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JP5375367B2 - 通信装置、画像処理装置、及びプログラム - Google Patents
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通信装置、画像処理装置、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、画像処理装置、プログラムに関する。
プロトコルが異なる複数の宛先に対する送信を効率的に行う技術は知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、送信待ちの宛先が複数ある場合の送信順序を、送信に使用されるプロトコルの種類に基づく所定の優先順位に従って決定し、この決定された順序に従って、送信待ちの宛先に対する送信処理を実行している。例えば、IP-FAX、SIP-FAX、G3-FAXの各宛先が送信待ちの宛先に混在する場合、IP-FAXの宛先、SIP-FAXの宛先、G3-FAXの宛先の順に送信処理を実行することで効率的な送信を可能にしている。
特開2007−208448号公報
本発明の目的は、送信対象データを記憶する記憶手段の容量を少なく抑えつつ、送信対象データの同報送信を行うことにある。
請求項1に記載の発明は、公衆回線網を用いてデータを送信する第1の送信手段と、LANを用いてデータを送信する第2の送信手段と、第1の宛先及び第2の宛先に対する同報送信の対象である送信対象データを記憶する記憶手段と、前記第1の宛先に前記第1の送信手段によりデータを送信する際の送信速度である第1の送信速度及び前記第2の宛先に前記第2の送信手段によりデータを送信する際の送信速度である第2の送信速度を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記第1の送信速度及び前記第2の送信速度のうち速い方の送信速度を、遅い方の送信速度に近付くように変更する変更手段とを備え前記第1の送信手段又は前記第2の送信手段は、前記記憶手段に記憶された前記送信対象データを、前記変更手段による変更後の送信速度で送信することを特徴とする通信装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第1の送信手段又は前記第2の送信手段は、前記第1の宛先及び前記第2の宛先のうちの先に接続が確立した宛先に対して、当該接続を維持するのに必要な量として予め定めた量のデータを、前記第1の宛先及び前記第2の宛先の両方との接続が確立するまでの予め定めた時期に送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置である。
請求項3に記載の発明は、前記取得手段は、前記第1の宛先及び前記第2の宛先との接続を確立するための情報の送信の速度に基づく計算により、前記第1の送信速度及び前記第2の送信速度を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置である。
請求項4に記載の発明は、前記取得手段は、前記第1の送信手段及び前記第2の送信手段による前記送信対象データの送信の速度に基づく計算により、前記第1の送信速度及び前記第2の送信速度を取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信装置である。
請求項5に記載の発明は、公衆回線網を用いてデータを送信する第1の送信手段と、LANを用いてデータを送信する第2の送信手段と、第1の宛先及び第2の宛先に対する同報送信の対象である送信対象データを記憶する記憶手段と、前記第1の宛先に前記第1の送信手段によりデータを送信する際の送信速度である第1の送信速度を取得する第1の取得手段と、前記第2の宛先に前記第2の送信手段によりデータを送信する際の送信速度である第2の送信速度を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得された前記第1の送信速度が、前記第2の取得手段により取得された前記第2の送信速度よりも遅い場合に、当該第2の送信速度を、当該第1の送信速度に近付くように変更する変更手段とを備え前記第1の送信手段及び前記第2の送信手段は、前記記憶手段に記憶された前記送信対象データの前記第1の送信速度での前記第1の宛先への送信と、前記記憶手段に記憶された前記送信対象データの前記変更手段による変更後の前記第2の送信速度での前記第2の宛先への送信とを並行に行うことを特徴とする通信装置である。
請求項6に記載の発明は、画像が記録された記録媒体から当該画像を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた前記画像のデータを、複数の宛先に対する同報送信の対象である画像データとして記憶手段に書き込む書込み手段と、前記複数の宛先の各々にデータを送信する際の送信速度を含む複数の送信速度を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記複数の送信速度のうち最も遅い特定の送信速度以外の送信速度を、当該特定の送信速度に近付くように変更する変更手段と、前記書込み手段により前記記憶手段に書き込まれた前記画像データを、前記変更手段による変更後の前記複数の送信速度で前記複数の宛先に並行に送信する送信手段とを備え、前記書込み手段は、前記読取手段により新たに読み取られた前記画像のデータを、前記送信手段により送信された前記画像データが記憶されていた前記記憶手段の領域に書き込むことを特徴とする画像処理装置である。
請求項7に記載の発明は、コンピュータに、公衆回線網を用いてデータを送信する第1の送信機能と、LANを用いてデータを送信する第2の送信機能と、第1の宛先及び第2の宛先に対する同報送信の対象である送信対象データを記憶手段に記憶する記憶機能と、前記第1の宛先に前記第1の送信機能によりデータを送信する際の送信速度である第1の送信速度及び前記第2の宛先に前記第2の送信機能によりデータを送信する際の送信速度である第2の送信速度を取得する取得機能と、取得された前記第1の送信速度及び前記第2の送信速度のうち速い方の送信速度を、遅い方の送信速度に近付くように変更する変更機能を実現させ前記第1の送信機能又は前記第2の送信機能は、前記記憶手段に記憶された前記送信対象データを、変更後の送信速度で送信することを特徴とするプログラムである。
請求項1の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、送信対象データを記憶する記憶手段の容量を少なく抑えつつ、送信対象データの同報送信を行うことができる。
請求項2の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、先に確立した接続が切断され難くすることができる。
請求項3の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、送信対象データの同報送信の初期段階から、送信対象データを記憶する記憶手段の容量を少なく抑えることができる。
請求項4の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、送信対象データの同報送信の開始後に、送信対象データを記憶する記憶手段の容量を少なく抑えるよう動的に調節することができる。
請求項5の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、送信対象データを記憶する記憶手段の容量を少なく抑えつつ、送信対象データの同報送信を行うことができる。
請求項6の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、画像データを記憶する記憶手段の容量を少なく抑えつつ、画像データの同報送信を行うことができる。
請求項7の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、送信対象データを記憶する記憶手段の容量を少なく抑えつつ、送信対象データの同報送信を行うことができる。
本発明の実施の形態における画像通信システムの全体構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における概略のシーケンスを示した図である。 本発明の実施の形態の概略のシーケンスにおける画像データの送信部分について示した図である。 本発明の実施の形態における通信装置の機能構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における通信装置の動作例を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像通信システムの構成例を示す図である。
図示するように、この画像通信システムは、画像処理装置10に対し、画像処理装置20がPSTN(Public Switched Telephone Networks;公衆交換電話網)25を介して、画像処理装置30がLAN(Local Area Network)35を介して、それぞれ双方向に通信可能に接続されることにより構成されている。
このうち、画像処理装置10は、画像処理装置20との間でPSTN25を介して、画像処理装置30との間でLAN35を介して、それぞれ画像データを送受信する例えばファクシミリ装置である。この画像処理装置10の構成の詳細については後述する。
画像処理装置20は、画像処理装置10との間でPSTN25を介して画像データを送受信する例えばG3−FAXであるものとする。ここで、G3−FAXとは、ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication sector)の勧告T.30に準拠したプロトコルを用いて画像データの送受信を行うファクシミリ装置のことを言う。
画像処理装置30は、画像処理装置10との間でLAN35を介して画像データを送受信する例えばIP−FAXであるものとする。ここで、IP−FAXとは、ITU−Tの勧告T.37又はT.38に準拠したプロトコルを用いて画像データの送受信を行うファクシミリ装置のことを言う。ITU−Tの勧告T.37に準拠したIP−FAXの場合、電子メールの添付ファイルとして画像データは送受信される。また、ITU−Tの勧告T.38に準拠したIP−FAXの場合、G3−FAXのモデム信号をパケットに変換してリアルタイム伝送する方法によって画像データは送受信される。尚、本実施の形態において、画像処理装置10と画像処理装置30の間はLAN35を介して接続されたものとして説明するが、ITU−Tの勧告T.37又はT.38に準拠したプロトコルによる画像データの送受信が可能であれば、LAN35は、途中でインターネットを経由するものであってもよいし、PSTNを経由するものであってもよい。
ここで、画像処理装置10について詳細に説明する。
図示するように、画像処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、画像読取部14と、画像蓄積メモリ15と、LANインターフェイス(以下、「LANI/F」という)16と、PSTNインターフェイス(以下、「PSTNI/F」という)17と、画像形成部18とを含む。
CPU11は、ROM13等に記憶された各種プログラムをRAM12にロードして実行することにより、図4を参照して後述する各機能を実現する。
RAM12は、CPU11の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
ROM13は、CPU11が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
画像読取部14は、紙等の記録媒体に記録された画像を読み取る。ここで、画像読取部14は、例えばスキャナであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを用いるとよい。本実施の形態では、記録媒体から画像を読み取る読取手段の一例として、画像読取部14を設けている。
画像蓄積メモリ15は、画像読取部14が読み取った画像のデータ(画像データ)を記憶するメモリである。本実施の形態では、同報送信の対象である送信対象データを記憶する記憶手段の一例として、画像蓄積メモリ15を設けている。
LANI/F16は、画像蓄積メモリ15に蓄積された画像データを画像処理装置30にLAN35を介して送信したり、画像処理装置30からLAN35を介して画像データを受信したりする。
PSTNI/F17は、画像蓄積メモリ15に蓄積された画像データを画像処理装置20にPSTN25を介して送信したり、画像処理装置20からPSTN25を介して画像データを受信したりする。
画像形成部18は、紙等の記録媒体に画像を形成する。ここで、画像形成部18は、例えばプリンタであり、感光体に付着させたトナーを記録媒体に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを記録媒体上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いるとよい。
ところで、かかる構成を有する画像処理装置10が、画像読取部14で読み取った画像データを、画像処理装置20及び画像処理装置30に同報送信する場合を考える。ここでは、LAN35のデータ送信速度が100Mbpsで、PSTN25のデータ送信速度が14.4Kbpsであるとする。すると、LAN35のデータ送信速度の方がPSTN25のデータ送信速度より速いので、画像蓄積メモリ15に蓄積された画像データをこれらのデータ送信速度でそのまま送信したのでは、LAN35を介して送信した画像データは、PSTN25を介して送信されるまでは画像蓄積メモリ15に蓄積しておかなければならず、画像蓄積メモリ15を解放できない。従って、例えば、引き続き画像読取部14で画像を読み取るジョブがあった場合等に、スループットが低下してしまう。
そこで、本実施の形態では、少量の画像蓄積メモリ15で、画像処理装置20及び画像処理装置30に同報送信を行うことができるようにした。
図2は、このような本実施の形態の概要を説明するための図である。
図示するように、まず、画像読取制御タスク42が、画像読取部14を制御して記録媒体に記録された画像を読み取らせる(A)。そして、読み取らせた画像データを画像蓄積メモリ15に蓄積する(B)。
次に、LAN通信制御タスク43及びPSTN通信制御タスク44が、それぞれ、画像蓄積メモリ15から画像データを読み出す(C,D)。そして、読み出した画像データを、LAN通信制御タスク43はLANI/F16を制御して画像処理装置30に送信させ(E)、PSTN通信制御タスク44はPSTNI/F17を制御して画像処理装置20に送信させる(F)。この場合、Cにおける画像データの読み出しとDにおける画像データの読み出し、及び、Eにおける画像データの送信とFにおける画像データの送信は、それぞれ、マルチタスクOS上で同時に実行される。
また、E,Fにおける画像データの送信について、詳細に説明する。
図3は、E,Fにおける画像データの送信に関する手順を時系列に示した図である。
画像データの送信が指示されると、まず、LAN35、PSTN25のそれぞれにおいて、ネゴシエーションが行われる(E−1,F−1)。ここで、ネゴシエーションとは、2台の機器が通信の開始に当たり、通信速度等の情報を相互に交換しながら通信の設定を決定することである。そして、図のようにLAN35におけるネゴシエーションの方が早く終了したとすると、PSTN25におけるネゴシエーションが終了するまで、LAN35では、例えば3秒間に1バイトといった少量の画像データを送り続けることにより、LAN35の接続が維持される(E−2)。
その後、PSTN25におけるネゴシエーションも終了すると、LAN35におけるデータ送信速度とPSTN25におけるデータ送信速度が、それぞれ、計測される(E−3,F−3)。この計測の結果、図では、LAN35のデータ送信速度が100Mbpsであることが判明し、PSTN25のデータ送信速度が14.4Kbpsであることが判明している。そして、これらの計測されたLAN35のデータ送信速度とPSTN25のデータ送信速度のうちの遅い方を、その後のデータ送信速度に決定する。ここでは、PSTN25のデータ送信速度である14.4Kbpsの方が遅いので、その後のデータ送信速度は14.4Kbpsとなる。つまり、画像データは、1秒間に1800(=14400/8)バイトずつ、例えば10回に分けて送信される(E−4,F−4)。その後、LAN35及びPSTN25では、それぞれ、データ送信速度が動的に計測され(E−5,F−5)、その時点で最も遅いデータ送信速度で画像データが送信されることになる。
尚、図3において、LAN35は、データ送信速度が100Mbpsであるにも関わらず、PSTN25に合わせて14.4Kbpsで画像データを送信している。ここでは、LAN35によって画像データは1つの画像処理装置30にしか送信されていないので、そのデータ送信能力はあまり活用されていないが、LAN35によって画像データが複数の画像処理装置30に送信される場合、そのデータ送信能力はより活用され得る。例えば、画像データをN個の画像処理装置30に送信する場合、1800バイトをN個の宛先に並行に送信し、これを10回繰り返すようにするとよい。ITU−Tの勧告T.38に準拠したプロトコルのように、画像データを宛先ごとのパケットとして送信する方法であれば、このような送信は可能である。
これにより、画像データの同報送信を短時間で行うことができ、複数の宛先に殆ど同時に画像データを送信することが可能となる。従って、時刻指定で画像データを同報送信するような場合には、画像データが届く時刻の精度が向上することになる。
尚、上記において、LAN35は、複数の宛先にデータを並行に送信可能な回線の一例である。一方で、PSTN25は、複数の宛先にデータが順次送信される回線の一例である。
次に、このような概略動作の実現手段について詳細に説明する。
尚、図2では、概略動作を、CPU11がプログラムを実行することによって生成される画像読取制御タスク42、LAN通信制御タスク43、PSTN通信制御タスク44の動作として示した。上述した概略動作が実現できれば、これらのタスクはどのような制御によって動作するものでもよいが、以下では、主制御タスクの制御によって動作するものとして説明する。
また、回線の状況によって、PSTN25の方がLAN35よりも高速であったり、PSTN25の方がLAN35よりもネゴシエーションの時間が短かったりすることは起こり得る。しかしながら、ここでは、LAN35の方がPSTN25よりも、高速で、かつ、ネゴシエーションの時間が短いものとして説明する。
図4は、CPU11がROM13等に記憶されたプログラムを実行することによって画像処理装置10内に仮想的に実現される通信装置50の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、通信装置50は、主制御部51と、画像読取制御部52と、LAN通信制御部53と、PSTN通信制御部54とを含む。
主制御部51は、主制御タスクに対応し、画像読取制御部52、LAN通信制御部53、PSTN通信制御部54の動作を制御する。そして、LAN35及びPSTN25のデータ送信速度を計測したり、LAN35及びPSTN25でデータを送信するに当たってデータ送信速度を設定したりする。本実施の形態では、複数の送信速度を取得する取得手段、第1の送信速度を取得する第1の取得手段、第2の送信速度を取得する第2の取得手段の一例として、また、最も遅い特定の送信速度以外の送信速度を特定の送信速度に近付くように変更する変更手段、第1の送信速度が第2の送信速度よりも遅い場合に第2の送信速度を第1の送信速度に近付くように変更する変更手段の一例として、主制御部51を設けている。
画像読取制御部52は、画像読取制御タスク42に対応し、画像読取部14による画像の読み取りを制御する。そして、読み取られた画像のデータが画像蓄積メモリ15に記憶されるように処理を行う。本実施の形態では、画像データを記憶手段に書き込む書込み手段の一例として、画像読取制御部52を設けている。
LAN通信制御部53は、LAN通信制御タスク43に対応し、LANI/F16によるLAN35を介した通信を制御する。本実施の形態では、送信対象データ又は画像データを送信する送信手段の一例として、LAN通信制御部53を設けている。
PSTN通信制御部54は、PSTN通信制御タスク44に対応し、PSTNI/F17によるPSTN25を介した通信を制御する。本実施の形態では、送信対象データ又は画像データを送信する送信手段の一例として、PSTN通信制御部54を設けている。
尚、図では、画像蓄積メモリ15が通信装置50の外部に設けられているが、画像蓄積メモリ15を通信装置50の内部に設け、これを通信装置50内の記憶手段と捉えてもよい。また、画像蓄積メモリ15から読み込んだ画像データを一時的に格納するメモリを、通信装置50内の記憶手段と捉えてもよい。
次いで、このような通信装置50の動作について説明する。
図5は、通信装置50の動作例を示したフローチャートである。
通信装置50では、まず、主制御部51が、記録媒体に記録された画像を画像読取部14で読み取り、読み取った画像のデータ(画像データ)を画像蓄積メモリ15に蓄積する(ステップ501)。具体的には、画像読取制御部52に対して、記録媒体に記録された画像を読み取らせるように指示する。これにより、画像読取制御部52は、画像読取部14を制御し、画像を読み取る。そして、読み取った画像データは主制御部51に渡され、主制御部51が、その画像データを画像蓄積メモリ15に蓄積する。
次に、主制御部51は、LAN通信制御部53及びPSTN通信制御部54に対して、ネゴシエーションの開始を指示し、これにより、LAN通信制御部53及びPSTN通信制御部54がネゴシエーションを開始する(ステップ502)。
その後、主制御部51は、LAN通信制御部53からLAN35におけるネゴシエーションの終了が通知されたかどうかを判定する(ステップ503)。
その結果、LAN35におけるネゴシエーションの終了が通知されたと判定されなかった場合は、ステップ503を繰り返すが、LAN35におけるネゴシエーションの終了が通知されたと判定された場合は、画像蓄積メモリ15に蓄積された画像データの先頭の1バイトをLAN35を介して送信するよう、LAN通信制御部53に指示する(ステップ504)。
更にその後、主制御部51は、PSTN通信制御部54からPSTN25におけるネゴシエーションの終了が通知されたかどうかを判定する(ステップ505)。
その結果、PSTN25におけるネゴシエーションの終了が通知されたと判定されなかった場合は、ステップ504における1バイトの送信から3秒が経過したかどうかを判定する(ステップ506)。そして、3秒が経過していなければ、ステップ505を繰り返すが、3秒が経過していれば、ステップ504に戻り、画像蓄積メモリ15に蓄積された画像データの次の1バイトをLAN35を介して送信するよう、LAN通信制御部53に指示する。
このように、LAN35では、PSTN通信制御部54からPSTN25におけるネゴシエーションの終了が通知されるまで、3秒間隔で1バイトの画像データが送信される。尚、この3秒間隔での1バイトの画像データの送信は、先に確立した接続を維持するのに必要な量として予め定めた量のデータを予め定めた時期に送信することの一例である。
そして、ステップ505でPSTN25におけるネゴシエーションの終了が通知されたと判定されると、主制御部51は、LAN通信制御部53からLAN35におけるデータ通信に関する情報を受け取ってLAN35のデータ送信速度を計測し記憶すると共に、PSTN通信制御部54からPSTN25におけるデータ通信に関する情報を受け取ってPSTN25のデータ送信速度を計測し記憶する(ステップ507)。尚、この場合は、ネゴシエーションの終了直後なので、データ通信に関する情報としては、ネゴシエーションに関する命令とその応答に関する情報を用いるとよい。このネゴシエーションに関する命令とその応答に関する情報は、複数の宛先との接続を確立するための情報の一例である。
その後、ここで記憶されたデータ送信速度のうち遅い方の速度を、LAN35及びPSTN25のその後のデータ送信速度に決定する(ステップ508)。そして、画像蓄積メモリ15に蓄積された画像データをその決定されたデータ送信速度でLAN35を介して送信するよう、LAN通信制御部53に指示すると共に、画像蓄積メモリ15に蓄積された画像データをその決定されたデータ送信速度でPSTN25を介して送信するよう、PSTN通信制御部54に指示する(ステップ509)。尚、この場合は、ネゴシエーションの終了直後であり、画像データの先頭の数バイトはLAN35を介して既に送信済であるので、未送信の画像データのみを送信するようにしてもよい。
次に、主制御部51は、読み取るべき画像があるかどうかを判定する(ステップ510)。具体的には、読み取るべき画像があるかどうかを画像読取制御部52に問い合わせ、画像読取制御部52からの応答に基づいてこの判定を行う。
その結果、読み取るべき画像があると判定された場合、主制御部51は、記録媒体に記録された画像を画像読取部14で読み取り、読み取った画像のデータ(画像データ)を画像蓄積メモリ15に蓄積する(ステップ511)。具体的には、画像読取制御部52に対して、記録媒体に記録された画像を読み取らせるように指示する。これにより、画像読取制御部52は、画像読取部14を制御し、画像を読み取る。そして、読み取った画像データは主制御部51に渡され、主制御部51が、その画像データを、画像蓄積メモリ15の送信済の画像データが記憶されていた領域に蓄積する。
その後、再びステップ507に戻り、主制御部51は、LAN通信制御部53からLAN35におけるデータ通信に関する情報を受け取ってLAN35のデータ送信速度を計測し記憶すると共に、PSTN通信制御部54からPSTN25におけるデータ通信に関する情報を受け取ってPSTN25のデータ送信速度を計測し記憶する。尚、この場合は、画像データの送信が開始しているので、データ通信に関する情報としては、画像データの送信とその応答に関する情報を用いるとよい。
その後、主制御部51は、前述と同様に、この記憶されたデータ送信速度のうち遅い方の速度を、LAN35及びPSTN25のその後のデータ送信速度に決定し、画像蓄積メモリ15に蓄積された画像データをその決定されたデータ送信速度で、LAN35及びPSTN25を介して送信する。
以降、同様に画像データの送信及び画像データの画像蓄積メモリ15への蓄積を繰り返すが、ステップ510で読み取る画像がないと判定されると、処理は終了する。
尚、本実施の形態では、データ送信速度が異なる回線としてLAN35とPSTN25を例示したが、回線種はこれらには限らない。また、1つの回線種におけるデータ送信速度が異なる場合に、本実施の形態を適用してもよい。例えば、LAN35によって複数の宛先に送信する場合、LAN35の環境によっては、途中に遅い回線が含まれることもある。このような状況で、遅いデータ送信速度に合わせて、画像データを並行に送信するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、最も遅いデータ転送速度以外のデータ転送速度を最も遅い速度に一致させるようにしたが、必ずしも一致させる必要はない。最も遅いデータ転送速度以外のデータ転送速度を最も遅い速度に近付くように変更するものでもよい。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10,20,30…画像処理装置、25…PSTN、35…LAN、50…通信装置、51…主制御部、52…画像読取制御部、53…LAN通信制御部、54…PSTN通信制御部

Claims (7)

  1. 公衆回線網を用いてデータを送信する第1の送信手段と、
    LANを用いてデータを送信する第2の送信手段と、
    第1の宛先及び第2の宛先に対する同報送信の対象である送信対象データを記憶する記憶手段と、
    前記第1の宛先に前記第1の送信手段によりデータを送信する際の送信速度である第1の送信速度及び前記第2の宛先に前記第2の送信手段によりデータを送信する際の送信速度である第2の送信速度を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記第1の送信速度及び前記第2の送信速度のうち速い方の送信速度を、遅い方の送信速度に近付くように変更する変更手段と
    を備え
    前記第1の送信手段又は前記第2の送信手段は、前記記憶手段に記憶された前記送信対象データを、前記変更手段による変更後の送信速度で送信することを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1の送信手段又は前記第2の送信手段は、前記第1の宛先及び前記第2の宛先のうちの先に接続が確立した宛先に対して、当該接続を維持するのに必要な量として予め定めた量のデータを、前記第1の宛先及び前記第2の宛先の両方との接続が確立するまでの予め定めた時期に送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記取得手段は、前記第1の宛先及び前記第2の宛先との接続を確立するための情報の送信の速度に基づく計算により、前記第1の送信速度及び前記第2の送信速度を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記取得手段は、前記第1の送信手段及び前記第2の送信手段による前記送信対象データの送信の速度に基づく計算により、前記第1の送信速度及び前記第2の送信速度を取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の通信装置。
  5. 公衆回線網を用いてデータを送信する第1の送信手段と、
    LANを用いてデータを送信する第2の送信手段と、
    第1の宛先及び第2の宛先に対する同報送信の対象である送信対象データを記憶する記憶手段と、
    前記第1の宛先に前記第1の送信手段によりデータを送信する際の送信速度である第1の送信速度を取得する第1の取得手段と、
    前記第2の宛先に前記第2の送信手段によりデータを送信する際の送信速度である第2の送信速度を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記第1の送信速度が、前記第2の取得手段により取得された前記第2の送信速度よりも遅い場合に、当該第2の送信速度を、当該第1の送信速度に近付くように変更する変更手段と
    を備え
    前記第1の送信手段及び前記第2の送信手段は、前記記憶手段に記憶された前記送信対象データの前記第1の送信速度での前記第1の宛先への送信と、前記記憶手段に記憶された前記送信対象データの前記変更手段による変更後の前記第2の送信速度での前記第2の宛先への送信とを並行に行うことを特徴とする通信装置。
  6. 画像が記録された記録媒体から当該画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた前記画像のデータを、複数の宛先に対する同報送信の対象である画像データとして記憶手段に書き込む書込み手段と、
    前記複数の宛先の各々にデータを送信する際の送信速度を含む複数の送信速度を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記複数の送信速度のうち最も遅い特定の送信速度以外の送信速度を、当該特定の送信速度に近付くように変更する変更手段と、
    前記書込み手段により前記記憶手段に書き込まれた前記画像データを、前記変更手段による変更後の前記複数の送信速度で前記複数の宛先に並行に送信する送信手段と
    を備え、
    前記書込み手段は、前記読取手段により新たに読み取られた前記画像のデータを、前記送信手段により送信された前記画像データが記憶されていた前記記憶手段の領域に書き込むことを特徴とする画像処理装置。
  7. コンピュータに、
    公衆回線網を用いてデータを送信する第1の送信機能と、
    LANを用いてデータを送信する第2の送信機能と、
    第1の宛先及び第2の宛先に対する同報送信の対象である送信対象データを記憶手段に記憶する記憶機能と、
    前記第1の宛先に前記第1の送信機能によりデータを送信する際の送信速度である第1の送信速度及び前記第2の宛先に前記第2の送信機能によりデータを送信する際の送信速度である第2の送信速度を取得する取得機能と、
    取得された前記第1の送信速度及び前記第2の送信速度のうち速い方の送信速度を、遅い方の送信速度に近付くように変更する変更機能
    を実現させ
    前記第1の送信機能又は前記第2の送信機能は、前記記憶手段に記憶された前記送信対象データを、変更後の送信速度で送信することを特徴とするプログラム。
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