JP5367393B2 - 超電導装置 - Google Patents
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Description
図1および図2は参考例1を示す。本参考例は、あくまでも本発明の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本参考例は超電導装置の代表例である磁場発生装置の一例として超電導モータ装置に適用している。図1は、本例に係る超電導モータ装置1を示す。超電導モータ装置1は、車載用、定置用、産業用等に利用できるものであり、磁場発生部として機能する超電導モータ2と、冷却部として機能する極低温発生部3と、基体として機能する容器4とを有する。
図3は参考例2を示す。本参考例は基本的には参考例1と同様の構成および作用効果を有するため、図1を準用する。図3に示すように、電極5の突出部55や固定部70の表面に着霜または結露が発生したことを検知するセンサ300が設けられている。センサ300は、発光部301と受光部303とを有する。着霜または結露が電極5に発生していないときには、発光部301からの光は電極5の表面近くを透過し、受光部303で良好に受光される。これに対して、着霜または結露が電極5および/または固定部70に発生しているときには、発光部301からの光は霜や結露水により反射され、受光部303で受光され無いか、あるいは、受光されにくい。このため着霜または結露が制御装置350により検知される。
図4は参考例3を示す。本参考例は基本的には参考例1と同様の構成および作用効果を有する。電極5に熱エネルギを与える乾燥気体(例えば乾燥空気)で形成された熱交換媒体が供給される熱交換室102が設けられている。着霜温度または結露温度よりも高い温度をもつ乾燥気体で形成された熱交換媒体が、入口102iから熱交換室102に供給され、出口102pから吐出される。これにより電極5の温度調整が熱交換室102において実施される。従って電極5の突出部55が空気に触れる環境であっても、空気に含まれる水蒸気が電極5の表面において、結露したり、着霜したりすることが抑制される。更に熱交換室102には、水ではなく、乾燥気体が熱交換媒体として供給されるため、電極5の外壁面5sは、電気絶縁性が高い筒体により被覆されておらず、熱交換室102に直接対面しているため、外壁面5sにおける熱交換効率を高め得る。なお、電極5は、固定部70に対してシール部70wでシールされており、仕切盤110に対してシール部110wでシールされている。シール部70w,110wは電気絶縁性を有することが好ましい。
図5は参考例4を示す。本参考例は基本的には参考例1と同様の構成および作用効果を有する。熱交換媒体供給部104Dは、着霜温度および/または結露温度よりも高い温度をもつ熱交換媒体を供給できるポンプ機能をもち、電極5のうち固定部70よりも突出する突出部55の外壁面に非接触(図5では非接触)でまたは接触させてスパイラル状に巻回された熱交換室として機能する通路106Dを形成するスパイラル管109をもつ。スパイラル管109の通路106Dを流れる液状または気体状の熱交換媒体により、電極5は温度調整される。スパイラル管108は、金属パイプ管で形成されていても良いし、あるいは、図示しないものの、金属パイプ管の外壁面に電気絶縁層が被覆されていても良い。
図6は参考例5を示す。本参考例は基本的には参考例1と同様の構成および作用効果を有する。図6に示すように、固定部70は仕切盤110の上側に配置されている。固定部70は、電極5の突出部55から下降傾斜する傾斜面70tをもつ。従って万一、電極5の突出部55および/または固定部70で着霜した霜が解凍されて水が発生したときであっても、水を傾斜面70tに沿って流下させ得るため、水を電極5の突出部55から離間させることができる。なお、送風機能のほかにヒータ機能を有する乾燥促進装置により、電極5の突出部55および/または固定部70付近を乾燥させることが好ましい。
図7は実施例1を示す。本実施例は基本的には参考例1と同様の構成および作用効果を有する。図7に示すように、電極温度調整要素100は、冷却部としての極低温発生部3に設けられている冷凍機30のコンプレッサ30aを熱交換媒体(冷却液)で冷却させる熱交換媒体循環通路131と、熱交換媒体循環通路131の熱交換媒体を熱交換室102に供給するための搬送源として機能するポンプ133とを備えている。更に、熱交換媒体循環通路131を流れる熱交換媒体をラジエータとして機能する放熱させる放熱器135が、熱交換媒体循環通路131において熱交換室102の上流に設けられている。通路131、ポンプ133、放熱器135は、冷凍機30のコンプレッサ30aを冷却させるために従来より搭載されている。本実施例は、従来から搭載されている通路131、ポンプ133、放熱器135を有効利用している。
図8は実施例2を示す。本実施例は基本的には実施例1と同様の構成および作用効果を有する。図8に示すように、電極温度調整要素100は、冷却部としての極低温発生部3に設けられているコンプレッサ30aを熱交換媒体で冷却させる熱交換媒体循環通路131と、熱交換媒体循環通路131の熱交換媒体を熱交換室102に供給するための搬送源として機能するポンプ133とを備えている。更に、熱交換媒体循環通路131を流れる熱交換媒体を放熱させる放熱器135が、熱交換媒体循環通路131に設けられている。熱交換媒体循環通路131は、熱交換室102を迂回する迂回路138と、迂回路138の入口に設けられた三方弁で形成された切替弁139(切替要素)とを有する。切替弁139は、熱交換室102に供給する熱交換媒体の単位時間あたりの流量を連続的にまたは断続的に可変に調整できる。
図9は実施例3を示す。本実施例は基本的には実施例1,2と同様の構成および作用効果を有する。図9に示すように、電極5の突出部55および/または固定部70(結露場所または着霜場所)に向けて気体状の熱交換媒体(例えば空気等)を送風するファンを有する乾燥促進装置400が設けられている。これにより万一、着霜または結露が電極5および/または固定部70に発生したときであっても、霜が溶けた水または結露水を送風により早期に乾燥させることを期待できる。乾燥促進装置400は送風機能のほかにヒータ機能を有していても良い。
図10は実施例4を示す。本実施例は基本的には参考例5と同様の構成および作用効果を有する。エンジン400を有する車両に車載用として適用した場合である。図10に示すように、電極温度調整要素100Eは、エンジン400を熱交換媒体(エンジン冷却液)で冷却させる熱交換媒体循環通路131Eと、熱交換媒体循環通路131Eの熱交換媒体を循環させると共に熱交換室102に供給するための搬送源として機能するポンプ133とを備えている。更に、熱交換媒体循環通路131を流れる熱交換媒体の熱を外部に放出させる放熱器135がラジエータとして熱交換媒体循環通路131に熱交換室102の下流に設けられている。ポンプ133が駆動すると、熱交換媒体循環通路131に熱交換媒体が循環する。ここで、熱交換媒体は、エンジン400と熱交換してエンジン400を冷却させると共に加熱される。加熱された熱交換媒体は、放熱器135に至り、放熱器135で放熱されて冷却された後に、放熱器135の下流に位置する入口102iから熱交換室102に供給され、出口102pから吐出される。このため熱交換室102の熱交換媒体により電極5の温度調整は実施される。これにより電極5付近は、着霜温度および/または結露温度以上に維持される。従って水蒸気が電極5の表面に着霜したり、結露したりすることが抑制される。
上記した参考例6によれば、回転子27は、軸心P1の回りで回転可能に支持された回転軸28と、回転軸28の外周部にこれの周方向に間隔を隔てて配置された複数個の永久磁石部29とを有する。しかしこれに限らず、固定子20側に永久磁石部が設けられており、回転子27側に超電導コイル22が設けられていても良い。上記した参考例1によれば、車載用の超電導モータ装置1に適用しているが、車載用に限らず、定置用でも良い。上記した参考例によれば、超電導モータ装置1は回転タイプであるため、可動子は回転子27とされているが、可動子を直動させる直動タイプのリニアモータでも良い。この場合、固定子20は一方向に延設された形状となり、可動子を直動させる可動磁場を発生させる。超電導モータ装置1は三相モータであるが、これに限らず、二相モータでも良い。上記した参考例によれば、回転子27が永久磁石部29を有し、固定子20は、固定鉄心21と、固定鉄心21に巻回されて保持された超電導コイル22とを有するが、これに限られるものではない。固定子が永久磁石部を有し、回転子が超電導コイルを有する構造でも良い。固定部70はプレート状とされているが、これに限定されるものではなく、アーム状、柱状でも良い。参考例1では、固定鉄心21は筒形状とされているが、周方向に複数に分割された分割体を周方向に組み付けて筒体としても良い。ある実施例及び参考例に特有の構造および機能は他の実施例にも適用できる。例えば、結露または着霜を検知するセンサ300を全実施例に適用しても良い。その他、本発明は上記した実施形態および実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。
Claims (2)
- 臨界温度以下において超電導現象を示す超電導部と、
前記超電導部を収容する基体と、
前記基体に収容されている前記超電導部がこれの臨界温度以下となるように前記超電導部を冷却させるための冷却部と、
前記超電導部または電気機器に給電すると共に前記冷却部による冷却の影響を受ける電極と、
前記電極を前記基体に固定する固定部と、
前記電極および/または前記固定部に熱エネルギを与えて前記電極および/または前記固定部の表面を着霜温度または結露温度以上に維持することにより、結露および/または着霜を抑制する電極温度調整要素とを具備し、
前記電極温度調整要素は、前記電極および/または前記固定部に熱エネルギを与える熱交換媒体が供給される熱交換室と、前記熱交換室に前記熱交換媒体を供給するための熱交換媒体供給部とを備え、
前記冷却部はコンプレッサを備えており、
前記電極温度調整要素の前記熱交換媒体供給部は、前記冷却部に設けられている前記コンプレッサを前記熱交換媒体で冷却させる熱交換媒体循環通路と、前記熱交換媒体循環通路の前記熱交換媒体を前記熱交換室に供給するための搬送源とを備えていることを特徴とする超電導装置。 - 請求項1において、前記熱交換室と前記超電導部との間には、真空断熱室が配置されていることを特徴とする超電導装置。
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