JP5365791B2 - caster - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、スーパーマーケット等で使用するショッピングカート、工場構内等で使用する搬送用機械、または車椅子、ベビーカー、その他の運搬車などに取付けられるキャスターに関するものである。 The present invention relates to a shopping cart used in a supermarket or the like, a transport machine used in a factory premises, or a caster attached to a wheelchair, a stroller, other transport vehicles, or the like.
従来、この種のキャスターとしては、その構造を図示してみると、例えば図10に示したように、前記運搬車などの被取付体に軸支される支軸11と、この支軸11を軸受けするラジアルベアリング12をインサート成形した合成樹脂製の本体フレ−ム13と、この本体フレ−ム13に軸支した車輪14とを備えたものが存在する。そして、この種のキャスターは、図示したように、前記支軸11の軸支点S1 と車輪14の軸支点S2 とを前後方向(図10における左右方向)にずらしたものとして、車輪14が旋回し易くなるようにしている(特許文献1、特許文献2)。
Conventionally, when the structure of this type of caster is illustrated, for example, as shown in FIG. 10, a
前記本体フレ−ム13は、下向きの略U字形状に形成されており、略水平に配置された旋回部15の左右両端部に、前記車輪14の支持片16が下方に延設され、前記旋回部15の中央には、支軸11が差し込まれる軸孔17が上下方向に貫通して形成されたものとしている。そして、前記ラジアルベアリング12は、外輪12aがインサート成形により前記軸孔17の内周部に保持されており、さらに内輪12bが前記支軸11に固着されたものとしている。
The
しかしながら、上記従来のキャスターでは、前記ラジアルベアリング12の外輪12aがインサート成形により、本体フレ−ム13の旋回部15の軸孔17の内周部に保持されているとはいっても、その外輪12aの厚さは、内輪12bの厚さと同程度に形成され、実測で2〜3mm程度というように薄く形成されているので、インサート成形によりその外輪12aを保持する場合には、少しの幅(実測で1〜2mm幅程度)しか保持することができなかった。
However, in the conventional caster, although the
ところが、上記従来のキャスターでは、車輪14を旋回させるために、前記支軸11の軸支点S1 と車輪14の軸支点S2 とは前後方向にずらしたものとしているので、前記支軸11に運搬車などの荷重がかかると、前記軸孔17の内周部の前方下部(図10に示すA点)と、軸孔17の内周部の後方上部(図10に示すB点)に大きな荷重がかかるので、図11に示したように、前記ラジアルベアリング12の外輪12aが本体フレ−ム13より外れてしまう場合があるという問題点を有していた。
However, in the conventional caster, in order to turn the
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解決することをその課題としており、合成樹脂製の本体フレ−ムにラジアルベアリングをインサート成形して保持した場合において、キャスターに大きな荷重がかかっても、ラジアルベアリングが本体フレ−ムから外れ難く、耐久性に優れたキャスターを提供することを目的としてなされたものである。 Therefore, the present invention has an object to solve the above-mentioned conventional problems, and even when a radial load is held by insert molding on a synthetic resin main body frame, a large load is applied to the caster. The purpose of the present invention is to provide a caster that is difficult to come off from the main body frame and has excellent durability.
そこで、この発明のキャスターは、支軸1と、この支軸1を軸受けするラジアルベアリング2をインサート成形した合成樹脂製の本体フレ−ム3と、この本体フレ−ム3に軸支した車輪4とを備え、前記支軸1の軸支点S1 と車輪4の軸支点S2 とを前後方向にずらし、前記本体フレ−ム3の旋回部5の中央に前記支軸1が差し込まれる軸孔7を上下方向に貫通して形成したものとし、前記ラジアルベアリング2が、外輪2aを内輪2bよりも分厚く形成され、前記外輪2aの上下部の略全体が本体フレーム3に埋設されるようにインサート成形して、前記軸孔7の内周部に保持され、さらに前記内輪2bが前記支軸1に固着されたものとしている。
Therefore, the caster according to the present invention includes a
そして、この発明のキャスターは、支軸1と、この支軸1を軸受けするラジアルベアリング2をインサート成形した合成樹脂製の本体フレ−ム3と、この本体フレ−ム3に軸支した車輪4とを備え、前記支軸1の軸支点S1 と車輪4の軸支点S2 とを前後方向にずらし、前記本体フレ−ム3の旋回部5の中央に前記支軸1が差し込まれる軸孔7を上下方向に貫通して形成したものとし、前記ラジアルベアリング2が、外輪2aを内輪2bよりも分厚く形成され、前記外輪2aが、前方下部の略全体が本体フレーム3に埋設され、前方上部の一部が本体フレーム3に埋設されると共に、後方上部の略全体が本体フレーム3に埋設され、後方下部の一部が本体フレーム3に埋設されるようにインサート成形して、前記軸孔7の内周部に保持され、さらに前記内輪2bが前記支軸1に固着されたものとしている。
The caster according to the present invention includes a support frame 1, a synthetic resin-made
さらに、この発明のキャスターにおいて、前記外輪2aの厚さTaを内輪2bの厚さTbの1. 5倍以上にしたものとしている。
Further, in the caster according to the present invention, the thickness Ta of the
また、この発明のキャスターにおいて、前記内輪2bの厚さTbを実測で1〜3mmにした場合に、前記外輪2aの厚さTaを実測で2〜6mm以上にしたものとしている。
Further, in the caster of the present invention, when the thickness Tb of the
この発明のキャスターは、以上に述べたように構成されており、合成樹脂製の本体フレ−ムにラジアルベアリングをインサート成形して保持した場合において、キャスターに大きな荷重がかかっても、ラジアルベアリングが本体フレ−ムから外れ難くなり、耐久性に優れたものとなった。 The caster of the present invention is configured as described above, and when the radial bearing is insert-molded and held on the synthetic resin main body frame, the radial bearing is not affected even if a large load is applied to the caster. It became difficult to come off from the main body frame, and it was excellent in durability.
以下、この発明のキャスターの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。 Embodiments of casters according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
この発明のキャスターは、図1〜8に示したように、運搬車などの被取付体に軸支される支軸1と、この支軸1を軸受けするラジアルベアリング2をインサート成形した合成樹脂製の本体フレ−ム3と、この本体フレ−ム3に軸支した車輪4とを備えたものとしている。
As shown in FIGS. 1 to 8, the caster of the present invention is made of synthetic resin in which a support shaft 1 that is supported by a mounted body such as a transport vehicle and a
そして、この発明のキャスターは、前記支軸1の軸支点S1 と車輪4の軸支点S2 とを前後方向(図1における左右方向)にずらしたものとして、車輪4が旋回し易くなるようにしている。なお、前記ラジアルベアリング2としては、玉軸受、特に深みぞ玉溝受とするのが好ましい。
And the caster of this invention makes it easy for the
前記本体フレ−ム3は、図2に示したように、下向きの略U字形状に形成されており、略水平に配置された旋回部5の左右両端部に、前記車輪4の支持片6が下方に延設され、前記旋回部5の中央には、支軸1が差し込まれる軸孔7が上下方向に貫通して形成されたものとしている。
As shown in FIG. 2, the
前記ラジアルベアリング2は、図4、図9(a)に示したように、平坦な円筒形状とした外輪2aの厚さTaを、平坦な円筒形状とした内輪2bの厚さTbよりも分厚く形成されている。そして、前記ラジアルベアリング2は、外輪2aの上下面の略全体が本体フレーム3に埋設されるようにインサート成形して、前記軸孔7の内周部に保持されている。さらに、前記ラジアルベアリング2は、内輪2bに支軸1を差し込み、この支軸1の中間部を内輪2bの上部にナット8で止め、支軸1の下部を内輪2bの下部に座金9を介在させてかしめることにより、前記内輪2bが前記支軸1に固着されている。
As shown in FIGS. 4 and 9A, the
さらに、前記ラジアルベアリング2は、図5、6に示したように、平坦な円筒形状とした外輪2aの厚さTaを、平坦な円筒形状とした内輪2bの厚さTbよりも分厚く形成されている。そして、前記ラジアルベアリング2は、外輪2aを、前方下面の略全体が本体フレーム3に埋設され、前方上面の一部、好ましくは略半分が本体フレーム3に埋設されると共に、後方上面の略全体が本体フレーム3に埋設され、後方下面の一部、好ましくは略半分が本体フレーム3に埋設されるようにインサート成形して、前記軸孔7の内周部に保持されている。さらに、前記ラジアルベアリング2は、内輪2bに支軸1を差し込み、この支軸1の中間部を内輪2bの上部にナット8で止め、支軸1の下部を内輪2bの下部に座金9を介在させてかしめることにより、前記内輪2bが前記支軸1に固着されている。なお、前記外輪2aの厚さTaは、図9(a)に示したように、外輪2a自体を最初から内輪2bの厚さTbよりも分厚いものにしたり、図9(b)に示したように、外輪2aの外周に別の外輪を巻き付けて、内輪2bの厚さTbよりも分厚いものにすることができる。また、この図9(b)に示したものは、前記外輪2aの上下面の略全体が本体フレーム3に埋設されるようにインサート成形して、前記軸孔7の内周部に保持されたものとすることもできる。
Further, as shown in FIGS. 5 and 6, the
さらに、前記ラジアルベアリング2は、図7、図9(c)に示したように、平坦な円筒形状とした外輪2aの下周端部のみの厚さTcを、平坦な円筒形状とした内輪2bの厚さTbよりも分厚く形成されている。そして、前記ラジアルベアリング2は、外輪2aの上下面の略全体が本体フレーム3に埋設されるようにインサート成形して、前記軸孔7の内周部に保持されている。さらに、前記ラジアルベアリング2は、内輪2bに支軸1を差し込み、この支軸1の中間部を内輪2bの上部にナット8で止め、支軸1の下部を内輪2bの下部に座金9を介在させてかしめることにより、前記内輪2bが前記支軸1に固着されている。
Further, as shown in FIGS. 7 and 9C, the
さらに、前記ラジアルベアリング2は、図8、図9(d)に示したように、平坦な円筒形状とした外輪2aの中間部のみの厚さTdを、平坦な円筒形状とした内輪2bの厚さTbよりも分厚く形成されている。そして、前記ラジアルベアリング2は、外輪2aを、前方下面の略全体と中間部が本体フレーム3に埋設され、前方上面の一部、好ましくは略半分が本体フレーム3に埋設されると共に、後方上面の略全体と中間部が本体フレーム3に埋設され、後方下面の一部、好ましくは略半分が本体フレーム3に埋設されるようにインサート成形して、前記軸孔7の内周部に保持されている。さらに、前記ラジアルベアリング2は、内輪2bに支軸1を差し込み、この支軸1の中間部を内輪2bの上部にナット8で止め、支軸1の下部を内輪2bの下部に座金9を介在させてかしめることにより、前記内輪2bが前記支軸1に固着されている。なお、前記外輪2aの中間部の厚さTdは、外輪2aの外周に、中間部を分厚くした別の外輪を巻き付けて、内輪2bの厚さTbよりも分厚いものにしているが、外輪2a自体の中間部を最初から内輪2bの厚さTbよりも分厚いものにしてもよい。また、この図8に示したものでも、前記外輪2aの上下面の略全体が本体フレーム3に埋設されるようにインサート成形して、前記軸孔7の内周部に保持され、さらに前記内輪2bが前記支軸1に固着されたものとすることができる。
Further, as shown in FIGS. 8 and 9 (d), the
また、この発明のキャスターにおいて、図5、図6、図8に示したものでは、前記外輪2aの前方下面と後方下面との間の中間部分においては、前方から後方になるにしたがい略全体から徐々に一部(略半分)に近づくように本体フレーム3に埋設されるようにしており、前方上面と後方上面との間の中間部分においても、前方から後方になるにしたがい一部(略半分)から徐々に略全体に近づくように本体フレーム3に埋設されるようにしているが、前記中間部分を本体フレーム3に埋設する具合はどのようにしてもよく、場合によっては、前記中間部分を本体フレーム3にまったく埋設させないものとしてもよい。
Further, in the caster according to the present invention, in the one shown in FIGS. 5, 6, and 8, the intermediate portion between the front lower surface and the rear lower surface of the
そして、この発明のキャスターにおいて、前記ラジアルベアリング2は、外輪2aの厚さTaを内輪2bの厚さTbよりも分厚く形成するには、この外輪2aの厚さTaを内輪2bの厚さTbの1. 5倍以上に分厚くするのが好ましく、より好ましくは2. 0倍以上に分厚くしたものとすることができる。すなわち、この発明のキャスターでは、内輪2bの厚さTbを実測で1〜3mmにした場合には、外輪2aの厚さTaを実測で2〜6mm以上にしたものとすることができる。なお、この発明のキャスターにおいて、前記ラジアルベアリング2の外輪2aの下周端部の厚さTc、中間部の厚さTdを、それぞれ内輪2bの厚さTbよりも分厚く形成した場合においても、これらの厚さTc、Tdをそれぞれ内輪2bの厚さTbの1. 5倍以上に分厚くするのが好ましく、より好ましくは2. 0倍以上に分厚くしたものとすることができる。すなわち、この発明のキャスターでは、内輪2bの厚さTbを実測で1〜3mmにした場合には、これらの厚さTc、Tdをそれぞれ実測で2〜6mm以上にしたものとすることができる。
In the caster according to the present invention, the
この発明のキャスターは、以上のように構成されており、図4、図7に示したものでは、支軸1に運搬車などの荷重がかかり、軸孔7の内周部の前方下部Aと、軸孔7の内周部の後方上部Bに大きな荷重がかかっても、内輪2bより分厚くした外輪2aの上下周面または下周面の略全体が本体フレーム3に埋設されるようにインサート成形して、軸孔7の内周部に保持されているため、その保持力が増大され、これらの部分からラジアルベアリング2の外輪2aが外れてしまうようなことはない。
The caster of the present invention is configured as described above, and in the one shown in FIGS. 4 and 7, a load such as a carriage is applied to the support shaft 1, and the front lower portion A of the inner peripheral portion of the
さらに、この発明のキャスターは、図5、図6、図8に示したものでは、支軸1に運搬車などの荷重がかかり、軸孔7の内周部の前方下部Aと、軸孔7の内周部の後方上部Bに大きな荷重がかかっても、内輪2bより分厚くした外輪2aの前方下面の略全体が本体フレーム3に埋設されると共に、後方上面の略全体が本体フレーム3に埋設されるようにインサート成形して、軸孔7の内周部に保持されているため、その保持力が増大され、これらの部分からラジアルベアリング2の外輪2aが外れてしまうようなことはない。なお、この場合、内輪2bより分厚くした外輪2aの前方上面の一部(略半分)は本体フレーム3に埋設されると共に、後方下面の一部(略半分)は本体フレーム3に埋設されるようにインサート成形して、前記軸孔7の内周部に保持されているだけであるが、これらの部分には大きな荷重がからないので、これらの部分からもラジアルベアリング2の外輪2aが外れてしまうようなことはない。むしろ、このようにすることにより、本体フレーム3に使用される合成樹脂の使用量が低減されて、コストダウンにもつながり、より好ましいものとなる。
Further, in the caster of the present invention, in the case shown in FIGS. 5, 6, and 8, a load such as a carriage is applied to the support shaft 1, and the front lower portion A of the inner peripheral portion of the
1 支軸
2 ラジアルベアリング
2a 外輪
2b 内輪
3 本体フレーム
4 車輪
5 旋回部
7 軸孔
S1 軸支点
S2 軸支点
Ta 厚さ
Tb 厚さ
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Families Citing this family (1)
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