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JP5355142B2 - 石炭灰の搬送方法および搬送装置 - Google Patents
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JP5355142B2 - 石炭灰の搬送方法および搬送装置 - Google Patents

石炭灰の搬送方法および搬送装置 Download PDF

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Description

この発明は、火力発電所から排出される石炭灰を水上の灰捨場へ搬送する搬送方法および搬送装置に関する。
火力発電所から排出される石炭灰は、公有水面等の埋め立てに用いられている。従来から石炭灰を護岸側から埋め立てるようにした技術は知られている(例えば、特許文献1参照。)。他の火力発電所から排出された石炭灰を埋立てに用いる場合は、石炭灰を船舶によって別の火力発電所の近くまで海上輸送し、船舶を桟橋に定着させた状態で石炭灰をトラックに移し替えた後、トラックにより陸地に隣接した所定の場所に輸送している。
特開2006−249794号公報
しかし、石炭灰を陸地側から埋め立てる場合は、石炭灰を投入する場所が限定され、石炭灰を周囲にまんべんなく投入することができない。また、上述したように、他の火力発電所から排出された石炭灰を船舶によって特定の埋立地の近くまで運搬することが行われており、この場合、沖合から石炭灰を投入すれば広い範囲にわたる埋立てが可能となるが、沿岸に近い海上は波が高く、船舶を沿岸に近づけた状態で船舶から石炭灰を灰捨場内へ投入することは危険が伴い、実現が難しい。したがって、船舶を用いることなく石炭灰を陸地から離れた灰捨場内へ容易に搬送できる技術の開発が望まれる。
そこでこの発明は、船舶を用いることなく、石炭灰を陸地から離れた水上の灰捨場内へ容易に搬送することが可能な石炭灰の搬送方法および搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、火力発電所からの乾燥した石炭灰を、灰ピットの下り傾斜面に投入し、前記灰ピットに投入された前記石炭灰を、第一のポンプに接続され、前記下り傾斜面の外縁に沿って延びる給水管の軸方向に所定の間隔をもって取付けられている給水ノズルから前記下り傾斜面に向けて噴射される水の流れによって泥状にして灰ピットの下流側端部に形成されたポンプピットへ押し流し、前記ポンプピットに流入した前記水と混合した泥状の前記石炭灰を第二のポンプによって吸い上げ、前記第二のポンプから吐出される前記水と混合した泥状の前記石炭灰を灰捨場内の水面に沿って配設された灰搬送管を介して前記灰捨場内の所定の位置に供給する、ことを特徴とする石炭灰の搬送方法である。
この発明によれば、灰ピットに投入された石炭灰は、水の流れによってポンプピットへ押し流されることにより、水と混合し泥状となってポンプピットに流入する。その後、ポンプピットへ流入した泥状の石炭灰は、第二のポンプによって吸い上げられ、灰捨場内の水面に沿って配設される灰搬送管を介して灰捨場内の所定の位置に供給される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の石炭灰の搬送方法において、前記石炭灰を前記ポンプピットへ押し流す水は、前記第一のポンプによって汲み上げられる前記灰捨場内の水であることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の石炭灰の搬送方法において、前記灰捨場は、外海と仕切られていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、火力発電所からの乾燥した石炭灰が投入される下り傾斜面を有する灰ピットと、前記灰ピットに前記石炭灰を押し流すための水を供給する第一のポンプと、前記第一のポンプに接続され、前記下り傾斜面の外縁に沿って延びる給水管の軸方向に所定の間隔をもって取付けられ、前記下り傾斜面に向けて前記水を噴射する給水ノズルと、前記灰ピットの下流側端部に形成され前記水の流れによって泥状にして押し流された前記水と混合した泥状の前記石炭灰が集合するポンプピットと、前記ポンプピットに流入した前記水と混合した泥状の前記石炭灰を吸い上げる第二のポンプと、前記第二のポンプから吐出される前記水と混合した泥状の前記石炭灰を灰捨場内の水面に沿って該灰捨場内の所定の位置に供給する灰搬送管と、を備えたことを特徴とする石炭灰の搬送装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の石炭灰の搬送装置において、前記灰搬送管は、前記灰捨場内の水面に浮かぶフロートによって支持されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の石炭灰の搬送装置において、前記灰搬送管の下流端側は、水平方向に移動可能であることを特徴としている。
請求項1および請求項4に記載の発明によれば、石炭灰を第一のポンプから供給される水で押し流すことにより、石炭灰と水とが混合して石炭灰を泥状とすることができる。そのため、石炭灰を第二のポンプと灰搬送管を利用して搬送することが可能となり、石炭灰を陸地から離れた水上の灰捨場内に容易に搬送することができる。これにより、石炭灰による沖合からの埋め立てが可能となり、石炭灰を広い範囲にわたって灰捨場内に供給することができる。また、石炭灰の搬送に船舶を用いる必要がないので、高波による危険が伴うこともなく、埋立て作業の安全性を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、石炭灰をポンプピットへ押し流す水として、灰捨場内の水を使用しているので、上水道の水を利用する場合に比べて、石炭灰の埋立て費用を低減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、灰捨場は外海と仕切られているので、外海との遮水性が向上し、気象条件が悪い場合でも、石炭灰の灰捨場内への供給が容易となる。
請求項5に記載の発明によれば、灰搬送管を水面に浮かぶフロートによって支持するようにしているので、灰搬送管を水底から支持する場合に比べて、支持構造が著しく簡素化することができ、搬送装置の建設費用を低減することができる。
請求項6に記載の発明によれば、灰搬送管の下流端側が水平方向に移動可能となっているので、水面上から石炭灰の供給方向を自由に変えることができる。
本発明の実施の形態1に係わる石炭灰の搬送装置の概要図である。 図1の装置の拡大平面図である。 図1の装置における灰ピットの拡大平面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 図3のポンプピットの拡大平面図である。 図1の装置を用いた石炭灰の灰ピットへの投入状態を示す断面図である。 図1の装置における灰搬送管の支持状態を示す平面図である。 図1の装置における灰搬送管の支持状態を示す断面図である。 図7のフロートの拡大平面図である。 図7のフロートによる灰搬送管の支持状態を示す拡大断面図である。 図10のフロートの保持構造を示す分解図である。 図7の灰搬送管の拡大正面図である。 図12の灰搬送管におけるフランジの拡大正面図である。
つぎに、この発明の実施の形態について図面を用いて詳しく説明する。
図1ないし図13は、この発明の実施の形態を示している。図1に示すように、陸地1側には、外海S1に向けて直線状に延びる桟橋2が形成されている。陸地1側には、火力発電所から排出された石炭灰Cを遮水構造体3によって外海S1と仕切られた灰捨場S2内の所定の位置まで搬送する搬送装置10が設けられている。搬送装置10は、主として灰ピット11と、ポンプピット12と、第一のポンプとしての水中ポンプ16と、第二のポンプとしてのサンドポンプ19と、灰搬送管21とを有している。
灰ピット11は、陸地1から外海S1側に突出しており、内海である灰捨場S2内の一部を埋め立てることにより形成されている。灰ピット11は、石炭灰Cが投入される灰ピット本体11aと、トラック(貨物車両)5が停車する停車場11eを有している。図4に示すように、灰ピット本体11aは、第一の傾斜部11bと、第二の傾斜部11cと、底部11dから構成されている。第一の傾斜部11bは、底部11dに向かって下りとなる傾斜面に形成されている。第二の傾斜部11cは、第一の傾斜部11bと対向するように位置しており、底部11dに向かって下りとなる傾斜面に形成されている。底部11dは、第一の傾斜部11bと第二の傾斜部11cとの間に位置しており、灰捨場S2側にいくにつれて下りとなる傾斜面に形成されている。
灰ピット本体11aには、後述するように、石炭灰Cを押し流すための水W1が供給されるようになっている。石炭灰Cを押し流す水W1としては、灰捨場S2内の水が使用される。灰ピット本体11aにおける底部11dの下流側端部には、ポンプピット12が形成されている。ポンプピット12は、底部11dから流れてきた石炭灰Cおよび水W1を一時的に貯留する場所であり、底部11dよりも低い位置に形成されている。図5に示すように、ポンプピット12は、平面形状が四角形になっており、外周壁14が鉄骨材で補強されている。ポンプピット12は、仕切り板14aによって第一のピット12aと第二のピット12bに区画されている。第一のピット12aには、第一のポンプとしての水中ポンプ16が配設されている。水中ポンプ16は、電力供給によって駆動する電動機とポンプを内蔵しており、電動機によってポンプを駆動することにより、汲み上げた水W1を後述する給水管17へ供給する機能を有している。
ポンプピット12には、水W1を第一のピット12a内に導く導水管15が接続されている。導水管15の下流側は、第一のピット12aに配設された水中ポンプ16の吸込口に接続されている。導水管15は、第一のピット12aから灰捨場S2に向かって延びており、上流端は灰捨場S2に向けて開口している。水中ポンプ16の吐出口には、導水管15からの水W1を灰ピット本体11a側に供給する給水管17が接続されている。図3に示すように、給水管17は、灰ピット本体11aにおける第一の傾斜部11bの外縁に沿って延びている。給水管17には、灰ピット本体11aへ水W1を供給する複数の給水ノズル17aが取付けられている。給水ノズル17aは、給水管17の軸方向に所定の間隔をもって取付けられている。各給水ノズル17aは、灰ピット本体11aの第一の傾斜部11bに向けて水W1を噴射するようになっている。
灰ピット本体11aの第一の傾斜部11bは、トラック5からの石炭灰Cが落下する部位であり、第一の傾斜部11bに落下した石炭灰Cは底部11dに移動するようになっている。第一の傾斜部11bに残留している石炭灰Cは、各給水ノズル17aから噴射される水W1によって、底部11dに押し流されるようになっている。第一の傾斜部11bの上端部近傍には、停車場11eに停車したトラック5の後退を規制する車止め18が設けられている。車止め18は、給水管17よりも外側(停車場11e側)に配置することにより、給水管17がトラック5のタイヤによって押し潰されることが防止されている。
ポンプピット12の第二のピット12bには、灰ピット本体11aに投入され水W1によって押し流された石炭灰Cが集合するようになっている。第二のピット12bの上部は、底部11d側に開口しており、第二のピット12bの開口部の高さは、灰ピット本体11aの底部11dの上面よりも若干低くなっており、灰ピット本体11aの底部11dに移動した石炭灰Cは、水W1に押し流されて第二のピット12bに流入するようになっている。第二のピット12bには、第二のポンプとしてのサンドポンプ19が配設されている。サンドポンプ19の吸込み口は、第二のピット12bに開口している。サンドポンプ19は、電力供給によって駆動する電動機とポンプを内蔵しており、電動機によってポンプを駆動することにより、吸込んだ水W1および石炭灰Cを後述する灰搬送管21へ供給する機能を有している。
図5に示すように、サンドポンプ19の吐出口には、灰搬送管21の一端部が接続されている。灰搬送管21は、図8に示すように、灰捨場S2の水面S2aに沿って配設されており、灰搬送管21は外海S1と灰捨場S2を仕切る遮水構造体3の近くまで延びている。図12および図13に示すように、灰搬送管21は円筒状をした鋼管21aとフランジ21bから構成されており、フランジ21bは鋼管21aの軸方向両端に取付けられている。フランジ21bには、締結用のボルト(図示略)が挿通される複数の連結穴21cが形成されている。灰搬送管21の端部には、図7に示すように、灰搬送管21の連結部に屈曲性を持たせるためのスリーブ23が取付けられている。スリーブ23は、あらゆる方向に屈曲可能な筒状のゴム部材から構成されている。搬送装置10は、灰搬送管21を軸方向に直列に複数連結することにより、第二のピット12b内の石炭灰Cを灰捨場S2内の沖合まで搬送することが可能となっている。
灰搬送管21は、図7および図8に示すように、灰捨場S2の水面S2aに浮かぶ複数のフロート22によって支持されている。フロート22は、一対のフロート本体22aと、連結フレーム22cとを有している。フロート本体22aは、例えば発泡スチロールなどの比重の小さな軽量部材から構成されている。フロート本体22aは、外形が略俵形に形成されている。各フロート本体22aの外周には、二本の金属製のバンド22bが巻きつけられている。各バンド22bは、連結板22dを介して連結されている。一対のフロート本体22aは、各バンド22bと接続可能な連結フレーム22cを介して水平方向に連結されている。図11に示すように、連結フレーム22cの上面には、灰搬送管21を受け止める円弧状の受け溝22c1が形成されている。
連結フレーム22cの上面には、灰搬送管21が載せられている。灰搬送管21は、ボルト22fにより連結フレーム22cに螺合されるクランプ22eによって受け溝22c1に押し付けられており、これによって灰搬送管21は連結フレーム22cに保持されている。図8に示すように、フロート22は、二本のワイヤロープ25を介して灰捨場S2内の水底Gに設置された2つのアンカーブロック24に連結されている。ワイヤロープ25の上端は、図10に示すように、各フロート本体22aの下面側に設けられた連結具22gに連結されている。各ワイヤロープ25の下端は、フロート22に対して左右に所定の距離をおいて設置されたアンカーブロック24に連結されている。すなわち、各ワイヤロープ25は、フロート22から左右方向に離れるように灰捨場S2内の水底Gに向かって延びており、これによって、フロート22は灰搬送管21の軸方向と直交する方向への位置ずれが防止されている。
灰搬送管21の下流端側は、水平方向に移動可能となっている。上述したように、各灰搬送管21は、屈曲性を有するスリーブ23を介して接続されていることから、上流側に位置する灰搬送管21に対して、下流端に近い数本の灰搬送管21を水平方向(矢印F方向)に移動させることが可能となっている。下流端側の灰搬送管21を水平方向に移動させることにより、灰搬送管21からの石炭灰Cの供給出位置を変えることができ、石炭灰Cを広い範囲で灰捨場S2内に供給することが可能となる。また、搬送管21の下流端の近傍に、石炭灰Cが衝突可能な邪魔板(図示略)を配置することにより、石炭灰Cの灰捨場S2内への供給方向を変えることが可能となる。
つぎに、図1の搬送装置10を用いた石炭灰の搬送方法について説明する。
図1に示すように、船舶4によって他の火力発電所から運搬されてきた石炭灰Cは、桟橋2の近傍で船舶4から搬出され、トラック5に載せられる。その後、トラック5は灰ピット11に向かって走行し、停車場11eに到着する。そして、トラック5は、停車場11eに停止した状態で荷台を傾倒させることにより、積載した石炭灰Cを灰ピット本体11aに投入する。トラック5からの石炭灰Cが落下する第一の傾斜部11bは、底部11dに向かって下りとなる傾斜面に形成されているので、落下した石炭灰Cは自重によって底部11d側にずれ落ちる。
石炭灰Cの灰ピット本体11aへの投入が終了すると、水中ポンプ16が起動し、灰捨場S2内の水W1が導水管15を介して水中ポンプ16に導かれる。水中ポンプ16は、導水管15からの水W1を給水管17に圧送するので、図6に示すように、給水管17の各給水ノズル17aからは第一の傾斜部11bに向けて水W1が噴射され、第一の傾斜部11bに残留している石炭灰Cが底部11d側に押し流される。そして、底部11dは、灰捨場S2側にいくにつれて下りとなる傾斜面に形成されているので、図3に示すように、底部11dに位置する石炭灰Cは水W1によってポンプピット12に向けて押し流される。これにより、底部11dに位置する石炭灰Cは、底部11dに供給された水W1の移動に伴って第二のピット12bに流入する。
第二のピット12bに石炭灰Cが流入すると、サンドポンプ19の起動により第二のピット12b内の石炭灰Cは灰搬送管21に向けて供給される。ここで、第二のピット12bに貯留された石炭灰Cは、水W1と混合されており泥状となっているので、サンドポンプ19による搬送が可能となる。すなわち、石炭灰Cは、火力発電所から排出された状態では乾燥しており、ポンプによる搬送は不可能であるが、水W1と混合することにより泥状に近い状態となるので、水中ポンプ16と同様の機能を有するサンドポンプ19による搬送が可能となる。
灰搬送管21は、灰捨場S2内の水面S2aに沿って配設されているので、灰搬送管21は全長にわたってほぼ水平となる。したがって、灰搬送管21に圧送された石炭灰Cは、灰捨場S2内の沖合まで円滑に搬送され、灰搬送管21の下流端部から灰捨場S2内に供給される。ここで、石炭灰Cを同じ位置に供給し続けると、石炭灰Cが一ヶ所に集中して堆積することになるので、定期的にアンカーブロック24による灰搬送管21の固定位置を変えることが必要となる。灰搬送管21の下流端側は、水平方向に移動可能となっているので、灰搬送管21からの石炭灰Cの供給位置を変えることができ、石炭灰Cを広い範囲で灰捨場S2内に供給することが可能となる。
このように、石炭灰Cを水中ポンプ16から供給される水W1で押し流すことにより泥状とすることができるので、石炭灰Cをサンドポンプ19と灰搬送管21を利用して搬送することが可能となり、石炭灰Cを陸地1から離れた灰捨場S2の沖合に容易に搬送することができる。これにより、石炭灰Cによる沖合から埋め立てが可能となり、広い範囲にわたって石炭灰Cを灰捨場S2内に投入することができる。そして、石炭灰Cの搬送に船舶を用いる必要がないので、高波による危険が伴うこともなく、埋立て作業の安全性を確保することができる。
また、石炭灰Cをポンプピット12へ押し流す水W1として、灰捨場S2内の水を使用しているので、上水道の水を利用する場合に比べて、石炭灰Cの埋立て費用を低減することができる。さらに、灰捨場S2は遮水構造体3によって外海S1と仕切られているので、外海S1との遮水性が向上し、気象条件が悪い場合でも灰捨場S2内は比較的穏やかな状態を維持することができ、石炭灰Cの灰捨場S2内への投入が容易となる。
さらに、灰搬送管21を灰捨場S2内の水面S2aに浮かぶフロート22によって支持するようにしているので、灰捨場S2の水底Gに基礎を有する構築物で灰搬送管21を支持する場合に比べて、支持構造を著しく簡素化することができ、搬送装置1の建設費用を低減することができる。
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、第一のポンプとして水中ポンプ16を使用し、第二のポンプとしてサンドポンプ19を使用する構成としたが、必要とする機能を有するものであれば、これ以外の種類のポンプを使用する構成としてもよい。
1 陸地
2 桟橋
3 遮水構造体
4 船舶
5 トラック
10 搬送装置
11 灰ピット
11a 灰ピット本体
12 ポンプピット
15 導水管
16 水中ポンプ(第一のポンプ)
17 給水管
19 サンドポンプ(第二のポンプ)
21 灰搬送管
22 フロート
24 アンカーブロック
25 ワイヤロープ
C 石炭灰
S1 外海
S2 灰捨場
S2a 水面

Claims (6)

  1. 火力発電所からの乾燥した石炭灰を、灰ピットの下り傾斜面に投入し、前記灰ピットに投入された前記石炭灰を、第一のポンプに接続され、前記下り傾斜面の外縁に沿って延びる給水管の軸方向に所定の間隔をもって取付けられている給水ノズルから前記下り傾斜面に向けて噴射される水の流れによって泥状にして灰ピットの下流側端部に形成されたポンプピットへ押し流し、前記ポンプピットに流入した前記水と混合した泥状の前記石炭灰を第二のポンプによって吸い上げ、前記第二のポンプから吐出される前記水と混合した泥状の前記石炭灰を灰捨場内の水面に沿って配設された灰搬送管を介して前記灰捨場内の所定の位置に供給する、ことを特徴とする石炭灰の搬送方法。
  2. 前記石炭灰を前記ポンプピットへ押し流す水は、前記第一のポンプによって汲み上げられる前記灰捨場内の水であることを特徴とする請求項1に記載の石炭灰の搬送方法。
  3. 前記灰捨場は、外海と仕切られていることを特徴とする請求項1または2に記載の石炭灰の搬送方法。
  4. 火力発電所からの乾燥した石炭灰が投入される下り傾斜面を有する灰ピットと、
    前記灰ピットに前記石炭灰を押し流すための水を供給する第一のポンプと、
    前記第一のポンプに接続され、前記下り傾斜面の外縁に沿って延びる給水管の軸方向に所定の間隔をもって取付けられ、前記下り傾斜面に向けて前記水を噴射する給水ノズルと、
    前記灰ピットの下流側端部に形成され前記水の流れによって泥状にして押し流された前記水と混合した泥状の前記石炭灰が集合するポンプピットと、
    前記ポンプピットに流入した前記水と混合した泥状の前記石炭灰を吸い上げる第二のポンプと、
    前記第二のポンプから吐出される前記水と混合した泥状の前記石炭灰を灰捨場内の水面に沿って該灰捨場内の所定の位置に供給する灰搬送管と、
    を備えたことを特徴とする石炭灰の搬送装置。
  5. 前記灰搬送管は、前記灰捨場内の水面に浮かぶフロートによって支持されていることを特徴とする請求項4に記載の石炭灰の搬送装置。
  6. 前記灰搬送管の下流端側は、水平方向に移動可能であることを特徴とする請求項4または5に記載の石炭灰の搬送装置。
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