前側の一方の側壁23には、後述するオールロック機構30の係止部材52と係脱可能に係合する上向きに開放する係止溝25が設けられている。この場合、係止溝25は上向きコ字状に形成されている。なお、係止溝25を上向きコ字状以外の形状例えばV字状,U字状に形成してもよい。
上記オールロック機構30は、図2,図3,図6〜図8に示すように、例えばシリンダ錠にて形成される錠前31と、この錠前31における回動部33のクランク軸34を介して連接され、水平方向に移動自在な横移動部材40と、この横移動部材40に設けられた複数(図面では3個の場合を示す)の傾斜ガイド溝41内にそれぞれ摺動自在に挿入される伝達ピン51aを突設する複数の縦移動部材50と、各縦移動部材50に突設され、トレー20の係止溝25に係脱可能に係合する係止部材52とを具備している。
この場合、横移動部材40は、例えばスチールあるいはアルミニウム等の金属製の板状バーにて形成されている。この横移動部材40には、錠前31の回動部33のクランク軸34を摺動自在に嵌挿する垂直状の長孔40aと、正面視において右側が下方に位置する上記傾斜ガイド溝41が設けられている。
なお、長孔40aと傾斜ガイド溝41の内周縁部には、夫々合成樹脂製の摺動案内枠部材40b,41aが装着されている。このように構成することにより、クランク軸34と長孔40aの摺動を円滑にすると共に、伝達ピン51aと傾斜ガイド溝41の摺動を円滑にすることができる。
また、横移動部材40は、キャビネット本体10の上辺部に取り付けられた合成樹脂製のガイド枠部材42に設けられた扁平矩形状のガイド孔42aに遊貫されると共に、ガイド孔42a内を移動する部位にガイド枠部材42の内面に摺接可能な合成樹脂製のスライドキャップ43が被着されている。
このように、金属材料にて形成される横移動部材40に被着される合成樹脂製のスライドキャップ43と合成樹脂製のガイド枠部材42とを摺接可能に形成することにより、横移動部材40に剛性を持たせることができると共に、施錠・解錠時(ロック・アンロック時)の横移動部材40の移動を円滑にすることができ、かつ、金属製横移動部材40の移動の際に発生する擦れによる金属音を防止することができる。
上記縦移動部材50は、図3〜図8に示すように、例えばスチールあるいはアルミニウム等の金属製の断面略C字状のチャンネル部材にて形成されている。この縦移動部材50の上端部は、一側のコ字状端部53を残して切り欠かれており、コ字状端部53に伝達ピン51aを一体に形成した合成樹脂製の伝達ピン取付部材51が着脱可能に装着されている。この場合、伝達ピン取付部材51は、表面側に伝達ピン51aを突設する矩形状基部51bの裏面側の一側部に、縦移動部材50のコ字状端部53の表面片50aに嵌合する嵌合溝51cと、コ字状端部53の側片50bに穿設されたスリット50cに着脱可能に係合する先端が三角状に隆起する係止爪51dとを一体に形成してなる。
上記のようにして縦移動部材50に装着される伝達ピン取付部材51に一体に設けられた伝達ピン51aは横移動部材40に設けられた傾斜ガイド溝41内に摺動自在に挿入され、横移動部材40の水平移動に追従して傾斜ガイド溝41内を移動し、この移動に伴って縦移動部材50を鉛直方向(上下方向)に移動する。
また、縦移動部材50は、図6に示すように、キャビネット本体10に収容される引出群2の側部に配置された側枠部材11に設けられた凹溝12内に上下移動自在に収容されている。また、縦移動部材50の表面片50aの長手方向の中央部には縦移動部材50の長手方向に沿う縦長孔54が穿設されている。この縦長孔54内には、側枠部材11に突設されたガイドピン55が摺動自在に嵌挿されている。この場合、ガイドピン55は、凹溝12の底部に穿設された貫通孔13を貫通し、底部裏面に溶接によって固定されたナット14に螺合される金属ねじによって形成されている。なお、この場合、ガイドピン55に、縦長孔54内に摺接可能な合成樹脂製のカラー56を嵌装することにより、それぞれ金属材料にて形成される縦移動部材50とガイドピン55同士が擦れる際に発する金属音を防止することができると共に、縦移動部材50の移動を円滑にすることができる。
また、縦移動部材50には、各段のトレー20の高さに合わせたピッチ間隔をおいて係止部材52が着脱可能に突設されている。この場合、係止部材52は、図3,図5〜図8に示すように、矩形状の垂直基部52bと、この垂直基部52aの表面中央部に突出する水平係止片52aと、垂直基部52bの左右両側端から裏面側外方に向かって延在する弾性変形可能な一対の固定片52cとを一体に設けた合成樹脂製部材にて形成されている。なお、固定片52cの先端には、縦移動部材50の開口縁50dに係合可能な係合段部52dが設けられている。
このように形成される係止部材52は、両固定片52cを弾性力に抗して摘んだ状態で、縦移動部材50の裏面開口側から挿入され、表面片50aに設けられた係止スリット57(以下に、水平スリット57という)に水平係止片52aが貫挿した後、固定片52cの摘み状態が解除されて、固定片50aの係合段部52dが縦移動部材50の開口縁50dに係合することにより、縦移動部材50に装着される。そして、縦移動部材50の鉛直方向(上下方向)の移動に伴って係止部材52が上下移動することにより、係止部材52の水平係止片52aがトレー20の側壁23に設けられた係止溝25に係合してトレー20を施錠状態(ロック状態)にし、また、係止溝25との係合が解かれてトレー20を解錠状態(アンロック状態)にする。
なお、係止部材52を縦移動部材50から取り外す場合は、両固定片52cを弾性力に抗して摘んで、開口縁50dと係合段部52dとの係合を解除した後、水平スリット57から水平係止片52aを引き抜いて、係止部材52を縦移動部材50から取り外すことができる。このように、合成樹脂製の係止部材52を金属製の縦移動部材50に対して着脱可能にすることにより、係止部材52の交換が可能となり、また、廃棄時には合成樹脂製の係止部材52と金属製の縦移動部材50とを分別して廃棄処理することができる。
上記のように構成されるこの発明に係るキャビネット1において、キー32を錠前31に差し込んで時計方向に回転すると、錠前31の回動部33の回動に伴って横移動部材40が右方向に移動する。横移動部材40が右方向に移動することにより、伝達ピン51aが傾斜ガイド溝41の左側の上部側に移動し、縦移動部材50を上方に移動する。この縦移動部材50の上方への移動に伴って係止部材52も上方へ移動し、係止溝25と水平係止片52aの係合が解除され、オールロック状態の全てのトレー20が解錠(アンロック)される(図8参照)。
また、キー32を反時計方向に回転すると、錠前31の回動部33の回動に伴って横移動部材40が左方向に移動する。横移動部材40が左方向に移動することにより、伝達ピン51aが傾斜ガイド溝41の右側の下部側に移動し、縦移動部材50を下方に移動する。この縦移動部材50の下方への移動に伴って係止部材52も下方へ移動し、係止溝25に水平係止片52aが係合し、アンロック状態の全てのトレー20が施錠(ロック)される(図7参照)。
したがって、上記実施形態のキャビネット1によれば、一つのキー32の回動操作によって複数の引出群2を配列したキャビネット1の全てのトレー20を施錠・解錠(ロック・アンロック)することができる。
なお、上記実施形態においては、引出群2が3列の場合について説明したが、この発明に係るキャビネットは、引出群2が2列や4列以上の場合にも適用できる。
なお、上記実施形態では、横移動部材40と縦移動部材50が金属製材料にて形成される場合について説明したが、剛性を有するものであれば、横移動部材40と縦移動部材50を合成樹脂製部材にて形成することも可能である。なお、横移動部材40を合成樹脂製部材にて形成した場合には、スライドキャップ43や摺動案内枠部材40b,41aは不要となり、構成部材の削減が図れる。
1 キャビネット
2 引出群
10 キャビネット本体
11 側枠部材
12 凹溝
20 トレー(引出)
23 側壁
25 係止溝
30 オールロック機構
31 錠前
32 キー
33 回動部
40 横移動部材
40a 長孔
40b 摺動案内枠部材
41 傾斜ガイド溝
41a 摺動案内枠部材
42 ガイド枠部材
42a ガイド孔
43 スライドキャップ
50 縦移動部材
51 伝達ピン取付部材
51a 伝達ピン
52 係止部材
52a 水平係止片
52b 垂直基部
52c 固定片
52d 係合段部
54 縦長孔
55 ガイドピン
56 カラー
57 水平スリット(係止スリット)

Claims (4)

  1. 上下複数段に配設される複数個の合成樹脂製の引出を有する複数の引出群と、上記複数の引出群を配列して収容するキャビネット本体と、キーの回動操作によって全ての上記引出をロックするオールロック機構と、を有するキャビネットであって、
    上記引出群の各引出は、この引出の側壁に上向きに開放する係止溝が設けられ、
    上記オールロック機構は、上記キーの回動部に連接して水平方向に移動自在な横移動部材と、この横移動部材に設けられた複数の傾斜ガイド溝内にそれぞれ摺動自在に挿入される伝達ピンを突設する複数の縦移動部材と、各縦移動部材に突設され、上記引出の係止溝に係脱可能に係合する係止部材と、を具備してなる、
    ことを特徴とするキャビネット。
  2. 請求項1記載のキャビネットにおいて、
    上記縦移動部材は断面略C字状のチャンネル状に形成され、上記係止部材は合成樹脂製材料にて形成されると共に、上記縦移動部材の表面片に設けられた係止スリットを貫挿する水平係止片と、上記縦移動部材の開口縁に係脱可能に係合する一対の固定片を具備してなる、ことを特徴とするキャビネット。
  3. 請求項1又は2記載のキャビネットにおいて、
    上記横移動部材は金属製材料にて形成され、この横移動部材は上記キャビネット本体に取り付けられた合成樹脂製のガイド枠部材に遊貫されると共に、上記ガイド枠部材の内面に摺接可能な合成樹脂製のスライドキャップを被着してなり、かつ、上記傾斜ガイド溝の縁部及び上記キーの回動部のクランク軸を嵌挿する長孔の縁部に、夫々合成樹脂製の摺動案内枠部材を装着してなる、ことを特徴とするキャビネット。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のキャビネットにおいて、
    上記縦移動部材を上下移動自在に収容する凹溝を有する縦枠部材を更に具備し、上記縦移動部材に設けられた縦長孔に、上記縦枠部材に突設されたガイドピンを摺動自在に嵌挿してなる、ことを特徴とするキャビネット。
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