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JP5395775B2 - 電動弁 - Google Patents
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Description

本発明は、空気調和機等において冷媒の流量を制御するニードル弁型の電動弁に関し、特に、ニードル弁に対する弁座の弁ポート形状を改良した電動弁に関する。
従来、冷凍サイクルにおいて、冷媒の流量を制御する電動弁から発生する、流体通過にともなう騒音がしばしば問題となることがある。このような騒音対策を施すようにした電動弁として、例えば特開2008−232290号公報(特許文献1)に開示されたものがある。
また、従来の電動弁として例えば図9に示すものがある。この電動弁は、弁室4Aを形成する弁ハウジング4を有し、弁ハウジング4の側部に一次継手管41が取り付けられるとともに、弁室4Aの軸線L方向の片側端部に二次継手管42が取り付けられている。また、弁ハウジング4内には弁座部9が配設されており、この弁座部9には、弁室4Aと二次継手管42とを連通する弁ポート91が形成されている。
支持部材43のガイド孔43a内には弁ホルダ44が摺動可能に嵌合されている。この弁ホルダ44の下端部には端部にニードル弁51を有する弁体5が固着されるとともに、弁ホルダ44はステッピングモータ6のロータ軸63の下端部に係合されている。また、ロータ軸63には雄ねじ部63aが形成され、この雄ねじ部63aは支持部材43に形成された雌ねじ部43bに螺合している。そして、ステッピングモータ6の駆動により、マグネットロータ62が回転し、ロータ軸63及び弁体5が軸線L方向に移動し、ニードル弁51の部分で弁ポート9の開口面積を増減し、一次継手管41から二次継手管42へ流れる流体の流量を制御する。
特開2008−232290号公報
前記図9に示す従来の電動弁では、弁座部9に形成された弁ポート91は、図10に示すように弁ポート91の入口開口部から二次継手管42側の出口開口部まで次第に内径が大きくなるテーパ面で形成されている。このため、二次継手管42に対してニードル弁51と弁ポート91との隙間から流れる冷媒は以下のような状態になる。
ニードル弁51と弁ポート91との隙間から流れ出す冷媒は、弁ポート91の入口開口部から二次継手管42への出口開口部に到るまでに、この弁ポート91の中で加速されてしまう。すなわち冷媒が加速される長さが長く、冷媒の圧力が減少する幅が大きくなる。また、弁ポート91から流出する冷媒には、図に破線で示すように、二次継手管42内で弁ポート91のテーパ面の延長上に、明確な自由せん断面Sが生じる。そして、この自由せん断面Sの内側では冷媒の流れは直線的な流れになり、自由せん断面Sの外側に渦流れが生じる。この直線的な流れと渦流れの影響で騒音が発生する。また、特許文献1の電動弁においても弁ポートの形状が上記図10と同様であり、同じように騒音が発生する。
本発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたものであり、弁座部の弁ポートを改良して騒音を低減した電動弁を提供することを課題とする。
請求項1の電動弁は、一次継手管に連通された弁室を形成する弁ハウジングと、前記弁室と二次継手管とを連通する断面形状が円形の弁ポートが形成された弁座部と、前記弁ポートと同軸に配設されたニードル弁とを備え、前記ニードル弁を軸線方向に移動させて前記弁ポートを開閉することにより、前記一次継手管から前記弁室に冷媒を流入して前記弁ポートを介して前記二次継手管に流出する冷媒の流量を制御するようにした電動弁において、前記弁座部の前記弁ポートを、前記弁室側に位置する内径D1の第1弁ポートと、前記二次継手管側に位置する内径D2の第2弁ポートと、前記第1弁ポートと前記第2弁ポートとをつなぐテーパ部とにより構成し、第1弁ポートの内径D1と第2弁ポートの内径D2と前記二次継手管の内径D3との関係がD1<D2<D3とするとともに、前記第2弁ポートが前記テーパ部から前記二次継手管側にかけてストレートな円筒形状となるように、前記弁座部を構成し、
前記テーパ部の内側面の成す角度α1が
10°≦α1≦20°…(
の範囲であり、
第1弁ポートの内径D1と第2弁ポートの内径D2との関係が、
3mm≧√[(D2)2 −(D1)2 ]>2.3mm…(
の条件を満たすように設定されていることを特徴とする。なお、内径D1、D2、D3は、第1弁ポート、第2弁ポート及び二次継手管を繋いだ内側の通路内面に実質的に段差ができるような値である。
請求項2の電動弁は、請求項1に記載の電動弁であって、前記一次継手管と前記二次継手管42との圧力差が1.0(MPa)であり、該一次継手管内の圧力が2.5〜3.0(MPa)であることを特徴とする。
請求項1または2の電動弁によれば、第1弁ポートとニードル弁との隙間から流れる冷媒が、第1弁ポートより内径の大きな第2弁ポート内に流出し、二次継手管に到達する前の弁座部の第2弁ポート内で流速を減速させるので、冷媒の流れを安定化することができる。さらに、テーパ部と二次継手管との間にストレートな円筒形状の第2弁ポートがあるので、二次継手管側で冷媒に自由せん断面が生じるのを抑えることができ、冷媒が二次継手管に到達する前に流れを安定化することができる。したがって、液体通過音による騒音を低減することができる。
また、テーパ部の側面の成す角度が好適な範囲であり、効果的に騒音を低減することができる。
本発明の第1実施形態の電動弁の縦断面図である。 本発明の第1実施形態の電動弁における弁座部近傍の要部拡大縦断面図である。 本発明の第1実施形態の電動弁における弁座部の作用を説明する図である。 本発明の第2実施形態の電動弁の縦断面図である。 本発明の第3実施形態の電動弁の縦断面図である。 実施形態の電動弁を用いた空気調和機の一例を示す図である。 実施形態の電動弁のテーパ角度と騒音低減値の実測例を示す図である。 実施形態の電動弁のD1とD2の寸法比と騒音低減値の実測例を示す図である。 従来の電動弁の一例を示す図である。 従来の電動弁の問題点を説明する図である。
次に、本発明の電動弁の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の電動弁の縦断面図、図2は第1実施形態の電動弁における弁座部近傍の要部拡大縦断面図、図3は第1実施形態の電動弁における弁座部の作用を説明する図、図4は第2実施形態の電動弁の縦断面図、図5は第3実施形態の電動弁の縦断面図、図6は実施形態の電動弁を用いた空気調和機の一例を示す図である。なお、第2実施形態及び第3実施形態において第1実施形態と同様な要素及び対応する要素には同符号を付記して重複する詳細な説明は省略する。
まず、図6に基づいて実施形態に係る空気調和機について説明する。図6において、符号10は本発明の各実施形態の電動弁である。また、符号20は室外ユニット100に搭載された室外熱交換器、30は室内ユニット200に搭載された室内熱交換器、40は四方弁を構成する流路切換弁、50は圧縮機である。なお、電動弁10、流路切換弁40及び圧縮機50は室外ユニット100に搭載されている。電動弁10、室外熱交換器20、室内熱交換器30、流路切換弁40、及び圧縮機50は、それぞれ導管によって図示のように接続され、ヒートポンプ式の冷凍サイクルを構成している。なお、アキュムレータ、圧力センサ、温度センサ等は図示を省略してある。
冷凍サイクルの流路は流路切換弁40により暖房モードおよび冷房モードの2通りの流路に切換えられる。暖房モードでは、図6に実線の矢印で示すように、圧縮機50で圧縮された冷媒は流路切換弁40から室内ユニット200の室内熱交換器30に流入され、室内熱交換器30から流出する冷媒は、管路aを通って室外ユニット100の電動弁10に流入される。そして、この電動弁10で冷媒が膨張され、室外熱交換器20、流路切換弁40、圧縮機50の順に循環される。冷房モードでは、図6に破線の矢印で示すように、圧縮機50で圧縮された冷媒は流路切換弁40から室外熱交換器20に流入され、室外熱交換器20から流出する冷媒は電動弁10で膨張され、管路aを流れて室内熱交換器30に流入される。この室内熱交換器30に流入された冷媒は、流路切換弁40を介して圧縮機50に流入される。
電動弁10は、冷媒の流量を制御する絞り装置として働き、暖房モードでは、室外熱交換器20が蒸発器として機能し、室内熱交換器30が凝縮器として機能し、室内の暖房がなされる。また、冷房モードでは、室外熱交換器20が凝縮器として機能し、室内熱交換器30が蒸発器として機能し、室内の冷房がなされる。
ここで、暖房モードにおいては、管路aには電動弁10の一次継手管41に流入する冷媒が液状化することがあり、管路a内に液状冷媒が充満する。このため、電動弁10の冷媒通過等により振動が発生し、この振動が管路aを介して室内ユニット200側に伝達され、室内ユニット200において騒音が発生する。そこで、後述のように各実施形態の電動弁10は、弁ポートを改良することで、暖房モードで冷媒が一次継手管41から電動弁10本体に流入して二次継手管42から冷媒が流出する状態での冷媒通過音等を低減するようにしている。
次に、図1及び図2に基づいて第1実施形態の電動弁10について説明する。この電動弁10は、弁ハウジング4を有し、弁ハウジング4には円筒シリンダ状の弁室4Aが形成されている。また、弁ハウジング4には、側面側から弁室4Aに連通する一次継手管41が取り付けられるとともに、弁室4Aの軸線L方向の片側端部に二次継手管42が取り付けられている。さらに、弁ハウジング4には、二次継手管42の弁室4A側に弁座部1が配設されている。そして、弁座部1には、弁室4Aと二次継手管42とを連通する断面形状が円形の第1弁ポート11と第2弁ポート12が形成されている。また、第1弁ポート11と第2弁ポート12との間にテーパ部13が形成されている。
弁ハウジング4の上部には支持部材43が取り付けられている。支持部材43には軸線L方向に長いガイド孔43aが形成されており、このガイド孔43aには円筒状の弁ホルダ44が軸線L方向に摺動可能に嵌合されている。弁ホルダ44は弁室4Aと同軸に取り付けられ、この弁ホルダ44の下端部には端部にニードル弁51を有する弁体5が固着されている。また、弁ホルダ44内には、バネ受け45が軸線L方向に移動可能に設けられ、バネ受け45と弁体5との間には圧縮コイルバネ46が所定の荷重を与えられた状態で取り付けられている。
弁ハウジング4の上端には、ステッピングモータ6のケース61が溶接等によって気密に固定されている。ケース61内には、外周部を多極に着磁されたマグネットロータ62が回転可能に設けられ、このマグネットロータ62にはロータ軸63が固着されている。ロータ軸63の上端部は、ケース61の天井部から垂下された円筒状のガイド64内に回転可能に嵌合されている。また、ケース61の外周には、ステータコイル65が配設されており、このステータコイル65にパルス信号が与えられることにより、そのパルス数に応じてマグネットロータ62が回転される。そして、このマグネットロータ62の回転によってマグネットロータ62と一体のロータ軸63が回転する。なお、ガイド64の外周にはマグネットロータ62に対する回転ストッパ機構66が設けられている。
弁ホルダ44の上端部はステッピングモータ6のロータ軸63の下端部に係合され、弁ホルダ44はロータ軸63によって回転可能に吊り下げた状態で支持されている。また、ロータ軸63には雄ねじ部63aが形成されており、この雄ねじ部63aは支持部材43に形成された雌ねじ部43bに螺合している。
以上の構成により、ステッピングモータ6のマグネットロータ62の回転に伴ってロータ軸63は軸線L方向に移動する。この回転に伴うロータ軸63の軸線L方向移動によって弁ホルダ44と共に弁体5が軸線L方向に移動する。そして、弁体5は、ニードル弁51の部分で第1弁ポート11の開口面積を増減し、一次継手管41から二次継手管42へ流れる冷媒の流量を制御する。
弁座部1の第1弁ポート11及び第2弁ポート12は円筒形状であり、図2に示すように、第1弁ポート11の内径D1はニードル弁51の外周に合わせた寸法である。また、第2弁ポート12の内径D2は第1弁ポート11の内径D1より大きな寸法で、かつ、二次継手管42の内径D3よりも小さな寸法となっている。さらに、第2弁ポート12の長さL2は第1弁ポート11の長さL1より大きな寸法となっている。テーパ部13の内側面は、第1弁ポート11から第2弁ポート12にかけて内径が拡大する円錐台の形状となっている。そして、このテーパ部13の内側面の成すテーパ角度α1は、
5°≦α1≦30°…(1)
の範囲に設定されている。また、ニードル弁51が第1弁ポート11を閉とした状態で、このニードル弁51の先端がテーパ部13の略中央位置となるように設定されている。
図3は第1実施形態におけるニードル弁51,第1弁ポート11、第2弁ポート12及びテーパ部13の作用を説明する図である。ニードル弁51と第1弁ポート11の隙間を通った冷媒は、テーパ部13と第2弁ポート12を通って二次継手管42へ流れる。このとき、ニードル弁51の特に先端の影響を受けて不安定な流れになる場合がある。しかし、ニードル弁51の先端がテーパ部13の略中央部に位置するので、第2弁ポート12に到るまでにこのテーパ部13で流速を減速させることができる。すなわち、冷媒が二次継手管42に到達する前の弁座部1の部分で、冷媒の流れを安定化することができ、二次継手管42の振動を抑えて騒音を低減することができる。
さらに、テーパ部13と二次継手管42との間にストレートな円筒形状の第2弁ポート12があり、この第2弁ポート12により、テーパ部13から流れる冷媒に対して流れを曲げる働きが加わる。これにより、二次継手管42側で冷媒に自由せん断面が生じるのを抑えることができる。したがって、冷媒が二次継手管42に到達する前に流れを安定化することができる。
図4の第2実施形態及び図5の第3実施形態と、第1実施形態との大きな違いは、この第2実施形態及び第3実施形態の電動弁10では、弁室4Aが弁ハウジング4を切削することにより形成されるとともに、弁座部2(または3)が弁ハウジング4と一体に形成されている点である。
図4の第2実施形態の電動弁10では、弁座部2は二次継手管42の弁室4A側に形成されている。この弁座部2には、弁室4Aと二次継手管42とを連通する断面形状が円形の第1弁ポート21と第2弁ポート22とが形成されるとともに、この第1弁ポート21と第2弁ポート22との間にテーパ部23が形成されている。そして、第1実施形態と同様に、ステッピングモータ6の回転によりロータ軸63が軸線L方向に移動し、弁体5のニードル弁51が第1弁ポート21の開口面積を増減し、一次継手管41から二次継手管42へ流れる冷媒の流量を制御する。
弁座部2の第1弁ポート21及び第2弁ポート22は円筒形状であり、第2弁ポート22の内径は第1弁ポート21の内径より大きな寸法で、かつ、二次継手管42の内径よりも小さな寸法となっている。また、ニードル弁51が第1弁ポート21を閉とした状態で、このニードル弁51の先端がテーパ部23の略中央位置となるように設定されている。さらに、テーパ部23のテーパ角度も前記(1)の条件範囲となるように設定されている。この第2実施形態における第1弁ポート21、第2弁ポート22及びテーパ部23の作用は、前掲の図3で説明した第1実施形態と同様であり、冷媒の通過音を低減することができる。
図5の第3実施形態と前記第1及び第2実施形態との大きな違いは、この第3実施形態の電動弁10では、弁ハウジング4のステッピングモータ6側にケース47が取り付けられ、このケース47に支持部材43が取り付けられている。また、弁体5は第1及び第2実施形態よりも長く形成されており、この弁体5は弁ハウジング4に取り付けられガイド部材48を介してニードル弁51を弁室4A内に突出している。これにより、弁ホルダ44等が弁室4A内の冷媒に直接曝されないような構造になっている。
弁座部3は二次継手管42の弁室4A側に形成されている。この弁座部3には、弁室4Aと二次継手管42とを連通する断面形状が円形の第1弁ポート31と第2弁ポート32とが形成されるとともに、この第1弁ポート31と第2弁ポート32との間にテーパ部33が形成されている。そして、第1実施形態と同様に、ステッピングモータ6の回転によりロータ軸63が軸線L方向に移動し、弁体5のニードル弁51が第1弁ポート31の開口面積を増減し、一次継手管41から二次継手管42へ流れる冷媒の流量を制御する。
弁座部3の第1弁ポート31及び第2弁ポート32は円筒形状であり、第2弁ポート32の内径は第1弁ポート31の内径より大きな寸法で、かつ、二次継手管42の内径よりも小さな寸法となっている。また、ニードル弁51が第1弁ポート31を閉とした状態で、このニードル弁51の先端がテーパ部33の略中央位置となるように設定されている。さらに、テーパ部33のテーパ角度も前記(1)の条件範囲となるように設定されている。この第3実施形態における第1弁ポート31、第2弁ポート32及びテーパ部33の作用は、前掲の図3で説明した第1実施形態と同様であり、冷媒の通過音を低減することができる。
次に、図7及び図8に基づいて実施形態の電動弁10の騒音の低減値の実測例について説明する。なお、第2実施形態の弁座部2及び第3実施形態の弁座部3における各部の寸法及び角度も、図2に示す第1実施形態の(D1,D2,D3,L1,L2,α1)と同様な記号として表す。また、図7及び図8の実測例の運転条件は、一次継手管41と二次継手管42との圧力差が1.0(MPa:メガパスカル)、一次継手管41内の圧力が2.5〜3.0(MPa)である。冷媒の流れは一次継手管41から二次継手管42の方向である。L1=0.5mm、L2=0.6mmである。なお、L1=0.2〜1.0mm、L2=0.4〜1.2mmの範囲に設定するのが好ましい。
図7は実施形態の電動弁10についてのテーパ角度α1と騒音低減値の実測例である。D2=2.9mmに対してD1=1.6mmの場合と、D2=4.3mmに対してD1=3.2mmの場合について、テーパ角度α1を0°〜40°まで変化させた時の騒音低減値を示している。この図7からわかるように、特に5°≦α1≦30°を満たす範囲で騒音が低くなっている。なお、D2は、テーパ角度α1=0°の場合はD2=D1である。
実施形態における第1弁ポート11,21,31の内径D1、第2弁ポート12,22,32の内径D2及び二次継手管42の内径D3の関係は以下の条件を満たすように設定されている。
√[(D2)2 −(D1)2 ]>2.3mm…(2)
図8は実施形態の電動弁10についてのD1とD2の寸法比と騒音低減値の実測例である。D3=4.95mmに対してD1=1.6mmの場合と、D1=3.2mmの場合について、α1=20°で、D2を変化させたときの条件式(2)の√[(D2)2 −(D1)2 ]の値に対する騒音低減値を示している。この図からわかるように、特に条件式(2)を満たす範囲(2.3mmより大きい範囲)で騒音が低くなっている。なお、√[(D2)2 −(D1)2 ]=0はD2=D1であって、テーパ角度0の場合である。
1 弁座部
11 第1弁ポート
12 第2弁ポート
2 弁座部
21 第1弁ポート
22 第2弁ポート
23 テーパ部
3 弁座部
31 第1弁ポート
32 第2弁ポート
33 テーパ部
4 弁ハウジング
4A 弁室
41 一次継手管
42 二次継手管
5 弁体
51 ニードル弁
10 電動弁
L 軸線

Claims (2)

  1. 一次継手管に連通された弁室を形成する弁ハウジングと、前記弁室と二次継手管とを連通する断面形状が円形の弁ポートが形成された弁座部と、前記弁ポートと同軸に配設されたニードル弁とを備え、前記ニードル弁を軸線方向に移動させて前記弁ポートを開閉することにより、前記一次継手管から前記弁室に冷媒を流入して前記弁ポートを介して前記二次継手管に流出する冷媒の流量を制御するようにした電動弁において、
    前記弁座部の前記弁ポートを、前記弁室側に位置する内径D1の第1弁ポートと、前記二次継手管側に位置する内径D2の第2弁ポートと、前記第1弁ポートと前記第2弁ポートとをつなぐテーパ部とにより構成し、
    第1弁ポートの内径D1と第2弁ポートの内径D2と前記二次継手管の内径D3との関係がD1<D2<D3とするとともに、前記第2弁ポートが前記テーパ部から前記二次継手管側にかけてストレートな円筒形状となるように、前記弁座部を構成し、
    前記テーパ部の内側面の成す角度α1が
    10°≦α1≦20°…(
    の範囲であり、
    第1弁ポートの内径D1と第2弁ポートの内径D2との関係が、
    3mm≧√[(D2)2 −(D1)2 ]>2.3mm…(
    の条件を満たすように設定されていることを特徴とする電動弁。
  2. 前記一次継手管と前記二次継手管42との圧力差が1.0(MPa)であり、該一次継手管内の圧力が2.5〜3.0(MPa)である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
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