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JP5391914B2 - 撮像装置および映像記録再生システム - Google Patents
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JP5391914B2 - 撮像装置および映像記録再生システム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関し、特に被写体を立体画像として撮像する撮像装置、および、映像記録再生システムに関する。
従来、共通の被写体を左右2台のビデオカメラによって同時に撮像しておいて、その左右の映像を同時に出力することにより立体画像を表示するシステムが提案されている。しかしながら、このような2台のビデオカメラを用いた場合には、装置として大型化してしまい、実用的ではない。また、2台のビデオカメラの間の基線長(ベースライン)、すなわち立体カメラとしての両眼間距離が、レンズのズーム比に関わらず、人間の両眼の距離に相当する65mm程度とされることが多い。この場合、ズームアップされた映像において視差が大きくなってしまい、視覚系に日常と異なる情報処理を強制することになり、視覚疲労の要因となる。また、左右の映像をそのまま重ねて眺めた際に二重に写り、不自然な映像になってしまう。なお、両眼位置をL、Rとし、被写体上の点をA、Bとした場合、角LARおよび角LBRをそれぞれ絶対視差と定義し、(角LAR−角LBR)をA点のB点に対する相対視差と定義する。以下、相対視差を単に視差と呼称する。
そこで、立体撮影を行うためのレンズ系の調整を容易にするため、互いに直交関係となるように偏光させる偏光フィルタを組み合わせることにより、光学系を共通化させる立体撮影装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特公平6−054991号公報(第2図)
上述の従来技術では、2つの偏光フィルタの出力を重ねて光路を一系統とすることにより、レンズ系を共通化させている。しかしながら、後段で左右像を抽出するためにさらに偏光フィルタを設け、光路自体を再度分けて別々の偏光フィルタに入光させなければならなかった。そのため、レンズ系において光の損失が発生し、また、装置の小型化が困難になるなどの問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、立体撮影を行う際の光学系の構造を簡易化して、撮像装置を小型化することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、被写体からの光を集光する撮影レンズと、上記被写体の1点から拡散する光が平行光となる領域において上記集光された光を左右に分離してそれぞれ異なる偏光にする分離部と、上記分離された異なる偏光をそれぞれ結像させる結像レンズと、上記結像された異なる偏光を同一平面上に受けて上記平面における領域毎に上記偏光の何れか一方を透過させる透過部と、上記透過された平面上の光を電子信号による画像に変換する撮像素子と、上記変換された画像を上記領域毎に抽出して補間することにより2つの異なる画像を生成する画像生成部とを具備する撮像装置である。これにより、左右に分離された偏光を撮像素子において選択して、2つの異なる画像を生成させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記透過部は、上記撮像素子の前面に貼り付けられた偏光部材であって、上記撮像素子の画素または画素群に対応する領域毎に上記偏光の何れか一方を透過させるようにしてもよい。これにより、左右に分離された偏光を撮像素子において画素または画素群に対応する領域毎に選択して、2つの異なる画像を生成させるという作用をもたらす。この場合において、上記画素群は、上記平面において水平方向に連続して配置される画素群を含むものであってもよく、また、上記平面において四角形状に配置される画素群を含むものであってもよい。
また、この第1の側面において、上記分離部は、上記集光された光に対して、互いに直交する直線方向に偏光させる左右対称の偏光子を備えてもよい。また、上記分離部は、上記集光された光に対して、互いに逆方向の回転方向に偏光させる左右対称の偏光子を備えてもよい。
また、本発明の第2の側面は、被写体からの光を集光する撮影レンズと、上記被写体の1点から拡散する光が平行光となる領域において上記集光された光を左右に分離してそれぞれ異なる偏光にする分離部と、上記分離された異なる偏光をそれぞれ結像させる結像レンズと、上記結像された異なる偏光を同一平面上に受けて上記平面における領域毎に上記偏光の何れか一方を透過させる透過部と、上記透過された平面上の光を電子信号による画像に変換する撮像素子と、上記変換された画像を上記領域毎に抽出して補間することにより2つの異なる画像を生成する画像生成部と、上記生成された2つの画像をそれぞれ左右の映像データのフレームとして記憶部に記録させる映像記録部と、上記記憶部に記録された上記左右の映像データを同時に再生表示させる映像再生部とを具備する映像記録再生システムである。これにより、左右に分離された偏光を撮像素子において選択して、2つの異なる画像を生成し、両者を同時に再生表示させるという作用をもたらす。
本発明によれば、立体撮影を行う際の光学系の構造を簡易化して、撮像装置を小型化することができるという優れた効果を奏し得る。
本発明の実施の形態における撮像装置の一例の上面断面図である。 本発明の実施の形態における撮像装置の機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における偏光フィルタ114の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における左偏光板171および右偏光板172の貼り付けパターン例を示す図である。 本発明の実施の形態における左偏光板171および右偏光板172の貼り付けパターンと画素との関係例を示す図である。 本発明の実施の形態における画素値のデモザイク例を示す図である。 本発明の実施の形態における映像記録再生システムの一構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における左偏光板171および右偏光板172の他の貼り付けパターン例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(行方向に同一偏光:撮像装置の例)
2.第2の実施の形態(映像記録再生システムの例)
3.変形例(ブロック毎に同一偏光)
<1.第1の実施の形態>
[撮像装置の構成例]
図1は、本発明の実施の形態における撮像装置の一例の上面断面図である。この撮像装置は、被写体からの入射光101を受けて偏光フィルタ114により左右に分離した上で撮像素子170に結像させ、左右の映像データを生成するものである。この撮像装置は、カメラ本体部120の前段にレンズ部110を備えている。
レンズ部110は、撮影レンズ111および112と、絞り113と、偏光フィルタ114と、結像レンズ115とを備えている。
撮影レンズ111および112は、被写体からの入射光101を集光するためのレンズである。これら撮影レンズ111等は、焦点を合わせるためのフォーカスレンズや、被写体を拡大するためのズームレンズ等を含み、一般に、色収差等を補正するために複数枚のレンズの組み合わせにより実現される。
絞り113は、集光された光の量を調整するために絞り込む機能を有するものである。この絞り113は、一般に、複数枚の板状の羽根を組み合わせて構成される。この絞り113の位置において、被写体の1点から拡散する光は平行光となる。
偏光フィルタ114は、集光された光を2つの異なる偏光に分離するものである。この偏光フィルタ114は、後述するように左右対称の偏光子に分かれており、カメラの正立状態に対する左右2つの位置において、互いに直交する直線方向の偏光または互いに逆方向となる回転方向の偏光を生成する。この偏光フィルタ114は、絞り113と平行に近接して配置される。すなわち、この偏光フィルタ114は、被写体の1点から拡散する光が平行光となる領域において、左右対称の偏光子によって2つの異なる偏光に分離する役割を有する。ただし、これら2つの異なる偏光は、ともに結像レンズ115に入光されて、結像される。なお、偏光フィルタ114は、特許請求の範囲に記載の分離部の一例である。
結像レンズ115は、偏光フィルタ114から入光された光を結像するレンズである。この結像レンズ115によって結像された光はカメラ本体部120内の撮像素子170上に投影される。
なお、この場合、入射瞳116は、結像レンズ115よりもカメラ本体部120側の位置に表れる。
カメラ本体部120は、撮像素子170と、映像記録部200と、映像記憶部300とを備える。撮像素子170は、レンズ部110から入光された光を電子信号に光電変換する光電変換素子である。この撮像素子170によって変換された電子信号は、左右の映像データを形成する。この撮像素子170は、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサー等により実現される。映像記録部200は、撮像素子170から出力された左右の映像データを映像記憶部300に記録するものである。映像記憶部300は、映像記録部200から出力された左右の映像データを記憶するものである。
[撮像装置の機能構成例]
図2は、本発明の実施の形態における撮像装置の機能構成例を示す図である。撮影レンズ111および112によって集光された光102は、ほぼ平行光となる位置において、偏光フィルタ114によって2つの異なる偏光に分離される。この偏光フィルタ114は、左偏光子141と右偏光子142とに分かれ、互いに直交する直線方向の偏光または互いに逆方向となる回転方向の偏光を生成する。生成された偏光はともに結像レンズ115によって撮像素子170の表面に結像される。なお、左偏光子141および右偏光子142の形状例については後述する。
撮像素子170の表面には、撮像素子170の画素または画素群に対応する領域毎に、左偏光板171または右偏光板172の何れか一方が貼り付けられる。したがって、撮像素子170の各画素には、左偏光板171または右偏光板172によって偏光された光が入光することになる。これにより、左偏光板171または右偏光板172によって、撮像素子170の画素または画素群に対応する領域毎に、偏光の何れか一方が透過される。なお、左偏光板171および右偏光板172は、特許請求の範囲に記載の透過部の一例である。これら左偏光板171および右偏光板172の貼り付けパターンについては後述する。
撮像素子170によって光電変換された電子信号は、信号処理部211および212に供給される。信号処理部211では、立体視の際の左眼用の左眼画像が生成される。一方、信号処理部212では、立体視の際の右眼用の右眼画像が生成される。なお、信号処理部211および212は、特許請求の範囲に記載の画像生成部の一例である。
[偏光フィルタ114の構成例]
図3は、本発明の実施の形態における偏光フィルタ114の構成例を示す図である。この偏光フィルタ114は全体として円盤状の形状を有しており、中央の直径位置において左偏光子141と右偏光子142とに分かれている。すなわち、左偏光子141および右偏光子142は、左右対称の構造となっている。
左偏光子141は、被写体を左眼から見た像に対して偏光を施すフィルタである。右偏光子142は、被写体を右眼から見た像に対して偏光を施すフィルタである。これら左偏光子141および右偏光子142により、互いに直交する直線方向の偏光または互いに逆方向となる回転方向の偏光が生成される。
[偏光板の貼り付けパターン例]
図4は、本発明の実施の形態における左偏光板171および右偏光板172の貼り付けパターン例を示す図である。この例では、左偏光板171および右偏光板172は、撮像素子170の表面である平面において、水平方向に連続して配置される画素群について同一方向の偏光を透過させるように配置されている。例えば、縦1080画素×横1920画素からなるハイビジョン画像600を想定すると、縦2画素×横1920画素からなる3840画素分を覆う長方形を単位として、異なる方向に偏光を施す偏光板が交互に配置される。
ここで、左偏光板171は、左偏光子141と同じ方向の偏光特性を有しており、左偏光子141によって偏光された光のみを透過するようになっている。同様に、右偏光板172は、右偏光子142と同じ方向の偏光特性を有しており、右偏光子142によって偏光された光のみを透過するようになっている。したがって、撮像素子170には、左偏光子141によって偏光された光と、右偏光子142によって偏光された光とが、列方向に交互に繰り返された画像600が生成される。
このようにして生成された画像600に基づいて、信号処理部211および212は、左偏光子141によって偏光された光と右偏光子142によって偏光された光とを分離する。すなわち、信号処理部211は左偏光子141によって偏光された光のみからなる画像610を生成し、信号処理部212は右偏光子142によって偏光された光のみからなる画像620を生成する。
ただし、画像610および620は、同図に示すように互いに歯抜け状態となっている。そこで、信号処理部211および212は、それぞれ画像610および620に対してデモザイク処理を施すとともに補間処理を行うことにより、左眼画像630および右眼画像640を生成する。
図5は、本発明の実施の形態における左偏光板171および右偏光板172の貼り付けパターンと画素との関係例を示す図である。この例では、縦1080画素×横1920画素からなるハイビジョン画像において、縦2画素×横1920画素からなる3840画素分を覆う長方形を単位として、異なる方向に偏光を施す偏光板が交互に配置されるものとしている。
この配置は、撮像素子170において各画素がベイヤー配列により配置されていることを想定したものであり、水平方向のスキャンラインを同一偏光にするとともに、RGBの各画素の組を同一偏光に網羅するように配慮したものである。すなわち、描画との親和性を鑑みると、スキャンラインを同一偏光にすることは、人間の視覚特性から見ても合理的である。また、縦2画素×横2画素のブロックにおいては、赤色(red)1画素、青色(blue)1画素、緑色(green)2画素が含まれており、デモザイクおよび補間の際に都合がよい。
[画素値のデモザイク例]
図6は、本発明の実施の形態における画素値のデモザイク例を示す図である。ここでは、左眼画像における緑色の画素値を生成する例について示している。通常のデモザイク処理では、近傍の同一色の画素値の平均値が用いられるのが一般的である。しかし、本発明の実施の形態のように左眼画像と右眼画像とが2ライン毎に繰り返されている場合、そのまま近傍の値を用いると本来の画像が得られなくなるおそれがある。そこで、本発明の実施の形態では、参照される画素値が左眼画像および右眼画像の何れに相当するものであるかを考慮した上で、デモザイク処理を行う。
ベイヤー配列において、位置(4,2)には赤色画素が配置されているものとする。このとき、位置(4,2)に相当する緑色画素値gを生成するためには、次式により表される演算を行う。
4,2=(g4,1+g4,3+g5,2+g1,2×W3)/(3.0+W3
ここで、gi,jは、位置(i,j)における緑色画素値である。また、「3.0」は、注目画素g4,2に対する隣接画素g4,1、g4,3、g5,2への距離をそれぞれ例えば「1.0」としたとき、その逆数を重みとして、それら重みの総和に対応するものである。 3は、同様に、3画素離れた画素値に対する重みであり、この場合、「1/3」の値を示す。


上式を一般化すると、次式のようになる。
iが偶数の場合(赤色画素rの位置);
i,j=(gi,j-1×W1+gi,j+1×W1+gi+1,j×W1+gi-3,j×W3)/(W1×3.0+W3
iが奇数の場合(青色画素bの位置);
i,j=(gi,j-1×W1+gi,j+1×W1+gi-1,j×W1+gi+3,j×W3)/(W1×3.0+W3
ここで、W1=1.0、W3=1/3である。
他の赤色画素rおよび青色画素bについても同様の考え方によりデモザイク処理を行うことができる。
デモザイク処理により各画素位置についてRGBの画素値が揃うが、この段階では図4の画像610および620のように、互いに歯抜け状態となっている。そのため、画素値が存在しない領域について画素値を補間により生成する必要がある。補間の手法としては、近傍の値の加算平均値を利用する等が考えられる。また、この補間処理は、上述のデモザイク処理と並行して行ってもよい。
このように、本発明の第1の実施の形態によれば、偏光フィルタ114により左右に分離した光を、撮像素子170の表面に2ライン毎に貼り付けられた偏光板171および172によって選択的に透過することにより、左右画像を生成することができる。
<2.第2の実施の形態>
[映像記録再生システムの構成例]
図7は、本発明の実施の形態における映像記録再生システムの一構成例を示す図である。この映像記録再生システムは、撮像部100と、映像記録部200と、映像記憶部300と、映像再生部400と、表示部500とを備えている。
撮像部100は、上述の撮像装置に相当するものであり、被写体からの入射光を受けて撮像素子170によって、歯抜け状態の左右の画像610および620を生成する。
映像記録部200は、撮像部100から出力された左右の画像610および620に対してデモザイク処理および補間処理を行い、左眼画像630および右眼画像640を映像記憶部300に記録するものである。この映像記録部200は、左右の画像610および620に対応して、信号処理部211および212と、画像メモリ221および222と、符号化部231および232とを備えている。信号処理部211および212は、撮像部100から出力された左右の画像610および620をそれぞれ受け取り、所定の信号処理を施すものである。この信号処理部211および212は、撮像データをA/D(Analog to Digital)変換し、ホワイトバランス修正などを施す。また、この信号処理部211および212は、左右の画像610および620に対してデモザイク処理および補間処理を施す。画像メモリ221および222は、信号処理部211および212によって処理された映像データを一時的に保持するメモリである。符号化部231および232は、画像メモリ221および222に保持された映像データを符号化して映像記憶部300に出力するものである。
映像記憶部300は、映像記録部200から出力された左右の映像データ(左眼画像630および右眼画像640)を記憶するものである。この映像記憶部300に記憶された映像データは、映像再生部400から読み出される。
映像再生部400は、映像記憶部300に記憶された映像データを読み出して、再生するものである。この映像再生部400は、左右の映像データに対応して、復号部411および412と、表示制御部421および422とを備えている。復号部411および412は、映像記憶部300から読み出された左右の映像データを復号するものである。表示制御部421および422は、復号部411および412によって復号された左右の映像データを表示部500に表示させるように制御するものである。
表示部500は、映像再生部400から出力された左右の映像データを表示するものである。この表示部500としては、例えば、2台のプロジェクタに円偏光または直線偏光フィルタを取り付けて左右眼用の画像をそれぞれ提示し、表示に対応した円偏光または直線偏光眼鏡で観視するような態様が考えられる。また、フィルタ付きフラットパネルディスプレイにおいて、同様に左右眼用画像を同時に提示し、レンチキュラーレンズ、パララックスバリア方式等の眼鏡なし立体表示装置等を利用してもよい。このように、本発明の実施の形態では、左右画像を交互に提示するのではなく、同時に提示することにより、視覚疲労を軽減している。
また、本発明の実施の形態では、撮像部100における映像データの生成から、表示部500における映像データの表示までを、高フレームレート化することにより、動きによるボケ(Blur)やジャーキネス(Jerkiness)の解消を図る。動きによるボケは、撮影時のMTF(Modulation Transfer Function)の低下に加えて、特に、ホールド型表示において移動する被写体を追従して見る際(追従視)、映像の網膜上のスリップにより多く発生する。ここで、ホールド型表示は、フレーム期間中、フィルムや液晶プロジェクタ等に映像が継続して表示されることを意味する。また、ジャーキネスは、映像の滑らかさを失われて、動きがギクシャクすることをいう。このジャーキネスは、高速シャッターを用いて撮影された映像を、視線を固定して見る際(固定視)に多く発生する。こうした動画質劣化には、撮影と表示のフレームレートやカメラの撮影の開口率(開口時間/フレーム時間)、視覚特性等が関与する。
映画では毎秒24フレーム(24Hz)、テレビでは毎秒60フィールド(60Hz)のフレームレートが標準的に用いられている。本発明の実施の形態では、動きによるボケやジャーキネスを考慮して、毎秒60フレーム(60Hz)以上のレート、好ましくは毎秒230乃至250フレーム(240Hz±10Hz)のレートで電子信号から撮像画像を生成する。これにより、時間方向の分解能の不足を解消している。
このように、本発明の第2の実施の形態によれば、撮像素子170の表面に2ライン毎に貼り付けられた偏光板171および172によって選択的に透過された左右眼画像をデモザイクおよび補間することにより、高品位な立体画像を再生表示することができる。
<3.変形例>
[偏光板の他の貼り付けパターン例]
図8は、本発明の実施の形態における左偏光板171および右偏光板172の他の貼り付けパターン例を示す図である。この例では、左偏光板173および右偏光板174は、撮像素子170の表面である平面において、四角形状(ブロック状)に配置される画素群について同一方向の偏光を透過させるように配置されている。例えば、縦2画素×横2画素からなる4画素のブロックを単位として、異なる方向に偏光を施す偏光板が交互に配置される。
ここで、左偏光板173は、左偏光子141と同じ方向の偏光特性を有しており、左偏光子141によって偏光された光のみを透過するようになっている。同様に、右偏光板174は、右偏光子142と同じ方向の偏光特性を有しており、右偏光子142によって偏光された光のみを透過するようになっている。したがって、撮像素子170には、左偏光子141によって偏光された光と、右偏光子142によって偏光された光とが、列方向に交互に繰り返された画像601が生成される。
このようにして生成された画像601に基づいて、信号処理部211および212は、左偏光子141によって偏光された光と右偏光子142によって偏光された光とを分離する。すなわち、信号処理部211は左偏光子141によって偏光された光のみからなる画像611を生成し、信号処理部212は右偏光子142によって偏光された光のみからなる画像621を生成する。
ただし、画像611および621は、同図に示すように互いに歯抜け状態となっている。そこで、信号処理部211および212は、それぞれ画像611および621に対してデモザイク処理を施すとともに補間処理を行うことにより、左眼画像631および右眼画像641を生成する。この変形例におけるデモザイク処理および補間処理も、上述の例と同様に、同じ左右眼画像における他の画素値に基づいて適宜行うことができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、本発明の実施の形態において明示したように、本発明の実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本発明の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標))等を用いることができる。
100 撮像部
110 レンズ部
111、112 撮影レンズ
114 偏光フィルタ
115 結像レンズ
116 入射瞳
120 カメラ本体部
141 左偏光子
142 右偏光子
170 撮像素子
171、173 左偏光板
172、174 右偏光板
200 映像記録部
211、212 信号処理部
221、222 画像メモリ
231、232 符号化部
300 映像記憶部
400 映像再生部
411、412 復号部
421、422 表示制御部
500 表示部

Claims (7)

  1. 被写体からの光を集光する撮影レンズと、
    前記集光された光の量を調整する絞りと、
    前記絞りと平行に近接して配置され、前記被写体の1点から拡散する光が平行光となる領域において前記集光された光を左右に分離してそれぞれ異なる偏光にする偏光フィルタと、
    前記分離された異なる偏光をそれぞれ結像させる結像レンズと、
    前記結像された異なる偏光を同一平面上に受けて前記平面における領域毎に前記偏光の何れか一方を透過させる透過部と、
    前記透過された平面上の光を電子信号による画像に変換する撮像素子と、
    前記変換された画像を前記領域毎に抽出して補間することにより2つの異なる画像を生成する画像生成部と
    を具備する撮像装置。
  2. 前記透過部は、前記撮像素子の前面に貼り付けられた偏光部材であって、前記撮像素子の画素または画素群に対応する領域毎に前記偏光の何れか一方を透過させる請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記画素群は、前記平面において水平方向に連続して配置される画素群を含む請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記画素群は、前記平面において四角形状に配置される画素群を含む請求項2記載の撮像装置。
  5. 前記偏光フィルタは、前記集光された光に対して、互いに直交する直線方向に偏光させる左右対称の偏光子を備える請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記偏光フィルタは、前記集光された光に対して、互いに逆方向の回転方向に偏光させる左右対称の偏光子を備える請求項1記載の撮像装置。
  7. 被写体からの光を集光する撮影レンズと、
    前記集光された光の量を調整する絞りと、
    前記絞りと平行に近接して配置され、前記被写体の1点から拡散する光が平行光となる領域において前記集光された光を左右に分離してそれぞれ異なる偏光にする偏光フィルタと、
    前記分離された異なる偏光をそれぞれ結像させる結像レンズと、
    前記結像された異なる偏光を同一平面上に受けて前記平面における領域毎に前記偏光の何れか一方を透過させる透過部と、
    前記透過された平面上の光を電子信号による画像に変換する撮像素子と、
    前記変換された画像を前記領域毎に抽出して補間することにより2つの異なる画像を生成する画像生成部と、
    前記生成された2つの画像をそれぞれ左右の映像データのフレームとして記憶部に記録させる映像記録部と、
    前記記憶部に記録された前記左右の映像データを同時に再生表示させる映像再生部と
    を具備する映像記録再生システム。
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