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JP5377652B2 - ヘッドランプ用光源点灯装置及び車両用ヘッドランプ点灯システム - Google Patents
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JP5377652B2 - ヘッドランプ用光源点灯装置及び車両用ヘッドランプ点灯システム - Google Patents

ヘッドランプ用光源点灯装置及び車両用ヘッドランプ点灯システム Download PDF

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Description

この発明は、車載用の放電灯又はLED(Light Emitting Diode)などの半導体光源を光源としたヘッドランプを点灯するヘッドランプ用光源点灯装置及びこれを用いた車両用ヘッドランプ点灯システムに関するものである。
車載用のヘッドランプは、従来のハロゲン電球に代替して、長寿命で明るい放電灯やLEDを用いた光源が普及している。同時にAFS(Advance Front lighting System)やDRL(Daytime Running Light)等の付加機能を備えた高機能のヘッドランプも普及している。このような高機能のヘッドランプにおいては、ヘッドランプに関する異常事態を運転者に報知する機能を備えているものがある。車両で発生した異常事態を運転者に報知する手段としては、異常を視覚的に示す警告灯(アラームランプ)や異常を聴覚的に示す警告音(アラームブザー)などがある。
特許文献1は、車両のヘッドランプに発生した種々の異常状態を使用者に知らせるシステムに関するものであり、左右の灯具(ヘッドランプ)の特定を含めて、故障箇所を予測して表示する異常報知装置を開示している。
特許文献2は、放電灯を光源とする車載用のヘッドランプを開示しており、放電灯に異常が発生したときに、放電灯とは別に設けた補助光源を点灯することにより、異常が発生して故障した放電灯を代替している。
特許文献3には、通信機能付きの光源点灯装置が開示されている。この光源点灯装置では、放電灯を点灯する処理中に通信処理が実行されても、点灯処理を適正に実施しつつ、迅速な通信処理を可能としている。
特開平6−283278号公報 特開2001−138799号公報 特開2007−194086号公報
従来では、特許文献1,2のように、車両左右のヘッドランプを点灯する点灯装置を一体化したものは開示されているが、左右の独立したヘッドランプに発生した異常を報知する異常報知経路を1系統にしたものは記載されていない。
例えば、特許文献1では、車両のヘッドランプ用の左右の放電灯に対応して故障の発生や故障の予測結果を運転者に報知するための複数のLEDが設けられており、ヘッドランプに発生した異常は、対応するLEDの点灯によって通知される。特許文献2は、補助光源を点灯する切替信号を出力するが、運転者に対する異常の報知を1系統としたものではない。
また、特許文献3には、点灯装置に設けた通信制御部による外部機器との通信処理について開示されているが、車両の左右どちらか一方のヘッドランプの点灯装置に発生した異常を他方の点灯装置の通信動作と協調して車載される異常報知装置へ通知する信号形態については記載がない。
上記のように種々詳細に異常を報知するシステムが開示されているが、車両のヘッドランプに異常が発生したとき、運転者にとって、左右のどちら側のヘッドランプに異常が発生したかということはあまり問題でなく、先ずはヘッドランプに異常があるか否かを特定できればよい。このため、運転者に対するヘッドランプ異常の報知は、左右まとめて1系統で十分であり、上記従来例の過剰な機能とそれに伴う部材の削減が必要である。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、左右のヘッドランプ用光源点灯装置で検出された異常を異常報知装置へ伝達する出力系統を1系統にすることにより、出力系統の構成の簡素化及び構成に要する部材の使用量の低減を図ることができ、結果的には車両重量の軽量化にも貢献し得るヘッドランプ用光源点灯装置及びこれを用いた車両用ヘッドランプ点灯システムを得ることを目的とする。
この発明に係るヘッドランプ用光源点灯装置は、光源の点灯制御を行うとともに、少なくとも光源に発生した異常を検出して異常の有無を示す報知出力を行う制御回路を備えたヘッドランプ用光源点灯装置であって、左右のヘッドランプ用光源点灯装置が備える異常報知信号出力回路が、それぞれの異常報知信号を互いに共通の信号経路で車載機器へ出力することを特徴とするものであり、異常報知信号出力回路は、矩形波信号を出力し、他のヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路が発信する異常報知信号出力に対して互いに異なるタイミングで信号を出力する
この発明によれば、左右のヘッドランプ用光源点灯装置が、それぞれの制御部の報知出力に応じて異常報知信号を出力する異常報知信号出力回路を備え、それぞれの異常報知信号出力回路が出力する異常報知信号を互いに共通の信号経路で車載機器へ出力するので、左右のヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号の出力系統が1系統化されて、報知信号伝達用のワイヤハーネスや車載機器側の報知信号の入力回路を簡素化でき、構成に要する部材の使用量の低減を図ることができるという効果がある。また、部品点数の削減も期待でき、車両重量の軽量化にも貢献し得る。
この発明の実施の形態1によるヘッドランプ用光源点灯装置を用いた車両用ヘッドランプ点灯システムの構成を示す図である。 実施の形態1の点灯装置による異常報知信号の出力波形を示す図である。 この発明の実施の形態2によるヘッドランプ用光源点灯装置を用いた車両用ヘッドランプ点灯システムの構成を示す図である。 実施の形態2の点灯装置による異常報知信号の出力波形を示す図である。 この発明の実施の形態3によるヘッドランプ用光源点灯装置を用いた車両用ヘッドランプ点灯システムの構成を示す図である。 実施の形態3の点灯装置による異常報知信号及び通信信号の合成出力波形を示す図である。 この発明の実施の形態4によるヘッドランプ用光源点灯装置を用いた車両用ヘッドランプ点灯システムの構成を示す図である。 実施の形態4の点灯装置による異常報知信号及び通信信号の合成出力波形を示す図である。 実施の形態5による点灯装置の信号出力タイミングの調整処理の一例を示す図である。 信号出力タイミングの調整処理の流れを示すフローチャートである。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるヘッドランプ用光源点灯装置を用いた車両用ヘッドランプ点灯システムの構成を示す図である。図1において、実施の形態1による車両用ヘッドランプ点灯システム1は、光源2−1,2−2、点灯装置(ヘッドランプ用光源点灯装置)3−1,3−2、異常報知装置4、電源5及び電源スイッチ(電源SW)5aを備える。光源2−1,2−2は、車両左右のヘッドランプの光源であり、例えば、HIDバルブなどの放電灯やLEDなどの半導体発光素子から構成される。点灯装置3−1,3−2は、光源2−1,2−2をそれぞれ点灯する装置であり、本来の光源点灯制御を行う回路を含む制御回路(制御部)6−1,6−2及びスイッチング素子7−1,7−2を備える。
制御回路6−1,6−2には、点灯装置3−1,3−2の動作を制御するマイクロコンピュータ(マイコン)を備え、点灯装置3−1,3−2の故障や、光源2−1,2−2の点灯不良、消灯状態を検出する異常検出機能を有しており、上記異常の発生有無を示す異常報知信号を出力する(報知出力)。制御回路6−1,6−2からの報知出力は、抵抗R10,20を介してスイッチング素子7−1,7−2のベース端子にそれぞれ印加される。
スイッチング素子7−1,7−2は、NPN型トランジスタからなり、抵抗R10,R20を介して、制御回路6−1,6−2の報知出力端子とベース端子が接続し、エミッタ端子が接地され、コレクタ端子を異常報知装置4への信号出力としたオープンコレクタ出力となっている。制御回路6−1、スイッチング素子7−1及び抵抗R10,R11が、点灯装置3−1の異常報知信号出力回路を構成し、制御回路6−2、スイッチング素子7−2及び抵抗R20,R21が、点灯装置3−2の異常報知信号出力回路を構成する。
スイッチング素子7−1がオフ状態であると、抵抗R1,R11による電圧降下が生じず、点灯装置3−1側の信号出力は、イグニッション(IG)電源に相当する高電位レベル(Hレベル)となる。一方、スイッチング素子7−1がオン状態になると、抵抗R1,R11を介してコレクタ電流が流れ、電圧降下が発生するため、点灯装置3−1側の信号出力は、接地レベルに相当する低電位レベル(Lレベル)にプルダウンされる(アクティブ“L”)。
同様に、スイッチング素子7−2がオフ状態のとき、点灯装置3−2側の信号出力は、抵抗R1,R21による電圧降下が生じず、Hレベルにプルアップされる。また、スイッチング素子7−2がオン状態になると、抵抗R1,R21による電圧降下が生じて、点灯装置3−2側の信号出力はLレベルにプルダウンされる(アクティブ“L”)。
また、制御回路6−1,6−2は、制御処理で使用するハードウェア構成としてEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)8−1,8−2、A/Dコンバータ9−1,9−2及びタイマ9a−1,9a−2を備える。EEPROM8−1,8−2は、制御回路6−1,6−2で検出された異常の発生を示す異常情報を記憶する記憶部である。この記憶部としては、EEPROMのような不揮発性の記憶素子であればよく、不揮発性のフラッシュメモリなどであってもよい。A/Dコンバータ(A/D変換部)9−1,9−2は、不図示の本来の光源点灯制御に使用するサーミスタなどからのアナログ信号入力をデジタル変換する。タイマ9a−1,9a−2は、任意の時間を計時するタイマである。
異常報知装置4は、制御回路6−1,6−2からの異常報知を示す信号出力値と所定の信号判別電圧値との比較結果に応じてアラームランプ12を点灯する装置であり、フィルタ10及び判定回路11を備える。フィルタ10は、異常報知信号の出力経路に接続する抵抗Rと一端が接地されたコンデンサCからなり、異常報知信号の平滑信号を生成する。
判定回路11は、フィルタ10を通過した平滑信号の電圧レベルと所定の異常報知判別電圧とを比較して異常の有無を判定するコンパレータであり、異常有りと判定すると、所定の電位レベルの出力信号をアラームランプ12に出力する。アラームランプ12は、判定回路11の判定結果に応じて点灯制御されるランプである。このアラームランプ12の点灯により、運転者は、光源2−1,2−2又は点灯装置3−1,3−2に異常が発生したことを把握できる。
上述のように、この実施の形態1では、スイッチング素子7−1,7−2を、制御回路6−1,6−2からの異常報知信号の出力電圧を合成できるオープンコレクタ出力として両者の出力をワイヤードOR接続する。このように、車両左右の点灯装置3−1,3−2の異常報知出力系統を1系統とすることにより、当該出力系統の構成の簡素化と構成に要する部材の使用量の低減を図ることができる。また、簡易な構成で部品点数も削減され、車両重量の軽量化にも貢献し得る。
次に動作について説明する。
図2は、実施の形態1の点灯装置による異常報知信号の出力波形を示す図である。図2(a)は、点灯装置3−1の異常報知信号の出力波形を示し、図2(b)は、点灯装置3−2の異常報知信号の出力波形を示しており、図2(c)は、点灯装置3−1,3−2の異常報知信号の合成出力波形を示している。
ここでは、制御回路6−1が、正常動作している間は、所定の周期の矩形波を報知出力とし、光源2−1及び点灯装置3−1の少なくとも一方に異常が発生すると、上記の矩形波の出力を停止する。同様に、制御回路6−2においても、正常動作している間は、報知出力として所定の周期の矩形波を常時出力し、異常が発生すると矩形波出力を停止する。この矩形波の出力周期としては、例えば100Hz程度とする。
所定周期の整然とした矩形波は、制御回路6−1,6−2を構成するマイコンが正常に動作している場合に出力可能である。つまり、制御回路6−1,6−2に異常が発生すると、矩形波の出力が完全に停止するか、適切な周期で出力できなくなる。従って、この矩形波を異常報知信号とし、判定回路11のフィルタ10によって平滑した電圧レベルを判別することにより、制御回路6−1,6−2に異常が発生した可能性があることを運転者に報知できる。
スイッチング素子7−1,7−2は、制御回路6−1,6−2からの矩形波(報知出力)に応じてオンオフする。スイッチング素子7−1は、オン状態になると、信号出力がLレベルとなる。また、オフ状態になると、信号出力がHレベルになる。これにより、図2(a)に示す出力波形となる。
スイッチング素子7−1,7−2は交互に動作して、スイッチング素子7−2は、点灯装置3−1側のスイッチング素子7−1がオフしているタイミングでオン状態になり、信号出力がLレベルになる。また、スイッチング素子7−2がオフしているタイミングでスイッチング素子7−1がオン状態となって信号出力がLレベルになる。これにより、図2(a)(b)に示す出力波形となる。
また、スイッチング素子7−1,7−2のコレクタはワイヤードOR接続されるので、図2(c)に示すように、正常動作の場合は、制御回路6−1,6−2からの信号出力波形が合成されて、略一様な周期の1つの矩形波となる。このように、異常報知信号が整然とした矩形波信号であれば、これを平滑して異常報知判別電圧と比較判定する直流電圧レベルの信号を得るフィルタ10が簡素化され、容易に構成することができる。従って、異常報知装置4の入力回路を容易に構成することが可能である。
なお、制御回路6−1,6−2が報知出力の矩形波の幅を調整することにより、点灯装置3−1,3−2からの異常報知の各信号出力を合成した異常報知信号出力波形を、HレベルとLレベルの幅の比が略1対1、すなわちデューティ比が略50%となるようにしてもよい。この場合、点灯装置3−1,3−2でHレベルとLレベルの幅の比が3対1の信号を交互に発生させることで、2波を合成した異常報知信号出力波形をデューティ比が略50%の整然とした矩形波信号とすることができる。このようにすることでも、フィルタ10の構成を簡素化でき、異常報知装置4の入力回路をさらに容易に構成することが可能である。
ここで、例えば、光源2−1又は点灯装置3−1に異常が発生すると、制御回路6−1は、報知出力を停止するため、図2(a)にバツ印で示すように、点灯装置3−1からの異常報知信号出力が停止し、出力電圧は実線で示すようにHレベルとなる。このとき、点灯装置3−1,3−2からの2波を合成した異常報知信号出力波形は、図2(c)にバツ印で示すように、点灯装置3−1側の出力波形が実線で示すように欠損する。この後、判定回路11は、フィルタ10によって異常報知信号出力波形を平滑化した出力の電位レベルと異常報知判別電圧を比較して出力波形欠損を検出することによって、アラームランプ12を点灯する。
以上のように、この実施の形態1によれば、左右の点灯装置3−1,3−2が、制御回路6−1,6−2の報知出力に応じて異常報知信号を出力する異常報知信号出力回路を備え、それぞれの異常報知信号出力回路が、それぞれの異常報知信号を互いに共通の信号経路で車載機器へ出力する。このように構成することで、左右のヘッドランプ用光源2−1,2−2又はこれを点灯する点灯装置3−1,3−2で発生した異常を異常報知装置4へ伝達する出力系統が1系統となり、出力系統の構成の簡素化及び構成に要する部材の使用量の低減を図ることができ、さらには車両重量の軽量化にも貢献し得る。
なお、上記実施の形態1では、スイッチング素子7−1,7−2としてNPN型トランジスタを用い、これらをオープンコレクタにしてワイヤードOR接続した異常報知信号出力回路を示したが、本発明は、この構成に限定されるものではない。
例えば、報知出力として矩形波を出力し、オンでLレベルの信号を出力するアクティブ“L”の構成としては、スイッチング素子7−1,7−2に電界効果トランジスタ(FET)を用いたオープンドレインであってもよい。
また、上下にトランジスタを配置したトーテムポール出力としてもよい。
さらに、異常報知信号出力回路を、オープンコレクタ出力、オープンドレイン出力及びトーテムポール出力のいずれかで構成し、信号出力に直列接続した抵抗R11,R21により、矩形波の他に、電圧信号による異常報知が可能である。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2によるヘッドランプ用光源点灯装置を用いた車両用ヘッドランプ点灯システムの構成を示す図である。図3において、実施の形態2による車両用ヘッドランプ点灯システム1は、上記実施の形態1と基本的な構成は同様であるが、点灯装置3−1,3−2の異常報知信号出力回路の構成が異なる。従って、図3に示す構成のうち、図1と同一又はこれに相当するものには同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態2の点灯装置3−1,3−2において、異常報知信号出力回路のスイッチング素子7a−1,7a−2は、PNP型トランジスタからなり、抵抗R10,R20を介して、制御回路6−1,6−2の報知出力端子とベース端子が接続し、エミッタ端子が点灯装置1の電源5と接続しており、コレクタ端子を異常報知装置4への信号出力としたオープンコレクタ出力となっている。制御回路6−1、スイッチング素子7a−1及び抵抗R10,R11が、点灯装置3−1の異常報知信号出力回路を構成し、制御回路6−2、スイッチング素子7a−2及び抵抗R20,R21が、点灯装置3−2の異常報知信号出力回路を構成する。
スイッチング素子7a−1がオフ状態であると、抵抗R11にコレクタ電流が流れず、R1には電圧降下が発生しないため、点灯装置3−1側の信号出力は、接地レベルに相当する低電位レベル(Lレベル)になる。一方、スイッチング素子7a−1がオン状態になると、抵抗R1,R11による電圧降下が生じ、点灯装置3−1側の信号出力は、電源5を抵抗R1とR11によって分圧した電圧に相当する高電位レベル(Hレベル)になる(アクティブ“H”)。
同様に、スイッチング素子7a−2がオフ状態のとき、点灯装置3−2側の信号出力はLレベルになる。また、スイッチング素子7a−2がオン状態になると、点灯装置3−2側の信号出力はHレベルになる(アクティブ“H”)。
異常報知装置4は、制御回路6−1,6−2からの異常報知信号出力値と所定の異常報知判別電圧値との比較結果に応じてアラームランプ12を点灯する装置であり、フィルタ10及び判定回路11aを備える。フィルタ10は、異常報知信号の出力経路に接続する抵抗Rと一端が接地されたコンデンサCからなり、異常報知信号の平滑信号を生成する。
判定回路11aは、フィルタ10を通過した平滑信号の電圧レベルと所定の異常報知判別電圧とを比較して異常の有無を判定するコンパレータであり、異常有りと判定すると、所定の電位レベルの出力信号をアラームランプ12に出力する。なお、判定回路11aには、上記実施の形態1と逆極性の信号が入力されるので、アラームランプ12と接続する出力端子の極性を反転させている。アラームランプ12は、判定回路11aの判定結果に応じて点灯制御されるランプである。このアラームランプ12の点灯により、運転者は、光源2−1,2−2又は点灯装置3−1,3−2に異常が発生したことを把握できる。
上述のように、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様に、スイッチング素子7a−1,7a−2を、点灯装置3−1,3−2からの異常報知信号の出力電圧を合成できるオープンコレクタ出力として両者の出力をワイヤードOR接続する。このように、車両左右の点灯装置3−1,3−2の異常報知出力系統を1系統とすることにより、当該出力系統の構成の簡素化と構成に要する部材の使用量の低減を図ることができる。また、簡易な構成で部品点数も削減され、車両重量の軽量化にも貢献し得る。
次に動作について説明する。
図4は、実施の形態2の点灯装置による異常報知信号の出力波形を示す図である。図4(a)は、点灯装置3−1の異常報知信号の出力波形を示し、図4(b)は、点灯装置3−2の異常報知信号の出力波形を示しており、図4(c)は、点灯装置3−1,3−2の異常報知信号の合成出力波形を示している。図4において、上記実施の形態1で説明した図2の出力波形と極性が逆になる以外は同様である。
実施の形態2においても、スイッチング素子7a−1,7a−2のコレクタはワイヤードOR接続されるので、図4(c)に示すように、正常動作の場合は、制御回路6−1,6−2からの信号出力波形が合成されて略一様な周期の1つの矩形波となる。このように異常報知信号が整然とした矩形波信号であれば、これを平滑して異常報知判別電圧と比較判定する直流電圧レベルの信号を得るフィルタ10が簡素化され、容易に構成することができる。従って、異常報知装置4の入力回路を容易に構成することが可能である。
なお、制御回路6−1,6−2が出力する報知出力の矩形波の幅を調整することにより、点灯装置3−1,3−2からの異常報知の各信号出力を合成した異常報知信号出力波形を、HレベルとLレベルの幅の比が略1対1、すなわちデューティ比が略50%となるようにしてもよい。この場合、点灯装置3−1,3−2でHレベルとLレベルの幅の比が1対3の信号を交互に発生させることで、2波を合成した異常報知信号出力波形をデューティ比が略50%の整然とした矩形波信号とすることができる。このようにすることでも、フィルタ10の構成を簡素化でき、異常報知装置4の入力回路をさらに容易に構成することが可能である。
ここで、例えば、光源2−1又は点灯装置3−1に異常が発生すると、制御回路6−1は、報知出力を停止するため、図4(a)にバツ印で示すように、点灯装置3−1からの異常報知信号出力が停止し、出力電圧は実線で示すようにLレベルとなる。このとき、点灯装置3−1,3−2からの2波を合成した異常報知信号出力波形は、図4(c)にバツ印で示すように、点灯装置3−1側の出力波形が実線で示すように欠損する。判定回路11aは、フィルタ10によって異常報知信号出力波形を平滑化した出力の電圧レベルと異常報知判別電圧とを比較して出力波形欠損を検出することによって、アラームランプ12を点灯する。
以上のように、この実施の形態2は、異常報知信号出力回路のスイッチング素子をPNPトランジスタを使用するアクティブ“H”の構成であり、上記実施の形態1と同様の効果が得られ、図1と同様に構成を簡素化することが可能である。
なお、上記実施の形態2では、スイッチング素子7a−1,7a−2としてPNP型トランジスタを用い、これらをオープンコレクタにしてワイヤードOR接続した異常報知信号出力回路を示したが、本発明は、この構成に限定されるものではない。
例えば、報知出力として矩形波を出力し、オンでHレベルの信号を出力するアクティブ“H”の構成としては、スイッチング素子7a−1,7a−2に電界効果トランジスタ(FET)を用いたオープンドレインであってもよい。
また、上下にトランジスタを配置したトーテムポール出力としてもよい。
さらに、異常報知信号出力回路を、オープンコレクタ出力、オープンドレイン出力及びトーテムポール出力のいずれかで構成し、信号出力に直列接続した抵抗R11,R21により、矩形波の他に、電圧信号による異常報知が可能である。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3によるヘッドランプ用光源点灯装置を用いた車両用ヘッドランプ点灯システムの構成を示す図である。図5において、図1と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。実施の形態3による車両用ヘッドランプ点灯システム1は、光源2−1,2−2、点灯装置(ヘッドランプ用光源点灯装置)3−1,3−2、異常報知装置4、電源5及び電源スイッチ(電源SW)5aを備える。実施の形態3による点灯装置3−1,3−2は、図1で示した構成の他、判定回路11−1,11−2及びスイッチング素子13−1,13−2を備える。
また、スイッチング素子13−1,13−2は、NPN型トランジスタからなり、抵抗R13,R23を介して、制御回路6−1,6−2の通信信号の送信端子とベース端子が接続し、エミッタ端子が接地され、コレクタ端子を信号出力としたオープンコレクタ出力となっている。制御回路6−1,6−2は、点灯装置3−1,3−2が持つ情報を互いに伝達するための通信信号を送信し、この信号出力がスイッチング素子13−1,13−2のベース端子にそれぞれ印加される。また、判定回路11−1,11−2により、通信信号を受信する。制御回路6−1、スイッチング素子7−1,13−1、ダイオードD2−1、判定回路11−1及び抵抗R12,R13が、点灯装置3−1の通信信号入出力回路を構成し、制御回路6−2、スイッチング素子13−2、ダイオードD2−2、判定回路11−2及び抵抗R22,R23が、点灯装置3−2の通信信号入出力回路を構成する。
スイッチング素子13−1がオフ状態であると、点灯装置3−1側の信号出力は、IG電源に相当する高電位レベル(Hレベル)となる。一方、スイッチング素子13−1がオン状態になると、点灯装置3−1側の信号出力は、低電位レベル(Lレベル)にプルダウンされる(アクティブ“L”)。
同様に、スイッチング素子13−2がオフ状態のとき、点灯装置3−2側の信号出力は、IG電源に相当するHレベルとなり、スイッチング素子13−2がオン状態になると、点灯装置3−2側の信号出力はLレベルとなる(アクティブ“L”)。
判定回路11−1は、抵抗R12を介して点灯装置3−1側の信号出力に接続し、制御回路6−2からの通信信号の電圧レベルと所定の信号判別電圧とを比較して、点灯装置3−2の発信する通信信号を受信するコンパレータであり、点灯装置3−2の発信する信号を所定の電位レベルの出力信号に変換して制御回路6−1の受信端子に出力する。
同様に、判定回路11−2は、抵抗R22を介して点灯装置3−2側の信号出力に接続し、制御回路6−1からの通信信号の電圧レベルと所定の信号判別電圧とを比較して点灯装置3−1の発信する通信信号を受信し、点灯装置3−1の発信する信号を所定の電位レベルの出力信号に変換して制御回路6−2の受信端子に出力する。
上述のように、この実施の形態3では、スイッチング素子7−1,7−2を、制御回路6−1,6−2からの異常報知信号の出力電圧を合成できるオープンコレクタ出力として異常報知装置4と接続し、さらにスイッチング素子13−1,13−2をオープンコレクタとしてワイヤードOR接続することにより、点灯装置3−1,3−2が持つ情報を互いに通信し合う通信信号を上記異常報知信号に重畳できる。
このように、異常報知装置4との間あるいは左右の点灯装置の間に新たに通信用の配線を設けることなく、左右の点灯装置3−1,3−2の間で互いに通信が可能である。例えば、左右の点灯装置が互いの通信信号を監視することにより、互いの動作が正常であるか否かを判定することができる。従って、一方の点灯装置が異常となって動作しない場合、他方の点灯装置が、当該異常の発生を異常報知装置4へ報知できる。
次に動作について説明する。
図6は、実施の形態3の点灯装置による異常報知信号及び通信信号の合成出力波形を示す図である。図6(a)は、点灯装置3−1側で自身の異常を検出して異常報知した場合の合成出力波形を示しており、図6(b)は、点灯装置3−1側で点灯装置3−2の異常を検出して異常報知した場合の合成出力波形を示している。
制御回路6−1,6−2は、正常動作している間、報知出力をLレベルの電位とする。報知出力がLレベルであると、スイッチング素子7−1,7−2がオフ状態になり、スイッチング素子7−1,7−2のオープンコレクタを介した異常報知信号の出力Aは、図6(a)に示すように、Hレベルの信号を互いに合成した合成電圧となる。
このように、実施の形態3は、点灯装置3−1,3−2の異常報知信号出力回路が異常報知信号として一定の電圧信号をそれぞれ出力し、これらの合成電圧を異常報知信号として異常報知装置4へ伝達する。異常が発生すると、この異常を検出した制御回路が、自身の出力する異常報知信号の電圧を変更する。従って、異常報知信号を受ける車載機器側では、異常報知信号の電圧レベル変化を検出する簡易な回路を備えればよい。
また、制御回路6−1,6−2は、自身が持つ情報を通信信号として送信する。この通信信号は、図6(a)に示すようにスイッチング素子13−1,13−2によるオープンコレクタのワイヤードOR接続で異常報知信号に重畳される。
図6において、信号波aは、制御回路6−1からの通信出力であり、信号波bは、制御回路6−2からの通信出力である。なお、制御回路6−1,6−2は、互いの通信を阻害しないように一方が通信信号を送信するタイミングでは自身の通信信号を送信しない。これにより、安定した通信で情報を互いに伝え合うことができる。
制御回路6−1は、例えば点灯装置3−1に異常が発生したことを、図6(a)に示すタイミングB1aで検出すると、直ちに報知出力をHレベルとしてスイッチング素子7−1をオンする。これにより、スイッチング素子7−1の異常報知信号出力Aは、Lレベルに降下し、図6(a)に示すように点灯装置3−1側のLレベルの信号と点灯装置3−2側のHレベルの信号とを合成した合成電圧となる。
この後、判定回路11が、フィルタ10によって異常報知信号出力Aを平滑化した出力A1aの電圧レベルと異常報知判別電圧とを比較し、出力A1aの電圧レベルが異常報知判別電圧に満たない場合、異常の発生を判定してアラームランプ12を点灯する。
次に、点灯装置3−2に異常が発生して、制御回路6−2が信号波bの送信を停止した場合を例に挙げる。この場合、点灯装置3−1側の判定回路11−1が、制御回路6−2からの通信信号の電圧レベルと所定の信号判別電圧とを比較すると、制御回路6−2からの信号波bが検出されるべきタイミングで信号判別電圧を下回る電圧レベルが得られない。このようにして、制御回路6−2からの信号波bの出力が欠損(図6(b)で破線で示す)していることを検出する。
制御回路6−1は、判定回路11−1から上記の信号を受信し、点灯装置3−2の異常を判定すると、直ちに報知出力をHレベルの電位とし(図6(b)に示すタイミングB1b参照)、スイッチング素子7−1をオンする。これにより、スイッチング素子7−1の異常報知信号出力Aは、Lレベルに降下し、図6(b)に示すように点灯装置3−1側のLレベルの信号と点灯装置3−2側のHレベルの信号とを合成した合成電圧となる。
この後、判定回路11は、フィルタ10により異常報知信号出力Aを平滑化した出力A1bの電圧レベルと異常報知判別電圧との比較し、出力A1bの電圧レベルが異常報知判別電圧に満たない場合、異常の発生を判定してアラームランプ12を点灯する。これにより、運転者は、光源2−1,2−2又は点灯装置3−1,3−2のいずれかに異常が発生したことを把握できる。
なお、制御回路6−1,6−2は、通信信号の電圧振幅を異常報知信号の電圧振幅より大きくしてもよい。このようにすることで、通信信号の閾値(信号判別電圧)と異常報知信号の閾値(異常報知判別電圧)に異なる値を設定でき、電圧レベルで異常報知信号と通信信号とを識別することが可能である。これにより、異常報知を行いながら、情報の通信ができる。
また、スイッチング素子13−1,13−2のコレクタはワイヤードOR接続されるので、図6に示すように、正常動作の場合は、制御回路6−1,6−2からの通信信号出力波形が合成されて略一様な周期の1つの信号波となる。このように通信信号が整然とした矩形波信号であれば、この信号を平滑して信号判別電圧と比較判定する直流電圧レベルの信号を得るフィルタを構成しやすい。また、略一様な周期で繰り返される信号波とすることによって、点灯装置間で互いの通信信号を入力するタイミングを予測でき、通信信号の安定受信が可能である。
以上のように、この実施の形態3によれば、点灯装置3−1,3−2の異常報知信号出力回路が異常報知信号として一定の電圧信号をそれぞれ出力し、これらの合成電圧を異常報知信号とする。異常が発生した場合は、この異常を検出した制御回路が、自身の出力する異常報知信号の電圧を変更する。これにより、異常報知信号を受ける車載機器側では、異常報知信号の電圧レベル変化を検出する簡易な回路があればよく、構成の簡素化を図ることができる。
また、制御回路6−1,6−2は、自身に異常が発生したか否かを示す信号波を通信信号として送信し、これらの通信信号がスイッチング素子13−1,13−2によるオープンコレクタのワイヤードOR接続で異常報知信号に重畳される。このように、異常報知装置4あるいは左右の点灯装置3−1,3−2との間に新たに通信用の配線を設けることなく、左右の点灯装置が互いの通信信号を監視することで、互いの動作が正常であるか否かを判定できる。従って、一方の点灯装置が異常となって動作しない場合、他方の点灯装置が、車載の異常報知装置に対して当該異常の発生を報知できる。
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4によるヘッドランプ用光源点灯装置を用いた車両用ヘッドランプ点灯システムの構成を示す図である。図7において、図3及び図5と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。実施の形態4による車両用ヘッドランプ点灯システム1は、上記実施の形態3と基本的構成は同様であるが、異常報知信号出力回路のスイッチング素子にPNP型トランジスタを用いた点で異なる。
スイッチング素子13a−1,13a−2は、PNP型トランジスタからなり、抵抗R13,R23を介して、制御回路6−1,6−2の通信信号の送信端子とベース端子が接続し、エミッタ端子が点灯装置1の電源5と接続し、コレクタ端子を信号出力としたオープンコレクタ出力となっている。制御回路6−1、スイッチング素子13a−1、判定回路11−1及び抵抗R12,R13が、点灯装置3−1の通信信号入出力回路を構成し、制御回路6−2、スイッチング素子13a−2、判定回路11−2及び抵抗R22,R23が、点灯装置3−2の通信信号入出力回路を構成する。
スイッチング素子13a−1がオフ状態であると、点灯装置3−1側の信号出力は、低電位レベル(Lレベル)にプルダウンされる。一方、スイッチング素子13a−1がオンすると、点灯装置3−1側の信号出力は、電源5に相当する高電位レベル(Hレベル)となる(アクティブ“H”)。
同様に、スイッチング素子13a−2がオフ状態のとき、点灯装置3−2側の信号出力はLレベルとなり、スイッチング素子13a−2がオンになると、点灯装置3−2側の信号出力はHレベルとなる(アクティブ“H”)。
この実施の形態4では、スイッチング素子7a−1,7a−2を、制御回路6−1,6−2からの異常報知信号の出力電圧を合成できるオープンコレクタ出力として異常報知装置4と接続し、さらにスイッチング素子13a−1,13a−2をオープンコレクタとしてワイヤードOR接続する。これにより、点灯装置3−1,3−2が持つ情報を互いに通信し合う通信信号を上記異常報知信号に重畳できる。
次に動作について説明する。
図8は、実施の形態4の点灯装置による異常報知信号及び通信信号の合成出力波形を示す図である。図8(a)は、点灯装置3−1側で自身の異常を検出して異常報知した場合の合成出力波形を示しており、図8(b)は、点灯装置3−1側で点灯装置3−2の異常を検出して異常報知した場合の合成出力波形を示している。
制御回路6−1,6−2は、正常動作している間、報知出力をHレベルの電位とする。報知出力がHレベルであると、スイッチング素子7a−1,7a−2がオフ状態になり、スイッチング素子7a−1,7a−2のオープンコレクタを介した異常報知信号出力A’は、図8(a)に示すようにLレベルの信号を互いに合成した合成電圧となる。
また、制御回路6−1,6−2は、上記実施の形態3と同様に、自身が持つ情報を通信信号として送信する。この信号波は、図8(a)に示すようにスイッチング素子13a−1,13a−2によるオープンコレクタのワイヤードOR接続で上記の異常報知信号に重畳される。
なお、図8において、信号波aは、制御回路6−1の通信出力であり、信号波bは、制御回路6−2の通信出力である。また、制御回路6−1,6−2は、互いの通信を阻害しないように一方が通信信号を送信するタイミングでは自身の通信信号を送信しない。これにより、安定した通信で情報を互いに伝え合うことができる。
制御回路6−1は、例えば点灯装置3−1に異常が発生したことを、図8(a)に示すタイミングB2aで検出すると、直ちに報知出力をLレベルとしてスイッチング素子7a−1をオンする。これにより、スイッチング素子7a−1の異常報知信号出力A’は、Hレベルに上昇し、図8(a)に示すように点灯装置3−1側のHレベルの信号と点灯装置3−2側のLレベルの信号を合成した合成電圧となる。
この後、判定回路11が、フィルタ10によって異常報知信号出力A’を平滑化した出力A2aの電圧レベルと異常報知判別電圧とを比較し、出力A2aの電圧レベルが異常報知判別電圧以上である場合、異常の発生を判定してアラームランプ12を点灯する。
次に、点灯装置3−2に異常が発生して、制御回路6−2が信号波bの送信を停止した場合を例に挙げる。この場合、点灯装置3−1側の判定回路11−1が、制御回路6−2からの通信信号の電圧レベルと所定の信号判別電圧を比較すると、制御回路6−2からの信号波bが検出されるべきタイミングで電圧レベルが信号判別電圧に満たない。このようにして、制御回路6−2からの信号波bの出力が欠損(図8(b)で破線で示す)していることを検出する。
制御回路6−1では、判定回路11−1から上記の信号を受信し、点灯装置3−2の異常を判定すると、直ちに報知出力をLレベルの電位とし(図8(b)に示すタイミングB2b参照)し、スイッチング素子7a−1をオンする。これにより、スイッチング素子7a−1の異常報知信号出力A’はHレベルに上昇し、図8(b)に示すように点灯装置3−1側のHレベルの信号と点灯装置3−2側のLレベルの信号とを合成した合成電圧となる。
この後、判定回路11が、フィルタ10によって異常報知信号出力A’を平滑化した出力A2bの電圧レベルと異常報知判別電圧とを比較し、出力A2bの電圧レベルが異常報知判別電圧以上である場合、異常の発生を判定してアラームランプ12を点灯する。これにより、運転者は、光源2−1,2−2又は点灯装置3−1,3−2のいずれかに異常が発生したことを把握できる。
以上のように、この実施の形態4によれば、異常報知信号出力回路のスイッチング素子をPNPトランジスタを使用するアクティブ“H”の構成としたので、上記実施の形態3と同様の効果が得られる。図5と同様に構成を簡素化することが可能である。
また、上記実施の形態3及び上記実施の形態4において、点灯装置3−1,3−2の制御回路6−1,6−2のそれぞれの制御回路は、他方の制御回路からの通信出力タイミングに対して所定の遅延時間を経過してから通信信号を出力するようにしてもよい。
例えば、一方の制御回路が通信信号を出力してから、他方の制御回路は通信周期の1/2に相当する遅延時間を経過してから通信信号を出力する。このようにすることで、互いに1/2周期ずつずれたタイミングで通信信号を出力でき、簡素な構成で互いの通信を阻害しない安定な通信が可能である。
さらに、上記実施の形態3及び上記実施の形態4において、制御回路6−1,6−2が出力する通信信号の周期は、異常報知装置4(車載機器側の構成)のフィルタ10の時定数に対して十分に長い周期であり、かつ、通信信号を出力する期間がフィルタ10の時定数に対して十分に短い期間であるように設定してもよい。
異常報知信号を平滑化した電圧値で異常発生の有無を判定する場合、異常報知信号自体を直流に近い信号とすることが、平滑用のフィルタを小さくでき、回路構成においても効率的である。従って、上記構成とすることで、フィルタ10を簡素化できる。
実施の形態5.
この実施の形態5では、上記実施の形態1から上記実施の形態4までの構成において、左右の点灯装置の制御回路からの異常報知信号又は通信信号の出力タイミングが互いに重ならないように調整する処理について説明する。
図9は、実施の形態5による点灯装置の信号出力タイミングの調整処理の一例を示す図である。図9の例は、図5に示した構成において、制御回路6−1,6−2がそれぞれの通信信号の出力タイミングを調整する様子を模式的に示しており、図9(a)は制御回路6−1の信号出力であり、図9(b)は制御回路6−2の信号出力である。図9の信号の発生を調整する処理は、図10を用いて後述する。
実施の形態5による制御回路6−1,6−2では、異常報知信号又は通信信号を出力するにあたり、先ず、制御回路が、他方の制御回路が信号出力を行っているか否かを確認する。ここで、他方の制御回路が信号出力を行っていなければ、信号出力を行う。また、他方の制御回路が信号出力を行っている場合には、所定の遅延時間が経過してから信号出力を行う。
なお、一方の制御回路が、他方の制御回路が信号出力を行っているか否かを確認する方法は、一方の制御回路が送信した通信信号を当該制御回路自身がモニタして受信する際、他方の制御回路からの通信信号が割り込んで自身が出力した値と異なっているかどうかで判断する。つまり、制御回路が、自身が送信した通信信号をモニタして受信した信号が自身の発した信号と異なっている場合には、他方の制御回路からの通信割り込みがあったと判断できる。
図9の例では、制御回路6−1と6−2は、通信信号を出力する直前に、通信信号線の信号レベルの確認を行う。例えば、タイミングt3であれば、点灯装置6−1が通信信号を出力する前に、Cab3によって確認を行う。この確認によって、点灯装置6−2が通信を行っていないと判断したとき、制御回路6−1は、図9(a)のt3に示すように通常の信号出力を行う。一方、制御回路6−2は、点灯装置3−1の信号出力を受信し、自身のタイマを所定の遅延時間D1に設定して、図9(b)のt4に示すように所定の遅延時間D1が経過してから信号出力を行う。
なお、タイミングt1のように点灯装置6−1と6−2が同時に信号出力を行ったときは、上記のようにして自身が行うモニタによって異常と検出されるので、それぞれの加算時間を加算した遅延時間経過後に再度信号出力を行う。その後、制御回路6−2が、t2において通信信号を制御回路6−1より先に出力するならば直前に点灯装置3−2側から点灯装置3−1の信号の確認Cba2を行い、この信号レベルの確認Cba2で点灯装置3−1側の信号が検出されないので、図9(b)のt2に示すように信号の出力を行う一方、制御回路6−1は、点灯装置3−2の信号出力を受信して図9(a)のt3に示すように、先に設定した加算時間を付加した遅延時間を所定の遅延時間D1に再設定して当該t3のタイミングから所定の遅延時間D1が経過してから信号出力を行う。
図10は、点灯初期を含む信号出力タイミングの調整処理の流れを示すフローチャートである。この図10及び図9を用いて信号出力タイミングの調整処理の詳細を一方の点灯装置の動作で説明する。
先ず、ヘッドランプの点灯を開始すると(ステップST1)、点灯装置は、所定のイニシャル処理を行う(ステップST2)。
なお、点灯開始時に電源は左右の点灯装置に対して同時に供給されるため、点灯装置3−1,3−2は、同じタイミングでイニシャル処理を開始する可能性が高い。このとき、図9に示すように、それぞれの点灯装置は同じタイミングで動作を開始したときには、最初の信号出力タイミングt1において、互いの出力信号が重なりやすい。
当該t1のタイミングのように左右の点灯装置3−1,3−2が出力する信号が重なったとき、制御回路6−1,6−2は、次の信号出力タイミングを遅延させる。しかしながら、制御回路6−1,6−2が同時に同じ時間の遅延を行えば、次のタイミングにおいても、両者の信号が重なりやすい。
そこで、実施の形態5では、所定の遅延時間D1に対してランダムな時間を設定することにより、それぞれの制御回路6−1,6−2に異なる遅延時間を設定して、制御回路6−1,6−2が同じタイミングで通信信号を出力することを回避する。
ステップST2のイニシャル処理が完了すると、制御回路は、タイマに一定時間(例えば、1ms)をセットする(ステップST3)。次に、制御回路は、光源の状態や周囲の環境状態を常時フィードバックしながら点灯動作を実行する(ステップST4)。このとき、制御回路に備えた環境状態をフィードバックするA/Dコンバータには、点灯装置ごとに異なった値が入力される可能性が高い。
例えば、サーミスタによる点灯装置の温度測定値や、DC/DCコンバータから光源2−1,2−2へ印加される出力電圧などは、同じ車両の左右に配置された点灯装置3−1,3−2であっても完全に同じ値が得られることはほぼない。
実施の形態5では、両者のタイミングをずらすために、左右の点灯装置で個々に異なった値が入力される可能性が高いA/Dコンバータの出力値を用いた擬似的にランダムな時間を、所定の遅延時間に加算した時間をタイマに設定しているが、遅延時間を所定の時間(一定時間)としてもよく、加算時間を実質的にランダムな時間としてもよい。
制御回路6−1,6−2は、A/Dコンバータ9−1,9−2でA/D変換されたデジタル値(以下、A/D値と呼ぶ)をそれぞれ取得して、点灯動作を制御するとともに、タイマに設定した遅延時間によって、信号出力の発生周期を制御する。
点灯動作を実行して相手側が発生する通信信号を観ながら(ステップST5;NO)、タイマに設定した時間(遅延時間)を待つ(ステップST6;NO)タイマに設定した時間(遅延時間)が経過すると(ステップST6;YES)、制御回路は、通信信号の出力を行う(ステップST7)。
また、このタイマに設定した時間を待つ間(ステップST6;NO)に相手側の制御回路からの通信がある場合(ステップST5;YES)、制御回路は、図9で示したように、所定の遅延時間(例えば、5ms)をタイマに設定して(ステップST11)、点灯動作を行いながらタイマに設定した時間(遅延時間)の経過を待つ(ステップST7)。
通信信号の出力動作(ステップST7)が完了すると、制御回路は、自身の通信信号が他方の制御回路からの通信信号と重なっているか否かを確認する(ステップST8)。前述したように通信信号の重なりの確認方法は、一方の制御回路が、自身が送信した通信信号とこのときの信号の受信信号をモニタした受信信号とを比較して両者が異なっている場合、他の制御回路からの通信信号が重なっていると判断する。
ここで、相手側の制御回路からの通信信号が自身の信号と重なっていなければ(ステップST8;NO)、所定の遅延時間の2倍(通信周期に相当する時間、例えば、10ms)をタイマに設定し(ステップST12)、制御回路は、点灯動作(ステップST4)を行いながら、タイマに設定した時間(2倍の遅延時間)の経過を待つ(ステップST6)。
また、相手側の制御回路からの通信信号が自身の信号と重なっている場合(ステップST8;YES)、制御回路は、A/DコンバータによるA/D値を用いて、所定の遅延時間に加算するための加算時間を算出する(ステップST9)。ここでは、A/D値の所定のビット値に所定の時間を示す係数を乗算した値を加算時間とする。例えば、A/D値の下位4ビットに1ビットあたり1msの重みを付ける係数を乗算した時間とする。この場合は、0〜15msの無作為な時間を加算時間として生成できる。
加算時間を算出すると、制御回路は、当該加算時間を遅延時間に加算した時間をタイマに設定して(ステップST10)、点灯動作(ステップST4)を行いながら、タイマに設定した時間(加算時間を付加した遅延時間)の経過を待つ(ステップST6)。例えば、制御回路6−1が、図9(a)のタイミングt1のように、自身の通信信号が制御回路6−2からの通信信号と重なっていると判断すると、上記の遅延時間に加算時間を加えた時間が経過してから次回(t2)の通信を開始する。これにより、制御回路6−1,6−2が継続的に同じタイミングで通信信号を出力することを回避でき、両点灯装置は遅延時間を経過するごとに交互に出力することができる。
以上のように、この実施の形態5によれば、一方の点灯装置が備える制御回路が、報知出力又は通信信号出力を行う前に、他方の点灯装置が備える制御回路が報知出力又は通信信号出力を行っている否かを確認し、他方の制御回路が報知出力又は通信信号出力を行っていなければ、自身の報知出力又は通信信号出力を行い、報知出力又は通信信号出力を行っていれば、所定の遅延時間が経過してから自身の報知出力又は通信信号出力を行う。このようにすることで、制御回路6−1,6−2が出力する信号が重なることが回避され、異常報知信号出力と通信信号出力を安定して出力することができる。
また、この実施の形態5によれば、一方の点灯装置が備える制御回路が出力する報知出力又は通信信号出力のタイミングが、他方の制御回路が出力する報知出力又は通信信号出力のタイミングと重なる場合、擬似的にランダムな加算時間として、自身が備えるA/Dコンバータで変換されたデジタル信号の一部のビット値に対して時間の重み付けを行う係数を乗算したものを使用し、当該加算時間を所定の遅延時間に加算した時間が経過してから、自身の報知出力又は通信信号出力を行う。このようすることで、制御回路6−1,6−2が出力する信号が重なることがさらに確実に回避され、異常報知信号出力と通信信号出力を安定して出力することができる。
なお、上記実施の形態1から上記実施の形態5までにおいて、制御回路6−1,6−2が、電源オンによって動作を開始した直後の所定期間、異常報知信号と同等な信号を異常報知装置4に出力するようにしてもよい。
実際に故障が発生しないと、車載機器の異常報知装置4が正常に動作する(アラームランプが正常に点灯する等)こと、あるいは、点灯装置3−1,3−2と車載機器の間の信号線正しく接続されていること、さらには点灯装置3−1,3−2自体が正常に動作することを確認することは困難である。
そこで、上述のように電源をオンした直後の所定期間に点灯装置から異常報知を模擬した信号を車載機器へ出力する。これにより、異常報知装置4が、上記の所定期間だけ異常報知(アラームランプ12の点灯)を行い、この動作によって信号線が正しく接続され、故障に対して異常報知装置が正常に動作することを容易に確認することができる。
また、上記実施の形態1から上記実施の形態5までにおいて、制御回路6−1,6−2が、光源2−1,2−2又は点灯装置3−1,3−2の異常を検出すると、当該異常の発生を示す情報をEEPROM8−1,8−2に保持し、電源オフされても、次回以降の点灯操作時に、EEPROM8−1,8−2から上記情報を読み出して点灯動作を実施する前に異常報知信号を異常報知装置4に出力するようにしてもよい。このようにすることで、光源2−1,2−2又は点灯装置3−1,3−2が故障した場合、点灯操作されても点灯動作を行うことなく消灯が維持され、異常報知装置4で異常報知を継続することが可能である。

Claims (14)

  1. 光源の点灯制御を行うとともに、少なくとも前記光源に発生した異常を検出して当該異常の発生を示す報知出力を車載機器へ出力する制御部を備えた車両の左右に配置されるヘッドランプ用光源点灯装置において、
    前記ヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路は、
    他の前記ヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路と共通の信号経路で前記報知出力を前記車載機器へ出力することができる構成であり、
    前記異常報知信号出力回路は、矩形波信号を出力し、
    他のヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路が発信する異常報知信号出力に対して互いに異なるタイミングで前記信号を出力することを特徴とするヘッドランプ用光源点灯装置。
  2. 前記異常報知信号出力回路は、
    異常報知信号をオープンコレクタ出力又はオープンドレイン構成の回路によって出力することを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  3. 前記異常報知信号出力回路は、他のヘッドランプ用光源点灯装置が発信する信号と合成することで異常報知信号の波形が略一様な信号間隔の矩形波となるタイミングで矩形波信号を出力することを特徴とする請求項記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  4. 前記制御部は、
    報知出力を行う前に、他方のヘッドランプ用光源点灯装置が備える制御部が報知出力を行っているか否かを確認し、
    前記他方のヘッドランプ用光源点灯装置が備える制御部が報知出力を行っていなければ、自身の報知出力を行い、
    前記他方のヘッドランプ用光源点灯装置が備える制御部が報知出力を行っていれば、所定の遅延時間が経過してから自身の報知出力を行うことを特徴とする請求項記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  5. 前記制御部は、光源の点灯制御で使用するデータをアナログデジタル変換するA/D変換部を備え、
    報知出力のタイミングが、他方のヘッドランプ用光源点灯装置が備える前記制御部の報知出力のタイミングと重なる場合、
    自身が備える前記A/D変換部で変換されたデジタル信号値に対して、時間の重み付けを行う係数を乗算して算出した時間を用いて、報知信号発生タイミングを変更することを特徴とする請求項記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  6. 前記異常報知信号出力回路は、
    信号出力線で他のヘッドランプ用光源点灯装置の出力する矩形波信号を合成されてなる異常報知信号の波形が高レベルと低レベルとの幅の比が略1対1となるように前記矩形波信号を出力することを特徴とする請求項記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  7. 光源の点灯制御を行うとともに、少なくとも前記光源に発生した異常を検出して当該異常の発生を示す報知出力を車載機器へ出力する制御部を備えた車両の左右に配置されるヘッドランプ用光源点灯装置において、
    前記ヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路は、
    他の前記ヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路と共通の信号経路で前記報知出力を前記車載機器へ出力することができる構成であり、
    前記異常報知信号出力回路は、
    前記他のヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路から出力される電圧信号と合成される電圧信号を出力し、異常報知信号として車載機器へ出力することができる構成であり、異常報知信号に重畳し、異常報知信号の電圧振幅より大きい電圧振幅の通信信号を使用する通信用回路を備えることを特徴とするヘッドランプ用光源点灯装置。
  8. 光源の点灯制御を行うとともに、少なくとも前記光源に発生した異常を検出して当該異常の発生を示す報知出力を車載機器へ出力する制御部を備えた車両の左右に配置されるヘッドランプ用光源点灯装置において、
    前記ヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路は、
    他の前記ヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路と共通の信号経路で前記報知出力を前記車載機器へ出力することができる構成であり、
    前記異常報知信号出力回路は、
    前記他のヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路から出力される電圧信号と合成される電圧信号を出力し、異常報知信号として車載機器へ出力することができる構成であり、異常報知信号に重畳する通信用回路を備え、
    前記ヘッドランプ用光源点灯装置が備える制御部は、他のヘッドランプ用光源点灯装置が発信する通信信号に対して互いに異なるタイミングで通信信号を出力することを特徴とするヘッドランプ用光源点灯装置。
  9. 前記制御部は、他のヘッドランプ用光源点灯装置が発信する通信信号との合成波形が、略一様な信号間隔の矩形波となるタイミングで前記通信信号を出力することを特徴とする請求項記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  10. 前記制御部は、他方のヘッドランプ用光源点灯装置が発信する通信信号を出力するタイミングに対して所定の遅延時間を経過してから通信信号を出力することを特徴とする請求項記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  11. 前記制御部は、
    通信信号の出力を行う前に、他方のヘッドランプ用光源点灯装置が備える制御部が通信信号の出力を行っているか否かを確認し、
    前記他方のヘッドランプ用光源点灯装置が備える制御部が通信信号の出力を行っていなければ、自身の通信信号の出力を行い、
    前記他方のヘッドランプ用光源点灯装置が備える制御部が通信信号の出力を行っていれば、所定の遅延時間が経過してから自身の通信信号の出力を行うことを特徴とする請求項記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  12. 前記制御部は、光源の点灯制御で使用するデータをアナログデジタル変換するA/D変換部を備え、
    通信信号の出力のタイミングが、他方のヘッドランプ用光源点灯装置が備える前記制御部の通信信号の出力のタイミングと重なる場合、
    自身が備える前記A/D変換部で変換されたデジタル信号値に対して、時間の重み付けを行う係数を乗算して算出した時間を用いて、通信信号発生タイミングを変更することを特徴とする請求項記載のヘッドランプ用光源点灯装置。
  13. 光源の点灯制御を行うとともに、少なくとも前記光源に発生した異常を検出して当該異常の発生を示す報知出力を車載機器へ出力する制御部を備えた車両の左右に配置されるヘッドランプ用光源点灯装置において、
    前記ヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路は、
    他の前記ヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路と共通の信号経路で前記報知出力を前記車載機器へ出力することができる構成であり、
    前記異常報知信号出力回路は、
    前記他のヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路から出力される電圧信号と合成される電圧信号を出力し、異常報知信号として車載機器へ出力することができる構成であり、異常報知信号に重畳する通信用回路を備え、
    前記制御部は、他方のヘッドランプ用光源点灯装置が発信する通信信号に基づいて、当該他方のヘッドランプ用光源点灯装置が関与する部分の異常有無を判定し、
    前記他方のヘッドランプ用光源点灯装置が関与する部分に異常有りと判定したときには、異常報知信号を車載機器へ出力することを特徴とするヘッドランプ用光源点灯装置。
  14. 光源の点灯制御を行うとともに、少なくとも前記光源に発生した異常を検出して当該異常の発生を示す報知出力を車載機器へ出力する制御部を備えた車両の左右に配置されるヘッドランプ用光源点灯装置において、
    前記ヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路は、
    他の前記ヘッドランプ用光源点灯装置の異常報知信号出力回路と共通の信号経路で前記報知出力を前記車載機器へ出力することができる構成であり、
    前記異常報知信号出力回路は、電源投入直後から所定の期間、異常を報知する信号と同等の信号を車載機器へ出力することを特徴とするヘッドランプ用光源点灯装置。
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