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JP5355482B2 - がいし装置 - Google Patents
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本発明は、長幹がいしや支持がいしとして使用する場合に適したがいし装置に関し、特に磁器体の端部に角度調整可能な機構を設けたがいし装置に関する。
長幹がいしは、多数のかさが直線状に積層された磁器体を有し、その両端に連結金具を備えたものであり、その基本的な構成はJIS C 3816に定められている。図7は、この例を示したものであり、長幹がいし51は、複数のかさ52(この例では10個)が直線的に積層された中実傘付の磁器体53の両端に連結金具54を備えたものである。
この連結金具54による連結方法としては、クレビス・タング連結やボールソケット連結があり、図においては、クレビス・タング連結が示され、磁器体53の端部にキャップ55が固装され、このキャップ55の先端部に所定の間隔を開けて対向する対をなすクレビス56が立設されている。このクレビス56には、図示しないコッタを挿入する横孔57が形成され、長幹がいしの上端部は図示しないタングを介して送電用の鉄塔の支持アーム等に吊持され、また、下端部は図示しないタングを介して、送電線を吊持している。
このような、長幹がいしは、キャップ55が、磁器体53の端部にセメントなどの接着剤を介して固装されているため、対をなすクレビス間の隙間の形成方向(対をなす2つのクレビスを通る直線に対して直交する方向)が常に固定されていることから、取付け場所や取付け方法によっては、タングとの角度が合わず、連結が出来なくなることがある。
このため、従来においては、磁器体の端部に取り付けられた連結金具(クレビス)とタングとの間に架線金具(直角クレビス、直角アイ、Uクレビス等)を介在させ、連結角度を変化させることで、連結状態を形成するようにしていた。しかし、このような従来のやり方では、がいしの取付段階で行われる角度修正作業が大掛かりとなり、時間と手間を要する上に、予め架線金物を用意しておかなければならない不都合がある。また、碍子を取り付ける場合には、がいしマークを上向きに取り付けているが、従来の作業では、向きを間違えた場合には、碍子を一旦取り外して取付けなおす必要があった。
このような不都合に対応するために、特許文献1に示される支持碍子の構成を利用することも考えられる。この特許文献1に示される支持碍子は、ジャンパー線の振れ止めのために使用されるジャンパー線支持碍子であり、送配電線の水平引き込み角に応じてジャンパー線を適正角度に把持すると共に、その装着作業を容易に行うために、碍子本体(磁器体)の一端部に設置側連結金具を嵌合固定し、他端部に課電側連結金具を介してジャンパー線把持用の把持金具を取付け、設置側の連結金具のフランジ部に、碍子本体の取付角度を調節するための長孔を形成し、また、課電側連結金具にも把持金具の取付角度を調節する長孔を形成するようにしたものである。
実開平5−6553号公報
しかしながら、このような構成においては、フランジ部や課電側連結金具に角度調整用の長孔が周方向に形成されるものであるが、フランジ部や課電側連結金具の強度を確保するために、非孔部を形成する必要があり、長孔を十分な長さに形成することができない(上述の例では、回転角度を45度程度しか確保することができない)。このため、これ以上の角度修正が必要となる場合には、全てのボルトを長孔から取り外し、隣りの長孔に嵌め変える等の作業が必要となり、高所での作業はやりにくく、また、煩わしいものであった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、磁器体の端部に設けられる連結機構を磁器体の端部の軸に対して全周に亘って容易に回転修正できるようにすることで、がいしの取付作業の効率を向上させることができるがいし装置を提供することを主たる課題としている。
前記課題を解決するために、本発明にかかるがいし装置は、磁器体の軸方向の少なくとも一方の端部に固装され、中心に固装孔が形成されると共に前記固装孔の周囲に周方向で等間隔に配された多数の螺子孔が形成されたキャップと、連結機構を具備する基盤部を有し、この基盤部の中心に貫通孔を形成すると共に前記貫通孔の周囲に周方向で等間隔に配された複数のボルト挿通孔を形成した回転体と、 前記回転体の前記貫通孔より大径の頭部と前記回転体の前記貫通孔より小径の円柱部とを有し、前記回転体の前記貫通孔に前記円柱部が緩く挿通されると共に前記頭部が前記回転体に係止され、前記円柱部の先端が前記キャップに形成された前記固装孔に固装される連結杆と、前記回転体の複数のボルト挿通孔に挿通され、その先端が前記キャップの選択された前記螺子孔に螺合される固定ボルトとを具備することを特徴としている。
したがって、がいし装置の送電鉄塔の支持アーム等への取付時において、連結機構の角度が合わない場合は、複数の固定ボルトをキャップの螺子孔から外して、回転体を連結杆を中心に回転可能な状態とし、回転体を適宜な角度に回転させた後に、固定ボルトをこれに近いキャップの螺子孔に螺合すれば、架線金具(直角クレビス、直角アイ、Uクレビス等)を用いなくても被接続部材との連結が可能となる。したがって、このような構成によれば、回転体を連結杆と係止しつつ360度の範囲で回転させることが可能となるので、所望の位置での回転体の固定が可能となり、スムーズな連結作業が可能となる。
ここで、がいし装置は、磁器体を中実状の笠付磁器体とし、キャップを磁器体の両端部に設け、それぞれのキャップに前記回転体、前記連結杆、及び前記固定ボルトを設けるようにしてもよい。
また、前記連結機構は、がいし装置を長幹がいしとして構成する場合には、回転体の基盤部のキャップと対峙する面と反対側の面に所定の間隔を開けて立設された対をなすクレビスと、このクレビスに形成された孔に挿嵌されるコッタとを有して構成するようにしてもよく、また、がいし装置を支持がいしとして構成する場合には、回転体の基盤部に形成されたフランジ部と、このフランジ部に形成されたボルト挿通孔を介して挿通させるボルトと、このボルトに螺合するナットとを有して構成するようにしてもよい。
また、45度単位で周方向の位置を調節可能とするために、前記キャップに設けられる前記螺子孔を、周方向に45度の間隔で8箇所に形成し、前記回転体に設けられるボルト挿通孔を、例えば、周方向に180度の間隔で2箇所に形成するとよい。
以上述べたように、本発明のがいし装置によれば、磁器体の軸方向の少なくとも一方の端部に固装されるキャップと、連結機構を具備する基盤部を有する回転体とを備え、キャップの中心に固装孔を形成すると共に固装孔の周囲に周方向で等間隔に配された多数の螺子孔を形成し、また、回転体の基盤部の中心に貫通孔を形成すると共にこの貫通孔の周囲に周方向で等間隔に配された複数のボルト挿通孔を形成し、連結杆を回転体に係止可能に貫通孔に緩く挿通し、その先端をキャップに形成された固装孔に固装し、また、固定ボルトを回転体のボルト挿通孔に挿通して、その先端を選択された螺子孔に螺合するようにしたので、回転体を回転させることで連結機構を被接続部材との連結に適した角度へ変更でき、架線金具を用いることなく連結することが可能となる。
また、がいしマークの向きが間違って取り付けられた場合でも、磁器体を回転体に対して回転させることで簡単に修正することが可能となる。さらに、回転体と磁器体に取り付けられたキャップとは、連結杆により係止可能に繋がれているため、作業時に分離して落下することがなくなり、作業し易いものとなる。
図1は、本発明に係るがいし装置の正面図である。 図2は、図1のがいし装置の平面図である。 図3は、図1のがいし装置の上端部を示す図であり、図1の回転体を90度回転させた状態を示す図である。 図4は、図1のがいし装置の上端部を示す拡大半断面図である。 図5は、図4に示すがいし装置を上方から見た平面図である。 図6は、本発明に係るがいし装置の他の例を示す上端部の拡大半断面図である。 従来の長幹がいしを示す図であり、(a)はその正面図であり、(b)はその側面図であり、(c)はその平面図である。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1乃至図3において、本発明に係るがいし装置1の第1の実施例が示されている。この例において、がいし装置1は、長幹がいしとして用いられるもので、多数のかさ部2(この例では10個のかさ部)が軸方向に直線的に一体に積層された中実状の傘付磁器体(以下、磁器体3という)と、その両端に固装されたキャップ5とを備え、この両端に設けられたキャップ5に連結機構を備えた回転体6を連結して構成されている。
キャップ5は、金属製であり、図4に示されるように、磁器体3と対峙する側が開口された中空状のもので、断面円形の周壁部5aと天板5bとにより形成され、磁器体3の端部に被せられ、この端部に接着剤となるセメント7を介して固装されている。このキャップ5の天板5bは、平坦に形成され、その中心に下記する連結杆18が挿入されて固装される固装孔10が形成され、また、この固装孔10の周囲に、周方向で等間隔に配された多数の螺子孔11が形成されている。この例では周方向に円周角にして45度の間隔で等間隔に8個の螺子孔11が形成されている。
これに対して、回転体6は、金属製であり、図5にも示されるように、円形の基盤部12と、この基盤部12の上面に設けられた一対のクレビス13とを有して構成され、基盤部12には、その中心に下記する連結杆18が挿通される貫通孔15が形成されると共にこの貫通孔15の周囲に周方向で等間隔に配された複数のボルト挿通孔16が形成されている。この例では、周方向に円周角にして180度の間隔で等間隔に2個のボルト挿通孔16が形成されている。
前記貫通孔15には、大径の頭部18aと、それより小径の円柱部18bとを有する連結杆18が挿通され、頭部18aは貫通孔15の径よりも大きく形成され、また円柱部18bは、貫通孔15の径よりも小さく形成されている。したがって、連結杆18は、その頭部18aが回転体6の基盤部12に係止可能となり、また、貫通孔15に対して相対的に回転可能に緩嵌されている。そして、連結杆18の貫通孔15から下方へ突出する突出端は、前記キャップ5の固装孔10に挿入され、カシメによって、又は、溶接によってキャップ5に固装されている。
前記ボルト挿通孔16には、固定ボルト22が挿通され、その先端はボルト挿通孔16より下方へ突出し、この突出した部分は、前記キャップ5の螺子孔11に螺合されている。この固定ボルト22の螺子孔11への螺合により、回転体6はキャップ5に対して周方向の位置が束縛された状態で固定される。また回転体6は、固定ボルト22の螺子孔11への螺合を解除することで、キャップ5に対して連結杆18を中心に回転可能となるが、連結杆18の頭部18aに係止されるため、完全に分離することはない。
したがって、上述したキャップ5と回転体6との連結構造により、回転体6に設けられた連結機構の角度を調整する角度調整手段8が構成されている。尚、回転体6がキャップ5と対峙する端部の径と、キャップ5が回転体6と対峙する端部の径とは、略同一となっており、また、回転体6とキャップ5とは、互いの軸心を一致させて連結杆18を介して組付けられており、固定ボルト22と螺子孔11との位置合わせが容易に行えるようになっている。
前記一対のクレビス13は、所定の間隔を開けて基盤部12から立設され、間にタング24を挿入可能とする隙間19が形成されている。また、一対のクレビス13は、横方向に穿設された横孔20を有し、この横孔20に挿嵌されるコッタ25と共に被連結部材(タング24)と連結する連結機構を構成している。したがって、一対のクレビス13間の隙間19にタング24を挿入し、クレビス13の横孔20とタング24に形成された横孔26とを整合させ、これら横孔20,26に横方向からコッタ25を挿入し、しかる後に割りピン27をコッタ25の径方向に設けられたピン留め孔に挿入することでクレビス・タング連結が構成される。
以上の構成において、上述したがいし装置1を用いて鉄塔の支持アームに送電線を取り付ける場合を考えると、磁器体3の一方の端部に設けられた回転体6と送電線又は支持アームへの連結は容易に行うことができるが、磁器体3の他方の端部に設けられた回転体6との連結にあっては、取付け場所や取付け方法によっては、タングと連結するクレビス13の向きが合わなくなる場合が生じ、クレビス13の角度、即ち、クレビス間の隙間の形成方向(対をなす2つのクレビスを通る直線に対して直交する方向)を変える必要が出てくる。このような場合には、固定ボルト22を螺子孔11から外して、回転体6の周方向の束縛を解除し、回転体6を連結杆18を中心に周方向へ適宜回動させ、クレビス13の隙間19をタング24と連結しやすい方向に合わせる。そして、クレビス13の向きが定まった後に、固定ボルト22をこれに最も近い螺子孔11を選択して螺合すれば、回転体6とキャップ5とは、クレビス13とコッタ25とが連結しやすい位置関係で固定された状態となる。
このように、上述の構成によれば、回転体6とキャップ5との周方向の位置(相対的な回転方向の位置)を45度単位で自由に調整することができるため、磁器体3のがいしマークの向きの修正も容易となり、また、クレビス13とタング24との連結もスムーズに行うことが可能となる。
なお、上述の実施例1では、磁器体3の両端に上述した角度調整手段8を設けた例を示したが、磁器体3の一方の端部のみを上述した構成とすることで同様の作用効果を得るようにしてもよい。
また、上述の構成においては、固定ボルト22によって回転体6のキャップ5に対する周方向の角度を固定するようにしたが、角度を固定する必要がない場合には、固定ボルト22を取り付けずにフリーな状態として使用することも可能である。
図6において、本発明の第2の実施例が示されている。この実施例において、がいし装置1は、鉄塔の支持アーム等の支持体29に取り付けられる支持がいしとして用いられている。尚、第1の実施例と同一又は均等の部分は、同一の符号を付して、その説明を省略する。
この例において、磁器体3の上端部には、キャップ5が接着剤となるセメント7によって固装されている。このキャップ5には、その天板5bの中心に連結杆18が挿通されて固装される固装孔10と、この固装孔10の周囲に周方向で等間隔(例えば、45度の等角度)に螺子孔11が8個形成されている。
回転体6は、金属製であり、円形の基盤部12と、この基盤部12の上部周縁(キャップ5と対峙する側と反対側の端部周縁)に設けられたフランジ部6aとを有して構成され、前記基盤部12には、その中心に連結杆18が挿通される貫通孔15が形成されると共に前記貫通孔15の周囲に周方向で等間隔に配された複数のボルト挿通孔16が形成されている。この例では、周方向に円周角にして180度の間隔で2個のボルト挿通孔が形成されている。また、フランジ部6aには、支持体29に取り付けるボルト32を挿通させるボルト挿通孔30が複数形成されている。
前記貫通孔15には、大径の頭部18aと、それより小径の円柱部18bとを有する連結杆18が挿通され、前記頭部18aは貫通孔15の径よりも大きく形成され、また円柱部18bは、貫通孔15の径よりも小さく形成されている。したがって、連結杆18は、その頭部18aが回転体6の基盤部12に係止可能となり、また、貫通孔15に対して相対的に回転可能に緩嵌されている。そして、連結杆18の貫通孔15から下方へ突出する突出端は、前記キャップ5の固装孔10に挿入され、カシメによって、又は、溶接によってキャップ5に固装されている。
前記ボルト挿通孔16には、固定ボルト22が挿通され、その先端はボルト挿通孔16より下方へ突出し、この突出した部分は、前記キャップ5の螺子孔11に螺合されている。この固定ボルト22への螺子孔11への螺合により、回転体6はキャップ5に対して周方向の位置が束縛された状態で固定される。また回転体6は、固定ボルト22の螺子孔11への螺合を解除することで、キャップ5に対して連結杆18を中心に回転自由となるが、連結杆18の頭部18aに係止されるため、完全に分離することはない。
尚、この例においても、回転体6がキャップ5と対峙する端部の径と、キャップ5が回転体6と対峙する端部の径とは、略同一となっており、また、回転体6とキャップ5とは、互いの軸心を一致させて連結杆18を介して組付けられており、固定ボルト22と螺子孔11との位置合わせが容易に行えるようになっている。
そして、がいし装置1の支持体29(鉄塔の支持アーム等)への連結は、支持体29に設けられた挿通孔31を介して挿通されたボルト32を回転体6のフランジ部6aに形成されたボルト挿通孔30に挿通させ、挿通させたボルト32の先端部にナット33を螺合させて締付固定することで達成される。このフランジ部6a、ボルト32、及びナット33とによって、被連結部材(支持体29)と連結する連結機構が構成されている。
以上の構成において、がいし装置1の支持体29への取付は、回転体6のフランジ部6aを支持体29にボルト留めすることで行われるため、がいし本体3の取り付け場所や取り付け方法によっては、フランジ部6aのボルト挿通孔30にボルト32をうまく挿通できない状態が生じ得る。このような場合には、フランジ部6aを支持体29に取り付ける前に、固定ボルト22を螺子孔11から外して回転体6の周方向の束縛を解除し、回転体6を周方向に適宜回動させ、ボルト32がボルト挿通孔30に挿通しやすい位置まで動かす。そして、周方向の位置が定まった後に、固定ボルト22をこれに最も近い螺子孔11を選択して螺合すれば、回転体6とキャップ5とはボルト32がボルト挿通孔30に挿通しやすい位置関係で固定された状態となる。
また、上述の構成において、ボルト挿通孔16と対峙する支持体29の箇所に固定用ボルト22を通過させる穴35を形成し、回転体6を支持体29に固定した後でも、穴35を介して固定用ボルト22を螺子孔11に脱着させることで磁器体3の角度を変更可能としてもよい。
このように、上述の構成によれば、回転体6とキャップ5との周方向の位置(相対的な回転方向の位置)を45度単位で自由に設定することができるため、回転体6のフランジ部6aの支持体29への連結が容易となる。
尚、本がいし装置1の支持がいしへの利用は、上述した構成に限らず、ステーションポスト碍子等にも同様に利用可能である。
また、上述したそれぞれの構成においては、回転体6のキャップ5に対する周方向の位置が45度単位で調節可能となっているが、キャップ5に形成される螺子孔11の周方向の間隔をより小さくすることで(例えば、円周角で30度毎に螺子孔11を形成することで)、取付角度をより微調整できるようにしてもよい。また、上述の例では、回転体6をキャップ5に固定する固定ボルト22を180毎にキャップ5に螺合させる例を示したが、固定強度を高めるために、ボルト挿通孔16を3つ以上設け、3つ以上の固定ボルト22をキャップに螺合させるようにしてもよい。
1 がいし装置
2 かさ
3 磁器体
5 キャップ
6 回転体
8 角度調整手段
10 固装孔
11 螺子孔
13 クレビス
15 貫通孔
16 ボルト挿通孔
18 連結杆
22 固定ボルト
29 支持体
30 螺子孔
31 ボルト挿通孔
32 ボルト
33 ナット

Claims (5)

  1. 磁器体の軸方向の少なくとも一方の端部に固装され、中心に固装孔が形成されると共に前記固装孔の周囲に周方向で等間隔に配された多数の螺子孔が形成されたキャップと、
    連結機構を具備する基盤部を有し、この基盤部の中心に貫通孔を形成すると共に前記貫通孔の周囲に周方向で等間隔に配された複数のボルト挿通孔を形成した回転体と、
    前記回転体の前記貫通孔より大径の頭部と前記回転体の前記貫通孔より小径の円柱部とを有し、前記回転体の前記貫通孔に前記円柱部が緩く挿通されると共に前記頭部が前記回転体に係止され、前記円柱部の先端が前記キャップに形成された前記固装孔に固装される連結杆と、
    前記回転体の複数のボルト挿通孔に挿通され、その先端が前記キャップの選択された前記螺子孔に螺合される固定ボルトと
    を具備することを特徴とするがいし装置。
  2. 前記磁器体は、中実状の笠付磁器体であり、前記キャップは、前記磁器体の両端部に設けられ、それぞれのキャップに前記回転体、前記連結杆、及び前記固定ボルトが取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のがいし装置。
  3. 前記連結機構は、前記回転体の基盤部の前記キャップと対峙する面と反対側の面に所定の間隔を開けて立設された対をなすクレビスと、このクレビスに形成された孔に挿嵌されるコッタとを有して構成されることを特徴とする請求項1記載のがいし装置。
  4. 前記連結機構は、前記回転体の基盤部に形成されたフランジ部と、このフランジ部に形成されたボルト挿通孔を介して挿通させるボルトと、このボルトに螺合するナットとを有して構成されることを特徴とする請求項1記載のがいし装置。
  5. 前記キャップに設けられる前記螺子孔は、周方向に45度の間隔で8箇所に形成され、前記回転体に設けられる前記ボルト挿通孔は、周方向に180度の間隔で2箇所に形成されていることを特徴とする請求項1記載のがいし装置。
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