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JP5376314B2 - 撮像装置、フレームレート制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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JP5376314B2 - 撮像装置、フレームレート制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

撮像装置、フレームレート制御方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、フレームレートを切り替え可能な撮像素子を用いる撮像装置に係り、特に、かかる撮像装置におけるフレームレート制御に関する。
撮像装置において、環境照度の変化に応じてフレームレートの切り替えを行う技術が知られている。例えば、CMOS型やCCD型の撮像素子に撮像される光学像の照度レベルを検出し、この照度レベルをあらかじめ設定しておいた閾値と比較してフレームレートの切り替えを必要と判断したときに、フレームレートを増加又は減少させる動画撮像装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
しかし、環境照度が頻繁に変化する環境下で使用される撮像装置の場合、照度レベルの変化に敏感に反応してフレームレートの切り替えが連続して行われると、撮像画像の明度が高くなったり、低くなったりを繰り返し、大変見づらい画像となるという問題がある。このような現象(ハンチング)は、例えば車載カメラの場合に起こりやすい。車載カメラの場合、日陰を通過する時と日向を通過する時とで大幅に照度が変化し、しかも、そのような急激な照度変化が頻繁に生じるからである。
本発明の目的は、前述したようなハンチングが発生しないようにした撮像装置を提供すること、及び、かかる撮像装置を実現するためのフレームレート制御方法を提供することにある。
本発明は、フレームレートを増加又は減少させるフレームレート切り替えが可能な撮像素子を用いる撮像装置において、
前記撮像素子より出力される各フレームの画像信号に基づいて撮像画像の明るさの指標(画面明度と記す)を検出する画面明度検出手段と、
前記撮像素子のフレームレート切り替えを制御するフレームレート制御手段と、
を有し、
前記フレームレート制御手段は、
フレームレート切り替えに伴うハンチングの発生可能性の判断に利用される、フレームレート切り替えの履歴が反映された情報(以下、履歴情報と記す)を管理する履歴情報管理手段と、
各フレームについて検出された前記画面明度と所定の上限閾値又は下限閾値との比較判定を行う画面明度判定手段と、
直前フレームについて検出された前記画面明度が前記上限閾値以上であると前記画面明度判定手段により判定されたフレームにおいて、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを増加させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート増加切り替え制御手段と、
直前フレームについて検出された前記画面明度が前記下限閾値未満であると前記画面明度判定手段により判定されたフレームにおいて、フレームレートを減少させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを減少させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート減少切り替え制御手段と、
を有することを基本とする。
そして、前記履歴情報は一つの変数値で表現され、
前記履歴情報管理手段は、フレームレート切り替えが行われないフレームでは前記履歴情報に対し、その所定の標準値に近づけるように所定の第1の定数を加算又は減算し、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えとフレームレートを減少させるフレームレート切り替えのうちの一方のフレームレート切り替えが行われるフレームでは前記履歴情報に所定の第2の定数を加算し、もう一方のフレームレート切り替えが行われるフレームでは前記履歴情報から前記第2の定数を減算し、
前記フレームレート増加切り替え制御手段及び前記フレームレート減少切り替え制御手段は、前記履歴情報の値と前記標準値とを比較することによりハンチング発生可能性を判断する、ことを特徴とする。
あるいは、前記履歴情報は第1のフラグ及び第2のフラグにより表現され、
前記履歴情報管理手段は、フレームレート切り替えが行われないフレームでは、前記第2のフラグの値が所定の最大値に達するまでは、前記第2のフラグの値に所定値を加算し、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えが行われるフレームでは、前記第1のフラグに所定の第1の定数を設定するとともに前記第2のフラグに0を設定し、フレームレートを減少させるフレームレート切り替えが行われるフレームでは、前記第1のフラグに所定の第2の定数を設定するとともに前記第2のフラグに0を設定し、
前記フレームレート増加切り替え制御手段は、前記第2のフラグの値が前記最大値と等しいとき、又は、前記第2のフラグの値が前記最大値と異なり、かつ、前記第1のフラグの値が前記第1の定数に等しいときに、ハンチング発生可能性がないと判断し、
前記フレームレート減少切り替え制御手段は、前記第2のフラグの値が前記最大値と等しいとき、又は、前記第2のフラグの値が前記最大値と異なり、かつ、前記第1のフラグの値が前記第2の定数に等しいときに、ハンチング発生可能性がないと判断する、ことを特徴とする。
本発明は、フレームレートを増加又は減少させるフレームレート切り替えが可能な撮像素子を用いる撮像装置におけるフレームレート制御方法において、
前記撮像素子より出力される各フレームの画像信号に基づいて撮像画像の明るさの指標(画面明度と記す)を検出する画面明度検出工程と、
前記撮像素子のフレームレート切り替えを制御するフレームレート制御工程と、
を有し、
前記フレームレート制御工程は、
フレームレート切り替えに伴うハンチングの発生可能性の判断に利用される、フレームレート切り替えの履歴が反映された情報(以下、履歴情報と記す)を管理する履歴情報管理工程と、
各フレームについて検出された前記画面明度と所定の上限閾値又は下限閾値との比較判定を行う画面明度判定工程と、
直前フレームについて検出された前記画面明度が前記上限閾値以上であると前記画面明度判定工程により判定されたフレームにおいて、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを増加させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート増加切り替え制御工程と、
直前フレームについて検出された前記画面明度が前記下限閾値未満であると前記画面明度判定工程により判定されたフレームにおいて、フレームレートを減少させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを減少させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート減少切り替え制御工程と、を有することを基本とする。
そして、前記履歴情報は一つの変数値で表現され、
前記履歴情報管理工程は、フレームレート切り替えが行われないフレームでは前記履歴情報に対し、その所定の標準値に近づけるように所定の第1の定数を加算又は減算し、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えとフレームレートを減少させるフレームレート切り替えのうちの一方のフレームレート切り替えが行われるフレームでは前記履歴情報に所定の第2の定数を加算し、もう一方のフレームレート切り替えが行われるフレームでは前記履歴情報から前記第2の定数を減算し、
前記フレームレート増加切り替え制御工程及び前記フレームレート減少切り替え制御工程は、前記履歴情報の値と前記標準値とを比較することによりハンチング発生可能性を判断する、ことを特徴とする。
あるいは、前記履歴情報は第1のフラグ及び第2のフラグにより表現され、
前記履歴情報管理工程は、フレームレート切り替えが行われないフレームでは、前記第2のフラグの値が所定の最大値に達するまでは、前記第2のフラグの値に所定値を加算し、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えが行われるフレームでは、前記第1のフラグに所定の第1の定数を設定するとともに前記第2のフラグに0を設定し、フレームレートを減少させるフレームレート切り替えが行われるフレームでは、前記第1のフラグに所定の第2の定数を設定するとともに前記第2のフラグに0を設定し、
前記フレームレート増加切り替え制御工程は、前記第2のフラグの値が前記最大値と等しいとき、又は、前記第2のフラグの値が前記最大値と異なり、かつ、前記第1のフラグの値が前記第1の定数に等しいときに、ハンチング発生可能性がないと判断し、
前記フレームレート減少切り替え制御工程は、前記第2のフラグの値が前記最大値と等しいとき、又は、前記第2のフラグの値が前記最大値と異なり、かつ、前記第1のフラグの値が前記第2の定数に等しいときに、ハンチング発生可能性がないと判断する、ことを特徴とする。
本発明によれば、画面明度と上下限閾値との比較判定によりフレームレートを切り替える状況であると判断されるようなフレームであっても、履歴情報に基づいてハンチング発生可能性がないと判断したときに限ってフレームレート切り替えを実行するため、環境照度の急変が頻繁に起きるような条件下で利用される車載カメラのような撮像装置におけるハンチングの発生を防止することができる。また、履歴情報を一つの変数値として表現することにより、履歴情報の保存に必要なメモリ容量を最小にすることができる。また、フレームレート制御の処理を、各フレームの垂直同期信号の立ち上がりをトリガとして処理を開始し、最小垂直ブランキング期間内に終了するので、撮像画像にフレームレート切り替えによるノイズが乗らなくなる、等々の効果を奏することができる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置の要部構成を説明するためのブロック図である。 フレームレート制御部の処理タイミングの説明図である。 フレームレート制御部のブロック図である。 画面明度判定部の処理説明用フローチャートである。 実施例1におけるケース1対応部の処理説明用フローチャートである。 実施例1におけるケース2対応部の処理説明用フローチャートである。 実施例1におけるケース3対応部の処理説明用フローチャートである。 実施例1におけるハンチング防止効果の説明図である。 実施例2におけるケース1対応部の処理説明用フローチャートである。 実施例2におけるケース2対応部の処理説明用フローチャートである。 実施例2におけるケース3対応部の処理説明用フローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置の要部構成を説明するためのブロック図である。
この撮像装置100は、光学系101と、この光学系101を介して結像される光学像を撮像する撮像素子102を有する。この撮像素子102は、フレームレートを増加又は減少させるフレームレート切り替えが可能なもので、例えばCMOS型やCCD型の一般的な撮像素子が用いられる。撮像素子102からは、垂直同期信号(Vsync)、水平同期信号(Href)、各フレームの画像信号が出力される。
撮像装置100は信号処理回路104を有する。撮像素子102から出力される垂直同期信号、水平同期信号及び画像信号は信号処理回路104に入力され、信号処理回路104において各フレームの画像信号のデジタル信号への変換等の処理が行われる。
撮像装置100は、撮像素子102のフレームレートを制御する機能を有するが、ここに示す実施形態においてはFPGA(Field Programmable Gate Array)103を用いて当該機能のための画面明度検出部105とフレームレート制御部106が実現されている。なお、画面明度検出部105とフレームレート制御部106をASIC等の専用ハードウェアを用いて実現することも可能である。撮像素子102から出力される垂直同期信号、水平同期信号及び画像信号はFPGA103にも入力される。
画面明度検出部105は、撮像素子102から出力される各フレームの画像信号から、撮像画像の明るさの指標(画面明度と呼ぶ)を検出する手段である。具体的には、画像信号がRGB信号の場合、例えば、画素ごとにRGB信号から輝度値を算出し、1画面(垂直同期信号から次の垂直同期信号まで)について輝度平均値を算出し、この輝度平均値を画面明度として求めることができる。輝度値の代わりにG信号値を用い、1画面についてのG信号平均値を画面明度として算出するようにしてもよい。
フレームレート制御部106は、フレーム毎に、画面明度検出部105により検出された直前フレームの画面明度と、フレームレート切り替え履歴情報とに基づいて、撮像素子102のフレームレートを増加又は減少させるフレームレート切り替えを制御する手段であり、フレームレート切り替えを行うと判断した場合に、そのフレームレート切り替え指示データ(レジスタ設定)を撮像素子102へ送信する。また、フレームレート制御部106においては、フレームレート切り替え履歴情報を管理している。
なお、フレームレート切り替え履歴情報とは、フレームレート切り替えに伴うハンチングの発生可能性の判断に利用される、フレームレート切り替えの履歴が反映された情報であり、その具体例は後述する。
図2により、フレームレート制御部106の処理タイミングについて説明する。例えば垂直同期信号111で開始するフレームを例にとると、当該垂直同期信号111の立ち上がりをトリガとして、当該フレームに対する処理を開始する。この処理で用いられる画面明度は直前フレームについて検出された画面明度である。フレームレート切り替えを行うか否かの判断と、フレームレート切り替えを行う場合のフレームレート切り替え指示データの撮像素子102への送信は、当該フレームの最小垂直ブランキング期間内に完了させる。図2の例では、垂直同期信号111で始まるフレームにおいて、フレームレートを1/2に下げるフレームレート切り替えが行われ、したがって、当該フレームより垂直ブランキング期間が2倍に伸びる。他のフレームについても同様の処理タイミングとなる。このような処理タイミングとすることにより、フレームレート切り替え操作によるノイズが撮像画像に乗ることがなくなる。
図3に、フレームレート制御部106のブロック構成を示す。ただし、このブロック構成は一例に過ぎず、フレームレート制御部106の機能を他のブロック構成で実装することも可能であることは云うまでもない。
図3において、画面照度判定部201は、処理対象フレームの直前フレームについて画面明度検出部105で検出された画面明度が所定の上限閾値以上であるか(ケース1)、所定の下限閾値未満であるか(ケース2)、あるいは上限閾値未満かつ下限閾値以上であるか(ケース3)を判定する手段である。
図4に、画面照度判定部201の処理フローの一例を示す。まず、画面明度を上限閾値と比較し(ステップS101)、画面明度が上限閾値以上であるならば(ステップS101,YES)、最終的な判定結果をケース1とする(ステップS103)。画面明度が上限閾値未満ならば(ステップS101,NO)、画面明度を下限閾値と比較する(ステップS102)。そして、画面明度が下限閾値未満ならば(ステップS102,YES)、最終的な判定結果をケース2とし(ステップS104)、そうでないならば最終的な判定結果をケース3とする(ステップS105)。
図3に戻る。フレームレート制御部106は、画面明度判定部201の判定結果に対応した3つのブロック、すなわち、ケース1対応部202、ケース2対応部203、ケース3対応部204を有し、また、フレームレート切り替え履歴情報等の記憶手段としてのメモリ205を有する。フレームレート切り替え履歴情報の管理機能はケース1,2,3対応部202,203,204に分散して組み込まれているため、これら3ブロックはそれぞれメモリ205をアクセス可能である。撮像素子102に対するフレームレート切り替え指示データ(レジスタ設定)は、ケース1対応部202又はケース2対応部203から出される。
ケース1対応部202は、直前フレームの画面明度についての画面明度判定部201の判定結果がケース1となったフレームで作動し、メモリ205に記憶されているフレームレート切り替え履歴情報に基づいて、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えを行ったならばハンチングが発生する可能性があるか否かを判断する。ハンチング発生可能性がないと判断したときに、フレームレート増加切り替えの指示データ(レジスタ設定)を撮像素子102へ送信し、撮像素子102においてフレームレートを1段階増加させる。ハンチング発生可能性があると判断したときには、フレームレート切り替えを行わない。フレームレート切り替え履歴情報の更新も行われる。
ケース2対応部203は、直前フレームの画面明度についての画面明度判定部201の判定結果がケース2となったフレームで作動し、メモリ205に記憶されているフレームレート切り替え履歴情報に基づいて、フレームレートを減少させるフレームレート切り替えを行ったならばハンチングが発生する可能性があるか否かを判断する。ハンチング発生可能性がないと判断したときに、フレームレート減少切り替えの指示データを撮像素子102へ送信し、撮像素子102においてフレームレートを1段階減少させる。ハンチング発生可能性があると判断したときには、フレームレート切り替えを行わない。フレームレート切り替え履歴情報の更新も行われる。
ケース3対応部204は、直前フレームの画面明度につていの画面明度判定部201の判定結果がケース3となったフレームで作動し、フレームレート切り替え履歴情報の更新のみを行う。
次に、ケース1,2,3対応部202,203,204の処理内容及びフレームレート切り替え履歴情報について、2つの実施例により具体的に説明する。
本実施例においては、フレームレート切り替え履歴情報は一つの変数値により表現されるが、この変数値には予め標準値Sが定められている。そして、この標準値Sとフレームレート切り替え履歴情報の値との比較によって、フレームレート切り替えによるハンチング発生可能性の有無が判断される。過去数フレームでフレームレート増加切り替えが行われた場合にフレームレート切り替え履歴情報が標準値Sを超えるようにするため、フレームレート増加切り替えが実行された時にフレームレート切り替え履歴情報に定数αを加算する更新処理が行われる。逆に、過去数フレームでフレームレート減少切り替えが行われた場合にフレームレート切り替え履歴情報が標準値S以下となるようにするため、フレームレート減少切り替えが実行された時にフレームレート切り替え履歴情報から定数αを減算する更新処理が行われる。フレームレートの切り替えが行われないフレームでは、フレームレート切り替え履歴情報を標準値Sに近づけるように、フレームレート切り替え履歴情報に対し定数βを加算又は減算する更新処理が行われる。定数βは定数αより十分小さな値に選ばれる。
標準値S、定数α,βは例えば、S=80(10進数)、α=10(10進数)、β=1(10進数)に選ばれる。
ケース1対応部202の処理フローを図5に示す。図5を参照し、ケース1対応部202の処理内容を説明する。
ケース1対応部202が作動するケース1のフレームでは基本的にはフレームレート増加切り替えを行う状況であるが、ハンチングの発生を防止するため、フレームレート切り替え履歴情報に基づきハンチング発生可能性の有無を判断する。すなわち、メモリ205に記憶されているフレームレート切り替え履歴情報を読み出し(ステップS201)、読み出したフレームレート切り替え履歴情報の値が標準値S以上であるか調べる(ステップS202)。
フレームレート切り替え履歴情報の値が標準値S以上であるならば(ステップS202,YES)、過去数フレームにおいてフレームレート増加切り替えが実行されているということであり、当該フレームでフレームレートをさらに増加させてもハンチングが発生する可能性はない判断される。そこで、読み出したフレームレート切り替え履歴情報に定数αを加算し(ステップS204)、加算後のフレームレート切り替え履歴情報でメモリ205内の同情報を書き換え(ステップS205)、フレームレートを1段階増加させる指示データ(レジスタ設定)を撮像素子102へ送信し(ステップS206)、当該フレームにおいてフレームレートを1段階増加させる。ただし、現在のフレームレートが設定可能な最高フレームレートであるならば(ステップS203,YES)、フレームレートをそれ以上増加させることはできないため、何もしないで処理を終わる。
一方、ステップS202でフレームレート切り替え履歴情報の値が標準値S以上でない、つまり標準値S未満であると判定されたならば(ステップS202,NO)、過去数フレームでフレームレート減少切り替えが実行されているということであり、当該フレームでフレームレート増加切り替えを行うとハンチングが発生する可能性があると判断され、フレームレート増加切り替えは行われない。この場合、フレームレート切り替え履歴情報に定数βを加算し(ステップS207)、加算後のフレームレート切り替え履歴情報でメモリ205内のフレームレート切り替え履歴情報を書き換え(ステップS208)、処理を終わる。
ここまでの説明から理解されるように、図5におけるステップ202、S206などはフレームレート増加切り替え制御手段に相当している。ステップS204,S205,S207,S208等はフレームレート履歴情報管理手段に相当している。
ケース2対応部203の処理フローを図6に示す。図6を参照し、ケース2対応部203の処理内容を説明する。
ケース2対応部203が作動するケース2のフレームでは基本的にはフレームレート減少切り替えを行う状況であるが、ハンチングの発生を防止するため、フレームレート切り替え履歴情報に基づきハンチング発生可能性の有無を判断する。すなわち、メモリ205に記憶されているフレームレート切り替え履歴情報を読み出し(ステップS301)、読み出したフレームレート切り替え履歴情報の値が標準値S以下であるか調べる(ステップS302)。
フレームレート切り替え履歴情報の値が標準値S以下であるならば(ステップS302,YES)、過去数フレームにおいてフレームレート減少切り替えが実行されているということであり、当該フレームでフレームレートをさらに減少させてもハンチングが発生する可能性はない判断される。そこで、読み出したフレームレート切り替え履歴情報から定数αを減算し(ステップS304)、減算後のフレームレート切り替え履歴情報でメモリ205内の同情報を書き換え(ステップS305)、フレームレートを1段階減少させる指示データ(レジスタ設定)を撮像素子102へ送信し(ステップS306)、当該フレームにおいてフレームレートを1段階減少させる。ただし、現在のフレームレートが設定可能な最低フレームレートであるならば(ステップS303,YES)、フレームレートをそれ以上減少させることはできないため、何もしないで処理を終わる。
一方、ステップS302でフレームレート切り替え履歴情報の値が標準値S以下でない、つまり標準値Sを超えている判定されたならば(ステップS302,NO)、過去数フレームでフレームレート増加切り替えが実行されているということであり、当該フレームでフレームレート減少切り替えを行うとハンチングが発生する可能性があると判断され、フレームレート減少切り替えは行われない。この場合、フレームレート切り替え履歴情報から定数βを減算し(ステップS307)、減算後のフレームレート切り替え履歴情報でメモリ205内のフレームレート切り替え履歴情報を書き換え(ステップS308)、処理を終わる。
以上の説明から明らかなように、図6におけるステップS302,S306などはフレームレート減少切り替え制御手段に相当する。ステップS304,S306,S307,S308などはフレームレート切り替え履歴情報管理手段に相当する。
ケース3対応部204の処理フローを図7に示す。図7を参照し、ケース3応部204の処理内容を説明する。
ケース3対応部204は、ケース3と判定されたフレームで、フレームレート切り替え履歴情報に対し、定数βを加算し又は減算することにより、フレームレート切り替え履歴情報をその標準値Sに近づけるように更新する処理を行う。
すなわち、メモリ205からフレームレート切り替え履歴情報を読み出し(ステップS401)、その値が標準値Sに等しいか判定する(ステップS402)。標準値Sに等しいならば処理を終了する。
読み出したフレームレート切り替え履歴情報が標準値Sと等しくないならば(ステップS402,NO)、フレームレート切り替え履歴情報と標準値Sの比較判定をする(ステップS403)。フレームレート切り替え履歴情報の値が標準値Sより大きければ(ステップS403,YES)、フレームレート切り替え履歴情報から定数βを減算し(ステップS404)、標準値Sより小さければ(ステップS403,NO)、フレームレート切り替え履歴情報に定数βを加算する(ステップS405)。そして、定数βを減算又は加算された後のフレームレート切り替え履歴情報でメモリ205に記憶されているフレームレート切り替え履歴情報を書き換え(ステップS406)、処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、図7に示す処理ステップはフレームレート切り替え履歴情報管理手段に相当する。
ここで、フレームレート切り替え履歴情報と関連付けてハンチング防止効果について説明する。図8はその説明図である。図8において、縦軸は画面明度を表し、横軸はフレーム数(時間経過と同等)を表わし、横軸の下側に示した数字はフレームレート切り替え履歴情報の値を表わしている。なお、前述の通り、標準値S=80(10進数)、定数α=10(10進数)、定数β=1(10進数)としている。
図8に示す例では、最初の(左端の)フレームで画面照度が下限閾値を下回り、その時点でのフレームレート切り替え履歴情報の値は80であるため、次フレームでフレームレート減少切り替え操作(黒丸印で示されている)が実行され、フレームレート切り替え履歴情報の値は定数αが減算され70に更新される。
フレームレートが1段階減少した分だけ画面明度は明るくなるのであるが、この例では環境照度が突如明るくなったために画面明度が急激に上昇して上限閾値を超える。画面明度が上限閾値を超えたということのみでフレームレート増加切り替えを行うような単純な制御方式では、当該時点でフレームレート増加切り替え操作が実行されるために、ハンチングが起きてしまう。
しかし、本実施例では、直前フレームの画面明度が上限閾値を超えたフレームであっても、フレームレート切り替え履歴情報の値が80以上でないとフレーム増加切り替えは実行されない。すなわち、図示のように、フレームレート低下切り替え操作(黒丸印)が実行されたフレームから、フレーム毎にフレームレート切り替え履歴情報から定数βが減算され、フレームレート切り替え履歴情報の値が80まで増加したフレームの次フレームまで、フレームレート増加切り替え操作(白抜き丸印で示す)は実行されない。このようにフレームレート低下切り替えからフレームレート増加切り替えの間に時間を空けることにより、ハンチングの発生を防止することができる。図示の例では、フレームレート増加切り替え操作を1回実行しても画面明度が上限閾値を超えるため、次フレームでもフレームレート増加切り替え操作が実行される。最初のフレームレート増加切り替え操作でフレームレート切り替え履歴情報は定数αを加算されて90に更新され、次のフレームレート増加切り替え操作でフレームレート切り替え履歴情報は100に更新される。次フレームからはフレームレート切り替え操作は実行されないため、フレームレート切り替え履歴情報は99,98,97,....と標準値へ向かって更新される。
フレームレート低下切り替え操作に続いてフレームレート増加切り替え操作が行われる場合のハンチング発生防止にについて説明した。フレームレート増加切り替え操作の後に環境照明が急に暗くなったために画面明度が下限閾値を下回った場合も同様に、フレームレート低下切り替え操作までに時間が空けられるため、ハンチングが起こらないことは以上の説明から明らかである。
ここまでの説明から理解されるように、本実施例においては、フレームレート切り替え履歴情報としての一つの変数値により、過去数フレームのフレームレート増加切り替え、もしくは、フレームレート低下切り替えの履歴を記録していると考えることができる。このような態様は、過去数フレームのそれぞれのフレームレートを別々の変数値として保存するような態様に比べ、フレームレート切り替え履歴情報を記憶するためのメモリ容量が最小限で済むとい利点がある。
なお、本実施例においては、フレームレート増加切り替えを行う場合にはフレームレート履歴情報に定数αを加算し(図5、ステップS204)、フレームレート減少切り替えを行う場合にはフレームレート切り替え履歴情報から定数αを減算した(図5、ステップS304)。しかし、この加算と減算の関係を逆にすることも可能である。ただし、この場合、図5のステップS202でフレームレート切り替え履歴情報の値が「標準値S以下」であるか判定し、図6のステップS302でフレームレート切り替え履歴情報の値が「標準値S以上」であるか判定するなど、若干の処理の修正が必要である。
本実施例においては、フレームレート切り替え履歴情報は2つのフラグ(フラグ1とフラグ2)により表現される。フラグ1はフレームレート増加切り替えとフレームレート減少切り替えのいずれが実行されたかを表わし、フラグ2はフレームレートを切り替えた時点を表わす。
各フラグの更新は次の通りである。フラグ1は、フレームレート増加切り替えを行うフレームで定数+uを設定し、フレームレート減少切り替えを行うフレームで定数−uを設定する。フラグ2は、フレームレート切り替え操作を行うフレームで0にリセットし、その後、フレームレート切り替えが行われないフレーム毎に1ずつ増加させる。ただし、フラグ2は所定の最大値m(m>0)まで増加した後は、フレームレート切り替え操作が行われない限り、最大値のまま維持される。
以下、本実施例におけるケース1,2,3対応部202,203,204の処理内容について説明する。
図9はケース1対応部202の処理フローを示す。図9を参照し、ケース1対応部202の処理内容を詳細に説明する。
画面明度判定部201でケース1と判定されたフレームでケース1対応部202は作動し、まず、メモリ205からフラグ1とフラグ2を読み出し(ステップS1001)、フラグ2が最大値mに等しいか調べる(ステップS1002)。
フラグ2がmならば(ステップS1002,YES)、前回のフレームレート切り替え操作実行から十分なフレーム数が経過しており、当該フレームでフレームレートを増加させるフレームレート切り替え操作を行ったとしてもハンチングが発生する可能性はないと判断される。そこで、フレームレート増加切り替え操作を実行したことを記録するため、読み出したフラグ1を定数+uを設定し、フラグ2を0にリセットし、更新したフラグ1とフラグ2でメモリ205内のフラグ1とフラグ2をそれぞれ書き換える(ステップS1004)。そして、フレームレート増加切り替えの指示データ(レジスタ設定)を撮像素子102へ送信させ(ステップS1005)、撮像素子102において当該フレームでフレームレートを1段階増加させる。ただし、すでにフレームレートが最高レートである場合は(ステップS1003,YES)、フレームレート増加切り替え操作を行わず処理を終了する。
フラグ2が最大値mでない場合(ステップS1002,NO)、前回のフレームレート切り替え操作実行から十分なフレーム数が経過していないため、前回のフレームレート切り替えがフレームレート減少切り替えならば、当該フレームでフレームレート増加切り替えを行うとハンチングが発生する可能性がある。そこで、フラグ1の値が+uであるか調べる(ステップS1007)。
フラグ1の値が+uならば(ステップS1007,YES)、前回のフレームレート切り替えはフレームレート増加切り替えであるから、当該フレームでフレームレート増加切り替え操作を実行したとしてもハンチングが発生する可能性はないと判断され、ステップS1003の処理に進む。
フラグ1の値が+uでない、つまり−uであるならば(ステップS1007,NO)、
前回フレームレート減少切り替えが行われたということであり、かつ、前回のフレームレート減少切り替えからのフレーム数が最大値mより少ないということであり(ステップS1002がNOゆえ)、当該フレームでフレームレート増加切り替え操作を実行するとハンチング発生可能性があると判断される。そこで、フレームレート切り替え操作は実行せず、フラグ2の値に1を加算し、加算後の値でメモリ205内のフラグ2を書き換え(ステップS1009)、処理を終了する。ただし、フラグ2の値が最大値mに達しているならば(ステップS1008,YES)、フラグ2を更新することなく処理を終了する。
以上の説明から理解されるように、図9におけるステップS1002,S1007,S1005などは、フレームレート増加切り替え制御手段に相当する。また、ステップS1004,S1009などはフレームレート切り替え履歴情報管理手段に相当する。
図10はケース2対応部203の処理フローを示す。図10を参照し、ケース2対応部203の処理内容を詳細に説明する。
画面明度判定部201でケース2と判定されたフレームでケース2対応部203は作動し、まず、メモリ205からフラグ1とフラグ2を読み出し(ステップS1101)、フラグ2が最大値mに等しいか調べる(ステップS1102)。
フラグ2がmならば(ステップS1102,YES)、前回のフレームレート切り替え操作実行から十分なフレーム数が経過しており、当該フレームでフレームレートを減少させるフレームレート切り替え操作を行ったとしてもハンチング発生可能性はないと判断される。そこで、フレームレート減少切り替え操作を実行したことを記録するため、読み出したフラグ1に定数−uを設定し、フラグ2を0にリセットし、更新したフラグ1とフラグ2でメモリ205内のフラグ1とフラグ2をそれぞれ書き換える(ステップS1104)。そして、フレームレート階減少切り替えの指示データ(レジスタ設定)を撮像素子102へ送信させ(ステップS1105)、撮像素子102において当該フレームでフレームレートを1段階減少させる。ただし、すでにフレームレートが最低レートである場合は(ステップS1103,YES)、フレームレート減少切り替え操作を行わず処理を終了する。
フラグ2が最大値mでない場合(ステップS1102,NO)、前回のフレームレート切り替え操作実行から十分なフレーム数が経過していないため、前回のフレームレート切り替えがフレームレート増加切り替えであならば、当該フレームでフレームレート減少切り替えを行うとハンチングが発生する可能性がある。そこで、フラグ1の値が−uであるか調べる(ステップS1107)。
フラグ1の値が−uならば(ステップS1107,YES)、前回のフレームレート切り替えはフレームレート減少切り替えであるから、当該フレームでフレームレート減少切り替え操作を実行したとしてもハンチングが発生する可能性はないと判断され、ステップS1103の処理に進む。
フラグ1の値が−uでない、つまり+uであるならば(ステップS1107,NO)、
前回フレームレート増加切り替えが行われたということであり、かつ、前回のフレームレート増加切り替えからのフレーム数が最大値mより少ないということであり(ステップS1102がNOゆえ)、当該フレームでフレームレート減少切り替え操作を実行するとハンチングが発生する可能性があると判断される。そこで、フレームレート切り替え操作は実行せず、フラグ2の値に1を加算し、加算後の値でメモリ205内のフラグ2を書き換え(ステップS1109)、処理を終了する。ただし、フラグ2の値が最大値mに達しているならば(ステップS1108,YES)、フラグ2を更新することなく処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、図10におけるステップS1102,S1107,S1105などはフレームレート減少切り替え制御手段に相当し、ステップS1104,S1109などはフレームレート切り替え履歴情報管理手段に相当する。
図11にケース3対応部204の処理フローを示す。ケース3対応部204は、画面明度判定部201でケース3と判定されたフレームで作動し、まず、メモリ205よりフラグ2を読み出し(ステップS1201)、フラグ2の値が最大値mに等しいか調べる(ステップS1202)。フラグ2の値がmに等しいときは(ステップS1202,YES)、そのまま処理を終了する。フラグ2の値がmに等しくないときは(ステップS1202,NO)、フラグ2の値に1を加算し、加算後の値でメモリ205内のフラグ2を書き替え(ステップS1203)、処理を終了する。
このように図11のステップ群はフレームレート切り替え履歴情報管理手段に相当する。
以上の説明から明らかなように、本実施例においても前記実施例1と同様に、フレームレート減少切り替え操作からフレームレート増加切り替え操作までに必要な時間を空けることにより、また、フレームレート増加切り替え操作からフレームレート減少切り替え操作までに必要な時間を空けることにより、フレームレート切り替え操作に伴うハンチングの発生を防止することができる。
なお、以上の説明は本発明に係るフレームレート制御方法の実施形態の説明でもあることは明らかである。
また、図1に示した画面明度検出部105に相当する手段及びフレームレート制御部106に含まれる各手段としてマイクロコンピュータ等のコンピュータを機能させるプログラム、及び、そのようなプロクラムが記録された半導体記憶素子、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどのコンピュータが読み取り可能な各種記録(記憶)媒体も本発明に包含される。
100 撮像装置
101 光学系
102 撮像素子
104 信号処理回路
105 画面明度検出部
106 フレームレート制御部
201 画面明度判定部
202 ケース1対応部
203 ケース2対応部
204 ケース3対応部
205 メモリ
特開2003−87630号公報

Claims (8)

  1. フレームレートを増加又は減少させるフレームレート切り替えが可能な撮像素子を用いる撮像装置であって、
    前記撮像素子より出力される各フレームの画像信号に基づいて撮像画像の明るさの指標(画面明度と記す)を検出する画面明度検出手段と、前記撮像素子のフレームレート切り替えを制御するフレームレート制御手段とを有し、
    前記フレームレート制御手段は、
    フレームレート切り替えに伴うハンチングの発生可能性の判断に利用される、フレームレート切り替えの履歴が反映された情報(以下、履歴情報と記す)を管理する履歴情報管理手段と、
    各フレームについて検出された前記画面明度と所定の上限閾値又は下限閾値との比較判定を行う画面明度判定手段と、
    直前フレームについて検出された前記画面明度が前記上限閾値以上であると前記画面明度判定手段により判定されたフレームにおいて、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを増加させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート増加切り替え制御手段と、
    直前フレームについて検出された前記画面明度が前記下限閾値未満であると前記画面明度判定手段により判定されたフレームにおいて、フレームレートを減少させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを減少させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート減少切り替え制御手段とを有し
    前記履歴情報は一つの変数値で表現され、
    前記履歴情報管理手段は、フレームレート切り替えが行われないフレームでは前記履歴情報に対し、その所定の標準値に近づけるように所定の第1の定数を加算又は減算し、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えとフレームレートを減少させるフレームレート切り替えのうちの一方のフレームレート切り替えが行われるフレームでは前記履歴情報に所定の第2の定数を加算し、もう一方のフレームレート切り替えが行われるフレームでは前記履歴情報から前記第2の定数を減算し、
    前記フレームレート増加切り替え制御手段及び前記フレームレート減少切り替え制御手段は、前記履歴情報の値と前記標準値とを比較することによりハンチング発生可能性を判断する、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. フレームレートを増加又は減少させるフレームレート切り替えが可能な撮像素子を用いる撮像装置であって、
    前記撮像素子より出力される各フレームの画像信号に基づいて撮像画像の明るさの指標(画面明度と記す)を検出する画面明度検出手段と、前記撮像素子のフレームレート切り替えを制御するフレームレート制御手段とを有し、
    前記フレームレート制御手段は、
    フレームレート切り替えに伴うハンチングの発生可能性の判断に利用される、フレームレート切り替えの履歴が反映された情報(以下、履歴情報と記す)を管理する履歴情報管理手段と、
    各フレームについて検出された前記画面明度と所定の上限閾値又は下限閾値との比較判定を行う画面明度判定手段と、
    直前フレームについて検出された前記画面明度が前記上限閾値以上であると前記画面明度判定手段により判定されたフレームにおいて、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを増加させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート増加切り替え制御手段と、
    直前フレームについて検出された前記画面明度が前記下限閾値未満であると前記画面明度判定手段により判定されたフレームにおいて、フレームレートを減少させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを減少させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート減少切り替え制御手段とを有し、
    前記履歴情報は第1のフラグ及び第2のフラグにより表現され、
    前記履歴情報管理手段は、フレームレート切り替えが行われないフレームでは、前記第2のフラグの値が所定の最大値に達するまでは、前記第2のフラグの値に所定値を加算し、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えが行われるフレームでは、前記第1のフラグに所定の第1の定数を設定するとともに前記第2のフラグに0を設定し、フレームレートを減少させるフレームレート切り替えが行われるフレームでは、前記第1のフラグに所定の第2の定数を設定するとともに前記第2のフラグに0を設定し、
    前記フレームレート増加切り替え制御手段は、前記第2のフラグの値が前記最大値と等しいとき、又は、前記第2のフラグの値が前記最大値と異なり、かつ、前記第1のフラグの値が前記第1の定数に等しいときに、ハンチング発生可能性がないと判断し、
    前記フレームレート減少切り替え制御手段は、前記第2のフラグの値が前記最大値と等しいとき、又は、前記第2のフラグの値が前記最大値と異なり、かつ、前記第1のフラグの値が前記第2の定数に等しいときに、ハンチング発生可能性がないと判断する、
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記フレームレート制御手段は、各フレームの垂直同期信号の立ち上がりをトリガとして処理を開始し、最小垂直ブランキング期間内に処理を終了することを特徴する請求項1もしくは2に記載の撮像装置。
  4. フレームレートを増加又は減少させるフレームレート切り替えが可能な撮像素子を用いる撮像装置におけるフレームレート制御方法であって、
    前記撮像素子より出力される各フレームの画像信号に基づいて撮像画像の明るさの指標(画面明度と記す)を検出する画面明度検出工程と、前記撮像素子のフレームレート切り替えを制御するフレームレート制御工程とを有し、
    前記フレームレート制御工程は、
    フレームレート切り替えに伴うハンチングの発生可能性の判断に利用される、フレームレート切り替えの履歴が反映された情報(以下、履歴情報と記す)を管理する履歴情報管理工程と、
    各フレームについて検出された前記画面明度と所定の上限閾値又は下限閾値との比較判定を行う画面明度判定工程と、
    直前フレームについて検出された前記画面明度が前記上限閾値以上であると前記画面明度判定工程により判定されたフレームにおいて、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを増加させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート増加切り替え制御工程と、
    直前フレームについて検出された前記画面明度が前記下限閾値未満であると前記画面明度判定工程により判定されたフレームにおいて、フレームレートを減少させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを減少させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート減少切り替え制御工程とを有し、
    前記履歴情報は一つの変数値で表現され、
    前記履歴情報管理工程は、フレームレート切り替えが行われないフレームでは前記履歴情報に対し、その所定の標準値に近づけるように所定の第1の定数を加算又は減算し、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えとフレームレートを減少させるフレームレート切り替えのうちの一方のフレームレート切り替えが行われるフレームでは前記履歴情報に所定の第2の定数を加算し、もう一方のフレームレート切り替えが行われるフレームでは前記履歴情報から前記第2の定数を減算し、
    前記フレームレート増加切り替え制御工程及び前記フレームレート減少切り替え制御工程は、前記履歴情報の値と前記標準値とを比較することによりハンチング発生可能性を判断する、
    ことを特徴とするフレームレート制御方法。
  5. フレームレートを増加又は減少させるフレームレート切り替えが可能な撮像素子を用いる撮像装置におけるフレームレート制御方法であって、
    前記撮像素子より出力される各フレームの画像信号に基づいて撮像画像の明るさの指標(画面明度と記す)を検出する画面明度検出工程と、前記撮像素子のフレームレート切り替えを制御するフレームレート制御工程とを有し、
    前記フレームレート制御工程は、
    フレームレート切り替えに伴うハンチングの発生可能性の判断に利用される、フレームレート切り替えの履歴が反映された情報(以下、履歴情報と記す)を管理する履歴情報管理工程と、
    各フレームについて検出された前記画面明度と所定の上限閾値又は下限閾値との比較判定を行う画面明度判定工程と、
    直前フレームについて検出された前記画面明度が前記上限閾値以上であると前記画面明度判定工程により判定されたフレームにおいて、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを増加させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート増加切り替え制御工程と、
    直前フレームについて検出された前記画面明度が前記下限閾値未満であると前記画面明度判定工程により判定されたフレームにおいて、フレームレートを減少させるフレームレート切り替えを実行したならばハンチングが発生する可能性があるか否かを前記履歴情報に基づいて判断し、ハンチング発生可能性がないと判断したときにフレームレートを減少させるフレームレート切り替えを前記撮像素子に指示するフレームレート減少切り替え制御工程とを有し、
    前記履歴情報は第1のフラグ及び第2のフラグにより表現され、
    前記履歴情報管理工程は、フレームレート切り替えが行われないフレームでは、前記第2のフラグの値が所定の最大値に達するまでは、前記第2のフラグの値に所定値を加算し、フレームレートを増加させるフレームレート切り替えが行われるフレームでは、前記第1のフラグに所定の第1の定数を設定するとともに前記第2のフラグに0を設定し、フレームレートを減少させるフレームレート切り替えが行われるフレームでは、前記第1のフラグに所定の第2の定数を設定するとともに前記第2のフラグに0を設定し、
    前記フレームレート増加切り替え制御工程は、前記第2のフラグの値が前記最大値と等しいとき、又は、前記第2のフラグの値が前記最大値と異なり、かつ、前記第1のフラグの値が前記第1の定数に等しいときに、ハンチング発生可能性がないと判断し、
    前記フレームレート減少切り替え制御工程は、前記第2のフラグの値が前記最大値と等しいとき、又は、前記第2のフラグの値が前記最大値と異なり、かつ、前記第1のフラグの値が前記第2の定数に等しいときに、ハンチング発生可能性がないと判断する、
    ことを特徴とするフレームレート制御方法。
  6. 前記フレームレート制御工程は、各フレームの垂直同期信号の立ち上がりをトリガとして処理を開始し、最小垂直ブランキング期間内に処理を終了することを特徴する請求項4もしくは5に記載のフレームレート制御方法。
  7. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
  8. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段としてコンピュータを機能させるプログラムが記録された、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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