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JP5366142B2 - 液晶ディスプレイ装置および発光装置 - Google Patents
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JP5366142B2 - 液晶ディスプレイ装置および発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶ディスプレイ装置などの発光装置等に関するものであり、特に複数色の光源の発光強度を検出して発光バランスを制御する技術に関するものである。
液晶ディスプレイ装置などの発光装置としては、3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光をそれぞれ発する3種類のLEDを用い、これら3種類のLEDの発したR、G、Bの光を混色することによって白色光を得るものがある。これらLEDの発光色は、温度変化、経年変化などによりずれるため、これを補償して本来の白色光を保つように、フィードバック制御が行われている。
たとえば、特許文献1や特許文献2では、R,G,BのLEDそれぞれの発光色を検出するカラーセンサを設け、色毎の発光強度を得ている。R、G、Bのそれぞれにつき、検出した発光強度が所望の発光強度となるように、LEDの発光強度をフィードバック制御している。
しかしながら、上記特許文献1や2の技術では、制御のために高価なカラーセンサが必要であり構成が複雑になるという問題があった。
この問題に対し、特許文献3では、安価な制御を行うために、カラーセンサに代えて色を区別せずに光の強さを検出する光センサを一つ設け、R、G、BのLEDを全て点灯した時の発光強度と、R、G、Bのうちの一つを順次消灯した時の発光強度を測定し、前者と後者の発光強度の差に基づき、R、G、Bのそれぞれの発光強度に基づいてフィードバック制御することが提案されている。
特開2007−123153(図1) 特開2008−210853(図1、段落[0019]〜[0021]) 特開2007−214053
しかしながら、特許文献3における発光強度の取得については、測光処理回路は、測光制御信号回路からのトリガ信号にしたがい、トリガ信号を受けた時点における光センサからの出力信号を取り込み、増幅アンプやA/D変換器などの必要な回路要素で取得する記載があるが(段落[0084]参照)、LEDの発光時間は時間に対して線形ではないことから、A/D変換器だけ(瞬間の発光強度を検出する)ではセンサの出力する信号を確実に捕捉できない問題がある。
そのような中で、出願人は、混色されたLEDの単位発光期間(PWM調光周期)の発光強度を取得することとし、光センサとA/D変換器との間にサンプル・ホールド回路を設けたが(図13A)、例えば、赤色、緑色、青色の各PWM(Pulse Width Modulation)調光パルスのデューティが異なる白色光の発光強度を取得する場合には、赤色、緑色、青色のPWM調光パルスの立下がりが不揃いなることから、サンプル・ホールド回路の積分器に入力される光センサからの電圧を正確に取得できない、ということが判明した(図13B)。特に、4000Kや10000Kなど、PWM調光パルスのデューティがばらつく色温度に設定した場合に取得の精度が悪化する。その原因は、一色点灯期間d3の電圧が直前にコンデンサC にチャージされた電圧(三色点灯期間d1+二色点灯期間d2)より低くなるため、コンデンサCへの充電が行われなくなることが考えられる。
本発明は、本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、安価な制御を行うために1つの光センサを用い、かつLEDの単位発光期間(PWM調光周期)で赤色、緑色、青色の各PWM調光パルスのデューティが異なっていても、精度よく各色の発光強度を検出して制御することのできる液晶ディスプレイ装置および発光装置を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
(1)液晶ディスプレイ装置は、
液晶パネル部と、
赤色光源と、緑色光源と、青色光源とを有し、各光源を混色させて白色光化し、前記液晶パネル部のバックライトとして機能する発光部と、
前記発光部の発光強度を検出する光センサと、
互いに立ち上がりの揃えられた各PWM調光パルスに基づき、前記発光部に対し第一のPWM調光周期間で前記赤色光源、前記緑色光源、前記青色光源を点灯させた第一の状態、第二のPWM調光周期間で一種類の光源だけを消灯させた第二の状態、第三のPWM調光周期間で第二の状態のときに消灯させたものと異なる一種類の光源だけを消灯させた第三の状態となるように点灯制御するとともに、前記光センサの後段に接続された積分器を含み、この積分器で前記各状態における発光部のPWM調光周期間の発光強度を積分する光源選択検出手段と、
前記各状態において前記積分器で積分されたPWM調光周期間の発光強度に基づいて各光源が所望の発光強度になるように前記発光部を制御する発光制御手段とを備え、
前記光源選択検出手段は前記光センサと前記積分器との間に接続される信号反転増幅器を有し、
さらに前記信号反転増幅器は前記光センサの出力信号に基づきPWM調光周期間における前記積分器への入力電圧を段階的に上昇して行くように反転増幅して前記積分器に出力する、
ことを特徴とする。
これにより、積分器に印加される電圧が徐々に高くなるように制御され、積分器が確実にPWM調光周期間あたりの混色された光源の発光強度を捕捉できる。従い、性能の低い光センサを用いても、正確な色バランス制御を実現することができる。
(2)発光装置は、
少なくとも二色の光源を有し、各光源を混色させて所定の色で発光する発光部と、
前記発光部の発光強度を検出する光センサと、
互いに立ち上がりの揃えられた各PWM調光パルスに基づき、前記発光部に対し第一のPWM調光周期間で全ての色の光源を点灯させた第一の状態、第二のPWM調光周期間で一種類の光源だけを消灯させた第二の状態となるように点灯制御するとともに、前記光センサの後段に接続された積分器を含み、この積分器で前記各状態における発光部のPWM調光周期間の発光強度を積分する光源選択検出手段と、
前記各状態において前記積分器で積分されたPWM調光周期間の発光強度に基づいて各光源が所望の発光強度になるように前記発光部を制御する発光制御手段とを備える発光装置であって、
前記光源選択検出手段は前記光センサと前記積分器との間に接続される信号反転増幅器を有し、
さらに前記信号反転増幅器は前記光センサの出力信号に基づきPWM調光周期間における前記積分器への入力電圧を段階的に上昇して行くように反転増幅して前記積分器に出力する、
ことを特徴とする。
これにより、積分器に印加される電圧が徐々に高くなるように制御され、積分器が確実にPWM調光周期間あたりの混色された光源の発光強度を捕捉できる。従い、性能の低い光センサを用いても、正確な色バランス制御を実現することができる。
(3)液晶ディスプレイ装置は、
液晶パネル部と、
赤色光源と、緑色光源と、青色光源とを有し、各光源を混色させて白色光化し、前記液晶パネル部のバックライトとして機能する発光部と、
前記発光部の発光強度を検出する光センサと、
互いに立ち下がりの揃えられた各PWM調光パルスに基づき、前記発光部に対し第一のPWM調光周期間で前記赤色光源、前記緑色光源、前記青色光源を点灯させた第一の状態、第二のPWM調光周期間で一種類の光源だけを消灯させた第二の状態、第三のPWM調光周期間で第二の状態のときに消灯させたものと異なる一種類の光源だけを消灯させた第三の状態となるように点灯制御するとともに、前記光センサの後段に接続された積分器を有し、この積分器で前記各状態における発光部のPWM調光周期間の発光強度を積分する光源選択検出手段と、
前記各状態において前記積分器で積分されたPWM調光周期間の発光強度に基づいて各光源が所望の発光強度になるように前記発光部を制御する発光制御手段とを備え、
前記光センサの出力信号に基づきPWM調光周期間における前記積分器への入力電圧は段階的に上昇して行くように変化する、
ことを特徴とする。
これにより、積分器に印加される電圧が徐々に高くなるように制御され、積分器が確実にPWM調光周期間あたりの混色された光源の発光強度を捕捉できる。従い、性能の低い光センサを用いても、正確な色バランス制御を実現することができる。
(4)発光装置は、
少なくとも二色の光源を有し、各光源を混色させて所定の色で発光する発光部と、
前記発光部の発光強度を検出する光センサと、
互いに立ち下がりの揃えられた各PWM調光パルスに基づき、前記発光部に対し第一のPWM調光周期間で全ての色の光源を点灯させた第一の状態、第二のPWM調光周期間で一種類の光源だけを消灯させた第二の状態となるように点灯制御するとともに、前記光センサの後段に接続された積分器を有し、この積分器で前記各状態における発光部のPWM調光周期間の発光強度を積分する光源選択検出手段と、
前記各状態において前記積分器で積分されたPWM調光周期間の発光強度に基づいて各光源が所望の発光強度になるように前記発光部を制御する発光制御手段とを備え、
前記光センサの出力信号に基づきPWM調光周期間における前記積分器への入力電圧は段階的に上昇して行くように変化する、
ることを特徴とする。
これにより、積分器に印加される電圧が徐々に高くなるように制御され、積分器が確実にPWM調光周期間あたりの混色された光源の発光強度を捕捉できる。従い、性能の低い光センサを用いても、正確な色バランス制御を実現することができる。
なお、この実施形態において、
「単位発光期間」は、図6のPWM調光周期Hがこれに対応する。
「光源選択検出手段」は、具体的には、図5のステップST2〜ST4、ST6〜ST8によって実現されるマイクロコンピュータ70の機能および図2のPWM生成回路20、電流・電圧変換器30、前段増幅器40、サンプル・ホールド回路50、後段増幅器60、A/D変換器71がこれに対応する。なお、「互いに立ち下がりの揃えられた各PWM調光パルス」の場合は、PWM生成回路20、電流・電圧変換器30およびマイクロコンピュータ70に代わり、図11のPWM生成回路200、電流・電圧変換器300およびマイクロコンピュータ700が適用される。なお、ステップST2〜ST4、ST6〜ST8の機能については、論理回路によってハードウェアのみで構成してもよい。
「発光制御手段」は、具体的には、図5のステップST9〜ST13によって実現されるマイクロコンピュータ70(700)の機能、PWM生成回路20(200)がこれに対応する。なお、ステップST9〜ST13も論理回路によってハードウェアのみで構成してもよい。
「信号反転増幅器」は、具体的には、図2Aの電流・電圧変換器30がこれに対応する。
「発光強度」は、発光強度の絶対値だけではなく、最大値との比などの相対値も含む概念である。
[第一の実施形態]
本発明を液晶ディスプレイ装置に適用させた第一の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
1−1.機能ブロック図
図1に、この発明の第一の実施形態による液晶ディスプレイ装置1の機能ブロックを示す。
この液晶ディスプレイ装置1は、液晶パネル部2、発光部10、光センサPD、光源選択検出手段Aおよび発光制御手段Bを有している。液晶パネル部2は、ビデオ信号を入力し画像を表示するものである。発光部10は、赤色光源11、緑色光源12、青色光源13を有し、各光源を混色させて白色光化し、液晶パネル部2のバックライトとして機能する。
光源選択検出手段Aは、互いに立ち上がりの揃えられた各PWM調光パルス各PWM調光パルスに基づき、第一の単位発光期間で赤色光源11、緑色光源12、青色光源13を全て点灯させた第一の状態、第二の単位発光期間で一種類の光源だけを消灯させた第二の状態、第三の単位発光期間で第二の状態のときに消灯させたものと異なる一種類の光源だけを消灯させた第三の状態となるように点灯制御を行う。さらに、光源選択検出手段Aは、信号反転増幅器30と積分器51を有し、第一、第二、第三の各状態において、信号反転増幅器30が光センサPDからの出力を受けて反転増幅し、この反転増幅したものを積分器51が積分することで発光強度を取得する。
発光制御手段Bは、第一、第二、第三の各状態において検出された発光強度に基づいて、赤色光源11、緑色光源12、青色光源13のそれぞれの発光強度を算出する。すなわち、第一の状態での発光強度から第二の状態での発光強度を減じて、第二の状態で消灯させた光源の発光強度を算出する。また、第一の状態での発光強度から第三の状態での発光強度を減じて、第三の状態で消灯させた光源の発光強度を算出する。さらに、第一の状態での発光強度から上記にて算出した二種類の光源の発光強度を減じて、残りの光源の発光強度を算出する。
発光制御手段Bは、このようして算出した赤色光源11、緑色光源12、青色光源13のそれぞれの発光強度が、それぞれの所望の発光強度になるように、赤色光源11、緑色光源12、青色光源13の発光強度をフィードバック制御する。よって、バックライト光源の発光色を白に保つように制御を行うことができる。
1−2.回路構成例
図2に、図1の液晶ディスプレイ装置の具体的な回路構成例を示す。図2において、図1の構成要素と対応する構成要素には同一の符号を付している。図2において、1は、液晶ディスプレイ装置を示す。液晶ディスプレイ装置1は、液晶パネル部2と、この液晶パネル部2を背面から照射する発光部10と、この発光部10を駆動するLED駆動回路3と、このLED駆動回路3に調光パルスS1を供給するPWM生成回路20と、この発光部10の発光強度を検出する光センサPDと、この光センサPDが検出した信号を反転増幅する電流・電圧変換器(信号反転増幅回路)30と、この電流・電圧変換器30が出力した信号を増幅する前段増幅器40と、この前段増幅器40が増幅した信号をサンプル・ホールドするサンプル・ホールド回路50と、このサンプル・ホールド回路50が取得した信号を増幅する後段増幅器60と、装置1全体の制御を統括するマイクロコンピュータ70などを備える。
ここでは、液晶パネル部2は周知なものを用いることができるので、その構成についての説明は省略する。
発光部10は、赤色LED11、緑色LED12、および青色LED13を有し、これら三色のLEDを発光させることにより混色された白色光を生成し、液晶パネル部2を照射するものである。発光部10の詳細を図3に示す。図3Aは断面図である。この発光部10は、光を散乱させる拡散シート、プリズムシート14、光の通路となるガイドプレート15の短辺部の一方端には、単位セルあたり赤色LED11が1個、緑色LED12が1個、青色LED13が1個組み込まれたものが多数設けられている。
この実施形態では、短辺部に赤色LED11、緑色LED12、青色LED13を設けているが、長辺部に設けてもよい。また、ガイドプレート15を設けずに、プリズムシート14の裏側に赤色LED11、緑色LED12、青色LED13を設けた直下型の構成としてもよい。
光センサPDは、図3Aに示すように、反射板16の一部分に貫通孔16aが設けられた後部に備えている。この光センサPDは、特定の波長の光のみを検出するものではなく、所定の波長範囲にわたる発光強度を検出するもので、いわゆる光センサや照度センサと呼ばれるフォトダイオードである。従い、カラーセンサよりも安価なものとなる。
図2のPWM生成回路20は、マイクロコンピュータ70の内部に備えることも考えられるが、マイクロコンピュータ70の負担を少なくするためにFPGA
(Field Programmable Gate Array)に組み込まれている。詳細には、図4に示すように、シリアル・インターフェース部21、パルス幅用設定レジスタ22、カウントクロック(基準クロック)CLK、調光周期情報設定部23、カウンタ24、赤色調光用カウントコンパレータ25、緑色調光用カウントコンパレータ26、青色調光用カウントコンパレータ27等を備える。
パルス幅用設定レジスタ23は、マイクロコンピュータ70から出力されたデューティ情報Rduty、Gduty、Bduty(各14bit)を格納する。なお、このデューティ情報Rduty、Gduty、Bdutyは、赤色LED11、緑色LED12、青色LED13をPWM制御する際において、パルス幅を設定するために用いられる。
調光周期情報設定部23は、カウントクロックCLKを分周したパルスに基づいて生成しカウントアップ周期情報としてカウンタ24のPWMパルス周期設定レジスタに設定する。
カウンタ24は、例えばカウントクロックCLKを20MHzに、カウントアップ周期を1kHzに設定されている。なお、このカウントアップ周期は、LEDの単位発光期間となるPWM調光周期Hに相当する値が設定されている。従い、カウンタ24は、PWM調光周期H分のカウントクロックCLKをカウントするとカウント値を自動的にリセットすることなる。
赤色調光用カウントコンパレータ25赤色調光用カウントコンパレータ25は、パルス幅設定レジスタ22に格納されたデューティ情報Rdutyを閾値としてカウンタ24のカウント値と比較し、LED駆動回路3に対し、カウント値が閾値を超えていない場合は「Highレベル」を出力し、閾値を越えると「Lowレベル」を出力する。同様にして、緑色調光用カウントコンパレータ26は、パルス幅設定レジスタ22に格納されたデューティ情報Gdutyを閾値としてカウンタ24のカウント値と比較し、LED駆動回路3に対し、カウント値が閾値を超えていない場合は「Highレベル」を出力し、閾値を越えると「Lowレベル」を出力し、青色調光用カウントコンパレータ27は、パルス幅設定レジスタ22に格納されたデューティ情報Bdutyを閾値としてカウンタ24のカウント値と比較し、LED駆動回路3に対し、カウント値が閾値を超えていない場合は「Highレベル」を出力し、閾値を越えると「Lowレベル」を出力する。
このようにして、赤色調光用カウントコンパレータ25、緑色調光用カウントコンパレータ26、青色調光用カウントコンパレータ27から出力された信号がそれぞれ赤色PWM調光パルスS1r、緑色PWM調光パルスS1g、青色PWM調光パルスS1bとなってLED駆動回路3に供給される。なお、カウンタ24のカウント値に基づいて、各PWM調光パルスS1r、S1g、S1bが生成されるため、PWM調光パルスS1r、S1g、S1bの各波形の立ち上がり(Lowレベル→Highレベル)は揃うことになる(図2、図4参照)。
LED駆動回路3は、PWM生成回路20からのPWM調光パルスS1r、S1g、S1bを受け、赤色のためのPWM調光パルスS1rがHighレベルの期間のみ、赤色LED11を点灯させる。同様に、緑色のためのPWM調光パルスS1gがHighレベルの期間のみ、緑色LED12を点灯させる。同様に、青色のためのPWM調光パルスS1bがHighレベルの期間のみ、青色LED13に与えて点灯させる。
電流・電圧変換器30は、オペアンプ31、帰還抵抗R1で構成され、オペアンプ31の非反転増幅端子(+)には、電源(+3.3V)と光センサPDのカソードが接続され、反転入力端子(−)には、光センサPDのアノードと、他端が出力端子に接続された帰還抵抗R1が、接続されている。このような構成をとることで、光センサPDに流れる電流を電圧に変換し(図2のS2)、これを反転増幅して出力することができ、信号反転増幅器の機能を果たしている(図2のS3)。
前段増幅器40は、オペアンプ41、抵抗R2、帰還抵抗R3で構成され、オペアンプ41の非反転増幅端子(+)には、電流・電圧変換器30の出力端子と接続され、反転入力端子(−)には、他端が接地された抵抗R2と他端が出力端子に接続された帰還抵抗R3に接続されている。このような構成をとることで電流・電圧変換器30から出力された信号を増幅させて出力する。
ここで電流・電圧変換器30の後段に前段増幅器40を配置した理由を説明する。積分器51に入力する電圧をVin、出力する電圧をVoutとすると、次式の関係が成り立ち、積分器51に積分される電圧は図8に示すように指数関数的に上昇する。
Vout=(1−e^(−t/CR))* Vin
光センサPDの光量を積分器51でリニアリティを保って出力するには、チャージ時間に対する出力電圧上昇の傾きがリニアリティを保った領域で使用する必要がある。例えば、図8に示すように、電流・電圧変換器30の出力電圧を3.3V(Vin)とし、その電圧値に基づいて積分器51を駆動した場合、1V以下の電圧でしかリニアリティを維持することができないから(図8領域F)、積分器51でのダイナミックレンジが小さくなってしまう。従い、前段増幅器40により、電流・電圧変換器30からの電圧値Vinを大きくして積分器51のダイナミックレンジを確保する必要がある。従い、電流・電圧変換器30から出力された信号を増幅させて出力する必要がある。
また、積分器51の時定数を小さくしてリニアリティが取れない領域(図8領域G)でサンプル・ホールドを行なうと積分器51の電圧上昇の傾きが時間によって違うので発光強度のリニアリティが取れない。
サンプル・ホールド回路50は、第一の電子スイッチSW1、第二の電子スイッチSW2、積分器51とから構成され、積分器41には回路抵抗R4とコンデンサC備える。コンデンサCは、光センサPDが出力する光量を蓄積するものであり、第一の電子スイッチSW1、第二の電子スイッチSW2がマイクロコンピュータ70からのサンプル・ホールド信号SH1、SH2によりオン、オフされことにより、LED光源の単位発光期間(PWM調光周期)における発光強度を積分する。
後段増幅器60は、オペアンプ61、抵抗R5、帰還抵抗R6とから構成され、サンプル・ホールド回路50のコンデンサCに蓄積された光量を増幅するものである。
マイクロコンピュータ70は、A/D変換器71、基準情報格納部72、出力情報格納部73、演算処理部74、カウンタ75等を備えている。基準情報格納部72には、三刺激値Xref,Yref、Zrefが記憶されており、その値から演算回路74で赤色LED11の所望の発光強度、緑色LED12の所望の発光強度、青色LED13の所望発光強度が式1から算出される。出力情報格納部73は、赤色LED11に対応するデューティ情報Rduty、緑色LED12に対応するデューティ情報Gduty、青色LED13に対応するデューティ情報Bduty等が格納されている。
これらデューティ情報Rduty、Gduty、Bdutyは、それぞれ赤色PWM調光パルスS1r、緑色PWM調光パルスS1g、青色PWM調光パルスS1bのオン期間を決定するものである。従い、デューティ情報Rduty、Gduty、Bdutyを変更することにより、各LEDの発光時間を制御することができる。発光時間を短くすれば人間の目が感じる発光強度は小さくなる。これにより、各色のバランスを調整することができる。なお、この実施形態では、調光パルスS1の周期数を1kHzとした(前述したPWM生成回路20におけるカウンタ24のカウントアップ周期に設定)。
サンプル・ホールド信号SH1、SH2は、サンプル・ホールド回路50のコンデンサCを充放電させる信号であり、PWM生成回路20が出力する緑色PWM調光パルスS2gとは同期している。なお、緑色PWM調光パルスS1gに同期させたのは、後述のように緑色PWM調光パルスS1gは毎周期オンとなるからである。LED光源の単位発光期間(PWM調光周期)における発光強度を検出する。
光センサPDの検出出力は、電流・電圧変換器(信号反転増幅器)30、前段増幅器40、サンプル・ホールド回路50、後段増幅器60を経て、マイクロコンピュータ70に与えられる。マイクロコンピュータ70は、PWM生成回路20に指令を与えて、第一の単位発光期間内で赤色LED11、緑色LED12、青色LED13の全てが点灯している第一の状態、第二の単位発光期間内で赤色LED11だけを消灯してシアン光とした第二の状態、第三の単位発光期間内で青色LED13だけを消灯してイエロー光とした第三の状態とし、それぞれの状態における光センサPDからの出力を発光強度のディジタルデータとして取得する。
さらに、マイクロコンピュータ70の演算回路部74は、第一の状態、第二の状態、第三の状態における発光強度に基づいて、赤色LED11の発光強度、緑色LED12の発光強度、青色LED13の発光強度を算出する。一方、基準情報格納部72には、ユーザによって設定された三刺激値Xref,Yref、Zrefが記憶されており、その値から演算回路74で赤色LED11の所望の発光強度、緑色LED12の所望の発光強度、青色LED13の所望発光強度が後述する式1から算出される。
マイクロコンピュータ70の演算回路74は、色毎に所望の発光強度と計測した測定発光強度とを比較し、両者が等しくなるようにPWM調光パルスS1のオン時間の制御を行う。マイクロコンピュータ70による制御処理の詳細は、後述する発光強度測定・調光制御プログラムの処理において述べる。
「光センサPDが検出した光量を電流・電圧変換器(信号反転増幅器)30によって反転する理由」
出願人は、混色されたLEDの単位発光期間の発光強度を取得することとし、光センサPDとA/D変換器71との間にサンプル・ホールド回路50を設けたが(図13A)、例えば、赤色、緑色、青色の各PWM調光パルスS1r、S1g、S1bのデューティが異なる白色光の発光強度を取得する場合には、赤色、緑色、青色のPWM調光パルスS1r、S1g、S1bの立下がりが不揃いなることから、サンプル・ホールド回路50の積分器51に入力される光センサPDからの電圧を正確に取得できない、ということが判明した(図13B)。特に、4000Kや10000Kなど、PWM調光パルスのデューティがばらつく色温度に設定した場合に取得の精度が悪化する。その原因は、一色点灯期間d3の電圧が直前にコンデンサCにチャージされた電圧(三色点灯期間d1+二色点灯期間d2)より低くなるため、コンデンサCへの充電が行われなくなる。
そこで、光センサPDとサンプル・ホールド回路50との間に電流・電圧変換器(信号反転増幅器)30を設けた。このような配置をとることで、互いに立ち上がりの揃えられた各PWM調光パルスS1r、S1g、S1bに基づき、光センサPDが検出した光量を、電流・電圧変換器(信号反転増幅器)30が反転させることで、サンプル・ホールド回路50に印加される入力電圧は、発光強度の強い方が小さくなるように働く。すなわち、図9Aに示すように、積分器51のコンデンサCには、各PWM調光パルスS1r、S1g、S1bにおけるデューティの大小のばらつきに関係なく、電圧が低→高の順にチャージされ、後半の一色点灯期間d3においても充電が確実に行われ、コンデンサCが確実に単位発光期間あたりの混色された光源の発光強度を捕捉できる。従い、性能の低い光センサを用いても、正確な色バランス制御を実現することができる。従い、安価な制御を行うために1つの光センサを用い、かつLEDの単位発光期間で赤色、緑色、青色の各PWM調光パルスS1r、S1g、S1bのデューティが異なっていても、精度よく各色の発光強度を検出して制御することのできる液晶ディスプレイ装置および発光装置を提供することができる。
1−3.発光強度測定・調光制御プログラムの処理
図5に、マイクロコンピュータ70に記憶された発光強度測定・調光制御プログラムのフローチャートを示す。
マイクロコンピュータ70のカウンタ75は、PWM生成回路20の緑色PWM調光パルスS1g(図6参照)の立ち上りを計数している。このカウンタ75は、7個のパルスをカウントできるもので8個目のパルスが入力されると0にリセットする(図6A)。なお、緑色PWM調光パルスS1gを用いたのは、後述のように、緑色PWM調光パルスS1gは毎周期オンとなるからである。また、立ち上がりを基準としたのは、図6Cに示すように、調光時間の調整がなされても立ち上がりは変動しないからである。
マイクロコンピュータ70は、緑色PWM調光パルスS1gの計数値COUNTが所定の値となると、その値に応じて、赤色LED11を消灯させてシアン光を発光させて計測し、全てのLEDを点灯させてホワイト光を発光させて計測し、青色LED13を消灯させてイエロー光を発光させて計測するという処理を行うようにしている。
まず初めにマイクロコンピュータ70は、カウンタ75の計数値をリセットする(ステップST1)。
カウンタ75の計数値が1になると(図6Cのβ1、ステップST2でYES)、マイクロコンピュータ70は、PWM生成回路20のパルス幅用設定レジスタ23に赤色LED11に対応するデューティ情報Rduty=0を与え、赤色PWM調光パルスS1rを1パルス間引くように制御する(ステップST3)。これにより、図6Cのαに示すように、赤色PWM調光パルスS1rが1パルスだけ間引かれ、この単位発光期間はシアン光が発光される。
次に、マイクロコンピュータ70は、シアン光より得られた光センサPDの出力を取り込んでA/D変換する(ステップST4)。この取り込みは、以下のようにして実行される。マイクロコンピュータ70は、まず、緑色PWM調光パルスS1gの計数値が1の値になると、第一の電子スイッチSW1をオンに制御し、コンデンサCに前段増幅器40からの出力を蓄積する。
次に、マイクロコンピュータ70は、次の緑色PWM調光パルスS1gの立ち上がりβ2と同時に、第一の電子スイッチSW1をオフに制御する。これにより、シアン光(緑色と青色の混光色)の発光強度(調光時間も考慮された発光強度)に応じた電荷がコンデンサCに保持される。これと同時に、コンデンサCに蓄積された電荷をマイクロコンピュータ70は、コンデンサCに蓄積された電荷を取り込んで、A/D変換器71で変換し発光強度のディジタルデータとして取り込む。データを取り込むと、マイクロコンピュータ70は、第二の電子スイッチSW2をオンにして、コンデンサCの電荷を放電する。放電に十分な時間が経過すると、マイクロコンピュータ70は、第二の電子スイッチSW2を再びオフにする。
次に、ステップST5では、カウンタ75の計数値が7の値になったかどうかを判断する。ここでは、1をカウントしたところなので、マイクロコンピュータ70は、ホワイト光とイエロー光の計測はまだと判断し、ステップST5、ST2をNOで抜けてステップST6の処理に移る。
ステップST6で、カウンタ75の計数値が3になった場合には(図6Cのβ3)、マイクロコンピュータ70は、YESで抜けて特段の処理を行わない。つまり、いずれの調整パルスも間引かずホワイト光を発光させる。
次の緑色PWM調光パルスS1gの立ち上がり4パルス目(図6Cのβ4)と同時に、第一の電子スイッチSW1をオフに制御する。これにより、ホワイト光の発光強度(調光時間も考慮された発光強度)に応じた電荷がコンデンサCに保持される。これと同時に、コンデンサCに蓄積された電荷をマイクロコンピュータ70は、コンデンサCに蓄積された電荷を取り込んで、A/D変換器71で変換し発光強度のディジタルデータとして取り込む。データを取り込むと、マイクロコンピュータ70は、第二の電子スイッチSW2をオンにして、コンデンサCの電荷を放電する。放電に十分な時間が経過すると、マイクロコンピュータ70は、第二の電子スイッチSW2を再びオフにする(ステップST4)。
一方、ステップ6をNOで抜けて、カウンタ75の計数値が5になった場合には(図6Cのβ5)、マイクロコンピュータ70は、青色調光パルスを1パルスだけ間引くように調光パルス生成部20のパルス幅用設定レジスタ23に青色LED13に対応するデューティ情報Bduty=0を与え、制御する(ステップST7、ST8、図6Cのγ)。これにより、イエロー光を発光させる。
次の緑色PWM調光パルスS1gの立ち上がり(図6Cのβ6)と同時に、第一の電子スイッチSW1をオフに制御する。これにより、イエロー光(緑色と赤色の混光色)の発光強度(調光時間も考慮された発光強度)に応じた電荷がコンデンサCに保持される。これと同時に、コンデンサCに蓄積された電荷をマイクロコンピュータ70は、コンデンサCに蓄積された電荷を取り込んで、A/D変換器71で変換し発光強度のディジタルデータとして取り込む。データを取り込むと、マイクロコンピュータ70は、第二の電子スイッチSW2をオンにして、コンデンサCの電荷を放電する。放電に十分な時間が経過すると、マイクロコンピュータ70は、第二の電子スイッチSW2を再びオフにする(ステップST4)。
マイクロコンピュータ70は、光センサPDから出力されるシアン光、ホワイト光、およびイエロー光の発光強度を取り込むと、(ステップST5でYES)、取り込んだシアン発光強度C、ホワイト発光強度W、イエロー発光強度Yに基づいて、青色LED11、緑色LED12、赤色LED11の発光強度、下式に基づいて算出する(ステップST9)。
R=W−C
B=W−Y
G=W−R−B
ここで、Bは青色LED13の発光強度、Gは緑色LED12の発光強度、Rは赤色LED11の発光強度である。
次に、マイクロコンピュータ70は、基準情報格納部72から、ユーザによって設定された所望の三刺激値Xref,Yref、Zrefを読み出す(ステップST10)。次に、マイクロコンピュータ70は、赤色LED11、緑色LED12、青色LED13について製造時に計測した値に基づいて決定した三刺激値の工場調整値と、ユーザ設定による所望の三刺激値Xref,Yref、Zrefとに基づいて、各色のLED11、12、13の目標発光強度(最大発光強度から割合。光センサPDによって検出されるべき発光強度の最大発光強度に対する割合)を算出する(ステップST11)。算出式は、下記のとおりである。なお、ここで三刺激値とは、CIE表色系におけるXYZ系の表色系である。
ここで、三刺激値の工場調整値は、後述にようにして製造時に実測にて算出したものである。
マイクロコンピュータ70は、計測によって得たR、G、Bの最大発光強度Rmax、Gmax、Bmaxに対する比が、それぞれ、算出された目標Rref、Gref、Brefに等しくなるように、デューティ情報Rduty、Gduty、Bdutyを出力し、PWM調光パルスのオン時間の割合を変化させる制御を行う(ステップST12)。PWM生成回路20は、与えられた赤色、緑色、青色のデューティ情報Rduty、Gduty、Bdutyに基づいて、各色の調光パルスのオン時間を制御する。そして、カウンタ75の計数値を0にリセットする(ステップST13)。
以上のようにして、色バランス調整を行う。なお、色バランス調整を複数回の計測の平均値を用いて行ってもよい。その場合、急激な変化が生じない。
[シアン光、ホワイト光、イエロー光を光センサPDによって計測する理由]
この実施形態では、シアン光、ホワイト光、イエロー光を光センサPDによって計測するようにしている。これは、以下のような理由によるものである。
光センサPDの各色に対する感度は異なっている。一般的には、緑色に対する感度が最もよく、赤色、青色の順に感度が悪いことが多い。たとえば、この実施形態においては用いた光センサPDの赤色、青色、緑色に対する感度の比率はR:G:B=3:10:1である。
それで、特許文献3のように、R、G、Bの全てを順にしょうとする場合では、C、M、Yに対する感度の比率はC:M:Y=11:4:13となる。したがって、最大感度であるY=13と最小感度であるM=4との比は、Y/M=13/4=3.25倍となる。このように、最大感度と最小感度との比が大きくなってしまうと、最小感度であるマゼンダ(M)に対するダイナミックレンジが著しく低下するという問題がある。
この実施形態においては、シアン光、ホワイト光、イエロー光を計測することとしており、C、W、Yに対する感度の比率はC:W:Y=11:14:13となる。したがって、最大感度であるW=14と最小感度C=11との比は、W/C=14/11=1.27倍となる。これにより、測定光間における感度の不均一を小さくすることができ、ダイナミックレンジを大きくして測定精度を向上させることができる。
また、図7Aに示すように、緑色LED12だけを消灯した場合の方が、赤色LEDだけ、あるいは青色だけを消灯した場合に比べて、人間の目に感じるフリッカが大きくなるという実験結果が得られた。図7Aにおいて、「■」の点でプロットされているのが、緑色LED12だけを消灯した場合に、調光周波数を変化させて、どの程度のフリッカを感じるかを評価したものである。「×」の点でプロットされているのが、赤色LED11だけを消灯した場合に、調光周波数を変化させて、どの程度のフリッカを感じるかを評価したものである。「▲」の点でプロットされているのが、青色LED13だけを消灯した場合に、調光周波数を変化させて、被験者がどの程度のフリッカを感じるかを5段階で評価したものである。横軸が調光周波数、縦軸がフリッカ評価値の平均値である。
たとえば、この実施形態においてはPWM調光パルスS1の周波数を1kHzとしており、この領域においても、緑色LED12あるいは赤色LED11だけを消灯した場合においてフリッカが感じることが示されている。このような実験結果からも、緑色LED12だけを消灯することは避けることが好ましいという結論が導き出せる。
[消灯周波数とフリッカの関係について]
図7Aでは、消灯タイミングを十分に遅くした場合の結果を示したが、消灯周波数とフリッカの関係を確認したところ、図7Bに示すように、150Hz以上の消灯周波数で消灯させると、人間の目に気づかないことが検証された。本実施形態の場合、積分器51が積分する単位発光期間が調光周波数の1周期にあたり、測色する場合は2周期分必要とする。よって測色する色数の2倍数以上の調光周波数で調光することが望ましい。例えば、三色を測色するのであれば900Hz以上の調光周波数が必要である。
1−4.三刺激値の工場調整値の設定処理
上記制御において、三刺激値の工場調整値を用いている。この工場調整値は、そのディスプレイ装置に組み込む光センサPDごとに、以下のようにして実測に基づいて算出する。
まず、赤色LED11のみを点灯させ、三刺激値X、Y、Zが測定可能な高精度のセンサを用いてLCD正面から計測する。これにより、赤色LED11からの赤色光の刺激値のX成分Rx、Y成分Ry、Z成分Rzを得ることができる。同様にして、緑色LED12からの緑色光の刺激値のX成分Gx、Y成分Gy、Z成分Gz、青色LED13からの青色光の刺激値のX成分Bx、Y成分By、Z成分Bz、を得る。
このようにして得たRx、Ry、Rz、Gx、Gy、Gz、Bx、By、Bzと、赤色LED11、緑色LED12、青色LED13を全て点灯させた場合のホワイト光の刺激値のX成分Wx、Y成分Wy、Z成分Wzとの関係は下式のとおりとなる。
ここで、Wx、Wy、Wzは、赤色LED11、緑色LED12、青色LED13を発光させた場合のホワイト光の刺激値である。RGBは、各LED11、12、13の発光強度の、最大発光強度との比である。したがって、最大発光強度(調光パルスのオン期間が想定される範囲において最大の場合)にて各LEDを点灯した場合には、r=1、g=1、b=1となる。
赤色LED11、緑色LED12、青色LED13を想定される最大の輝度にて点灯させ、ホワイト光の刺激値Wx、Wy、Wzを測定すると、上式においてr=1、g=1、b=1として計算によって算出した刺激値Wx、Wy、Wzと一致する。
次に、そのディスプレイ装置1に実際に組み込む光センサPDを用いて、赤色LED11、緑色LED12、青色LED13の発光強度R、G、Bを検出する。これは、上記実施形態において説明した手法、つまり、シアン光、ホワイト光、イエロー光の発光強度を計測し、これに基づいて各色の発光強度を算出することにより行う(ステップST9参照)。
ここで、上式2のY成分、つまりRy、Gy,Byは、発光強度R、G、Bにほぼ等しいという関係にある。したがって、光センサPDの各色に対する感度が均一であり、高精度センサと同等の能力があれば、Ry、Gy、ByとR、G、Bが等しくなるはずである。実際には、光センサPDの能力が劣ることから、R、G、Bに基づいて、上式2を下記のように変形する。
ここで、R’y、G’y、B’yは、計測されたR、G、Bの値で置き換えたものである。また、R’y、R’zは、下式によって算出する。つまり、RyとR’yとの比率に応じて、R’x、R’zを修正する。
G’x、G’z、B’x、B’zについても同様の式にて算出することができる。
次に、所定の最大発光強度にて赤色LED11、緑色LED12、青色LED13を発光させ、白色光の発光強度Wを光センサPDによって検出する。この時の発光強度Wは、上式3において、r=1、g=1、b=1とした時に計算によって算出されるW’yと等しくなるはずである。しかし、式3は近似式であるため、両者は一致しない。そこで、実測値WをW”yとし、W”yとW’yとの比率に基づいて、W’x、W’zを修正し、(式4と同様の修正を行う)W”x、W”zを得る。また、右辺についても、W”yとW’yとの比率に基づいて、同様な修正を行う。したがって、下式が得られる。
この式を変形すれば、次式が得られる。この式は、所望の色合いの光パラメータWx、Wy、Wzが与えられたとき、この色を赤色LED11、緑色LED12、青色LED13で発色しようとする際に、光センサPDによって検出される発光強度が、最大発光強度に対してどの程度の割合であればよいかを、r、g、bによって示している。
工場出荷時には、式6のR”x、R”y、R”z、G”x、G”y、G”z、B”x、B”y、B”y、B”zが、三刺激値の工場調整値としてマイクロコンピュータ70のメモリなどに記録される。なお、式6のr、g、bは、式1のRref、Gref、Brefに対応し、W”x、W”y、W”zはXref,Yref、Zrefに対応する。
また、式(6)のR”x、R”y、R”z、G”x、G”y、G”z、B”x、B”y、B”y、B”zは前述したRx、Ry、Rz、Gx、Gy、Gz、Bx、By、Bzとして記録しても良い。
なお、本発明を液晶ディスプレイ装置に適用させた第一の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、液晶部パネル部2を除いた発光装置に適用できることは言うまでもない。
また、本発明はR、G、B光源以外でも、効率を重視した、白に近い赤っぽい白色、緑っぽい白色、青っぽい白色の光源の組み合わせや、青色と黄色の光源の組み合わせにおいても適応可能である。
なお、上記実施形態では、マイクロコンピュータ70のカウンタ75が緑色PWM調光パルスS1gを計数し、測定の際、PWM調光パルスS1を間引くように制御している。しかし、カウンタ75をPWM生成回路20に設け、計数値に基づきPWM生成回路20側の論理回路によってPWM調光パルスS1を間引くように制御してもよい。
[第二の実施形態]
上記第一の実施形態においては、互いに立ち上がりの揃えられた各PWM調光パルスS1r、S1g、S1bに基づき、光センサPDが検出した光量を、信号反転増幅器30により、サンプル・ホールド回路50へは発光強度が強い方が小さくなるように印加させていた。これに対し、第二の実施形態では、互いに立ち下がりの揃えられた各PWM調光パルスS1r’、S1g’、S1b’に基づき、光センサPDが検出した光量を、サンプル・ホールド回路50へ出力し、発光強度の強い方が大きくなるように印加させることを特徴とするものである。これにより、第一の実施形態と同様、コンデンサCは低→高の順に印加され(図9B)、コンデンサCが確実に単位発光期間あたりの混色された光源の発光強度を捕捉できる。従い、性能の低い光センサを用いても、正確な色バランス制御を実現することができる。
以下に図面を参照しながら、本発明の第二の実施形態について説明する。なお、第一の実施形態において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
2−1.機能ブロック図
図10に、この発明の第一の実施形態による液晶ディスプレイ装置100の機能ブロックを示す。
この液晶ディスプレイ装置100は、液晶パネル部2、発光部10、光センサPD、光源選択検出手段A’および発光制御手段Bを有している。液晶パネル部2は、ビデオ信号を入力し画像を表示するものである。発光部10は、赤色光源11、緑色光源12、青色光源13を有し、各光源を混色させて白色光化し、液晶パネル部2のバックライトとして機能する。
光源選択検出手段A’は、互いに立ち下がりの揃えられた各PWM調光パルス各PWM調光パルスに基づき、第一の単位発光期間で赤色光源11、緑色光源12、青色光源13を全て点灯させた第一の状態、第二の単位発光期間で一種類の光源だけを消灯させた第二の状態、第三の単位発光期間で第二の状態のときに消灯させたものと異なる一種類の光源だけを消灯させた第三の状態となるように点灯制御を行う。さらに、光源選択検出手段A’は、積分器51を有し、第一、第二、第三の各状態において、光センサPDからの出力を積分器51で積分することにより発光強度を取得する。
発光制御手段Bは、第一、第二、第三の各状態において検出された発光強度に基づいて、青色光源11、緑色光源12、青色光源13のそれぞれの発光強度を算出する。すなわち、第一の状態での発光強度から第二の状態での発光強度を減じて、第二の状態で消灯させた光源の発光強度を算出する。また、第一の状態での発光強度から第三の状態での発光強度を減じて、第三の状態で消灯させた光源の発光強度を算出する。さらに、第一の状態での発光強度から上記にて算出した二種類の光源の発光強度を減じて、残りの光源の発光強度を算出する。
発光制御手段Bは、このようして算出した赤色光源11、緑色光源12、青色光源13のそれぞれの発光強度が、それぞれの所望の発光強度になるように、赤色光源11、緑色光源12、青色光源13の発光強度をフィードバック制御する。よって、バックライト光源の発光色を白に保つように制御を行うことができる。
2−2.回路構成例
図11に、図10の液晶ディスプレイ装置の具体的な回路構成例を示す。図11において、図10の構成要素と対応する構成要素には同一の符号を付している。図11において、100は、液晶ディスプレイ装置を示す。液晶ディスプレイ装置1は、液晶パネル部2と、この液晶パネル部2を背面から照射する発光部10と、この発光部10を駆動するLED駆動回路3と、このLED駆動回路3に調光パルスS1’を供給するPWM生成回路200と、この発光部10の発光強度を検出する光センサPDと、光センサPDに流れる電流を電圧に変換する電流・電圧変換器300と、この変換された電圧を増幅する前段増幅器40と、この前段増幅器40が増幅した信号をサンプル・ホールドするサンプル・ホールド回路50と、このサンプル・ホールド回路50が取得した信号を増幅する後段増幅器60と、装置100全体の制御を統括するマイクロコンピュータ700などを備える。
図12のPWM生成回路200は、PWM生成回路20と同様、FPGA に組み込まれている。詳細には、図12に示すように、シリアル・インターフェース部21、22、パルス幅用設定レジスタ23、カウントクロック(基準クロック)CLK、調光周期情報設定部23、カウンタ24、赤色調光用カウントコンパレータ250、緑色調光用カウントコンパレータ260、青色調光用カウントコンパレータ270等を備える。
パルス幅用設定レジスタ23は、マイクロコンピュータ70から出力されたデューティ情報Rduty’、Gduty’、Bduty’(各14bit)を格納する。なお、このデューティ情報Rduty’、Gduty’、Bduty’は、赤色LED11、緑色LED12、青色LED13をPWM制御する際において、パルス幅を設定するために用いられる。
調光周期情報設定部23は、カウントクロックCLKを分周したパルスに基づいて生成しカウントアップ周期情報としてカウンタ24のPWMパルス周期設定レジスタに設定する。
カウンタ24は、例えばカウントクロックCLKを20MHzに、カウントアップ周期を1kHzに設定されている。なお、このカウントアップ周期は、LEDの単位発光期間となるPWM調光周期Hに相当する値が設定されている。従い、カウンタ24は、PWM調光周期H分のカウントクロックCLKをカウントするとカウント値を自動的にリセットすることなる。
赤色調光用カウントコンパレータ250は、パルス幅設定レジスタ22に格納されたデューティ情報Rduty’を閾値としてカウンタ24のカウント値と比較し、LED駆動回路3に対し、カウント値が閾値を超えていない場合は「Lowレベル」を出力し、閾値を越えると「Highレベル」を出力する。同様にして、緑色調光用カウントコンパレータ260は、パルス幅設定レジスタ22に格納されたデューティ情報Gduty’を閾値としてカウンタ24のカウント値と比較し、LED駆動回路3に対し、カウント値が閾値を超えていない場合は「Lowレベル」を出力し、閾値を越えると「Highレベル」を出力し、青色調光用カウントコンパレータ270は、パルス幅設定レジスタ22に格納されたデューティ情報Bduty’を閾値としてカウンタ24のカウント値と比較し、LED駆動回路3に対し、カウント値が閾値を超えていない場合は「Lowレベル」を出力し、閾値を越えると「Highレベル」を出力する。
このようにして、赤色調光用カウントコンパレータ250、緑色調光用カウントコンパレータ260、青色調光用カウントコンパレータ270から出力された信号がそれぞれ赤色PWM調光パルスS1r’、緑色PWM調光パルスS1g’、青色PWM調光パルスS2b’となってLED駆動回路3に供給される。なお、カウンタ24のカウント値に基づいて、各PWM調光パルスS1r’、S1g’、S1b’が生成されるため、PWM調光パルスS1r’、S1g’、S1b’の各波形の立ち下がり(Highレベル→Lowレベル)は揃うことになる(図11、図12参照)。
LED駆動回路3は、PWM生成回路200からのPWM調光パルスS1r’、S1g’、S1b’を受け、赤色のためのPWM調光パルスS1r’がHighレベルの期間のみ、赤色LED11を点灯させる。同様に、緑色のためのPWM調光パルスS1g’がHighレベルの期間のみ、緑色LED12を点灯させる。同様に、青色のためのPWM調光パルスS1b’がHighレベルの期間のみ、青色LED13を点灯させる。
電流・電圧変換器300は、オペアンプ31、帰還抵抗R1で構成され、オペアンプ31の非反転増幅端子(+)には、他端のカソードが接地された光センサPDのアノードに接続され、反転入力端子(−)には、他端が出力端子に接続された帰還抵抗R1と共に接地されている。このような構成をとることで、光センサPDが検出した電流を電圧に変換して出力することができる(図11の信号S3)。
前段増幅器40は、オペアンプ41、抵抗R2、帰還抵抗R3で構成され、オペアンプ41の非反転増幅端子(+)には、電流・電圧変換器300の出力端子と接続され、反転入力端子(−)には、他端が接地された抵抗R2と他端が出力端子に接続された帰還抵抗R3に接続されている。このような構成をとることで電流・電圧変換器300から出力された電圧を増幅させて出力する。
サンプル・ホールド回路50および後段増幅器60は、第一の実施形態と同等につき説明を省略する。
マイクロコンピュータ700は、A/D変換器71、基準情報格納部720、出力情報格納部730、演算処理部740、カウンタ75等を備えている。基準情報格納部(基準情報設定部も含む)720には、ユーザによって設定された、三刺激値が記憶されており、赤色LED11の所望の発光強度、緑色LED12の所望の発光強度、青色LED13の所望発光強度が数1から算出される。出力情報格納部730は、赤色LED11に対応するデューティ情報Rduty’、緑色LEDに対応するデューティ情報Gduty’、青色LEDに対応するデューティ情報Bduty’等が格納されている。
ここで、LED駆動回路3に供給される赤色PWM調光パルスS1r’、緑色PWM調光パルスS1g’、青色PWM調光パルスS2b’の各波形の立ち下がり(Highレベル→Lowレベル)を揃えるために、そのレベルを決めるデューティ情報Rduty’、Gduty’、Bduty’を考慮しなければならない。第一の実施形態ではマイクロクピュータ70からデューティ情報Rduty、Gduty、Bdutyを出力し、各PWM調光パルスの立ち上がりを揃えていたが、第二の実施形態では、マイクロクピュータ700からデューティ情報Rduty’=1−Rduty、Gduty’=1−Gduty、Bduty’=1−BdutyとしてPWM生成回路200に出力することで、各PWM調光パルスS1r’、S1g’、S1b’の立ち下がりを揃えることができる。それ以外でマイクロコンピュータ700に記憶された発光強度測定・調光制御プログラムの処理は、第一の実施形態と同等につき、省略する。
これにより、第一の実施形態と同様、コンデンサCは低→高の順に印加され(図9B)、コンデンサCが確実に単位発光期間あたりの混色された光源の発光強度を捕捉できる。従い、性能の低い光センサを用いても、正確な色バランス制御を実現することができる。
[5.その他の実施形態]
(1)上記実施形態では、所望のホワイト光を得る場合について説明したが、所望の色を実現したい場合にも適用することができる。
(2)また、この発明は、液晶ディスプレイ装置1のバックライトだけではなく、プロジェクター光源、LEDディスプレイにおける所望の色の実現、照明における所望の色の実現などに適用することができる。
(3)上記実施形態では、LEDについて説明したが、その他の光源についても同様に適用することができる。また、3色混合の場合ではなく、例えば、マゼンダとシアン、イエローとグリーン、シアンとレッドの組み合わせのような2色混合や、4色以上の混合を行う場合にも適用することができる。この場合において、各色のうち、センサ感度および発光強度を総合して、センサ出力の最も大きな色については消灯をせずに計測を行うことが好ましい。つまり、上記実施形態における緑色LEDのように消灯制御しない。
本発明の第一の実施形態による液晶ディスプレイ装置10の機能ブロック図である。 図2Aは、本発明の第一の実施形態による液晶ディスプレイ装置10の回路例を示し、図2Bは、その回路の波形のタイミングを示す図である。 バックライト光源の詳細を示す図である。 本発明の第一の実施形態によるPWM生成回路20の詳細な回路例である。 マイクロコンピュータ70に記憶された制御プログラムのフローチャートである。 PWM調光パルス、測定する混色光およびカウンタ75の計数値との関係を示す図である。 調光周波数とフリッカとの関係を示す図であり、図7Aは、消灯タイミングを十分に遅くした場合の結果を示し、図7Bは、消灯周波数とフリッカの関係を示す図である。 一般的な積分器における蓄電期間と出力電圧との関係を示す図である。 本発明の出力波形(サンプル・ホールド回路50に入力される入力電圧の入力波形と積分された入力電圧の波形)を示す図であり、図Aは、第一の実施形態によるものを示し、図Bは、第二の実施形態によるものを示す。 本発明の第二の実施形態による液晶ディスプレイ装置100の機能ブロック図である。 図11Aは、本発明の第二の実施形態による液晶ディスプレイ装置10の回路例を示し、図11Bは、その回路の波形のタイミングを示す図である。 本発明の第二の実施形態によるPWM生成回路200の詳細な回路例である。 図13Aは、一般的なサンプル・ホールド回路を示し、図13Bは、そのサンプル・ホールド回路に入力される入力電圧と積分された入力電圧との関係を示す波形図である。
1 … 液晶ディスプレイ装置
2 … 液晶パネル部
10 … 発光部
11 … 赤色光源
12 … 緑色光源
13 … 青色光源
30 … 信号反転増幅器
51 … 積分器
PD … 光センサ
A、A’ … 光源選択検出手段
B … 発光制御手段





Claims (4)

  1. 液晶パネル部と、
    赤色光源と、緑色光源と、青色光源とを有し、各光源を混色させて白色光化し、前記液晶パネル部のバックライトとして機能する発光部と、
    前記発光部の発光強度を検出する光センサと、
    互いに立ち上がりの揃えられた各PWM調光パルスに基づき、前記発光部に対し第一のPWM調光周期間で前記赤色光源、前記緑色光源、前記青色光源を点灯させた第一の状態、第二のPWM調光周期間で一種類の光源だけを消灯させた第二の状態、第三のPWM調光周期間で第二の状態のときに消灯させたものと異なる一種類の光源だけを消灯させた第三の状態となるように点灯制御するとともに、前記光センサの後段に接続された積分器を含み、この積分器で前記各状態における発光部のPWM調光周期間の発光強度を積分する光源選択検出手段と、
    前記各状態において前記積分器で積分されたPWM調光周期間の発光強度に基づいて各光源が所望の発光強度になるように前記発光部を制御する発光制御手段とを備える液晶ディスプレイ装置であって、
    前記光源選択検出手段は前記光センサと前記積分器との間に接続される信号反転増幅器を有し、
    さらに前記信号反転増幅器は前記光センサの出力信号に基づきPWM調光周期間における前記積分器への入力電圧を段階的に上昇して行くように反転増幅して前記積分器に出力する、
    ことを特徴とする液晶ディスプレイ装置。
  2. 少なくとも二色の光源を有し、各光源を混色させて所定の色で発光する発光部と、
    前記発光部の発光強度を検出する光センサと、
    互いに立ち上がりの揃えられた各PWM調光パルスに基づき、前記発光部に対し第一のPWM調光周期間で全ての色の光源を点灯させた第一の状態、第二のPWM調光周期間で一種類の光源だけを消灯させた第二の状態となるように点灯制御するとともに、前記光センサの後段に接続された積分器を含み、この積分器で前記各状態における発光部のPWM調光周期間の発光強度を積分する光源選択検出手段と、
    前記各状態において前記積分器で積分されたPWM調光周期間の発光強度に基づいて各光源が所望の発光強度になるように前記発光部を制御する発光制御手段とを備える発光装置であって、
    前記光源選択検出手段は前記光センサと前記積分器との間に接続される信号反転増幅器を有し、
    さらに前記信号反転増幅器は前記光センサの出力信号に基づきPWM調光周期間における前記積分器への入力電圧を段階的に上昇して行くように反転増幅して前記積分器に出力する、
    ことを特徴とする発光装置。
  3. 液晶パネル部と、
    赤色光源と、緑色光源と、青色光源とを有し、各光源を混色させて白色光化し、前記液晶パネル部のバックライトとして機能する発光部と、
    前記発光部の発光強度を検出する光センサと、
    互いに立ち下がりの揃えられた各PWM調光パルスに基づき、前記発光部に対し第一のPWM調光周期間で前記赤色光源、前記緑色光源、前記青色光源を点灯させた第一の状態、第二のPWM調光周期間で一種類の光源だけを消灯させた第二の状態、第三のPWM調光周期間で第二の状態のときに消灯させたものと異なる一種類の光源だけを消灯させた第三の状態となるように点灯制御するとともに、前記光センサの後段に接続された積分器を有し、この積分器で前記各状態における発光部のPWM調光周期間の発光強度を積分する光源選択検出手段と、
    前記各状態において前記積分器で積分されたPWM調光周期間の発光強度に基づいて各光源が所望の発光強度になるように前記発光部を制御する発光制御手段とを備え、
    前記光センサの出力信号に基づきPWM調光周期間における前記積分器への入力電圧は段階的に上昇して行くように変化する、
    ことを特徴とする液晶ディスプレイ装置。
  4. 少なくとも二色の光源を有し、各光源を混色させて所定の色で発光する発光部と、
    前記発光部の発光強度を検出する光センサと、
    互いに立ち下がりの揃えられた各PWM調光パルスに基づき、前記発光部に対し第一のPWM調光周期間で全ての色の光源を点灯させた第一の状態、第二のPWM調光周期間で一種類の光源だけを消灯させた第二の状態となるように点灯制御するとともに、前記光センサの後段に接続された積分器を有し、この積分器で前記各状態における発光部のPWM調光周期間の発光強度を積分する光源選択検出手段と、
    前記各状態において前記積分器で積分されたPWM調光周期間の発光強度に基づいて各光源が所望の発光強度になるように前記発光部を制御する発光制御手段とを備え、
    前記光センサの出力信号に基づきPWM調光周期間における前記積分器への入力電圧は段階的に上昇して行くように変化する、
    ることを特徴とする発光装置。
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