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JP5353382B2 - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム - Google Patents
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JP5353382B2 - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷媒体のサイズに応じた画像処理を行う画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムに関する。
従来、デジタル画像を印刷する際、大きな印刷媒体に印刷する場合は、小さな印刷媒体に印刷する場合よりも、画像のコントラストを強め、濃度を濃くし、より輪郭を強調する画像処理を施したうえで印刷を実行することが知られている。
特開平9−102874号公報
ところで、白色を印刷で表現するとき、インクやトナーなどを塗布しないで印刷媒体の地色で白色が表現される。L判など小さいサイズの印刷媒体に印刷する場合は、明るい画像が好まれる傾向にあるため、例えば写真画像内の白色の領域は印刷媒体の地色で表現されていることが望ましい。一方、大きなサイズの印刷媒体に写真画像を印刷する場合は、明るさよりも重厚感の方が好まれる傾向にある。大きいサイズの場合も小さいサイズの場合と同様に白色を印刷媒体の地色で表現すると、元の画像は同じであっても大きいサイズに印刷した場合は印刷媒体の地色の面積が大きくなり、写真画像の明るい画像部分とは知覚されずに印刷媒体の地色と知覚されてしまう可能性が高い。その結果、写真画像の品位が低下し明るく軽薄な写真画像に見えてしまう。キャンバスに描いた油絵において、キャンバス地を一部そのまま残してある作品のような違和感である。地色を利用せずに白色を表現するために白インクを採用することも考えられるが、その分コストがアップするため実現は難しい。
また、小さいサイズの印刷媒体に印刷するときは、画像中のノイズはなるべく除去されノイズ感の少ない画像が好まれる。一方、大きいサイズの印刷媒体に印刷する場合に同じようにノイズを除去すると、写真がイラストのポスター画のような印象になり写真画像が立体感なく平面的に見えてしまう。
以上のように、写真を印刷する場合に印刷する印刷媒体のサイズによっては、印刷された写真の見栄えが悪くなるという問題がある。
本発明は、印刷媒体のサイズに応じた画像処理を施し見栄えのよい印刷物を得ることができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明においては、第一の画像データを印刷する予定の印刷媒体のサイズを取得し、第一の画像データにおける所定の第一の閾値以上の明度の画素の色を、印刷する予定の印刷媒体のサイズが大きいほど、明度の低い色に変換する。一般的に、小さいサイズの印刷媒体に印刷された画像は明るく見えることが好まれ、大きなサイズの印刷媒体に印刷された画像が明るく見えることはあまり好まれない傾向にある。本発明では、所定の第一の閾値以上の明度の画素について、変換後の明度が変換前の明度以下になるように変換する。さらに、変換前の明度が所定以上である任意の画素の明度に注目すると、変換による明度の下げ幅は、印刷予定の印刷媒体のサイズが大きい場合の方が、小さい場合よりも、大きくなるように調節する。その結果、大きなサイズの印刷媒体に印刷された画像は所定以上に明度が高かった画素の明るさが抑えられて印刷されるため、全体的に落ち着いた重厚感のある印刷物を生成することができる。
画像データ取得手段において取得される第一の画像データは、印刷対象の画像を示すデータであればよく、公知の演算によって明度成分を取り出すことができればどのようなデータ形式で表されたデータであってもよい。例えば、取得される画像データは、RAWデータ、RGBデータ、JPEGデータ等を想定してよい。
印刷設定取得手段は、第一の画像データを印刷する予定の印刷媒体のサイズを取得することができればよい。印刷媒体のサイズは、印刷媒体の印刷面において印刷対象の画像データが示す画像を形成する領域の大きさを意味している。印刷媒体のサイズは、必ずしも画像データの解像度(画素数)と相関しない。例えば、解像度が同じ画像データを、異なるサイズの印刷媒体に印刷することがあるためである。
色変換処理手段は、画像データにおける所定の第一の閾値以上の明度の画素の色を、印刷する予定の印刷媒体のサイズが大きいほど、明度の低い色に変換する。最も明度の高い色は白であり、白を表現する着色剤を搭載可能な印刷装置以外は一般的には白は着色剤を塗布せずに印刷媒体の地色で表現される色である。所定の第一の閾値以上の明度としては、画像データの表現形式において最も明るい明度の色のみを対象にしていてもよいし、あるいは最も明度の高い色を含む所定の範囲の明度の色を対象にしてもよい。なお、明度を下げる場合には、画像内での階調の大小関係が崩れないように第一の閾値以上の明度の画素だけではなく、その他の画素についても明度を下げる。
色変換処理手段では、所定の第一の閾値以上の明度の画素について、変換後の明度が変換前の明度以下になるように変換することができればよい。すなわち、本発明の画像処理装置が扱う印刷媒体のサイズのうち最も小さいサイズの印刷媒体、あるいは画像処理装置が扱う複数の印刷媒体のサイズをいくつかのグループに分類した場合に最も小さいグループに属する印刷媒体が選ばれている場合は、所定以上の明度の画素の明度を下げる処理を実行しなくてもよい。さらに、色変換手段においては、元の画像データにおいて同じ明度の画素であっても大きい印刷媒体に印刷する場合は小さい印刷媒体に印刷する場合よりも明度が低くなるように変換できればよい。
印刷指示手段は、色変換処理手段によって変換され生成された第二の画像データを印刷するように印刷制御部に対して指示する。印刷制御部は、印刷装置に対して印刷を実行させる機能を備えていれば良く、例えば、コンピューターにインストールされているプリンタードライバープログラムがこれに該当してもよいし、プリンターに組み込まれている制御部がこれに該当してもよい。
さらに、本発明において印刷設定取得手段は、縁の有無に関する印刷設定を取得し、色変換処理手段は、縁の有無に関する印刷設定において縁有りが選択されている場合は、縁なしが選択されている場合よりも、前記第一の閾値以上の明度の画素の色の明度を下げてもよい。この場合、縁有りが選択されているときに、縁と画像データ内の所定以上の明度の画素との区別をつきやすくすることができる。なぜなら、縁は着色剤が塗布されない領域であり、画像データ内の所定以上の明度の画素と明度の差が小さいために区別されにくいが、所定以上の明度の画素の明度を下げることにより、縁との明度の差を大きくしたためである。人間が同じ距離だけ離れた位置から、小さな印刷媒体に印刷された小画像の中心部と、大きな印刷媒体に印刷された大画像の中心部をそれぞれ見るとき、大画像の端部は小画像の端部に比べるとはっきりと認識することが難しい。印刷媒体のサイズが大きいときほど、所定以上の明度の画素と縁部の明度との差を大きくすることによって、縁部との境界を認識しやすくできる。
さらに、本発明において色変換処理手段は、前記第一の画像データ全体を印刷した場合における所定の第二の閾値以上の明度の画素の占める面積が、第三の画像データ全体を印刷した場合における第二の閾値以上の明度の画素の占める面積よりも大きい場合に、第二の閾値以上の明度の画素の色をより明度の低い色に変換してもよい。すなわち、同じサイズの印刷媒体に印刷する場合であっても、全体に占める第二の閾値以上の明度の画素の面積が広い方が、面積が狭い方よりも、同一の明度(第二の閾値以上の明度)の画素をより明度の低い画素に変換する。第二の閾値以上の明度の画素の占める面積が大きいと、面積が小さい場合に比べてその領域の明るさが目立つため、その領域の明度を下げることにより、全体的に落ち着いた重厚感のある印象を、印刷物を見る者に持たせることができる。なお第一の閾値は第二の閾値と同じ値であってもよいし違う値であってもよい。
さらに、本発明において、印刷媒体のサイズが大きいほど、画像データのノイズ成分を増加させるノイズ調整手段を備えていてもよく、印刷指示手段は、ノイズ成分を増加させた画像データを出力してもよい。小さいサイズの印刷媒体に印刷するときノイズは少ない方が見栄えがよいが、大きいサイズの印刷媒体に印刷するときはノイズが除去されていると平面的で人工的に見えてしまう。小さいサイズの印刷媒体に印刷する場合よりも、大きなサイズの印刷媒体に印刷する場合の方が、画像データに付加するノイズ成分を増加させることにより、大きなサイズの印刷媒体に印刷する場合であっても立体感のある印刷物を得ることができる。小さいサイズの印刷媒体に印刷する場合は、大きいサイズの印刷媒体に印刷する場合よりも、ノイズ成分を減少させる。
さらに、本発明のように、画像データを印刷する予定の印刷媒体のサイズに応じて画像データに対する補正処理の態様を変更する手法は、プログラムや方法としても適用可能である。また、以上のような画像処理装置、プログラム、方法は、単独の画像処理装置として実現される場合もあれば、複数の装置を組み合わせることによって実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、画像処理装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
パーソナルコンピューターの構成を示すブロック図。 印刷媒体のサイズに応じた画像処理を示すフローチャート。 画像処理アプリが提供するGUIの例を示す図。 (4A)〜(4F)は、画像処理の内容を説明するためのグラフ。 画像処理の内容を説明するための図。 プリンタードライバーが提供するGUIの例を示す図。 デジタルカメラの構成を示すブロック図。 フォトビューワーの構成を示すブロック図。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)画像処理装置の構成:
(2)印刷媒体のサイズに応じた画像処理:
(3)他の実施形態:
(1)画像処理装置の構成:
図1は、本発明にかかる画像処理装置を含むパーソナルコンピューター1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、パーソナルコンピューター1はCPU10,ROM11,RAM12,HDD30,メモリーカードI/F16を備えており、CPU10はROM11やHDD30に記録されたプログラムを実行することができる。本実施形態においては、そのプログラムの一つとして、RAW画像データの現像やその他の様々な画像処理機能を備えた画像処理アプリケーションプログラム(以降、画像処理アプリという)や、当該画像処理アプリをはじめとする様々なアプリケーションからの印刷指示に応じて印刷データを生成しプリンターに送信するプリンタードライバープログラム(以降、プリンタードライバーという)等を実行することができる。
また、CPU10は、USBI/F14を介して、マウスや図示しないキーボードと接続されており、マウスやキーボードによる操作入力を受け付けることができる。さらにCPU10は、USBI/F14を介して図示しないデジタルカメラやスキャナー、フォトビューワー等のデジタル画像を扱う電子機器と接続可能であり、それらの電子機器から画像データ(第一の画像データ)を取得することができる。CPU10はメモリーカードI/F16を介して図示しないメモリーカードから画像データ(第一の画像データ)を取得することもできる。また、CPU10は、USBI/F14を介してプリンター50と接続されており、プリンター50は、プリンタードライバーの処理によって制御部20から送信された印刷データを用いて印刷を実行することができる。また、CPU10はディスプレイI/F15を介してディスプレイに制御指示を出力して任意の画像を表示することが可能である。
画像処理アプリは印刷媒体のサイズに応じた画像処理プログラム21を実行することができる。そのため画像処理アプリは、画像データ取得部21aと印刷設定取得部21bと色変換処理部21cとノイズ調整部21dと印刷指示部21eとを備えている。HDD30や、メモリーカードI/F16を介してデータを取得可能な外部記憶媒体であるメモリーカードには、予めデジタルカメラ等から取得されたRAW画像データ30aやJPEGやビットマップなど様々な保存形式の画像データが記録されている。制御部20は画像処理プログラム21の処理により、ディスプレイ上に所定の画面を表示した状態でマウスやキーボード等の操作入力機器による操作内容を受け付けることが可能である。
(2)印刷媒体のサイズに応じた画像処理:
図2は、パーソナルコンピューター1にて実行される処理を示すフローチャートである。はじめに、マウスやキーボード等の操作によってユーザーが処理対象の画像データを選択し、画像処理アプリで当該画像データを開く操作をすると、制御部20は画像データ取得部21aの処理により当該処理対象の画像データをHDD30から取得し(ステップS100)、印刷設定取得部21bの処理により、取得された画像データを印刷する予定の印刷媒体のサイズを選択する印刷操作部と、当該画像データのプレビュー画像と、種々の画像処理パラメーターを操作する画像処理パラメーター操作部を含むGUI(Graphical User Interface)の画面をディスプレイに表示させる(ステップS105)。図3は、当該画面の例を示す図である。画像データは前述のとおり様々は形式が扱えるが、本実施形態ではRAW画像データを処理対象の画像データとした場合について以降の説明を行う。ただし、JPEG画像やビットマップ画像などであってもRAW現像が不要である他は同様である。
次に、制御部20は、画像処理パラメーター操作や印刷媒体のサイズ選択を受け付ける(ステップS110)。図3の画像処理アプリの画面例を用いて具体的に説明する。画像処理アプリの画面において、プレビュー画像領域61に処理対象として取得した画像データのプレビュー画像を表示している。そしてプレビュー画像領域61の左側には、RAW現像の際に用いられる画像処理パラメーター(ホワイトバランス、明るさ、彩度、コントラスト、シャープネス等)を調整する画像処理パラメーター操作部を表示している、この画像処理パラメーター操作部には、複数のインジケーター(63〜67)が表示されており、ユーザーはマウスなどを用いてそれらのインジケーターを操作し、各インジケーターに対応する画像処理パラメーターをそれぞれ変更することができる。それらに加え本実施形態では、画像処理アプリの画面に、印刷操作部として処理対象の画像データを印刷する予定の印刷媒体のサイズを選択するドロップダウンリスト62が表示されており、ユーザーはマウスなどを用いてドロップダウンリスト62からサイズを選択することができる。なお、印刷実行ボタン68も表示されており、ユーザーはマウスなどを用いて印刷実行ボタン68をクリックすることで、印刷の実行を指示することができる。
続いて制御部20は、ユーザーによって対象としている画像データの印刷実行が指示されたか否かを判定し(ステップS115)、指示されていない場合は、ステップS105に戻る。このとき、ユーザーによって画像処理パラメーターが変更されている場合には、変更された画像処理パラメーターに基づく画像処理をプレビュー用の画像データ(オリジナルの画像データより画素を間引くことで、高速に画像処理を行えるようにした画像データ。ただし、オリジナルの画像データであってもよい。)に施し、プレビュー画像を更新する(ステップS105)。そして、ステップS115において印刷実行が指示されるまでの間、ステップS105〜ステップS110までの処理を繰り返す。
ステップS115にて印刷実行が指示されたと判定されると、制御部20はRAW画像データに、ステップS110で変更された画像処理パラメーターと印刷媒体のサイズに基づく画像処理を施し(ステップS120、第二の画像データ生成)、印刷指示部21eの処理により、画像処理後の画像データと印刷設定情報(画像処理アプリにおいてユーザーが指定した印刷媒体のサイズ等)を印刷制御部としてのプリンタードライバーへ受け渡す(ステップS125)。ここで、プリンタードライバーへの受け渡しを行う前に、印刷サイズに基づいた画像処理の結果についてプレビュー表示してもよいし、しなくてもよい。しかし、あえて表示せずに、ユーザーに対し印刷サイズに応じて画像処理が変化することを見させない方が望ましい。プレビュー表示のサイズは表示されるディスプレイのサイズに応じたものとなるため、通常は印刷媒体のサイズとは異なるサイズとなる。よって、印刷媒体のサイズに応じた処理補正を行いプレビュー表示したとしても、印刷媒体と異なるサイズでの表示では、そのサイズに応じた処理補正ではないためにユーザーが混乱してしまう可能性がある。よって、印刷サイズに基づいた画像処理の結果についてプレビュー表示は行わない方がよい。もちろん、表示可否をユーザーに選択させる選択機能を備えていてもよいし、常にプレビュー表示をする仕様であってもよい。また、印刷操作部のドロップダウンリスト62で印刷媒体のサイズが指定されずに印刷サイズに基づいた画像処理を行わない場合にはプレビュー表示を行い、印刷媒体のサイズが指定されて印刷サイズに基づいた画像処理を行う場合にはプレビュー表示を行わないようにしてもよい。プリンタードライバーは、画像処理アプリから受け渡された印刷設定情報や、プリンタードライバーにて予めユーザーが設定した他の印刷設定情報に基づいて、画像処理アプリから受け渡された画像データに対して解像度変換や色変換、ハーフトーニング、並べ換えなどの処理を実施し印刷データを生成し、プリンター50に印刷データを送信する。プリンター50は送信された印刷データに基づいて印刷を実行する。
ここで、ステップS110でドロップダウンリスト62に含まれる任意の用紙サイズを選択された場合に、選択された用紙サイズ毎に、ステップS120でそのパラメーターを反映するために施される画像処理について詳細に説明する。まず印刷媒体のサイズに応じて明度を調整する処理の例について説明する。ユーザーによってインジケーター63〜67が操作され、個々の画像処理パラメーターが操作された状態でドロップダウンリスト62に含まれる任意の用紙サイズが選択されて印刷実行が指示されたものとする。この場合に、個々の画像処理パラメーターに基づく画像処理を施した結果に対しさらに追加の処理としてある所定の閾値(第一の閾値)以上の明度を持つ画素の明度がある場合に、画像全体の明度が調整される。なお、この明度の調整は、個々の画像処理パラメーターに基づく画像処理を実施した後の画像データに対して別個に実施してもよいし、個々の画像処理パラメーターに基づく画像処理と印刷媒体のサイズに応じた処理の両方を合成した処理としてあわせて実施してもよい。なお、本実施形態では無彩色でかつ階調表現上最も明るい白色の画素が存在する画像を明度変換の対象とする。
図4Aは無彩色でかつ階調表現上最も明るい白色の画素の変換後の明度と用紙サイズとの関係を示すグラフである。Lサイズのような小さいサイズで印刷する場合は、比較的明るい明度とし、B0のような大きなサイズに印刷する場合は比較的くらい明度とする補正を行うことを示している。図4Aに示すように、明度の下げ幅は選択された用紙サイズが大きいほど大きく設定される。B0のように大きなサイズの印刷媒体に印刷された画像は、所定以上に明度が高かった画素の明るさが、サイズが大きいほどより抑えられるため、全体的に落ち着いた重厚感のある印刷物にすることができる。一方、Lサイズのように小さなサイズの場合、画像の中の階調表現上最も明るい部分が、用紙の地色と同じ明るさであるように最も明るくなるように設定している。なお、ドロップダウンリスト62で提示される複数のサイズをいくつかのグループに分類し、グループ内では明度の下げ幅は同じに設定し、大きいサイズのグループは小さいサイズのグループよりも下げ幅を大きく設定するようにしてもよい。なお、明度を下げる場合には、画像内での階調の大小関係が崩れないように階調表現上最も明るい白色の画素だけではなく、その他の画素についても明度を下げる。具体的には、画像内で比較的明るい画素について、明るいほど大きい割合で明度を変化させるようにしたり、全ての画素について同じ割合で明度を変化させたりする。
次に、印刷媒体のサイズに応じてノイズを調整する処理の例について説明する。ドロップダウンリスト62に含まれる任意の用紙サイズが選択されたものとする。この場合に、ノイズ調整部21dの処理によって画像データ内のノイズ成分が調整される。具体的には例えば、ある用紙サイズを基準にして、それよりも選択された用紙サイズが大きい場合、ガウスノイズ等のノイズ成分を意図的に追加する画像処理を施し、それよりも選択された用紙サイズが小さい場合は、ノイズフィルター機能によりノイズ成分を減少させる画像処理を施す。図4Bは、六切等の所定のサイズを境にそれよりも大きなサイズでは意図的にガウスノイズの様な粒上性のノイズ成分を画像に印加して立体感を増加させ、当該サイズ以下のサイズではノイズフィルターを用いてノイズ成分の除去を行いノイズ成分を減少させることを示している。印刷媒体のサイズが大きくなるほど印加するノイズを多くすることで画像の立体感を出し、サイズが小さいほどノイズ除去を強めに行ってノイズ感の無い綺麗な画像でプリントするためである。
ノイズ成分を増加させる処理としては、ランダムに付加するスポットノイズの量を増加する手法(例えばガウスノイズ等)を採用する。ノイズ成分を減少させる処理としては、例えば、ローパスフィルタの閾値を、印刷媒体のサイズが小さいほど低周波側に設定する手法を採用する。その結果、小さいサイズの用紙に印刷するときノイズを少なくすることができる。また、大きいサイズの用紙に印刷するときはノイズが除去された画像では平面的なイラストの絵のように人工的に見えてしまうが、本実施形態のように印刷予定の用紙のサイズが大きいほど、画像データに付加するノイズ成分を増加させることにより、大きなサイズの印刷媒体に印刷する場合であっても立体感のある印刷物を得ることができる。
なお、選択された印刷媒体に、選択された画像を印刷した場合における高明度領域のサイズ(第二の閾値以上の明度の画素の領域の面積)に応じて、画像全体の明度を補正してもよい。例えば、高明度である白色領域が大きくなるサイズで印刷する場合は小さくなるサイズで印刷する場合よりも画像全体の明度を低くしてもよい。RAW画像データの場合は、例えば明度成分値に印刷媒体のサイズに応じて設定された係数を乗じるかあるいは、印刷媒体のサイズに応じて設定された下げ幅分レベルシフトする。図4Cは任意の元の画像データにおいて明度Ynである画素の明度補正後の明度と印刷媒体のサイズとの関係を示したグラフである。
また、印刷媒体のサイズに応じてコントラストを調整してもよい。すなわち、図4Dに示すように、小さいサイズの印刷媒体に印刷する場合よりも大きいサイズの印刷媒体に印刷する場合の方が、画像のコントラストを大きくしてもよい。すなわち、明度が高い色はより明度を高くし、明度が低い色はより明度を低くする処理において、印刷媒体のサイズが大きいほどその調整量を大きくする。
さらに、印刷媒体のサイズに応じて、シャープネスの強度を調整してもよい。すなわち、大きいサイズの印刷媒体に印刷する場合は小さいサイズの印刷媒体に印刷する場合よりもシャープネスを強くする。一般的に大判サイズに印刷するということは、元の画像を拡大して画素数を増やし印刷することになる。この結果、より大きく拡大してプリントすると、単位面積当たりの階調の変化がよりなだらかになる。すなわちより大きく拡大するとメリハリ感の少ない画像になってしまう。そこで、単位面積当たりの階調の変化の割合を急峻にして傾きを大きくすることで、輪郭等のシャープ感を出すようにする。ここで注意する必要があるのは、拡大前の画像に対してはより細かい範囲でシャープ感を出すということである。具体的には図4Eに示すように印刷媒体のサイズが小さいほどアンシャープマスクの半径を小さくして細部の画像変化がつぶれないようにする。あるいは、図4Fに示すようにシャープネスの強度を印刷媒体のサイズが大きいほど強く設定する。なお、ここでいうシャープネスの強度とは、単位面積あたりの階調の変化を大きくするという意味である。
さらに、印刷媒体のサイズが大きいほど、なめらかに階調が変化するように異なる手法で拡大処理を行ってもよい。例えば、大きく拡大するほどより多くの画素に基づいて、拡大後の画素の階調値を計算してよりなめらかな階調を再現できるように調整してもよい。また、図5に示すように、印刷媒体をサイズ順に3つに分類し、最も小さいグループに属する印刷媒体に印刷する場合には画素補間処理のアルゴリズムにニアレストネイバー法を用い、二番目に小さいグループに属する印刷媒体に印刷する場合にはバイリニア法を用い、最も大きいグループに属する印刷媒体に印刷する場合にはバイキュービック法を用いるというように、画素数を拡大するアルゴリズムについても印刷媒体のサイズに応じて使い分けて階調の再現特性を変化させてもよい。なお、一般にバイキュービック法による拡大は輪郭がぼける傾向があるので先に記載したシャープネス処理と併用した拡大が効果的である。
さらに、印刷媒体のサイズに応じて、彩度を調整してもよい。すなわち、小さい印刷媒体よりも大きい印刷媒体に印刷する場合の方が鮮やかさを落とすような傾向に色を調整してもよい。これは大判のプリントの場合、色が派手過ぎることで、より人工的なイラスト調の画像になってしまう傾向がありこれを抑制することで、より自然な印刷物とすることを意図している。また、印刷媒体のサイズに応じて色相を調整してもよい。
さらに、印刷媒体のサイズに応じて、人物の肌の色を調整してもよい。すなわち、大きい印刷媒体に印刷する場合は、小さい印刷媒体に印刷する場合より、肌の領域の色を濃くする(明度を下げる、あるいは彩度を下げる)。小さい印刷媒体に印刷する場合は、大きい印刷媒体に印刷する場合より、肌の領域の色を薄くする(明度を上げる、あるいは彩度を挙げる)。そうすることでより好ましい顔色にすることを狙っている。しかし、肌色の制御は画像処理システムに大きく依存するため、前述の制御と全く逆の補正をしてもよい。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、プリントするサイズに応じて変化させる画像補正の特性は上記の通りでなくてもよく、画像処理の順番によっては異なる特性で補正してもよい。また画像データを印刷する予定の印刷媒体のサイズに応じて、所定以上の明度の画素の明度を調整したり、あるいは、ノイズ成分を調整したりする限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、上記実施形態において、画像データを印刷媒体に印刷した場合に画像全体における所定の第二の閾値以上の明度の画素の占める面積を算出し、その面積が大きい場合は小さい場合よりも、第二の閾値以上の明度の画素の色をより明度の低い色に変換するようにしてもよい。すなわち、同じサイズの印刷媒体に印刷する場合であっても、画像データ全体に占める所定以上の明度の部分の割合が大きい方が、割合が小さい方よりも所定以上の明度の画素をより明度の低い画素に変換するようにしてもよい。所定以上の明度の画素の占める割合が大きいと、その領域の明るさが目立つ。そのため、その領域の明度を下げることにより、全体的に落ち着いた重厚感のある印象を、印刷物を見る者に持たせることができる。なお、第二の閾値は第一の閾値と同じ値であってもよいし違う値であってもよい。
なお、上記実施形態では、画像処理アプリに本発明を適用する形態を説明したが、本発明はプリンタードライバーに適用することもできる。プリンタードライバーに本発明を適用した場合のブロック図は図1と共通するので図示を省略する。図6は、プリンタードライバーが提供する印刷条件設定画面を示している。ドロップダウンリスト162から用紙サイズが選択されると、上記実施形態で説明したような、印刷媒体のサイズに応じた画像の補正処理が自動的に施されて印刷される。すなわち、所定以上の明度の画素の明度を下げる処理や、ノイズ調整処理が施される。なお、プリンタードライバーは処理対象の画像データが指定された場合に、プレビュー画像や印刷条件設定画面を表示せずに、予めユーザーに指定されていた用紙サイズや補正条件に基づいて画像の補正処理が自動的に施されて印刷されてもよい。
さらに、図6に示す印刷条件設定画面において、写真の周辺に余白を残す縁(余白)の有無に関する印刷設定に応じて、明度調整のパラメーターが変更されてもよい。具体的には例えば、「縁なし印刷」のチェックボックス163がチェックされていない状態(すなわち縁有りが選択されている状態)で「印刷実行」ボタン164が押された場合は、「縁なし印刷」のチェックボックスがチェックされている場合(縁なしが選択されている場合)よりも、所定以上の明度の画素の色の明度を下げる(階調の大小関係が崩れないように他の明度の画素も明度を調整してもよい)。その結果、縁有りが選択されているときに、縁と画像データ内の所定以上の明度の画素との区別をつきやすくすることができる。なぜなら、縁はインクが塗布されない領域であり、画像データ内の所定以上の明度の画素と明度の差が小さいために写真と縁の境界が区別されにくい。しかし、所定以上の明度の画素の明度を下げることにより、縁との明度の差を大きくすることで写真の画像と縁エリアの境界の明確化を図ることで縁まで含めた写真作品の印象をよくすることができる。
具体的には、人間が同じ距離だけ離れた位置から、小さな用紙に印刷された画像の中心部と大きな用紙に印刷された画像の中心部を見る場合(中心部に焦点を合わせている場合)、大きな用紙の画像の端部は小さな用紙の画像の端部に比べると端部の画像をはっきりと認識することが難しい。したがって、印刷媒体のサイズが大きいときほど、所定以上の明度の画素と縁部の明度との差を大きくすることによって、縁部との境界を認識しやすくできる。以上のような画像処理を施し、処理後の画像データに対して、解像度変換処理や色変換処理、ハーフトーニング処理、並べ換え処理等を実行して印刷データを生成し、印刷制御部としてのプリンター50に送信する。なお、かかる明度を変更する処理は、縁有りが選択されている状態ならば必ず行うようにしてもよいし、縁に近い位置に所定以上の明度を持った領域が存在する写真の画像を縁有りで印刷する場合に行うようにしてもよい。縁の近くに明度が明るい領域が無い場合には、明度を変更しなくても、写真と縁の境界が区別しやすいため、この場合には縁有りで印刷する場合でも明度を変更しなくてもよい。
さらに、本発明はデジタルカメラに適用することも可能である。図7は、デジタルカメラ2の構成を説明するためのブロック図である。図7に示す制御部220は、CPU221、フラッシュメモリー222、RAM223を備える。CPU221はフラッシュメモリー222に記憶されているプログラムを実行することでデジタルカメラ2の全体を制御する。
表示部218は、LCD(Liquid Crystal Display)や当該LCDを制御するディスプレイコントローラーなどを備える。表示部218は制御部220によって制御され、各種の設定や撮影画像を表示する。操作部219は、シャッタボタン、露光条件やその他各種の撮影条件を設定するためのダイヤルスイッチ、表示される各種のメニューを操作するための複数の押しボタンスイッチ、ジョグダイヤルなどを備える。本実施形態においては、制御部220の制御によって表示部218および操作部219がユーザーインターフェイスとして機能し、その一機能として、これから撮影する画像あるいは撮影済みの画像を印刷する予定の印刷媒体のサイズを設定することができる。縁の有無に関する設定ができてもよい。
光学系211は、図示しないレンズ群や絞りなどで構成され、光学系211はイメージセンサー212の受光面に光を入射させる。イメージセンサー212は、2次元空間に離散的に配置された光電変換素子とCCD(Charge Coupled Device)などの電荷転送素子とを備えた撮像素子であり、所謂CCDイメージセンサー、CMOSイメージセンサーなどである。イメージセンサー212は光学系211により入射される光を光電変換し、RGBの各色フィルタに対応したセンサーにおける光量に対応した電気信号を出力する。
アナログフロントエンド(AFE)部213は、イメージセンサー212から出力される電気信号をAD変換器でデジタル信号に量子化して出力する。画像処理部214は、AFE部213から出力されたデジタル信号に対し、画素補間処理、ホワイトバランス補正、ガンマ補正等の画像処理を行う。画像処理部214による処理後の画像データを圧縮部215に出力すると、圧縮部215は当該画像データを例えばJPEG形式に符号化し、Exif形式のファイルを生成する。すなわち、操作部219によって画像の撮影が行われると、制御部220が光学系211,イメージセンサー212,AFE部213,画像処理部214、圧縮部215を制御し、RAW画像データやJPEG画像データなどの画像データを生成する。外部記憶部216は、不揮発性の脱着可能な記憶媒体であるリムーバブルメモリー217を接続するためのカードスロット、メモリーコントローラーなどを備える。外部記憶部216は制御部220によって制御され、RAW画像データやJPEG画像データなどの画像データを書き込む処理を行う。
本実施形態においては、操作部219にて設定された印刷媒体のサイズを制御部220が取得し、画像処理部214は、制御部220の指示に基づいて、印刷媒体のサイズあるいは縁の有無に関する設定に応じた上述の各種の画像処理を実行することができる。また、画像データに占める所定以上の明度の画素の割合に応じて明度を調整する処理を施す。そして、制御部220は、上記画像処理後の画像データをPictBridge(登録商標)などの規格に基づいてUSBI/F230を介して印刷制御部としてのプリンターに出力することができる。
さらに、本発明の適用対象は、パーソナルコンピューターやデジタルカメラに限定されず様々な機器に適用することが可能である。例えば、画像データを表示するフォトビューワーに本発明を適用することも可能である。図8は、フォトビューワー3の構成を説明するブロック図である。同図8に示すように、フォトビューワー3はCPU322,ROM323,RAM324を備えた制御部320とHDD340を備えており、電源スイッチ350によって電源オンとされているときに、制御部320はROM323やHDD340に記録されたプログラムを実行することができる。そのプログラムの一つとして画像処理プログラム321を実行可能であり、画像処理プログラム321では印刷媒体のサイズや縁の有無に関する設定に応じて上述の各種の画像処理を実行することができる。
また、制御部320は、メモリーI/F(インターフェイス)353を介してリムーバブルメモリー330に記録された画像データを取得することができる。リムーバブルメモリー330にはJPEG画像データやRAW画像データ等が記録されている。また、制御部320は、USBI/F352を介して図示しないプリンターに処理後の画像データを送信し、プリンターに印刷を実行させることができる。
さらに、制御部320は表示部354に対して制御信号を出力して任意の画像を表示することが可能であり、制御部320は操作部351(フォトビューワー3が備えるボタン等)による操作内容を取得することができる。表示部354はLCDや当該LCDを制御するコントローラーを含んでいる。すなわち、制御部320は、所定の操作画面を表示部354に表示して操作部351における各種操作指示を受け付けることができる。
また、表示部354に、リムーバブルメモリー330に記録された画像データまたはHDD340に記録された画像データに基づく画像を表示することができる。本実施形態においては、リムーバブルメモリー330やHDD340に記録されている画像データをプリンターに印刷させる際に、印刷条件を設定するためのGUIを表示部354に表示することができ、当該GUIには、画像データを印刷する予定の印刷媒体のサイズを選択するインターフェイスや縁の有無を設定するインターフェイスが含まれている。
制御部320は、画像処理プログラム321を実行することにより、印刷対象の画像データを取得し、操作部351を介して取得した印刷媒体のサイズや縁の設定に応じた上述の各種の画像処理を施し、USBI/F352を介してプリンターに処理後の画像データを送信することができる。
さらに、本発明は、プリンターに適用されてもよい。印刷対象の画像データに対して、プリンターが備える操作部にてユーザーが選択した印刷媒体のサイズに応じて、上述した各種の画像処理を施した後、印刷を実行してもよい。また、RAW現像機能を備えたプリンターにおいては、RAW現像を行う段階で印刷媒体のサイズをユーザーに選択させるGUIをプリンターが備えていることが特徴である。
さらに、本発明は、スキャナーに適用することもできる。スキャナーが備える操作部を介してユーザーが選択した印刷媒体のサイズに応じて、読み込まれた画像データに対する上述の各種の画像処理が施すようにしてもよい。なお、読み込む画像のサイズと、ユーザーが選択した印刷媒体のサイズとに応じて、読み込み解像度を変更してもよい。例えばLサイズやKサイズなどの小さいサイズの印刷媒体に印刷する予定の画像を高解像度で読み取ると、縮小処理の際に折り返し歪みなどが発生する可能性があるため、300dpi〜360dpi程度の解像度を有する画像データとして読み取るようにする。
1:パーソナルコンピューター、10:CPU、11:ROM、12:RAM、14:USBI/F、15:ディスプレイI/F、30:HDD、30a:RAW画像データ、20:制御部、21:画像処理プログラム、21a:画像データ取得部、21b:印刷設定取得部、21c:色変換処理部、21d:ノイズ調整部、21e:印刷指示部、30a:画像データ、50:プリンター、61:プレビュー画像領域、62:ドロップダウンリスト、162:ドロップダウンリスト、163:チェックボックス、164:ボタン、2:デジタルカメラ、211:光学系、212:イメージセンサー、213:AFE部、214:画像処理部、215:圧縮部、216:外部記憶部、217:リムーバブルメモリー、218:表示部、219:操作部、220:制御部、221:CPU、222:フラッシュメモリー、223:RAM、230:USBI/F、3:フォトビューワー、320:制御部、321:画像処理プログラム、330:リムーバブルメモリー、330aJPEG画像データ、340:HDD、350:電源スイッチ、351:操作部、352:USBI/F、353:メモリーI/F、354:表示部。

Claims (6)

  1. 第一の画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記第一の画像データを印刷する予定の印刷媒体のサイズ及び縁の有無を取得する印刷設定取得手段と、
    前記第一の画像データにおいて、明度が所定の第一の閾値以上の画素の色を、前記印刷媒体のサイズが第一のサイズである場合に、前記印刷媒体のサイズが前記第一のサイズよりも小さい第二のサイズである場合よりも明度の低い色に変換して第二の画像データを生成する色変換処理手段と、
    前記第二の画像データを印刷するように指示する印刷指示手段と、
    を備え、
    前記色変換処理手段は、前記縁の有無に関する印刷設定において縁有りが選択されている場合は、縁なしが選択されている場合よりも、前記第一の閾値以上の明度の画素の色をより明度の低い色に変換する画像処理装置。
  2. 前記色変換処理手段は、前記第一の画像データ全体を印刷した場合における所定の第二の閾値以上の明度の画素の占める面積が、第三の画像データ全体を印刷した場合における前記第二の閾値以上の明度の画素の占める面積よりも大きい場合に、前記第二の閾値以上の明度の画素の色をより明度の低い色に変換する、
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記印刷媒体のサイズが前記第一のサイズである場合に、前記印刷媒体のサイズが前記第二のサイズである場合よりも、画像データ内のノイズ成分が増加するように前記第二の画像データを調整するノイズ調整手段を備える、
    請求項1または請求項に記載の画像処理装置。
  4. 色変換処理手段は、前記印刷媒体のサイズが前記第一のサイズである場合に、前記印刷媒体のサイズが前記二のサイズである場合よりも、画像データ内のノイズ成分が増加するように調整して第二の画像データを生成する、
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 第一の画像データを取得する画像データ取得工程と、
    前記第一の画像データを印刷する予定の印刷媒体のサイズ及び縁の有無を取得する印刷設定取得工程と、
    前記第一の画像データにおいて、明度が所定の第一の閾値以上の画素の色を、前記印刷媒体のサイズが第一のサイズである場合に、前記印刷媒体のサイズが前記第一のサイズよりも小さい第二のサイズである場合よりも明度の低い色に変換して第二の画像データを生成する色変換処理工程と、
    前記第二の画像データを印刷するように指示する印刷指示工程と、
    を含み、
    前記色変換処理工程は、前記縁の有無に関する印刷設定において縁有りが選択されている場合は、縁なしが選択されている場合よりも、前記第一の閾値以上の明度の画素の色をより明度の低い色に変換する画像処理方法。
  6. 第一の画像データを取得する画像データ取得機能と、
    前記第一の画像データを印刷する予定の印刷媒体のサイズ及び縁の有無を取得する印刷設定取得機能と、
    前記第一の画像データにおいて、明度が所定の第一の閾値以上の画素の色を、前記印刷媒体のサイズが第一のサイズである場合に、前記印刷媒体のサイズが前記第一のサイズよりも小さい第二のサイズである場合よりも明度の低い色に変換して第二の画像データを生成する色変換処理機能と、
    前記第二の画像データを、印刷するように指示する印刷指示機能と、
    をコンピューターに実現させ、
    前記色変換処理機能は、前記縁の有無に関する印刷設定において縁有りが選択されている場合は、縁なしが選択されている場合よりも、前記第一の閾値以上の明度の画素の色をより明度の低い色に変換する画像処理プログラム。
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