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JP5357619B2 - 通信障害検出システム - Google Patents
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Description

本発明は、端末装置が通信対象とVPN等の秘密通信ネットワークを介して接続される通信システムにおける通信障害を検出するための通信障害検出システムに関する。
従来、店舗、工場等の監視対象を遠隔の監視センタで監視するシステムにおいては、監視対象に設置された監視端末が監視センタと通信する。監視端末は、監視映像や、センサによって検出された警備関連の信号などを監視センタへと送信する。
近年、ネットワーク技術の発展を背景として、監視システムの通信回線としてブロードバンド回線を利用することが提案されている。ただし、送信されるデータが、監視映像や警備関連の信号といったように秘匿性の要求が高いデータであるため、通信のセキュリティについての要求レベルも高い。そこで、仮想的な専用線として機能するVPN(仮想プライベートネットワーク)を監視センタと監視端末の間に構築して、通信のセキュリティを確保することが提案されている(特許文献1)。
監視システムにVPNを適用する場合、監視センタにセンタ装置とVPNサーバを設け、VPNサーバを、監視対象の施設などの監視端末とVPNで接続することが考えられる。この場合、監視端末とVPNサーバの間にVPNトンネルが構築される。監視端末は、監視情報のパケットを暗号化し、VPNトンネルを通してVPNサーバに送る。VPNサーバは、監視情報のパケットを復号化し、監視センタ内の通信でセンタ装置へと送信する。センタ装置は、監視映像を管理したり、監視対象を警備するための機能を提供する。
このような監視システムにおいて、通信障害の検出には、疎通確認(Keep Alive)信号が好適に用いられる。監視端末は、定期的に疎通確認信号をVPNサーバに送り、VPNサーバから疎通確認信号に対する応答を受け取る。応答が無ければ、障害が発生したと判断される。
特開2006−203313号公報
しかしながら、上記のようなVPN利用型の監視システムにおいては、監視端末は、何らかの通信障害が発生してVPN通信ができないことは検出できるが、通信障害の原因は分からず、そのために復旧に時間を要するという問題がある。
この点に関し、VPNは、インターネットのような広域ネットワーク(WAN)上に構築される。また、監視対象の施設などにローカルネットワーク(LAN)が設置されている場合、監視端末を監視対象のLANに接続することが考えられる。この場合、監視端末は、監視対象のLANを通り、ゲートウエイからWANを介して監視センタと接続される。そして、LAN及びWAN上で、監視端末とVPNサーバとの間のVPN通信が行われる。
このようにVPN利用型の監視システムでは、LAN、WAN、VPNといった3種類のネットワークが複合的に機能する。この状況で、監視端末が疎通確認信号を送信しても応答が得られなかったとする。その場合、VPNサーバ等のVPN通信機能に通信障害が発生した可能性もあり、監視対象のLANにて通信障害が発生した可能性もあり、WAN関連の通信障害が発生した可能性もある。しかし、疎通確認信号だけを使っても、どのネットワークの機能が損なわれたかといった障害原因を判断することはできない。
監視システムは、警備等の役割も果たしており、システムの安全性や安定性に対する要求のレベルが高い。そのため、単に通信障害を検出するだけでなく、上記のような障害原因の判断についても適切な処理を行えるようにすることが特に望まれる。
上記では、VPN利用型の監視システムを取り上げて、本発明の背景について説明した。しかし、同様の問題は、監視システム以外でも生じ得るし、VPN以外でも生じ得る。すなわち、端末装置がLANを介してWANに接続され、秘密通信ネットワーク(上記の例ではVPN)を利用して通信を行う場合、3種類のネットワークが複合的に機能しているため、秘密通信ネットワーク上の疎通確認信号の送受信だけでは、通信障害の原因を判断できないという問題がある。
本発明は、上記背景の下でなされたものであり、その目的は、秘密通信ネットワークを利用する通信システムにおける通信障害の原因を判断するための好適な技術を提供することにある。
本発明は、端末装置が通信対象と秘密通信ネットワークを介して接続される通信システムにおける通信障害を検出するための通信障害検出システムであって、前記端末装置が端末側ローカルネットワークに接続され、前記端末側ローカルネットワークのゲートウエイから広域ネットワークを介して前記通信対象と接続されており、前記通信対象が、広域ネットワーク通信を行う広域ネットワークサーバと、前記広域ネットワーク上に前記秘密通信ネットワークを構築する秘密通信サーバとを有する。そして、端末装置が、前記秘密通信ネットワーク上で前記端末装置と前記通信対象の前記秘密通信サーバとの接続確認を行う第1接続確認部と、前記端末装置から前記ゲートウエイまでの前記端末側ローカルネットワーク内の接続確認を行う第2接続確認部と、前記広域ネットワーク上での前記端末装置と前記通信対象の前記広域ネットワークサーバとの接続確認を行う第3接続確認部と、前記第1、第2及び第3接続確認部による接続確認結果に基づいて、前記端末側ローカルネットワーク、前記広域ネットワーク及び前記秘密通信ネットワークのうちのどのネットワークの機能に障害があるかの障害原因判定を行う障害判定部と、を有する。
上記のように、本発明によれば、第1接続確認部が、秘密通信ネットワーク上での端末装置と通信対象の秘密通信サーバとの接続確認を行い、第2接続確認部が、端末装置からゲートウエイまでの端末側ローカルネットワーク内の接続確認を行い、第3接続確認部が、広域ネットワーク上での端末装置と通信対象の広域ネットワークサーバとの接続確認を行う。これらの接続確認結果から、どのネットワークの機能が損なわれたかといった障害原因の判断を行うことができる。
また、本発明では、前記端末装置は、前記障害判定部による判定結果を前記広域ネットワーク以外の経路で外部に通知してよい。この構成では、端末装置側で障害原因を判定し、外部へと判定結果を好適に通知することができる。
また、本発明では、前記障害判定部が前記端末装置の外部に設けられてよく、前記端末装置が前記第1、第2及び第3接続確認部の確認結果を前記広域ネットワーク以外の経路で前記障害判定部に提供してよい。この構成では、端末装置から接続確認結果を受け取って、外部で障害原因を好適に判定できる。
また、本発明では、前記第1接続確認部が、定期的に疎通確認信号を送受信することによって接続確認を行ってよく、前記第1接続確認部が前記疎通確認信号を受信できないときに、前記第2及び/又は第3接続確認部が接続確認を行ってよい。
この構成では、第1接続確認部が接続確認によって通信障害を検出したときに、第2、第3接続確認部により接続確認が行われ、確認結果から、秘密通信機能に障害が生じたのか、その他のネットワーク機能に障害が生じたかが分かる。必要な接続確認を効率よく行って、障害原因を求めることができる。
また、本発明において、前記障害判定部は、前記第3接続確認部が前記広域ネットワークを介して前記通信対象と通信可能であったとき、前記秘密通信ネットワークの機能に障害が発生したと判定してよい。
この構成は、秘密通信ネットワークが広域ネットワーク上に構築される点に着目しており、広域ネットワーク機能は損なわれていないが秘密通信ネットワーク機能が損なわれたといった状況を適切に検出できる。
また、本発明では、前記広域ネットワークサーバがHTTPサーバでよく、前記秘密通信サーバがVPNサーバでよい。この構成により、インターネット上のVPNを用いる通信システムに本発明が好適に適用され、通信障害発生時の障害原因の有用な判断が可能になる。
また、本発明では、前記端末装置が監視対象に設けられてよく、前記通信対象が、前記監視対象から得られた監視情報を前記端末装置から受信する監視センタに設けられてよい。この構成では、通信障害検出システムが監視システムに設けられる。監視システムは、警備等の役割も果たしており、システムの安全性や安定性に対する要求のレベルが高く、このようなニーズに本発明は好適に応えられる。
本発明の別の態様は、端末側ローカルネットワークに接続され、前記端末側ローカルネットワークのゲートウエイから広域ネットワークを介して通信対象と接続され、前記広域ネットワーク上に構築された秘密通信ネットワークを介して前記通信対象と通信する端末装置において、前記秘密通信ネットワーク上で前記通信対象との接続確認を行う第1接続確認部と、前記ゲートウエイまでの前記端末側ローカルネットワーク内の接続確認を行う第2接続確認部と、前記広域ネットワーク上での前記通信対象との接続確認を行う第3接続確認部とを有し、前記第1、第2及び第3接続確認部の確認結果から、前記端末側ローカルネットワーク、前記広域ネットワーク及び前記秘密通信ネットワークのうちのどのネットワークの機能に障害があるかの障害原因判定を行う障害判定部とを有する。この態様でも上述の本発明の利点が得られる。
また、本発明の別の態様は、端末装置が端末側ローカルネットワークに接続され、前記端末側ローカルネットワークのゲートウエイから広域ネットワークを介して通信対象と接続され、前記広域ネットワーク上に構築された秘密通信ネットワークを介して前記通信対象と通信する通信システムにおける通信障害を検出するための通信障害検出方法であって、前記秘密通信ネットワーク上で前記端末装置と前記通信対象との接続確認を行い、前記端末装置から前記ゲートウエイまでの前記端末側ローカルネットワーク内の接続確認を行い、前記広域ネットワーク上での前記端末装置と前記通信対象との接続確認を行い、前記3つの接続確認結果に基づいて、前記端末側ローカルネットワーク、前記広域ネットワーク及び前記秘密通信ネットワークのうちのどのネットワークの機能に障害があるかの障害原因判定を行う。この構成でも上述の本発明の利点が得られる。
本発明は、上記の通信障害検出システム、端末装置及び通信障害検出方法の態様に限定されない。本発明は、その他の装置又はシステムの態様で表現されてよく、また、本発明は、その他の方法、プログラム、又は同プログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体のかたちで実現されてよい。
上記のように、本発明によれば、VPNのような秘密通信ネットワークを利用する通信システムにおいて、通信障害の発生を検出するだけでなく、通信障害の原因を好適に判断することができる。
本実施の形態の監視システムの全体的な構成を示す図である。 監視システムの構成をより具体的に示すブロック図である。 監視システムに組み込まれた本発明の通信障害検出システムに係る主要な構成を示すブロック図である。 通信障害検出システムに係るIP回線ユニットの構成を示す図である。 IP回線ユニットでの処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態では、本発明の通信障害検出システムが監視システムに適用される。監視システムでは、監視装置と監視センタとが監視情報を通信する。本実施の形態では、監視装置及び監視センタが本発明の端末装置及び通信対象にそれぞれ相当する。ここではまず、監視システムの構成について説明する。
図1は、本発明の監視システムの全体的な構成を示している。図示のように、監視システム1では、監視センタ3、監視対象5及び利用者拠点7の間で通信が行われる。ここで利用者とは、監視システム1による監視対象5の監視サービスの利用者を意味する。本実施の形態の例では、監視対象5が店舗であり、利用者拠点7は店舗のオーナーの事務所である。
監視センタ3には、通信管理装置11及び複数のセンタ装置13が備えられており、これらは通信可能に接続されている。通信管理装置11及び複数のセンタ装置13は、地理的には離れた場所に配置されてよい。複数のセンタ装置13は、複数の担当地域にそれぞれ配置されてよい。また、複数のセンタ装置13は機能を分担してよい。例えば、あるセンタ装置13が、警備関連の信号を処理する管制センタ装置として機能してよく、別のセンタ装置13が、監視映像を主に処理する画像センタ装置として機能してよい。なお、本発明の範囲でセンタ装置13が一つでもよい。
監視対象5及び利用者拠点7には、それぞれ、監視装置15及び利用者装置17が設けられている。監視装置15及び利用者装置17は監視システム1における端末に相当する。監視装置15は、監視情報をセンタ装置13及び利用者装置17へ送る。監視情報は、例えば、監視カメラの画像であり、また、監視対象5にて検出された監視信号である。監視信号は、例えば異常発生を示す警備信号であり、警備信号は、監視対象5に設置されたセンサからの検出信号に基づいて生成され、あるいは、警報ボタン(スイッチ)が操作されたときに生成される。また、利用者装置17は、監視装置15へ制御信号や、音声信号を送る。このような利用者装置17から監視装置15への信号も、監視情報に含まれる。
図1では、1つの監視対象5及び1つの利用者拠点7が示されている。しかし、実際には、監視センタ3は複数の監視対象5及び複数の利用者拠点7と通信する。したがって、通信管理装置11も、複数の監視装置15及び複数の利用者装置17と通信する。各々の監視装置15は関連づけられた利用者装置17(店舗のオーナーの端末)と通信する。
図1の監視システム1によれば、例えば、監視装置15がセンサ信号等により異常を検出したとする。この場合、監視情報として警備信号が、監視対象5の映像と共に、監視センタ3へ送信される。監視センタ3では、オペレータがセンタ装置13のモニタで警備信号や映像を確認し、警備員に必要な指示を出す。指示を受けた警備員が監視対象5に急行し、異常に対処する。
また例えば、監視装置15は、監視対象5の映像等を定期的に、あるいはその他の設定に従って利用者装置17へ送る。例えば、センサによって来客が検出されたときに、映像等が利用者装置17へ送られる。また、利用者装置17から映像等の送信が要求されることもある。オーナーは、映像等によって店舗の様子を把握できる。また、オーナーは、利用者装置17から監視装置15に音声等を送り、店員に必要事項を指示することができる。
次に、監視システム1の通信形態について説明する。通信管理装置11、監視装置15及び利用者装置17は、インターネットに接続されている。
さらに、通信管理装置11は、インターネット上でセンタ端末間VPN(仮想プライベートネットワーク)21によって監視装置15及び利用者装置17と接続される。センタ端末間VPN21を構築するために、通信管理装置11にVPNサーバ機能が備えられ、監視装置15及び利用者装置17にVPNクライアント機能が備えられる。VPNでは、VPNトンネルが構築され、暗号化通信が行われ、高いセキュリティ性が実現される。
また、監視装置15と利用者装置17は、通信管理装置11を介してSIP通信23を行う。SIP通信23は、上記のセンタ端末間VPN21を介して行われる。通信管理装置11にはSIPサーバ機能が備えられている。
また、監視装置15と利用者装置17は、通信管理装置11を介さずに、直接に端末間VPN25によって接続される。この端末間VPN25を構築するために、利用者装置17にVPNサーバ機能が備えられ、監視装置15にVPNクライアント機能が備えられる。
ここで、センタ端末間VPN21は、常時VPNトンネルが構築されて接続されており、センタ装置13と監視装置15及び利用者装置17の間での通信に利用される。これに対して、端末間VPN25は、必要なときのみ構築される。
以上に、監視システム1の全体構成を説明した。上記のように、本実施の形態では、2種類のVPNが使用される。一方は、通信管理装置11と端末(監視装置15又は利用者装置17)を接続し、他方は、端末同士(監視装置15と利用者装置17)を接続する。そこで、図1では、これら2つのVPNを区別するため、センタ端末間VPN21と端末間VPN25といった用語を用いている。ただし、単にVPN21、VPN25といった用語が用いられてよい。
次に、図2を参照し、監視システム1の構成をより具体的に説明する。通信管理装置11は、ファイアウォール31、HTTPサーバ33、VPNサーバ35、SIPサーバ37、STUNサーバ39、アカウント管理サーバ41及びデータベース43を備える。
ファイアウォール31は、通信管理装置11と監視装置15及び利用者装置17との間で使用される通信データ以外のデータを遮断する装置である。HTTPサーバ33はインターネット接続のための構成である。VPNサーバ35は、VPNトンネル構築のための認証と暗号化を行うサーバである。
VPNサーバ35は、センタ端末間VPN21を実現する構成であり、通信管理装置11と監視装置15の間にVPNを構築し、また、通信管理装置11と利用者装置17の間にVPNを構築する。監視装置15からの信号は、VPNサーバ35で復号化されて、センタ装置13へ送信される。また、センタ装置13からの信号は、VPNサーバ35で暗号化されて、監視装置15へ送信される。また、通信管理装置11が監視装置15に信号を送るときも、VPNサーバ35で暗号化が行われる。通信管理装置11と利用者装置17の通信でも、VPNサーバ35が同様に暗号化及び復号化を行う。
SIPサーバ37は、SIPプロトコルに従ってシグナリングの処理を行い、監視装置15と利用者装置17を接続する。SIPサーバ37は、利用者装置17が監視装置15に接続を要求する場合に、もしくは、監視装置15が利用者装置17に接続を要求する場合に、SIPの接続制御の機能を果たす。
SIPのシグナリングでは、メッセージが交換される。具体的には、INVITE(招待)メッセージとOKメッセージが交換される。このメッセージ交換を利用して、VPN接続確立のためにIPアドレス及び電子証明書が交換される。
STUNサーバ39は、監視装置15及び利用者装置17のルータのNAT機能に対応するためにSTUN機能を提供する。
アカウント管理サーバ41は、認証等の各種の情報を管理するサーバである。管理される情報は、データベース43に格納される。管理される情報は、IP回線のアカウント、VPN接続(トンネル構築)のための電子証明書、鍵ペアの情報を含む。
センタ装置13は、監視卓51と回線接続装置53を備える。監視卓51が回線接続装置53を介して通信管理装置11に接続される。例えば、センタ装置13が画像センタである場合、監視映像が監視卓51に供給され、監視卓51にて管理される。また、センタ装置13が管制センタである場合、警備関連の情報が監視卓51に供給される。監視映像も管制センタのモニタに好適に表示される。監視映像等は、センタ装置同士の間でも通信されてよい。
次に、監視装置15について説明する。監視装置15は、監視対象LAN61に接続されている。監視対象LAN61は、監視対象5のローカルネットワーク(LAN)であり、ブロードバンド回線用のルータ63を備え、ルータ63がゲートウエイとして、広域ネットワーク(WAN)であるインターネットに接続される。そして、監視装置15はルータ63に接続されている。ルータ63には監視対象PC(パーソナルコンピュータ)65も接続されている。監視対象PC65は、監視対象5に設置されるPCである。本実施の形態の例では、監視対象5が店舗であり、監視対象PC65が店舗用のPCでよい。さらに他の機器が監視対象LAN61に接続されてもよい。
監視装置15は、コントローラ71、IP回線ユニット73、周辺機器75及びマルチ回線アダプタ77で構成されている。
コントローラ71はコンピュータで構成されており、周辺機器75と連携して、監視機能を実現する。コントローラ71は、監視センタ3とはIP回線ユニット73を介して接続される。また、コントローラ71は、利用者装置17とも、IP回線ユニット73を介して接続される。
図2では、周辺機器75として監視カメラ81、センサ83及び警報ボタン85が例示されている。コントローラ71は、監視映像に対して画像認識処理を施して異常を検出する。また、コントローラ71は、センサ83から入力される検出信号により、異常を検出する。警報ボタン85が押されたときにも異常が検出される。その他の周辺機器が異常検出に用いられてよい。異常が発生すると、コントローラ71はセンタ装置13と通信し、警備信号と画像信号を送信する。監視カメラ81と共にマイクが備えられており、音声信号も送信される。このようにして、コントローラ71は監視対象5の警備機能を実現する。
また、監視映像及び音声は、センタ装置13から要求されたときにも送信される。さらに、監視映像及び音声は、利用者装置17にも送られる。利用者装置17への送信は、例えば定期的に行われ、また、その他の設定に従って行われる。例えば、センサ83により来客が検知されると、映像等が利用者装置17に送られる。また、利用者装置17から要求されたときも、監視装置15は映像等を送信する。
IP回線ユニット73は、コントローラ71が通信管理装置11と通信するためのVPNトンネルを構築する。また、コントローラ71が利用者装置17と通信するためのVPNトンネルを構築する。前者は、センタ端末間VPN21に対応し、後者は、端末間VPN25に対応する。これらの接続において、IP回線ユニット73は、VPNクライアントの機能を実現する。
図2では、IP回線ユニット73がコントローラ71の内部構成として示されている。これは、物理的な配置を表現している。通信構成としては、IP回線ユニット73は、コントローラ71とルータ63の間に配置されている。
マルチ回線アダプタ77は、携帯電話網を介してセンタ装置13と接続される。マルチ回線アダプタ77は、ブロードバンド回線が不通のときに警備信号を送信するために使用される。警備信号が、コントローラ71からIP回線ユニット73を介してマルチ回線アダプタ77に送られ、マルチ回線アダプタ77からセンタ装置13へと送信される。
次に、利用者装置17について説明する。利用者装置17は、VPN終端装置(以下、VTE)91及び利用者PC(パーソナルコンピュータ)93で構成されている。利用者PC93がVTE91に接続され、VTE91がルータ95に接続されており、ルータ95がインターネットと接続される。ルータ95はブロードバンド回線用のルータであり、利用者拠点7におけるLANのゲートウエイである。
VTE91は、ブロードバンド接続のための回線終端装置である。そして、VTE91は、通信管理装置11のVPNサーバ35とVPNトンネルを構築し、また、監視装置15のIP回線ユニット73とVPNトンネルを構築する。前者では、VTE91がVPNクライアントとして機能し、後者では、VTE91がVPNサーバとして機能する。
VTE91は、監視装置15のコントローラ71から受信した映像、音声及び制御信号を利用者PC93に転送する。また、VTE91は、利用者PC93から受信した音声及び制御信号をコントローラ71へ転送する。
本実施の形態では、利用者拠点7が、店舗のオーナーの事務所等である。したがって、利用者PC93は、店舗のオーナーのPCでよい。利用者PC93は、オーナーが監視対象5の監視映像を見るために用いられる。この機能を提供するために、利用者PC93には、コントローラ71と通信することによって監視対象5の監視映像を表示及び切り換えることができるアプリケーションソフトがインストールされている。
以上に、監視システム1の全体的な構成を説明した。次に、本発明の特徴に係る構成について説明する。
図3は、図1及び図2に示された監視システム1の一部であって、本発明に関連する主要な部分を示している。
図3において、図1及び図2で説明された要素には、同一の符号が付されている。既に説明したように、監視装置15は、IP回線ユニット73を備えており、IP回線ユニット73が監視対象LAN61によりルータ63に接続されている。ルータ63は監視対象LAN61のゲートウエイに相当し、WANであるインターネットに接続され、インターネットを介して監視センタ3の通信管理装置11に接続される。通信管理装置11は、HTTPサーバ33及びVPNサーバ35を有する。HTTPサーバ33がインターネットへの接続機能を提供し、VPNサーバ35がインターネット上で監視装置15との間にセンタ端末間VPN21を構築する。
上記構成では、監視装置15が本発明の端末装置であり、監視システム1の監視端末に相当する。具体的には、IP回線ユニット73が、端末側の通信機能を提供する。そして、監視センタ3が監視装置15の通信相手であり、本発明の通信対象に相当する。
IP回線ユニット73は、疎通確認(Keep Alive)信号をVPNサーバ35との間で送受信することにより、通信障害を検出できる。しかし、これだけでは、IP回線ユニット73は、何らかの通信障害が発生してVPN通信ができないことは検出できるが、通信障害の原因は分からない。
そこで、本実施の形態は、通信障害の原因を判断可能にする技術を提供する。特に、図3に示されるような監視システム1では、LAN、WAN、VPNが複合的に存在している。そのため、VPN上の疎通確認では、どのネットワーク機能に障害が生じたかが分からない。そこで、本実施の形態は、以下に説明するように、障害原因として、機能障害が生じたネットワークを特定するための技術を提供する。
図4は、IP回線ユニット73の構成を示している。IP回線ユニット73はコンピュータを備えた通信装置であり、コンピュータが、プログラムを実行することにより図4の構成を実現する。
図4に示すように、IP回線ユニット73は、第1接続確認部101、第2接続確認部103、第3接続確認部105、障害判定部107、障害通知部109及び制御部111を有する。
第1接続確認部101は、センタ端末間VPN21上で通信管理装置11のVPNサーバ35との接続確認を行う。第1接続確認部101は、IP回線ユニット73のVPN通信機能により実現される。接続確認のため、第1接続確認部101は、VPNサーバ35との間でVPN通信により定期的(例えば30秒ごと)に疎通確認信号を送受信する。この疎通確認信号は、いわゆる空パケットに相当するデータであり、送信したパケットを受信したか否かのみを判定するもので、後述のPINGコマンドと比較して詳細な障害情報は得られないが処理量は少なくて済む。センタ端末間VPN21が正常に機能していれば、疎通確認信号がVPNサーバ35からIP回線ユニット73に返信され、第1接続確認部101に取得される。
第2接続確認部103は、IP回線ユニット73からルータ63までの監視対象LAN61内の接続確認を行う。この接続確認は、PINGコマンドにより実現される。第2接続確認部103は、PINGコマンドを実行し、ICMP信号をルータ63に送信する。監視対象LAN61が正常に機能していれば、ルータ63からIP回線ユニット73に、ルータ63に到達した旨のメッセージを含むICMP信号が返信される。監視対象LAN61が正常に機能していなければ、ルータ63に到達不能、タイムアウト等のメッセージを含むICMP信号が返信される。
第3接続確認部105は、インターネット上での通信管理装置11のHTTPサーバ33との接続確認を行う。この接続確認では、第3接続確認部105がHTTPサーバ33にインターネットの接続要求を送り、接続を試みる。インターネット通信機能が正常であれば、接続が成功する。
障害判定部107は、第1接続確認部101、第2接続確認部103及び第3接続確認部105による接続確認結果に基づいて、センタ端末間VPN21、監視対象LAN61及びインターネットのうちのどのネットワークの機能に障害があるかの障害原因判定を行う。判定処理の詳細は後述する。
障害通知部109は、インターネット以外の経路で外部に障害関連の情報を通知する構成であり、本実施の形態では障害判定部107の判定結果を通知する。インターネット以外の経路としては、携帯電話網が用いられる。障害通知部109は、マルチ回線アダプタ77を介し、携帯電話網を介してセンタ装置13へ判定結果を送信する。
制御部111は、IP回線ユニット73の全体を制御する構成であり、障害判定関連の構成も制御する。図4の各種構成は、制御部111の内部構成として表現されてもよい。通常状態、すなわち、VPN通信が正常に機能している状態では、制御部111の制御下で、第1接続確認部101がVPN通信の接続確認を定期的に行っている。第1接続確認部101が接続確認に失敗すると、制御部111は、第2接続確認部103に接続確認を行わせる。そして、第2接続確認部103が接続確認に成功すると、第3接続確認部105に接続確認を行わせる。そして、制御部111は、第1接続確認部101、第2接続確認部103、第3接続確認部105に接続確認結果を障害判定部107へ供給し、判定処理を行わせる。さらに、制御部111は、障害通知部109を制御し、判定結果をセンタ装置13へ送信する。
上記では、通常は制御部111が第1接続確認部101に定期的にVPN通信の接続確認を行わせる。VPN通信が正常であるということは、センタ端末間VPN21、監視対象LAN61及びインターネット通信機能がすべて正常であることを意味する。しかし、VPN通信が不能な場合、センタ端末間VPN21、監視対象LAN61及びインターネット通信のうちのどの機能に障害があるのかが分からない。そこで、制御部111は、第1接続確認部101が接続を確認できなかったときに、第2接続確認部103及び第3接続確認部105に接続確認を行わせ、障害判定部107に障害判定を行わせるように構成されている。
このようにして、本実施の形態では、必要な接続確認が効率よく行われて、障害原因が判定される。例えば、VPN通信が正常であるにも拘わらずインターネット接続確認を行うといったことは避け、通信効率を向上している。
次に、図5を参照し、IP回線ユニット73の動作を説明する。IP回線ユニット73では、第1接続確認部101が、制御部111の制御下で定期的に疎通確認信号をVPNサーバ35へ送信し(S1)、返信の有無を判定する(S3)。VPNサーバ35から疎通確認信号が返信されると、障害判定部107は障害無しと判定し(S5)、処理がリターンする。
疎通確認信号の返信が無い場合(ステップS1、No)、第2接続確認部103が、制御部111の指示に従い、PINGコマンドを実行し、ICMP信号をルータ63に送信し(S7)、返信の有無を判定する(S9)。ルータ63からICMP信号の返信が無い場合(S9、No)、障害判定部107が、監視対象LAN61に障害があると判定し(S11)、ステップS21へ進む。
ルータ63からICMP信号の返信が有る場合(ステップS9、Yes)、少なくとも監視対象LAN61には障害がないと判定でき、第3接続確認部105が、HTTPサーバ33へインターネットの接続要求を送り、接続を試み(S13)、接続に成功したか否かを判定する(S15)。第3接続確認部105がインターネット接続に失敗した場合(S15、No)、障害判定部107は、インターネット接続機能(WAN機能)に障害があると判定し(S17)、ステップS21へ進む。
ステップS15の判定がYesの場合、インターネット接続は可能であるが、インターネット上のVPN通信が不能になっている。そこで、障害判定部107は、センタ端末間VPN21に障害があると判定し(S19)、ステップS21へ進む。
ステップS21では、障害判定部107が判定結果を障害通知部109に送り、障害通知部109がセンタ装置13へと判定結果を通知する。センタ装置13が判定結果を受信すると、監視センタ3が判定結果に適切に対処する。必要に応じて監視センタ3内のHTTPサーバ33、VPNサーバ35等が調べられ、また、監視装置15のIP回線ユニット73等が調べられ、また、監視対象LAN61が調べられ、通信復旧の作業が行われる。障害の原因と考えられるネットワークを重点的に調べることにより、効率よく復旧作業を進めることができる。
尚、本実施の形態では、第1接続確認部101が障害有りと判定したとき、第2接続確認部103が障害の確認を行うが、監視対象LAN61の信頼性が高い場合、第3接続確認部105による障害確認を先に行うようにしても良い。この場合、監視対象LAN61に障害がある場合、障害原因が特定できないが、上述のように監視対象LAN61の信頼性が高い場合は、インターネット接続機能に障害がない事が確認できれば、同時に監視対象LAN61の障害がないことも確認できるので、迅速な判定が可能となる。
以上に、本実施の形態におけるIP回線ユニット73の動作について説明した。次に、本実施の形態の変形例を説明する。
上記の実施の形態では、第1接続確認部101、第2接続確認部103、第3接続確認部105及び障害判定部107が、端末装置である監視装置15のIP回線ユニット73に備えられた。しかし、本発明は上記構成に限定されない。
例えば、IP回線ユニット73は、第1接続確認部101、第2接続確認部103及び第3接続確認部105を備えてよい。障害判定部107は、IP回線ユニット73の外部、例えば、センタ装置13に設けられてよい。この場合、障害通知部109は、第1接続確認部101、第2接続確認部103、第3接続確認部105の確認結果を携帯電話網経由でセンタ装置13に送信する。そして、センタ装置13にて、3つの確認結果から、障害原因が判定される。
また例えば、IP回線ユニット73の障害通知部109は、制御部111の制御下で、第2接続確認部103及び第3接続確認部105の確認結果をセンタ装置13に送ってよい。VPNの接続確認結果は、VPNサーバ35からセンタ装置13に送られてよい。VPNサーバ35は、IP回線ユニット73との疎通確認信号の送受信に失敗すると、この結果を監視センタ3内の通信経由でセンタ装置13に送る。センタ装置13には障害判定部107が設けられ、障害判定部107は、VPNサーバ35から受け取ったVPNの接続確認結果と、IP回線ユニット73から受け取ったLAN及びインターネットの接続確認結果に基づき、図5に示される判定処理を行って、障害原因を判定する。
また、上記の実施の形態では、監視装置15(IP回線ユニット73)に関して本発明が適用された。しかし、利用者装置17も監視システム1における端末装置であり、利用者装置17に関しても本発明が適用されてよい。この場合、図4の構成がVTE91に好適に設けられる。
また、本発明の範囲内で、本発明が監視システム以外に適用されてよく、VPN以外の通信に適用されてよい。しかし、本実施の形態のようなVPN利用型の監視システムでは上記のようにシステムの安全性の要求レベルが高い。したがって、本発明は、VPN利用型の監視システムにおいて特に有用であるといえる。
以上に 本発明の好適な実施の形態について説明した。上述の例では、端末装置が監視装置15であり、通信対象が監視センタ3であり、秘密通信ネットワークがセンタ端末間VPN21であり、秘密通信サーバがVPNサーバ35であり、広域ネットワークサーバがHTTPサーバ33であった。上記のように、本発明によれば、第1接続確認部101が、秘密通信ネットワーク上での端末装置と通信対象の秘密通信サーバとの接続確認を行い、第2接続確認部103が、端末装置からゲートウエイまでの端末側ローカルネットワーク内の接続確認を行い、第3接続確認部103が、広域ネットワーク上での端末装置と通信対象の広域ネットワークサーバとの接続確認を行う。これらの接続確認結果から、どのネットワークの機能が損なわれたかといった障害原因の判断を行うことができる。
また、本発明によれば、第1接続確認部101が、定期的に疎通確認信号を送受信することによって接続確認を行い、通信障害を検出する。そして、通信障害が検出されたとき、第2接続確認部103及び/又は第3接続確認部105が接続確認を行い、確認結果から、秘密通信機能に障害が生じたのか、その他のネットワーク機能に障害が生じたかが判断される。こうして必要な接続確認を効率よく行って、障害原因を求めることができる。
また、本発明によれば、障害判定部107は、第3接続確認部105が広域ネットワークを介して通信対象と通信可能であったとき、秘密通信サーバによる秘密通信機能に障害が発生したと判定する。この構成は、秘密通信ネットワークが広域ネットワーク上に構築される点に着目しており、広域ネットワーク機能は損なわれていないが秘密通信ネットワーク機能が損なわれたといった状況を適切に検出できる。
また、上記の例では、インターネット上のVPNを用いる通信システムに本発明が好適に適用され、通信障害発生時の障害原因の有用な判断が可能になる。
また、上記の例では、本発明の通信障害検出システムが監視システムに設けられる。監視システムは、警備等の役割も果たしており、システムの安全性や安定性に対する要求のレベルが高く、このようなニーズに本発明は好適に応えられる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明した。しかし、本発明は上述の実施の形態に限定されず、当業者が本発明の範囲内で上述の実施の形態を変形可能なことはもちろんである。
以上のように、本発明にかかる通信障害検出システムは、端末装置がVPNのような秘密通信ネットワークを使って通信する通信システムにおいて有用であり、例えば監視システムに好適に適用される。
1 監視システム
3 監視センタ
5 監視対象
7 利用者拠点
11 通信管理装置
13 センタ装置
15 監視装置
17 利用者装置
21 センタ端末間VPN
23 SIP通信
25 端末間VPN
33 HTTPサーバ
35 VPNサーバ
37 SIPサーバ
41 アカウント管理サーバ
43 データベース
61 監視対象LAN
63 ルータ
65 監視対象PC
71 コントローラ
73 IP回線ユニット
91 VPN終端装置(VTE)
93 利用者PC
95 ルータ
101 第1接続確認部
103 第2接続確認部
105 第3接続確認部
107 障害判定部
109 障害通知部
111 制御部

Claims (7)

  1. クライアントとなる端末装置がサーバとなる通信対象と秘密通信ネットワークを介して接続される通信システムにおける通信障害を検出するための通信障害検出システムであって、
    前記端末装置が端末側ローカルネットワークに接続され、前記端末側ローカルネットワークのゲートウエイから広域ネットワークを介して前記通信対象と接続されており、
    前記通信対象が、広域ネットワーク通信を行う広域ネットワークサーバと、前記広域ネットワーク上に前記秘密通信ネットワークを構築する秘密通信サーバとを有し、
    前記端末装置が、
    前記秘密通信ネットワーク上で前記端末装置と前記通信対象の前記秘密通信サーバとの接続確認を行う第1接続確認部と、
    前記第1接続確認部が接続確認に失敗したときに前記端末装置から前記ゲートウエイまでの前記端末側ローカルネットワーク内の接続確認を行う第2接続確認部と、
    前記第2接続確認部が接続確認に成功したときに前記広域ネットワーク上での前記端末装置と前記通信対象の前記広域ネットワークサーバとの接続確認を行う第3接続確認部と、
    前記第1、第2及び第3接続確認部による接続確認結果に基づいて、前記端末側ローカルネットワーク、前記広域ネットワーク及び前記秘密通信ネットワークのうちのどのネットワークの機能に障害があるかの障害原因判定を行う障害判定部と、
    を有することを特徴とする通信障害検出システム。
  2. 前記端末装置は、前記障害判定部による判定結果を前記広域ネットワーク以外の経路で外部に通知することを特徴とする請求項1に記載の通信障害検出システム。
  3. 前記障害判定部が前記端末装置の外部に設けられており、前記端末装置が前記第1、第2及び第3接続確認部の確認結果を前記広域ネットワーク以外の経路で前記障害判定部に提供することを特徴とする請求項1に記載の通信障害検出システム。
  4. 前記第1接続確認部が、定期的にKeep Alive信号を送受信することによって接続確認を行い、
    前記第1接続確認部が前記Keep Alive信号を受信できないときに、前記第2及び/又は第3接続確認部が接続確認を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信障害検出システム。
  5. 前記障害判定部は、前記第3接続確認部が前記広域ネットワークを介して前記通信対象と通信可能であったとき、前記秘密通信ネットワークの機能に障害が発生したと判定することを特徴とする請求項4に記載の通信障害検出システム。
  6. 前記広域ネットワークサーバがHTTPサーバであり、前記秘密通信サーバがVPNサーバであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の通信障害検出システム。
  7. 端末側ローカルネットワークに接続され、前記端末側ローカルネットワークのゲートウエイから広域ネットワークを介してサーバとなる通信対象と接続され、前記広域ネットワーク上に構築された秘密通信ネットワークを介して前記通信対象と通信するクライアントとなる端末装置において、
    前記秘密通信ネットワーク上で前記通信対象との接続確認を行う第1接続確認部と、
    前記第1接続確認部が接続確認に失敗したときに前記ゲートウエイまでの前記端末側ローカルネットワーク内の接続確認を行う第2接続確認部と、
    前記第2接続確認部が接続確認に成功したときに前記広域ネットワーク上での前記通信対象との接続確認を行う第3接続確認部と、
    前記第1、第2及び第3接続確認部の確認結果から、前記端末側ローカルネットワーク、前記広域ネットワーク及び前記秘密通信ネットワークのうちのどのネットワークの機能に障害があるかの障害原因判定を行う障害判定部とを有することを特徴とする端末装置。
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