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JP5367292B2 - 表面検査装置および表面検査方法 - Google Patents
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JP5367292B2 - 表面検査装置および表面検査方法 - Google Patents

表面検査装置および表面検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、表面検査装置および表面検査方法に関し、特に被検査体の表面の欠陥を検査する表面検査装置および表面検査方法に関する。
被検査体として例えば回転ドラムの表面の検査は、ドラムの表面に対して光を照射して、その反射光をカメラで取り込んで画像処理をすることにより、ドラムの表面の欠陥の検査を行っている(特許文献1を参照)。
特開2006−208184号公報
ところが、特許文献1に開示されている欠陥検査方法では、表面の1μm程度の大きさの凹凸状の欠陥を検査する場合に、例えば1000万画素のカメラを使用したとしても、表面の凹凸状の欠陥は最大3mm×3mmの矩形の検査範囲でしか検出することができない。現実には、検査の際にノイズ等の影響を考慮すると、表面の凹凸状の欠陥を検査できる範囲はもっと狭くなってしまう。
そこで、本発明は上記課題を解消するために、広範囲で被検査体の表面の欠陥を検出することができる表面検査装置および表面検査方法を提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明の第1の態様に係る表面検査装置は、被測定体の表面の検査をする表面検査装置であって、
光を照射する投光部と、
前記光を第1辺部と第2辺部を有する矩形形状の光に変えて前記第1辺部を拡大しかつ前記第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して前記検出用光を前記被測定体の表面に向けて照射する集光光学部と、
前記被測定体の表面から反射した前記検出用光を線状に形成した受光像として結像するための検出部と、
前記検出部で受光した前記線状に形成した受光像の変形部分を前記被測定体の表面の欠陥とする画像処理部と、
を備え、
前記検出部は、前記線状に形成した受光像を結像するスクリーンと、前記スクリーンに受光された前記線状に形成した受光像を画像として取り込むカメラと、を有し、
矩形形状を有する前記検出用光の前記第2辺部の長さが、前記集光光学部から前記被測定体の表面をへて、前記スクリーンに到達するまで順次減少するとともに、
前記被測定体の表面から反射した前記検出用光は、直接前記スクリーンに照射されることを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る表面検査装置は、本発明の第1の態様に係る表面検査装置において、レンズまたはレンズ機構からなる集光手段を複数有する前記集光光学部の内で前記被測定体に最も近い前記集光手段に入射する前の前記検出用光の前記第2辺部をbとし、前記被測定体の表面の照射対象部位に対して照射される前記検出用光の前記第2辺部をb1とし、前記スクリーン上に結像した前記受光像の前記第2辺部をb2としたとき、
bの長さ>b1の長さ>b2の長さ
の関係を満たしていることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る表面検査装置は、本発明の第1または2の態様に係る表面検査装置において、前記矩形形状を有する前記検出用光の前記第1辺部の長さが、前記集光光学部から前記被測定体の表面をへて、前記スクリーンに到達するまで順次増加することを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る表面検査装置は、本発明の第3の態様に係る表面検査装置において、レンズまたはレンズ機構からなる集光手段を複数有する前記集光光学部の内で前記被測定体に最も近い前記集光手段に入射する前の前記検出用光の前記第1辺部をaとし、前記被測定体の表面の照射対象部位に対して照射される前記検出用光の前記第1辺部をa1とし、前記スクリーン上に結像した前記受光像の前記第1辺部をa2としたとき、
a2の長さ>a1の長さ>aの長さ
の関係を満たしていることを特徴とする。
本発明の第5の態様に係る表面検査装置は、本発明の第1乃至4のいずれか1つの態様に係る表面検査装置において、前記画像処理部が、前記カメラで取り込んだ前記線状に形成した受光像の線状データからエッジ位置のデータを得て、前記エッジ位置のデータが、前記エッジ位置のデータから得られる近似曲線からずれている量により、前記被測定体の表面の前記欠陥を判定することを特徴とする。
本発明の第6の態様に係る表面検査装置は、被測定体の表面の検査をする表面検査装置であって、
光を照射する投光部と、
前記光を第1辺部と第2辺部を有する矩形形状の光に変えて前記第1辺部を拡大しかつ前記第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して前記検出用光を前記被測定体の表面に向けて照射する集光光学部と、
前記被測定体の表面から反射した前記検出用光を線状に形成した受光像として結像するための検出部と、
前記検出部で受光した前記線状に形成した受光像の変形部分を前記被測定体の表面の欠陥とする画像処理部と、
を備え、
前記画像処理部は、前記線状に形成した前記受光像の線状データから前記線状の両側の複数のエッジ位置のデータを取得し、前記線状の片側毎に、取得した前記複数のエッジ位置のデータから直線状の近似線を算出し、各前記エッジ位置のデータに対して当該エッジ位置のデータと前記直線状の近似線との距離を算出し、算出した前記線状の両側の前記複数のエッジ位置のデータに対する距離のすべての値を合計した合計値により、前記被測定体の表面の前記欠陥を判定することを特徴とする。
本発明の第7の態様に係る表面検査装置は、本発明の第6の態様に係る表面検査装置において、前記検出部が、前記線状に形成した受光像を結像するスクリーンと、前記スクリーンに受光された前記線状に形成した受光像を画像として取り込むカメラと、を有することを特徴とする。
本発明の第8の態様に係る表面検査装置は、本発明の第6の態様に係る表面検査装置において、前記検出部が、前記線状に形成した受光像を画像として取り込むカメラであることを特徴とする。
本発明の第9の態様に係る表面検査装置は、本発明の第1乃至8のいずれか1つの態様に係る表面検査装置において、前記被測定体の表面が平面であることを特徴とする。
本発明の第10の態様に係る表面検査装置は、本発明の第1乃至8のいずれか1つの態様に係る表面検査装置において、前記被測定体の表面が筒状の曲面であり、前記集光光学部は、前記検出用光を前記筒状の曲面の長手方向と前記第2辺部が平行または斜めとなるように照射することを特徴とする。
本発明の第11の態様に係る表面検査装置は、本発明の第1乃至10のいずれか1つの態様に係る表面検査装置において、前記被測定体を保持して、前記集光光学系に対する前記被測定体の位置を移動するためのステージを有することを特徴とする。
本発明の第1の態様に係る表面検査方法は、被測定体の表面の検査をする表面検査方法であって、
投光部は、断面が第1辺部と第2辺部を有する長方形状の光を照射し、
集光光学部が、前記投光部の前記光の前記第1辺部を拡大しかつ前記第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して前記検出用光を前記被測定体の表面に向けて照射し、
スクリーンとカメラとを有する検出部は、前記スクリーンによって、前記被測定体の表面から反射した前記検出用光を線状に形成した受光像として結像し、前記カメラによって、前記スクリーンに受光された前記線状に形成した受光像を画像として取り込み、
矩形形状を有する前記検出用光の前記第2辺部の長さが、前記集光光学部から前記被測定体の表面をへて、前記スクリーンに到達するまで順次減少するとともに、
前記被測定体の表面から反射した前記検出用光が、直接前記スクリーンに照射され、
画像処理部は、前記検出部で受光した前記線状に形成した受光像の変形部分を前記被測定体の表面の欠陥とすることを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る表面検査方法は、本発明の第1の態様に係る表面検査方法において、レンズまたはレンズ機構からなる集光手段を複数有する前記集光光学部の内で前記被測定体に最も近い前記集光手段に入射する前の前記検出用光の前記第2辺部をbとし、前記被測定体の表面の照射対象部位に対して照射される前記検出用光の前記第2辺部をb1とし、前記スクリーン上に結像した前記受光像の前記第2辺部をb2としたとき、
bの長さ>b1の長さ>b2の長さ
の関係を満たしていることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る表面検査方法は、本発明の第1または2の態様に係る表面検査方法において、前記矩形形状を有する前記検出用光の前記第1辺部の長さが、前記集光光学部から前記被測定体の表面をへて、前記スクリーンに到達するまで順次増加することを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る表面検査方法は、本発明の第3の態様に係る表面検査方法において、レンズまたはレンズ機構からなる集光手段を複数有する前記集光光学部の内で前記被測定体に最も近い前記集光手段に入射する前の前記検出用光の前記第1辺部をaとし、前記被測定体の表面の照射対象部位に対して照射される前記検出用光の前記第1辺部をa1とし、前記スクリーン上に結像した前記受光像の前記第1辺部をa2としたとき、
a2の長さ>a1の長さ>aの長さ
の関係を満たしていることを特徴とする。
本発明の第5の態様に係る表面検査方法は、被測定体の表面の検査をする表面検査方法であって、
投光部は、断面が第1辺部と第2辺部を有する長方形状の光を照射し、
集光光学部が、前記投光部の前記光の前記第1辺部を拡大しかつ前記第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して前記検出用光を前記被測定体の表面に向けて照射し、
検出部が、前記被測定体の表面から反射した前記検出用光を線状に形成した受光像として結像し、
画像処理部は、前記検出部で受光した前記線状に形成した受光像の変形部分を前記被測定体の表面の欠陥とし、
前記被測定体の表面の前記欠陥は、前記線状に形成した受光像の線状データから前記線状の両側の複数のエッジ位置のデータを取得し、その後、前記線状の片側毎に、取得した前記複数のエッジ位置のデータから直線状の近似線を算出し、各前記エッジ位置のデータに対して当該エッジ位置のデータと前記直線状の近似線との距離を算出し、その後更に、算出した前記線状の両側の前記複数のエッジ位置のデータに対する距離のすべての値を合計した合計値により判定することを特徴とする。



本発明によれば、光の第1辺部を拡大しかつ光の第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して検出用光を被測定体の表面に向けて照射し、被測定体の表面から反射した検出用光を線状に形成した受光像として結像し、この線状に形成した受光像の変形部分を被測定体の表面の欠陥とするので、広範囲で被検査体の表面の欠陥を検出することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の表面検査装置の好ましい第1実施形態を示す斜視図である。
図1に示す表面検査装置10は、被測定体1の表面2の凹凸のような欠陥を検査するのに用いられる。図1に示す第1実施形態では、被測定体1の表面2は平面である。
表面検査装置10は、投光部11と、集光光学部12と、検出部13と、画像処理部14とを有する。
図1に示す投光部11は、例えばHe−Neレーザのようなレーザ光源であり、投光部11は、断面円形状のレーザ光20を集光光学部12に対して照射する。
図1に示す集光光学部12は、投光部11と被測定体1の表面2との間に配置され、第1レンズ21と第2レンズ22を有している。第1レンズ21は、投光部11側に配置され、第2レンズ22は、被測定体1の表面2側に配置されている。投光部11と集光光学系12の光軸OP1は、被測定体1の表面2に対して角度Mだけ傾いている。
図2は、図1に示す表面検査装置10における光20B等を示している。
図1に示す第1レンズ21は、断面円形状のレーザ光20を断面長方形の光20Bに形成する。この断面長方形の光20Bは、図2に示すように、相対する第1辺部a、aと相対する第2辺部b、bを有している。さらに、第レンズ21は、断面長方形の光20Bの第1辺部a、aの長さを拡大し、しかも第2レンズ22は、断面が長方形の光20Bの第2辺部b、bの長さを縮小する。2つの相対する第1辺部a、aと2つの相対する第2辺部b、bは直交しており、第1辺部aの長さは第2辺部bの長さよりも大きい。
図2に示すように、断面長方形の光20Bの第1辺部a、aの長さが拡大され、断面長方形の光20Bの第2辺部b、bの長さが縮小されて、細長い長方形状の検出用光31が被測定体1の表面2の照射対象部位30に、照射される。
これにより、図1と図2に示すように、断面長方形の光20Bに比べて細長い長方形状の検出用光31が、集光光学系12から被測定体1の表面2の照射対象部位30に対して照射できる。細長い長方形状の検出用光31は、相対する第1辺部a1、a1と、相対する第2辺部b1、b1を有している。
このように、図2に示すように、第1レンズ21は、レーザ光20の第1辺部a、aを広角に広げ、第2レンズ22は、レーザ光20の第2辺部b、bを絞って小さくして被測定体1の表面2の照射対象部位30に対して、より細長い長方形状の検出用光31を照射できる。
図1に戻ると、検出部13は、スクリーン33とカメラ34を有している。図1と図2に示すように、スクリーン33は、被測定体1の表面2の照射対象部位30において反射した検出用光31を、線状に形成した受光像40として結像することができる。
つまりこの検出用光31は、スクリーン33上においてさらに細長く伸ばして拡大投影されるのである。線状に形成した受光像40は、図2に示すように、相対する第1辺部a2、a2と、相対する第2辺部b2、b2を有している。
ここで、図2に示すように、第1辺部a2の長さ>第1辺部a1の長さ>第1辺部aの長さの関係であり、第2辺部bの長さ>第2辺部b1の長さ>第2辺部b2の長さの関係にある。
カメラ34は例えばCCD(電荷結合素子)カメラを用いることができ、このカメラ34はスクリーン33上の線状に形成した受光像40を取り込んで電気信号に変換する。
図1に示す被測定体1の表面2の照射対象部位30では、凹凸状の欠陥は形成されていない例を示しており、線状に形成した受光像40は直線状であり、線状に形成した受光像40には変形部分は形成されていない。
これに対して、図3は、被測定体1の表面2の照射対象部位30に、凹状の欠陥50が形成されている例を示している。
画像処理部14は、画像処理装置35とモニター36を有している。図3に示すように、画像処理装置35は、CCDカメラ34で取り込んだ線状に形成した受光像40の変形部分49を、被測定体1の表面2の照射対象部位30における表面の欠陥50として処理する。モニター36は、作業者に対して、線状に形成した受光像40および線状に形成した受光像40の変形部分49を表示するようになっている。
図3に示すように、欠陥50が照射対象部位30にあると、この欠陥50に対応して、線状に形成した受光像40には変形部分49が形成される。このように、照射対象部位30に欠陥50が有る場合には、この欠陥50に対応する変形部分49が線状に形成した受光像40からずれて拡大投影されるので、カメラ34はこの変形部分49を含む線状に形成した受光像40を光学的に取り込む。
画像処理装置35は、CCDカメラ34で取り込んだ線状に形成した受光像40の変形部分49を、被測定体1の表面2の照射対象部位30における表面の欠陥50が存在するとして処理する。モニター36は、作業者に対して、線状に形成した受光像40および線状に形成した受光像40の変形部分49を表示することができる。
上述した、本発明の第1実施形態の表面検査装置10は、光の第1辺部を拡大しかつ光の第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して検出用光を被測定体の表面に向けて照射し、被測定体の表面から反射した検出用光を線状に形成した受光像として結像し、この線状に形成した受光像の変形部分を被測定体の表面の欠陥とするので、被検査体1の表面2の欠陥49を高精度にかつ広範囲で検出することができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の表面検査装置の好ましい第2実施形態を示す斜視図である。
図4に示す本発明の好ましい第2実施形態の表面検査装置10Bが、図1〜図3に示す第実施形態の表面検査装置10と異なるのは、検出部13Bの構成である。図1に示す検出部13がスクリーン33とカメラ34で構成されているのとは異なり、この検出部13Bは、スクリーンは用いないでカメラ34Bのみで構成されている。従って、カメラ34は、被測定体1の表面2の照射対象部位30において反射した検出用光31を線状に形成した受光像40として直接取り込むことができる。この検出光31は、カメラ34においてさらに細長く伸ばして線状に形成した受光像40として拡大投影することができる。
図4に示す表面検査装置10Bのその他の構成部分は、図1に示す表面検査装置10の対応する構成部分と実質的に同じであるので、その説明を省略する。
(第3実施形態)
図5は、本発明の表面検査装置の好ましい第3実施形態を示す図である。図6は、図5の表面検査装置10CをS方向から見た平面図である。
図5と図6に示す表面検査装置10Cは、これまでの実施形態とは異なり、円柱状もしくは円筒状の被測定体100の表面102の凹状の欠陥150を検査するのに用いられる。従って、被測定体100の表面102は曲面であり、被測定体100は例えば複写機に用いられる回転ドラムである。
表面検査装置10Cは、投光部111と、集光光学部112と、検出部113と、画像処理部114とを有する。投光部111と、集光光学部112の光軸は、X方向に沿っており、被測定体100の軸方向LはZ方向であり、スクリーン133は被測定体100に対してY方向に沿って間隔をおいて配置されている。このスクリーン133は、X―Z平面と平行な平面である。X、Y、Z方向は互いに直交している。
図5に示す投光部111は、例えばHe−Neレーザのようなレーザ光源であり、投光部11は、断面円形状のレーザ光120を集光光学部112に照射する。
図5に示す集光光学部112は、投光部111と被測定体100の表面102との間に配置され、第1レンズ機構121と第2レンズ機構122を有している。第1レンズ機構121は、投光部111側に配置され、第2レンズ機構122は、被測定体100の表面102側に配置されている。
第1レンズ機構121は、断面円形状のレーザ光120を断面長方形の光120Bになるように絞る。この断面長方形の光120Bは、相対する第1辺部a、aと相対する第2辺部b、bを有している。しかも第2レンズ機構121は、断面長方形の光20Bの第1辺部a、aの長さを拡大する。そして、第2レンズ機構122は、断面長方形の光120Bの第2辺部b、bの長さを縮小する。2つの相対する第1辺部a、aと2つの相対する第2辺部b、bは直交しており、第1辺部aの長さは第2辺部bの長さよりも大きい。
図8は、被測定体100の表面102の照射対象部位130における表面の欠陥150の例を示しており、この例の欠陥150は凹部である。検出光131が欠陥150を含む照射対象部位130に照射されると、検出用光131は照射対象部位130おいて反射されてスクリーン133上に線状に形成した受光像140として拡大投影される。これにより図5と図8に示すように、スクリーン133上にはより細長い線状に形成した受光像140を形成させることができる。
図5に示すように、検出部113は、スクリーン133とカメラ134を有している。図1と図2に示すように、スクリーン133は、被測定体100の表面102の照射対象部位130において反射した検出用光131を線状に形成した受光像140として結像することができる。この検出光131は、スクリーン133上においてさらに細長く伸ばして投影する。
カメラ134は例えばCCD(電荷結合素子)カメラを用いることができ、このカメラ134はスクリーン133上の線状に形成した受光像140を取り込んで電気信号に変換する。
画像処理部114は、画像処理装置135とモニター136を有している。画像処理装置135は、CCDカメラ134で取り込んだ線状に形成した受光像140の変形部分1149を、被測定体100の表面102の照射対象部位130における表面の欠陥150として処理する。モニター136は、線状に形成した受光像140および線状に形成した受光像140の変形部分149を表示する。
図5に示すように、被測定体100は、XYZθステージ155の回転ステージ160に対して着脱可能に搭載されている。この回転ステージ160は、被測定体100を中心軸Lを中心とする回転方向Fに沿って回転して位置決めできる。
XYZθステージ155は、回転ステージ160をX、Y、Z方向に沿って直線移動して位置決め可能であり、θ方向に回転して位置決めできる。これにより、XYZθステージ155は、例えばスクリーン133に形成される線状に形成した受光像140の太さを最小にするように、XYZθステージ155と回転ステージ160は、被測定体100と集光光学系112との距離を、X、Y、Z方向に関して調整することができる。
これにより被測定体の回転偏芯などの外乱に対する信号変動を抑えることができ、安定した欠陥検出が可能となる。
図7は検出用光131が被測定体100の軸Lに対してθ1だけ傾けて照射されている例を示している。レーザ光原が円形の場合は第1レンズ機構および第レンズ機構だけではa辺を拡大照射するにはレンズの数が多くなり集光光学系112の機構が大きくなり場所をとる。その場合、a辺が平行光でも被測定体の曲面に傾けて照射することで検出用光131の被測定体からの反射光を拡大させることができる。
このように筒状の被測定体において、レンズ機構が大きくなることを避けたい場合、検出用光131は、曲面である被測定体100の表面102の照射対象部位130に対して、被測定体100の軸方向Lに対して斜めに照射することで、最終的なスクリーン133上では集光光学系にa辺拡大機能が備わっているのと同等に拡大することができるのである。
またこの斜め照射による拡大効果とレンズでの拡大を組み合わせればさらに拡大投影され、凸凹が軸方向に広範囲にわたっていた場合でも、直線状の受光像140のゆがみがより明確となり広範囲な凸凹の欠陥検出が可能となる。
この拡大投影された線状に形成した受光像140は、欠陥150に対応する変形部分149を有しており、この変形部分149は線状に形成した受光像140の長手方向に対して直交する方向に突出している。
図5に示す画像処理装置135は、CCDカメラ134で取り込んだ線状に形成した受光像140の変形部分149を、被測定体100の表面102の照射対象部位130における表面の欠陥150として処理する。モニター136は、線状に形成した受光像140および線状に形成した受光像140の変形部分149を表示する。
(第4実施形態)
図9は、本発明の表面検査装置の好ましい第4実施形態を示す図である。
図9に示す本発明の好ましい第4実施形態の表面検査装置10Dが、図5に示す第3実施形態の表面検査装置10Cと異なるのは、検出部113Dの構成である。図5に示す検出部113がスクリーン133とカメラ134で構成されているのとは異なり、この検出部13Dは、スクリーンは用いないでカメラ134Dのみで構成されている。従って、カメラ134Dは、被測定体100の表面102の照射対象部位130において反射した検出用光131を線状に形成した受光像140として直接取り込むことができる。この検出光131は、カメラ134においてさらに細長く伸ばして線状に形成した受光像140として拡大投影することができる。
図9に示す表面検査装置10Dのその他の構成部分は、図5に示す表面検査装置10Cの対応する構成部分と実質的に同じであるので、その説明を省略する。
次に、図10を参照して、上述した実施形態の画像処理装置35が、線状に形成した受光像40の変形部分49を、被測定体1の表面2の照射対象部位30における表面の欠陥50として処理する処理方法例を説明する。この処理方法は、上述した実施形態の画像処理装置135が、線状に形成した受光像140の変形部分149を、被測定体100の表面102の照射対象部位130における表面の欠陥150として処理する場合も同様である。
図10(A)は、線状に形成した受光像40の変形部分49を示しており、変形部分49に関しては、画面上のウィンドウW内において、エッジ位置データDAn(DA1〜DA7)と、反対側のエッジ位置データDBn(DB1〜DB8)を得る。
次に、図10(B)に示すように、エッジ位置データDAn(DA1〜DA7)に対して近似曲線TAを描き、反対側のエッジ位置データDBn(DB1〜DB8)に対して近似曲線TBを描く。
次に、図10(C)では、各エッジ位置データDAn(DA1〜DA7)と近似曲線TAnとの間の距離An(絶対値)の合計値と、各エッジ位置データDBn(DB1〜DB8)と近似曲線TBnとの距離Bn(絶対値)の合計値を算出する。そして、距離Anの合計値と距離Bnの合計値を合計することで判定値Vを得る。この判定値Vが予め定めた値以上である場合には、変形部分49が欠陥である判定する。変形部分49の判定と同様にして変形部分149の判定も行うことができる。
このようにして、画像処理部装置は、カメラで取り込んだ線状に形成した受光像の線状データからエッジ部のデータを得て、エッジ部のデータが、線状に形成した受光像の近似曲線からずれている量(距離の合計値)により、被測定体の表面の欠陥を判定する。
図11は、図5に示す第3実施形態において、ドラムである被測定体100の表面102の照射対象部位130には、凹み深さ実測値と画像処理データとの関係を示している。
ドラムにはへこみが無く良品である場合と、へこみがあるへこみ部位とを比較すると、近似曲線とエッジ位置のなす面積Vは、へこみがあるへこみ部位の方が大きいことが分かる。
またへこみの大きさが大きくなると面積Vが大きく測定されることがわかる。よって面積Vの判定基準を1500程度に設定し、それ以上は不良品と判定するようにすれば、凹み値1μm以上の欠陥品について判定可能である。
本発明では、被測定体の表面の検査をする表面検査装置は、光を照射する投光部と、光を第1辺部と第2辺部を有する矩形形状の光に変えて第1辺部を拡大しかつ第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して検出用光を被測定体の表面に向けて照射する集光光学部と、被測定体の表面から反射した検出用光を線状に形成した受光像として結像するための検出部と、検出部で受光した前記線状に形成した受光像の変形部分を前記被測定体の表面の欠陥とする画像処理部とを備える。
これにより、光の第1辺部を拡大しかつ光の第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して検出用光を被測定体の表面に向けて照射し、被測定体の表面から反射した検出用光を線状に形成した受光像として結像し、この線状に形成した受光像の変形部分を被測定体の表面の欠陥とするので、広範囲で被検査体の表面の欠陥を検出することができる。
被測定体の表面が平面である場合に、広範囲で被検査体の表面の欠陥を検出することができる。
被測定体の表面は筒状の曲面である場合に、集光光学部が検出用光を筒状の長手方向に対して平行または斜めに照射することにより、検出光は被測定体の曲面で反射して検出部において拡大投影することができる。
検出部は、線状に形成した受光像を結像するスクリーンと、スクリーンに受光された線状に形成した受光像を画像として取り込むカメラと、を有しているので、スクリーンにおいて受光像を拡大投影できる。
画像処理部は、カメラで取り込んだ線状に形成した受光像の線状データからエッジ位置のデータを得て、エッジ位置のデータが、エッジ位置のデータから得られる近似曲線からずれている量により、被測定体の表面の欠陥を判定するので、欠陥の判定が正確に行える。
また、被測定体を保持して、前記集光光学系に対する被測定体の位置を移動するためのステージを有する。これにより、集光光学部が検出用光を被検査体の表面に対して照射する場合に、検出光の第1辺部の長さと第2辺部の長さを調整することができる。
本発明の表面検査装置および表面検査方法を用いることにより、広範囲でしかも高精度の凹凸状の欠陥の検出ができる。すなわち、投光部の光、例えばレーザ光の幅分の検出範囲の表面の凹凸等の欠陥を拡大して検出部において拡大投影でき、例えば1μm程度の欠陥も広範囲に検出できる。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形例を採用できる。
例えば、投光部は、レーザ光源以外に例えば発光ダイオードやその他の種類の光源を用いても良い。
本発明の表面検査装置の好ましい第1実施形態を示す斜視図である。 断面が長方形の光の第1辺部a、aが拡大され、断面が長方形の光の第2辺部b、bが縮小されて、長い長方形状の検出用光が被測定体の表面の照射対象部位に、照射されている様子を示す図である。 欠陥が照射対象部位にある場合の例を示す図である。 本発明の表面検査装置の好ましい第2実施形態を示す斜視図である。 本発明の表面検査装置の好ましい第3実施形態を示す斜視図である。 図5の表面検査装置をS方向から見た平面図である。 検出用光が、集光光学系から被測定体の表面の照射対象部位に対して、斜めに照射される例を示す図である。 被測定体の表面の照射対象部位における表面の欠陥の例を示す図である。 本発明の表面検査装置の好ましい第4実施形態を示す図である。 変形部分を、被測定体の表面の照射対象部位における表面の欠陥として処理する処理方法例を示す図である。 凹み深さ実測値と画像処理データとの関係を示す図である。
符号の説明
1 被測定体
2 被測定体の表面
10 表面検査装置
11 投光部
12 集光光学部
13 検出部
14 画像処理部
21 第1レンズ
22 第2レンズ
30 照射対象部位
31 検出用光
40 線状に形成した受光像
a 矩形形状の光の第1辺部
b 矩形形状の光の第2辺部

Claims (16)

  1. 被測定体の表面の検査をする表面検査装置であって、
    光を照射する投光部と、
    前記光を第1辺部と第2辺部を有する矩形形状の光に変えて前記第1辺部を拡大しかつ前記第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して前記検出用光を前記被測定体の表面に向けて照射する集光光学部と、
    前記被測定体の表面から反射した前記検出用光を線状に形成した受光像として結像するための検出部と、
    前記検出部で受光した前記線状に形成した受光像の変形部分を前記被測定体の表面の欠陥とする画像処理部と、
    を備え、
    前記検出部は、前記線状に形成した受光像を結像するスクリーンと、前記スクリーンに受光された前記線状に形成した受光像を画像として取り込むカメラと、を有し、
    矩形形状を有する前記検出用光の前記第2辺部の長さが、前記集光光学部から前記被測定体の表面をへて、前記スクリーンに到達するまで順次減少するとともに、
    前記被測定体の表面から反射した前記検出用光は、直接前記スクリーンに照射されることを特徴とする表面検査装置。
  2. レンズまたはレンズ機構からなる集光手段を複数有する前記集光光学部の内で前記被測定体に最も近い前記集光手段に入射する前の前記検出用光の前記第2辺部をbとし、前記被測定体の表面の照射対象部位に対して照射される前記検出用光の前記第2辺部をb1とし、前記スクリーン上に結像した前記受光像の前記第2辺部をb2としたとき、
    bの長さ>b1の長さ>b2の長さ
    の関係を満たしていることを特徴とする請求項1に記載の表面検査装置。
  3. 前記矩形形状を有する前記検出用光の前記第1辺部の長さが、前記集光光学部から前記被測定体の表面をへて、前記スクリーンに到達するまで順次増加することを特徴とする請求項1または2に記載の表面検査装置。
  4. レンズまたはレンズ機構からなる集光手段を複数有する前記集光光学部の内で前記被測定体に最も近い前記集光手段に入射する前の前記検出用光の前記第1辺部をaとし、前記被測定体の表面の照射対象部位に対して照射される前記検出用光の前記第1辺部をa1とし、前記スクリーン上に結像した前記受光像の前記第1辺部をa2としたとき、
    a2の長さ>a1の長さ>aの長さ
    の関係を満たしていることを特徴とする請求項3に記載の表面検査装置。
  5. 前記画像処理部は、前記カメラで取り込んだ前記線状に形成した受光像の線状データからエッジ位置のデータを得て、前記エッジ位置のデータが、前記エッジ位置のデータから得られる近似曲線からずれている量により、前記被測定体の表面の前記欠陥を判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表面検査装置。
  6. 被測定体の表面の検査をする表面検査装置であって、
    光を照射する投光部と、
    前記光を第1辺部と第2辺部を有する矩形形状の光に変えて前記第1辺部を拡大しかつ前記第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して前記検出用光を前記被測定体の表面に向けて照射する集光光学部と、
    前記被測定体の表面から反射した前記検出用光を線状に形成した受光像として結像するための検出部と、
    前記検出部で受光した前記線状に形成した受光像の変形部分を前記被測定体の表面の欠陥とする画像処理部と、
    を備え、
    前記画像処理部は、前記線状に形成した前記受光像の線状データから前記線状の両側の複数のエッジ位置のデータを取得し、前記線状の片側毎に、取得した前記複数のエッジ位置のデータから直線状の近似線を算出し、各前記エッジ位置のデータに対して当該エッジ位置のデータと前記直線状の近似線との距離を算出し、算出した前記線状の両側の前記複数のエッジ位置のデータに対する距離のすべての値を合計した合計値により、前記被測定体の表面の前記欠陥を判定することを特徴とする表面検査装置。
  7. 前記検出部は、前記線状に形成した受光像を結像するスクリーンと、前記スクリーンに受光された前記線状に形成した受光像を画像として取り込むカメラと、を有することを特徴とする請求項6に記載の表面検査装置。
  8. 前記検出部は、前記線状に形成した受光像を画像として取り込むカメラであることを特徴とする請求項6に記載の表面検査装置。
  9. 前記被測定体の表面は平面であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表面検査装置。
  10. 前記被測定体の表面は筒状の曲面であり、前記集光光学部は、前記検出用光を前記筒状の曲面の長手方向と前記第2辺部が平行または斜めとなるように照射することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表面検査装置。
  11. 前記被測定体を保持して、前記集光光学系に対する前記被測定体の位置を移動するためのステージを有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の表面検査装置。
  12. 被測定体の表面の検査をする表面検査方法であって、
    投光部は、断面が第1辺部と第2辺部を有する長方形状の光を照射し、
    集光光学部が、前記投光部の前記光の前記第1辺部を拡大しかつ前記第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して前記検出用光を前記被測定体の表面に向けて照射し、
    スクリーンとカメラとを有する検出部は、前記スクリーンによって、前記被測定体の表面から反射した前記検出用光を線状に形成した受光像として結像し、前記カメラによって、前記スクリーンに受光された前記線状に形成した受光像を画像として取り込み、
    矩形形状を有する前記検出用光の前記第2辺部の長さが、前記集光光学部から前記被測定体の表面をへて、前記スクリーンに到達するまで順次減少するとともに、
    前記被測定体の表面から反射した前記検出用光が、直接前記スクリーンに照射され、
    画像処理部は、前記検出部で受光した前記線状に形成した受光像の変形部分を前記被測定体の表面の欠陥とすることを特徴とする表面検査方法。
  13. レンズまたはレンズ機構からなる集光手段を複数有する前記集光光学部の内で前記被測定体に最も近い前記集光手段に入射する前の前記検出用光の前記第2辺部をbとし、前記被測定体の表面の照射対象部位に対して照射される前記検出用光の前記第2辺部をb1とし、前記スクリーン上に結像した前記受光像の前記第2辺部をb2としたとき、
    bの長さ>b1の長さ>b2の長さ
    の関係を満たしていることを特徴とする請求項12に記載の表面検査方法。
  14. 前記矩形形状を有する前記検出用光の前記第1辺部の長さが、前記集光光学部から前記被測定体の表面をへて、前記スクリーン上に到達するまで順次増加することを特徴とする請求項12または13に記載の表面検査方法。
  15. レンズまたはレンズ機構からなる集光手段を複数有する前記集光光学部の内で前記被測定体に最も近い前記集光手段に入射する前の前記検出用光の前記第1辺部をaとし、前記被測定体の表面の照射対象部位に対して照射される前記検出用光の前記第1辺部をa1とし、前記スクリーン上に結像した前記受光像の前記第1辺部をa2としたとき、
    a2の長さ>a1の長さ>aの長さ
    の関係を満たしていることを特徴とする請求項14に記載の表面検査方法。
  16. 被測定体の表面の検査をする表面検査方法であって、
    投光部は、断面が第1辺部と第2辺部を有する長方形状の光を照射し、
    集光光学部が、前記投光部の前記光の前記第1辺部を拡大しかつ前記第2辺部を縮小して線状の検出用光に形成して前記検出用光を前記被測定体の表面に向けて照射し、
    検出部が、前記被測定体の表面から反射した前記検出用光を線状に形成した受光像として結像し、
    画像処理部は、前記検出部で受光した前記線状に形成した受光像の変形部分を前記被測定体の表面の欠陥とし、
    前記被測定体の表面の前記欠陥は、前記線状に形成した受光像の線状データから前記線状の両側の複数のエッジ位置のデータを取得し、その後、前記線状の片側毎に、取得した前記複数のエッジ位置のデータから直線状の近似線を算出し、各前記エッジ位置のデータに対して当該エッジ位置のデータと前記直線状の近似線との距離を算出し、その後更に、算出した前記線状の両側の前記複数のエッジ位置のデータに対する距離のすべての値を合計した合計値により判定することを特徴とする表面検査方法。
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